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2005/08/31

がんばっていきまっしょい  第八艇

演出:池添博
脚本:金子ありさ

かなり恋愛要素に振れた話。
オノケンコーチ(池内博之)のパーツは
ムリにボートのシーンを入れるためかと思いきや、
試合後の仁美(石田ゆり子)の電話がキッカケとなって
悦子(鈴木杏)が中田(田口淳之介)を
さゆり(石川亜沙美)のもとへ連れて行くシーンにつながり、
最後は中田自身が自分には何も胸を張れるものがないと
思うような展開になったところは良かった。

あと、今まで悦子と関野(錦戸亮)のせつないシーンは
ずいぶんあっさり描かれてきたけど、
今回の修学旅行のラスト、
“これ、海の匂いするね”
“当たり前やん。オレは愛媛の男やけ”は良かった。
最後まで関野はうまく絡めて欲しいと思う。

でも結局、最大のヤマ場、2年の新人戦は省略され、
3年になって悦子が腰を痛める話に飛んでしまった。

強豪校は新海だけという設定になっているので、
もう一度、熱いレースを見られるのか、それとも…。
ラスト2回、どう締めるのかに注目したい。

全然関係ないけど、
今回はポルテを運転する石田ゆり子だけでなく、
キットカットをヤケ食いする鈴木杏のシーンもあった。
LIONがスポンサーじゃなかったら
相武紗季も練習後にビオレさらさらパウダーシートを使えるのに。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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海猿  EVOLUTION 9

演出:羽住英一郎
脚本:福田靖

今回は映画を見ているかどうかで
印象はずいぶん違ったかもしれない。

でもとりあえず、
バディである池澤(仲村トオル)を亡くし、
潜る意欲を無くした仙崎(伊藤英明)の立ち直りを描く過程で
環菜(加藤あい)だけに頼らず、
矢吹(布施博)や吉岡(佐藤隆太)を絡めていたのはプラスだった。

あと、今回も芳本美代子が良かったなあ。
池澤もいいキャラクターだったけど、
芳本美代子が演じた妻の尚子も
このドラマにおいては貴重な存在だったと思う。

前回、「ながれ」が救助した
海賊たちについてほとんど描かれなかったのは残念だった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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スローダンス  vol.9

演出:成田岳
脚本:衛藤凛

理一(妻夫木聡)と衣咲(深津絵里)、
2人の気持ちとそのすれ違いは
セリフでかなりうまく描いたと思う。

逆に理一の歩美(小林麻央)に対する気持ちは
まったくセリフにしなかったわけだけど、
中盤以降、理一と歩美の絡みを無くし
理一と衣咲の関係に徹していたことで、
結果的に理一の気持ちが歩美から離れていたことは
意外と納得できた。

男として理一の行動はどうなのか、
という問題はあるにしても、
連ドラの特性を活かし、
かえってリアリティーは出たかもしれない。

歩美が本当に理一が仕事を辞めたこと、
フリーターになったことにこだわったわけではないのは
明らかだけど、
歩美の最後のセリフも
以前、理一の方から心ならずも別れを切り出したセリフ、
理一が教習所を辞めた事実を絡めて
うまく作っていたと思う。

梶(真木蔵人)が衣咲に付き合おうと言った展開は
衣咲が“好きな人がいる”とハッキリ口に出して言うための
フラグのようなものだから、
やっぱり梶は衣咲の仕事上の壁、
生き方を改めて考えるための存在、だと思う。

その過程でフランスから来た店長のやり方を
ヘンに具体的に描いたのはちょっと安っぽくなってしまったけど、
とりあえず衣咲が理一との関係に悩みつつ
そのことだけを考えるわけにもいかない状態であることは
描けていたんじゃないだろうか。

しかしこうなると、
理一の“思っていることをうまく言えないから
代わりに言ってもらう”映画の内容はかなり重要になった。

振り返るとこの作品は妙にリアリティーがある部分と
恋愛ドラマの定型に縛られている部分が混ざっているけど、
映画の使い方がコテコテになり過ぎないように注意してもらいたい。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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2005/08/29

いま、会いにゆきます  第8話

演出:川嶋龍太郎
脚本:飯野陽子

澪(ミムラ)と万里子(岡本綾)の描き方や
涼子(三田佳子)の絡め方は悪くなかったと思う。

“澪が戻ってくる時はあなたのところなんかじゃない。
 私のところに来てくれるはず”
と涼子が巧(成宮寛貴)に言うところなんかは、
娘を亡くした母親の本音が出ていたと思う。

ただ、そっちで絡めていくんだな、というか、
普遍的な親子の感情として描くんだな、という、
多少のガッカリ感はあった。
もう少しこの作品ならではの設定を活かすと思っていたので…。

そして今回は何より、
森の工場跡で巧と澪が話すシーン以降の
バタバタした感じがやはり残念だった。

ここまでゆっくりと
澪が巧を好きになっていく過程を描いてきたスピードとは
明らかに異質だった。

でもこれは急に衆議院が解散となって、
衆院選の開票特番を
9月11日(日)に放送しなくてはならなくなった影響だと思う。

これで当初は全11話だったのが10話になってしまった。
高視聴率番組なら編成が動いて
後ろに1回伸ばすとか最終回を2時間にするとかしたんだろうけど、
中盤以降はひと桁だしなあ。
結局、最終回も15分延長だけらしいし。

何とか雰囲気を壊さないように
最後の種明かしまで行って欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/27

ドラゴン桜  第8回「バカの涙…夏休み課外授業」

演出:唐木希浩
脚本:秦建日子

今回は精神的なものが主だったけど、
生徒たちの不安も
桜木(阿部寛)の考え方もうまく描けていて
説得力があった。

教師としてのあり方についての考え方は
「女王の教室」と重なる部分もあるわけだけど、
振り切れた描き方というのは
ドラマとして分かりやすいのでいいと思う。

特進クラスの後半戦についても
ドラマの終盤に関しても、
期待の持てる回だった。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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はるか17  Act.7

