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2005/04/30

タイガー&ドラゴン  「茶の湯」の回

演出:片山修
脚本:宮藤官九郎

冒頭の前回までのあらすじは
やっぱりいろんな人がやる感じ。
今回、林屋亭一門ではない銀次郎(塚本高史)がやったということは、
メグミ(伊東美咲)やリサ(蒼井優)もやる可能性があるということか。
それはちょっと見てみたいなあ。

パターンを微妙に変えた部分で面白かったのは、
どん兵衛(西田敏行)と竜二(岡田准一)が
ケンカしている時に虎児(長瀬智也)が言った、
“小百合ちゃん(銀粉蝶)が泣いてますよ!
 ……泣いてませんでした。
 まだ慣れてないんでちょっとタイミングが”
というところ。
こういうのは実にクドカンらしい。

虎児の「饅頭怖い」や
どん太(阿部サダヲ)の思いなど、
前回のフォローをサラリと入れてるあたりもうまかった。

で、今回はご隠居が茶の入れ方を知ったかぶりする噺に、
実はまわりに流されているカリスマプロデューサー
片岡(大森南朋)を絡めたことでシニカルな切り口も出て、
かなり良くできたストーリーだった。

虎児が片岡に説教をするシーンはグッときたし、
メグミが竜二のリストバンドの方が好きだと言うシーンや、
どん兵衛が最後に
ドラゴンソーダのリストバンドをしてる(持ってる)シーンは
ホロッとできて良かった。

荒川良々もいい味を出していて、
その淡島(荒川良々)が出ていた前半は
落語そのものも描かれていて印象的だった。

強いて難点を言えば、
事前のオチの説明が分かりにくかったところか。

「茶の湯」のご隠居は、当初、菓子だけは本物を出していた。
ところがあらゆる人にマズイ茶を飲ませていたため、
中には茶を飲んだふりをして菓子だけを持っていく輩も現れた。

そうなると菓子代が払えなくなり、
やがて菓子もご隠居が適当に作るようになった。
だから茶会に呼ばれた人は
マズイ菓子をトイレの窓から捨てるようになった。
というのが落語の「茶の湯」。

この菓子もマズイという部分が
虎児のセリフで簡単に説明されていただけなので、
オチの切れ味が多少悪くなってしまった。

本当はどん兵衛が高座に上がった時の「茶の湯」で
借家に住む3人を呼ぶシーンをやらずに
ご隠居が菓子を作るシーンをやった方が分かりやすかったんだろうけど、
そうなると最初の適当に茶をたてるシーンとかぶるからやめたんだろうな。

淡島が出てきた前半も意味があるパーツだったし、
すべてを「茶の湯」の解説で使うわけにもいかない。
だからこの時間配分は致し方なしだったような気もする。

いずれにしてもストーリーはクドカンらしい内容だった。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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雨と夢のあとに  第三話

演出:常廣丈太
脚本:成井豊、真柴あずき

演出が代わってホラーっぽさが増した。
でも、もともと内容はせつないので、
メリハリが出て良くなったと思う。

今回はゲスト霊(高橋由美子)のキャラクターに個性があって、
ストーリーも面白かった。
雨(黒川智花)は本当にいい子だし、
朝晴(沢村一樹)の思いもせつないし、
やっとこの作品の良さが出てきたと思う。

朝晴と暁子(木村多江)のコミカルなやり取りもいい。
このコミカルな部分があるとシリアスな部分も活きるので
これからもセンス良く作って欲しい。

「ショムニ」で沢村一樹といいコンビだった高橋由美子が
今回は美人霊をいい雰囲気で演じたと思う。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/04/29

汚れた舌  第三回

演出:藤尾隆
作:内館牧子

森口瑤子も依然として大袈裟な演技。
もっと普通にやってもいいのにな、
ドロドロは脚本に任せて。

それにしてもなぜ杏梨(牧瀬里穂)は
義弟の光哉(田中圭)や継母の弘子(森口瑤子)と話す時も
耕平(加藤浩次)のことを主人と言うんだろう。
あと、なんで大川(堀部圭亮)の店は
いつも他に客がいないんだろう。

そんな疑問もありつつ、
とりあえずストーリーは少しずつ進んできた感じ。
今後、千夏(飯島直子)と耕平の関係を
どう動かしていくのかに興味がある。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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恋におちたら〜僕の成功の秘密〜  第3話

演出:成田岳
脚本:佐藤嗣麻子

和菓子屋の清川堂が
最終的にフロンティアのネットショップに参入する展開は
さすがにありふれていた。

フジvsライブドアを彷彿とさせる
高柳(堤真一)のホテル買収を並行して描いたのはいいけど、
ここも高柳の論理をもっと丁寧に描いて欲しかった感じ。
このドラマ、高柳を単なるヒール役にしてしまうと
面白くなくなると思うんだけどなあ。

あと、フロンティアの社員の描き方も工夫が無くて
広がりがなくなってきた。
とくに桐野(和久井映見)は
もっと深みのある動かし方をして欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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夢で逢いましょう  第三夜

演出:酒井聖博
脚本:成瀬活雄

終盤のハツミ(矢田亜希子)と恭太郎(長塚京三)のシーン以外は
もう何の見せ場もない感じだなあ。

良平(押尾学)が美香(山田優)を飲みに誘った時の
山田優の最後の表情はかろうじて良かったと思うけど。

もう少し各回の前半を工夫して見せないとつらい。

             採点  5.0(10点満点平均6)


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アタック No.1  No.3

演出:猪原達三
脚本:高山直也

終わり方は毎回、次へ引っ張る力がある。
そこが救いか。

試合風景はやっぱり迫力がないな。
もっとCGを使っちゃってもよかったのに。

せめてスパイクの時、
ぶらさがった感じにならなよう
指導してもらいたい。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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2005/04/28

anego[アネゴ]  第2話 アネゴの正義

演出:吉野洋
脚本:中園ミホ

なるほど。秘書を助ける話はそのまま入れて、
それをキッカケに奈央子(篠原涼子)と翔一(加藤雅也)を
近づけるわけか。

男と別れてまで会社員の倫理にこだわった
原作の良さは半減してしまったけど、
ドラマの構成としては致し方ないかも。

部長(升毅)との関係も含めた博美(戸田菜穂)のポジションは
うまく広げられるかもしれないし、
冒頭のカメラ目線やテロップを使った表現も
続ければそれなりのパターンになるかもしれない。

ただ、やっぱりコメディー調にしたことで
全体的に下世話な雰囲気になっていることは歪めない。
その雰囲気と中身にどう折り合いを付けていくかかが見どころか。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/04/27

