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2006/08/29

サプリ  Episode.08「彼を私に下さい!」

演出:川村泰祐
脚本:金子ありさ

仕事をすること、大人になることが
この作品の大きな切り口だと思うので、
そういう意味では悪くなかった。

それを強調するために
序盤は勇也(亀梨和也)のはしゃぎっぷりが目立ったけど、
好きだと認めさせるのが大人、
大人であるためには働けという今岡(佐藤浩市)の言葉は、
今回のストーリーを締めたと思う。

頭でっかちのラブストーリーであることには変わりがないけど、
それが月9の真髄でもあるわけだし、
やっぱりこの作品は月9らしいんだと思う。
今、それが求められているかどうかは別にして。

最後のミナミ(伊東美咲)と勇也の電話のやり取りは良かった。
テレビ電話のCMのアイディアともうまくリンクさせたし、
そこから事前に振ってあった
部屋に来てもいいという部分にもつなげていた。
“そうだね”と“いいよ”を繰り返す
ミナミのセリフも良かったと思う。

ただ、勇也が他人の面倒ばかり見てきたというのは
ちょっと唐突だった。
実際、勇也がお弁当を作った時に、
今岡が“唐突だな”とか言ってたけど。

自分に自信がなく、自分自身にイライラしている勇也、
という部分はいいとして、
だから人の役に立とうとしている、
だから何かを生み出せるという流れはかなり強引だった。
ていうか、説得力のある表現はできていなかった。

ラストはまたユリ(浅見れいな)が絡んできて
実にドラマらしい展開に。
今回は勇也と荻原(瑛太)の対比も強調されていたので、
当然の如くもうひと波瀾ありそう。

なつき(志田未来)がやたら素直なことを言うので
彼女が出てくるとホッとするな。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2006/08/28

誰よりもママを愛す  第9話

演出:清弘誠
脚本:遊川和彦

最初から断るつもりだったらしいのに
雪(内田有紀)が着物を着てお見合いに来たり、
明(玉山鉄二)の相手役として急に薫(長島弘宜)の担任の
佐藤(桜田聖子)が浮上したり、
相変わらず安っぽさはあったけど、
今回は千代(伊藤蘭)が病気のことを家族にどう話すか、
という芯があったのでいつもよりまとまりはあった。

“そんなこと言って誰がハッピーになるの?”
という決めゼリフはなかったものの、
そんなに効果のあるセリフでもないのでなくて良かった。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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黒い太陽  第5話

演出:麻生学
脚本:樫田正剛

演出が麻生学に戻ってまた見応えが出てきた。
立花(永井大)と笑子(酒井若菜)の関係には
そんなに時間が取れているわけではないけど、
短いシーンでうまく説得力を出していたと思う。

ただ、立花個人のお金の収支に関しては
もう少し説明があってもいいかも。
担当の千鶴(井上和香)がナンバー1になったり、
店長になって店の売り上げにも変化が出ているはずなのに、
月々の借金返済ができないのはなぜなのか。

笑子(酒井若菜)への借金を先に返したということだろうけど、
そのあたりのお金の動きはもう少し説明して欲しかった。

冬海(益子梨恵)に大金を叩いてでも引き抜きたいだけの
魅力があるという部分が
売上げ金額でしか表現できないのはちょっと残念。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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タイヨウのうた  第7話

演出:山室大輔
脚本:渡邉睦月

前回、薫(沢尻エリカ)を襲った孝治(山田孝之)の昔の仲間が
その後どうなったかはまったく説明されず、
単に4話と逆のパターンを描いた感じ。

そういう意味ではバンドフェスティバルに出ただけなので
ストーリーの進み方は遅いとも言える。
工藤(要潤)が歌っている薫を直に見たので
このライブ自体の意味はあったけど。

麻美(松下奈緒)が絡んでいたので、
過去を振り返り戻りたがっている麻美と
たとえ短くても未来に向かって生きている薫の対比は出たと思う。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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レガッタ  第7話

演出:高橋伸之
脚本:江頭美智留

やっぱり恋愛のパーツを微妙な関係で描いてくれると面白い。
とくに前半は大沢(速水もこみち)の
“風の向こう側に行きたい”“倉田を越えたい”
“もうオリンピックに行くしかない”という気持ちを軸に
恋愛とボートのバランスも保っていたので悪くなかった。

ただ、操(相武紗季)の告白とも取れる
大沢への“誠がダメになったら私、耐えられないよ”
という言葉を聞いてしまう八木(松田翔太)の立ち位置が
あまりにも近すぎた。
2人から丸見えだよ、あれじゃ。

後半は滝(山本太郎)のいる長沼に大沢と八木が2人で行く展開。
ここからは滝の妹・香奈子を演じる黒川智花の登場で
画面が一気に明るくなった。
さすがに華があるなあ。

方向がハッキリして来たこともあって、
かなり見やすくなってきた。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2006/08/25

不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜  第8話 天罰

演出:谷村政樹
脚本:栗原美和子

マチ子(松下由樹)の弟・俊也(和田正人)が
道子(米倉涼子)と近藤(小泉孝太郎)の写真を撮った件は、
たいして本筋に絡まずに流された感じ。

もともとマチ子の弟のポジションは原作と全然違うので、
少なくとも今回まで見た段階では
無理やり俊也のエピソードを作ったような印象になった。

原作と違うと言えばマユミ(福田沙紀)の背景。
今回は小柳(石田純一)との関係が
深まったような描き方だったけど、
どうやってオチを付けるつもりなのか。

俊也や朋子(江波杏子)の話はともかく、
マユミのパーツはうまく現代風にアレンジして締めて欲しい。

で、今回は和子(杉田かおる)が面白かった。
近藤との写真が週刊誌に載った時に道子に対して言った
“そんなに申し訳なく感じることないのに、
 と言ってあげたいところだが”
というナレーションなんかとくに。