演出:常廣丈太
脚本:永田優子

単なる大御所女優のイジメネタではなく、
大手事務所の画策も絡んだ話。
伊賀崎(佐藤二朗)をうまく使って、
何とかコメディにしていた。

そして今回も小ネタが満載。
旭ヶ丘で大統領っていうのは古すぎるけど、
「弟」じゃなくて「お父と…」で
原作が津川雅彦じゃなくて津川雅浩だったりとか、
旭ヶ丘雪乃(朝丘雪路)の昔の映画が
「上野向いて歩こう」でそのサブキャッチが
「動物園には行きたいが電車賃が足りないぜ!」
だったりしたのは面白かった。

あと、意外にツボだったのが
10月から菜々子(相沢紗世)主演で作るという
「ゴンドラ桜」。
バカバカしいなあ、もう。

ま、このバカバカしさがシャレにならない芸能界の裏を
コメディとしてドラマにしてるからいいんだけどね。

崎谷(杉本哲太)の行動も
面白くなってきた。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/08/26

電車男  第8話

演出:武内英樹
脚本:武藤将吾

フランス料理と中華料理と
お茶漬けを一緒に食べた感じ。
マニアをくすぐるようなネタと
バカバカしいくらいコテコテのコメディー演出と
ジワッと泣けるシリアスな展開を、
こういう形で混ぜる作品も珍しいかもしれない。
いずれにしてもお腹一杯。

少しずつ卒業していくネットの住人も
このドラマ化のひとつの切り口だけど、
小栗旬の卒業を事前に示唆しながら
電車男(伊藤淳史)不在時のネットのやり取り、
「従順なニワトリ」のネタを合体させた流れは
なかなか良くできていたと思う。

あと、劇団ひとりが良かったなあ。
エスメル(伊東美咲)の会社の同僚(佐藤江梨子、須藤理彩)も
今回は存在意味を多少は出せてたし。

原作の基本的な流れは変えないと思いつつ、
あれだけ身近な桜井(豊原功補)と美鈴(白石美帆)が
ネットの内容を知っていると、
エルメスが早めに掲示板の存在を知ってしまう展開もあるのか。
次回もかなり楽しみ。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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女系家族  第八話

演出:伊藤寿浩
脚本:清水曙美
脚本協力:荒井修子

親族会議は盛り上がった。
宇市(橋爪功)が本気で事態を収拾しようと動き始めると
女同士の戦いとは別の迫力が出てきて面白い。

芳三郎に高橋克典をキャスティングした効果も
どんどん出てきてる感じ。

でまた高島礼子がすごいなあ。
最後に文乃(米倉涼子)が
マンションは絶対に渡せないと言ってるのに
それでも笑ってる顔がこわいよー。

ストーリーの進み具合が遅いというか、
連ドラとしてのエピソードの数が少ないといった
不満もあるにはあるけど、
次回以降の宇市の動きに期待したい。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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幸せになりたい!  Take 7

演出:堀英樹
脚本:両沢和幸

雅子(松下由樹)が小宮山(江守徹)に対しては何も言わず、
塚田(あめくみちこ)を説得することだけに
力を注いだ展開が良かった。
最後に雅子が塚田に声を荒げてやる気を出せたシーンは
かなり見応えがあったと思う。

ひかり(深田恭子)も当然その力になっているわけだけど、
自分も雅子が引っ張ってくれたと
塚田に身の上話をしたところは、
ひかりがテレビ局で働くことになった動機の弱さを
フォローする効果もあって良かったと思う。

結局、スペシャルドラマの制作過程は
それほど丁寧に描写するつもりはないらしく、
キャスティングもあっさりしたものだった。

だとすると今後の展開は
ドラマ制作の裏側的な内容から離れていく可能性もある。
当然、ひかりの母親(銀粉蝶)の問題もあるわけだし…。

そこでこの作品ならではの個性が出せるかどうかが
今後の見どころか。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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おとなの夏休み  8

演出:高橋秀明
脚本:一色伸幸

始まった当初の予想とはすいぶん違った方向に。
和幸(石黒賢)側もかなり丁寧に描いているので、
行くところまで行ってしまいそうな感じ。

こうなると本当に“夏休み”で終わるのか。
2学期になったら転校してた、
みたいなことにならないか心配になってきた。

すべてをさらけ出す、と
絵本で提示はしていたけど、
こういう方向にさらけ出すとは。

まあ、そこが“おとなの”夏休みと言ってしまえば
それまでだけど。

今後も洋介(ささの貴斗)はうまく使って欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/24

がんばっていきまっしょい  第七艇

演出:三宅喜重
脚本:金子ありさ

リー(相武紗季)不在のまま
レースをするパターンもあったと思うけど、
最後はやっぱり普通に戻ってきた。

でも、悦子(鈴木杏)の気持ちは描けていたし、
最後の鈴木杏の嗚咽はかなりグッと来るものがあったので
ストーリーとしても悪くなかったと思う。

仁美(石田ゆり子)との会話なども入れて
リーの気持ちも描けていたと思うし。

あと、新海とのレースの
ラスト200の掛け声が良かった。
ヒメ(佐津川愛美)も頑張ってるなあ。

そして最後は中田(田口淳之介)の側に
さゆりなる人物が登場。
女でよかった。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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海猿  EVOLUTION 8

演出:羽住英一郎
脚本:福田靖

ラストがラストだっただけに
序盤では池澤(仲村トオル)の人間味のある描写が続いた。

生まれてくる子供の名前を考えているシーンで
カタカナの名前をバカにするな、
立派な人はいっぱいいると
カタカナ名前の仲村トオルが仙崎(伊藤英明)に怒ったのは
作品のトーンと合っているかどうか微妙だけど。

で、洋上警備に出た「ながれ」が
また防弾装備をしなくてはいけない状況になり、
池澤が被弾する展開に。

不審船に続くストーリーなので
ドラマ全体のメリハリという意味では
ややマイナスだったかも。
演出もまた過剰気味だった。

ただ、池澤を撃った者たちまで
救助しなくてはならなくなったのは
また別の切り口になる話なので
次回の描き方に期待しよう。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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スローダンス  vol.8

演出:永山耕三
脚本:衛藤凛

理一(妻夫木聡)と衣咲(深津絵里)の気持ちに関しては
かなりフォローしていたと思う。
英介(藤木直人)と実乃(広末涼子)について話ていても
お互いが自分たちの状況について考えてしまうところは
ドラマとして面白かった。