離婚弁護士2〜ハンサムウーマン〜  第2話

演出:久保田哲史
脚本:林宏司

貴子(天海祐希)と絵里(瀬戸朝香)の対決の構図が同じでは
いくら題材を変えてもマンネリ感は出る。
そこで2回目からさっそく変化をつけてきたのは良かった。

最後は2人で同じ相手・中村(古田新太)をやっつけたわけだけど、
完全に共闘したのではなく、
結果的に2人が女の敵を懲らしめているところが良かった。
女4人が並んで中村をヘコませたアングルは
さすがにスカっとしたものがあったな。

一方、つや子(戸田恵子)はここまで騒ぐといくら何でもうるさい。
でも、的外れに調べた柳田(佐々木蔵之介)の近辺が
次回につながってるわけだから、
構成としてはうまいと思う。

いずれつや子がシリアスに絡んでくる回もあるだろうから、
そこで戸田恵子の深みを発揮して欲しい。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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曲がり角の彼女  第2話「選ぶ女と選ばれる女」

演出:新城毅彦
脚本:後藤法子

ドラマのスタイルとしては古いけど、
やっぱり脚本は悪くない。
ストーリーというかセリフがね。

今期、30代独身女性ネタがかぶりまくりだけど、
意外に最後まで見たらこれが一番まともだったりするかも。

なつみ(釈由美子)のキャラも
単に千春(稲森いずみ)を目立たせるだけのものではなさそうだし、
一樹(要潤)と千春の絡みもそれなりに見どころが出てきた。
もしかしたら今後はストーリーとしても楽しめるかもしれない。

あと、今作の吉川史樹はよくしゃべる。
そこも隠れた見どころだったりして。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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エンジン  Lap 2

演出:西谷弘
脚本:井上由美子

次郎(木村拓哉)がどう子供たちに関わってくるかは
今回でかなりハッキリした。
あくまでもマイペースに絡んでくる度合いはいいと思う。

ただ、朋美(小雪)のキャラクターは
ちょっとありきたり過ぎる感じ。
子供たちにそれぞれ別の事情があるから
そんなに深い背景はなくてもいいと思うけど、
もう少し工夫して欲しかった。

あと、次郎が美冴(上野樹里)に言った
“お前だってレースやってんだろ!
 お前だけの大事なレースだよ!”
みたいなセリフ。

こういう言い回しはやめた方がいいと思うけどなあ。
木村拓哉に言わせるならなおさら…。
まあ、そこがたまらないって人も多いんだろうけど。

神崎家にも事情はいろいろありそうで興味深い。
毎回、子供たち1人ひとりにスポットが当たるだけでは面白くないので、
そのあたりもうまく絡めていって欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/04/25

あいくるしい  第三話

演出:平川雄一朗
脚本:野島伸司

頻繁に歌を歌ったり、
お弁当の中に蝶!みたいなシーンが多くなると
かなりきつくなる。

野島伸司らしいと言えばらしいけど、
もうこの路線で押すのは難しいだろうなあ。

野島伸司らしさを出すのなら、
むしろ小学生メインで
思いっきり社会派の作品にしてしまった方がよかったかも。

まあ、今のままのバランスでも
メルヘンチックな味つけは極力抑えてもらいたい。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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2005/04/24

瑠璃の島  第2話

演出:池田健司
脚本:寺田敏雄

前回、川島(竹野内豊)に言った
“ありがとう”に続き、
今回、ハンバーガー屋で
勇造(緒形拳)と恵(倍賞美津子)に言った
“ごめんなさい”も良かった。

瑠璃(成海璃子)が心からこの言葉を言うまでを
丁寧に描いているので、
たった一言のセリフが浸みる。

序盤に少し味つけされたコミカルな雰囲気もいい。
瑠璃の子供らしさを表現するためにも
こういう演出は所々に入れた方がいいと思う。

キャラクター的には
さなえ(小西真奈美)の背景にも興味が湧いてきた。
瑠璃との関わりの中でさなえの成長も見守りたい。

やっと勇造と恵の愛情を感じてきた瑠璃だけど、
突然、母親の直(西田尚美)が来島。
また傷つけられちゃうのかな。
そんな母親を見て
島の人たちがどう思うかという部分も興味深い。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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2005/04/23

タイガー&ドラゴン  「饅頭怖い」の回

演出:金子文紀
脚本:宮藤官九郎

前回までのあらすじを落語の枕のような形で話し、
オープニングタイトルに繋げるパターンは面白い。
毎回、別の人がやるのか、
それとも徐々に他の形にアレンジしていくのか。

これ以外にも初回のパターンを踏襲した部分があったり
微妙に変えた部分があったりした。
その変えたひとつが落語のオチを最初に説明しておくこと。
その結果、滑稽噺が人情噺のような味つけになった。

ただ、ドラマのストーリーでは
どん太(阿部サダヲ)のキャラクターをメインに
谷中家の家族が主に描かれ、
新宿流星会の組長(笑福亭鶴瓶)と
若頭・日向(宅間孝行)の師弟関係は
あまり描かれなかった。

だから虎児(長瀬智也)の「饅頭怖い」のオチで
日向の結婚を祝う組長の気持ちを盛り込んでも
さほど感動はなかった。

「饅頭怖い」のアレンジ自体は面白かったので、
どん兵衛(西田敏行)とどん太の関係に徹するか、
ドラマのストーリーでも組長と日向の関係を描くか、
どちらかにした方が良かったような気がする。

それ以外のメグミ(伊東美咲)を絡めた
虎児と竜二(岡田准一)のやり取りなどは面白かったので、
このあたりがまた別の噺に盛り込まれることを望む。

次回はお馴染み、荒川良々が登場。
楽しみだ。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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雨と夢のあとに  第二話

演出:麻生学
脚本:成井豊、真柴あずき

これくらい霊の背景を描いてくれると分かりやすい。
今回は霊が見えるか見えないかの理由に
生きている人の想いだけでなく、
霊側の想いも関係することが描かれたけど、
こういう朝晴(沢村一樹)と雨(黒川智花)の境遇にリンクする話を
初回からやって欲しかった。

暁子(木村多江)のキャラクターも
基本的にはコミカルな感じになって良かったと思う。

百合子(通山愛里)が雨に万引きなどを強要するところは
もっとコンパクトに描いた方がよかったし、
朝晴が他の人には見えない理由を
痔で入院していると暁子が嘘をついたところも
もっと簡単に処理した方が笑いにはつながった。

