2010/01/21

お詫びとご報告

当ブログをご覧いただいていたみなさまへ。

コメントが遅くなって申し訳ございません。
現在、当ブログは、都合により休止させていただいております。
この間、たくさんのメールやコメントをいただいていたのに、
お返事やご報告ができなくて申し訳ございませんでした。

今後については未定ですが、
しばらくは休止の状態になると思います。

もしかしたら、しらーっと再開してたりするかもしれませんが、
そのときは「また懲りずにやってるのか」くらいの
気楽なスタンスで見ていただけるとありがたいです。

本当にご連絡が遅くなって申し訳ありませんでした。


ロビー田中

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2009/09/29

オトメン(乙男) 夏8 其の八〜乙男の祈り〜

演出:佐々木詳太
脚本:野口照夫

遊びの部分をもっとテンポを上げて短くして、
飛鳥(岡田将生)とりょう(夏帆)の話をきちんとやってくれたら、
全体のバランスも良くなってそれなりに面白くなるのになあ。
焦点がズレるような構成と編集がすごく残念。

で、10月からは火曜9時に放送枠が移動。
内容もゴールデン仕様に期待したいところだけど、
さっそく予告では「オトメン♂パラダイス」とか出ちゃった。
仕方ないか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  LAST MISSION

演出:大谷太郎
脚本:君塚良一、金沢達也

最後までこのドラマらしいと言えばらしい内容だった。
京介(長瀬智也)の過去と二重スパイを絡めて
人を許すという切り口にしたのはいいとしても、
諜報部員たちが裏切った理由が
バカバカしいくらい子供っぽかったし。

で、最後は打ち水だって。
もう何でもアリだった。

それにしても、ここまでくだらなさに徹底したものを
よく最後までやったなあ。
何をやってもそんなに視聴率は取れなくなったので、
思い切って振り切れちゃったんだろうな。

君塚良一の脚本で長瀬智也と深田恭子が出るスパイもの、ということで、
まったく別のエンターテイメントを期待していただけに、
ガッカリ度は今期一番だった。

            採点 4.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.10(10点満点平均6)

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こちら葛飾区亀有公園前派出所  最終話

演出:英勉
脚本:マギー
ゲスト:中村獅童、優香、平泉成、デビット伊東、木村拓哉、
    みのもんた、キャイーン、他

両津(香取慎吾)と村瀬(中村獅童)の子供時代を
今井悠貴と吉川史樹がやっていたのは妙にハマっていた。
泉先生役の優香も雰囲気があったし、
回想シーンにヴォリュームがあったのは良かったと思う。

全体的には冒頭の生放送とか
この最終回のエンディングみたいなものをやめて、
もう少しドラマとしての体裁を守れば
それなりに見られたのになあ。
もちろん、原作とはまったく別物として。

ギャグっぽいシーンはどのみちツラかったけど、
それは好みの問題なので別にいい。
それよりも、バラエティにありがちな
いろいろと保険をかけるような企画の盛り込み方が
ちょっと見苦しかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.56(10点満点平均6)

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TCエンタテインメント 2010-02-10

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オルトロスの犬  最終話 望み

演出:加藤新、今井夏木
脚本:ワーナー・ブラザーズ映画
   ライターズワークショップ
   青木万央、伊藤崇、小林雄次、加藤公平

設定上、臣司(滝沢秀明)と涼介(錦戸亮)が
2人とも死ぬ確率は高いんじゃないかと思っていたけど、
それではさすがに重たくなるので、
臣司も涼介も力を無くしたような見せ方で
静かに暮らす様子で終わった。

一応、兄弟の絆で盛り上げたりはしていた。
でも、広げた風呂敷の畳み方としては
かなりムチャクチャだった思う。

前半は説明ゼリフのオンパレードで、
大事なところは古くからの“言い伝え”で処理。
中盤、子供は力を譲り合ってるみたいな安っぽい展開になって、
榊大臣(高畑淳子)が急にいい人に。
最後はとくに説明すらなく、
熊切親子(柴俊夫・八乙女光)、千春(原田夏希)、
正人(忍成修吾)もみんないい人に。

そもそも、千春とか正人って
このドラマに必要だったのかなあ。

とにかくこのドラマは、
ショーランナー方式という作り方が
日本でもできるかどうかが見どころだったわけだけど、
もっと単純な設定の時に活きるような気がする。
もしくは一話完結ものとか。

病や傷を治す神の手を持つ悪魔のような男と
人を殺せる悪魔の手を持つ心優しき男という設定と、
そこから広がるテーマは面白かったと思う。

ただ、それをショーランナー方式でやると、
個別のシーンはいくつか面白く作れても、
全体としては収集がつかなくなってしまう感じ。
実際、辻褄の合わなさはビックリするくらいだった。

どこかから脱出すればOKとか、
悪を倒せばめでたしめでたしとか、
そういう単純な結論に向かっていれば、
途中で話が横道にそれても面白ければ問題ないし、
面白く広がらなければ途中で終わらせてもいいし、
どうにでもできるんだけど…。

