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2007/02/26

華麗なる一族  第七回

演出:福澤克雄、山室大輔
脚本:橋本裕志

さすがにお金をかけてるだけあって
高炉の爆発シーンは迫力があった。
万俵家の屋敷から最初の爆発が見えた場面で
音がズレて聞こえるあたりもなかなか良かったと思う。

現場作業員の玄さん(六平直政)のキャラも立っていたので
それなりにドラマティックに描けたんじゃないだろうか。

その裏で大介(北大路欣也)は
大同銀行との合併準備を着々と準備。
しかし今さらだけど、
綿貫専務役に笑福亭鶴瓶というのはどうなんだろう。
セリフも訛ってるしなあ。
個人的には太平スーパーの社長役で出て欲しかった。

で、話はいよいよ鉄平(木村拓哉)の
出生疑惑にスポットが当たってきた。
ここもやたら分かりやすくなっていたけど、
ドラマではこんなもんじゃないだろうか。

芙佐子(稲森いずみ)の扱いなどを見るととくに、
時代背景が中途半端に昔で
中途半端に最近というのはやっぱり難しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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演歌の女王  第七幕

演出:木内健人
脚本:遊川和彦

自分さえよければいいという人が多くなった昨今、
このドラマの主人公・ひまわり(天海祐希)は、
みんなが幸せでないとイヤ、
みんなを幸せにしたいと思うタイプ。

あらゆる不幸を背負ってしまうという展開も
言ってみれば自己犠牲を大袈裟にコミカルに表現しているだけで、
一番描きたかったテーマは
その自分さえよければいいという考えを
少しは改めよということだったのかもしれない。
そういう部分はハッキリと描けた回だった。

ただ、やっぱりドラマの構成として残念なのは、
ヒトシ(原田泰造)が母・道代(池内淳子)のことだけは
大切に思っているという部分が
序盤からしっかり描けていなかったこと。

いい加減なダメ男だけど
そういうところはきちんとしてるという魅力が
ほとんど感じられなかったのは痛かった。

それから今回、真佐美(酒井若菜)の本心が
自分の口から語られたものの、
その真佐美の変化もこれまで描けてはいなかった。

もう道代のことを本当のお母さんみたいに思ってるくせにと
ひまわりが指摘しても、
お母さんもヒトシさんも自分を大切にしてくれたと
真佐美が涙ながらに語っても、
おいおい、いつからそうなったんだという感じだった。

このドラマで描きたかったことが
かなりハッキリ示されただけに、
余計にその作りの甘さが目立ってしまったような気がする。

とは言っても、いつも出てくる分かれ道で
ひまわりが迷わず真佐美を幸せにする方を選んだり、
真佐美が泣いてもう嘘は付かないと
ひまわりに謝ったりするシーン自体は悪くなかった。

あと、最後のシリアスなシーンまで
あのすごい怪我メイクのままやりきるところは
さすがに天海祐希だなとは思った。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2007/02/24

花より男子2  第8話

演出:石井康晴
脚本:サタケミキオ

冒頭の道明寺(松本潤)との言い争いから
ラストのつくし(井上真央)との別れまで、
また加藤夏希の滋が良かった。

道明寺が花沢類(小栗旬)に土下座するシーンとか、
タマ(佐々木すみ江)が楓(加賀まりこ)に
誰に向かって口をきいてるのかと言うシーンとか、
他にも見所はあったんだけど、
やっぱり今回は滋だった。

このドラマがパート2になってさらに盛り上がったのは、
F4やつくしの成長もあったけど、
滋がきれにハマったことが大きいと思う。
その滋のいろんな表情が見られたこの回は
かなり見応えがあった。

            採点 8.0(10点満点平均6)


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わるいやつら  第六章

演出:藤田明二
脚本:神山由美子

やっぱり1話まるまる主人公不在はムリだったようで、
すぐにチセ(余貴美子)が旅行に出る段取りとなり、
ラストでは同行している人物が
実は死んでいなかった豊美(米倉涼子)であることを
ばらす展開となった。

もう少し引っ張って欲しかったなあ。
豊美を埋めた場所が移動していたり、
他の場所で見つかった死体を
豊美と確認してしまったりする話も入れていたんだから、
別に豊美が出て来なくても
そんなに興味を無くす流れではなかったと思うけど。

とりあえず今後はなぜ豊美が
チセと一緒だったかの説明があって、
その後はオリジナルの話になりそう。
はたしてうまくまとめられるかどうか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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拝啓、父上様  第七話

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

宴会で大騒ぎしたベンチャー企業の描き方は
ちょっと極端すぎたかも。
でも、時夫(横山裕)が我慢して我慢して
最後にぶち切れたタイミングは良かった。

律子(岸本加世子)から正式に
「新・坂下」に誘われた一平(二宮和也)は
今後、どうするのか。

その判断に影響するのかどうかは分からないけど、
冒頭の市場のシーンで竜次(梅宮辰夫)が
今なお仲間と料理の勉強をしていることを一平が知る件は
このドラマらしいエピソードの入れ方だった。

あと、猫にエサをやる女将さん(八千草薫)が
そこらの若者におばあちゃん呼ばわりされたのは、
見ているこっちも泣きそうになるくらい悔しかった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 7. 皮フ科 その3

