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2006/11/27

アンナさんのおまめ  #7

演出:加門幾生
脚本:高山直也

今回はいつもより本田博太郎の
ナレーションを使ったツッコミが多かった感じ。
3〜5話あたりでこれを使ったらよかったのに。

展開はミエミエなので
ストーリーとしてはたいして面白くなかったんだけど、
浜辺でリリ(ベッキー)が死にたくないと言ったシーンは
ちょっと良かった。

恭太郎(柏原収史)のリリが可愛く見えるという心理も、
説得力はあったと思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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セーラー服と機関銃  最終話

演出:平川雄一朗
脚本:いずみ吉紘

結局、名ゼリフ「カイ・カン」は無し。
これは快感という単語を使う前フリもなかったので、
別に無くてもよかったと思う。

ただ、ラストのキスシーンも無かったのはちょっと残念だった。
家族という切り口を強調していたからかもしれないけど、
泉(長澤まさみ)にとっては初恋でもあったんだから
キスシーンはあってもよかったような気がする。

この最終回に関して言うと、
機関銃乱射シーンなどは悪くなかったと思う。
ただ、死んだ組員の思い出話が多すぎた。
しかも、いちいち1人ずつ振り返るので、
さすがにしつこさを感じてしまった。
回想はもう少し効果的に入れて欲しかったと思う。

全体的には全7話という構成が
良い方向にも悪い方向にも作用したと思う。
シンプルにテーマをハッキリ描けた部分は良かったけど、
半分は目高組の組員が殺されるエピソードに費やされたわけで、
コメディタッチで描かれた序盤のテンポの良さが
すぐに消えてしまったのは残念だった。

もっとも成功したのは
佐久間に堤真一を起用したことじゃないだろうか。
堤真一は最初から最後まで格好良かった。

あまりにも有名な話だし、
作り自体はエンターテイメントを重視した
王道のストーリーなので新鮮味はなかったけど、
TVドラマとしては楽しめた内容だったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.64(10点満点平均6)


セーラー服と機関銃セーラー服と機関銃
長澤まさみ 堤真一


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家族 〜妻の不在・夫の存在〜  第6回

演出:池添博
脚本:清水有生

前回からの続きという意味では、
悠斗(宇都秀星)に対する説明、
悠斗なりの納得という部分はすべて省略され、
とりあえず3週間、
悠斗は理美(石田ゆり子)と暮らした状態から始まった。

若干、違和感もあったけど、
その後の描写で補填されてもいたので
そこは気にしないでいいんじゃないだろうか。

で、結果的には離婚調停を経て、
亮平(竹野内豊)が離婚を決意する展開に。

まず、亮平側の心理は、
悠斗のことを一番に考えたいという思いを
詩織(木村多江)も絡めてかなり描けていたと思う。

とりあえず家事もすべて1人でやってみたり、
その中で悠斗が母親を求める姿も見てきたわけだから、
そこはそれなりの説得力があったと思う。

一方、理美側の心理は、
理屈ではないという部分が
詩織の“どうしてそこまで離婚にこだわるのか分からない”
というセリフに象徴されていた。

でも、理美の自分を見てくれていなかったという思いと、
その部分でも亮平は変わってきたのではないか、
という心の揺れはかなり描けていると思う。

離婚調停直後のトラブルは
いかにもドラマ的なエピソードではあったけど、
廊下ですれ違う時に亮平が最初に声をかけた
“理美”という声のトーンなどは、
本当に亮平の変化を表していたと思う。
このあたり竹野内豊は繊細に演じているんじゃないだろうか。

まあ、だからこそ理美は最終的にどうするのか、
という興味は依然としてあるわけだけど。

予想以上にリアリティのある話をやろうとしてるんだな、
という印象は今回でさらに受けた。

佐伯(渡哲也)側の話としては、
さやか(星野真理)は養女に迎える予定の子供だった。
そうなると、どの程度、亮平側のパーツと絡ませられるのか。
単に佐伯の退職後、妻を亡くした後の人生という部分での
登場人物になってしまうのか。
そこはしばらく見守りたい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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Dr.コトー診療所2006  第7話

演出:中江功
脚本:吉田紀子

志木那島における病人発生頻度はとりあえず置いといて、
ゆかり(桜井幸子)が春江(高橋史子)の
生まれたばかりの子供を抱き上げるシーンは
さすがに泣けた。

そういう意味ではゆかりと春江の入院が重なるのは
絶対条件なわけで、
この回だけを考えれば質は高かったと思う。
もちろん、ゆかりのエピソードは
彩佳(柴咲コウ)の話にもリンクしているわけだし。

それにしてもこの手の話は
子供が絡むと涙倍増だなあ。
千賀(畠山彩奈)の声が可愛すぎて
ゆかりにやたら感情移入した。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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嫌われ松子の一生  第七章

演出:山本剛義
脚本:成瀬活雄

このドラマは全体的に
時間を掛けてじっくり心理描写をした方がいい部分と
簡単に説明だけで済ませていい部分の選択が曖昧で、
連ドラの3ヶ月という長さを
うまく使えていないところはある。

でも、今回の後半、
松子(内山理名)とめぐみ(小池栄子)の
出所後の描き方はそんなに悪くなかった。
小池栄子もかなり頑張っていた。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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だめんず・うぉ〜か〜  第6話(タイトル表示なし)

