« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006/12/31

10〜12月期を振り返る

放送前はかなり話題作が揃った印象があった10〜12月期。
終わってみると出来・不出来の差が
ハッキリと出たクールだった。
まず、関東の視聴率順位は以下の通り。

  Dr.コトー診療所2006     22+%
  のだめカンタービレ     18++%
  14才の母          18++%
  僕の歩く道         18+%
  セーラー服と機関銃     13+%
  家族〜妻の不在・夫の存在〜 11++%
  たったひとつの恋      11++%
  役者魂!          9++%
  鉄板少女アカネ!!       8++%
  笑える恋はしたくない    8+%
  嫌われ松子の一生      8+%
  だめんず・うぉ〜か〜    8+%
  アンナさんのおまめ     7+%

2作品に分けて放送されたTBS系の金10枠を別々に考えると、
そのひとつ「笑える恋はしたくない」も含め、
ひと桁に終わったものが6作品。
逆に18%を越えたものが4作品。
その中間で2桁をキープしたものが3作品と、
いつも以上にハッキリと3グループに分かれた感じだった。

実際の出来と視聴率はなかなか比例しないものだけど、
今期は比較的、内容と数字は合っていたような気がする。
ちなみに個人的な評価点の順位は以下の通り。

  僕の歩く道         7.27
  Dr.コトー診療所2006     7.23
  のだめカンタービレ     7.23
  14才の母          6.77
  セーラー服と機関銃     6.64
  家族〜妻の不在・夫の存在〜 6.44
  役者魂!          6.00
  アンナさんのおまめ     5.85
  嫌われ松子の一生      5.82
  鉄板少女アカネ!!       5.78
  笑える恋はしたくない    5.67 
  たったひとつの恋      5.45
  だめんず・うぉ〜か〜    5.13

最後まで見た印象は人によって違ったにせよ、
上位の4作品が今期を代表するドラマであったことは
間違いないと思う。
最初から注目される中で、
数字も、ある程度の内容も、共に残したのは立派だった。

「たったひとつの恋」が2桁グループに残れたのは
キャストのおかげかもしれない。
内容的にはテレ東系深夜の「クピドの悪戯」の方が
ずっとラブストーリーとして見応えがあった。

個人的に印象に残ったのは「家族」か。
予想とは違う内容だったし、
不完全なところも多い作品だったけど、
このドラマを見たかどうかで
今期全体の印象はだいぶ違っているような気がする。

スペシャルドラマは今期も多かった。
二夜連続の奇跡の夫婦愛スペシャルなど、
事実を元にしたドラマが多かったけど、
性同一性障害を扱った「私が私であるために」も
リアリティーがあって印象的だった。

あとはやっぱりNHKの土曜ドラマ。
「魂萌え!」「ウォーカーズ」共に質が高かった。
50代の女優が魅力を発揮した「魂萌え!」などを見ると、
民放でももっとこの世代の俳優を主役にした
骨太のドラマを作ってもいいんじゃないかという気もした。
すぐに視聴率には反映されなくても、
本当のドラマファンが戻ってきそうな気がする。

まあ、何だかんだ言っても
「のだめカンタービレ」が一応の成功を収めたことは
今期の大きな収穫だったと思う。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

役者魂!  最終回

演出:若松節朗
脚本:君塚良一

作品の特徴を考えれば
最後に芝居のセリフとリンクさせるのは常套手段なので、
瞳美(松たか子)が本能寺(藤田まこと)の
プロンプターとなって
桜子(川島海荷)と忠太(吉川史樹)に
アドリブの別れの言葉を言わせるところは
悪くなかったと思う。

ただ、そこまでのドタバタは
またこのドラマの一番悪い面が出て、
かなり見苦しかった。

最終的に瞳美はまた1人で暮らすことになるものの
家族ができたことは変わらない、という結末自体は
別に悪くないと思う。
でも、全体的な流れから言えば
その結末でも暖かい気持ちになるような作り方でもなかった。

で、またラストシーンがたいして面白くなかった。
「あっぱれ」のちほちゃんが思いっきり殴られてたのは
ちょっとインパクトあったけど。

瞳美が部屋を掃除してるシーンはそんなに悪くなかったので、
あそこに手紙のナレーションをかぶせる程度でも
よかったんじゃないだろうか。

結局、企画の面白さをほとんど活かせないまま
終わってしまったような気がする。
出演者が豪華だっただけに余計にもったいなかった。

君塚良一と高井一郎主導の作品だったと思うけど、
もっとプロデューサーが整理するべきだったと思う。
笑いを取る部分に関しても
脚本、演出、役者の狙いがバラバラのままだった感じで
コメディとしての質も高いとは思えなかった。

エンディングのタイトルバックだけは
毎回凝っていて良かった。

            採点 4.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 6.00(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/26

のだめカンタービレ  Last Lesson

演出:武内英樹
脚本:衛藤凛

最後にヘンな尾ひれを付けずに
シンプルに終わったところが良かった。

千秋(玉木宏)がのだめ(上野樹里)を
迎えに行くシーンを後に回して
ラブストーリー寄りに終わらせる選択肢もあったと思うけど、
そうはせずに最後まで音楽の魅力を前面に出した構成は
正解だったと思う。

ドラマとしては唐突な出方だったものの、
のだめの家族を出すことで
最終回までコミカルなパーツは確保できたし、
のだめのお父さん(岩松了)と千秋の会話は
やっぱりあった方が良かった。

クリスマス公演は練習風景からつながる
カルメン幻想曲の処理の仕方がスムーズで、
最後にベト7をたっぷり聞かせることができたのは効果的だった。

連ドラ最終回のお約束である回想シーンも兼ねていたけど、
ラストをオーケストラだけで盛り上げたのは
スタッフとキャストの自信の現れでもあったと思う。
十分満足感の得られる最終回だった。

全体的にはドラマとしての脚色が少なく、
そのまんまという作り方だったので、
原作を読んでいるとストーリーに対するワクワク感はなかった。

ただ、この作品の場合、
音楽を伴った映像化というのは
やはりインパクトがあって、
演奏シーンはかなり見応えがあった。

その演奏シーンも含め、
極力、原作のイメージに沿うように演じた
役者たちの頑張りも立派だったと思う。

上野樹里ののだめに関しては賛否両論あったと思うけど、
じゃあ、他に誰ができたんだという気もする。
ピアノを弾くシーンなども考えれば、
やはり適役だったんじゃないだろうか。

玉木宏の千秋も色っぽくて、
指揮をするシーンも最終回のベト7の後半などは
かなり良かったと思う。

いずれにしても期待され、不安視された中でのドラマ化で
このクオリティーを維持できたのは立派だった。

この後の海外編は登場人物がかなり代わってしまうし
言葉の問題もあるので
やはりドラマ化は難しいか。
でもちょっと見てみたい気もする。

            採点 8.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 7.23(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006/12/22