ただ、雪絵(蛯原友里)や幸平(田中圭一)に関しては
とにかくいい人に描いて
広げた風呂敷をムリヤリ畳んでいる感じがしないでもなかった。
まあ、脇役だから仕方ないと言えば仕方ないけど。

それにしてもここへ来て新たに梶(真木蔵人)という
新キャラクターまで出して、
うまく処理できるんだろうか。

たぶん、衣咲の生き方を描く上で
もう一枚必要だったんだろうけど、
恋愛の方でさらにバタバタすると
ちょっとうざくなるかもしれない。

次回こそは理一の歩美(小林麻央)に対する気持ちを
もう少し説明して欲しい。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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いま、会いにゆきます  第7話

演出:大岡進
脚本:篠崎絵里子

1回休みが入ったこともあって、
ストーリーを知らないと
依然として進み方の遅さにはイライラしそうな感じ。
でも今回も後になったら効いてくるようなセリフが
端々に含まれていた。

涼子(三田佳子)が澪(ミムラ)のことを思い出して言う
“違う道を選んでたらこんなに早くいなくならなくて済んだのに”とか、
澪が巧(成宮寛貴)と同じ部屋で寝た時に言う
“2人でいると心臓が飛び跳ねてる”とか。

万里子(岡本綾)の
“澪がいなくなっても秋穂くんの気持ちはずっと変わらない”
という確信も、
澪と万里子の最後の会談に効いてくるだろうなあ。

今回は俊輔(生瀬勝久)とあすか(中井美穂)の関係も
巧の気持ちにうまく絡めて描けたと思う。
中井美穂もかなり頑張っていたし。

とりあえず涼子の前に
万里子が澪に会う展開になった。
次回はかなり盛り上がってくれる、と思う。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/08/21

女王の教室  8

演出:木内健人
脚本:遊川和彦

予告でチラッと流れた変身した真矢(天海祐希)は
和美(志田未来)の夢だった。
真矢が真意を話すのはまだ早いし、
話すにしてもあのスタイルじゃないよな、やっぱり。

前々回、前回と、
かなり強烈に生徒たち自身が考えるキッカケがあったので
クラスがまとまっていてもそんなに違和感はなかったんだけど、
今回はもう一度、受験組とそうでないグループに分けて描いた。

テーマとしては価値観の違う者同士の相互理解という感じか。
真矢はわざと2つのグループを対立させるように仕向けて、
何が大切なのか、自分たちが本当に何をしたいのかを考えさせた。

結果、卒業制作を自分たちの発案で作って
これで本当にクラスはまとまったと言っていいと思う。

で、信頼できる友達を作れというのは
真矢が最初から言っていたことだけど、
もうひとつ親との問題もある。

親をあてにするなというのは確かにひとつの教訓。
でも、親を拒絶していいと言ってるわけではない。
今度は自分たちの考えを親にきちんと説明できるかどうかを
子供たちに問うのかもしれない。

今回、やや違和感を感じたのは
ひかる(福田麻由子)の言動か。
今までのひかるの描き方と比べると
かなり短絡的な言動だった。

かと言って和美たち以外のグループからあれを言わせると
それはそれでまた別のファクターがかかってしまうし…。
やむを得なかったのかな。

和美が“真矢をやっつけるってそういうことじゃない”と気づいたのは
ラストへ向けての大きなポイント。
和美は真矢まで救うかもしれない。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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2005/08/20

ドラゴン桜  第7回「見返してやる!東大模試!」

演出:小松隆志
脚本:秦建日子

テレビ局のクルーが取材に来るあたりの見せ方は
またコテコテだったけど、
東大受験に向けた具体的な方法が多く紹介されて、
生徒たちのやる気の高まりもうまく描けていたと思う。

特別講師陣も人間くささが出てきて
ドラマとしては厚みが出た感じだった。

初めて東大模試を受ける生徒たちの緊張感も伝わった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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はるか17  Act.6

演出:片山修
脚本:永田優子

いわゆる業界の裏側というより、
芸能界でやっていこうとするはるか(平山あや)と
はるかの父親(ガッツ石松)の関係にスポット当てた、
どんな仕事にでも当てはまるような話。

はるかが芸能界に入ることになったキッカケには
アクシデント的なものがあって、
それはそれでコメディとして成り立っていたわけだけど、
ずっとそのままでは支障があるので
どこかではるか自身が立ち止まる必要もあった。

そこをこの親子関係と絡めて
はるか自身が自分のために頑張りたいと思うようになったのは
展開としてもスムーズだったと思う。

母親役の高橋ひとみだけでなく、
ガッツ石松もいい味を出していた。

ただ、やっぱりあの韓国ドラマのシーンは
同じ事の繰り返しでリズムが悪くなってると思うけどなあ。
ちょっともったいない。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/19

電車男  第7話

演出:小林和宏
脚本:武藤将吾

結果的に桜井(豊原功補)も美鈴(白石美帆)と同じように
エルメス(伊東美咲)と電車男(伊藤淳史)の
キューピット的な役割をしてしまうんだけど、
悪魔には勝てずというか、煩悩には勝てずというか、
“(沙織は)ちゃんと掴んでますからのエルメスなんだぞ”
“実はカマかけてたんですのエルメスだぞ”
という思いに押されて、
沙織と付き合いたいと思ってしまう展開は面白かった。

だいたい桜井もあの指輪を渡す仕掛けを作ることからして
オタク的素養はあったんだよな。
その設定は面白かった。

ただ、全体的な印象を言うと、
リアルな友人が恋愛の相談に乗ったり
悩んでいる人の背中を押してあげたりするのは
本来、あっても不思議ではないことなのに、
かえって作り物っぽい雰囲気が出てしまったのは事実だった。
ここにむしろ「電車男」がウケた理由があるんだろうな、きっと。

今回は電車男がオタクをやめようと努力するシーンで
ホリケンがゲストで登場。
本当は“マチルダさ〜ん”ではなく、
“アルテイシアさ〜ん”と叫ばせたかったのかもしれない。