演出:田村直己
脚本:吉田玲子

倉田真由美が白金マダム役でゲスト出演。
…だから何って感じだけど。

もう毎回コテコテのダメ男を
出さなくてもいいんじゃないだろうか。
まりあ(藤原紀香)、ナツ(山田優)、
小山内(田辺誠一)、一ツ橋(宮迫博之)だけで十分。
その方が面白そう。

あと、今みんなで寄ってたかって藤原紀香に
男を見る目がない!とか言うと、
陣内智則が不憫でならない。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  第七話

演出:佐藤東弥
脚本:井上由美子

今回はかなりドラマ性が高かった。
未希(志田未来)が泣きながら
誓約書にサインするところとか、
未希がバスから降りずに窓から身を乗り出して
智志(三浦春馬)に手を振るシーンとか、
静香(室井滋)の会社が不当たりを出す展開とか。

その中で相変わらず静香は
ドラマとしての構成とテーマを踏まえて
かなり丁寧に描いていると思う。
静香の言ってることも正しいし、
静香は静香なりに一生懸命だし。

ただ、未希の親友・恵(北乃きい)の心理描写は、
前回の弟・健太(小清水一揮)の場合と同様、
少しあっさりとしすぎた感じ。
前回、前々回と恵の変化は捉えていたものの、
未希との会話1回であそこまでは行き過ぎだったと思う。

一ノ瀬家の覚悟が決まってきたこともあって、
忠彦(生瀬勝久)の動かし方は
だんだん良くなってきた。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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僕の歩く道  第七話

真樹(森口瑤子)が変わる話は当然あると思ったけど、
こういう形になるとは思わなかった。
でも、すごくうまく作ってあったと思う。

直接、輝明(草なぎ剛)が真樹に影響を与えたわけでもないし、
真樹がこれまで以上に輝明のことを理解したわけでもないけど、
メガネを選んでいた真樹が幸太郎(須賀健太)に聞いた
“これとこれ、どっちがいい?”という質問に
輝明が“笑った顔”と答えたシーンは、
このドラマの個性を活かした見事な落とし所だった。

秀治(佐々木蔵之介)の変化も同時に描いていて、
これは妹・りな(本仮屋ユイカ)との
何気ない会話が良かった。

里江(長山藍子)の検査の結果は気になるところだけど、
このテーマでドラマを作っている以上、
やはり兄と妹の覚悟も描かなければならない要素だと思う。
そこがラストエピソードのような気がするけど
果たしてどうなるか。

もうひとつ、都古(香里奈)と河原(葛山信吾)の関係も
また新たな切り口として加わりそうだった。

個人的に、都古と河原が不倫関係の末に結ばれたことには
意味があったと思っている。
都古が非の打ち所がないようなキャラクターでは
むしろこのドラマのメッセージ性を曖昧にするから。

別に聖人君子のような人だけが輝明を理解できるわけではない。
都古に負のキャラクターを加えたのは
そういう意味では納得できる設定だった。

その都古が河原との関係をどう見つめ直すのか。
そこに輝明がどう絡むのか。
ここは注目したい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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役者魂!  第六回

演出:村谷嘉則
脚本:君塚良一

前回から続きで里奈(加藤ローサ)が
完全に情念の女と化したのは、
もうコメディとしての処理なのでいいと思う。

ちょっと心配した瞳美(松たか子)に対する
護(森山未來)の気持ちも、
芝居だったことを分かった上で言っていたので
ヘンな方向へは転がらないような気がする。

で今回、瞳美が子供たちに黙って夜も働いていたところは、
みんなが事実を知るまでやたら引っ張ったこともあって
ちょっとベタな展開になった。

ただ、どういう風に相談していいか分からなかったというのは
このドラマにおける瞳美の特徴的な設定なので、
泣きながらそれを本能寺(藤田まこと)に伝える場面は
それなりに感動的だったと思う。

本来なら瞳美が働いていることを知っている
アントーニオ(富岡晃一郎)も絡めて然るべき状況だったので、
終盤、まったく出て来なかったのはちょっと不自然だったけど。
スケジュールの都合か?

忠太(吉川史樹)の絵の話に合わせて
空のカットを度々入れている編集は良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2006/11/24

のだめカンタービレ  Lesson 6

演出:谷村政樹
脚本:衛藤凛

のだめ(上野樹里)がピアノを弾く姿は
やっぱりかなり格好良くって、
千秋(玉木宏)と合わせるシーンは
また見応えがあった。

後半、千秋が清良(水川あさみ)の誘いで
オーケストラを作ることになり、
真澄(小出恵介)以外のSオケのメンバーには
声をかけないところも、
なかなか細かく描けていたと思う。

学生たちにスポットがあたり始め、
青春ドラマとしての魅力も出てきた。

そしてオーボエの黒木役として、
戦前から音楽を愛していた達彦さん、ではなく、
福士誠治が登場。
なかなか渋いキャスティングだなあ。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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鉄板少女アカネ!!  IIIIII

演出:竹村健太郎
脚本監修:秦建日子
脚本:小川みづき

アカネ(堀北真希)の心太(塚本高史)への思いは
前回からの続きでもあったので
多少はせつなく描けた。
結局、心太も…、という部分は
あっさり過ぎて何の工夫もなかったけど。