最初からこれくらいのトーンでまわりの状況に
心の声で突っ込みを入れてたら、
もっと別の面白さが出たかもしれない。

ストーリーはいよいよ義男(石黒賢)の入院で
本当のウーマン・ウォーズに。
次回はかなり盛り上がりそう。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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花嫁は厄年ッ!  8

演出:森雅弘
脚本:酒井雅秋
脚本監修:秦建日子

結局、幸恵(岩下志麻)は明子(篠原涼子)たちが
何か嘘をついていることには気づいていたが、
一郎(矢部浩之)が明子を、
明子が一郎を思う気持ちに嘘はないと思っていた、
という程度だったらしい。

でも、明子はまだお互いの気持ちに関して
断言できるタイミングではなく、
ただ騙して撮影していたことを謝るしかないという状況。

そして一度は安土家を離れるものの、
桃子(佐藤仁美)のエピソードがあって
明子がすでに安土家の一員であることが描かれた流れだった。

うーん、結局、一番薄いところというか、
一番ありふれたラインを通ってストーリーを組み立てた感じだった。
もう少し深みを出すような内容にはできたと思うけどなあ。

ただ、最後のVTRに
幸恵が明子にタオルケットをかける姿が映っていて、
それを見て明子が涙するシーンなんかは良かったと思う。
隠し撮りという設定が活きたシーンだったし。

あと、いつも新幹線で一緒だった男(蛭子能収)が
桃子のダンナだったのも納得できるオチだったと思う。

もう段取りとしての意外性にはあまり期待できないので、
この状況に一郎がどう絡んでくるかに注目したい。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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下北サンデーズ  第七回公演 僕ら薔薇薔薇…という感じ?

演出:木村ひさし
脚本:三浦有為子、河原雅彦

劇団を舞台に話は進められているものの、
テイストはすごくフツーになってきた。

主宰にかかるプレッシャーとか、脚本の遅れとか、
結束がみだれていく劇団内の様子とか、マネージャーの決断とか、
今回も内容は悪くなかったと思う。
とくに八神(石垣佑磨)がサンデーズの現状について語った時の
ジョー(金児憲史)の反論などはドラマの設定に合っていた。

でも、ゆいか(上戸彩)のセリフじゃないけど、
これが我々が望んでいる「下北サンデーズ」なんだろうか。
これだけの人材を集めてやる意義のあるドラマなんだろうか。

八神が飛び降りるって展開もなあ。
それが納得できるほどこれまで八神を描いていたとは思えないし。

今回は前半での笑いも少なかったので、
かなり重たい印象だった。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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CAとお呼びっ!  Vol.8

演出:南雲誠一
脚本:梅田みか

いつものように内容に新しさはなく、
どちらかといえばコメディシーンが少ない方が
イライラせずに見られるという程度。

最初から分かりやすさ重視だから
細かいところは別にいいんだけど、
視聴率がひと桁なら
こういうドラマはもうムリして作る必要ないんじゃないか、
と、身も蓋もないことを言ってみる。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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2006/08/23

結婚できない男  第8話 犬がキライで悪いか!!

脚本:尾崎将也
演出:三宅喜重

犬がキライなのは偏屈ではないけど、
桑野(阿部寛)の成長を描く上では意味のある回だった。
その相手役となったのが、
ここまで犬ながら渋い演技を見せてきたKENさん(こつぶ)。

今回も徐々に桑野と仲良くなっていく様子、
ボールが川に落ちて悲しむ様子、
誤解されて落ち込む様子など、
実に表情豊かに演技していた。
背中でも演技してるところなどはさすが“KENさん”だったと思う。

で、もちろんKENさんと少しずつ仲良くなっていって、
KENさんへの感情が徐々に変化していく桑野の様子も
阿部寛がうまく表現していた。

模型の船を壊したのがKENさんだと誤解してしまったことに気づき
いなくなったKENさんを必死に探す桑野の様子は
今までになく感情を表に出したもので、
ドラマ全体を通してもかなりのアクセントになっていた。

無事に見つかったKENさんに何も言葉をかけてあげられないのが
また桑野らしいところなんだけど。

もう少しまわりの人物を絡めて欲しかった気もするけど、
“ペットを愛せる人は人も愛せる”と
夏美(夏川結衣)が感じたのは、
終盤に向けて大きな前進だった。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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ダンドリ。  Stage 7

演出:小林義則
脚本:半澤律子
脚本監修:横内謙介

要(榮倉奈々)とふさ江(戸田恵子)の親子関係は
それなりに描けていたものの、
メインとなったケダマ(森田彩華)と
その母親・好美(朝加真由美)の関係は今イチだった。
たぶん好美のキャラクターに工夫がなかったからだと思う。

これまでも出番はあったんだから、
もう少し丁寧に作っておけばよかったのに。

皐月神社でのお披露目会シーンで好美が来るのが遅れ、
お客が徐々に帰り、雨が降ってくるという演出も、
同じ事の繰り返しで工夫がなかった。
どうしてこういうところで
マニュアル通りの作り方しかできないんだろう。

要が全員で心からのダンスができないとダメ、
ひとりでも心残りがあったら進めないと思う部分は
あって然るべきだけど、
もっとうまく作って欲しかった。

とりあえず今回で演劇部、バスケ部、放送部部長、生徒会副会長が
メイフィッシュに参加することになったので、
次回以降の盛り上がりに期待したい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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2006/08/22

サプリ  Episode.07「ぶどう畑のキス」

演出:川村泰祐
脚本:金子ありさ

ミナミ(伊東美咲)から勇也(亀梨和也)への気持ちは
これまでそんなに盛り上げて描いて来なかったので、
かなり強引な感じがした。
ユリ(浅見れいな)が気にするのは分かるけど。

仕事と恋愛のバランスも悪かった感じ。
勇也がミナミとブランドスローガンを考えずに
ワイン工場の仕事をしていたところまでは良かったんだけど、
その後の展開はかなりチープになってしまったし。