ヘンに凝った設定にしたばっかりに、
最後は安易に、かつ強引にまとめるしかなかった感じだった。

でも、キレイどころを並べて見せるというのは
ある意味、日本的で、
このドラマはそれだけでいいのかもしれない。

            採点 4.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.94(10点満点平均6)


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ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-01-27

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救命病棟24時  Episode:final

演出:河毛俊作
脚本:一色伸幸

この救命病棟のシリーズでは、
新藤(江口洋介)のスーパードクター的なところを
基本的にはベースにしていたので、
澤井(ユースケ)が新藤を辞めさせたいと思った理由が
“新藤が優秀すぎるから”だったのは、
意外とうまい落とし所だった。

もちろん、新藤の救える命は全力で救う、
最後まであきらめないという姿勢は、
第1シリーズの妻とのエピソードからずっと描いているので、
その時間をかけて作ってきたキャラクターの方を
障害のひとつにしたのは良かったと思う。

だから、そこから工藤(石田卓也)が
パンクしてしまう話に展開したところは、
かなり見応えがあった。

とくに工藤が助けられなかった男性の家へ小島(松嶋菜々子)が行って、
その息子と話すシーンは印象的だった。
あそこで病院からの請求書が届いているところまで
同じシーンに入れたのはインパクトも出たと思う。

当然とはいえ、工藤がお葬式に出席した後どうしたかを
小島がひとことも口にせず、
ただ息子からのメッセージを伝えると約束した締め方も良かった。

そのあたりまでの描き方で
新藤と小島の違いがハッキリ出て、
小島が医局長になるという部分に説得力が出たのも良かったと思う。

最初は指導医と研修医という関係から始まっているので
小島の成長は感慨深かったし、
ドラマの2枚看板としても
ブランクをやっと埋めたという印象があった。

ただ、終盤の花火工場の爆発事故は
さすがにやりすぎだったかも。

目的は同じでも、立場と考え方の違う新藤と澤井が、
お互いを認め合うシーンは確かに必要だったけど、
この手のドラマにありがちなトラブルてんこ盛りの展開は、
さすがに興ざめだった。
とくに澤井のケガはいくら何でも蛇足だった気がする。

ラストは小島が新藤に休暇を取らせるという終わり方でも
ひとつのメッセージにはなったと思う。
でも、それでは暗い印象にもなるので
最後まで新藤はやり方を変えないというエンディングだった。

ここは澤井の改革が簡単には進まないことが明らかで、
今はまだ現場がムリをしないとダメなので、
ストーリーとしても整合性はとれていたと思う。
まあ、新藤は現場で、澤井は上で、という
「踊る大捜査線」的な終わり方にはなってしまったけど。

冬にスペシャルをやることが発表されたので、
そのあたりはまた今度ということか。

この最終回、前半は思ったよりも良かった。
ただ、救命センターの人間関係の構築などを考えると、
1ヶ月遅れのスタートはやっぱり痛かった気がする。

新藤、小島、澤井の3人はいいとして、
それ以外のスタッフにももっとスポットを当てる時間があったら…、
と思うとちょっと残念だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.57(10点満点平均6)

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ポニーキャニオン 2010-01-20

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2009/09/22

ブザー・ビート  最終話

演出:永山耕三
脚本:大森美香

アークスの決勝戦が
莉子(北川景子)のデビューコンサートの1週間前だったので
なにか変化のあるラストにするのかと思ったら、
普通に直輝(山下智久)がブザービートを決めて
莉子とチューして終わりだった。

これじゃ莉子がギリギリで試合会場に着くためだけの
段取りになってしまった感じ。
一応、莉子が練習を抜ける許可を得るところで、
公園の看板に書いてあった
“Love makes me strong”に引っかけていたけど、
電話で声を聞くことも禁じて夢に向かっていた莉子の行動としては、
すごく中途半端になってしまった気がする。

直輝がブザービートを決めるのが
ラストシーンであること自体はいいと思う。
最初からそういうドラマなので。

でも、最後まで夢をあきらめないことが
このドラマの大きな軸だったわけだから、
莉子の夢もラストまで丁寧に扱って欲しかった。

シュートが決まるシーンを過剰に盛り上げなかったのは
むしろ好感が持てたけど、
ブザービートと言っているならそのシュートも
直輝の手からボールが離れた瞬間にブザーが鳴って欲しかった。

とにかくこの最終回、川崎(伊藤英明)は
もう一度、莉子と話すシーンがあって、
大人の対応をして終了。

菜月(相武紗季)は直輝とやり直すことを望むものの、
スッパリと断られてやっぱり終了。
でも、最後まで強がる菜月はそんなに悪くなかった。
あのシーンを見ると、
菜月にはもう少し可能性があるような状態で
最終回を迎えさせてあげてもよかったような気がしたな。

結局、ずっと宇都宮(永井大)が片思いしてたのは
菜月というオチがあったわけだけど、
菜月をああいうキャラクターにしてしまったので、
宇都宮の男っぷりも上がらなかった。

“つきあってくれよ…、一緒にケーキでも”って、
もしかしたら宇都宮はオトメンだったのかも。

この最終回で一番印象に残ったのは、
莉子が試合会場に来て直輝に向かって叫んだあとの
“テレビ中継してなくてホントによかった”という
麻衣(貫地谷しほり)のセリフだったかもしれない。