しかし、あの餃子はアリなのか?
テーマとしては分かるけど、
もう少し美味しそうなものにして欲しかった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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たったひとつの恋  第6話

演出:樹木まさひこ
脚本:北川悦吏子

菜緒(綾瀬はるか)は子供が産めないかもという展開に。
菜緒の病気は血液のガンとのことなので、
抗ガン剤治療や放射線照射の影響ということだろう。
結局はそういう話になっちゃうんだなあ。

弘人(亀梨和也)のヤンチャな同級生問題は、
相手のナイフを弘人が握って解決。

その弘人の元へ行こうとした甲(田中聖)と
裕子(戸田恵梨香)のすれ違いのタイミングは
そんなにムリがなくて良かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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アンナさんのおまめ  #6

演出:常廣丈太
脚本:高山直也

今回は設定そのものが
これまでと違って特殊だったこともあったけど、
やっぱり常廣・高山セットが一番面白い。

もう使い古された入れ違いネタに対しても、
それに気が付かないアンナ(杏さゆり)に対しても、
きちんとツッコミを入れた上で遊んでいたし、
その過程でリリ(ベッキー)の内面も描けていたし。

それにしてもベッキーは器用だなあ。
3〜5話あたりの中だるみも
ベッキーの責任ではないことはハッキリしたと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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セーラー服と機関銃  第6話

演出:平川雄一朗
脚本:いずみ吉紘

もうコメディ色は完全に無くなり
パターン化して人が死んでいくので、
単調と言えば単調になってしまった。

ただ、無様ながらも
“守るべき人がある俺たちは
オメエらなんかよりずっと幸せなんだよ!”
と叫んで死んでいった英樹(福井博章)は
ちょっと格好良かった。

で、相変わらずラストは盛り上げる。
佐久間(堤真一)に向かって
“一度だけ人の道を外れてもいいですか?”
と聞いた時の泉(長澤まさみ)の涙を流し続ける顔と、
機関銃を手にした時の顔は、
本当に後からは思い出せない感情だったんだろうな
という雰囲気が出ていて良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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家族 〜妻の不在・夫の存在〜  第5回

演出:唐木希浩
脚本:清水有生

理美(石田ゆり子)が佐伯(渡哲也)に
亮平(竹野内豊)の手助けをしないで欲しいと
言いに行ったシーンと
その直後の理美と亮平の会話は、
なかなか興味深かった。

ムチャクチャではあったけど、
理美の言う“理屈じゃない”という部分は
かなり表現されていたんじゃないだろうか。

しかし、どこへ向かうんだろうなあ、
このドラマは。

で、やっと佐伯の方にも新たな動きがあった。
亮平たちの状況から考えると、
実は亡くなった加奈子(中田喜子)は再婚で
さやか(星野真理)は前夫の元へ置いてきた子、
という感じだと分かりやすいんだけど、
ちょっと年齢が合わない気もする。

佐伯は30年前に5歳の息子を亡くしているわけだから、
佐伯も再婚でその息子は前妻との間の子なら
ありえなくもないけど、
そうなるとあまりにも都合が良すぎる印象だし。

まあ、出てくる前からなぜか
星野真理はハマってるような確信があるので、
どう絡んでくるか楽しみにしよう。

全体的にシリアスだったのに、
それでも津久野(劇団ひとり)と遊ぶ時は
悠斗(宇都秀星)の髪型が劇団ひとりになるところは
妙に可笑しかった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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Dr.コトー診療所2006  第6話

演出:中江功
脚本:吉田紀子

邦夫(春山幹介)の手術はまた唐突だったけど、
剛洋(富岡涼)がコトー(吉岡秀隆)の姿を
改めて間近で見ることには意味があったと思う。
東京で勉強をする剛洋と島で暮らす邦夫との対比も
親子関係を絡めて描けていたと思うし。

しげさん(泉谷しげる)たちの手助けもあって
漁師に戻った剛利(時任三郎)の姿を
剛洋が見られたのも良かった。

剛利と剛洋の船の上のシーンとか、
最後に剛利が診療所でコトーと話すシーンとか、
全部セリフにしないところは
やっぱりこのドラマの良さだろうな。

1・2話以来の中江演出としては、
漁協で買い戻した剛利の船を
剛利が最初に見上げる下からのカットがすごく良かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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嫌われ松子の一生  第六章

演出:堀秀樹
脚本:成瀬活雄

基本的には現代のめぐみ(小池栄子)が
明日香(鈴木えみ)たちに話をするスタイルだったし、
過去の状況としても刑務所内だけだったので、
全体的に説明っぽくなってしまった。

それはまあ仕方ないとしても、
刑務所内の出来事はもう少し整理して
時間の経過などもハッキリと表現して欲しかった感じ。

そうすれば松子(内山理名)が
脱獄を図ろうとしたところも
もっとせつなく描けたと思うんだけど…。

ヘンなカツラ姿ではないめぐみが
ウチの母親も幸せだったのかな、と
松子と話すシーンは良かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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だめんず・うぉ〜か〜  第5話(タイトル表示なし)