Dr.コトー診療所2006  最終話

演出:中江功
脚本:吉田紀子

彩佳(柴咲コウ)の手術に伴って描かれた
医者とは何かという部分は非常に見応えがあった。

理想としての医者のあるべき姿だけでなく、
そこからさらに踏み込んだ切り口は、
この作品ならではの深みがあったと思う。

鳴海(堺雅人)の過去や、
かつてコトー(吉岡秀隆)の命を救った医師の言葉、
三上(山崎樹範)の気持ちなども効果的に絡め、
より深く描けていたと思う。

ただ、コトーと三上が握手するところまでが
ものすごく良かっただけに、
その後はかなり間延びした印象も。

30分の延長は制作側の要望というより
明らかに編成側の希望といった雰囲気で、
そこがちょっと残念だった。

全体的には今回も演出のクオリティーは
最後まで高かったと思う。
出演者もレギュラー陣に加えて蒼井優、堺雅人、
最終回でコトーの母親役に宮本信子を使うなど、
とにかく豪華だった。

ただ、都会の病院を舞台にした作品と違って、
患者が顔なじみの島民ばかりになってしまうのが
このドラマのネックといえばネック。

とくに連ドラというスタイルで
コトーの治療を立て続けにみせようとすると、
出演者がみんな病気やケガをしなくてはならないように見えて、
その違和感が中盤は顕著だった。
もう少し連ドラとしての構成は
工夫してもよかったような気がする。

またいつか第3シリーズも見てみたい気はするけど、
その問題をクリアする意味では
定期的にSPを作るという手もアリだと思う。

            採点 8.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★★☆

          平均採点 7.23(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (4)

嫌われ松子の一生  終章

演出:酒井聖博
脚本:成瀬活雄

原作では松子(内山理名)を殺した犯人は
未成年の子供たちなので、
もしかしたら家庭学校にいた子たちでは、
というのがフェイクになっていて、
実際は外国人窃盗団の犯行に変更されていた。

そのあたりも含め、
松子の人生にも意味があった、
かけがえのない人たちに愛されていた、
という解釈を前面に出しての終わり方だった。

うーん、何となく
ありふれたまとめになってしまった感じ。
ヘンに分かりやすくしようとして
かえって陳腐になってしまったんじゃないだろうか。

個人的には誰にでもある人生の岐路を
とことん悪い方へ転がってしまった松子が、
それでも最後に生きようとした姿を
もっとストレートに描いて欲しかった。
救いがなくても伝わるものはあったような気がする。

ラストを少し変えていたとはいえ、
全体的には今回のドラマ化におけるプランを
あまり感じることはできなかった。

最初に「In The Mood」が流れた時は
そのトーンでやるのか! と思ったけど、
結局、どのトーンだ? って感じだったし。

映画も振り切れた作り方をしていたし、
クリエーターとして
映像化してみたい作品であるのは分かる。
でもやっぱりこの作品は小説で読めばいいんじゃないか、
というのが身も蓋もないけど率直な感想だった。

どうしてもというなら
せめて鶴橋康夫の演出で見たかった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.82(10点満点平均6)


嫌われ松子の一生 TVドラマ版 DVD-BOX嫌われ松子の一生 TVドラマ版 DVD-BOX
内山理名 要潤 小池栄子


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (4)

14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  最終話

演出:佐藤東弥
脚本:井上由美子

もともと結論より過程に意味があるドラマだと思っていたので
最終回はそれほど期待していなかったけど、
まさか結婚まで宣言するとは思わなかった。

純愛を強調しないと14才に設定した意味が薄れる
という側面もあったかもしれないけど、
テーマから考えても5年後、10年後を
描く必要はないわけだから、
その後どうなったかは
もっと広範囲で視聴者の想像にゆだねてもよかったと思う。

もちろん、2年後に結婚したいと言うこと自体が
幼さの表現という捉え方もできる。
でも、そういうニュアンスの描き方でもなかったような気がする。

静香(室井滋)が最後まで2人ことを認めず、
それでも未希(志田未来)がいつか子供を
抱っこしてもらえるように頑張ると宣言するシーンは
良かったと思うけど、
このシーンを活かすなら
これまで静香に与えた役割は多すぎた。

一応、この数回の静香の没落ぶりは
自殺まで図って智志(三浦春馬)の将来を考えたということで
意味づけはされていたものの、
結果的に静香のキャラクターはボカかしてしまったと思う。

で、一番残念だったのは真由那(谷村美月)の扱い。
もうこれは途中でプロットの変更があったんだろうと
思わざるを得ないくらい雑な処理だった。

個人的には校内で噂されていた通り、
中絶経験がある登場人物だと思っていた。
そんな真由那と出産を決意した未希との対比でも
テーマは追えたと思うんだけど
ムリだったのかなあ。

志田未来は頑張ったと思う。
母親役の田中美佐子も適役だった。
この2人の葛藤がうまく描けていた前半のトーンを
もう少し後半まで引っ張れていたら、
と思うとちょっと残念な終盤だった。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.77(10点満点平均6)


14才の母 愛するために 生まれてきた DVD-BOX14才の母 愛するために 生まれてきた DVD-BOX
志田未来 田中美佐子 生瀬勝久


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


| | コメント (1) | トラックバック (3)

2006/12/20

僕の歩く道  最終話

演出:河野圭太
脚本:橋部敦子

輝明(草なぎ剛)が
グループホームで生活するようになるというのは、
このドラマにおいてはベターなラストだったと思う。

ただ、輝明に対する都古(香里奈)のポジションを
曖昧にせざるを得なかった分、
都古が輝明のグループホーム行きを強く推したところは
やや違和感が残った。

輝明の家での食事中に
都古がグループホームの話をしてしまったところまでは
そんなにおかしな流れではなかったと思う。
あの時点では里江(長山藍子)も輝明のグループホーム行きに
前向きなんだろうと都古も思っていたので。

でも、里江は秀治(佐々木蔵之介)と
りな(本仮屋ユイカ)への負担を心配しながらも、
やはり自分が元気な間は輝明と暮らしたいと思っていた。

それが分かった後、都古が里江に
“もう一度考え直していただけませんか?”
と言ったのが引っかかった。

“考え直していただけませんか”
うーん、やっぱりこのセリフは違和感あるなあ。

都古は輝明の幼なじみなので、
実際は大竹家全体と親しかったと思う。
そこがもっと描けていて、
秀治やりなの将来も考えての言葉、
というニュアンスも含めていたら
そんなに引っかからなかったと思うんだけど…。


そこ以外は概ね良かった。
母親である里江の気持ちも最後までしっかり描けていたし、
輝明が少しずつ新しい世界に踏み出そうとする過程も
脚本・演出両面から丁寧に描いていた。