演出:高成麻畝子
脚本:荒井修子

また何の変哲もないよくある話だったものの、
それなりにまとまっていた。

バカバカしいけど極端にハメは外さないところとか、
ベタだけどベタなりに丁寧に作っているところとか、
そのあたりがこのドラマの信条なんだと思う。

これで皮膚科は終了、次回から内科へ。
皮膚科編はもう少し皮膚科である特色を
出して欲しかった気もする。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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エラいところに嫁いでしまった!  第7話

演出:森田空海
脚本:後藤法子

志摩子(松坂慶子)と波男(本田博太郎)の
結婚40周年プレゼントを買うお金が
詐欺にあって取られてしまうという話を
野波麻帆まで使って冒頭でやったのに、
その後の処理とかすごくいい加減なんだよなあ。

でも、一話のストーリーとしてはそんなに悪くなかった。
いつもの勘違いコメディであることには変わりないけど、
お父さんの波男を絡めていたので芯が通っていたし、
その波男の志摩子に対する思いでラストを締められたので
最後はうまくまとまっていた。

磯次郎(谷原章介)の“僕に任せてよ”が
波男ゆずりだったということだけでなく、
磯次郎の魅力自体もよく出ていたと思うし。

これぐらい磯次郎の良さが分かると
まわりがドタバタしても比較的安心して見られる。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ハケンの品格  7 企画コンペに恋は厳禁!

演出:佐藤東弥
脚本:中園ミホ

会社における社員と派遣の立場を描いた
かなりシビアな切り口だった。

それだけに美雪(加藤あい)の恋愛感情を
絡ませる必要があったのかやや疑問。
扱い自体も中途半端だったし、
絡ませない方が分かりやすかったと思う。

黒岩(板谷由夏)のキャラクターも
その場だけのセリフが多くて雑。
いや、それよりも桐島部長(松方弘樹)か。

最終的に部長が会社側の大きな壁となるのはいいけど、
だったらこれまでの部長の動かし方は違ったんじゃないだろうか。
なんか設定がフラついてる感じで気になった。

今回、東海林(大泉洋)のマーケティング課への絡みは
ちょっとしつこかったけど、
その分「ハケンライフ」の一ツ木(安田顕)が良かった。

コメディパーツの担当としてはこれまでも面白かったけど、
派遣を社風に合わないからといって切るのはいいがかりだと
怒ったシーンはちょっとグッとくる感じだった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2007/02/21

ヒミツの花園  第7話 やさしくしないで… 涙と抱擁のワケ

演出:池添博
脚本:永田優子

もともとこのドラマは
あまりにも多いコミック原作のドラマ化に対する
アンチテーゼ、というか、
原作なしでコミック原作っぽいテイストにしているところが
一番の特徴だと思っていたけど、
まさにそこを思いっきりぶっちゃけたストーリーだった。

原作を越えるドラマはない。
原作者が損をするだけ。
ストーリーを最初から作るのが面倒くさいから
人気のあるマンガを引っ張って来ただけ。
設定だけ利用したまったくの別作品。
などなど、歯に衣着せぬセリフの連続だった。

ちなみに途中で智(要潤)を絡めた
“あ、これ『曲がりカーブの彼女』のプロデューサーじゃん”
“あのドラマ面白かったですもんね”
“副社長役が光ってたんだよなあ”
というやり取りがあったけど、
当然、これは『曲がり角の彼女』のことで、
副社長役は要潤、『曲がり角〜』のプロデューサーは
このドラマの担当でもある。

そういえばあの05年春クールでは、
30代の働く女性を描いた『曲がり角〜』と同時に
同じく30代の働く女性を描いた
『anego』という原作小説と似て非なるドラマもあったっけ。

個人的には『曲がり角〜』の方がはるかに面白かったけど、
視聴率は『anego』の方が高かったりするんだよな。
その時の悔しさも含まれた企画なのか?

まあ、陽(本郷奏多)が言った
“原作を越えるような良いドラマにしてよ。
そうしたら誰も文句言わないと思う”
というのも本音だと思うし、
夏世(釈由美子)が原作を守る形で
ドラマ化をやめる流れもストーリーとして自然だったし、
なかなか面白い回だったんじゃないだろうか。

ラブストーリーが進みつつも、
航(堺雅人)がついに奥の部屋に入ったり、
編集長(田中哲司)が
花園ゆり子の正体を週刊誌にリークしたっぽかったり、
話はかなり進展した。
次回が楽しみ。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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今週、妻が浮気します  第六話

演出:村上正典
脚本:吉田智子

春木(藤井フミヤ)の妻(大塚寧々)が
ハジメ(ユースケ)に春木とやり直すと言い、
そんなのはヘンだとハジメが言う。

そしてカメラマン・河野(鈴木浩介)は
AV女優だった婚約者(MEGUMI)の過去も受け入れて
結婚したいと言う。

言ってみれば外堀を埋めておく回だったわけで、
そういう意味では一応納得できる展開だった。

ただ、浮気の話も男女の違いに持っていったり、
下世話な流れにするところは相変わらず。

ハジメの母・房子(大森暁美)が陶子(石田ゆり子)に言った
“力(加藤翼)を見てれば分かる”とか、
編集部員がハジメに言った
“デスクには助けもらってますから”とか、
その場凌ぎの説得力のないセリフも目立った。

