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2007/03/23

拝啓、父上様  最終話

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

一平(二宮和也)の父親問題に関しては、
やはり最後まで雪乃(高島礼子)は口を割らず、
津山(奥田瑛二)の子のつもりで一平を生んだ
という言い方に留まった。

でも、個人的には想像した以上に
雪乃はハッキリと気持ちを語った。
ドラマとしては絶妙な表現方法で、
花街に生きた雪乃の“いろいろあった”人生を描いていたと思う。

その津山と雪乃の別れ方から
“神楽坂は私の立ち入れない場所になった。
そういう場所は作らん方がいい。
そういう場所と会えない人なんてのはね”
という津山のセリフにつながり、
一平とナオミ(黒木メイサ)の再会が
ラストにかけて描かれたわけだけど、
ここはすごく味わい深いラブストーリーだったと思う。

パリへ行くことが本決まりになったナオミが
日曜日もフランス語で話すことにしたというルール変更も
ナオミの夢に対する意志の強さを表していたし、
そのことで筆談になったラストの一平とナオミの会話も
最後までオシャレだった。

兄妹かもしれないと思ってしまった時、
どうだったかとナオミに聞かれて、
“困る!って思った”と答えたのは、
一平にとっては最大限の告白だった。

で、雪乃と同じように、
ナオミも会えなかった時間を覚えているところが
またいいんだよなあ。

とにかく雪乃と津山の昔の関係をリンクさせながら
一平とナオミの恋を描いたところは
すごくうまかったと思う。

恋と呼ぶにはまだ早いけど、
エリ(福田沙紀)と時夫(横山裕)の関係も
一平とエリの関係を絡めながらうまく描いていたと思う。

女将(八千草薫)を施設まで送って行った時に
車の中で交わされた一平とエリの会話は良かった。
この最終回、時夫の出演シーンは少なかったんだけど、
時夫の人柄まで分かる内容だった。

このドラマは全体を通して
そういうセリフの組み立て方が多かったと思う。

律子(岸本加世子)も全体的に出番は少なかったんだけど、
「坂下」を残せる形をどう真剣に考えていたか、
母親である女将のことをどう思っていたか、
そのあたりの心の動きまで
律子が出ていないシーンで補填できていたと思う。

その壊れてしまった女将の姿はやはり泣けた。
結果的に古き良き神楽坂が変わっていく様子と
女将の壊れてしまう過程が
リンクされた形になっていたので、
余計に止めることはできないのかもという思いが募って
せつなさが倍増した。

結局、「坂下」の完全な終わりは描かず、
目の前の屋敷が取り壊されるシーンで
変わっていく神楽坂を表現したけど、
この選択は良かったと思う。
やっぱり「坂下」解体まで描かれるとつらすぎるし。

ちょっと残念だったのは
竜次(梅宮辰夫)が田舎に帰ることになり、
板前を続けるとはハッキリ言わなかったこと。

時代の波に飲まれて本物が忘れられていく状況は
ドラマ界にも言えることなので、
腕のある職人にはまだまだやれると言って欲しかった。

「前略おふくろ様」から約30年。
真面目に生きて、真面目に働いている人々の
ユーモアとペーソスを描く職人の腕は
まだまだ衰えていなかった。

            採点 8.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★★
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 7.45(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 11. 内科で辞めないか?

演出:高成麻畝子
脚本:荒井修子

自信を失って辞表を出したうさこ(小西真奈美)が
外で人を救ってやっぱり医者を続けることを決意するとか、
結局、みかこ先生(りょう)のところで辞表は止まってるとか、
最後まで何度も使われているエピソードに終始していたけど、
この最終回はそれなりのトーンでまとめていたと思う。

初回でもみかこ先生を出しておいて、
うさこがバスの中で倒れた子供に対して
まったく応急処置ができないという話から入っていたから
一応、うさこの成長を初回と最終回で
対比させて描けてはいたし。

立岡(ウエンツ瑛士)が医大に合格した後のシーンで
“4年で卒業して〜”と立岡が口走るなど、
全体的には医療に関して
テキトーなことをやり尽くした感じではあった。

じゃあ、コメディとして質が高かったかというと、
これまたベタな笑いに終始していて
何も新しさは感じなかった。

とくに研ナオコが演じていた病院のおばちゃんを
ほとんど活かせなかったのはあんまりだったと思う。
とくにストーリーに絡まないキャラクターは
コメディならいてもいいと思うけど、
もう少し効果的な使い方はあったと思う。

院長(原田芳雄)もそうだけど、
大物を起用しておいてのムダ使いは
かなり目立っていた。

ただ、4〜5話あたりの中盤は
病院を舞台にした成長コメディとして
バランスが取れていた回も確かにあった。

結局、こういうコテコテの企画自体が悪いんじゃなくて、
それをどこまで丁寧に作れるかなんだと思う。
B級はB級なりの良さがある。
それを全話通して維持できなかったのが何よりも痛かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ☆☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.59(10点満点平均6)


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2007/03/22

ヒミツの花園  最終話 サヨナラ 私の花園

演出:小松隆志
脚本:永田優子

最終回の構成としては今イチだった。
とりあえず「ヒミツの花園」というタイトルで
花園ゆり子の秘密を引っ張ってきたんだから
父親の盗作問題はもう少し丁寧にまとめるべきだったと思う。

航(堺雅人)がずっと隠してきた秘密を
そんなことは大したことない秘密だ、
それと自分たち兄弟の絆とは関係ない、と
陽(本郷奏多)が言ったところまではいいと思う。

でも、その後に月山(釈由美子)が言った
父親が絵を残していたのは
兄弟たちのことを大事に思っていたからだ、
という論法はいくら何でもムリがあった。

一応、プロの絵描きだったらしいにも関わらず、
“盗作した後に燃やすこともできたのに…、
そうすれば世間に知られることもなかったのに”
というセリフも意味がムチャクチャだし。