勇也の一生懸命がミナミに伝わった、
という部分でリンクさせてたものの、
もう少し仕事に寄せて欲しかった。

あと、伊東美咲のキスシーンがいつもぎこちないのは
ラブストーリーとしてどうなんだろう。
ぎこちないのはそこだけじゃないから言ってもしょうがないけど。

今岡(佐藤浩市)となつき(志田未来)が
勇也の電話を盗み聞きしてるシーンは可愛くて良かった。

             採点  5.0(10点満点平均6)


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誰よりもママを愛す  第8話

演出:高橋正尚
脚本:遊川和彦

嘉門家の家族になりたかったという理由は分かるけど、
ピンコ(阿部サダヲ)がまた普通に明(玉山鉄二)に迫るのは
ちょっと流れとしておかしかった。
せめてピンコの家族の話を事前に入れておけば
違和感も少なかったのに。

それにしても今回の明の描き方は工夫が無さ過ぎた。
美容院での失敗の仕方とか、
ピンコの店にまで連れて来た女性へのフォローもなしの
ナンパシーンとか。
挙げ句の果てに今までやりたかったことが人前でオナラだって。

家族には迷惑をかけていい、
ありのままの自分でいいという切り口ではあったけど、
いくら何でも力を抜きすぎた作りだった。

嘉門家を褒めるシーンもこずえ(小林聡美)が言うと
それなりに説得力は出るけど、
自画自賛になるとちょっとシラける。

ピンコと母親のシーンはベタながら悪くなかったものの、
その肉付けが良くなかった。

             採点  5.0(10点満点平均6)


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2006/08/20

マイ★ボス マイ★ヒーロー  第7話 俺の正体は!★若頭、涙の疾走

演出:佐久間紀佳
脚本:大森美香

恋愛がメインの話だったけどかなり見応えがあった。
鋭牙会を継ぐために高校へ通い始めた真喜男(長瀬智也)が
ひかり(新垣結衣)の過去の事情や暴力に対する嫌悪を聞き、
自分はヒーローではないと感じてしまうストーリーは
ドラマの設定にも沿っていたと思う。

みんなに嘘をついている後ろめたさもあり、
“こんなに苦しいなら青春なんか知らなきゃよかった”
と百合子(香椎由宇)の前で涙する姿は
なかなかグッと来るものがあった。

で、この時の百合子のそれでも明日学校へ来なさいという言葉が
また良かった。
ここもドラマの設定をきちんと踏まえた良いシーンだったと思う。

真喜男の恋心がストレートに描かれているだけに、
桜小路(手越祐也)のひかりに対する微妙な気持ちも
余計に際立って描けていた。

甘いものが嫌いな桜小路が
真喜男の代わりにプリンを食べるシーンは
桜小路のせつなさも出ていて良かったと思う。

目安箱の使い方など、
相変わらずゴツゴツしたところはあるんだけど、
まとまりはある回だった。

ところで早紀(村川絵梨)はひかりの背中を押したり、
桜小路の気持ちにいち早く気づいてアドバイスしたり、
「風のハルカ」時代から人の世話を焼いてばっかり。
何とか早紀も幸せになって欲しい。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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2006/08/19

黒い太陽  第4話

演出:田村直己
脚本:樫田正剛

今回も出だしはかなり端折ったような印象だった。
立花(永井大)の状況の変化はその後にある程度説明されたけど、
千鶴(井上和香)の変化はもう少し描いてもいいような気がした。

笑子(酒井若菜)のキャラクターも
薄っぺらくなってしまった感じ。
まあ、笑子も含めた人間関係は面白いとも言えるけど。

それにしても立花は常に靴下だけは脱がないんだなあ。
あれはどうかと思う。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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タイヨウのうた  第6話

演出:武藤淳
脚本:渡邉睦月

ずいぶんと下世話なエピソードの連続だった。
三浦(竹中直人)が指導するバンドの練習方法とか、
麻美(松下奈緒)のライバル・レイサ(原史奈)の行動とか、
孝治(山田孝之)の少年院時代の知り合いの登場とか、
そいつらに薫(沢尻エリカ)が襲われるとか。

小林麻央の母親役で姉の小林麻耶が写真で登場したのも
面白いというよりやれやれだった。
桐谷健太もこんな役ばっかりで可哀想だったし。

連ドラらしく話を広げるのは当然だけど、
広げ方が間違ってるような気がする。

ラストで薫が家に帰ったあとのナレーション、
“本当は抱きしめたかった。ずっと側にいたかった。
 あなたの心が応えてくれるまで。
 あなたが私にそうしてくれたように、本当は抱きしめたかった”
というのはこの作品らしかったと思う。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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レガッタ  第6話

演出:池添博
脚本:江頭美智留

千香子(若槻千夏)が
大沢(速水もこみち)との関係をボートに例えて
“こっちを向いているのに離れていってしまう”と言ったのは
妙にうますぎてリアリティがなかったけど、
大沢が“アイツ(倉田)に勝つには命をかけるしかない”と言って
ボートを漕ぎだしたラストは悪くなかったと思う。

依然として全体的には締まりのない作り方ではある。
でも、前回よりは良かった。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜  第7話 危険な情事

演出:大木綾子
脚本:栗原美和子

盛り上げるなあ。
しかもドロドロに、ホラーに、サスペンスに。
怖いよ、松下由樹も米倉涼子も。

マチ子(松下由樹)の弟・俊也(和田正人)や
義男(石黒賢)の母・朋子(江波杏子)の最終的な落とし所は
今回で何となく分かってきた。
こっちでもお金が絡むと焦点がボケそうだけど大丈夫だろうか。

マチ子がいずれブティックを持ちたいと言った時に義男がひと言。
“できる限りのことはさせてもらうよ”
ホントにドジだね〜。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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花嫁は厄年ッ!  7