とにかくこのドラマは
ハジメをとことんダメ男にすることで
何とか成立させようとしてるわけだけど、
陶子から真実を聞いても
即答で“あんたを責めようとは思わん”
と言うハジメの母親もすごかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  第7章

演出:谷村政樹
脚本:大島里美

温かいオカン(倍賞美津子)に接することで
本当は寂しかった自分に気づき、
自分の母親のことを思い出してしまうというのは、
この作品の一番ストレートに伝わる部分なので、
そこにスポットを当てて描いていたのが良かった。

自分のことで精一杯だった鳴沢(平岡祐太)も含め、
徳本(高岡蒼甫)、まなみ(香椎由宇)と、
違う切り口の3人を重ねていたのも効果的だったと思う。

ベタと言えばベタな作り方だけど、
香椎由宇のクールなところが
かえってバランス的にはいい方向に作用していて、
全体的に見やすくまとまっていたと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2007/02/19

華麗なる一族  第六回

もうエンターテイメントに振れすぎて、
複雑な人間ドラマも分かりやすい構造になってしまってる感じ。
木村拓哉色もどんどん濃くなっていくし。

海に落ちた作業員を助けた時のガッツポーズとか、
ラストの「GOOD LUCK!!」手術前のような指差しとか、
今回も笑える場面は多かった。

でも、大介(北大路欣也)が野心を
具体的な形にしていく過程などは
その分かりやすさがかえって功を奏していたと思うし、
銀平(山本耕史)が大介に向かって
“今のお父さんには信念がない。
阪神特殊製鋼を潰すと考えた時から
企業を育てるという銀行家としての信念を無くしてしまった”
と思いをぶつけたシーンは良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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演歌の女王  第六幕

演出:岩本仁志
脚本:遊川和彦

ひまわり(天海祐希)が「女のわかれ道」を
ワンコーラスすべてアカペラで歌った。
それで道代(池内淳子)も我に返ったりして、
一応、今回の見せ場だった。

暴れるシーンもいつもと動機が違うと思ったら、
今回は妄想ではなくて本当に暴れてたというオチ。

そういう変化はいくつかあったものの、
いちいち電話で呼び出されて歌を歌えないひまわりの姿は
面白いというよりも何だかイライラした。

            採点 4.5(10点満点平均6)


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2007/02/17

花より男子2  第7話

演出:武藤淳
脚本:サタケミキオ

総二郎(松田翔太)と更(貫地谷しほり)の話が中心。
花沢類(小栗旬)と同様、
総二郎もパート2になって格好良さは増したと思う。

陶芸の工房にいる更の元へ会いに行ったシーンは
総二郎のキャラクターを崩さないまま感情の変化が出ていて
なかなか良かったんじゃないだろうか。

優紀(西原亜希)に連れられて
1年前の更からのメッセージを見るところは、
もう少しシーン自体をうまく撮った方がいいと思ったけど。

この総二郎と更のエピソードだけだったら
ちょっと物足りなかったかもしれないけど、
そこからうまく花沢類と滋(加藤夏希)を絡めた
つくし(井上真央)と道明寺(松本潤)の話に繋げて、
ラストはまた盛り上がる形で終わった。

このあたりの構成は、
2話以降、本当にうまく作っていると思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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わるいやつら  第五章

演出:松田秀知
脚本:神山由美子

豊美(米倉涼子)が看護師長(朝加真由美)に
口封じのために殺されるとか、
院長は患者を2人殺してるとか喚くシーンは
必要だったのかなあ。

嘉治(金子昇)の捜査方法や結末を原作と変えるために
このシーンや葉山(平山広行)の存在が
必要なのかもしれないけど、
やっぱり心理描写的には浅くなったような気がする。

豊美が下見沢(北村一輝)に相談に行ったシーンは
豊美が主人公である以上、
この段階であって然るべきだったと思う。

“もし(豊美が)手を下さないでも彼が破滅するとしたら…。
黙って見てればいいんじゃないかな”
という下見沢のセリフは良かった。

とりあえず戸谷(上川達也)が豊美を
林の中に埋めるシーンをこの段階できちんとやったので、
連ドラの作り方としてはここからかなり興味深くなった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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拝啓、父上様  第六話

演出:西浦正記
脚本:倉本聰

一平(二宮和也)がやっと訪れた遅い青春に
心躍らせている中、
老舗の「坂下」が少しずつ変わり始めた。

料亭の仕事場、若い衆が見習っていく過程も
丁寧に見せながら、
その少しずつの変化を描いていたのはやっぱりうまかった。

女将さん(八千草薫)と
若女将・律子(岸本加世子)の違いを描きつつも、
律子が上客の前で恥をかいたり
律子が澄子(森上千絵)を叱責するシーンは
あえて見せない作りもよく考えられていると思う。

こういうシーンを入れるのと入れないのとでは
ずいぶんと作品の印象は変わるはずなので。

そういう作品のトーンとしては、
今回、一平が澄子の部屋に上がるシーンや、
一平が雪乃(高島礼子)と
フランス料理を食べるシーンなどが効果的だった。
澄子も雪乃も大人の女性として色っぽいんだよな。