次回は電車男の妹(堀北真希)にもスポットが当たりそう。
電車男にとってのネットの住人の存在意義が
あまり下がらないように注意して描いて欲しい。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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女系家族  第七話

演出:竹村謙太郎
脚本:清水曙美
脚本協力:荒井修子

君江(伊佐山ひろ子)は矢島屋で働くのか。
そりゃそうだよな。部屋には上がり込めないし。

しかし、藤代(高島礼子)が
文乃(米倉涼子)の部屋に行くシーンは凄かった。
チェーンかけてるのにガンガン開けようとしてたよ。
こわー。

三姉妹の描き方のバランスがいいので
女系家族対文乃という構図は依然として良く出ていると思う。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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幸せになりたい!  Take 6

演出:松川嵩史
脚本:両沢和幸

基本的には長谷川(谷原章介)がやる気を出す話。
この先のことを考えれば長谷川があのままでは困るので
あって当然の話なんだけど、
ドラマの制作現場ならでは内容が薄かったので
そういう意味ではやや個性に欠けた。

ウジウジしている長谷川に対して、
好きなことやってお金をもらってるのに、と
ひかり(深田恭子)が切り返したシーンは、
ひかりが貧乏という設定も活きて良かったと思うけど。

そして次回は脚本家の決定も一筋縄ではいかない話。
こういう内容の方がこのドラマらしい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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おとなの夏休み  7

演出:雨宮望
脚本:一色伸幸

パーツごとは悪くなかったと思うけど、
流れとしては分かりにくいところも多かった。

台風の前にみんながキレた後に、
優(中越典子)が2人を引っ張っていくような感じで
まとまった展開とか。

確かに優の場合はバーテンダーという
分かりやすい目標があるわけだけど、
もう少し優のプチタミに対する思いを
その前から描いて欲しかった気がする。

ひとつひとつのシーンが単独で存在しているような印象があって
ストーリーとしてのつながりが
やや弱かった感じがしたのは残念だった。

和幸(石黒賢)が語った
隣のお姉さんにジュースを注いでもらった話が
今回はやたら印象に残った。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/17

がんばっていきまっしょい  第六艇

演出:三宅喜重
脚本:金子ありさ

冒頭の仁美(石田ゆり子)のシーンは普通にあった。
しかも、みずき(悠城早矢)が学校に
悦子(鈴木杏)たちを探しに行く別撮りまであったりして。

ブタ神様も想像してたよりかなり大きかったけど登場。
見つけたのはヒメ(佐津川愛美)ではなく悦子だった。

チームの雰囲気が悪くなる前半の描き方は
また深みがなくて段取りを踏んでいるだけのようだった。
でも、最後にイモッチ(藤本静)の体調が悪いことに
悦子が気づくシーンは良かったと思う。
悦子とリー(相武紗季)のキャラクターの違いも出たし。

その後の関野(錦戸亮)からリーへの言葉、
リーの告白という流れもスムーズだったと思う。

ラストで締めたので今回は印象が良かった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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海猿  EVOLUTION 7

演出:小林義則
脚本:福田靖

尚子(芳本美代子)の方は良かったけど、
環菜(加藤あい)の方は少し盛り上げ過ぎだったかな。
内容そのものが重たいから
もう少し淡々と描いた方がかえって浸みたような気がする。

それよりもガッカリしたのは
艦長(夏八木勲)をコミカルに使った
最後のCDプレゼント。

こういう回の時にやらなくてもいいのになあ。
「女王の教室」の最後のダンスとは意味が違うんだから…。

担当が誰なのかはしらないけど、
もっと気を使って作って欲しかった。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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2005/08/16

スローダンス  vol.7

演出:平野眞
脚本:衛藤凛

うーん、どうなんだろうなあ。
前回、衣咲(深津絵里)が“好きだから”と言ったあとに
言い訳しなかった理由、言い訳できなかった感情については
それなりに説明があったけど、
問題はその感情そのものだよな。

確かに表面的なことだけでなく、
理一(妻夫木聡)が衣咲に影響を与えている部分、
衣咲が理一に影響を与えている部分も
セリフに折り込んでいると思う。

ただ、やっぱり月9ということで
複数の男女の恋模様的な部分が前面に出ているため
そのあたりが伝わりにくい。
それなのに状況だけはどんどん進んでいくし…。

個人的には理一が教習所を辞めない
というストーリーでもいいと思っていた。
辞めるパターンでもそれは最終回とか。
ここで辞めちゃわれたのは
ちょっと冷めたなあ。

いずれにしても状況ばかり進んで
感情の説明が足りないので
そこは何とかして欲しい。

気がついたら恋愛していた、
という企画はいいけど、
視聴者も気がつかないほど潜伏してしまうと
ドラマにならないので。

あと、全然関係ないけど、
広末涼子がモノを食べるシーンって
どうも昔から好きになれない。

こういう細かいところが気になり出すってことは
思った以上に冷めてるってことか…。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/14

女王の教室  7

演出:大塚恭司
脚本:遊川和彦

恵里花(梶原ひかり)に過ちをしっかりと自覚させるため、
今回も阿久津(天海祐希)はトコトンやった。
恵里花と2人で話してサイフを渡すところも
クラスメートが外で聞いてることを分かっていて
やったんだろうし。

完全に孤立した恵里花が取った行動は
教室に火をつけようとしたり、カッターを持ち出したり。
流れとしては当然だけど、
ここはテレビドラマでよくやった。

で、阿久津の止め方がまた
阿久津の覚悟を表していて凄かったな。

その中で阿久津の胸に大きな傷痕があることも描写された。
これが、阿久津が再教育センターに行くことになった要因であり、
今のような教育方針に至った事件なんだろう。

ここ数回は阿久津も本音を言ってるけど、
この教室でのセリフはかなりストレートだった。
生徒たちに対してだけでなく、視聴者に対しても。

今回、やや不十分だと思ったのは
恵里花がなぜ変わってしまっていたのか、という説明か。

以前、和美(志田未来)が
恵里花の大事なオルゴールを壊してしまった時に
恵里花が許したというエピソードは、
最後に和美が恵里花を迎える部分と対になっているから
まあいんだけど、
そういう恵里花がなぜ変わってしまっていたのかは
もう少し説明があってもよかった。