演出:秦建日子、森雅弘
脚本:秦建日子

果たして幸恵(岩下志麻)は全部分かっているのか、
それとも分かっていないのか。

分かっているからこそ、
明子(篠原涼子)の父親・耕作(鶴田忍)と2人で話し、
その後、耕作の対応が変わったと考えるのがやっぱり自然か。
“一郎(矢部浩之)君と一緒に寝たいんならお父さん別にいいぞ”
なんて冗談はウソの婚約だと聞いたから言えるような気もするし。

ただ、耕作が幸恵や一郎を信頼したのは確かだと思う。
“不束な娘ですがどうかよろしくお願い致します”
と幸恵に頭を下げた姿は、
この企画が終わるまでという気持ちだけではない感じだった。

いずれにしても、言葉と本心は違うのではないか、
というトーンで攻めた今回の切り口は良かった。

一郎もすでに心の中が変わってきているのは確か。
だからこそ明子に、
この企画が終わったらもう二度と自分の前に現れるな、
と言ったシーンはせつなかった。

耕作が唐突に登場する前半はいつものドタバタだったけど、
明子が自分の親にウソをつくのがつらいことを身をもって知り、
一郎の気持ちをさらに深く分かるという意味では
耕作の登場も悪くない展開だったと思う。

今回は秦建日子のTVドラマ初演出だったわけだけど、
6話までの演出より良かったくらい。
脚本も秦建日子だったし、今までで一番まとまった回だった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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下北サンデーズ  第六回公演 ブルマなゆいかが下北を回す!

大手プロダクションの存在を絡めながら
劇団を維持していく上での岐路や主宰の責任、
団員の覚悟などを描いた内容はいいんだけど、
その見せ方はどうなんだろう。

完全にコメディに振れてるわけでもないし、
ちょっと中途半端な気がした。

視野が狭くなるという意味も込めて
サンボ(竹山隆範)と玲子(松永京子)のパーツを入れたのは
最後まで見れば分かったけど、
あの2人のシーンだけに関して言えばやっぱり寒かった。

ちっともぴっちりじゃないブルマーコンテストの話も
引っ張りすぎると思う。
そういう芝居以外の注目のされ方として必要なのは分かるけど。

オフィスフォルテッシモとかエル・ポポラッチとか、
今回も小ネタはいろいろあったし、
伝えたい内容自体は悪くないと思う。
でも、全体の出来としてはかなり厳しかった。

やっぱり脚本が問題なのかな。
ちなみに下馬(古田新太)が刺青した花札の話をするシーンで
「あのよろし」と言っていたけど正しくは「あかよろし」。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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2006/08/17

CAとお呼びっ!  Vol.7

演出:大谷太郎
脚本:梅田みか

同じベタな内容ならシリアスの方が見やすい。
前半はまたフツーのドタバタだったけど、
後半は親子ネタで盛り上げたと思う。

機内で病人が出る展開はさすがにやれやれだったけど、
沙依(観月ありさ)の性格を絡めつつ、
一応、CAの適性などにも触れていたので
このドラマにしては中身はあったんじゃないだろうか。

最後の沙依と母親(丘みつ子)のシーンは
そんなに悪くなかった。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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結婚できない男  第7話 親戚づきあいが嫌いで悪いか!!

脚本:尾崎将也
演出:植田尚

冒頭に桑野(阿部寛)の父親の法事のシーンもあったので、
夏美(夏川結衣)の父・康雄(竜雷太)が
実は病気なんじゃないかということも予想されたけど、
暗い話にならなくて良かった。

康雄の頑固さに関してはやや表現が足りなかったものの、
家族との付き合いをテーマに
康雄を絡めた桑野と夏美のシーンは今回も面白かった。

夏バテでいちいち夏美の病院に来る桑野も桑野だし、
桑野の誘いにやたらそわそわする夏美も夏美。
端から見ている限り、
かなりお似合いのカップルになってきたのが分かる。
そんなことを2人とも絶対に認めないところが
また面白いんだけど。

みちる(国仲涼子)や英治(塚本高史)が
それほど深く関わる話ではなかったけど、
夏美の父親の登場で夏美にスポットが当たった分、
桑野と夏美の関係が細かく描けたところは良かった。

今回はあれだけ自分の生活にこだわりを持った桑野が
外に出しっぱなしで冷めていた肉まんを平気で食べたり、
そんな肉まんを康雄にお返しをしようとしたり、
桑野らしくない行動もあった。

でもまあ、そこは夏美と康雄を仲直りさせるための
ムリヤリな段取りというより、
桑野のささやかな成長と大目に見たい。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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ダンドリ。  Stage 6

コーチの登場、チーム名の決定などはあったものの、
改めて5人の絆を描いた内容で
連ドラのストーリーとしては中休みのような感じだった。

練習が思うようにできなかったり、
5人の気持ちがすれ違ったりする過程に工夫がなく、
前半はちょっと退屈だった。

でも、双葉(加藤ローサ)の失恋はうまく使ったと思う。
他の4人が応援するような形ではなく、
双葉がひとりで対処した展開は今回の内容にあっていたと思う。

最後にみんなに報告だけして
要(榮倉奈々)が自分のことのように泣いたシーンは悪くなかった。

かしこ(木南晴夏)や乙女(ゆってん)は
相変わらずいい味を出していると思う。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2006/08/15

サプリ  Episode.06「透けてみえる恋心」

演出:成田岳
脚本:金子ありさ

ユリ(浅見れいな)の内面が描かれて、
勇也(亀梨和也)とユリがかなり接近。

ミズホ(りょう)と荻原(瑛太)の複雑な心理もあり、
ミナミ(伊東美咲)との三角関係、
いや、ミズホの旦那も入れると2つの三角関係か、
そっちもかなり込み入ってきた。

当然のことながら勇也のミナミに対する感情も
右肩上がりに描き続けているし。

だから面白いと言えば面白い。
でも相変わらずセリフが無機質なので
ドラマにグッとのめり込むようなことはない感じ。
それがこのドラマで言うところの
“スタイリッシュ”ってことなんだろうけど。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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誰よりもママを愛す  第7話