大人がしっかりと描かれているので
若い人の恋模様も引き立って面白い。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 6. 皮フ科 その2

演出:森永恭朗
脚本:徳永友一

事故で大勢の患者が運び込まれて医者の大変さを示すとか、
仕事をしている姿を見て子供が父親を理解するとか、
ガンだと思ったら何でもなかったとか、
とにかくよくあるエピソードを繋げただけなので
何も新鮮味はなかった。

うさこ(小西真奈美)が
研修医である必要もあまりなかったし…。

ただ、あまり不快な印象にならないのは、
うさこやムック先生(パパイヤ鈴木)の
キャラクターのおかげか。

優先順位をつけているわけではないのに
自分や家族のことが二の次になってしまう、
たとえどんなに愛している人との約束でも
守れない時がある、
とムック先生が言うシーンは良かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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エラいところに嫁いでしまった!  第6話

演出:片山修
脚本:後藤法子

一応、志摩子(松坂慶子)が
君子(仲間由紀恵)のことをそれなりに理解している
という部分は描けていた。

これまで今ひとつ浮いた存在だった
君子の義姉・由美(濱田マリ)を絡めることで、
それなりに普遍的な嫁の話になっていたし。

ただ、いちいち会話が遮られて
誤解が膨らんでいく古典的なパターンは変わらず。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2007/02/15

ハケンの品格  6 涙の残業バレンタイン

演出:南雲聖一
脚本:中園ミホ

正社員の派遣に対する差別、
やる気のない派遣など、
正社員と派遣を対比させた描き方は
また振り出しに戻ったような感じだった。
連ドラの構成としてはかなりシラけるパターン。

バレンタインのイベント初日で
チョコを売り切った春子(篠原涼子)の仕事ぶりも
説得力のあるものではなかったし、
助産師の資格があるというのも唐突すぎて
ストーリーとしてはかなり苦しかった。

もちろん、あの出産シーンは
春子のバースデーとかけていたのは分かる。
でも、作品のテーマからすれば
ちょっと誤解を招く展開だったと思う。

つい先日も労働者派遣法で禁止されている
警備員の派遣をしていたとして
摘発された人材派遣会社があったけど、
医療関係業務も派遣はできなかったはず。
(社会福祉施設などでの業務は可能)

今回、春子は「ハケンライフ」から助産師として
派遣されたわけではないけど、
もしそれをやったら派遣先が病院・助産所ではなく、
医療を受ける者の居宅であっても
法律違反になるはずなんだけど…。

そんな誤解されやすい部分なのに
なぜわざわざ助産師の資格を
このドラマで出す必要があったのか。
普通に春子のバースデーがバレンタインデーと重なっていた
というだけでもよかったのに…。

「シルスマリオ」の社長(もたいまさこ)の描き方も中途半端で、
派遣のことを腰掛けアルバイトのように見下していたのが
最後に春子のことを名前で呼んだ程度。
しかもその理由が娘(遠山景織子)の出産を
春子が助けたことだったので、
これ自体、ドラマの趣旨を考えればかなりズレていた。

ただ、この時期の連ドラにありがちなバレンタインを扱いながら、
頑なに社内の馴れ合いを拒絶する春子の気持ちの変化を
ラストのバースデーカードで表したのは悪くなかったと思う。

“会社というところは仲良しを作りに行くところですか?
私は会社というものを信じていません。
ですからそんなところで仲良しができるとも思ってません”
という春子に対して、
“そうでしょうか?”と答える里中(小泉孝太郎)が、
ものすごくベタなバースデー企画で
春子の心を揺さぶったところは、
それなりに面白かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2007/02/14

ヒミツの花園  第6話 ついにその正体が! 花園ゆり子サイン会で大ピンチ!

演出:小松隆志
脚本:永田優子

花園ゆり子の過去がかなり明かされた。
修(池田鉄洋)と航(堺雅人)は
かつて別の名前でマンガを描いていたこと。
彼らの才能を見出して少女マンガを描くように勧めたのは
田中(寺島進)だったこと。
田中の勧めであとから智(要潤)と陽(本郷奏多)が
花園ゆり子に参加したこと。
4人で描き始めた当時は
まだ陽も学校に行ってたらしいこと、などなど。

ただ、正体を明かせない理由はまだ他にもあるらしい。
それは彼らの父親に関係することなのか?

いろいろツッコミどころは多い内容だったけど、
とりあえず亮子(真矢みき)も花園ゆり子の正体を知ったし、
話はかなり進展した。
今後はラブストーリーとしても盛り上がってくるかもしれない。

もっとテンポ良く、
流れるようなコメディに編集して欲しいという気持ちは
依然としてあるけど、
それはもう望んでもムリそう。
さらなるヒミツがうまく明かされていくことに期待したい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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今週、妻が浮気します  第五話

演出:佐藤祐市
脚本:吉田智子

結局、ドラマではハジメ(ユースケ)が
春木(藤井フミヤ)を殴る展開になった。
まあ、それならそれでもいっか。

ただ、全体的に無理やりエピソードを広げてる感じで
スッキリと見られないのがつらいところ。

至宝(西村雅彦)と君子(広田レオナ)の話も
ハジメと対比させて描いてるのは分かるけど、
無理やりドタバタにしているのは見苦しい。

ハジメが電話してる携帯をいきなり取り上げて
勝手に切るみたいな君子の行動も、
面白いとかそういう次元の描写じゃないと思うんだけど…。
コメディセンスの問題か。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2007/02/13