もちろん、そこがテーマではないのは分かるけど、
和美と恵里花はかつて親友だったこと、
だからこそ、あんなことまでされても
和美は恵里佳を信じたかったというのは
今回のストーリーの重要な部分なので、
何か説明があってもよかったような気がする。

さて、本当にクラスがひとつになって、
いよいよ生徒がひとりひとり自分の意見を持って
それを阿久津にぶつけていく展開になるのか。
そして阿久津はすべてをバラすのか。
次回はかなり楽しみだ。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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2005/08/13

ドラゴン桜  第6回「英語対決!勝負だバカ6人」

演出:塚本連平
脚本:秦建日子

勉強法のポイントが押さえてあって、
エンターテイメント性もあって、
登場人物のキャラクターもそれなりに出ていて、
一般教師陣のコテコテ描写は最小限に留めている。

これくらいがこのドラマの
一番いいトーンなんじゃないだろうか。

少なくとも作品の色はハッキリ出ていて
かなり見やすかった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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はるか17  Act.5

演出:片山修
脚本:永田優子

前半のコメディシーンはちょっとノリが悪かったけど、
はるか(平山あや)と父親(ガッツ石松)の電話シーンは良かった。
ここは次回にも活きると思う。

いろんなパロディーは今回も多かった。
でも、金子貴俊の「ウォーターボーイズ」は
またかって感じだったな。
とことん遊んでたから別にいいけど。

ムリヤリあのシーンを入れるなら
はるかにビキニを着せた方が
深夜帯のドラマとしては正しい選択だったような気がする。

あ、スクール水着だからこそいいのか…。
難しいな。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/12

電車男  第6話

演出:武内英樹
脚本:徳永友一

今回のドラマ化では
エルメス(伊東美咲)がなぜ電車男(伊藤淳史)と付き合おうと思ったのか、
その気持ちを描くことが大きな目的となっているわけで、
そうなると両親の不仲、エルメス自身の過去の恋愛などから
とにかくウソをつかれることがイヤで
誠実な男性を求めているという
エルメスのキャラクターを前面に出すことが重要になってくる。

そういう意味では4話のサーフィンの話を
前フリのような形で使った今回の展開も
アリだったと思う。

とくに一般的にはなぜエルメスがオタクの電車男を、
という疑問もあるだろうし、
そこを絡めながら描くことも必要だったんじゃないだろうか。

オタクの定義や本質まで考えるなら
また別の切り口が存在するけど、
この作品では電車男をほとんど記号としてのアキバちゃんとして描いても
そんなに雑だとは思わないし。

今回はベノアを扱う店に
ネットの住人が集まるシーンが面白かった。
お互いが誰かも分からないまま
キーワードに異常に反応する姿とか。

実際は銀座の松坂屋だっけ?
ここはうまくコメディとして描けたと思う。

あと、一坂(温水洋一)のパソコンに
「スローダンス」で婚約した花枝(松野明美)とのツーショット写真が
不自然にもモニターの裏に貼ってあった。
相変わらず薄い連動だけど、
これはこのくらいが丁度いいか。

それにしても、エルメス=沙織(伊東美咲)だということに気づいた
桜井(豊原功補)を今後どう使うんだろう。
やっぱり知らないフリをして沙織にアドバイスとかしてやるのかな。

それはそれでいいと思うけど、
会社の同僚(佐藤江梨子、須藤理彩)も
もう少しうまく使って欲しい。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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女系家族  第六話

演出:酒井聖博
脚本:清水曙美
脚本協力:荒井修子

ついにもうひとつの遺言書の存在が描写された。
引っ張ってラストで出すよりも、
この段階からその存在を示していた方が
ドラマとしてはムリがないと思う。

もしかしたら文乃(米倉涼子)の真意も
徐々に視聴者には明かされていくのかもしれない。

芳三郎(高橋克典)や良吉(沢村一樹)が文乃に近づくことを
女としても気に入らない藤代(高島礼子)や千寿(瀬戸朝香)。
このあたりは欲深さをさらに増幅させる描き方で悪くなかった。

次回は芳三郎との関係が深まる藤代の様子も描かれそう。
行け! 特命係長!

             採点  6.5(10点満点平均6)


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幸せになりたい!  Take 5

演出:松川嵩史
脚本:両沢和幸

スペシャルドラマの企画コンペは
佐久間(伊原剛志)がスポンサーの担当者を接待したとか、
長谷川(谷原章介)の企画書がどう考えてもいい加減とか、
そのあたりに一切振れず、
社長夫人の好みで佐久間の企画に決まった。
まあ、それもアリか。

結局、原作者・平山真二(遠山俊也)の希望で
雅子(松下由樹)がプロデュースすることになるので
このドラマの流れとしても問題ないし。

一時は国際部への移動を覚悟しながらも
最後までひかり(深田恭子)のことを心配する雅子の行動や、
ドラマ作りに興味を持って下調べを続けるひかりの様子は良かった。

あと、やっぱりプロデュースをするように
局長(津川雅彦)が雅子を説得する時の
ゴルフの例えも面白かった。

たまにホールインワンを出すにしても、
キャディを抱き込んでスコアをごまかしたりする
プロデューサーの作品を見せられる視聴者が、
結果的にドラマに幻滅していくということも自覚して欲しいけど。

やっぱりスペシャルドラマの完成が
このドラマのラストなのかなあ。
その過程でドラマ作りの様子も描けるだろうしな。
そんな気もしてきた。

いずれにしてもスペシャルドラマに
誰をキャスティングするのかは楽しみになった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/08/11

おとなの夏休み  6

演出:雨宮望
脚本:一色伸幸

洋介(ささの貴斗)と大人たちの絡め方は良かったなあ。
“ウソつきになりたくなかったのは
 あの子だったからなのかな”
というみゆき(寺島しのぶ)のセリフがすごく効いていて、
走り出す洋介と大瀧詠一が重なるところは
かなり盛り上がった。