演出:清弘誠
脚本:遊川和彦

伝えたい主旨は分かるけど、
ストーリーはずいぶんと乱暴だった。
病院で検査もしてないのに
雪(内田有紀)が中絶の同意書を持っているとか。

それぞれのエピソードも日曜劇場らしくない切り口が多かった。
毎回同じトーンでも飽きるけど、
こういう変化は方向が違うような気がする。

まあ、日曜劇場らしくないと言いつつ、
山下(劇団ひとり)の“それハンコじゃないです”は
ちょっと面白かった。

             採点  5.0(10点満点平均6)


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マイ★ボス マイ★ヒーロー  第6話 立ち上がれ組長!★A組の内部抗争

演出:佐藤東弥
脚本:大森美香

かなり直接的に真喜男(長瀬智也)が
クラス全体に影響を与える話。
最後に真喜男が今を楽しまないでどうするんだと
みんなに活を入れたシーンは悪くなかった。

ただ、初回にも出てきたプリン争奪戦に時間を掛けるなど、
いつも以上にドタバタ感はあった。
内容はともかく、
もう少し仕上がりのクオリティーを上げてくれるといいんだけど。

美喜男(黄川田将也)が本性を出してきたので
そちらは今後に向けて面白くなりそうな気がする。

それはそうと兄貴が変身するからアニキンダーか。
大森美香の脚本ならガイセイバーでもよかったかも。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2006/08/12

黒い太陽  第3話

演出:田村直己
脚本:樫田正剛

演出が代わったせいか、
前半は雑なところが多くて説得力がないシーンも多かった。
立花(永井大)と千鶴(井上和香)の関係が
急に近くなりすぎたところも違和感があったし。

心理描写が弱くなると
こういう業界に興味がない人には
まったく感情移入ができなくなるので
そのあたりは気をつけて欲しい。

終盤、立花がわざと殴られているところを千鶴に見せて、
千鶴が劇的に変わっていったところは
エンターテイメント的な展開として悪くなかったと思う。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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タイヨウのうた  第5話

演出:今井夏木
脚本:渡邉睦月

工藤(要潤)に会いに行ったことや麻美(松下奈緒)との関係を
孝治(山田孝之)が素直に薫(沢尻エリカ)に話したのは
ヘンなストレスが溜まらなくて良かったと思うけど、
その後、すぐに別のエピソードに行ってしまったので
1話のストーリーとしてはもの足りなさが残った。

麻美との関係は孝治の過去にも関係するわけだから、
あそこは続けてもう少し深く描く構成でも
よかったんじゃないだろうか。

後半のエピソードに関しても
ギターが弾ける孝治が薫の力になるという展開を示す程度で
それほど深く描けているとは思えなかった。

2つのエピソードの距離が遠いまま
一話の中で描こうとしてしまった関係で、
両方とも浅くなってしまった印象だった。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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レガッタ  第5話

演出:新城毅彦
脚本:清水友佳子

これまでは4人の微妙な関係が良かったんだけど、
こういうコテコテの状況になるともう興味を惹かない。

あと、キャンプ場のシーンのような
無邪気にはしゃぐ演技というのは普通でも難しいので、
このメンバーでやるのはムリがあった。

ボートの話とも離れていたし、
今回はさすがに厳しい内容だったと思う。

後ろから抱きしめて“俺じゃダメですか?”って、
あすなろ世代か。

             採点  5.0(10点満点平均6)


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2006/08/11

不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜  第6話 愛人の接近

演出:林徹
脚本:栗原美和子

正妻vs愛人の構図がさらに強調されたような展開に。
まだお互いの立場を知らない状態で
道子(米倉涼子)とマチ子(松下由樹)が
商店街で話すシーンはなかなか面白かった。

マチ子から義男(石黒賢)への電話を盗み聞きしたことで、
和子(杉田かおる)は義男とマチ子の現状を把握。
もっと面白がるのかなと思ったけど、
一応、深刻なリアクションだった。

で、会社での昇進問題と道子の書道家としての注目度に浮かれて、
義男は道子と一緒に雑誌の取材を受けるという行動に。
“浅井さんってドジだね”というマユミ(福田沙紀)のひと言が
この回、一番の爆笑ポイントだった。

ちなみに道子が日展に出した菅原道真の漢詩は、
 不是秋江練白紗
 黄金化出菊叢花
 微臣把得籠中満
 豈若一経遺在家
というもの。大雑把に言うと、
子供にはお金よりも聖人の書を残せ、みたいな意味。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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花嫁は厄年ッ!  6

演出:谷川功
脚本:栗本志津香
脚本監修:秦建日子

幸恵(岩下志麻)はやっぱり出て行ったきりの
一郎(矢部浩之)を気に掛けていて、
一郎とつながっていられるように
明子(篠原涼子)のウソにも付き合っていたという展開。

そういう幸恵の気持ちを察して
明子が一郎にきつい言い方をしたり、
本当のことを幸恵に話そうとする流れは悪くなかった。

ただ、明子のまわりのいろんなことが
ドラマの構成として効果的に描けているとは言い難い。

とくに、中盤で希美(松嶋尚美)に
明子が一郎を好きなんじゃないかと言わせるのはどうなんだろう。
ちょっと早すぎるような気がする。

確かに明子がすでに安土家での生活を
楽しんでいるような描写はあったけど、
一郎の実家だからという部分はこれまでに描けていないと思う。

今回のような話をもっと繰り返して、
一郎の内面、一郎の母親である幸恵の本当の気持ち、
そのあたりを明子が十分理解してきた上で、
安土家の日常を楽しんでいる明子を希美がそう言うなら
視聴者も納得するだろうけど。

番組の企画で隠し撮りをしているという
設定にしてしまったばっかりに、
ドラマとしての肝心な部分に時間を割けてないとも言える。
もったいないなあ、このドラマも。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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下北サンデーズ  第五回公演 下北キャンディキャンディ!