東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  第6章

演出:久保田哲史
脚本:大島里美

雅也(速水もこみち)がオカン(倍賞美津子)と住む家は
単発の大泉洋版よりも原作に近かった。

最近の連ドラにしては登場人物を増やさない作り方で、
以前のアパートの住人が
そのまま新しい家に遊びに来るという展開に。
でも、手塚(石黒賢)にしても、
徳本(高岡蒼甫)にしても、
役割はハッキリしてきたと思う。

オカンが出してくれた食事に手を付けない鳴沢(平岡祐太)に
徳本がムッとして自分で食べたところも
そんなに違和感はなかった。

後半、雅也がオカンにつらくあたるところは
多少分かりやす過ぎる流れではあったけど、
その後の雅也と手塚とのシーン、
オカンとまなみ(香椎由宇)とのシーンは
静かに伝わるものがあった。

だからラストでオカンが
マー君のところしか行くところがないと言って
ぬか漬けの壺をかき回し、
雅也が“死ぬまで東京におったらええ”と言ったシーンは
さすがに泣けた。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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永遠の1.8秒

企画:関谷正征
プロデュース:瀧山麻土香、三田真奈美
演出:加藤裕将
脚本:清水達也、山本あかり
制作:フジテレビ
出演:成海璃子、星井七瀬、櫻庭博道、大塚良重、
   花原照子、六平直政、他

5回目となるP&Gパンテーンドラマスペシャル。
水川あさみ、綾瀬はるか、西原亜希、新垣結衣に続き、
今回のヒロインは成海璃子で、
シンクロナイズドダイビングを扱った作品だった。
ちなみに1.8秒というのは
10mの飛び込み台から水面に到達するまでの時間。

すごくシンプルな青春ストーリーとしては
全体のトーンも悪くなかったものの、
もう少しどちらかに振れてもよかった感じ。

大会での優勝を最後にコンビを解散してしまったなら
ひとつの魂を分け合った2人という切り口は大袈裟だったし、
ラストで夏希(成海璃子)が太陽の輝きを見るカットが
もう一度飛び込みへの情熱を取り戻すことを示唆するものなら
もっと夏希の心理を丁寧に描いて欲しかった。

はるか(星井七瀬)が推薦された大学を
夏希が自力で目指すわけでもなく、
飛び込みを続けてもいなかったようなラストは
それはそれで妙なリアリティがあったんだけど、
ドラマとしてはちょっと中途半端になったような気がする。

シンクロナイズドダイビングという
比較的目新しい題材だっただけに、
競技に対する掘り下げ方も含め、
ちょっともったいない仕上がりだった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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華麗なる一族  第五回

演出:福澤克雄、山室大輔
脚本:橋本裕志

相子(鈴木京香)の背景を描いた箇所があったのは良かった。
ただ、やっぱりなぞる程度になっちゃうんだよなあ。

ドラマは全体的に分かりやすく構成してるとは思うけど、
描くべき要素が多いだけに
それぞれに深みがなくなってしまってる感じ。

鉄平(木村拓哉)が撃った弾が
大介(北大路欣也)に当たってしまうところは、
前回からの流れもあってそれなりに盛り上がった。

あと、父親の大川(西田敏行)は
万俵家にとって何だったのかと泣く早苗(長谷川京子)を
鉄平が抱き寄せる時の首の捕まえ方も、
散弾銃で撃たれるくらい痛そうだった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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演歌の女王  第五幕

演出:大塚恭司
脚本:遊川和彦

妄想の中で暴れるというパターンも
親子の場合は意味が違うと思うんだけど…。

最終的に道代(池内淳子)を軸にして
ひまわり(天海祐希)の幸せを描いていくのなら
無理やりパターンにハメ込んだコメディにしなくても
いいような気がする。

信(武井証)と貞子(成海璃子)も
お飾りのようになってきた。

            採点 4.5(10点満点平均6)


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花より男子2  第6話

演出:三城真一
脚本:サタケミキオ

つくし(井上真央)と花沢類(小栗旬)、
道明寺(松本潤)と滋(加藤夏希)の距離感も絶妙だったから、
つくしが道明寺に土星のネックレスを返すところ、
そのネックレスを道明寺が川に捨ててしまって
つくしが拾いに行くところはかなり盛り上がった。

これまでは宇多田ヒカルの曲の入り方が
狙いすぎであざとい感じだったけど、
今回は自然にシーンを盛り上げていたと思う。

アパートの床が抜けるエピソードは
つくしの一本背負いに変更。
でもこれはこれでバカバカしくて面白かった。

タマ(佐々木すみ江)の登場は最後の最後だったものの、
つくしもメイド姿になってたし、
道明寺に丁寧な言葉を使いながら
気持ちを伝えるつくしもなかなか可愛かった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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わるいやつら  第四章

