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2006/03/18

白夜行  第十話

演出:平川雄一朗
脚本:森下佳子

亮司(山田孝之)が典子(西田尚美)に話して聞かせる小説や
笹垣(武田鉄矢)のノートを絡め、
亮司と笹垣の関係をしっかり描いた部分は見応えがあった。

とくに、笹垣に見つけてもらって嬉しかったのでは?
という典子の指摘と、
同じだけの時間を費やして自分たちを見てきた笹垣に対して
父親や松浦と同じ方法で殺そうとする亮司の決断には
かなり重みがあった。

そして今回、一番印象的だったのは、
笹垣が亮司と雪穂(綾瀬はるか)のしてきたことに対して
“あいつらがアホやから”
“あいつらに同情することは何ひとつない”
とハッキリ言ったシーン。

もともとこの作品はトラウマを描いたものではなく、
白夜の中を歩き続けてしまった2人を描いたものなので、
そこをしっかりとセリフにしたところは良かったと思う。

最終回のラストは初回の冒頭シーンに戻るわけだけど、
その後に何か付け加えそうな気もしてきたので
最後までじっくり見届けよう。

             採点  8.0(10点満点平均6)


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コメント

> 最終回のラストは初回の冒頭シーンに戻るわけだけど、
> その後に何か付け加えそうな気もしてきたので

そうですね、そこんとこに、原作にはない決定的な部分を作ってあるのかなぁ。「衝撃の結末』?(^^;

笹垣の対局に、図書館の谷口さんをしっかりおいたのが印象的でした。双方の感じ方、考え方をはっきり描いたことも。

投稿: | 2006/03/18 09:58

もともとトラウマを描くんでなければ、『白夜行』なんてタイトルにしなければいいわけで。
原作のあるものをドラマ化する以上、原作の核でありテーマとなっている部分をねじ曲げるのはどうかと思う。逆に言えば、その部分をどう消化しながらドラマとしての新しい魅力を付け加えて行けるかが、真っ先に問われなければならないのではないか?
例えば今クールでいえば、アンフェアも原作にない展開となって行ったが、最終的に『アンフェアなのは誰か?』というテーマからはずれた展開にはならなかった。
そこに目をつぶって、8.0!といわれてもなぁ…。

投稿: うっくん | 2006/03/23 16:08

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