演出:麻生学
脚本:高橋ナツコ

ナツ(山田優)がホストのケント(須賀貴匡)のことを
好きと思い込もうとしたところとか、
小山内(田辺誠一)と一ツ橋(宮迫博之)のさぐり合いとか、
ドラマの骨格はそんなに悪くないんだけどなあ。

ナルシストがテーマだと
もうみんな極端にナルシストになっちゃって、
前半で興味が薄れてしまう。

ホストクラブを出る時に
まりあ(藤原紀香)が新人ホストに
頑張ってと声をかけるところや、
店長がまりあにお礼を言うところなんかは
細かい部分だけど悪くないと思う。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  第六話

演出:佐久間紀佳
脚本:井上由美子

智志(三浦春馬)の母親・静香(室井滋)が
シングルマザーであることが、
ドラマの構成としてかなり効いていた。

世間の風当たりについては身にしみているわけで、
“世の中ってね、人と違うことする人間には
信じられないくらい冷たいものなの”という
未希(志田未来)への言葉には説得力が加わったと思う。

もちろん、静香自身もひとりの母親なので、
今の学校でアイツの分も頑張ると言った智志の
“アイツ”という言い方に感情をあらわにしたシーンは
かなり印象的だった。

一方、未希は家族にかける迷惑を考えて
一度は家を出ることを決意するものの、
家族の絆によってそれは思いとどまることに。
ただここは弟の健太(小清水一揮)が
未希に生めよというタイミングが早すぎたような気がする。

あまり話が分散しないように
弟の悩みを描く部分は簡潔にしたのはいいとしても、
せめて家族での話し合いの後にするべきだった。

未希と遠藤(山口紗弥加)の会話を
近くで聞いているシーンはあったものの、
ちょっと物分かりが良すぎる印象になってしまったのは
残念だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2006/11/15

僕の歩く道  第六話

演出:三宅喜重
脚本:橋部敦子

都古(香里奈)が結婚したということが
どういうことなのか、
輝明(草なぎ剛)が理解し、
ストレスがたまっていく過程が丁寧に描かれた。

動物園でその変化に気づいたのは
やはり自閉症の息子を持つ古賀(小日向文世)だった。
妹のりな(本仮屋ユイカ)の心情も
今回は描かれ始めたけど、
この古賀のパーツの絡め方が見事だったと思う。

自分の息子が自閉症であることを認められず、
離婚して7年も子供に会ってない古賀。
もう自分は死んだことになっているというその古賀が、
父親を亡くしている輝明に
君が頑張っていてきっとお父さんは喜んでいるよと言い、
輝明からの“(お父さんは)いつ戻ってくるのかなあ”
という言葉に思わず涙する姿は
さすがに泣けるものがあった。

輝明が都古の結婚を理解したキッカケと絡め、
都古が輝明と新たな約束をするという形で
輝明が動物園に戻っていくラストも
丁寧な構成だったと思う。

            採点 8.0(10点満点平均6)


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役者魂!  第五回

演出:若松節朗
脚本:君塚良一

家族を知らない瞳美(松たか子)が
少しずつ家族というものを理解していく過程が
軸としてハッキリしてきたので、
かなり見やすくなった。

今まで瞳美が街で見かけた人の人生を
勝手に想像するのと同じやり方で
里奈(加藤ローサ)の過去を振り返ったのは
ちょっと分かりにくかったし、
実際、里奈が情念の女だったというのも唐突だったけど、
ロミオとジュリエット状態の
護(森山未來)と里奈の関係を中心に、
本能寺(藤田まこと)や子供たちも絡めた今回の話は
今までで一番まとまっていたし、
コメディとしても面白かった。

それにしても、
護と里奈を別れさせるために仕方なく演じた
瞳美のバレバレの演技に
護が意外と反応していた部分を今後どう扱うのか。

個人的にはそういう家族構成にならない方が
しっくり来るんだけど…。
里奈も簡単には諦めないだろうから
そのあたりは次回の展開に期待したい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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のだめカンタービレ  Lesson 5

演出:川村泰祐
脚本:衛藤凛

Sオケが演奏する「ラブソディ・イン・ブルー」と
Aオケで千秋(玉木宏)がピアノを弾く
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。
どちらももっとじっくり聞きたかった気もするけど、
連ドラの一話としては見応えがあった。

本気のシュトレーゼマン(竹中直人)も
竹中直人がうまくメリハリを出していたし、
千秋がもっとシュトレーゼマンの音楽を
感じていたかったという気持ちも
せつなく描けていて良かったと思う。

そのシュトレーゼマンのアドバイスと
千秋の演奏を聴いて、
のだめ(上野樹里)がピアノの練習に走るラストも
グッと盛り上がる構成だったし。

ちょっと心配だった竹中直人のキャスティングも
気にならないくらいのまとまりだった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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2006/11/13

鉄板少女アカネ!!  IIIII

演出:倉貫健二郎
脚本監修:秦建日子
脚本:松田知子、酒井雅秋

今回、銀造(陣内孝則)が
アカネ(堀北真希)に与えた試練は精神的なもので、
心太(塚本高史)への思いを引きづりながらも
アカネが料理を作る話。

まあ、もともとアカネの内面的なことは
そんなに深く描かれてるわけではないので、
アカネの迷いが伝わるような内容にはならなかった。

最終的に作る料理も
初回からそんなにインパクトがあるわけではないし、
肝心なところでの盛り上がりには欠けた。
一応、銀造に龍のヤケドの跡があったというのが
今回の盛り上がりではあったけど。