まあ、個人的には“大っ嫌い”は言わせなくても
よかったような気がするけど。

壽美子(中島知子)と和幸(石黒賢)が部屋にいるところを
簡単にみゆきに見つからなかったのも展開としては良かった。
ただ、壽美子はやっぱり何か引っかかりを感じてしまったよう。
岡崎(大倉孝二)の気持ちも含め、
このあたりをどう描いていくつもりなのか。

あと、少女A(佐田真由美)があっさりとしゃべったのは
かえって面白い展開だった。

椿(中尾ミエ)のキャラ設定が曖昧なような気もして
不満なところも多々あるけど、
だいぶ安定してきたと思う。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/08/10

海猿  EVOLUTION 6

演出:羽住英一郎
脚本:福田靖

重たい話の鉄則としてスタッフロールは最初に。
そして不審船に対して
「ながれ」に威嚇射撃命令が出たところで
この回は終わった。

ドラマ内でも出てきたように
奄美大島沖で海保の巡視船他が発砲・被弾した事件は
映像も公開されてかなりショッキングだったので、
今回の話はかなりリアリティーがあったと思う。

良くも悪くもロードショー的な作りではあったけど、
環菜(加藤あい)の気持ちの描き方などは
効果的だったと思う。

下川(時任三郎)の娘・唯(一木有海)が
街角でぼんやりとニュース映像を見ているシーンは
かなり印象的だった。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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がんばっていきまっしょい  第五艇

演出:南雲誠一
脚本:金子ありさ

オープニングで仁美(石田ゆり子)が
過去を振り返るパーツがなかったので、
1話短縮に伴ってこれは無くすことにしたのかな、
と思ったけど、ラストには出てきた。

さすがに急に無くすことはできないか。
でももしかしたら今後は常に最後だけ、
ということになるかもしれない。

で、今回は仲違いした男子と女子が仲直りし、
恋の話が少し進むというストーリー。

最後に関野(錦戸亮)たち男子部員が
女子メンバーをかばうシーンは良かった。

あくまでもこれは普通の女子高生の物語で、
日本代表や世界選手権などを目指せる実力でなくても
たった3年間のボート競技生活が
かけがえのないものになることを描いているわけだから、
OB会のシーンも含め、
悦子(鈴木杏)たちの気持ちは表現できていたと思う。

ただ、そこを盛り上げるために、
新海高校のちえみ(関めぐみ)を
極端なキャラにしてしまうあたりは
ドラマの作り方として安っぽく感じてしまった。

いくら期待の新人という設定でも
強豪校の1年が他の部員の前でもあの態度っていうのは
ちょっと都合が良すぎるよなあ。

男子部員がイメージトレーニングをしている時の
“ただ座ってボーッとしてるだけやない”
という悦子のセリフとかもね。
雑だなあ、と。

本当は悦子と関野のキャラクターを示す
かなりせつないジャングルジムの話も、
ずいぶん変えてさらりと描いてしまった。
これは悦子と関野のキャラ自体を最初から変えているから
仕方ないと言えば仕方ないけど。

いろいろなトラブルがあったにしても、
分かりやすい青春ものとして作られてることは確かか。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/09

スローダンス  vol.6

演出:成田岳
脚本:衛藤凛

当然、ドラマだから主役である
理一(妻夫木聡)と衣咲(深津絵里)の関係が
メインになることは分かってるし、
6話という時期を考えれば
そろそろ2人を近づけないといけない。

それにしてもラストの“好きだから”は
ちょっと唐突な感じがした。

あなたの作った作品がよ、
みたいなごまかし方はその場ですると思ったんだけどなあ。

でも、衣咲が理一に夢を諦めるなと言ったあとに
理一が“もう騙されませんよ”と言い、
スラムダンクのパクリだと言われた衣咲が
“私がアンタに言ってんの!”
と展開したセリフは、
教育実習生と生徒だった関係が活きていて
悪くなかったと思う。

普通、主役2人を取り巻く恋愛関係というのは
おざなりになり勝ちだけど、
理一と歩美(小林麻央)の関係にしても、
英介(藤木直人)と実乃(広末涼子)、衣咲の関係にしても、
このドラマはかなり丁寧に描いていると思う。

そこに幸平(田中圭一)、八嶋(小泉孝太郎)、
雪絵(蛯原友里)なども絡めてあるわけだし…。
今回なんか八嶋の描き方はずいぶん丁寧だったと思う。

ただ、そういうまわりの人間関係が丁寧であればあるほど、
理一と衣咲のお互いの思いが深くなる過程を描くのは難しくなるかも。

これまでの描き方を見ると、
まだ理一は歩美に行った方が自然だし、
いくら手が触れたり頭をポンポンされてドキドキしたにしても
衣咲が理一を好きだと告白するにはムリがある。

いや、雰囲気としては
今回の公園で犬と遊ぶシーンなど、
2人でいる時が一番リラックスしてるのは分かるけど…。

次回以降の理一と衣咲の心理描写こそが
衛藤凛の腕の見せどころじゃないだろうか。

あと、実乃と佐々木(高岡蒼佑)の問題。
佐々木が来月に結婚するという、
これまたアッサリとした展開だったけど、
このシーンの直後に実乃が言った
“ウソつくのって疲れる”というセリフは
ちょっと気になった。

佐々木もウソをついたということは十分考えられる。
高岡蒼佑をキャスティングしてるくらいだし…。
しかしそうなると、ますます実乃のまわりは複雑だよなあ。

そのあたりも含め、
ドラマの後半戦、広げた風呂敷をどう畳んでいくか、
かなり興味深くなった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/08/08

いま、会いにゆきます  第6話

演出:山室大輔
脚本:飯野陽子

高校時代の巧(福本有希)と澪(黒川智花)が
初めてデートをしたり、初めて手を繋いだりする話。
映画では確かここからもう中村獅童と竹内結子だったんじゃないかな。

結局、ドラマでは巧が高校時代に
一時期地元を離れているという設定だった。
まあ、この時期は2人の距離が離れてないと
いろいろ都合も悪いので仕方ないか。

巧(成宮寛貴)のリストラ問題というのは
何だか一気に作品の雰囲気が下世話になった感じだったけど、
万理子(岡本綾)の絡め方と
巧が澪(ミムラ)に病気について話すキッカケとしては
悪くなかったと思う。