輝明が都古との約束を守って
飼育係という仕事を一生懸命にこなし、
鳥類のことも勉強し、興味を持ち、
ピーヒョロロと鳴きながら大空を舞う鳶を見たいと思う部分は
とくに象徴的に描かれていたと思う。

最後のロードレースで輝明が自らコースを離れ、
鳶を1人で探しに行ったシーン。
ゴールの後に輝明がグループホームへ行くと
自分から言うシーン。
それに“はい”とだけ答える里江の表情。
このあたりは伝えたいことがハッキリと表現されていて
すごく良かったと思う。

あと、これは著しく勝手な想像だけど、
脚本の橋部敦子が実は提示したかったのは
亀田(浅野和之)のような人物ではないだろうか、
という感じも最後まで見るとした。

亀田は最初から最後まで
本当にナチュラルに輝明と接していた。
この最終回、自分は別のレースに出るので
輝明とは一緒に走らないと亀田が言ったシーンは
個人的に一番印象に残ったシーンだった。

最初に輝明と出会った時、
亀田は輝明が自閉症であるとは分からなかっただろし、
出会ってからもとくに専門的な勉強をしたわけでもないと思う。
でも肩肘張らず、ムリをせず、
自分のできる範囲で輝明をフォローしたのが亀田だった。

たとえ専門的な知識がなくても、
みんなが亀田のようであってくれたら、
と橋部敦子は願っているのではないか。

単にロードレースと絡めた登場人物、
というだけでないメッセージが
亀田のキャラクターにはあったように思う。


シリーズの最終章という期待を受ける中で
自閉症を扱うことに決めたのは
勇気のいる決断だったと思う。

それでも脚本と演出の繊細さを失うことなく
最後までスタイルを守りきったのは立派だった。

シリーズごとに別のキャラクターを演じた役者、
この最終章で改めて参加した役者、それぞれ良かった。
真樹(森口瑤子)の表情が7話を境に
どんどん柔らかくなっていくところなんか
森口瑤子はうまく演じてたなあ。

微妙な変化という意味では三浦を演じた田中圭も良かった。
NHKの朝ドラ「ファイト」で
橋部敦子脚本の主演経験もある本仮屋ユイカは
やっぱり非凡なセンスを感じさせたし。

第2弾の「僕と彼女と彼女の生きる道」を
越えるまではいかなかったと思うけど、
十分に満足できる内容ではあった。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 7.27(10点満点平均6)


僕の歩く道 DVD-BOX僕の歩く道 DVD-BOX
草なぎ剛


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


| | コメント (1) | トラックバック (1)

役者魂!  第十回

演出:木下高男
脚本:君塚良一

桜子(川島海荷)と忠太(吉川史樹)の母親
まり子(戸田菜穂)が
瞳美(松たか子)と同じ境遇だったという
かなり強引なネタ明かしで2人は母親の元へ帰る方向へ。

確かにこれなら瞳美が2人を送り出す気持ちに
説得力は出るけど、
どういう最終回になればハッピーエンドなんだろう。

とりあえず今回に関して言うと、
まり子と本能寺(藤田まこと)がどういう境遇であれ、
2人の言動はどちらも勝手なことのように思え、
ほとんど感情移入できなかった。

今さらだけど7話目で終わらせちゃった方が
シンプルでよかったんじゃないだろうか。
そんな気がしてきた。

一応、本能寺が桜子と忠太に
瞳美のことだけは忘れちゃいけないと言ったシーンだけ
ちょっと良かった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

のだめカンタービレ  Lesson 10

演出:川村泰祐
脚本:衛藤凛

のだめ(上野樹里)の最終選考の様子は
うまく描けていたと思う。
ペトルーシュカの途中で
「今日の料理」になってしまうところも
納得のいく流れの中で描けていたんじゃないだろうか。

のだめの内面もそれなりに描けていたので、
コンクールの後、一緒にヨーロッパへ行こうと言う
千秋(玉木宏)の言葉を拒絶してしまうシーンも、
かなりせつなく仕上がっていた。

龍太郎(瑛太)も格好良かったし、
白石美帆のかおりも意外と悪くなかった。

のだめと千秋の関係とクリスマス公演で
最後は国内編をドラマらしく締めて欲しい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/12/18

東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜

企画:久世光彦、和田行、小松純也
プロデューサー:三浦寛二、三輪源一
演出:西谷弘
脚本:土田英生
原作:リリー・フランキー
音楽:石川鷹彦
主題歌:「東京」BEGIN
制作協力:カノックス
制作:フジテレビ
出演:田中裕子、大泉洋、広末涼子、蟹江敬三、大塚寧々、
   松金よね子、加藤治子、神木隆之介、佐藤隆太、岡田義徳、
   塚地武雅、竹中直人、樹木希林、小林薫、蛭子能収、
   久本雅美、田根楽子、四谷シモン、すわ親治、芥正彦、他

リリー・フランキーのベストセラーを
「寺内貫太郎一家」や「時間ですよ」などの
久世光彦がドラマ化する方向で進んでいたが、
クランクイン直前に久世光彦が死去。
西谷弘が演出を担当することで完成した作品。

ところがオンエア直前、
今度はバカボン・杉本春男役の
山本圭一が不祥事を起こして放送中止。
塚地武雅が代役を務めて山本圭一の出演シーンを撮り直し、
再編集する形でやっとオンエアされた。

まず、よく再編集したなあというのが率直な感想。
その手間と努力を見て、一番こたえてるのは
山本圭一自身だとは思うけど。

で、その内容は、
予想以上にドラマとしての脚色が強かった。
もちろん、それは真沙美(広末涼子)に関する部分だけど、
それなりに筋は通っていたと思う。

母親と息子という絶対無二の関係における息子の彼女。
“ずっとオカンは俺だけのものだった”
“マーくんのおるところが家やけん”
という関係の中での彼女。

だから真沙美が“悔しい。何かすごく悔しい”と言った
雅也(大泉洋)と真沙美の別れのシーンは印象的だったし、
ラストで雅也が1人で東京タワーに登り
真沙美に会いに行ったシーンも非常に意味があった。

“オカンはオカン。あくまでオカンだ。分かってたんだよ”
という雅也のセリフも、
オカンに似てるかと聞く真沙美に
お前はお前だと答えるラストカットも、
今回のドラマ化のテーマをハッキリと表していた。

マザコンとかいう安易な意味ではなく、
普遍的な母と息子の関係を描く上で
あえて真沙美を大きく使ったことには
確かな制作意図があったと思う。

ただ、原作のファンが
そういうドラマ化を望んでいたかどうかはかなり疑問。
そのあたりのテーマが曖昧でも、
見終わった後に自分も母親の作ったご飯が
食べたくなってしまうような、
そんなドラマを見たかったんじゃないだろうか。

原作アリのドラマ化という意味では
その意気込みを買いたいところだけど、
多くの読者は原作をもっとパーソナルなものとして
受け取ったような気がするので、
素直にそのあたりを突いた方がよかったと思う。