単調にならないような工夫は認めるものの
だからといってすごく盛り上がるわけでもないところが
このドラマのつらいところ。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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たったひとつの恋  第5話

演出:岩本仁志
脚本:北川悦吏子

夜の学校に忍び込むというのも
北川悦吏子のお約束のパターン。
恥ずかしくもなくよく何度も使えるよなあ。

菜緒(綾瀬はるか)が
弘人(亀梨和也)の同級生に襲われるシーンも
よくあるパターンだけど、
ここは思ったほどコテコテにならなくてまだよかった。

生活環境の違いを表現する目的が主だったけど、
すぐに菜緒が弘人のところへ戻ったのは
この回の印象としてはずいぶんプラスだった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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アンナさんのおまめ  #5

演出:近藤寿明
脚本:福島治子

ラストは振り切れていてそこそこ面白かったものの、
基本的にはさすがにもう飽きてきた感じ。
しかも今回、恭太郎(柏原収史)の実家へ来た直後の
リリ(ベッキー)の暴走は
勘違いとは別の種類のものだったし。

小野寺昭が刑事で出てきたり、
恭太郎の父親役、仲本工事が体操したり、
細かいところで遊ぶのはいいと思う。
でも、肝心のリリの勘違いが面白く感じられるように
全体のメリハリを考えてもらわないと…。

そういう意味では
次回はちょっと期待できそうかも。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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セーラー服と機関銃  第5話

演出:加藤新
脚本:いずみ吉紘

武(田口浩正)に引き続き、
金さん(山本龍二)も死亡。
そして黒木(小市慢太郎)の正体も、
太っちょが三大寺(緒形拳)であることも
一気に明かされた。

一応、佳境に入ったのでラストは盛り上がったけど、
金さんが殺されるシーンはさすがに引っ張りすぎか。

何発撃たれてもしゃべり続けるのは
ひとつのお約束とはいえ、
金さんと健次(中尾明慶)の関係は
基本的にセリフによる説明だったので
それほど感情移入できるものでもなかった。

ただ、それだけに黒木の冷酷さは
際立っていて良かった。
小市慢太郎の黒木は一貫していいと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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家族 〜妻の不在・夫の存在〜  第4回

演出:高橋伸之
脚本:清水有生

亮平(竹野内豊)と理美(石田ゆり子)が
理美の父・克治(夏八木勲)前で
普通の家族を演じるシーンは
もう少しコミカルな味付けにするのかと思いきや、
かなりシリアスなトーンだった。

でも、父親を知らない亮平と
心臓の手術を控えた克治との関係を
うまく取り入れていて、
亮平が家族というものに関して
俯瞰的な視点からも考えるいい回だったと思う。

冒頭に悠斗(宇都秀星)をズル休みさせて
ディズニーランドへ行こうとする部分も
実はよく考えられていて、
そこから様々な嘘を縦軸にした話になっていた。

こういう各回の構成は
すごく丁寧に作られているドラマだと思う。

亮平の変化や悠斗の寂しさも十分感じてはいるんだけど、
それでも理美は離婚にこだわるんだよなあ。
そこが作品の個性としては面白い反面、
説得力を出すのはどんどん難しくなってきているようにも思う。

当初の予想とはだいぶ違う内容になってきたけど、
今後の成り行きは依然として興味深い。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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Dr.コトー診療所2006  第5話

演出:平井秀樹
脚本:吉田紀子

剛利(時任三郎)と剛洋(富岡涼)が
実にこの作品らしく描かれていた。
すべてをセリフにするわけでもなく、
それでも相手を想い合っているのが分かるような…。

やっぱり船に乗っている時の剛利は格好いいなあ。
剛利と茉莉子(大塚寧々)が
並んで歩いてる姿も絵になるし。

それにしても剛洋の黒板純化は
ますます進んでいく感じ。
ナレーションが入るととくに。

で、次回は正吉、じゃなくて邦夫(春山幹介)が…。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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嫌われ松子の一生  第五章

演出:酒井聖博
脚本:成瀬活雄

松子(内山理名)が逮捕される前に
島津(杉本哲太)と過ごした
束の間だけれども平穏な日々に終始した回。
内容がハッキリしていたので見やすいことは見やすかった。

松子が殺された事件を
現代で追っている過程を挿入しているのもいいと思う。
その捜査会議はかなり雑だったけど。

誰かが侵入した形跡がないって言っても
あのアパートであれだけ汚れた部屋だからなあ。

現代では笙(小柳友)が常に
明日香(鈴木えみ)と同行しているので、
松子と同性の明日香が
笙と話をしながら松子の人生を振り返っていく
という形になっている。

ここは松子の人生をたどる役を
甥から姪に変更した意味が出ていると思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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だめんず・うぉ〜か〜  第4話(タイトル表示なし)

演出:片山修
脚本:田辺満、吉田玲子

小山内(田辺誠一)と一ツ橋(宮迫博之)を絡めた
まりあ(藤原紀香)とナツ(山田優)の気持ちは
もうハッキリしてきたので、
そこをこのドラマの背骨として描いていけば
とりあえず大丈夫だと思う。