そういう細かい不満点はあるけど、
全体的にはバランスが良くなったと思う。

それにしても柳ジョージがゲストとは豪華。
でも、やっぱり痩せたなあ。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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汚れた舌  第二回

演出:佐々木章光
作:内館牧子

毎回、オープニングで
“舌はしゃあしゃあと…”ってやるのか。
濃いなあ。

各登場人物に割り振られた舌の特徴を出しつつ
ドロドロの展開が本格的に始まったわけだけど、
やっぱり亜子(森迫永依)の舌も大人しくはなさそう。

弘子(森口瑤子)にスゴイこと言って、
後ろからフードを引っ張られたりしていた。
かわいそう、森迫永依。

千夏(飯島直子)と白川(藤竜也)が
付き合うようになったキッカケを描いた部分の
小切手のエピソードなどは内館牧子らしくて、
この2人の関係は展開としてのドロドロだけでなく、
かなり楽しめそう。

ただ、そこに絡む典子(松原智恵子)の描き方はちょっと…。
行動も演じ方も両方大袈裟なので、
内舘ドラマの中でもかなり浮いた感じになっている。
この人の描き方は何とかして欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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夢で逢いましょう  第二夜

演出:松田礼人
脚本:成瀬活雄

自衛隊の体験イベントや、
矢田亜希子がCMをしているJALの協力で
ICサービスを宣伝しつつの沖縄ロケなど、
タイアップ色が強かった。

それがストーリーにきちんと絡んでいれば
全然文句はないんだけど、
今回はあまりにも浮きすぎていた。

あと、ITネタも他とかぶりすぎ。
今さら言うのも何だけど、
ドラマは数が多いんだから
そういう危険性も考えて企画して欲しいよなあ。

ユーミンの曲が流れるタイトルバックはいい。
あの雰囲気を本編でも大事にして欲しい。

             採点  5.0(10点満点平均6)


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2005/04/22

恋におちたら〜僕の成功の秘密〜  第2話

演出:鈴木雅之
脚本:佐藤嗣麻子

この手の作品としてはオーソドックスな作りで
もう先が見えるようなストーリーだけど、
バランスはいいと思う。

龍太(山本耕史)のポジションや
バーのマスター・守子(佐藤江梨子)の役割もハッキリした。
恋愛の絡め方もこういう感じならいいんじゃないかな。

今回は高柳(堤真一)が島男(草なぎ剛)に
非情な仕事をやらせる展開だったけど、
島男がプログラマーとしての才能を活かしつつ対処したところも
見ている方としてはスッキリした。

島男がつぶれそうなオモチャ屋を救おうとして
結果的に力が及ばなかったという同じストーリーだったとしても、
途中でプログラマーとしての才能を発揮させるかどうかは
見てる方の印象がだいぶ違うので。

毎回これをやったら「ありえねー!」の連発で飽きるけど、
2話目としては入れておくべき内容だった。

押さえるところは押さえてる感じ。
しばらくはこんな流れでいいと思う。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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アタック No.1  No.2

演出:猪原達三
脚本:サタケミキオ

失笑シーンも多いんだけど、
上戸彩がママ(岡江久美子)に電話して
泣いたりするシーンがあればいいのか?
そんな気もしてきた。

でも早いところ“木の葉落とし”を…。

あと、とりあえずレシーブの時に
腕を振らないようにしてもらいたい。
基本です、基本。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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anego[アネゴ]  第1話 合コンの掟

プロデューサー:櫨山裕子、内山雅博
演出:吉野洋
脚本:中園ミホ
原作:林真理子
音楽:farrago
主題歌:「KISS or KISS」北出菜奈
オープニングテーマ:「WE WILL ROCK YOU」QUEEN
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作:日本テレビ
出演:篠原涼子、ともさかりえ、加藤雅也、赤西仁、戸田菜穂、
   市川実和子、山口紗弥加、升毅、由紀さおり、山口馬木也、
   小西美帆、田中実、他

いろんなエピソードをゴチャマゼにした結果、
奈央子(篠原涼子)のアネゴ的性格の描写が曖昧になった。

上司に頼まれて奈央子が契約・派遣社員に
仕事上の注意をするシーンは残して然るべきだけど、
そのあまりにも仕事をナメたミスをした後輩、
奈央子自身も一瞬いいなと思ってしまった男に捨てられた後輩を、
同じ一話の中でかばってやるというのは説得力に欠けた。

というか、あのシーンそのものが
別の意味になってしまった感じ。

連ドラという性質上、
初回から絵里子(ともさかりえ)や翔一(加藤雅也)を
登場させるのは仕方ないとしても、
2人の前で奈央子がああいう口調で
真名美(市川実和子)からの相談を電話で受けるというのも
かなり解せなかったし…。

もしかして本当にコメディー主体で
30代独身OLのせつなさだけを描くつもりなんだろうか?

劇伴を聞くとそんな気がしないでもない。
でも、それはないよなあ。
「anego」を原作と表記して
タイトルまで同じにしたからには…。

いや、それならそれでもいいけど、
だったらなおさら初回における奈央子の性格描写は
甘かったんじゃないだろうか?
一話にいろいろなものを詰め込みすぎた感じがする。

逆に、絵里子、翔一との関係をじっくり描きたいから
一話に詰め込んだとも考えられるけど、
そうなるとこの初回の雰囲気はなんだ、ということになる。

どういう作品にするつもりなんだろう。
冒頭で奈央子にカメラ目線で語らせたり、
奈央子の心情をテロップで表記したり(←これ自体は面白かった)、
ナレーションにしたり、
演出にも一貫性を欠いた。

いずれにしても、
原作を読んで同世代の女性が共感したであろう細かい心理描写が、
かなりの部分、削げ落ちそうな気がして、
2話以降がちょっと心配だ。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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2005/04/20

離婚弁護士2〜ハンサムウーマン〜  第1話

プロデュース:長部聡介、古屋建自
演出:久保田哲史
脚本:林宏司
音楽:Jake shimabukuro
主題歌:「EVERY」星村麻衣
挿入歌:「夢がかなうまで」ケリ・ノーブル
劇中歌:「君の瞳に恋してる」ボーイズ・タウン・ギャング
制作:フジテレビ
出演:天海祐希、瀬戸朝香、津川雅彦、戸田恵子、佐々木蔵之介、
   玉山鉄二、片瀬那奈、宇梶剛士、松重豊、他