田中裕子のオカンは良かった。
雅也から東京で一緒に暮らそうと言われた時の表情は
とくに良かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆


| | コメント (0) | トラックバック (2)

たったひとつの恋  最終話

演出:岩本仁志
脚本:北川悦吏子

菜緒(綾瀬はるか)が結婚をやめるのはいいとしても
誰も突っ込まない強引さはさすがにビックリした。
北海道へ行くことになったからって
弘人(亀梨和也)もフツーに菜緒の家に行くし。

で、一番笑ったのは、
3年の時間経過で多少は大人になってるかと思ったら
結局オコチャマのような口げんかを始めるところ。

設定が変わるだけで中身の成長がないという意味では
まさに北川悦吏子作品の象徴のようで笑えた。

まわりの大人はみんないい人に変貌して
数々の障害も一気にクリア。
本当にこんなだったら人生も楽ちんなのにな。

結局、生活環境の違いだとか、病気だとかは
いつものように単なるアイテムで、
テーマとしては成り立ってなかった。

もう誰が北川悦吏子の首に鈴を付けに行くのか、
という段階に来てるような気がする。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.45(10点満点平均6)

たったひとつの恋 DVD-BOXたったひとつの恋 DVD-BOX
亀梨和也 綾瀬はるか 田中聖


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (1)

アンナさんのおまめ  最終回

演出:常廣丈太
脚本:高山直也

結局、メリハリのないまま終わってしまった感じ。
リリ(ベッキー)とアンナ(杏さゆり)の関係を描くことに
最終回はもっと時間を割くと思ったんだけど…。

というか、その部分がこれまでも少なかったから
3人で暮らすというラストにもあまり説得力が出なかった。

リリが美人ではないという部分は無しにして、
ベッキーを使って勘違い女のパワーを見せつけた企画自体は
そんなに悪くなかったと思う。

ただ、アンナや恭太郎(柏原収史)の
細かい感情の揺れをあまり描かず、
リリの勘違い行動にスポットを当てすぎたせいで、
そのリリの面白さも半減した。

リリの勘違いを面白く見せるなら
全体の緩急をもっと考えるべきだったと思う。
その緩がリリとアンナの関係や
恭太郎の心理描写だったと思うんだけど。

ベッキーはかなり頑張ったと思う。
その頑張りを活かす構成や脚本でなかったのが残念だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.85(10点満点平均6)


アンナさんのおまめ DVD-BOXアンナさんのおまめ DVD-BOX


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (2)

笑える恋はしたくない  最終話

演出:平野俊一
脚本:鈴木おさむ

別に極端なハッピーエンドである必要はないけど、
もともと相手のどんなところがどう好きか
みたいな部分を描いているわけではなく、
単に恋をしたいという表面的なことを描いているので、
登場人物が告白してフラれてスッキリしても
見てる方はあまりスッキリしない。

そもそもこのドラマ自体、
何かすごく描きたいことがあったわけじゃなくて、
形から入ってるからなあ。

いや、そういう作品があってもいいんだけど、
その形も含めて
もう少し全体のクオリティーは上げて欲しかった。

金曜日のプライムタイムで年末の全3話って、
相当おいしい枠なんだから、
もっと気合いを入れた企画でもよかったのに…。
あらゆる面で物足りない作品だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.67(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (1)

Dr.コトー診療所2006  第10話

演出:中江功
脚本:吉田紀子

最後にコトー(吉岡秀隆)が東京へ行ったものの、
最終回前ということもあって、
ストーリーとしての大きな進展はなかった。

一番の見所は、
昌代(朝加真由美)が課長(小林薫)から
彩佳(柴咲コウ)の病気について話を聞くシーンか。
あのシーンの昌代の表情はすごく良かった。

コトーはまた髪の毛が伸びた?

            採点 6.5(10点満点平均6)


| | コメント (1) | トラックバック (0)

嫌われ松子の一生  第十章

演出:山本剛義
脚本:成瀬活雄

一応、松子(内山理名)の流産は
誘拐の疑いをかけられる部分に
説得力は出せていたと思う。
あまりにもあっという間だったけど。

で、最後は教会が全焼という展開に。
神の救いもありませんなあ。

現代の方はとくに進展もなく、
明日香(鈴木えみ)には松子からの
だめんず・うぉ〜か〜DNAも垣間見られたりして。

しかし、九州に行ったり北海道に行ったり、
松子はよくカネが続くなとは思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  第十話

演出:佐久間紀佳
脚本:井上由美子

ラストで未希(志田未来)が赤ちゃんと対面し、
小さな手で指を握られながら思わず涙するシーンは
さすがに感動的だった。
ただ、そこまでの流れはやや散漫だった感じ。

14歳で出産をすること、
あるいは出産そのものの大変さを伝える意図は分かるものの、
まわりの動かし方が大袈裟になっていて
かえって素直には伝わりにくかった。

智志(三浦春馬)が
本当は子供が生まれてこなければいいと思っていたと告白し、
その後、子供に対面してやっぱり責任を取りたいと思う過程も
何となく流れの中で描かれてしまった。

ここは智志がどうしようもなく子供である部分も
表現しながらの変化なので、
もう少し丁寧に描いて欲しかった。

智志の母親・静香(室井滋)の極端な没落ぶりが
妙に目立っているだけでなく、
それが全体にうまく絡んでないせいかもしれない。
最終回でその必然性をどこまで出していけるかが
ひとつのポイントか。

志田未来は「女王の教室」の後、
研音に移籍しているので、
最後になって反町隆史が新生児担当の医師役で登場。
ここへ来て出てくる人物にしては濃すぎた。

            採点 6.5(10点満点平均6)


| | コメント (1) | トラックバック (1)

2006/12/13

僕の歩く道  第十話

演出:三宅喜重
脚本:橋部敦子

今回はやはり輝明(草なぎ剛)の兄妹、
秀治(佐々木蔵之介)とりな(本仮屋ユイカ)の
描き方が良かった。

里江(長山藍子)が動物園から帰ってきた後、
動物園では何もなかったとりなに告げた時に
りなが“そんなの最初から分かってたじゃん!”と
大声を出してしまうシーンや、
秀治が子供の頃のつらい思い出を
里江にぶつけてしまうシーンなどは
かなり印象的だった。

こういうドラマの場合、
やはり家族の話は一番泣けてくる。

ただ、都古(香里奈)のパーツは、
前回、河原(葛山信吾)のキャラクターを
かなりハッキリと描いたこともあって、
修復できない方向、
つまり輝明との約束は守れない方向へ行ってしまった。

だとすれば最終回は、
秀治とりなの兄妹、
秀治の妻である真樹(森口瑤子)、
そして都古。
このバランスは大事に描いてもらいたい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