で、今回は友子(青木さやか)をメインにした
嘘つき男の話だったわけだけど、
青木さやかのキャラクターが完全にコントのノリなので
かえって“あるある感”が薄れた印象。

基本的にはコメディとして作ってあっても
芯の部分で感情移入できないとこのドラマは面白くないので
ネタっぽさが漂うとツラくなってしまう。
そういう意味ではこのドラマに関して言うと
青木さやかのキャスティングは失敗だったかもしれない。

オープニングのタイトルコールは
やっぱり毎回別の人が言うことになってるようで、
藤原紀香、山田優、宮迫博之と来て、
今回は青木さやかだった。
次は田辺誠一か。

そこに凝るくらいなら
早く倖田來未の曲をエンディングに回して
オープニングはタイトルバックに合う
別の曲に差し替えて欲しい。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2006/11/09

14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  第五話

演出:佐藤東弥
脚本:井上由美子

マコト(河本準一)の店にいる智志(三浦春馬)に
未希(志田未来)が会いに行こうとした時、
絶対にダメだと未希の覚悟を改めて問いただした
忠彦(生瀬勝久)の言動は、
これまでの忠彦の描写の中ではかなり納得がいった。

生瀬勝久が演じる忠彦って
否応なくコミカルな要素が出ちゃう時があるんだよな。
そこがこれまでも気になっていたのかもしれない。

結局、智志は真剣に考えて
やっぱり何もできない自分に苛立ち、
未希は智志になりたい自分になって欲しいと、
元気でいてくれればそれだけで私は頑張れると
別れを告げる展開に。

ちょっと描き方としてはきれい過ぎた感じもしたけど
ドラマとしては悪くなかったと思う。
府中の森公園の並木も美しかったし。

まあ実際、モデルとなった女性は
立派に子供を育て上げたみたいだし、
この時点での中学生なりの迷いと決意は
ドラマ的に描けていたと思う。

ストーリーとしては
これから2人を取り巻く環境が本当に厳しくなると思うけど、
ラストでの遠藤(山口紗弥加)の変化は
そこに向けて大きなポイントとなった。

過去に真由那(谷村美月)とどの程度の経緯があって
これまで未希に対して自分の意見を封印してきたのか。
過去の経験を元にして未希に何を教えていくのか。

その遠藤の変化の取っかかりとも言える
人を殺したなら怒れるけど、生まれてくるんでしょ?
という未希の弟・健太(小清水一揮)のシンプルなセリフは、
今回、かなり印象に残った。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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僕の歩く道  第五話

演出:河野圭太
脚本:橋部敦子

河原(葛山信吾)の離婚報告から
都古(香里奈)へのプロポーズ、都古の返事、
そして結婚パーティーまで、
これまでに比べると時間軸はかなり進んだ。

そういう意味ではあっけない面もあったけど、
当然のことながら輝明(草なぎ剛)と都古のパーツは
今後もまだ描き続けそう。

だからこそラストの輝明のひと言、
“どうして泣いてるの、いいことなのに”は
あまりにもピュアで、
今後の輝明のストレスとまわりの対応が気にかかる。

今回の一番印象に残ったのは、
やっぱり母親の里江(長山藍子)が
結婚というものに関して輝明に説明をするシーンか。
里江の気持ちを考えるとかなり泣けた。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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役者魂!  第四回

演出:木下高男
脚本:君塚良一

瞳美(松たか子)や本能寺(藤田まこと)たちが
家庭裁判所の調停委員の前で家族を本気で演じることで
さらに絆を深めることになったり、
忠太(吉川史樹)を引き取りに来た未亡人(平淑恵)の嘘を
本能寺が下手な芝居だと見抜いたりするところは
このドラマらしい描き方だったと思う。
でも、そもそもの段取りがかなり雑だった。

未亡人が近くに住んでいるならまだしも、
わざわざ青森まで連れて行って忠太をイジメるというなら
もう少し説得力を出して欲しかったし、
調停委員の調査はいくらなんでもひどかったし、
忠太がみんなに迷惑をかけたくないからと
自分から瞳美の家を出ていくシーンは
あまりにもあっさりとしていた。

いや、そういうことより、
忠太の本当の父親が死んでしまっていたということの方が
何よりも大事件ではないのか。
忠太の気持ちを第一に考えるならなおさら。

そこをすっ飛ばして
強引に作品のテーマにハメ込もうとしたところに
かなりムリがあった。

企画自体は悪くないんだから
もっと丁寧に作って欲しいなあ。

護(森山未來)と里奈(加藤ローサ)が
ロミオとジュリエットになってきたところは面白い。
この2人のパーツは今後も期待できそう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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のだめカンタービレ  Lesson 4

演出:武内英樹
脚本:衛藤凛

初回の千秋(玉木宏)とのだめ(上野樹里)が
ピアノを弾くシーンと同じように、
演奏する場面がクライマックスに来ると
ドラマならではの威力を発揮して盛り上がる。

とくにのだめが思わず涙を流してしまうところは
タイミングもバッチリで、
見ていても感情移入した。

アニメが挿入された前後は多少雑になった感じもするけど、
前半のこたつの話と後半の演奏シーンでメリハリもあったし、
のだめが狙うキスも3回をバランス良く使えていたし、
前回から続く定期演奏会のエピソードは
うまくまとまっていたと思う。