演出:堤幸彦
脚本:中津留章仁、河原雅彦

やっと群像劇っぽくなってきた。
まず、いちいち紫蘇が入ってるオリジソ弁当とか、
いっぱいいっぱいいっぱいとか、
冒頭から提供テロップまでが堤幸彦らしい演出で
すごくテンポがあった。

そして「演技者」を連想させる「人生はステージ」の仕事など、
サンデーズのメンバーが徐々に活躍していく話になり、
取り残されたキャンディ(大島美幸)が
芝居を続けていく情熱をなくしてしまう展開に。

ずっとキャンディを応援してくれている
バイト先の社長(蛭子収能)との関係や、
誰しもが抱える不安を絡めながら、
小劇団で夢を追う若者たちの日常を描けていたと思う。

キャンディをもう一度やる気にさせたのが、
ゆいか(上戸彩)が改めて読み返し、
「人生はステージ」でも取り上げられた
「暗黒超人ビジンジャー」のセリフ。

“才能とは99%の努力と1%の可能性である。
 努力とは99%の継続と1%の夢である。
 継続とは99%の愛情と1%の迷いである。
 愛情とは…、99%の愚かさと1%の希望”
というその言い回しがまた小劇団っぽくて、
作品の個性は出ていたと思う。

キャンディに大島美幸をキャスティングしていたのが効いていて、
最後にキャンディが大泣きするシーンは
分かっていてもグッと来るものがあった。

ゆいかの父親・富美男(北村総一郎)と
下馬(古田新太)の師弟関係や、
演劇好きの牛乳屋・代沢(藤井フミヤ)が
かつてThe Yellow Hearts のメンバーだったらしいことなど、
サンデーズを取り巻く環境も少しずつ明かされてきた。

やっと当初の狙い通りのテイストになってきた感じで
面白くなってきた。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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2006/08/10

CAとお呼びっ!  Vol.6

演出:南雲誠一
脚本:梅田みか

昔から人を信じられなかったりさ子(佐藤江梨子)が
なぜCAになれたのか、
というあたりはツッコまないのが
この手のドラマを見る上でのマナー。
もちろん航空会社のセキュリティに関しても。

いがみ合っていた仲でも
最後は沙依(観月ありさ)がりさ子を思いやって
めでたし、めでたし。

佐藤江梨子は田舎から出てきたばかりという設定の
回想シーンが良かった。

             採点  5.0(10点満点平均6)


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結婚できない男  第6話 融通きかなくて悪いか!!

脚本:尾崎将也
演出:小松隆志

今回は桑野(阿部寛)の魅力が
あまりうまく描けているとは思えなかった。

結論から言うと、冒頭のエピソードで出てきた
お好み焼き屋のオーナー・八木(乃木涼介)と、
後半に出てきたイラストレーター・結城(白井晃)のキャラが
逆の方がよかったんじゃないだろうか。

八木はごく普通のキャラで
トラブルの原因も桑野が一方的に悪い状況だったから、
あれで桑野が素直に謝れないというのは
偏屈という性格的な描写よりも
ドラマの主人公としてイメージが悪い方に作用した。

逆に結城は極端に悪いキャラで描かれていて
建築設計という仕事そのものを冒涜するようなタイプだったので、
だったらたとえ大きな仕事でも桑野が断った方が
むしろ桑野らしさは描けたような気がする。

もちろん、このドラマは毎回、
桑野の微妙な変化を描いているわけで、
夏美(夏川結衣)とのやり取りを経て、
最後に桑野が結城に自分のポリシーをぶつけてみる、
と思い直す展開はいい。
ただ、そういうことが効果的に描けていなかったような気がする。

八木が本当にクレーマー体質のイヤな奴で、
それでも仕事をスムーズに進めるために
桑野が我慢して頭を下げなくてはいけない状況。
結城が名実ともに立派なイラストレーターで、
家に対する考え方だけが違うので
受注するには桑野も腹を割って話さなければいけない状況。
そういう流れだったら桑野の偏屈さも変化も描けたと思うけど。

でもまあ、桑野と夏美のシーンは相変わらず面白い。
とくにふたりの間(ま)は最高。
今回はSEの入れ方も面白かったし、
ケンさんの会釈も見事だった。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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ダンドリ。  Stage 5

演出:小林義則
脚本:横内謙介

カルロス(増田貴久)はいい男だなあ。
それだけに結果はどうあれ本気で頑張ってる人を応援するという
チアの精神もよく表現できていて良かった。

ストーリー自体はベタな展開だし、
細かいところはもっとうまく作れそうな気もするけど、
とにかく真っ直ぐな高校生をストレートに描いている部分は
見ていても気持ちがいい。

これはダンスのドラマではなくてチアダンスのドラマなんだから
これでいいと思う。

まわりが少しずつチアに興味を持つ部分も押さえてあるので
ドラマの進行上、後半で急にメンバーが増えても
そんなにおかしな展開にはならないような気もする。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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サプリ  Episode.05「私を見守る人」

演出:成田岳
脚本:金子ありさ

仕事と恋愛の描き方のバランスはかなり良かったと思う。
ミナミ(伊東美咲)のキャラクターだけでなく、
荻原(瑛太)やミズホ(りょう)のキャラクターも
かなり繊細に描かれていたんじゃないだろうか。

とくに最後のバーでの荻原とミズホのシーンは良かった。
“そんなにムキになるのは相手が私だから?”とまで言って
ミナミの清らか過ぎる姿勢をミズホは詰ったのに、
自分も100%プロとして行動できたのか実は自信がなかった。
そしてそんなミズホの気持ちを荻原は察することができたから
これが最後のつもりで酒に付き合った。
そんな長い付き合いならではの関係がよく出ていた。

とにかく今回のエピソードに関しては
会社側の決定もミナミの行動も両方正しいと言えるので、
そこをベースにして登場人物の心理をうまく動かせたと思う。

ただ、描こうとしている内容は悪くないのに、
相変わらず登場人物の心理とセリフでの表現には距離がある感じ。
もう少し普通の言葉でしゃべらせた方が伝わるのに…。

あと、やっぱり伊東美咲の地声には色艶がない。
今さらだけど、もうそれは致命的。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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2006/08/07