演出:藤田明二
脚本:神山由美子

チセ(余貴美子)の夫・春彦(笹野高史)は
あのまま元気になるものの、
糖尿病を理由に戸谷(上川達也)の病院へ入る展開に。

そこへ刑事の嘉治(金子昇)まで入院してきたのは
ちょっと出来すぎの感じもしたけど、
ここで見聞きしたことが後に繋がるということなんだろう。

そういう意味でも豊美(米倉涼子)が春彦に
ここは危険だから退院するようにと直接言ったシーンは
ちょっとやりすぎだった。
結末をドラマオリジナルのものに変更するとしても
もう少し豊美の言動は曖昧な方が面白いような気がする。

でも、春彦が戸谷にチセのことを
“ええ女でしょう?”と言ったシーンと、
ラストで唐突に春彦が死んだ展開は面白かった。
さて、ここからはどうするつもりなのか。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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拝啓、父上様  第五話

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

女将さん(八千草薫)の居場所について
一切口を割らない一平(二宮和也)に対して
竜次(梅宮辰夫)が諭すシーンから、
一平が謎の少女・ナオミ(黒木メイサ)と
再会して筆談するシーンまで、
今回もトーンにメリハリがあって見応えがあった。

パティシエールを目指すナオミがフランス語の勉強中で
月・水・金はフランス語しかしゃべらないという設定は
なかなか面白かったと思う。

一平のようなキャラクターの板前が
女の子と仲良く話せるようになるには
それなりのキッカケがないと不自然なわけで、
それがあのおかしな筆談でスムーズに描けた。

ああいう状況でもフランス語をしゃべり続けるという徹底ぶりも
ナオミの夢に対する思いの強さを表していて良かったと思う。

前回のラストで気になっていた
エリ(福田沙紀)を羽交い締めにした時の一平の手の位置も、
きちんと“掴んで揉んだ事件”として膨らませていた。
それを楽しそうに一平に確認するエリも可愛かったなあ。

で、女将さんの家出騒動を
一平の処遇も含めてきっちり収める竜次が
やっぱり格好良かった。
こういう本当の大人が存在しているのは
もうドラマの中だけなのかもしれない。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 5. Go Go! 皮フ科

演出:今井夏木
脚本:荒井修子

ものすごく分かりやすい作りだったけど、
このドラマらしいまとめ方だったと思う。

ムック先生(パパイヤ鈴木)の指導も
迷いながらだったところが人間味があった。

コメディテイストでも
何だかんだ言ってみんなきちんと仕事をしているところは
見ていてあまり不快感がない。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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エラいところに嫁いでしまった!  第5話

演出:片山修
脚本:後藤法子

東京に志摩子(松坂慶子)だけでなく、
君子(仲間由紀恵)の両親(平泉成・星野知子)も来るという
パターンとしては今までと違った。
でも、たいしたことない事件を
無理やりドタバタで大袈裟に広げるというやり方は同じ。

最後でホロッとさせるのもいつものパターンだけど、
前半がそのカウンターのためだけに描かれているので
やっぱり同じことの繰り返しという印象になってしまう。

君子と2人でいる時だけは普通にしていられるという
磯次郎(谷原章介)の人物像はいいとしても、
その2人だけでいる時の様子がほとんど描かれないので
見続ける上でかなり説得力に欠ける。

とにかく磯次郎を好きになれないと
このドラマは見るのがツライのは確かだと思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2007/02/08

ハケンの品格  5 お時給インベーダーVSナマコ大先輩

演出:茂山佳則
脚本:中園ミホ

桐島部長(松方弘樹)の言う通りに
小笠原(小松政夫)に対して嘱託契約打ち切りを
告げることしかできなかった里中(小泉孝太郎)に、
春子(篠原涼子)が
“何もできないんでしたらそこに座ってなさい。
定年までずっと自分の身を守ってなさい。
あなたにはそれが似合ってます”
ときつく言い放ったシーンが良かった。

それに関して最後に東海林(大泉洋)が
“それは仕方がないだろう。
俺たちは会社に根を張って生きているんだ。
その土台だけは変えられない”
と言うんだけど、そこで里中が
“俺たちには変えられないのかな”
と疑問を持つ展開がまたこのドラマらしかった。

小笠原をメインにして
正社員の危機感の無さを描いていたわけだけど、
相変わらず心理面では正社員と派遣の対比を出して
現在の会社の状況をよく描いていると思う。

もちろん、ドラマだから極端ではあるけど、
最終的には派遣の意識も正社員の意識も少しだけ変化した
理想の会社が描かれるんじゃないだろうか。

ラストで小笠原が普通に契約続行をしてたら
それはそれでかなり違和感が残ったと思う。
でも、小笠原自身はもう身を引くことを決めていて、
それに対して春子が
正社員なら会社にしがみついていいと言ったところが
またちょっと泣かせた。

過去のある春子のキャラクターは
本当にうまく作っていると思う。

エレベーターが故障するあたりは
いつものようにワザとらしい大袈裟な展開だったけど、
あそこは1人で生きていけると啖呵を切っている春子が
東海林に助けられるところがポイントなので、
まあいいかなという感じだった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ヒミツの花園  第5話 智が消えた!? 花園ゆり子大ピンチ!!