それにしてもジワジワと玉木宏の千秋がハマって来た感じ。
ラストでベンチに寝ている千秋は
本当に絵になっていた。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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鉄板少女アカネ!!  IIII

演出:森嶋正也
脚本監修:秦建日子
脚本:小川みづき、松田知子

一応、単調な流れにならないように
今回は父親を探す旅には出ず、
若い女の子のダイエットをテーマにしつつ、
みかん(亜希子)やゆず(奈津子)との友情も描いた話。

まあ、最初からB級狙いで作ってるわけだから
何も新しさがなくても別にいいんじゃないだろうか。
本当にB級の面白さを出してるのは
片瀬那奈だけのような気もするけど。

最後のアカネ(堀北真希)の“もういいッス”みたいなノリを
堀北真希が常にうまく出せたらすいぶんと違うんだけどな。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2006/11/05

たったひとつの恋  第4話

演出:南雲聖一
脚本:北川悦吏子

ここまではかろうじて一話に
1つ2つ印象的なシーンを作って持ちこたえてきたけど、
それがなくなるともうツライ。

しかも、今回みたいな
後のカウンターだけを目論んだ展開になると、
弘人(亀梨和也)の家族も菜緒(綾瀬はるか)の家族も
単なるアイテムでしかないことがハッキリしてしまう。
まあ、いつもそうなんだけど。

弘人と裕子(戸田恵梨香)が
菜緒の病気のことを話しながら泣くシーンも
まったく感情移入できなかったなあ。
少なくとも泣くという設定はナシだった思う。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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アンナさんのおまめ  #4

演出:加門幾生
脚本:高山直也

最初の頃よりあまり笑えなくなってきたけど、
それはリリ(ベッキー)の単調なボケというより
まわりのツッコミが原因のような気がする。

ツッコミは何を言うかよりも間の方が大事だと思うけど、
その間を演出というか、
編集でうまく出せてないんじゃないだろうか。
人形を使うような振り切れた演出もしてないしなあ。

また常廣丈太の演出に戻ったら
どう変化するかを確かめたい。

とりあえず今回はほのか(木内晶子)と対比させながら
リリの明るく前向きな姿勢も
実はすごいんじゃないかということ描いていたので、
内容はあったと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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セーラー服と機関銃  第4話

演出:加藤新
脚本:いずみ吉紘

冒頭の武(田口浩正)の言動はちょっと唐突だったけど、
この回全体の中で武のキャラクターは
それなりに描けていたと思う。

泉(長澤まさみ)や他の組員との関係も絡めていたし、
約束の指切りによって
一度は表の世界へ踏み出すことになるシーンは
この作品の個性がきちんと出ていた良かった。

ただ、泉が縛られて吊されるシーンは
マニア向けな雰囲気もしてややあざとさも感じも。
まあ、仕方ないけど。

あと3話か。
泉と同級生の絡みはほとんど省略してるし、
もうどんどん人が死んでいきそう。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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家族 〜妻の不在・夫の存在〜  第3回

演出:池添博
脚本:清水有生

かつてリストラした男(小林すすむ)に
亮平(竹野内豊)が仕返しをされる部分の描き方は
ちょっと工夫がなかったと思うけど、
その前後は良かった。

序盤は明るく笑えるシーンも多くて楽しく見られたし、
理美(石田ゆり子)における宿本(金子昇)、
亮平における美帆(さくら)のような存在に対しても
まわりがあざといセリフを吐くようなことはなかったし、
ラストシーンで1人食事をしながら亮平が泣くシーンも
非常に訴えるものがあった。

とくにラスト、帰ったら食事が用意されていることが
どれだけ幸せなことか亮平は痛感しただろうし、
こういう少しずつ理美の気持ちを理解していく過程は
すごく丁寧だと思う。

だからといって、亮平と理美が寄りを戻す、
という話でもないらしいところが、
今後の描き方に興味を抱かせるポイントなんだけど。

とりあえずここまで亮平にかなりスポットが当たってるので、
理美、いやドラマのテーマからすると佐伯(渡哲也)か、
そういう他の登場人物にも
もう少しウエイトをかけて欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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Dr.コトー診療所2006  第4話

演出:高木健太郎
脚本:吉田紀子

やっぱりもうキャラクターが立ってるので、
派手な手術シーンなどなくても十分に見応えはある。

彩佳(柴咲コウ)がコトー(吉岡秀隆)と電話をしながら
遠くで響く豊漁祭の太鼓の音を聞くシーン、
しげさん(泉谷しげる)が課長(小林薫)の家まで
照れくさそうに魚を持って来るシーン、
課長が昌代(朝加真由美)に勧められて
ためらいながらビールに口をつけるシーン、
そんな2人を後ろから見つめるミナ(蒼井優)の気持ち、
そしてラストで表現されたしげさんの孤独まで、
丁寧に人間を描いていた。

ただそれだけに
剛利(時任三郎)がどん底に落とされるエピソードの
未公開株の詐欺に合うという部分が
ちょっと下世話な感じがしなくもなかった。

そのせいで剛利と剛洋(富岡涼)のパーツは
ややトーンダウンだったけど、
それはまた次回ということで。

泉谷しげるは決して役者としてうまいとは思わないけど、
しげさんのキャラクターは愛おしい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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嫌われ松子の一生  第四章

