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2006/03/11

けものみち  最終章

演出:松田秀和
脚本:寺田敏雄

民子(米倉涼子)が生き残るラストにするんじゃないか、
という予想は十分にあったけど本当にそうなった。

ただ、結局、間宮(長谷川朝晴)は
父親を自殺に追い込まれたという理由から
鬼頭(平幹二朗)に怨みを持っていただけで、
何の力もないこわっぱ同然の人物。

鬼頭の力を引き継げる大物の存在はなく、
黒いネットワークのデータが入ったチップを持っていることが
その力の証明のような話になってしまった。

時代背景が違うからと言えばそれまでだけど、
そのことで“けものみち”の迫力が失せたような気がする。
民子がけものみちを抜け出せないというのも曖昧になったし。

ドラマのオリジナル「マスカレード」の存在も
最後は中途半端になったと思う。
確かに民子は名義を書き換えたりしていたけど、
「マスカレード」が自分のものになったという過程に
あまり説得力がなかった。

久恒(仲村トオル)は最終的には
民子を救い出したかったという正義の味方的な存在。
ただこれも久恒の家族のことを考えたりすると
強引な役回りという感じがしないでもなかった。

結局、原作との時代背景の違いを
最後はうまく処理できなかったということか。
脚色するなら思いっきり脚色するか、
開き直ってそのままやるかのどちらかにした方が
よかったと思う。

でも、作品全体に関して言えば、
中盤のエンターテイメント的な見せ方はかなり面白かった。
とくに米子(若村麻由美)のキャラクターは良かったと思う。
そういう断片的な部分では見応えのある作品だった。

             採点  5.0(10点満点平均6)

                  脚本  ★★★☆☆
                  演出  ★★★★☆
                  配役  ★★★★☆
                  主題歌 ★★★★☆
                  音楽  ★★★★☆
                  新鮮さ ★★☆☆☆
                  話題性 ★★☆☆☆

           平均採点  6.50(10点満点平均6)


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