結局、この問題は最初の15分で片づけられ、
あとは形式にこだわってまとめに入ったという感じだった。

みすず(松岡璃奈子)や編集長(田中哲司)などのパーツは
説明っぽく、蛇足感もあったし、
あんなに時間を掛ける必要があったのか疑問。

登場人物すべてに対して
丁寧にオチをつけないといけないという意識が強すぎて、
かえってバランスを崩した印象もあった。

ただ、初回と同じような形で
月山がウエディングドレスを着せられ、
航に告白するように仕向けられたところは良かったと思う。

コメディとしての段取りも踏みつつ、
月山の編集者としての成長も表現できていた。
ラブストーリー部分の締め方としては
悪くなかったんじゃないだろうか。

全体的にはまず企画が良かった。
王道と言えば王道なんだけど、
それを踏まえた上できちんと企画になっていた。

釈由美子と寺島進の不器用さは
最後まで消えることがなかったけど、
コメディとしても真矢みきを起用していたので
十分成立していたと思う。

四兄弟もバランスのいいキャスティングだった。
堺雅人は全体を締めていたし、
池田鉄洋はコメディ部分の担当として力を発揮したし、
要潤と本郷奏多を揃えることで
正体を明かしたあとのブームにも説得力が出た。

最終回の満足度は低かったものの、
全体としてはかなり楽しめた作品だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.59(10点満点平均6)


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今週、妻が浮気します  第十話

演出:城宝秀則
脚本:吉田智子

一度離婚してまたやり直す話でもいいんだけど、
肝心なことはみんなスルーしていく感じ。

親権問題を一切話し合わないのは
まあテーマからズレるから目をつぶるとしても、
ハジメ(ユースケ)があっさりと
“陶子(石田ゆり子)は許してくれたろ。
だからオレが許せないはずがない”と言うのは
いくら何でも乱暴過ぎやしないか。

玉子(ともさかりえ)が
“男は自分の浮気は棚に上げて女の浮気は許さない”
とか言ってたけど、
だったらなおさらこのドラマの場合、
陶子がなぜハジメの浮気を許せたのかを
ごまかしちゃいけないと思うんだけどなあ。

確かに子供のためとは言ってたけど、
そこは思いっきり突っ込んで男女の違いを描かないと
このドラマをやる意味もないと思うけど。

ハジメがずっと続けたい企画があったとか、
会社が吸収合併されて「現代公論」が休刊になるとか、
何の前振りもなく唐突に話を展開させるし、
とにかく脚本はさらにテキトーになってきた。

あと、いかにも造花的な桜が
不自然なくらい満開になっていたところも
失笑ものだった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  最終章

演出:久保田哲史
脚本:大島里美

ここ何回かと同じように
まったく変化球なしの最終回だった。

全体の流れから言えば別にかまわないんだけど、
連ドラの1話、とくに最終回としては
少し盛り上がりに欠けた感じ。

バカボン(柄本佑)たちやまなみ(香椎由宇)が
お見舞いに来たシーンと、
オカン(倍賞美津子)が死んだ後、
まなみがさすがオカンの一番弟子だと言われて
複雑な表情をするシーンは良かった。

開始当初はどうなることかと思ったけど、
地域性や時代性が出なかったぶん、
逆に中盤以降はシンプルに伝わるものがあった。

作品の特性として地域性や時代性が欠けるのは
どうなんだという見方もあるけど、
いつまでもオカンのご飯を食べたいとか、
ありがとうとごめんなさいしか言えないとか、
そういうシンプルな所もこの作品の特性だと思うので、
そこがある程度は出せたのは良かったと思う。

思っていたほど悪くはならなかった、
というのが正直なところか。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.45(10点満点平均6)


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2007/03/19

華麗なる一族  最終章 後編

演出:福澤克雄
脚本:橋本裕志

この最終回が始まる1時間前、
NHKでは武田晴信(後の信玄)が
弟・信繁の泣けるアシストを得て、
父親である信虎を甲斐から追放したわけだけど、
このドラマではやっぱり原作通り、
鉄平(木村拓哉)は銀平(山本耕史)の
アシストを得ることもなく、
父・大介(北大路欣也)の前に屈することとなった。

ちなみに映画版「華麗なる一族」では
鉄平を仲代達矢が演じていたので、
仲代達矢は「華麗」「風林火山」と2連敗。
……関係ないけど。

前回のラストは単に連ドラとして盛り上げるために作られた
法廷劇と銭高(西村雅彦)の反乱だったので、
この最終回はあっさりと管財人の手によって告訴は取り下げられ、
(原作は最初から大介がこの方法で防御するので法廷シーンはない)
あとは延々と鉄平の自殺に時間が割かれた。

というか、30分の延長は
この鉄平の自殺絡みの映像を再編集しただけのようで、
かなり冗長気味の構成だった。
普通に1時間の放送だったら
もう少し印象が違ってただろうに…。

ただ、大介に“お前は生まれてしまった”
“(生まれなければと)正直そう思うことがある”など、
鉄平が自殺を決意したであろう決定的な言葉を
ドラマとして入れていたから
自殺に至る経緯はそれほどムリがなかったし、
鉄平の自殺のシーン自体は見応えがあったと思う。

ここ何作かの出演作と比べれば、
木村拓哉もかなり役に同化して頑張っていたんじゃないだろうか。

問題は全体的にドラマとしてこの作り方で良かったのかどうか。
鉄平を主役にしていたので、
大介の大同銀行との合併に関する細かい裏工作が
ほとんどカットされていたのは仕方がない。

でも、鉄平を主役にしたのなら、
三雲(柳葉敏郎)は鉄平、大介に次ぐウエイトで
描かれるべきだったんじゃないだろうか。

豪華な脇役陣に囲まれて、
三雲も他の登場人物と同じような割合で
処理されてしまったような印象だったのは残念だった。

妾宅とか待合いとかはもうイメージとして通じないし、
そもそもドラマの中で詳しく描くつもりもないわけだから、
美佐子(稲森いずみ)のパーツはいらなかったような気がする。

その代わり、三雲の娘を出すべきだった。
その方が鉄平と三雲の関係はもっと深く描けただろうし、
鉄平が自殺に至る心理もさらに重く描けたと思う。

ちなみにこの直前の「風林火山」で
義を守れという北条氏綱の御書置が紹介されていたけど、
この作品も原作では最後に
天下ヲ得ルニハ(天下を取るには)
一不義ヲ成サズ(一つの不義もなさず)
一無辜ヲ殺サズ(一人の罪なき者も殺してはならない)
という孟子の言葉を
三雲が大介に言うシーンがある。

だから妻妾同衾のような生活をして、
鉄平も死に追いやってしまった大介が
最終的には天下を取れないだろうという終わり方が
効いてきたりするんだけど…。

とにかく、銀行の合併劇よりも
鉄平を中心とした人間ドラマに重きを置くのなら、
もう少しベターなアレンジがあったような気がする。

でもまあ、お金をかけた豪華なキャストと
美術、演出に関してはさすがに見応えがあった。
それだけでも見る価値はあった作品だと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★★
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★★☆