ああいうシーンはいくら王道のラブストーリーでも
ツッコミたくなるもんだし、
それをずっと振っていたバスケはテレビ中継がないということに引っかけて
麻衣に言わせるところなんかは気が利いていたと思う。

この最終回のラストへ向けての段取りも含め、
細かいところは不満も多かったけど、
全体的には王道のラブストーリーで意外と楽しめた。
やっぱり月9は
こういうベタなくらいのラブストーリーの方がいいと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.32(10点満点平均6)

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官僚たちの夏  最終話

演出:平野俊一
脚本:橋本裕志
ゲスト:藤田朋子、桂ざこば、他

とくに最終回っぽくなく、淡々と終わった感じ。
でも、ヘンに盛り上げず、
風越(佐藤浩市)と庭野(堺雅人)が
再び斜陽になった繊維業界のデモに巻き込まれて、
精一杯やったものの、
本当に自分たちがやってきたことに意味があったのかと
自問するような終わり方は悪くなかったと思う。

それぞれがそれぞれの立場でものを言えば
収集がつかなくなるわけで、
その調整役としての難しさは出たような気がする。

結局、全体としては、原作の内容は10分1くらい。
ここまで手を入れて分かりやすい昭和史にするなら、
新聞記者の西丸(佐野史郎)を主人公にして
時代を振り返るような構成にする手もあったかもしれない。

そうすれば風越のガサツなところを描いても
そんなに違和感がなかったと思う。

最終回の片山(高橋克典)は
ちょっと人間くささが出て良かったけど、
風越を単純なキャラクターにしてしまったのが
ドラマとしての魅力を半減させてしまった気がする。

でも、たぶんこのドラマは
そういう問題だけでもなかったんだろうなあ。
役者は豪華で、映像もしっかりしていたのに、
見応えをほとんど感じなかったのは…。

やっぱり今やる企画ではなかったのかもしれない。
佐橋俊彦の音楽も基本的には悪くなかったけど、
冒頭でかかるテーマ曲は狙いすぎで軽い感じだった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 6.15(10点満点平均6)

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オトメン(乙男) 夏7 其の七〜ガラスの乙面〜

演出:佐々木詳太
脚本:吹原幸太

実写ではキツイ内容だった。
佐野和真はひと頃よりやせたので、
もう少しうまく化けられそうだったんだけど。

粗いシーンが多いので、
編集でもっとテンポ良くつまんで欲しい。

“ああ、さっき夢見たし”と
“賊、11人もいるのかなあ”は、
ちょっと笑った。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  MISSION:9

演出:石尾純
脚本:君塚良一

二重スパイが次から次へと出てきて、
最後はドロシー(深田恭子)まで
吉澤総理(渡哲也)を撃つ展開に。

さすがにここまでいくと裏がありそうなので、
少なくともドロシーには明確な理由がありそう。

最後に二重スパイの問題を膨らませてきたのは
京介(長瀬智也)の誰も信じられなかったという過去とつながっているので
趣旨は分かるけど、
それにしても描き方が極端だなあ。
まあ、このドラマのクオリティーには合ってるか。

秘密諜報部の施設に普通のエレベーターもあったというのは、
コメディとして正しいオチだったと思う。
あと、深田恭子が乗ったロッカー型のエレベーターが
ひとり乗りなのにデカかったのがちょっとツボだった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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こちら葛飾区亀有公園前派出所  第7話

演出:坪井敏雄
脚本:マギー、松田裕子
ゲスト:内村光良、本上まなみ、温水洋一、他

孫へのプレゼントを壊した
部長(伊武雅刀)へのフォローはないのか…。

今回もゲストは派手で、内村光良に本上まなみ。
最終回は2時間で、中村獅童に優香、
木村拓哉まで出すらしい。

需要があろうとなかろうと、
もう作る方も意地だなあ。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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オルトロスの犬  第8話 兄弟

演出:吉田健、今井夏木
脚本:ワーナー・ブラザーズ映画
   ライターズワークショップ
   青木万央、小林雄次、林荘太郎

臣司(滝沢秀明)と涼介(錦戸亮)が兄弟なのは
これまでの回想シーンなどで想像できたことだけど、
2人が揃ってないと神の手にはならないという説明は
意外と納得できた。

それにしても、このドラマでアニメを使う場所の基準って、
どこにあるんだろう。
オルトロスの犬がアニメになるのは分かるにしても、
龍谷村の村人が騒ぐところとか、
臣司のおじいさんが出てくるところとか、
唐突にアニメになると急に冷める。

で、ここへきて臣司は自分で自分を治せることが判明。
もはや、たいして意味のない秘話だった気もするけど、
ちょっとインパクトはあった。

あと、臣司は気を失ってる状態は治せないというところも、
別の意味でインパクトがあった。
加奈(波瑠)のお母さん(朝加真由美)は目覚めさせたのに?
なんか都合いいなあ。

もう細かいことはどうでもいいけど、
最後をどうやってまとめるのかは気になる。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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