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2007/09/28

7〜10月期を振り返る

いつもにも増してコミック原作が多かった7〜10月期。
そのせいか、あるいは夏のスポーツイベント、
地震、選挙、台風などの影響があったのか、
視聴率はやっぱり低調だった。

  花ざかりの君たちへ    17+%
  山田太郎ものがたり    15+%
  ファースト・キス     14+%
  パパとムスメの7日間   13++%
  ホタルノヒカリ      13++%
  ライフ          12+%
  山おんな壁おんな     12+%
  女帝           11++%
  探偵物語Q        11+%
  地獄の沙汰もヨメ次第   10+%
  受験の神様        9+%
  牛に願いを        8++%
  スシ王子!        7++%
  肩ごしの恋人       7+%

単独回で20%を超えたのは「花ざかりの君たちへ」の最終回のみ。
平均で15%を超えたのは2作品に留まった。
その中で「ライフ」は深夜枠でありながらも
ラスト3回は月9の「ファースト・キス」を上回る視聴率で、
平均では前期の「ライアーゲーム」も超えた。

一方、平均でのひと桁は4作品。
(ちなみに「菊次郎とさき」もひと桁)
「肩ごしの恋人」は全9話中、
4話で6%台という散々な結果だった。

次に、個人的な評価点の平均はこんな感じ。

  ホタルノヒカリ      7.55
  パパとムスメの7日間   7.14
  山田太郎ものがたり    6.65
  花ざかりの君たちへ    6.58
  ファースト・キス     6.45
  女帝           6.15
  探偵物語Q        6.14
  スシ王子!        5.94
  受験の神様        5.90
  牛に願いを        5.86
  山おんな壁おんな     5.83
  肩ごしの恋人       5.72
  ライフ          5.69
  地獄の沙汰もヨメ次第   5.15

連ドラ向きではなかった「ライフ」は
中盤の回でどうしても高い点を付ける気になれず、
平均ではかなり低くなった。

結局、全体を通して面白かったと思えたのは
「ホタルノヒカリ」と「パパとムスメの7日間」、
そしてB級に徹した「女帝」くらいか。
「ホタルノヒカリ」は好き嫌いが出るテイストだったとは思うけど、
作品全体の質は高かったと思う。

大人向けのドラマがないと言われ続ける中、
一応、大人向けを目指したと思われる「肩ごしの恋人」が
ドラマ全体として大人向けに仕上がっていなかったのは残念だった。

逆に思いっきり低年齢層をターゲットにした作品が
比較的高い視聴率を記録したのは最近の傾向を象徴していた。
そんなに細かい心理描写をしなくてもある程度数字が取れるなら
そっちにターゲットを絞った方が効率的かも、
という傾向が強まりそう。

印象に残った役者は「ホタルノヒカリ」の藤木直人、
「花ざかりの君たちへ」の生田斗真、
「ライフ」の北乃きいなど。
脇役では板谷由夏、森田彩華、大塚ちひろ、末永遥あたりが
いい仕事をしたと思う。


レビューを書いてなかった作品に関しては、
テレ東の「週間赤川次郎」がちょっと面白かった。
30分で3つの短編ミステリーを連ドラ放送するというスタイルで、
最終的に6つのドラマが描かれた。

今さら赤川次郎という感じで
個々のドラマ自体はとくにどうということもなかったんだけど、
スネオヘアーをストーリーテラーにした全体の構成が良かった。

最後にスネオヘアーがひと言つぶやいてから
自然にエンディングテーマに入るタイトルバックは、
もしかしたら今期の連ドラの中で一番良かったかもしれない。

夏の終戦記念モノでは
やっぱり「はだしのゲン」が見応えがあった。
ゲン役の小林廉も良かったけど、
弟役の今井悠貴が印象的だった。

「火垂るの墓」で節子役をやった佐々木麻緒も
すごくインパクトがあったけど、
昭和顔の子役、恐るべしだな。

期待していたNHKの「先生の秘密」は
ドラマとしての工夫が足りず、
逆に「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争」は懲り過ぎた演出で、
一介の二等兵が見た最前線の現実を
かえってストレートに伝えられなかったと思う。

「はだしのゲン」はフジ系の
「千の風になってドラマスペシャル」のひとつでもあったわけだけど、
第一弾の「家族へのラブレター」も
この手のドキュメンタリードラマとしては過剰な演出が少なく、
かなり沁みる作り方だったと思う。

実話モノでは夏目雅子の生涯を描いた「ひまわり」もあった。
夏目雅子が出演した作品の名場面を
仲間由紀恵がかなりリアルに演じ直していたのは凝っていた。
時々、ドキッとするくらい夏目雅子に似てる表情もあって、
仲間由紀恵はかなり頑張ったと思う。

二宮和也が主演した「マラソン」は、
やはり前半部分はどうしても説明っぽくなってしまっていた。
そういう意味では自閉症を扱った過去のドラマと比べて
際立っていた部分があったわけでもないけど、
実話だけあってストーリーに説得力はあったと思う。

昔から夏クールは豊作にならないものだけど、
今期も全体としては満足度が低かった。


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