そしてついに涼子(三田佳子)が巧の家へ!
…というところで世界陸上のため一回休み。

涼子が絡んでくるオリジナルの話は
どう描くのかかなり興味深い。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/08/07

女王の教室  6

演出:岩本仁志
脚本:遊川和彦

夏休みを無くして阿久津(天海祐希)が作ったのは、
成績をグラフで張り出して
成果の上がらない人間には罰を与えるという、
就職する企業によっては体験しそうなこと。

でも、勉強だけでなく、
体育や家庭科もやらせるところが
阿久津らしい。

それでも何とかクラスをまとめようとする和美(志田未来)に、
“今の世の中、みんな自分さえよければいいの。
 まわりの人間のことなんかどうでもいいの。
 うわべでは仲良くしてるけど、
 あなたみたいに何も知らないくせに
 心の中に土足で入ってくるような人間が
 一番不愉快なの”
と阿久津が言うところは強烈だった。

ただ、和美が本当にひかる(福田麻由子)と仲良くなりたくて、
ひかるのことを教えてくださいと頼むと、
阿久津はきちんとヒントを与えてくれる。

このひかるの過去のエピソード自体は
それほど斬新なものではなかったけど、
その後の展開が良かった。

まず、和美がひかるに私はいなくならない、
ずっと友達でいると言う。
ここは初回のエピソードが活きていて説得力があった。
でも、ひかるはすぐに納得したりはしない。

そして和美が書いた手紙を
クラスのみんなが笑って破いた後に起きる
和美がガラスに突っ込んでしまうハードなシーン。

ひかるが過去に親友を事故で失っていたという設定自体は
取って付けたような印象があったけど、
このシーンによって意味が出た。

阿久津にとってこういう事故は想定外なわけだけど、
とっさに止血して応急処置をする手際の良さはさすがだった。

ケガをしている和美に
割れたガラスを片づけなさいという命令を、
保健室ではなく、
わざわざクラス全員の前で言うのは、
阿久津から生徒に与えたキッカケ。
これでひかるは自分の本当の気持ちを言えるようになる。

事故シーンがハードだっただけに
他の生徒まで影響を及ぼすのも納得できる。

でも、このドラマがよく練られているのは、
和美の行動に心動かされて
ひかるや久子(永井杏)が自分の意見を言ったあと、
ほとんどの生徒がそれに同意してしまうこと。

もちろん、最初に立ち上がった数名は
本当に和美の行動を支持したと思うけど、
まだ他の意見を持っている生徒もいるはず。

それなのにこういう場面になると
今の日本人は孤立することを恐れ、
たいてい多数派についてしまう。

“みんなで雑用やろうよ”
と呼びかけて立ち上がるあたりはその典型で、
必ず誰かを巻き込みながらじゃないと
自分の意見が言えない。

阿久津が子供たちに
今からしっかり学んで欲しいのはむしろココなので、
次のターゲットは自分の意見を曲げた象徴である
恵里花(梶原ひかり)に移る。

当然、恵里花には自分の過ちを反省できない部分があるわけで
それも阿久津は阿久津なりのやりかたで正していくはず。
うまい展開だなあ。

今回はひかるをメインにしつつ、
久子の感情も丁寧に描いたと思う。
かなり見応えのある回だった。

             採点  8.0(10点満点平均6)


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2005/08/06

ドラゴン桜  第5回「泣くな!お前の人生だ!」

演出:唐木希浩
脚本:秦建日子

一郎(中尾明慶)が特進クラスに
入りたいと思うようになる
心の変化は描けていたと思う。

あと、英喜(小池徹平)が濡れ衣を着せられた時の
対処法の提示も、
桜木(阿部寛)の考え方を前提にすれば
納得できる描き方だった。

それらのまわりを固めるシーンの
演出方法やコメディセンスが
安っぽくなってしまっているのは
何とも残念だけど。

一郎も特進に入ったので
これからはガンガン勉強してもらいたい。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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はるか17  Act.4

演出:常廣丈太
脚本:永田優子

終盤、はるか(平山あや)が
ドラマのロケに参加したシーンは良かった。
崎谷(杉本哲太)がはるかに
挨拶したところも格好良かったし。

ただ、前半は福原(古田新太)とはるかの気持ちを表すセリフを
もう少し丁寧に入れてもよかったような気がする。
福原がかなり強引にはるかをタレントにしたのは事実なんだから
そういうエクスキューズは最初からもっとあってもよかった。

あと、お約束の韓国ドラマシーンは長すぎる。
出だしをチャン(池田努)とチェ(及川水生来)で始めて、
後半にその役が福原とはるかに入れ替わっても意味は通じたと思う。
そうすれば1回で済むのに…。
毎回入れるのならなおさらそういう工夫は欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/05

電車男  第5話

演出:西浦正記
脚本:武藤将吾

エルメス(伊東美咲)が電車男(伊藤淳史)の腕をつかんで
電車から降ろしてしまうという
原作でも比較的萌え度の高い話。

でもその後、ストーカー(大倉孝二)が
あんなに大きなビルの電源を落として
エルメス(伊東美咲)に近づいて行くところまでは
あまりのめり込めなかった。
いくら何でもドラマチックに作り過ぎてたし。

ただ、結果的にストーカーと電車男を対比させて、
ほんの少しの勇気と行動力で
ストーカーも電車男になれたかもしれないと思わせた展開は良かった。
この物語のひとつの側面を
かなりうまく突いたんじゃないだろうか。

脚本を担当する武藤将吾(武藤大助)は
ヤングシナリオ大賞で佳作を受賞後、
深夜のディビジョン1で3本のシナリオを書いて
この「電車男」に進出したという経緯のはずだけど、
かなりセンスはあると思う。
細かい部分はまだ雑なところも多いけど。

電車男がアクセスしてない状態で
ネットの住人たちが会話をしているシーンを
この段階から入れているところも良かった。
終盤、爆撃に備える住人の様子もうまく描けるかもしれない。

不満要素も所々にはあるものの、
大きく裏切られることはもうないだろうという気がしてきた。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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女系家族  第五話