          平均採点 6.70(10点満点平均6)

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木村拓哉 北大路欣也 鈴木京香


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演歌の女王  最終幕

演出:大塚恭司
脚本:遊川和彦

ムチャクチャ強引だったものの、
とにかくひまわり(天海祐希)はまわりの人を幸せにした、
ということが改めて示され、
ひまわり自身が自分も幸せにならなくてはと、
もう一度声を取り戻して歌って終わるハッピーエンドだった。

この最終回で明かされたのが、
中学生時代のひまわり・幸子(福田麻由子)が
ストーリーテラー役をしていた理由。
学校でもイジメられ、家庭環境もボロボロだった幸子は、
当時、自殺も考えていた。

その中学生時代のひまわりが、
あらゆる不幸に見舞われながらも
多くの人に愛されている自分の将来を見て、
あの時、死ななくてよかったと思う。
一応、これがこのドラマにおける最後のメッセージだった。

まあ、そんなこんなで
いくつかのメッセージも盛り込みながら
「女王の教室」のスタッフが作ったコメディだったわけだけど、
やっぱり出来としてはかなりひどかったと思う。

好意的に見れば懲りすぎていた、
ということなのかもしれないけど、
ヒトシ(原田泰造)をはじめとして
登場人物のキャラクター設定はかなり曖昧だった。

結局、自ら毒を飲んで自殺してしまった
アルツハイマーの道代(池内淳子)の描き方も
中途半端だったような気がするし。

あと、演歌をモチーフにしていたわりには
演歌的なアプローチも皆無だったし、
物語の設定自体にも疑問を感じた。

今なら何をやっても輝きそうで、
なおかつ本人にはコメディセンスもある天海祐希を使って
この内容というのは、
さすがにスタッフの責任は重いんじゃないだろうか。

平井堅が作詞作曲した「女のわかれ道」は
意外といい曲だっただけに、
ドラマが当たればこの曲もヒットしたかもしれないと思うと
それもちょっと残念だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 4.85(10点満点平均6)


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2007/03/17

花より男子2  最終回

演出:石井康晴
脚本:サタケミキオ

海(戸田恵梨香)の収め方はややムリがあったものの、
前回から居残った海の問題から
うまく遭難エピソードにつなげ、
前作でやったエレベーターに閉じこめられる話と絡めて
山小屋の一夜はかなり盛り上がるラブシーンに仕上がっていた。

武道館を超満員にしたプロムのシーンはさすがに豪華だった。
道明寺(松本潤)が自力で記憶を取り戻して
つくし(井上真央)を運命の女だと言ったあとだけに、
プロポーズへの流れもそんなに違和感がなかったと思う。

生きていたケン内田(鶴見辰吾)への道明寺の対応や
前回、つくしが助けた紳士(山本學)のその後も、
うまくつなげてストーリーに
説得力を出していたんじゃないだろうか。

最後は最終回らしくメンバー総出演。
このあたりはもう強引な段取りだったけど、
派手な演出で終わらせたのはこのドラマらしかったと思う。

とにかく、つくしだけが道明寺を変えることができ、
道明寺に取ってつくしが絶対無二の存在であることは
きちんと描けていたので、
原作のエピソードをランダムにつなげたドラマでも
芯の通ったラブストーリーになっていたと思う。

パート2はもともと登場人物に感情移入しやすいものだけど、
主要メンバーの成長はいい方向に転がっていた。
そしてこのパート2を盛り上げたのは
何と言っても加藤夏希が演じた滋。

だからこそ、つくしと友人関係になった
滋も見たかったところだけど、
三ヶ月の連ドラとしては悪くない構成だったと思う。

単に話題性だけに頼った企画ではなく、
十分にパワーアップしたパート2だったと思う。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★★☆

          平均採点 7.32(10点満点平均6)

花より男子2 (リターンズ)花より男子2 (リターンズ)
井上真央/松本潤


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拝啓、父上様  第十話

演出:西浦正記
脚本:倉本聰

ナオミ(黒木メイサ)の父親が
津山冬彦(奥田瑛二)であることが判明し、
今のところ津山が有力な父親候補である一平(二宮和也)は
混乱するという展開に。

決して父親の名前を口にしない雪乃(高島礼子)に
一平がつらくあたるシーンもあったけど、
雪乃の気持ちもかなり繊細に描かれていて
なかなか見応えがあった。

登場するシーンが少なくても
その人物の心の動きが丁寧に描かれていたのは
律子(岸本加世子)も同じ。

今の時代にあった「坂下」を残すために
「新坂下」の計画を進めてきた律子が、
暇を出す従業員の行き先を
犬猿の仲だった「中条」の女将(加賀まり子)に
頭を下げて頼んでいた話は
これまたグッと来るものがあった。

加賀まり子が演じる女将や
かつては竜次(梅宮辰夫)の弟子だったであろう
「中条」の板前(浜田学)も
雰囲気があって良かった。
このあたりは全体的に神楽坂の
古き良き礼儀と人情が描かれていて沁みた。

壊れてしまった女将さん(八千草薫)が放つ
二宮和也を相手にしたジャニーズネタも面白かったと思う。
倉本聰だから許される際どさもあったけど、
終盤で意識的にセリフに入れた韓国ドラマネタにも絡めつつ
うまく作っていたと思う。

次回はいよいよ最終回。
最後まで雪乃ちゃんは
一平の父親を明らかにしないような気がする。
そこはハッキリしなくても物語は成り立つし。

誰がどうなるというような表面的なことよりも、
神楽坂を舞台に時代と共に変わってしまうもの、
変わってはいけないものを最後まで見届けたい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 10. 内科VS外科

演出:森嶋正也
脚本:荒井修子

これまたよくある内科と外科の争いが
ドタバタ調で描かれた。

このドラマは医療ドラマではなくて成長ドラマだから
ここもうさこ(小西真奈美)がしっかりとプライドを持って
意見を言えないとダメだと思うエピソードなわけだけど、
さすがに説得力には欠けた。

後半、うさこが医者としての自信を無くしていく過程も、
前回同様、ミスをミスとして描けていないから
やっぱり説得力が出ないし。
とにかくゆるゆるのまま最終回へ。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ハケンの品格  最終回 契約終了!! スーパー派遣 最後のスキル

演出:南雲誠一
脚本:中園ミホ

派遣と正社員、両方の成長を描くのは
このドラマの大きなテーマだったと思うので、
美雪(加藤あい)が自分の考えを持って派遣をやめようと思い、
紹介予定派遣の制度も紹介しながら
正社員を目指したこと、
里中(小泉孝太郎)がハケン弁当の企画を大きく育て、
派遣と社員が力を合わせたからこそ実現した企画なのだと
役員の前でも言い放ったところは良かった。