役者魂!  第九回

演出:村谷嘉則
脚本:君塚良一

前回、最後に流れた次回の象徴的シーンが
今回のラストだったのはどうなんだろう。
しかも、桜子(川島海荷)が
瞳美(松たか子)の手をしっかり握るところも
前回で流してしまっていたし。

確かに桜子が瞳美の布団にもぐり込んで来て
“お姉ちゃんをもうひとりにしないからね”
と言ったシーンは良かったけど、
そのあたりもそれほど桜子の気持ちを
細かく描写していたわけではなかった。

笑いを取りに行くところも相変わらず切れ味が悪くて、
里奈(加藤ローサ)の暴走で
公演のチケットが売れたという部分も
シニカルな視点があったのは分かるけど、
今ひとつ面白くなかった。

柳沢(香川照之)のキャラクターも
全体のトーンからすると
ずっとはみ出たままのような気がする。

            採点 5.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

のだめカンタービレ  Lesson 9

演出:武内英樹
脚本:衛藤凛

マラドーナ・ピアノコンクールの2次予選まで。
もう少しのだめ(上野樹里)のピアノを
聴きたかった気もするけど、
ハリセン(豊原功補)の家で弾いた
ショパンのエチュードは良かった。

R☆Sオケの再演は放送スケジュールに合わせて
クリスマス公演となり、
オーディションも行われることに。

のだめのパーツは森迫永依を使って
少女期のトラウマも描かれ、
悠人くんも登場した。

ちなみにチーフDが「電車男」の武内英樹ということで
豊原功補の奥さん役に白石美帆など、
「電車男」キャスティングも目立っていたわけだけど、
この悠人役は伊藤淳史の弟、伊藤隆大だった。

のだめがコンクールで優勝したいという思いは
分かりやすく描けていたと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/11

功名が辻  全49回

制作統括:大加章雅
演出:尾崎充信、加藤拓、梛川善郎、久保田充、梶原登城、大原拓
脚本:大石静
原作:「功名が辻」司馬遼太郎
音楽:小六禮次郎
制作:NHK
出演:仲間由紀恵、上川隆也、前田吟、武田鉄矢、香川照之、柄本明、
   館ひろし、西田敏行、和久井映見、浅野ゆう子、大地真央、
   永作博美、中村橋之助、板東三津五郎、生瀬勝久、田村淳、
   筒井道隆、斎藤洋介、三原じゅん子、乙葉、長澤まさみ、
   玉木宏、小倉久寛、菅井きん、松本明子、野口五郎、浜田学、
   熊谷真実、榎木孝明、山本圭、勝野洋、名高達男、江守徹、
   三谷幸喜、石倉三郎、高山善廣、山村美智、近藤正臣、
   長谷川京子、烏丸せつこ、猪野学、嶋田久作、筒井真理子、
   田中健、篠井英介、佐久間良子、津川雅彦、多岐川裕美、
   森迫永依、三浦春馬、成宮寛貴、細川ふみえ、他

信長、秀吉、家康と三代に渡って仕え、
土佐で一国一城の主となった山内一豊と、
一豊を支え続けた妻・千代を描いた物語。

序盤は大河らしい重厚さと
やたら軽いコメディトーンの融合がしっくり来なくて
なかなか落ち着いて見られなかった。
館ひろしの信長にも違和感はあったし。

でも、信長は比叡山焼き討ちあたりから迫力が出てきて、
館ひろしの起用も功を奏してきたと思う。
その頃には全体のトーンにも慣れてきて、
割り切って見られるようになった。

基本的にはもちろん、
一豊(上川隆也)と千代(仲間由紀恵)の話なわけだけど、
信長(館ひろし)、濃(和久井映見)、光秀(板東三津五郎)の関係、
後半の秀吉(柄本明)、淀(永作博美)、三成(中村橋之助)、
そして終盤の淀と家康(西田敏行)の関係などが
とくに面白かった。

永作博美のブラック淀は良かったなあ。
真っ直ぐに一豊を支える千代がメインだっただけに、
今回の淀はとくに印象的だった。

下手をすれば前に出過ぎる印象も持たれてしまう千代を
仲間由紀恵は透明感のある演技でうまくこなしたと思う。
そしてその千代とのバランスを取ったのが
上川隆也の一豊だった。

演技としては受ける一豊の方が難しかったと思う。
そこは上川達也が丁度いいキャラクターを作っていた。

注目された種崎浜の事件に関する部分も、
事件後の“珍しくよく話した”一豊によって、
とりあえずこのドラマのテーマを維持できたんじゃないだろうか。

あの時点で一豊のキャラクターがブレていたら
何を言わせても説得力はなかったと思う。
そういう意味でも上川達也の一豊は悪くなかった。

全体的にはホームドラマテイストだったものの、
現代の価値観を歴史ドラマに当てはめて描くという意味では
分かりやすい内容だったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★★☆☆


| | コメント (1) | トラックバック (1)

鉄板少女アカネ!!  最終話

演出:倉貫健二郎
脚本監修:秦建日子
脚本:酒井雅秋、小川みづき

鉄馬は蒼龍(竜雷太)の息子であり弟子で、
すでに事故で死亡していた。
孫でもあるアカネ(堀北真希)の中に
鉄馬の料理を残したかった蒼龍は、
鉄馬の名を語ってアカネに修行させていた、
というのがこれまで隠されていた秘密だった。

同じく蒼龍の弟子だった銀造(陣内孝則)は
鉄馬を越えることだけを目標としていたこともあり、
最後はアカネと銀造が豚玉勝負。
当然のことながらアカネが勝って、
めでたしめでたしという結末になった。

アカネが父親の死を受け入れられないところから
最終的に銀造と勝負するまでの描き方などは
それなりに筋が通っていたと思う。
その中で銀造の思いも
一応描けてはいたんじゃないだろうか。

最後はもう細かいことは一切省略という終わり方だったけど、
一話短縮だったんだから仕方ないと思う。
どのくらいの時期にうち切りが決まったのかは分からないけど、
そんなに粗い最終回でもなかった。

全体的な感想としては、
コミック原作であることを
ヘンに意識し過ぎてしまったように思う。

毎回、アカネが料理を完成させるところで
使われていたパターンは、
いかにも中途半端で安っぽかった。

堀北真希の個性を活かして
普通のグルメ系ドラマにしていたら、
もう少し違う印象だったんじゃないかと思う。

コメディテイストという部分では
片瀬那奈だけが自分の役割をハッキリ分かっていた感じ。
エレナ様は最後までブレずに面白かった。

逆に言えば、片瀬那奈がいなかったら
もっと厳しい内容になっていた作品だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.78(10点満点平均6)


鉄板少女アカネ!!DVD-BOX鉄板少女アカネ!!DVD-BOX
堀北真希


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


| | コメント (0) | トラックバック (0)

たったひとつの恋  第9話

演出:岩本仁志
脚本:北川悦吏子

若さ故の情熱ではなく、
本当にたったひとつの恋だったことを
客観的に証明するには、
もう物理的に大人にさせるしかないので、
時間を3年経過させたのは
ごく自然なやり方だったと思う。

