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2004/10/02

7〜9月期を振り返る

開始前は話題が豊富という印象だった7〜9月期。
終わってみると良い作品と悪い作品の差が
かなり大きく開いたクールだった。

まず、平均視聴率(関東)の順位はこんな感じ。

  ウォーターボーイズ2    16+%
  世界の中心で、愛をさけぶ  15++%
  逃亡者     14+%
  東京湾景     13++%
  人間の証明 12+%
  バツ彼 11++%
  君が想い出になる前に 11++%
  ラストプレゼント 11++%
  南くんの恋人 9+%
  ああ探偵事務所 8++%
  愛情イッポン! 7+%

「ウォーターボーイズ2」が最後に再逆転して1位。
最終回は見ておこうという人が多かったのかもしれない。
こういうタイプの作品の質が高ければ
今期の印象もだいぶ違ったのに…。

「東京湾景」は何だかんだ言っても4位に入った。
こわいこわい。

次に、個人的な平均採点の順位はこんな感じ。

  世界の中心で、愛をさけぶ  7.82
  ラストプレゼント 7.55
  人間の証明 6.80
  逃亡者 6.64
  ウォーターボーイズ2    6.46
  南くんの恋人 6.18
  ああ探偵事務所 5.55
  バツ彼 5.46
  愛情イッポン! 5.35
  東京湾景 5.23
  君が想い出になる前に 5.14

「逃亡者」は最後がアレだから満足度としてはもっと下か。
「ああ探偵事務所」はB級なりに終盤は頑張ったと思うけど、
それ以下はドラマの作り方そのものを失敗していた。

「人間の証明」は役者が頑張った。
ただ、時代設定の変更をうまく処理できなかった点は
リメイク作品として致命的だったと思う。

というわけで、結局、7〜9月期は
「世界の中心で、愛をさけぶ」と
「ラストプレゼント」のクールだった。
似たようなタイプの作品が目立ってしまったのは残念だけど、
他の作品に比べて演出、脚本、役者の演技、
すべてにおいてクオリティが高かったのは事実だった。

本来ならオリジナリティーのある作品を推したいところだけど、
小説・映画が大ヒットした後のプレッシャーを跳ね返して
あれだけの作品を作ったという点に敬意を表して
「世界の中心で、愛をさけぶ」を7〜9月期の最優秀作品にしたいと思う。

そのかわり最優秀主演女優賞は「ラストプレゼント」の天海祐希かな。
表現しなくてはいけない心理の幅が
「世界〜」の綾瀬はるかよりも広くて難しかったと思う。
主演と言っていいのかどうか分からないけど、
「人間の証明」の松坂慶子も最終回は貫禄を見せて印象的だった。

最優秀主演男優賞は「世界〜」の山田孝之か。
「人間の証明」の竹野内豊も予想よりずっと良かったけど、
対シュフタンのシーンでもう少し見せ場を作ってあげて欲しかった。

助演賞は「世界〜」と「ラストプレゼント」の主要キャラ全部(笑)
とくに高橋克実、永作博美、須藤理彩あたりは印象深かった。
あと「人間の証明」の大杉漣、風間杜夫、國村隼もね。
大杉漣はもちろん「犯人デカ」も込みで。

ダメな作品は極端にダメだったので、
来期は全体的な水準をもっと上げて欲しい。


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