メイン演出が光野道夫から久保田哲史に代わって
映像的にはかなり見やすくなった。
これはかなり期待できそう。

ただ、音楽も代わってノラ・ジョーンズは使われなくなった。
これは残念。

でも今回は貴子(天海祐希)の恋愛要素も
多く取り入れるとのことなので、
ノラ・ジョーンズではせつなすぎるということだろう。
仕方ないか。

で、そのマイナーチェンジを示すように、
恋愛との絡みがよく表現された初回だったと思う。

まず、本当は詐欺のように高い指輪を買わされていた麻美(内山理名)が、
それを信じたくなくて婚約不履行で貴子に相談してきたところが良かった。

恋愛感情があったと思いたい麻美。
青木(橋本さとし)の本性が分かってからも
“先生に私の気持ちは分からない”と貴子に言う麻美。

貴子も恋愛とは縁遠い生き方をしているわけだけど、
この貴子との絡め方は良かった。

その後、麻美の涙に関して貴子が言うセリフがこのドラマの真骨頂。
“悲しかったなら、残念だけど私にできることは何もない。
 でも、もし悔しかったなら、その悔しさ私が引き受ける”
男前だなあ、間宮貴子。
そしてやっぱり弁護士なんだよな、間宮貴子は。

最後に貴子と麻美が青木をヘコます部分は
エンターテイメント性に振れすぎて多少雑な感じはした。
でもドラマとしての盛り上がりはあったのであのくらいでいいと思う。
第2シリーズの初回としては上々の滑り出しではないだろうか。

新しく貴子のライバルとして登場した絵里(瀬戸朝香)のキャラクターは
初回からよく描かれていた。
貴子に比べれば浅い感じなんだけど、
それはそれでいいと思う。

戸田恵子と松重豊の新メンバーもいいポジションに入れたと思う。
どちらも別の味のコメディーセンスを持っているので、
いいアクセントになるんじゃないだろうか。

とりあえず演出家が代わったことは大きいので
このままいい方向へ転がっていくことを望む。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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曲がり角の彼女  第1話「30代ガードル vs 20代Tバック」

プロデューサー:吉條英希、遠田孝一、安藤和久
演出:新城毅彦
脚本:後藤法子
音楽:大島ミチル
主題歌:「Dear my friends」shela
挿入歌:「明日、笑えるように」SunSet Swish
制作:関西テレビ、MMJ
出演:稲森いずみ、釈由美子、要潤、伊原剛志、青木さやか、石川亜佐美、
   三浦理恵子、川島なお美、金子貴俊、佐戸井けん太、高知東生、
   大森暁美、小野武彦、湖田翔子、小林すすむ、吉川史樹、他

少し前に流行ったマニュアル系の作りで
内容も前半はあまりにもありふれていた。
でも、こういう気楽に見られる作品も
今期のラインナップを考えればあってもいいか、と思い直したり…。

ただ、後半、レストランのトイレで
千春(稲森いずみ)となつみ(釈由美子)が言い合うあたりから
かなり持ち直したと思う。

千春の父親・清(小野武彦)が千春の部屋を訪れるシーンで、
30代の子供と両親の関係を描いた部分も良かった。

今後どうなるか分からないけど、
正光(伊原剛志)のキャラクターも
今回のようにあまり極端にせず描いてくれると好ましい。

30代と20代の戦いに
トシを取ったからって大人になれるわけじゃない、
という側面を入れたのも面白いと思う。

そういう意味では、
千春のノートに書かれた字は妙に説得力があった。
確かに大人の字じゃないよな…。

『字の練習をすること』
と、自分のノートには書いておこう(笑)

想像していたよりは悪くない初回だった。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/04/19

エンジン  Lap 1

企画:和田行
プロデュース:牧野正、岩田祐二
演出:西谷弘
脚本:井上由美子
音楽:管野祐悟
次郎のテーマ:「Angel」AERO SMITH
エンディングテーマ:「I Can See Clearly Now」Jimmy Cliff
制作協力:共同テレビ
制作:フジテレビ
出演:木村拓哉、小雪、原田芳雄、松下由樹、堺雅人、高島礼子、角野卓造、
   岡本綾、泉谷しげる、上野樹里、戸田恵梨香、石田法嗣、有岡大貴、
   夏帆、大平奈津美、中島裕翔、小杉茂一郎、広田亮平、佐藤未来、
   小室優太、岡真由、青木伸輔、石垣佑磨、他

次郎(木村拓哉)が周平(中島裕翔)の出したクイズに答えるシーンが
子供たちにとって次郎の最初の強い印象になる展開は良かった。

ただ、全体的にテンポがあるようでない感じ。
冒頭で次郎に子供が嫌いと言わせるシーンは必要だったけど、
オーストラリアGPのパーツなどは間延びしていた。

各回の終盤ではグッと締める構成なんだろうから、
もっとメリハリが出るように
前半は畳み込むような編集にした方がいいような気がする。

キャスティング的には高島礼子が効いてきそう。
松下由樹との「大奥」コンビに期待したい。

それにしても大平奈津美は太っちゃったなあ。
今、一番太る時期なんだろうな。

あと気になったのが
猛(原田芳雄)が七恵(岡真由)を寝かしつけるシーン。
お腹や背中を強く叩きすぎじゃない?
あそこは見てて痛そうだった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/04/18

あいくるしい  第二話

演出:吉田健
脚本:野島伸司

野島ドラマの常として、
セリフが詩的になりすぎると
ドラマとしては転がりにくい。

思いっきりそちら側に振ってしまうなら
それはそれでいいけど、
今回はホームドラマのテイストも維持しているので
バランスが難しい。

前半は言葉遊びの要素も強かったし、
どっちつかずの印象だった。

それでもラスト15分、奈々(志保)が
“(私が盗んだことを)知ってたのか!”と
幌(神木隆之介)を押し倒したところからは締まった。
描こうとしてることは悪くないんだけどな。

タイトルバックでも表現されているように、
最終的に子供たち目線になるのはかまわない。
ただ、それぞれの回のバランスは維持して欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/04/17

瑠璃の島  第1話

プロデューサー:戸田一也、国本雅広、次屋尚
演出:猪股隆一
脚本:森下佳子
原作:森口豁「子乞い〜沖縄・孤島の歳月」
音楽:羽毛田丈史
主題歌:「ここにしか咲かない花」コブクロ
制作協力:ケイファクトリー
制作:日本テレビ
出演:成海璃子、緒形拳、竹野内豊、小西真奈美、倍賞美津子、平泉成、
   塩見三省、岸部一徳、市毛良枝、小日向文世、勝村政信、西山繭子、
   井川遥、賀集利樹、吉田妙子、西田尚美、さくら、金子昇、
   純名りさ、浅利香津代、他