冒頭の船上での別れのシーンは
また少女趣味的なセリフの応酬で
箸にも棒にもかからなかったけど、
その後の展開は悪くなかった。

甲(田中聖)と裕子(戸田恵梨香)も
それまで妙に順調に来てしまっていたから、
その後に別れていて、
甲は別の人と結婚したというのもいい展開だった。

ただ、菜緒(綾瀬はるか)と斎藤(池内博之)の関係が
かなり進んでしまっているので、
最終回をどういうスタイルで収めるのか。

別に期待はしないけど、
それなりに納得のいく終わり方にしてもらいたい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

アンナさんのおまめ  #9

演出:常廣丈太
脚本:高山直也

恭太郎(柏原収史)とアンナ(杏さゆり)が
同棲するかもしれないという話を聞いた後に
リリ(ベッキー)が泣くシーンや、
その後、王子(桐島優介)と一緒にいる時の
リリの微妙な表情などは良かった。
やっぱりうまいと思う、ベッキーは。

ただ、アンナとリリの関係は
もう少しきちんと描いて欲しかった感じ。
それは最終回か。

このドラマの最終回は外さないような気がする。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (2)

笑える恋はしたくない  第2話

演出:平野俊一
脚本:鈴木おさむ

また前半はテンポが悪かった。
テロップ付きのツッコミは
スベるとすごくシラけるんだよなあ。

しかもスベる原因は
脚本に書かれたセリフだけじゃないところが
ドラマの場合は難しいんだけど。

あと、しずちゃんの一番の魅力は
笑顔ではないと思う。
しずちゃんをうまく活かしてないのも
前半でテンポが上がらない原因か。

ラストは前回に引き続き
それなりに締まっていたと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

家族 〜妻の不在・夫の存在〜  最終回

演出:唐木希浩
脚本:清水有生

結局、このドラマは、
“離婚から始まる物語。定年から始まる物語”
というキャッチフレーズに
最後まで振り回された感じだった。

途中で企画が変わったのか、
最初から狙ってそうしたのかは分からないけど、
少なくとも放送された内容は
竹野内豊と渡哲也のドラマではなく、
竹野内豊と石田ゆり子のドラマだった。

そもそも亮平(竹野内豊)と理美(石田ゆり子)は
離婚すらしなかったし、
佐伯(渡哲也)は定年退職でもなかった。

じゃあ、満足できない作品だったかというと
実はそんなこともなく、
ひと組の夫婦の再生を描いたドラマとしては
かなり丁寧で面白かったと思う。

その中で佐伯というキャラクターはやっぱり必要だったし、
そこに渡哲也が配置されていたのは相当贅沢だった。

ただ、企画がブレたと思わざるを得ないのは、
終盤になって登場したさやか(星野真理)の存在。
あの程度の絡みなら出す意味はあまりなかった。

最初から上川家の再生を描くと決めていたなら、
佐伯家にあんな背景を
付け加える必要はなかったんじゃないだろうか。

佐伯は仕事人間だった頃の亮平が
リストラをした相手だったというつながりは
あってもよかっただろうけど、
基本的には上川家を見守る人生の先輩というシンプルな立場の方が
物語としては分かりやすかったと思う。


最初からあるひと組の夫婦の再生を描いた物語ですと
アナウンスされていたら、
これだけ終盤まで興味を持続できたかどうかは分からない。

そういう意味ではもしかしたら
結果的に的はずれだったキャッチフレーズも
成功だったのかもしれない。

内容的な奇抜さはなかったものの、
ちょっとゲリラ的なアプローチのドラマだった。

そういうことを踏まえた上では、
最後に悠斗(宇都秀星)のピアノだけでなく、
リンゴの木も再生のアイテムとして使っていたのが良かった。

「子は鎹」という普遍的な部分だけでなく、
夫婦の気持ちのズレと揺れも
意外と細かく描けていたと思う。

悠斗を演じた宇都秀星は本当に可愛かったし、
その悠斗に接する亮平の姿も
竹野内豊はかなりナチュラルに演じていたと思う。
劇団ひとりが演じた津久野も
ドラマの内容からすると救われたキャラクターだった。

不完全と言えば不完全な仕上がりだったけど、
今期の中ではかなり興味深い作品だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.44(10点満点平均6)


| | コメント (1) | トラックバック (1)

Dr.コトー診療所2006  第9話

演出:高木健太郎
脚本:吉田紀子

ミナ(蒼井優)の過去が描かれた話。
忍成修吾が知明を繊細に演じていて、
ミナと知明の関係は丁寧に表現できていたと思う。

ただ、ミナが知明を助けたところに意味があるとはいえ、
連ドラとして続けてみていると
やっぱり病気はセットかという印象がどうしても強くなる。

しかも、あっという間に病気が発覚して、
あっという間に手術して、
あっという間に歩いて帰ったりするもんだから、
取って付けたような印象にもなる。
いっそ無しにした方がいいのではないかと。

まあ、仕方ないか。
いよいよ彩佳(柴咲コウ)の話に移るようなので
これはさすがに期待したい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (1)

嫌われ松子の一生  第九章

演出:堀秀樹
脚本:成瀬活雄

龍洋一(要潤)と別れた後の松子(内山理名)と、
現代の明日香(鈴木えみ)が妊娠する展開に。
松子の人生をたどる役を甥から姪に変更した意味を
裏付けるような内容だった。

ていうか、もうそこで頑張らないと
ドラマ化した意味もなくなってしまうので、
終盤の現代側の描き方にはちょっと注目したい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

だめんず・うぉ〜か〜  最終話(タイトル表示なし)

演出:田村直己
脚本:吉田玲子

最終的にまりあ(藤原紀香)が
一ツ橋(宮迫博之)とくっつくのはいいとしても、
その過程がくだらなすぎた。

転勤当日に空港でNY行きをキャンセルって、
そこが一番、人としてダメじゃん。みたいな。

まあ、最初からそういうノリだからいいんだけど、
ナツ(山田優)と小山内(田辺誠一)を含めた4人の関係は
それなりにドラマとして成り立っていたので、
最後ぐらい普通に締めて欲しかった。

こういうおバカ系のコメディは
普通以上にセンスが問われると思う。
そういう意味ではあらゆる面で水準が低かった。

            採点 4.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.13(10点満点平均6)


だめんず・うぉ~か~ DVD-BOXだめんず・うぉ~か~ DVD-BOX
藤原紀香/山田優


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


| | コメント (0) | トラックバック (1)