演出:伊藤寿浩
脚本:清水曙美
脚本協力:荒井修子

前回、いろいろとネタを振ったわりには
ほとんど話が進まなかった。

文乃(米倉涼子)をわざわざ有楽町店まで走らせるために
陽子(山下容莉枝)を不在にしたんだろうけど、
このまま陽子が出てこなかったら残念。
薬屋のおばちゃん的活躍を期待してるのに…。

それはそうと今回の3人目の演出家はSEを使いすぎ。
メリハリがなくなるだけじゃなく、
かなりやかましかった。
こういうところは気をつけて欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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幸せになりたい!  Take 4

演出:高野英治
脚本:両沢和幸

もともとこの作品は
意識的にいろんなドラマの要素を寄せ集めている感じだけど、
今回は雅子(松下由樹)とひかり(深田恭子)が
ドラマの企画を考えるシーンで
「ビューティフルライフ」「ごくせん」「ナースのお仕事」が
企画案として出てきた。

高視聴率だった「ごくせん」のことを
そんなウソっぽい設定のドラマが当たるわけないじゃないと言ったり、
松下由樹が先輩看護士役として出ていた「ナースのお仕事」を
本人が語ってしまうようなところはまあ面白かったんだけど、
結果としてこの作品のB級テイストが増した感じがしないでもなかった。

松下由樹と深田恭子の2人だけのシーンと
取り立て屋(鶴見辰吾、忍成修吾)が出てくるシーンは
依然として安心して見ていられる。
これはかなりの救いだと思う。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2005/08/04

おとなの夏休み  5

演出:長沼誠
脚本:一色伸幸

やっと面白くなって来た。
ふね(南田洋子)と為さん(宇津井健)の関係も
プチタミの存在理由に絡んできたし、
洋介(ささの貴斗)も洋介自身の問題だけでなく、
まわりに影響を与えてきたし。

人間関係はいろいろ複雑。
優(中越典子)がやる気を出し始めた時に
健人(姜暢雄)を里奈(北川弘美)に持ってかれたのは
展開として面白かったし、
それを見てやっとすべてを理解した
壽美子(中島知子)も状況も面白かった。

岡崎(大倉孝二)は意外な方向から参戦して来そうだし、
壽美子部下・毛塚(高木稟)も
ナイスなキャラクターな壽美子の側にいる。

次回は洋介も恋に落ちそうだし、
少女A(佐田真由美)がしゃべらない理由も描かれそう。

“太陽の下で人は隠し事はできない。
 すべてをさらけ出して行こう”

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2005/08/03

海猿  EVOLUTION 5

演出:小林義則
脚本:福田靖

今回のようなストーリーの場合は
やっぱり別所(三宅弘城)が事故を起こしてしまう
潜水シーンは欲しかったような気がする。

事故にあったのが誰だか分からなくて不安そうにしている
環菜(加藤あい)と尚子(芳本美代子)の表情は良かったけど。

仙崎(伊藤英明)と池澤(仲村トオル)、
別所と永島(坂本真)という
バディのつながりは描けていただけに、
病院での別所と永島の会話のあとの
“やっぱりアイツら最高のバディですね”
みたいなセリフは蛇足だった。

ファミリーデーのシーンで「ながれ」に搭載している
20ミリ機関砲をさらりと紹介しておいて、
次回は不審船の話に。
また別の見応えが出てきそうだ。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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がんばっていきまっしょい  特別艇

演出:藤井めぐみ
構成:桜井昭宏

ほとんど名場面集。
メイキング部分はわずかで、
5人のメンバー揃ってのインタビューも
ほんの少しだった。

番組HPでもすでに書かれているので
秘密でも何でもないんだけど、
一応、イモッチ役の藤本静が26歳であることは
言わない方向で話が進んでいた。
もう少し藤本静のお母さんキャラも見たかったなあ。

ところで、悦子(鈴木杏)と中田三郎が
入学式の日に出会うシーンも名場面で流れたんだけど、
田口淳之介で撮り直してあった。

もしかしてDVD対策をすでにしてるのか?


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2005/08/02

スローダンス  vol.5

演出:永山耕三
脚本:衛藤凛

序盤、6年前の約束に関する実乃(広末涼子)の気持ちを
しつこいくらいに説明したり、
何のフェイクも無しに英介(藤木直人)と実乃が
鹿児島に泊まってしまったりする展開には
やれやれという感じだったけど、
結果的には実乃の王子様・佐々木(高岡蒼佑)が約束を覚えていて、
実乃に連絡してくるという方向に話が進んだ。

それなら序盤の展開も分かる。
そしてこうなると
ますます英介のキャラクターは面白くなった。
好き嫌いは別にして…。

理一(妻夫木聡)がキッズブランドの
宣伝用サンプルDVD制作を手伝うことで、
理一は衣咲(深津絵里)の、
衣咲は理一の別の面を見る展開も
ベタだけどシーンとしては悪くなかったと思う。

そこに歩美(小林麻央)も絡め、
“弱ってる”衣咲と英介が近づくことで
人間関係はさらに複雑になったし。

こういう作風はもう流行らないんだろうけど、
ドラマとしては面白くなった。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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2005/08/01

いま、会いにゆきます  第5話

演出:平野俊一
脚本:篠崎絵里子

自分が覚えていない昔の話を
巧(成宮寛貴)が楽しそうに話すのを見ていると何だか寂しい、
という澪(ミムラ)の気持ちが描かれた。

それを直接、巧に言ったわけではないけど、
巧がパラパラマンガの続きを書くという展開で
澪が巧と佑司(武井証)の隣が居心地がいいと感じる流れは
良かったんじゃないだろうか。

それはそうと、前回に引き続き
今回もMEGUMIは出てこなかった。
交通事故の影響で次期朝ドラの収録も
8月半ばからの参加らしいけど、
こちらにもしばらく出られないのか?
「ウルルン」には出てたけど…。

意外といい雰囲気で演じていたので
だとしたらちょっと残念だな。

朝ドラと言えば「ファイト」で
優(本仮屋ユイカ)に相手にされない岡部(三浦春馬)が
こちらではモテていた。
岡部支持派としては嬉しかった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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