演出:二宮浩行
脚本:永田優子

夏世(釈由美子)の智(要潤)に対する失言から
話が広がったわけだけど、
航(堺雅人)が夏世に言った
“何もする必要ないですよ。これは僕たち兄弟の問題ですから”
というセリフからきちんと四兄弟の話になったのは良かった。

智のキャラクターを示しつつ、
一番奥の部屋に象徴される花園ゆり子のヒミツが
まだ奥深そうなことを描く展開は悪くなかったと思う。

真矢みきのハジケっぷりは今回も最高。
アドリブも多そうな感じだったけど、
智のことに関して夏世に相談に来るところから
花園ゆり子の部屋から酔っぱらってタクシーに乗るところまで
ずっと面白かった。

夏世の編集者としての成長も
多少は垣間見られたし、
今回はかなりまとまっていて良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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今週、妻が浮気します  第四話

演出:佐藤祐市
脚本:吉田智子

予想されたことではあるけど、
ネットに書き込んでいるプリンは
玉子(ともさかりえ)だった。

結局、ネット発の原作という特徴を
ドラマにうまく反映させる試みは放棄した形。
まあ、仕方ないか。

ハジメ(ユースケ)のキャラクター作りを見ても
このドラマで新しいことをやるつもりは
最初からなかったのは明らかだし。

もう普通に結末が感動できるように描いてくれればそれでいい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  第5章

演出:久保田哲史
脚本:大島里美

「フラガール」人気に乗ってか、
旅行先はハワイではなく常磐ハワイアンセンター、
じゃなくってスパリゾートハワイアンズへ。

でもこれはこれで悪くなかったと思う。
雅也(速水もこみち)がお金を工面するところは
もう少し丁寧に作ってもよかったと思うけど、
ブーブおばちゃん(浅田美代子)と3人の旅行は
それなりに筋が通っていた。

入院していた頃からとくに
オカン(倍賞美津子)は可愛く描けていて、
雅也との関係も年老いていく母と息子の関係として
きちんと描けていたと思う。

結局、雅也はここまで一度も引っ越すことなく、
オカンを東京へ呼ぶに至ったけど、
同居が始まればまた面白く見られそう。

そこではまなみ(香椎由宇)も本格的に絡んできそうだし、
まなみの母(朝加真由美)との関係も含め、
ドラマのオリジナルの話が盛り込まれるんじゃないだろうか。

今回の雅也とまなみが手を繋ぐところは
大した工夫もなくて面白くなかったけど、
今後は2人の描き方も期待したい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2007/02/05

華麗なる一族  第四回

演出:福澤克雄
脚本:橋本裕志

阪神特殊製鋼の銑鉄確保を軸にしながら
鉄平(木村拓哉)と大川(西田敏行)の関係を描き、
大介(北大路欣也)が三栄銀行と平和銀行の
合併阻止を目的としてリークするヤミ献金事件に
大川を絡めていたことで、
今回のストーリーはかなりまとまっていた。

大介の徹底した野心も、鉄平と大介の関係悪化も
ドラマ版として分かりやすく描けたんじゃないだろうか。

音楽は相変わらず統一性がない感じだけど。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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演歌の女王  第四幕

演出:木内健人
脚本:遊川和彦

やっぱりダメか。
真佐美(酒井若菜)が本性を現して
何か新しい軸ができるかと思いきや、
見せ方はほとんど変わらなかった。

作品の趣旨としては分からないでもないけど、
真佐美はレギュラー出演者なので
未消化感ばかりが残ってしまった。

一応、道代(池内淳子)のアルツハイマー発症と
真佐美の問題を引っ張りつつ、
各話のストーリーを組み立てていくつもりなんだと思う。

でも、ひまわり(天海祐希)がヒトシ(原田泰造)を
好きだと言うところにあまり説得力がないので、
ヒトシ絡みでひまわりに降り掛かる不幸というのが
常にワザとらしく見えてしまう。

たとえいい加減でも
もう少しヒトシに魅力があったら
全体的にもっと見やすくなるとは思うけど…。

前回担当した岩本仁志の演出が一回で終わってしまって、
最後のテロップでセリフが出るパターンもまた復活してしまった。

ドジなひまわりと信(武井証)、貞子(成海璃子)を中心にした
普通のコメディだったらもう少し笑えるかもしれないけど、
このままではもう厳しい。

            採点 4.5(10点満点平均6)


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花より男子2  第5話

演出:石井康晴
脚本:サタケミキオ

道明寺(松本潤)にもハッキリと自分の気持ちを告げる
花沢類(小栗旬)の本気具合も格好いいんだけど、
進(冨浦智嗣)の恋を応援する道明寺の
バカみたいに真っ直ぐなところも格好いいんだよなあ。

合格発表の朝に道明寺が学校まで来ていたところは
さすがにグッと来るものがあった。
進のことを名前で呼ぶタイミングも良かったし。

で、今回も滋(加藤夏希)のキャラクターは全開で、
道明寺と2人で会って話すシーンは最高だった。
加藤夏希は本当に頑張ってると思う。

次回はいよいよタマが登場するらしい。
パート1でやらなかったから
メイドブームには若干乗り遅れた感じだけど、
やってくれるのは嬉しい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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わるいやつら  第三章