会長(大滝秀治)に“もっと派遣を導入すべきか”と聞かれて
里中がその答えはまだ分からないと返したところも
丁寧だったと思う。

ただ、以前、眉子(白川由美)と会っていた
その会長の背景も含め、
細かいところまでまとめるには
少し時間が足りなかったような気もする。

というか、最後に来て足かせになってしまったのは、
春子(篠原涼子)に対して東海林(大泉洋)に
プロポーズまでさせてしまったことかもしれない。

里中(小泉孝太郎)が春子に向かって
“あなたは東海林さんのことが好きなんですよ”と言っても
さすがに説得力は出なかった。
そこまで春子の女性のとしての心理を
描く時間はなかったので。

この最終回で社員としての成長を
一番ハッキリと描いたのは里中だったこともあるし、
東海林の春子に対する気持ちは、
腹の立つこともあるけど気になる、という程度の方が
もっと違和感なくまとまったような気がする。

まあ、視聴率は良かったし、
もしかしたらスペシャルでも作っていろいろフォローする
ということも考えてるのかもしれないけど…。

とりあえずこの最終回は、
東海林の復活を描かなかったことが大きなポイントだった。
それがドラマとしての勢いを止めたようでもあり、
正社員の現実をリアルに描いたようでもあり…。

でも、ラストの春子と東海林のやり取りも含め、
コメディとしてのスタイルは最後まで守っていたと思う。
パラシュートはいくら何でもやりすぎだったけど、
いろいろ笑えるところは多かった。

全体としても、
春子の資格の多さを表現するところは少し遊びすぎたし、
とくに前半は会社中で仕事をしないなど、
エンターテイメントに振れすぎたところもあったけど、
派遣と社員の両方をバランス良く描けていたのは良かった。
個人的には「anego」よりもずっと面白かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.75(10点満点平均6)


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2007/03/14

ヒミツの花園  第10話 100%かなわぬ恋

演出:二宮浩行
脚本:永田優子

花園ゆり子の秘密が陽(本郷奏多)の出生問題までだったら
それほど意外性はなかったんだけど、
ついに花園ゆり子を形作っていた最大の秘密が明かされた。

画家である兄3人の父がかつて盗作事件を起こし、
その盗作した相手が陽の父だったということ。
航(堺雅人)はそのことを
修(池田鉄洋)や智(要潤)にも話しておらず、
陽を守ることに関しては一枚岩だった3人の関係にも
ひびが入るという展開になった。

何の裏もない盗作事件だったかどうかは分からない。
少なくとも航は人が追いつめられた時の弱さを知っていて、
その弱さがまわりをどれだけ傷つけるかも知っている。
だから自分を殺してでも
秘密を守ろうとしてきたのは確かなようだ。

みすず(松岡璃奈子)の存在理由が
ここまで今ひとつハッキリしなかったけど、
どうやら航のことを知りたいという自分本位の恋愛感情から
いろいろ調べたことをネットに書き込み、
雑誌が後追い取材するとかして
秘密が公になってしまうというポジションだったらしい。

今回は航に、父親のようになるのが恐いのか、
絵描きを目指してる自分にはその辛さが分かると
自分勝手な感情をぶつけるシーンもあり、
そのことが月山(釈由美子)の気持ちを揺らす要因にもなった。

このあたりの花園ゆり子の秘密とラブストーリーの絡みは
なかなかうまく組み立てていたんじゃないだろうか。

恋愛パーツで言えば、
智が「あすなろ白書」の木村拓哉ばりに
“俺じゃダメか?”攻撃に出たものの、
あっさり玉砕。

そんな智の気持ちにまったく気づかず、
ひとりでいろいろ悩んでいた亮子(真矢みき)は
劇的に一郎(寺島進)と寄りを戻す展開になった。

最終回前としては非常に盛り上がった内容。
どういう結末になるにせよ、
次回はかなり楽しめそうな気がする。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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今週、妻が浮気します  第九話

演出:村上正典
脚本:吉田智子

ハジメ(ユースケ)が陶子(石田ゆり子)を
どれくらい好きなのか、
どうして2人は結婚したのか、という部分は必要なので、
恩師のお通夜・お葬式を絡めて2人が改めて星を見たこと、
そして流星群を見ながらのプロポーズが
回想シーンとして描かれたのは悪くなかった。

で、まわりの手助けもあって
やっとハジメが陶子にやっぱり今でも好きだと言えたものの、
結局、春木(藤井フミヤ)の影がちらついて
抱きしめることができないという展開に。

だから7話であんなエピソードを作ってしまった以上、
このネタで引っ張っても説得力ないっつーの。

もうドラマの作りとしては崩壊してると思うけど、
最終的に2人はどうするのかで引っ張るつもりらしい。
やっぱりもう新鮮味はどこにもない。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2007/03/13

東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  第10章

演出:久保田哲史
脚本:大島里美

ここまで来るともう小細工はナシで、
ただストレートに見せて来た感じ。

少しでも可能性があるならと
雅也(速水もこみち)が医師に抗ガン剤治療を頼み、
オカン(倍賞美津子)の“もうやめたか”という言葉で
やめることを決断するまでの過程が時間を掛けて描けていた。

入院する時に
雅也がオカンの手を引いて歩くシーンも泣けたけど、
抗ガン剤治療をやめる時に“オカンは頑張った”と
雅也がオカンを抱きしめるシーンも泣けた。

速水もこみちの身体の大きさが
この2つのシーンはすごく活きたと思う。
実際に倍賞美津子が小さくなっているわけではないけど、
息子と年老いた母の雰囲気が出ていた。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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たった一度の雪

プロデューサー:国貞泰生、河野啓
企画・演出:河野啓
脚本:鎌田敏夫
音楽:吉田ゐさお
主題歌:「サッポロSNOWY」中島みゆき
制作:北海道放送
出演:神田沙也加、チェン・ボーリン、戸田恵子、小林稔侍、
   石野真子、三浦雄一郎、他

72年の札幌冬季五輪に台湾からもスキー選手が参加していた、
という事実を基にしたラブストーリー。
神田沙也加のドラマ復帰作。
ちなみに「白い恋人」の石屋製菓の一社提供。

映像作品としての仕上がりはかなり雑だった。
とくに編集はひどかった感じ。
72年当時の映像とドラマ部分のリンクも
まったく工夫はなかったし、
とにかく繋げただけという印象。