14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  第九話

演出:佐藤東弥
脚本:井上由美子

職員会議の途中で生徒がなだれ込んで来るところとか、
静香(室井滋)と智志(三浦春馬)の没落ぶりとか、
また少しドラマティックに寄った描写が多かった。

ただ、救急車の中で
未希(志田未来)が本当のことを教えて欲しいと
自分の状態を聞くシーンは良かった。

もう未希は自分のしたことの責任を取り
すべてを受け入れる覚悟をしているわけだから、
あそこで嘘のない真実を聞きたいという心理は
一貫していて良かったと思う。

波多野(北村一輝)の気持ちの変化としては
未希と智志のプリクラを
机に貼るシーンが印象的だった。

次回もかなりドラマとしての盛り上がりを
意識した展開になりそうだけど、
テーマがボケないように作ってもらいたい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

僕の歩く道  第九話

演出:河野圭太
脚本:橋部敦子

いつも以上に淡々と物語が進んだ印象だけど、
輝明(草なぎ剛)が都古(香里奈)の様子に気づいていて、
ハガキに元気がなかったと書いてきたところは
さすがにインパクトがあったと思う。

都古の過去が描かれ、
河原(葛山信吾)との不倫にも
ある程度の意味づけはされた。

河原のキャラクター自体も
予想以上にハッキリと描かれたので、
そこが終盤に向けてどう影響してくるのか。
あまりファンタジーには
ならないようにしてもらいたい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

役者魂!  第八回

演出:若松節朗
脚本:君塚良一

前回のラストで報告された
わずか3日での家族崩壊の様子とその再生が、
誕生日というイベントを絡めて描かれた。

よくある子供からのサプライズ的な使い方ではなく、
ぐだぐだの誕生日になったのは
このドラマらしかったと思う。

本当はシンプルに
瞳美(松たか子)と桜子(川島海荷)の
ちょっと感動的なシーンを入れた方が
分かりやすかったような気もするけど、
それは入れずに瞳美と本能寺(藤田まこと)の会話だけで
済ませてしまうところが
良くも悪くもこのドラマらしいところか。

企画は本当に悪くないんだけどなあ。
どうにも不完全な部分が多くて
非常にもったいない。

            採点 6.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

のだめカンタービレ  Lesson 8

演出:川村泰祐
脚本:衛藤凛

R☆Sオケ公演の前までは
詰め込み過ぎた印象もあって、
多少、ダイジェストっぽくなってしまった。

とくに龍太郎(瑛太)と清良(水川あさみ)の関係は
もともと設定を変えて清良を最初から出していたこともあるし、
もう少し分かりやすく盛り上げて欲しかった気もする。

公演は一曲少なかったり、
ブラ1もダイジェストになったりしていたので
今までの演奏シーンほど感動的ではなかったけど、
絶望から希望へ変わるラストはやっぱり盛り上がった。
のだめ(上野樹里)の涙も効果的だったと思う。

で、その後の催眠術の場面が
想像以上にうまく仕上っていた。
ここも音楽を効果的に使っていて、
ドラマ終盤に向けてのギアチェンジが
自然にできていたと思う。

ここまで一気に来てしまえば
超絶なのだめも十分に堪能できそう。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/04

鉄板少女アカネ!!  IIIIIIII

演出:倉貫健二郎
脚本監修:秦建日子
脚本:小川みづき

料理に関する話の場合、
もう最終的には食べる人の気持ちになって、
というところ行き着くしかないので、
これもオーソドックスにそうなった。

でも、アカネ(堀北真希)のお好み焼きを食べたいと言う
子供が出てきたタイミングは悪くなかったので、
それなりの抑揚は付いたと思う。
その前の堀北真希のコスプレも
サービスカットとしては機能してたし。

嵐山蒼龍(竜雷太)との対決までの時間が
今回はラストに表示されなかったのは、
一話短縮で次回が最終回になったから。
まあ、しょうがないか。

            採点 5.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

たったひとつの恋  第8話

演出:本間美由紀
脚本:北川悦吏子

雅彦(財津和夫)のやることは
もうパターン化したものだからどうでもいんだけど、
みつこ(田中好子)を振り切って
菜緒(綾瀬はるか)が家を出ていくところは
ちょっとだけ良かった。

まあ、それくらいか。
頭ナデナデも北川悦吏子は好きだなあ。

            採点 5.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

アンナさんのおまめ  #8

演出:浅見真史
脚本:福島治子

前々回、前回の内容を考えると、
連ドラとしては流れが逆行した感じだった。

でも、一話の内容としては
リリ(ベッキー)の無敵さが存分に出ていて、
この作品らしい話だったと思う。

演出的な遊び部分では、
“テレビって出るものでしょ!?”のところと、
“板挟み状態”のところが面白かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

笑える恋はしたくない  第1話

プロデューサー:鈴木早苗
演出:平野俊一
脚本:鈴木おさむ
主題歌:「光」FAYRAY
制作:TBS、TBSテレビ
出演:山崎静代、河本準一、酒井若菜、増田貴久、夏川純、松尾敏伸、
   桐谷健太、麻生佑未、佐々木蔵之介、泉ピン子、おぎやはぎ、
   眞野裕子、温水洋一、小林すすむ、三浦理恵子、井上聡、他

南海キャンディーズのしずちゃんと
次長課長の河本のW主演で送る
全3話のラブストーリー。
ひとことで言うと、
ちょっともったいない感じだった。

鈴木おさむの脚本ということで
バラエティーっぽいノリもあるわけだけど、
その前半で少し遊びすぎた。
一昔前の深夜ドラマでよくあったようなパターンなので、
1話30分ならもっとテンポよくまとめられたような気がする。

でもまあ、プライムタイムだけあって
出演者は妙に豪華だった。
なんだかんだ言っても
雪子(酒井若菜)と三太(増田貴久)のパーツが
一番安心して見られたのは確かだから、
ドラマはやっぱりドラマ班で作ればいいのに、とは思った。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (2)

家族 〜妻の不在・夫の存在〜  第7回

演出:高橋伸之
脚本:清水有生

理美(石田ゆり子)が死ぬなんて
強引な手は使わないと思うけど、
これくらいのインパクトがある展開にしないと
確かにあと1回では終われないよなあ。
しかし、そうなると結末はもう…。

とにかくいろいろ言うのは
最終回まで見てからにしよう。

さやか(星野真理)を助けようと思った理由について、
佐伯(渡哲也)が父親の想像を超えた
母親の子供に対する思いについても語っていたので、
そこは多少、亮平(竹野内豊)の話とリンクするものの、
基本的にさやかの存在は
佐伯が残された人生をどう生きるかに関するものだった。

「熟年離婚」に引き続き
渡哲也を引っ張り出したのに、
結局、それだけの絡みかよ、という印象も。

まあ、いずれにしても最終回を見てからか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

Dr.コトー診療所2006  第8話

演出:中江功
脚本:吉田紀子

医療ドラマと人間ドラマのバランスが
すごく良かった回だったと思う。
とくに医師としてのコトー(吉岡秀隆)の描き方は
非常に繊細で、かつ深いものがあった。

ゆかり(桜井幸子)の手術後、
剛利(時任三郎)が訪ねてきた時のセリフも良かったけど、
その後に剛利が意識的にドアを開けたまま帰り、
真っ青な海をコトーが見つめるシーンが印象的だった。