演出:藤田明二
脚本:神山由美子

チセ(余貴美子)の夫・春彦(笹野高史)を
殺害しようとする現場に豊美(米倉涼子)が来て、
しかも豊美が戸谷(上川達也)を裏切って
普通にブドウ糖を打つという
原作とはかなり違う展開になった。

でも、このドラマでは横武龍子(小島聖)殺害に関して
豊美が良心の呵責に苛まれる様子が描かれていたし、
戸谷との感覚の違いを自覚する場面も入れていたので、
むしろ納得できる流れだった。

豊美がチセの家に来たのは戸谷に頼まれたからではなく、
チセに頼まれたからだけど、
戸谷がチセに豊美は医療過誤で人を殺したことがあると
説明していた展開も面白かったと思う。

今後の豊美と戸谷の関係、
豊美とチセの関係を考えても、
今回のエピソードならあまり不自然にならずに
物語が進むんじゃないだろうか。

ふすまの間から夫の様子をうかがう
余貴美子の顔はめちゃくちゃ恐かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2007/02/02

拝啓、父上様  第四話

演出:西浦正記
脚本:倉本聰

もう倉本聰のテイストが
万人にウケないのは分かってるけど、
やっぱり連ドラとしての緩急の付け方、
興味を持続させる展開の変化などはうまいと思う。

今回も夢子(八千草薫)と律子(岸本加世子)の
本格的な対立が始まると思いきや、
夢子の家出騒動を緊張感ある流れで見せ、
一平(二宮和也)とエリ(福田沙紀)の
デートのような巣鴨捜査があり、
実は雪乃(高島礼子)の店にいた夢子の
“近くへ寄って”攻撃がまたしてもあり、
最後に一平に与えられたミッションが
あっけなく失敗するまでをテンポ良く描いていた。

新たに登場したシャク半さん(松重豊)も、
ルオーさん(久保隆徳)に負けず劣らず
個性的なキャラクターだったと思うし。

それにしてもこのドラマの八千草薫は
本当に可愛らしいなあ。
巣鴨に絡めた洋装のシーンも悪くなかったけど、
やっぱり和服だな、この人は。

あと、福田沙紀もすごく成長したと思う。
前はどこか一本調子なところがあったけど、
微妙な感情をうまく表現してると思う。

ラストがあんな状態だっただけに、
今後は謎の少女(黒木メイサ)も絡めた一平との関係が
さらに楽しく見られそう。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 4. 産婦人科 その3

演出:高成麻畝子
脚本:徳永友一

このドラマがこういうバランスで
安定してくるとは思わなかった。

基本的にはバカバカしいコメディなんだけど、
「金八パート2」や「ブラックジャックによろしく」のパロディや
なぜかナースステーションでうさこ(小西真奈美)が
カイザーの練習をするシーンなんかもテンポがあって、
それなりに面白く見られた。

ガチャピン先生(生瀬勝久)が
うさこに執刀医を命じたシーンなど、
これまでだったら患者の前でも大声を出しそうなところだけど、
ちゃんと患者(馬渕英俚可)には
聞こえないように小声で確認してたりした。

もちろん、手術直前に患者に対して言う
“私もホントは逃げ出したいです”とか
“お願いします。私に赤ちゃんを取り出させてください”とかは
さすがにナシだと思う。

でも、患者がいきなり生みたくないと
言いだした上での展開だからまあいいか、という感じだった。

とにかく研修医の成長物語という部分は
しっかりと押さえてきているので、
こういう形ならこの先も結構楽しめるような気がしてきた。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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エラいところに嫁いでしまった!  第4話

演出:木村政和
脚本:後藤法子

君子(仲間由紀恵)が“山本家を笑うな”と言ったところは
嫁を主人公にした話として悪くなかったけど、
今回の中心になっていた選挙のパーツはぐだぐだだった。

源之介(近藤芳正)が町長選に出た理由も曖昧だし、
最終的に同級生が源之介に投票したり
落選を慰めに源之介のところへ来た行動にも
説得力のある流れはないし。

確かに君子の気持ちが描ければいいドラマだけど、
それにしたっていい加減すぎた。

あとはまたいつもと同じパターン。
君子が磯次郎(谷原章介)に嘘がつけなくて、
予定していた仕事が飛んだと正直に言ったところは
ちょっと良かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ハケンの品格  4 恋とお時給

演出:佐藤東弥
脚本:中園ミホ

美雪(加藤あい)を使って
派遣の辛さや信頼されない派遣のタイプなどを
描いたのは分かりやすかった。

社員側の気持ちも、
東海林(大泉洋)と里中(小泉孝太郎)が
春子(篠原涼子)のことを本当は羨ましく思う、
春子を見ていると自分たちが会社に入ってきて
積み上げてきたことって何だったんだろうと思う、
と話すシーンは印象的だった。

恋愛要素を絡めて春子のヒューマンスキルの欠落を
分かりやすく描いたところも悪くなかったんじゃないだろうか。

ただ、嫁が派遣社員だったと披露宴で怒る花婿の親族とか、
春子のひと言で長時間の商談が一気に成立するとか、
コテコテの展開で契約書の1枚が紛失するとか、
今回も見ていてやれやれと思う部分は多かった。

そういう意味でも冒頭で東海林が言った
“働かねえ会社だな、ここは!”は
自虐的で面白かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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