ただ、企画というか、内容自体は悪くなかったと思う。
両親が離婚して愛を信じられなくなっていた千穂(神田沙也加)が
愛を信じられるようになる過程は描けていたと思うし、
台湾の威信のためだけに派遣された
孫(チェン・ボーリン)の苦悩も描けてたと思うし。

じゃあ、脚本がすごく丁寧だったかというと
実はそうでもないんだけど…。
最近の鎌田敏夫もなあ。

主役の2人は悪くなかったと思う。
あと、石屋製菓のことはよく分かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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2007/03/12

華麗なる一族  最終章 前編

演出:福澤克雄、山室大輔
脚本:橋本裕志

裁判の段取り自体は
さすがに取って付けたような感じだったけど、
エンターテイメント性は出たと思う。

とくに鉄平(木村拓哉)に証言台で
阪神特殊鋼の話だけでなく、
この国に未来はあるのかみたいな話までさせたところは
効果があったと思う。

そういう鉄平の熱い思いを知って、
銭高(西村雅彦)が最後に法廷に現れるところも
ベタだけど盛り上がったし。

あと、銀平(山本耕史)が
なぜ僕に証言を頼もうとしないんですかと
鉄平に言うシーンも良かった。

今回のドラマ化で一番魅力的にアレンジできてるのは
この銀平じゃないだろうか。

さすがに結末は変えないだろうから
銭高の証言で大介(北大路欣也)がピンチになりそう、
というところで最終回へ行くのも
お約束だけど王道として作られていると思う。

最終回は鉄平と大介だけでなく、
まわりの人物の心情もしっかり描いて欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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演歌の女王  第九幕

演出:木内健人
脚本:遊川和彦

ひまわり(天海祐希)の弟(黄川田将也)が借金を抱えて
いきなり落ちぶれてたかと思ったら
母親(高畑淳子)が急に母親らしくなっていて
何となくそこは丸く収まり、
信(武井証)の母親(西山繭子)も
急に母親らしくなってまた信と一緒に暮らしたいとか言うものの
男(村井克行)と別れてなくてどうするんだと思ったら
今度は信が男らしくなってて
そこもやっぱり丸く収まり、
ずっとグダグダ言ってたヒトシ(原田泰造)も
最後は真佐美(酒井若菜)に説得されて
自首するという展開になり、
とにかくすべてが丸く収まった。

で、残るはひまわりがずっと会いたがっていた父親問題。
実はもう母親が居所を調べていたということで
早速会いにいくものの、
ここだけは丸く収まらずにひどい対応をされることとなった。

ショックを受けたひまわりは声が出なくなってしまった!
というところで最終回へ。

大丈夫、たぶんハッピーエンドでしょう。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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花より男子2  第10話

演出:坪井敏雄
脚本:サタケミキオ

結局、個人的には避けて欲しかった
海(戸田恵梨香)が出てくる展開になった。
でもそれなりにうまく構成していたと思う。

まず、冒頭でつくし(井上真央)が
自殺しようとするおじさん(山本學)を助けようと
“ストップ!”と声を掛けて
一度オープニングに行きかけたのが止まるあたりから
全体的に編集のテンポが良かった。

さすがにドラマ単体として見ると
今さら記憶喪失って…、という気もするけど、
記憶を無くした道明寺(松本潤)に
つくしがいろいろアプローチをかけるところなどは
マンガチックに処理できていたと思う。

つくしと道明寺を応援したい視聴者としては
明らかに海はイラつく存在なんだけれども、
花沢類(小栗旬)が最初から海を嫌う様子を
しっかりと見せてくれているので、
それだけでもストレス軽減になっていた。

海問題は次回に持ち越して欲しくない気がしたものの、
ラストシーンはやっぱりこのドラマらしく
うまく作ってあった。

最終回をどうまとめてくれるのか、
期待して待ちたい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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わるいやつら  最終章

演出:松田秀知
脚本:神山由美子

結局、豊美(米倉涼子)を主人公にしていただけあって、
最後まで逮捕されずに逃げ切ったという形だった。
一番のサプライズは裁判で
自分から殺して欲しいと戸谷(上川達也)に頼んだと
豊美が証言したこと。

そのことで戸谷の刑も軽くなり、
3年で出所することになった。

刑務所に運ばれる途中で戸谷病院が
槇村隆子(笛木優子)のデザイナー学院となり
理事長が下見沢(北村一輝)になっているのを
戸谷が見るシーンは原作と同じ。

ただ、このドラマにおいての槇村隆子は最後まで脇役で、
下見沢がどの程度隆子とつながっていたかなどは
曖昧なままだった。

もちろん、原作でもそこは書かれてないわけだけど、
それは最終的に笑うのが
下見沢と槇村隆子だからアリなのであって、
このドラマにおいてはそれがない以上、
隆子が下見沢と学院を作るシーンは
いらなかったような気がする。

ドラマでの下見沢はむしろ
豊美を手に入れたいとずっと思っていて、
裁判での豊美の証言で本当に諦めたという流れだった。

豊美が下見沢から金を受け取らなかったシーンは
それなりに筋が通っていたので、
下見沢の存在はあそこで留めておいた方がよかったと思う。

チセ(余貴美子)はやっぱり下見沢と豊美に騙されていて、
豊美の供述で逮捕は免れたものの、
料亭などの資産はすべて無くすという展開。
チセだけが逮捕されると話がややこしくなるので
これは無難な落とし所だったと思う。

で、豊美はいったい何を考えていたのか。

このドラマの一番の弱さは
豊美がなぜ戸谷にそこまでハマったかという点だったけど、
それに関しては冒頭でエクスキューズがあった。
人は寂しさに比例して人を愛してしまうのだと。

それがなぜ戸谷でなければいけなかったのかは
相変わらず説明がなかったものの、
とりあえず豊美の孤独がここまで事を大きくし、
最後はそれに決着をつけるために豊美は動いた、
というような流れになっていた。

となると、やっぱり豊美は
戸谷から“一緒に死のうか”と言われたことが、
一番嬉しかったんじゃないだろうか。

看護師として海外へ行ってみたいという夢も持っていたのに、
人を殺してしまって
もう行き場が無くなっていた豊美にとっては。

裁判で“殺してくれと頼んだ”と証言したのは、
戸谷がまだ好きというのとはちょっと違うと
下見沢に説明していたけど、
あれは嘘ではないと思う。

そして出所した戸谷を豊美が迎えに行って、
エンディングも終わったオーラスのワンシーン。
あそこは視聴者に解釈をゆだねるような形だったけど、
個人的には戸谷を殺した後で最終的に自分も死ぬ、
ということのような気がする。