もの言わぬ演出。
でも十分に訴えるものがあった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

嫌われ松子の一生  第八章

演出:酒井聖博
脚本:成瀬活雄

松子(内山理名)と龍洋一(要潤)の
同棲生活のみを描いた回。
松子の“始めから全部やり直したい”という気持ちは
それなりに描けていたと思う。
おかしなひげ面ではない要潤も悪くなかった。

ただ、組長の吉沢(美木良介)は
やや迫力に欠けた感じ。
龍洋一も基本的にはマイルドな処理だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

だめんず・うぉ〜か〜  第7話(タイトル表示なし)

演出:麻生学
脚本:高橋ナツコ

小山内(田辺誠一)のダメ男ぶりを
改めて見せるにしても、
記者会見のパーツはいろんな意味でムチャクチャだった。

主要4人の関係だけは
何とかバランスを保ってきたんだから、
もう少しうまく作ればいいのに…。

最終回の予告の作り方を見て、
改めて志の低いドラマだなあと思った。

            採点 4.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/01

14才の母 〜愛するために 生まれてきた〜  第八話

演出:山下学美
脚本:井上由美子

もし、未希(志田未来)の命か、
生まれてくる子供の命か、
どちらか選ばなくてはいけなくなったら
どうするかという問題を、
実際に未希に何か起こるようなシチュエーションではなく、
親子関係を中心に描いたところが良かった。

加奈子(田中美佐子)が迷わず
未希の命を選ぶと言ったのもある意味当然だし、
未希自身が選べないと考えるのも当然だと思う。

これは堕ろすことを決断できるかどうかを
別の切り口から描いたとも言えるわけで、
堕ろせなかった未希が自分自身を選べなかったのは
自然な考え方だった。

逆に言えば、本当は生ませたくないと言っていた
加奈子の考えも正論であるという裏付けにもなっている。

ドラマとして未希が子供を産んできちんと育てられた場合、
堕ろした方がいいという考え方が
何となく非人道的な意見のように
取られてしまう可能性もあると思うけど、
そんなに単純ではないことを
こういう切り口も使って描いていたところが良かった。

産院で未希と同室になったあゆみ(戸田菜穂)や、
望んでも子供に恵まれなかったという
マコト(河本準一)夫婦の存在が、
未希の決断を後押しするものだったからとくに。

その中で静香(室井滋)と智志(三浦春馬)の
親子関係もうまく絡めていたんじゃないだろうか。

波多野(北村一輝)の考えも
徐々に変化するであろうと思われる場面を
少しずつ入れているのも丁寧だと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

僕の歩く道  第八話

演出:三宅喜重
脚本:橋部敦子

園長の久保(大杉漣)が
輝明(草なぎ剛)からかなり直接的な影響を受けた回。

本当は本社に戻ることや出世に
それほど意味があるとは思っていないのに、
それでもありのままでいられない理由を
“誰が決めたか知らないけど、
男は出世しなくちゃいけないからだよ。
他人から久保は負けた奴だと思われたくないからだよ”
と言ったシーンは印象的だった。

障害を持つ人への接し方というもの自体が
良くも悪くも世間の目を気にするものなので。
この久保と古賀(小日向文世)の
居酒屋のシーンは良かったと思う。

ただ今回は冒頭の園長の行動や
その時の園長に対する職員の態度、
本社の常務(山田明郷)の描き方などが、
少し極端だったような気はする。

久保と里江(長山藍子)の手紙も、
里江の手紙はそのストレートさがかえって沁みたものの、
最後の久保の返信はストレート過ぎた。
そういう意味では
ちょっとこのドラマらしくない描き方ではあった。
でも、たまにはこういう回もあっていっか。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (1)

役者魂!  第七回

演出:木下高男
脚本:君塚良一

本能寺(藤田まこと)の孤独が
「リア王」の悲劇そのままであるという形で描かれた。

「リア王」の細かい解釈は別にして、
シェイクスピア俳優である本能寺が
“親というのは難しい役だなあ”
“わしは演じきれなかった”
“家庭というものが一番大事な舞台だということも分からずに”
と嘆き悲しむシーンはまたこのドラマらしくて良かった。

家族を知らない瞳美(松たか子)が
「リア王」的な本能寺の家族を身近に見て、
決して暖かいだけではない家族の姿も知ったのは
意味があったと思う。

だから桜子(川島海荷)や忠太(吉川史樹)と一緒に
本能寺と一緒に暮らすことを決めたものの、
わずか3日で崩壊してしまったというのも
面白い展開だった。

これで幸せに暮らしましたでは
あまりにも予定調和で面白くないし。
ストーリーとしてはよく出来ていたと思う。

ただ、やっぱり流れるようなリズム感はなく、
柳沢(香川照之)が演出をやりたがっているところなどは
もっと面白く仕上げられるはずなのになあ、
と思うとちょっと残念だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

のだめカンタービレ  Lesson 7

演出:武内英樹
脚本:衛藤凛

千秋(玉木宏)の家族の話などが省略されていたので
若干、強引さはあるものの、
基本的にはうまくつなげていると思う。

のだめ(上野樹里)の嫁気取りはかなり面白かったし、
ぶん殴るシーンなども人形を使ったりして
コミカルに映像化していた。

ここからはどこを残して
どこを削るかという問題も出てきそうだけど、
のだめがピアノを弾く姿はたっぷり見たい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (1)

鉄板少女アカネ!!  IIIIIII

演出:森嶋正也
脚本監修:秦建日子
脚本:酒井雅秋

料理対決シーンがなかったことで
かえってドラマとして普通に見られた感じ。

アカネ(堀北真希)と心太(塚本高史)の関係を中心に描き、
それがラストまでつながっていたので
まとまりはあった。

この先どうなるんだろうという興味も
それなりに高められた作りだったんじゃないだろうか。

堀北真希も普通の恋愛テイストなら
そんなに違和感がなかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

たったひとつの恋  第7話

演出:石尾純
脚本:北川悦吏子

弘人(亀梨和也)と菜緒(綾瀬はるか)のセリフは
もう大半がこっぱずかしかった。
北川悦吏子節と言えばそれまでだけど、
いつもながら頭で作った会話だなあ、という感じだった。

雅彦(財津和夫)が言うところの
“若さ故の情熱”だけではなく、
本当に“たったひとつの恋”なのなら
そこに説得力を出してもらいたいもんだけど…。

もう財津和夫をキャスティングしてる意味も
よく分からないけど、
菜緒が病院を抜け出すだろうことを予感しながらも
コンビニに出かけたみつこ(田中好子)の描き方は
ちょっと良かった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »