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2005/01/02

10〜12月期を振り返る

年内にまとめておこうと思ったのに年が明けてしまった。
このままスルーしてしまうのも気持ち悪いので
やっぱりきちんと振り返っておこう。
まず、平均視聴率(関東)はこんな感じ。


  ラストクリスマス       21++%
  大奥 第一章         17++%
  夫婦。            15++%
  黒革の手帖          15+%
 (こちら本池上署)       13+%
  マザー&ラヴァー       12+%
  ホットマン2         10+%
  ナースマンがゆく       9++%
  ミステリー民俗学者 八雲樹  9++%
  めだか            9+%
  一番大切な人は誰ですか?   8+%

  3年B組 金八先生(前半)  12++%


視聴率では他の作品をかなり離して
「ラストクリスマス」の一人勝ちだった。
20%超えは1〜3月期の
「プライド」「僕と彼女と彼女の生きる道」以来なので、
営業的には立派な数字だったと思う。

こうして見ると「夫婦。」みたいな作品は
やっぱり計算通りに数字が取れるんだよなあ。
だからまたしばらくしたら同じようなものが作られるわけだけど。

「めだか」のひと桁はフジテレビとしてはショックだったかもしれない。
フジがひと桁を出したのは2003年の「クニミツの政」以来じゃないだろうか。
脚本がもう少し丁寧だったらと思うと残念だった。

次に個人的な平均採点はこんな感じ。


  一番大切な人は誰ですか?   7.40
  ラストクリスマス       6.73
  大奥 第一章         6.45
  マザー&ラヴァー       6.42
  黒革の手帖          6.21
  ミステリー民俗学者 八雲樹  6.15
  めだか            6.14
  夫婦。            5.91
  ナースマンがゆく       5.31
  ホットマン2         5.21


「ラストクリスマス」は、
企画モノとしては良く作ったと思う。
最終回をスッキリまとめられなかったので印象はかなり悪くなったけど、
前半はかなり楽しめる作品だった。

人気の高かった「大奥 第一章」や「黒革の手帖」は、
もっと良くなる要素があっただけに
個人的にはもの足りなかった。

トータルでは不作のクールだったけど、
その中で「一番大切な人は誰ですか?」は際立って良かったと思う。
もちろん、狙い所が他の作品とはまったく違ったので
比べること自体にかなりムリがある。
でも、脚本にしても、演出にしても、役者の演技にしても、
出だしを除けばクオリティーは抜群に高かったと思う。

何か賞を出すとしたらほとんどこの作品からなので省略。
問題点は多々あったものの、
「マザー&ラヴァー」もこのクールの特徴的な作品だったことは確かなので、
この作品に特別賞を捧げたいと思う。


レビューはしてなかったけど、
「こちら本池上署」も今作は比較的良かった。
やっぱりこの作品に篠田(佐藤B作)は必要。
コテコテの人情モノではあるけど、
宮村優子がこれからも脚本を書くなら続けてもいいと思う。

NHKのよるドラは、
「トキオ」が全体的に中途半端だったし、
「結婚のカタチ」に至ってはムチャクチャだった。
「アイムホーム」で復活したかと思いきや、
最後の火事の展開はいくらなんでも雑だった。
この枠も2005年はもっと安定した作品を送り出して欲しいと思う。

スペシャルドラマもかなりの数が放送された。
ただ、ノンフィクションの原作をドラマ化したものが多く、
ドラマとしての質はそんなに高くないものが多かった。

ドラマはドラマであってドキュメンタリーではない。
ドラマの形にするならもっと割り切って作った方がいいのでは?
という作品はあったのは確かだった。

ちなみにTBSの「樋口一葉物語」を見てから
NHKのドキュメンタリードラマ「恋する一葉」を見ると、
やっぱりNHKの方が自由に作品を作れるんだなあ、
ということが改めて分かって非常に面白かった。

個人的にはNHKのスタイルの方が数百倍、樋口一葉に感情移入した。
でも、完全なドラマとして作っても、
同じように樋口一葉を身近に感じるような作り方はあったと思う。
10〜12月期のスペシャルドラマには、
そういうことに挑戦して欲しいと感じたドラマが多かった。

クリスマス時期のものでは、
NHKの「サンタが降りた滑走路」が
シンプルな構成ながらなかなか良かった。
ラストを新島にせずにそのまま調布で終わったところが
かえってしつこくなくて良かったと思う。

「X'smap 〜虎とライオンと五人の男〜」も
CMスタッフならではの企画と映像で悪くはなかった。
ただ、アナザーストーリーはいらなかったんじゃないかな。
SMAPファンにしてみれば
最初から最後までがクリスマスプレゼントだったんだろうけど、
ドラマとしては本編だけスパッと流した方がインパクトがあったと思う。


2004年は「一番大切な人は誰ですか?」以外にも
「彼と彼女と彼女の生きる道」や
「世界の中心で、愛をさけぶ」などが印象に残った。

でも、全体的にはかなり不作の年だったので、
そういう意味では「新選組!」の存在は大きかったと思う。
「新選組!」があったことで
“連ドラ生活”的にはかなり救われた一年だった。


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