戸谷を完全に自分だけのものにした後は
もうそれしか残っていないと思うし、
下見沢との最後の会話は
すべてそのことを示唆していたと思う。

まあ、本当のところはどうでもいんだけど。

アレンジの仕方が中途半端な部分も多々あったけど、
主人公にした看護師の豊美が
ずっと人を殺してしまったことを悔やんでいた、
という作りは実にTVドラマらしかったと思う。

だったらオリジナルで勝負すればいいのに、
とは思うものの、
なかなかそうならないのが今のTVドラマの現実か。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.25(10点満点平均6)


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拝啓、父上様  第九話

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

女将さん(八千草薫)が壊れてしまう展開に。
今までずっと可愛いキャラクターだったので、
一平(二宮和也)に猫車の話をする時や
一平とナオミ(黒木メイサ)の七福神巡りを
ウインクしながらしつこく追いかけるところなど、
その途中の症状も違和感なく描けた感じだった。

女将さんがそんな風になってしまったことに
律子(岸本加世子)が責任を感じて泣き崩れるラストは
さすがに見ていても泣けた。

前回、かなり律子をヒールに描けていたのは、
このシーンを活かすためでもあったのかも。

あと、前回の予告ですごく気になっていた一平を襲った相手は
澄子(森上千絵)だった。
普通のドラマで女性が男性に迫るシーンもないわけではないけど、
かなり大胆に襲っていた。
しかもそれが宮本理江子演出だったのが面白い。

その後、一平がナオミの店がある方向へ行こうとして、
“汚されかけた今のこの身で立ち寄ることも憚られ”
というナレーションが入ったのも面白かったし。

女性のことに関してはまったく疎く、
母親がどんな男と恋愛して
自分を生んだのかも分からない一平にとっては
貴重な体験だったかもしれない。

次回はその父親探しとナオミとの関係に
大きな展開がありそう。
これまた楽しみ。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 9. 内科でないか? 2

演出:森永恭朗
脚本:徳永友一

うさこ(小西真奈美)のブログが問題になって
解雇されそうになる話。

でも、守秘義務もある医師のブログは
どの程度なら良くてどこからはダメなのか、
みたいな話には当然なるわけもなく、
単に何があっても患者のために頑張るの一点張りで終わった。

その患者たちの反応もありふれてたし、
突然現れた新理事長(石井苗子)のキャラも何の工夫もないし、
分かりやすく作られただけの内容だった。

せめて院長(原田芳雄)はもう少し深いこと言って
理事たちを納得させると思ってたんだけどな。
“織田先生のブログには勇気づけられました”って
それだけかよ。

もうすっかり最初の頃の
安いドラマに戻ってしまった感じ。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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エラいところに嫁いでしまった!  最終話

演出:片山修
脚本:後藤法子

君子(仲間由紀恵)が言っていた通り、
志摩子(松坂慶子)は人の話を半分しか聞かないから
今さらどうしてイヤならイヤと言ってくれなかったのかと
落ち込まれても困るんだが、
とりあえず君子の私はダメ嫁でもいいけど
お義母さんはダメな姑ではないという思いは泣かせたし、
親睦会で君子が語ったセリフも
飾っていなかったら感動的に伝わった。

だからこの最終回に関して言えば良かったと思う。
君子が本当にしきたりもそんなに悪くないと思ったり、
志摩子のことを好きになったりする過程が
ここまできちんと描けていればもっと良かったんだけど。

コメディにすることを意識するあまり、
そのあたりは丁寧に描けていなかったと思う。
しかも、そのコメディの形式自体、
誰かのセリフを誰かが遮って
誤解していくというパターンに終始して、
変化に乏しかった。
仲間由紀恵の面白さも
活かせたのは最初の数回だったし。

古くさかったのは田舎のしきたりではなくて、
このドラマの作り方だったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.89(10点満点平均6)


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ハケンの品格  9 スーパーハケンの過去

演出:吉野洋
脚本:中園ミホ

あのデカすぎるハケン弁当をどうするのかと思ったら、
ちゃんと20種類のおかずの中から3種類を選べる形として
商品化を目指すことになった。

その特別販売会に
コネ入社のバカ新入予定社員(斉藤祥太)が
犬(クルクル)を連れて来た時は
衛生管理的な方向のドタバタになるのかと思って心配したけど、
実は春子(篠原涼子)が犬訓練士の資格も持っていて、
そのクルクルが匂いでクルクルパーマ・東海林(大泉洋)を
見つけるというつながりだった。

まあ、このあたりの展開はあくまでもコメディだったけど、
結局はまわりの世話を焼いてしまう春子の性格も出ていて
なかなか面白かった。

春子の過去は予想以上のものではなかったものの、
昔の同僚(石田ひかり)から
春子の以前の様子を里中(小泉孝太郎)が聞く展開は
最後まで活きていて良かったと思う。

で、終盤は印象的なセリフが詰まったシーンが多かった。
東海林を見つけた春子が
“あなたは会社も愛してる。
あなたにとって会社とは自分そのもの”
だから会社に戻れと言ったシーン。

美雪(加藤あい)の将来を考えて
手助けはしないと言っていた春子が、
“(入社試験に)落ちたからといって
人生が目の前から消えて無くなってしまうわけではない。
受かったからといって明るい未来があるわけでもない。
人生の運試しはこれからです。
あなたはまだスタート地点に立ったばかりです”
とアドバイスしたシーン。

そして実際は撮影スケジュールの都合かもしれないけど、
春子にそこで待てと言われて
夜までその場で待っていた東海林のところに
里中が駆けつけたシーンは全部良かった。

やっぱりこのドラマは2人の社員のキャラクターが
うまく使い分けられていて、
2人ともがきちんと春子と絡んでるところがいいんだろうな。

“一緒に働くことは一緒に生きることだ”という
東海林の考え方も改めて身に染みて、
ラストで里中が春子に
このまま一緒に働いてくれと言うシーンも良かった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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ヒミツの花園  第9話 今すべてを話す時…

演出:小松隆志
脚本:永田優子

まず、前回の描き方で分かりにくかった部分の
フォローがあったのが良かった。

夏世(釈由美子)が編集長に言いくるめられながらも
花園ゆり子のさらなる取材の話を持って行ってしまったのは、
もう秘密はバレてしまったんだからという甘えがあったこと。