思ったよりもドラマティックな作りだった。
自称・川島達也(竹野内豊)の背景とか、
瑠璃(成海璃子)が母親(西田尚美)からもらった帽子を
捨てても捨てきれない気持ちの象徴として使うところとか。

でも、そういう構成や見せ方だけに頼るわけではなく、
登場人物の心理も丁寧に描こうとしてると思う。

勇造(緒形拳)と瑠璃が東京で出会った時の
“何でおじさんが泣くの?”
“お前が笑うからだ”
みたいなシーンは脚本としても良かった。

瑠璃が始業式の前夜に見る夢の使い方も
構造的なアクセントを狙うだけでなく、
瑠璃の気持ちをよく表していたと思う。
だから見ている側も瑠璃と同じように
“現実は見た夢の分だけもっと痛い”と素直に思えた。

ヒロインに選ばれた成海璃子は、
まだ塚本璃子と名乗っていた頃に比べると
かなり大人っぽくなった。

でも、時折見せる表情にはまだ幼さが残っていて、
今回の瑠璃役としてはいい配役だったんじゃないだろうか。

それにしても、このドラマもキャスティングはかなり豪華。
緒形拳はもとより、
倍賞美津子も初回からいい味を出していた。
小日向文世はこういう役もハマるよなあ。
瑠璃との人間関係的には井川遥と賀集利樹にも頑張ってもらいたい。

おばあ(吉田妙子)以外は
ほとんど沖縄訛りをつけていなかったけど、
これは制作者側の単なる沖縄モノにしたくないという現れだと思う。

伝えたいのは本来あるべき人と人との絆であり、
心の再生だと思うので、
ドラマの作り方としては間違っていないと思う。

今後も沖縄の自然の風景などに頼らず、
内容の濃い人間ドラマに仕上げていって欲しい。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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2005/04/16

タイガー&ドラゴン  「芝浜」の回

プロデューサー:磯山晶
演出:金子文紀
脚本:宮藤官九郎
音楽プロデュース:志田博英
音楽:仲西匡
オープニングテーマ:「タイガー&ドラゴン」クレイジーケンバンド
主題歌:「UTAO-UTAO」V6
制作:TBSテレビ、TBS
出演:長瀬智也、岡田准一、西田敏行、伊東美咲、塚本高史、蒼井優、
   笑福亭鶴瓶、阿部サダヲ、銀粉蝶、猫背椿、春風亭昇太、尾美としのり、
   半海一晃、桐谷健太、宅間孝行、星野源、深水元基、浅利陽介、
   松本じゅん、江本花琳、他

15分延長していたとはいえ、
よくこれだけの内容を1話に盛り込んだと思う。

正直、連ドラ向きの作品であるとは思ったけど、
1話でひとつの噺をやるのは難しい気がしていた。

でも、ちゃんと「芝浜」のあらすじは分かるように説明されてたし、
それを現代に置き換えて登場人物のドラマにしていた。
「タイガー&ドラゴン」のストーリーとしても、
虎児(長瀬智也)が高座にかける「芝浜」の内容としても。

しかも人情噺として成立していて、
最後はけっこう泣けたしな。

1月のスペシャルの内容をしつこくない程度に盛り込んで、
虎児の過去や落語に対する思い、
竜二(岡田准一)とどん兵衛(西田敏行)の関係など、
主要人物のキャラクターも改めて描いていた。

オチもきれいにハマっていたし、
この初回の構成は本当にうまくできていたと思う。

次は「饅頭怖い」か。
やっぱりこういうオチがハッキリしたものの方が
やりやすいかもしれない。
でも、人情噺も捨てがたいので、
いずれ「子別れ」とかもやって欲しい。

多少、気になったのは、
西田敏行が落語家として高座で話すシーン。
まだ慣れてないせいもあるだろうけど、
あんまり長く話さない方がいいかも…。
一応、名人という設定だし、
長瀬智也の方がかえって味があって良かったりすると
ややこしくなるしな。

どん兵衛が「芝浜」を話している時、
どん兵衛、竜二の噺が掛け合いのようになる演出は良かったので、
ああいう手法も多用して
本来の噺の筋を説明するようにして欲しい。

とりあえずこの初回の雰囲気なら
最後まで十分に楽しめそうだ。

             採点  8.0(10点満点平均6)


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雨と夢のあとに  第一話

チーフプロデューサー:五十嵐文郎
プロデューサー:中込卓也、椿宜和、藤本一彦
演出:麻生学
脚本:成井豊、真柴あずき
原作:柳美里
音楽:丸山和範
主題歌:「雨と夢のあとに」奥田美和子
制作:テレビ朝日、角川映画
出演:黒川智花、沢村一樹、木村多江、ブラザートム、美保純、杏子、
   速水もこみち、浅見れいな、西川浩幸、本田有花、葵、池端忍、他

ファンタジックホラーの体裁は取れているし、
全体の雰囲気も悪くないけど、
初回の仕上がりとしては今イチだった。

一番の原因はゲスト霊(平田満)の描き方。
雨(黒川智花)の家の近くで殺された警官であろうことは分かるけど、
なぜ雨に“本当は僕のこと好きなんだろ”とまで言うのか、
なぜ自分も霊のくせして霊の朝晴(沢村一樹)に対して
“いいよな、生きてる奴は”などと言うのか…。

暁子(木村多江)のキャラクターにしても
前半と終盤では一貫性がなかったし、
朝晴と岳男(ブラザートム)の関係、
真昼(浅見れいな)の紹介なども曖昧だった。

もちろん、初回から状況すべてを説明する必要はないけど、
基本設定や世界観などは提示しておかないと、
連ドラの場合、次への引っ張りが弱くなる。
そういう意味では全体的に説明不足だった。

死んでも雨を守るという朝晴の気持ちは確かにせつないので、
それを肉付けする部分の完成度を上げて欲しい。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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2005/04/15

恋におちたら〜僕の成功の秘密〜  第1話

アソシエイトプロデューサー:石原隆
プロデュース:現王園佳正
演出:鈴木雅之
脚本:佐藤嗣麻子
音楽:佐藤俊彦
主題歌:「恋におちたら」Crystal Kay
制作:フジテレビ
出演:草なぎ剛、堤真一、松下奈緒、木村佳乃、山本耕史、和久井映見、
   谷原章介、佐藤江梨子、滝沢沙織、金田明夫、鈴木浩介、高林由紀子、
   山崎雄也、キモサベポン太、岡田薫、品川景子、他