演出:山本剛義
脚本:成瀬活雄

一応、内山理名がソープ嬢を演じるというのは
かなりのトピックなんだろうけど、
当然のことながら大したことはなかった。
脚本的にも表現してないことはあったし。

小野寺を演じた吹越満は良かったと思う。
ただ、雄琴に行ってからはあまりにも駆け足すぎて、
松子(内山理名)が小野寺を殺害するシーンも
単にバタバタしたような演出になってしまっていた。

この回は松子が赤木(北村一輝)に
ついて行かないところまでをじっくり描いて、
その次に雄琴での生活と玉川上水に行くまでを描いた方が
松子の転落も分かりやすかったんじゃないだろうか。

とにかく今回は全体的に演出が良くなかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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だめんず・うぉ〜か〜  第3話(タイトル表示なし)

演出:小松隆志
脚本:吉田玲子

小山内(田辺誠一)と一ツ橋(宮迫博之)の
このドラマにおけるポジションがハッキリして
かなり見やすくなった。

宮迫博之がブルース的なモテ方をするのは
ちょっと違和感があるけど、
こういう使い方ならまあ許せるような気もするし。

田辺誠一はプリンスメロン君を例に出すまでもなく、
もともと2枚目でも3枚目でも
どちらでもいけるタイプなのでハマっている。

この2人を軸にしておけば、
毎回いろんなだめんずが出てきても
そんなにブレずにまとまるんじゃないだろうか。

まりあ(藤原紀香)が最後にだめんずを引っぱたくのは
パターン化しない方がかえってスッキリすると思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  第四話

演出:佐久間紀佳
脚本:井上由美子

“やっぱり生みたい”
“いい加減な気持ちではなく本気で生みたい”
と言った未希(志田未来)に、
加奈子(田中美佐子)が“だったら今から本気で反対する”
“たとえあなたに恨まれても親としては賛成できない”
と強く意見したシーンは、
これまでの流れから言ってもインパクトがあった。

その時に加奈子が言った
“お父さんとお母さんが納得できる理由を言いなさい”
という問いかけの答えを
未希は最後にクラスメイトの前で言うわけだけど、
この母子関係を軸にした今回の構成は良かった。

文字通り子供っぽい中傷でその微妙な感情を吐き出した
親友・恵(北乃きい)の存在も、
比較的想像できる大人たちのリアクションの渦の中では
意味があると思う。
その恵がまた真由那(谷村美月)の存在を際立たせているし。

波多野(北村一輝)もそれなりの動機を持って
中学生の妊娠を記事にしようとしているようなので、
単に下世話な存在として配置してるわけでもないと思う。

さすがに井上由美子の脚本だけあって、
このあたりは繊細に組み立てていると思う。
今のところ男親の描き方はちょっと浅いかな、
という気もするけど。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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僕の歩く道  第四話

演出:三宅喜重
脚本:橋部敦子

自閉症は性格や躾の問題ではなく、
先天的な脳の機能障害である、ということを、
ストーリーの中ですごく丁寧に描いていたと思う。

最後に輝明(草なぎ剛)が
自分の傘に都古(香里奈)を入れてあげたのは
都古の気持ちを察したからではなく、
たぶんテレビで見たことを真似したにすぎない。

でも、少なくともあの輝明の行動で
都古が救われたのは確かなので、
そういう部分をドラマとしてうまく構成していると思う。

それにしても都古は想像以上に
大きくストーリーに関わるポジションだなあ。
まあ、当然と言えば当然なんだけど。

次回、河原(葛山信吾)との関係において
都古をどう描くのか、
かなり興味深い。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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役者魂!  第三回

演出:村谷嘉則
脚本:君塚良一

“繊細そうで馬鹿だわ、あのオカマ”という
桜子(川島海荷)のセリフから
アントーニオ(富岡晃一郎)まで巻き込んで、
みんなが家族のようなグループになった流れは悪くなかった。

ラストに瞳美(松たか子)のナレーションで入った
“おやすみなさいは家族の数だけ聞こえるんだ”というセリフも、
忠太(吉川史樹)を元気づける身の上話以上に
瞳美の孤独を表していて良かったと思う。

ただ、何だか予想以上にベタな方向で
ホームドラマテイストになった感じ。
前半でもっと笑えれば
そのあたりのバランスも取れそうな気がするんだけど…。

護(森山未來)と里奈(加藤ローサ)の関係は
サラっとしていていいと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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のだめカンタービレ  Lesson 3

千秋(玉木宏)が始めてSオケを指揮する直前に
のだめ(上野樹里)を引っぱたいたところは
早回しで処理したのかやたら強烈だったなあ。
そのあたりのコミック的処理は今回も面白かった。

上野樹里のこのドラマにおけるしゃべり方同様、
サエコの声も気になり出すと耳に付くけど、
コメディとしては頑張ってたんじゃないだろうか。

話としても千秋がSオケの指揮をすることになるまで
分かりやすくまとめていたと思う。

関係ないけど益子梨恵が
前期の「黒い太陽」に引き続きキャバクラ嬢で出演。
今回くらい軽い感じの方がしっくりしてた。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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