逆に航(堺雅人)が頑なにそのことを責めたのは、
本当に隠したい秘密がヘンな形で漏れて
陽(本郷奏多)を傷つけたくなかったからであること。

そのあたりが航と智(要潤)の会話なども使って
改めて説明されたのは親切だった。

で、今回のメインは、
陽が三人の兄とは本当の兄弟ではないと知る展開。
陽自身もそのことには薄々気づいていて、
航に確認する形で真実を知ることになった。

このシーンは役者の表情を活かして
シンプルに作られていてすごく良かったと思う。

その後の月山(釈由美子)とのシーンで
気づいていたからこそ甘えたくても甘えられなかった、
もう自分のために何かを我慢したり
諦めたりして欲しくなかったという
陽の気持ちが語られるわけだけど、
ここも今までの月山と四兄弟の関係が
あってこそのシーンだったのですごく良かった。
月山に任せて他の三人は黙って隠れてるところも含めて。

それにしても亮子(真矢みき)と一郎(寺島進)は
お似合いのカップルだなあ。
最初、一郎が亮子の元彼だと分かった時は
ちょっと違和感あったけど、
きちんと昔の恋人同士に見えてくるところはスゴイ。

あとは父親問題か。
航たちと父親の関係、
そして陽の本当の父親は誰なのかも含め、
なぜ陽が引き取られることになったのか、などなど。

そのあたりを明かしつつ、
ラブストーリーとしての側面もうまく盛り上げて欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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今週、妻が浮気します  第八話

演出:城宝秀則
脚本:吉田智子

45分までは全然ダメだった。
保育園のお母さんたちの噂話とか、
陶子(石田ゆり子)の会社の人たちの反応とか、
下世話な描写ばかりだったし、
力(加藤翼)が保育園でケンカして
ひとりでハジメ(ユースケ)に会いに行こうとしたら
事故に遭うというありふれた展開に至っては、
もう呆れるばかりだった。

ただ、最後に轟(沢村一樹)に言われて
陶子がもう一度ハジメがQ&Aサイトに書き込んだ文章を読み、
それに陶子がレスを付ける形で気持ちを告げる展開は悪くなかった。
やっとサイトの存在が本当に活かされた感じ。

ただ、そのやり取りの内容だけに関して言えば
まあ意味があったんけど、
そうなると余計に前回の話は何だったのか、ということになる。

確かに前回の描き方では
本当にハジメが水澤舞(山口紗弥加)と
一線を越えたのかどうかハッキリしなかったものの、
少なくともハジメと陶子の認識では
ハジメも浮気をしたということになっているはず。

だとすれば、そんなに陶子が下手に出る必要は
そもそもなくなってしまってるんじゃないだろうか。
ハジメが妻を一生許せないと思うなどと書き込んでも、
オマエが言える立場か、となってしまう。
やっぱり前回の話は必要なかったなあ。

とりあえず“あなたの思いを知ったからこそ、自分を許せない”
という陶子の書き込みが、
今後の生命線になってくるような気がする。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  第9章

演出:谷村政樹
脚本:大島里美

雅也(速水もこみち)とまなみ(香椎由宇)の別れ方は
スペシャルの時よりずっと良かった。

まなみの実家の話は
もう少し詳しく描いてもよかったと思うけど、
とりあえず母親(朝加真由美)も納得した上で
まなみに東京で頑張りなさいと言い、
それでもまなみが母親の側にいたい思う過程は描けていたので
テーマにブレはなかったと思う。

ラストで雅也がまなみを追いかけようとして
追いつかなかったところも妙に良かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  第8章

演出:久保田哲史
脚本:大島里美

オカン(倍賞美津子)の病気が再発し、
再び手術を受けるまで。

オカンが声が出なくなる不安、
雅也(速水もこみち)と話せなくなる不安を訴えるところは
前と同じような流れになってしまったけど、
ブーブおばちゃん(浅田美代子)とまなみ(香椎由宇)の3人で
手話を考えるところは悪くなかった。
“カネをくれ”のサインまであるところはオカンらしかったし。

オトン(泉谷しげる)は相変わらずだったものの、
オトンと2人で買い物をしている時のオカンの表情も
手術中に寝坊して慌てるオトンも可愛かった。

バラバラに暮らしてきた3人が
東京タワーの見える病室で一緒にいるというラストは
静かだけれど良いシーンだった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2007/03/05

華麗なる一族  第八回

演出:福澤克雄
脚本:橋本裕志

鉄平(木村拓哉)を主人公にして
大介(北大路欣也)と対決させるという構図が
今回のドラマ化の大きな狙いだろうから、
そういう意味では法廷対決になってしまうのも
やむを得ない展開か。

ただ、今さら原作との違いを言っても仕方ないんだけど、
時代背景を昔に設定していても、
やっぱり感覚は今風なんだよなあ。

そのあたりから来るディテールの曖昧さが
回が進むごとにのめり込めなくなってきた原因だと思うんだけど。

とにかく、家族みんなが大介から解放されたい
みたいなことになってるので、
大介の苦悩もしっかり描いて欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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演歌の女王  第八幕

演出:岩本仁志
脚本:遊川和彦

アルツハイマーに苦しむ道代(池内淳子)が
ヒトシ(原田泰造)に自分を殺してくれと言い、
途中いろいろあったものの、
結局、ヒトシは毒薬を用意して、
その毒薬を道代が自ら飲んでしまうという展開に。

すごいことになってきたなあ。
本当に道代は死んじゃったよ。

当初は母親を殺して自分も死ぬ予定だったものの、
混乱したヒトシは看護師などを傷つけた上に逃げ、
警察から追われることに。
で、ひまわり(天海祐希)と一緒に逃避行だって。

どこまで行くんだろう、このドラマは。

            採点 4.5(10点満点平均6)


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2007/03/03

花より男子2  第9話

演出:石井康晴
脚本:サタケミキオ

エピソードをランダムに繋げている状態で
パート1とパート2に分けているので、
流れとしては同じような感じになってしまったけど、
とりあえず三角関係、四角関係から
やっとつくし(井上真央)と道明寺(松本潤)が
2人でデートできるようになり、
そこから雨の別れのシーンで一端落ちるという展開にはなった。

最終回はプロムなのかな、ということも想像させつつ、
つくしは両親がいる漁村へ。

たぶん、もう新たな登場人物は出さないと思うので、
既存のメンバーで落ちたところから盛り上げていくんだと思う。
そうだとしたらなおさら滋(加藤夏希)の復活を希望。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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わるいやつら  第七章