誰よりもママを愛す  第6話

演出:竹園元
脚本:遊川和彦

薫(長島弘宜)の反乱だったので、
ピンコ(阿部サダヲ)、山下(劇団ひとり)よりも
知(川島海荷)を多く絡めてストーリーを構成。
これは効果的だった。

薫も知もお互いの家に行くシーンがあったので、
子供の目線から家族を比較して描けたと思う。

最終的には一豊(田村正和)と子供たちが
こずえ(小林聡美)の口から
千代(伊藤蘭)の本心を聞く展開になり、
ひとまずは決着。
今後は明(玉山鉄二)と雪(内田有紀)が
それぞれに自立の道を探っていきそう。

今回はそんなにダレる展開ではなかったけど、
ドラマとして単に父親と母親を入れ替えただけの話にならないよう
もう少し工夫して欲しい。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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マイ★ボス マイ★ヒーロー  第5話 グレてやる!★若頭の反抗期

演出:石尾純
脚本:大森美香

真喜男(長瀬智也)が気になるからこそ
冷たく振る舞ってしまうひかり(新垣結衣)と、
ひかりに距離をおかれたこともあって
マジメに学校へ来ることがイヤになってしまう真喜男。

でもこの2人の絡みを最小限に抑え、
真喜男の成長を中心に描きながら話を進めたところが良かった。

とくに鋭牙会が仕切っている店からの上がりがなくなった時に
舎弟たちを叱るだけでなく、
自分も反省したりしたシーンがあったのは良かったと思う。

クラス全体の変化はあまり描けていたとは思えないし、
桜小路(手越祐也)のひかりに対する感情も
曖昧な表現のままなんだけど、
そこがかえってワザとらしくなくていいのかもしれない。

真喜男の父親・喜一(市村正親)が
百合子(香椎由宇)の容姿にこだわったり、
黒井(大杉漣)が百合子にホレてしまったりするのは面白い。
真鍋(田中聖)も学校に行きそうな勢いだし。

グレかけた真喜男が学校で今までと違う表情を少し見せたのは
効果的だったと思う。

             採点  7.0(10点満点平均6)


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2006/08/05

黒い太陽  第2話

演出:麻生学
脚本:樫田正剛

ドラマではイジメのシーンを分かりやすく描く傾向があるので
どうしてもワザとらしくなってしまうけど、
それ以外の演出、というか、
カメラワークは細かいところまで凝っていて今回も悪くなかった。

ストーリー的には設計事務所から採用の連絡を受けるものの、
立花(永井大)が本気で夜の世界で稼ぐことを決意するまで。
その過程で立花が金に綺麗も汚いもないと割り切るまでを
かなり丁寧に描いていたと思う。

こういう業界の話に興味が持てるかどうかという
視聴者個々の好みはあるだろうけど、
ドラマの作りとしてはいいんじゃないだろうか。

ミントキャンディのキャストの中では、
今のところ笑子(酒井若菜)が
キャラクター的にも演技的にも頭ひとつリード(当たり前か)。

ピンクソーダーのナンバー1キャスト・冬海を演じる益子梨恵は
「下北 GLORY DAYS」の時の方が色っぽかったような気がする。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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タイヨウのうた  第4話

演出:山室大輔
脚本:渡邉睦月

薫(沢尻エリカ)がもう一度歌い始めるまで。
前半は薫の両親の心理を中心に、
後半は孝治(山田孝之)の心理を中心に描いていた。

母・由紀(黒田知永子)の方は
想像していたほど繊細には描かなかったけど、
男親・謙(勝村政信)の複雑な気持ちはうまく描いたと思う。

孝治から薫への誕生日プレゼントが紫外線防護服だったのは、
正直、違和感もあった。
ただ、そのあとゴレンジャーまで持っていったので
ドラマとしてはアリかなと。

とくにストリートライブのチラシをみんなで配りに行った時、
薫が無理やりポーズを取らされるハメになって
恥ずかしがりながらも笑うシーンがあったのは良かったと思う。

でもそのことで逆に、
このドラマにおける薫は泣くか笑うか、
どちらか極端なシーンでないと心が揺さぶられないかも、
と思ってしまったりもした。

あとは麻美(松下奈緒)や工藤(要潤)が
コテコテのイヤなキャラクターにならないことを祈る。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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レガッタ  第4話

演出:高橋伸之
脚本:江頭美智留

今期は視聴率が低いドラマが多いので
自然と冒頭の“ここまでのあらすじ”が長くなる感じ。

いろいろ細かいところは雑だけど、
青春ドラマっぽくはなってきた。
ボートと恋愛のバランスも悪くないと思う。
ちょっともったいないな。

             採点  5.5(10点満点平均6)


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2006/08/04

不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜  第5話 妻の大逆転

演出:谷村政樹
脚本:栗原美和子

前回に引き続いてコメディ色が強かったけど、
そういうものだと割り切って見ると素直に面白いと感じられた。

和子(杉田かおる)のポジションも
やっと視聴者目線として落ち着いてきたし、
あれはあれでいいんじゃないかという気もしてきた。

全然関係ないけど、
最近は旗日っていう言い方する人、少なくない?

             採点  6.5(10点満点平均6)


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花嫁は厄年ッ!  5

演出:池添博
脚本:松田知子、白石まみ
脚本監修:秦建日子

前半はまたぐだぐだのコメディだったけど、
最後は次郎(小山慶一郎)のいいところを
本人の前で言ってあげるなど、
幸恵(岩下志麻)の本当の姿が少しずつ描かれ始めた。

そして、明子(篠原涼子)と一郎(矢部浩之)が
実際には婚約していないだろうということだけでなく、
隠しカメラで撮影していることも
幸恵はすでに知っているというような描写までラストにあった。

まあ、明子が最近までテレビに出ていたアナウンサーなんだから
それくらいの察しは最初からついていたのかもしれないけど。

とりあえず幸恵がすべて分かっているらしいことが
早めに提示されたのは悪くない方向だと思う。
あとはやっぱり前半でうまく笑わせて欲しい。

それはそうと、田舎の純朴な若者が魑魅魍魎なテレビ界で
傷つき汚れていく様子を撮りたいとかって、
今、TBSで堂々と言うのはマズイんじゃないの?(笑)

             採点  5.5(10点満点平均6)


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下北サンデーズ  第四回公演 世界はサンボを座長と呼ぶんだぜ!