久しぶりに鈴木雅之テイストが全開。
好き嫌いがハッキリ出る演出だけど、
ファンタジーには向いてると思う。

島男(草なぎ剛)が10分でシステムを復旧させるところも
ありえねー!とツッコミながらワクワクできるし。
内容と演出はマッチしてるんじゃないだろうか。

ただ、ラブストーリー色はあまり強めない方がいいと思う。
最終的には何だかの結論を提示するにしても、
この初回程度に一方的に憧れるとか、
ちょっと気になるくらいで引っ張ってもいいんじゃないかな。

香織(松下奈緒)のキャラを
ありがちなツンツンした感じにはせず、
裕美(滝沢沙織)のような存在を側に置いたのは良い設定。
これは松下奈緒も滝沢沙織も活きると思う。

それにしても豪華なキャスティングだ。
後半になって谷原章介、和久井映見、佐藤江梨子と出てきた時は
まだそんなカードを持ってるのか、という印象だった。

逆に FRONTIER まわりだけでもドラマが作れそうなので、
木村佳乃や山本耕史をうまく絡ませられるのかと心配になったくらい。

とりあえず出だしは良かった。
次回も期待しよう。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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汚れた舌  第一回

プロデューサー:矢口久雄
演出:佐々木章光
作:内館牧子
音楽:栗山和樹
主題歌:「肌のすきま」dorlis
制作:テレパック、TBS
出演:飯島直子、牧瀬里穂、加藤浩次、森口瑤子、松原智恵子、藤竜也、
   田中圭、網浜直子、堀部圭亮、内藤陽子、森迫永依、他

設定が最初から過激なので
役者がまだキャラをつかみきれてない感じ。
とくに松原智恵子は…。
牧瀬里穂も新境地開拓には至ってないし。

でも、内舘ドラマはやる方も見る方も
慣れてからが面白いのでもう少し様子を見てみよう。

初回の見せ場は弘子(森口瑤子)が過去に受けた屈辱を
息子の光哉(田中圭)に話すシーンか。
あそこはコワかった。

森迫永依だけはドロドロに染まらないでもらいたい。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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夢で逢いましょう  第一夜

プロデュース:貴島誠一郎、田沢幸治
演出:松田礼人
脚本:成瀬活雄
音楽:大島ミチル
主題歌「ついてゆくわ」松任谷由実
制作:ドリマックス・テレビジョン、TBSテレビ
出演:矢田亜希子、長塚京三、野際陽子、押尾学、永井大、山田優、
   上原美佐、北川弘美、前川泰之、六平直政、中村繁之、
   藤吉久美子、田口浩正、他

10時まで延長して
CMナシで「汚れた舌」に続けるという新技。
なかなか面白いアイディアだったけど、
「汚れた舌」と「恋に落ちたら」って
あんまり視聴者がかぶらないんじゃないかなあ。

まあそれはいいとして、
「あいくるしい」よりこっちの方が日曜劇場っぽかった。
良く言えば落ち着いているし、
悪く言えばちょっと古くさい。

ハツミ(矢田亜希子)と恭太郎(長塚京三)がお互いにウソをついて
良平(押尾学)と恵美子(藤吉久美子)を連れて来た展開は面白かったので、
あそこはもう少しうまく引っ張っても良かった気がする。

あと、永井大が自然で良かった。
だから元(永井大)と恭太郎の関係も素直に受け入れられた。
結末はどうなるか分からないけど元を応援しよう(笑)

良平と元、そこにもうひとり圭一郎(前川泰之)という
違うキャラクターを入れるのはかまわないけど、
初回から出さなくても良かったんじゃないだろうか。
出すなら順番を変えて、
良平と圭一郎を先に出しておいて、
最後にハツミと元が再会するようにするとか。

土壇場になってかなり濃いキャラの圭一郎が出てきたことで
とっちらかったような印象になったのは残念だった。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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アタック No.1  No.1

企画:佐藤凉一
企画協力:古賀誠一(オスカー)
プロデューサー:三輪祐見子
協力プロデューサー:浦井孝行、櫻井美恵子
シリーズ構成:両沢和幸
演出:猪原達三
脚本:両沢和幸、サタケミキオ
原作:浦野千賀子
原案・企画協力:トムス・エンタテイメント
音楽:super soniQ inc.
オープニングテーマ:「アタック No.1 2005」福田沙紀
エンディングテーマ:「夢のチカラ」上戸彩
バレーボール監修:大林素子
制作協力:国際放映
制作::テレビ朝日
出演:上戸彩、酒井彩名、遠野凪子、宮地真緒、加藤夏希、森田彩華、
   中村俊介、船越英一郎、岡江久美子、清水章吾、竜雷太、森本亮治、
   松尾敏伸、大友みなみ、久保田磨希、仲村瑠璃亜、秋山エリサ、
   高橋亜里沙、清岡祐斐、深江卓次、菊池均也、石塚義之、ふかわりょう、
   永田恵悟、杉田吉平、飯島ぼぼぼ、他

中学時代は省略されているので
人間関係などはオリジナルと考えた方がよさそう。
それを前提とすれば
「エースをねらえ!」ほどインパクトはなかったものの、
一話の構成としてはそんなに悪くなかったと思う。

ただ、全体的なキャストはどうなんだろう。
宮地真緒はとくにキツイよなあ。
“美味でございいますぅ〜(大奥)”の
久保田磨希(32歳)が高校生役というのは
一周まわってアリだけど(笑)

上戸彩は、選抜合宿に行く日、
みどり(酒井彩名)と仲直りした時に言った
“なんだよ”とか、
選抜合宿中に猪野熊(船越英一郎)に言った
“バレーの選手ですから”とか、
さすがに魅力を発揮した。

本当に上戸彩には
キャプテンシーを発揮してもらわないとな。

ストーリーとしての見せ場を毎回盛り込んで、
今後も一話の構成では手を抜かないで欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/04/11

あいくるしい  第一話

プロデュース:石丸彰彦
演出:吉田健
脚本:野島伸司
音楽:千住明
主題歌:「ベンのテーマ」マイケル・ジャクソン
制作:TBSテレビ
出演:市原隼人、綾瀬はるか、神木隆之介、松本梨菜、竹中直人、原田美枝子、
   杉浦直樹、桜井幸子、萩原聖人、小栗旬、田中幸太朗、南果歩、浅野和之、
   高橋克実、高橋ひとみ、中丸新将、沢尻エリカ、塚地武雅、春山幹介、
   後藤果萌、本郷泰多、志保、武井証、他