演出:藤田明二
脚本:神山由美子

今回は少し時間が戻る形で
豊美(米倉涼子)がチセ(余貴美子)に
戸谷(上川達也)を陥れる計画に乗るよう
話をする場面から始まった。

そこからはもうほとんどドラマ版の展開で
チセが戸谷病院を買うという展開に。
でも、チセも騙されてるんだろうな。

結局、豊美と下見沢(北村一輝)の関係が
ドラマ版の最も大きなポイントになっていて、
隆子(笛木優子)の素性にも嘘があったという展開になった。

何だかバタバタと話が進んで次回が最終回。
最終的に豊美の結末をどう描くのか、
そこに隆子をどの程度絡めるのか、
そのあたりは注目して見てみよう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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拝啓、父上様  第八話

演出:西浦正記
脚本:倉本聰

今回はまず、一平(二宮和也)が竜次(梅宮辰夫)を
飲みに誘うシーンが良かった。
そういうのは10年早いと竜次に言われると、
本当にそうだなと思ってしまうんだけど、
そこで話された一平の弱さや不安に
竜次が大人としてアドバイスするようなシーンは
やっぱりこのドラマらしかったと思う。

まだ竜次さんから何も盗んでないという一平に
竜次が保(高橋克実)から盗めという件も、
その前に保の口から大事にしている
餞別帳の話などをするシーンがあったので説得力があったし。

その後の一平とナオミ(黒木メイサ)のデートも、
ナオミの“ヤクザの娘”疑惑が効果的に使われていて面白かった。
脚本とキャスティングのどっちが先だったのか分からないけど、
セリフの内容と黒木メイサの雰囲気がやたらハマって
見ていてもかなり楽しいデートだった。

このナオミとのデートで
一平がエリ(福田沙紀)をすっぽかしたのは
全面的に一平が悪いわけだけど、
シャックリが止まらないシャク半さん(松重豊)を前にした
一平のビビり方がまた面白かった。

結局、シャク半さんは理解を示してくれるものの、
女将(八千草薫)、律子(岸本加世子)、保には
当然の如く怒られる展開に。
ここでは“ヤラれちゃったか”発言まで飛び出した
八千草薫がまた可愛かった。

で、エリは雪乃(高島礼子)のバーで見つかり、
とりあえずその場は収まるかと思いきや、
律子が雪乃を詰るというラストシーンに。

これまで律子には律子なりの考え方があって
「新坂下」の計画などを進めていたので、
それほどヒールという印象はなかったけど、
このシーンはさすがに今後に影響を及ぼす展開となったと思う。

当然のことながら一平の今後の選択にも響いてくるはずだけど、
そんなに単純な話でもない気がするのでいろいろ興味深くなった。

ここのところ一平の父親探しは止まっているわけだけど、
一平の性格、一平にとっての雪乃の存在、
いろいろな意味で父親の影も想像させる内容だったと思う。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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きらきら研修医  stage 8. 内科でないか?

演出:今井夏木
脚本:荒井修子

科が替わるのも一長一短で、
また最初の頃の雰囲気に戻ってしまった感じ。
産婦人科や皮膚科はドタバタしてても
それなりにみんな仕事してる感じはあったんだけどな。

みかこ先生(りょう)や
佐藤二朗を始めとする看護師たちのキャラが濃すぎて
バランスを欠いたような気がする。

糖尿病の食事療法も切り口が単調だったし、
内容的にも薄かった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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エラいところに嫁いでしまった!  第8話

演出:片山修
脚本:後藤法子

出産前で不安になっているから
由美(濱田マリ)がワガママになっている、
というのが前提でいつものドタバタが始まったわけだけど、
由美はこれまでも基本的にそういうキャラだったので
ほとんど後付の理由だった。

どいつもこいつも自分のことばっかりと由美がキレても
それはいつもの由美なので説得力がないし。

でもまあ、その状況を君子(仲間由紀恵)が仕切ってからは
ベタでもまとまっていたと思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2007/03/01

ハケンの品格  8 派遣にプロポーズ!?

演出:南雲聖一
脚本:中園ミホ

東海林(大泉洋)のお見合いは唐突だったものの、
春子(篠原涼子)へのプロポーズを絡めつつ
東海林が桐島部長(松方弘樹)に
反旗を翻す部分が山場になったので、
全体的にはまとまりがあった。

恋愛要素は思ったよりも押して来た感じ。
どういう結論にするにせよ、
納得のいく流れて描いてもらいたいもんだけど。

ここからは桐島部長がどこまで会社の論理を
説得力のある内容で語れるかだと思う。
そこが弱くなると
このドラマは最終的に重みがなくなると思う。

それにしても、あの「ハケン弁当」って大きすぎない?

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ヒミツの花園  第8話 兄弟が壊れる時…

演出:二宮浩行
脚本:永田優子

四兄弟の最大のヒミツは、
陽(本郷奏多)が本当の兄弟ではない、
ということでいいらしい。

少女マンガ的世界において出生の秘密は王道だから
別にかまわないんだけど、
陽が片岡家に来たそもそもの理由と
そこから現在の状況に至るまでの経緯には
かなり説得力のある説明が必要なような気がする。

あと、今回は夏世(釈由美子)が
編集長(田中哲司)や亮子(真矢みき)に
言いくるめられるような形で
さらなる取材の話を兄弟たちに持っていったり、
修(池田鉄洋)だけでなく智(要潤)も
その取材に乗ったりする展開があったけど、
何となく場当たり的な感じがした。

これまでの描き方からすれば
ちょっとムリがあったと思う。

最初の取材で写真撮影をする時の
亮子のリアクションはまた面白かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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今週、妻が浮気します  第七話

演出:佐藤祐市
脚本:小川みづき
脚本監修:吉田智子

最終的に水澤舞(山口紗弥加)とは
何もなかったという方向で落とすのかと思ったら、
そうとはハッキリ描かなかった。

少なくとも陶子(石田ゆり子)は
知っていたという描き方だったしなあ。
もう作品の個性は何もなくなっちゃったか。

一応今回はハジメ(ユースケ)の帰りがいつも遅くて
会話もなかったということも表すために
ハジメが水澤舞に振り回される展開も作ったんだろうけど、
浮気問題を絡めていたので焦点がボケてしまった。

というか、このドラマはとにかく
いろんなところに保険をかけたような
エピソードばかりを並べるから芯がなくなるんだと思う。
どうしてこんな作り方をするかなあ。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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