演出:丸毛典子
脚本:三浦有為子、河原雅彦

とりあえずサブタイトルは笑った。
で、中身は思いっきりコテコテだったんだけど、
この手の話はやっぱり王道としてグッとくるものはあった。

サンボ(竹山隆範)が母親(吉行和子)に分からないように
みんなに頭を下げたりするところとか、
当然の如く母親はすべて分かっていて
その母親が最後はみんなに頭を下げたりするところとか。

ドラマのシチュエーションとしてもあっていい回だったと思う。
今回ばかりは舞台の内容を
もう少しゆいか(上戸彩)中心に見たかった気もするけど。

あと、前回までは少し分かりにくかったけど、
今回の言動でゆいか(上戸彩)のキャラクターは
かなりハッキリしたと思う。

別に千恵美(佐田真由美)にだけ憧れていたわけではないし、
その憧れも明確な具体性があるわけでもない。
それはまさに青春の勘違いに近いのかもしれない。

でも、若い頃の勘違いは決してムダではないし、
未熟だからこそ純粋に突っ走れる側面もある。
そして、それが実を結ぶことも十分にあるし。

そこをうまく描いてくれれば
このドラマの意味は伝わると思う。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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CAとお呼びっ!  Vol.5

演出:大谷太郎
脚本:梅田みか

もうCAであることはシチュエーションですらない感じ。
これまでの優花(香里奈)のキャラクターからすると
恋に落ちる過程にも説得力がないし、
相手が田舎に帰ったことでみんなが納得する結論も強引だった。
まあ、いいんだけど。

りさ子(佐藤江梨子)はいつもとパターンを変えて登場。
で、次回はりさ子にスポットが当たるらしい。
ちょっと期待、していいのか?

             採点  5.0(10点満点平均6)


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2006/08/02

結婚できない男  第5話 家に人を入れないで悪いか!!

脚本:尾崎将也
演出:三宅喜重

桑野(阿部寛)の偏屈さ、というより、
神経質さ、頑固さをかなり強烈に描いた感じ。
でもそれだけに桑野が部屋で倒れ、
夏美(夏川結衣)が強引に突入したシーンは
ちょっとせつなくもあった。

あそこまで夏美が桑野の身体を心配するのは、
医者としてだけでなく、
すでに桑野という男が気になっている証拠だと思うけど、
それが育代(草笛光子)との些細なシーンなどで
少しずつ描写されているのは丁寧だと思う。

いずれにしても桑野も夏美も
きちんと仕事をしているのは見ていて気持ちがよかった。
どっかのドラマと違って。

フラッシュメモリがずっとわざとらしくアップになっていて
何かの前フリであることは間違いなかったんだけど、
それが桑野の仕事ミスにつながるようなものではなく、
夏美が桑野の部屋に入るキッカケになっていたところも良かった。

“何さまのつもりだ!”“お医者さまです”も面白かったし、
素直には部屋に入れないところも凝っていて良かったと思う。

今回は料理まで作ってもらって
さすがに夏美を多少は認める発言が出るかと思いきや、
やっぱりラストはイヤミを言う桑野。

でも、ベランダから帰っていく夏美を
最後まで見ている目線は何とも印象的だった。
たとえ壊されたパーテーションの方を見ていたとしても、
それが象徴的なものであることには変わりないし、
意味は同じと考えたい。

             採点  7.5(10点満点平均6)


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ダンドリ。  Stage 4

演出:石川淳一
脚本:半澤律子
脚本監修:横内謙介

活動自粛中のチアダンス同好会が演劇部を応援する話。
要(榮倉奈々)の母親・ふさ江(戸田恵子)も同じように
寂れていく商店街を盛り上げたいと考えていて、
この2つを絡めた構成にしていたのは良かった。

おそらくフラれるであろう双葉(加藤ローサ)の恋愛問題、
野球部の地区予選も始まったカルロス(増田貴久)の今後、
石渡(国分太一)の実家との問題など、
これから同好会が関わっていくだろう事柄も小出しにしながら
話を進めていたのも周到だったと思う。

最後の演劇部分はさすがにわざとらしい作りで
ちょっと感動は薄かったけど、
まゆ実(森田彩華)の父親(金田明夫)も来ていて
真っ先に同好会に対して拍手していたシーンは良かった。
このあたりの細かい前フリは丁寧だと思う。

単にチアのメンバーが増えていくという流れではなく、
今回、ストリートダンサーチームを外したのもいい選択だった。

             採点  6.5(10点満点平均6)


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サプリ  Episode.04「年下の男たち」

演出:川村泰祐
脚本:金子ありさ

招待状の日付印刷ミスのような展開はありがちで
あまり新鮮味がなかったけど、
今回は荻原(瑛太)を中心に描いていたので
前回よりは見やすかった。
まあ、誰がこのドラマの主役なんだって話もあるけど。

日付の確認ミスも完全に荻原ひとりの責任というわけではなく、
荻原の中途半端な行動を象徴するような形で使われたのは
よかったんじゃないだろうか。

で、勇也(亀梨和也)の複雑な心境も押さえながら
最後はミズホ(りょう)がミナミ(伊東美咲)に大人攻撃。
ちょっと別の意味で面白そう。

ガチャピン顔やった時の伊東美咲を活かすような使い方を
制作者側がすれば、
伊東美咲ももっと可能性が広がるのになあ。

             採点  6.0(10点満点平均6)


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