ホームドラマと言っても、
家族を構成する各個人が
家の外で経験することもしっかり描くようで、
その外側の部分が「未成年」等のTBS作品っぽく、
内側の部分が「ひとつ屋根の下」のようなフジ作品っぽかった。

もちろん、各個人が外で経験する様々な問題も
家族の絆を描きながら対処していけば
ホームドラマには成りうるわけで、
このバランスの良さは初回から感じられた。

野島伸司がTBSで
伊藤一尋以外のプロデューサーと組むのは初めてだと思うけど、
予想していた「ひとつ屋根の下」寄りの作品ではなく、
むしろ過去の野島作品の集大成的なドラマになるかもしれない。

たとえどちらに転がっても
神木隆之介にナレーションを任せたのは悪くないと思う。
14歳のマイケル・ジャクソンが歌う「ベンのテーマ」とも
うまくマッチングしているし。

   この初回にうんこの話を持ち出したのは
  「ベンのテーマ」と引っかけてたりして…

ただ、やっぱり神木隆之介の声も低くなったなあ。
『QUIZ』や『涙をふいて』の頃は
これが天使の声かと思ったものだけど…。

ホームドラマとしての体裁はしっかりしている。
でもやっぱり外側に桜井幸子、萩原聖人、
南果歩あたりがいるとかなり強力。
というか、コワイ。
幌(神木隆之介)の同級生も作品を和ませる配置ではないし。

初回はとりあえず全体の設定と
人物の関係性を示さなくてはいけないこともあって、
多少、散漫な印象は残ったけど、
次回以降に期待できる内容ではあった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/04/10

エンジン

『エンジン』  4/18〜
フジ系 月曜9時  期待度 ★★★★☆

木村拓哉主演の月9。
挫折をしたレーサーが
父と姉が営む児童養護施設の子供たちや保育士と出会うことで
成長していく物語。

脚本は「GOOD LUCK!!」で
木村拓哉主演の作品も書いている井上由美子なので、
意外と期待できるかもしれない。

父親役に原田芳雄、姉に松下由樹、
保育士に小雪、堺雅人など。

ここまででも豪華なキャスティングだけど、
児童養護施設の子供たちも
上野樹里(「てるてる家族」の秋子)、
戸田恵梨香(auや2ウィークアキュビューなどCMでお馴染み)、
夏帆(11代目リハウスガール)、
大平奈津美(「さとうきび畑の唄」や「恋を何年休んでますか」など)、
佐藤未来(「すうとのんのん」ののんのん)、
広田亮平(「救命病棟24時」の省吾)などかなり豪華。

木村拓哉アレルギーの人も
見てみる価値はありそうな気がする。


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離婚弁護士2〜ハンサムウーマン〜

『離婚弁護士2〜ハンサムウーマン〜』  4/19〜
フジ系 火曜9時  期待度 ★★★★☆

1月のスペシャルを挟み、
昨年に続いてのパート2。
ミムラの復帰はならず、
新しい受付嬢には片瀬那奈が入る。

他にも瀬戸朝香、戸田恵子、宇梶剛士、松重豊などがレギュラー。
今回は恋愛模様など、
貴子(天海祐希)の私生活もかなり盛り込まれるらしい。

演出で遊びすぎる傾向はあるものの、
前作同様、質の高い内容を見せてくれると思う。


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曲がり角の彼女

『曲がり角の彼女』  4/19〜
フジ系 火曜10時  期待度 ★★☆☆☆

30代の“負け犬”女性が
20代の女性とぶつかりながら幸せを勝ち取る
サバイバル・サクセスストーリー。

主演は稲森いずみ、
共演は釈由美子、要潤、伊原剛志、
川島なお美、青木さやか、金子貴俊など。

最近の稲森いずみは非常に魅力的だけど、
共演の女性陣が弱いかも。
今さら“負け犬”がキーワードというのも
ちょっと乗り遅れてるし…。

よほど脚本の質が高くないと辛そう。


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anego[アネゴ]

『anego[アネゴ]』  4/20〜
日テレ系 水曜10時  期待度 ★★★☆☆

後輩にアネゴと慕われながらも
恋愛や結婚に悩む30代独身OLの日常を描く。
原作は林真理子。

脚本はWOWOWのドラマWで
「コスメティック」もドラマ化した中園ミホ。

今回は篠原涼子主演でカラリと描きそうだけど、
最後を恋愛ホラーっぽくするのかどうかが見どころか。

共演はともさかりえ、加藤雅也、赤西仁、
戸田菜穂、山口紗弥加、市川美和子など。


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アタック No.1

『アタック No.1』  4/14〜
テレ朝系 木曜9時  期待度 ★★★☆☆

テレ朝の名作コミックシリーズ。
今回は昭和40年代に一世を風靡した「アタック No.1」を
初めて実写化する。

鮎原こずえは「エースをねらえ!」の岡ひろみ役に続いて上戸彩。
他にも酒井彩名(早川みどり)、森田彩華(イシマツ)などが引き続き出る。
本郷コーチは中村俊介、猪野熊監督は船越英一郎。

プロデューサーは同じでも
演出や脚本が「エースをねらえ!」とは違うので
その点がやや不安か。


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夢で逢いましょう

『夢で逢いましょう』  4/14〜
TBS系 木曜9時  期待度 ★★☆☆☆

結婚適齢期の娘とその父親、
花婿候補たちとの微妙な関係を描く
ハートフルコメディー。

出演は矢田亜希子、長塚京三、
押尾学、永井大、野際陽子、山田優、上原美佐など。

貴島Pの作品で
矢田亜希子と長塚京三の共演というのは興味深いけど、
それ以外に魅力が無くて興味薄。

でも、脚本が先日放送された「青春の門」でも
貴島Pと組んだ成瀬活雄なんだよなあ。
娘と父親の関係をメインに描いてくれれば大丈夫かも。


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汚れた舌

『汚れた舌』  4/14〜
TBS系 木曜10時  期待度 ★★★☆☆

連ドラとしては2003年1月期の
「年下の男」以来となる内館牧子作品。

宗教でも説かれる舌にまつわる悪事を描きながら
ドロドロの愛憎劇が繰り広げられる。
出演は飯島直子、牧瀬里穂、加藤浩次、藤竜也、森口瑤子など。

内館牧子の作品は展開としてのドロドロだけが見どころではないので
キワモノと決めつけないで見ると意外と面白い。
あくまでも大人向けだけど。

牧瀬里穂が意外と内舘テイストにハマるような気がする。


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恋におちたら〜僕の成功の秘密〜

『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』  4/14〜
フジ系 木曜10時  期待度 ★★★☆☆

ライブドアとの騒動が原因で
仮タイトルで発表されていた「ヒルズに恋して」から
ヒルズを取ったのでは? などと揶揄された、
IT企業を舞台にしたサクセスストーリー。

出演は草なぎ剛、堤真一、木村佳乃、和久井映見、松下奈緒、
山本耕史、谷原章介、滝沢沙織など。

タイムリーではあるけどそんなに斬新な企画でもない。
何でもないシーンのクオリティーを
どこまで上げられるかが勝負か。

脚本は佐藤嗣麻子。
メイン演出は鈴木雅之。


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タイガー&ドラゴン

『タイガー&ドラゴン』  4/15〜
TBS系 金曜10時  期待度 ★★★★★

1月にスペシャルドラマとして放送された作品を連ドラ化。
スペシャルの時から連ドラ向きの内容だったので
当然と言えば当然の流れと言える。

虎児(長瀬智也)がどん兵衛(西田敏行)から教わる落語の内容を
劇中劇のような形で描くスタイルはかなり面白い。
今回も一話完結形式のようなので、
ひとつの噺を1時間でどう処理するのかが見どころか。

磯山晶のプロデュース、宮藤官九郎の脚本、
長瀬智也と岡田准一の共演ということで、
テイストそのものにはもう新しさを感じない。
それだけにどの噺を
どういうストーリーに組み立てるかが興味深い。


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雨と夢のあとに

『雨の夢のあとに』  4/15〜
テレ朝系 金曜11時15分  期待度 ★★★★☆

柳美里原作のファンタジックホラー。
事故死して幽霊になってしまった父親(沢村一樹)と
残された娘(黒川智花)の絆をせつなく描く。

脚本はキャラメルボックスの成井豊と真柴あずさ。
今期の大穴はコレか。


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瑠璃の島

『瑠璃の島』  4/16〜
日テレ系 土曜9時  期待度 ★★★★★

沖縄の過疎の島に里子に来た少女と
島民とのふれあいを描きながら
人と人との絆の再生を描く。

原作はノンフィクション小説の
「子乞い〜沖縄・孤島の歳月」。

主演は「電池が切れるまで」で
“命”の詩を書く結花を演じていた成海璃子。
共演は竹野内豊、緒形拳、倍賞美津子、
小日向文世、小西真奈美など。

骨太の作品になりそうで、
ひょっとしたら今期のナンバー1かも。


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あいくるしい

『あいくるしい』  4/10〜
TBS系 日曜9時  期待度 ★★★★☆

野島伸司脚本のホームドラマ。
田舎町で暮らす家族の絆を描く。

市原隼人、綾瀬はるか、神木隆之介、松本梨菜、
原田美枝子、竹中直人、杉浦直樹の7人家族がメイン。
家族愛だけでなく、友情や恋愛も描くようで、
他にも桜井幸子、萩原聖人、南果歩、小栗旬、田中幸太朗などが出る。

神木隆之介だけでも強力なのに、
同級生役で後藤果萌(「すずがくれた音」の優)、
春山幹介(「Dr.コトー診療所の邦夫)などの子役も出演。
かなり豪華なキャスティングになっている。

野島伸司としては「ひとつ屋根の下」以来のホームドラマ。
ストレート一本で勝負しにくるのか、
桜井幸子、萩原聖人あたりで変化球を混ぜるのか、
最後まで油断せずに見守りたい。


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1〜3月期を振り返る

ラインナップが揃った時は
話題作が豊富という印象を受けた1〜3月期。
しかも、高視聴率が期待できそうな「救命」「ごくせん」、
単純に楽しめそうな「富豪刑事」「特命係長」、
倉本聰脚本の「優しい時間」、堤幸彦が演出する「H2」、
シリアス系の「87%」、「金八先生」の後半戦など、
バラエティーに富んでいる感じがした。

終わってみると、
まず視聴率は「ごくせん」のぶっちぎり。


  ごくせん          27++%
  救命病棟24時       19+%
  優しい時間         14++%
  不機嫌なジーン       14+%
  特命係長 只野仁      14+%
  3年B組 金八先生     13++%
  Mの悲劇          12++%
  富豪刑事          12+%
  87%─私の5年生存率─  11++%
  H2〜君といた日々〜    11++%
  みんな昔は子供だった    10+%


さすがにここまで高いとは予想できなかった。
逆に「救命」は予想より低い数字。
続編という安心感だけでなく、
気軽に見られるコメディータッチという要素も
高視聴率には必須の時代だ。

深夜帯の「特命係長」まで
14%台の数字を取るくらいだからなあ。
シリアス系のドラマはますます作りにくくなったかもしれない。

話題作は確かに豊富だったけど、
クール全体として豊作だったかというと
あまりそういう印象は残らなかった。
個人的な評価点の平均も7点台はなかったし。


  87%─私の5年生存率─   6.95
  ごくせん           6.80
  優しい時間          6.77
  H2〜君といた日々〜     6.73
  救命病棟24時        6.68
  3年B組 金八先生      6.52
  不機嫌なジーン        6.23
  Mの悲劇           6.15
  みんな昔は子供だった     5.86
  富豪刑事           5.85
  特命係長 只野仁       5.25


良いところはあるのに何かが欠けていたり、
前半と後半で印象が違ったり、
全体的に不安定な作品が多かった。

安定感という意味では「ごくせん」と「優しい時間」が
タイプはまったく違うけど高かったかもしれない。
ただ、「ごくせん」はお約束の展開がウリなので
安心して見られた反面、新鮮味には欠けたし、
「優しい時間」は逆にもっとオーソドックスな作りで見たかった。

「富豪刑事」や「特命係長」のようなタイプの作品は
普通のドラマ以上にセンスが求められると思う。制作者側に。
そういう意味で採点は辛くなった。

トータルで良かったのはやっぱり「87%」か。
終盤の2話はかなりバタバタしたけど、
全体的に脚本のクオリティーは高かった。

でも、この1〜3月期で一番印象に残ったのは
なぜか「不機嫌なジーン」なんだよなあ。

脚本の大森美香はこの作品で平成16年度の向田邦子賞を受賞した。
前回は木皿泉の「すいか」だったから
それは称えすぎだと思う。
「すいか」の完成度には遠く及ばなかった。

ただ、やろうとしたことは面白かったと思う。
できることならもう一度作り直したものを見たい。
続編ではなくて、もう一度最初から作り直したものを。
そうしたら本当に賞に値する作品になると思うけどな。

不作ではなかったものの、
消化不良の作品が多いクールだった。


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