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2007/09/28

7〜10月期を振り返る

いつもにも増してコミック原作が多かった7〜10月期。
そのせいか、あるいは夏のスポーツイベント、
地震、選挙、台風などの影響があったのか、
視聴率はやっぱり低調だった。

  花ざかりの君たちへ    17+%
  山田太郎ものがたり    15+%
  ファースト・キス     14+%
  パパとムスメの7日間   13++%
  ホタルノヒカリ      13++%
  ライフ          12+%
  山おんな壁おんな     12+%
  女帝           11++%
  探偵物語Q        11+%
  地獄の沙汰もヨメ次第   10+%
  受験の神様        9+%
  牛に願いを        8++%
  スシ王子!        7++%
  肩ごしの恋人       7+%

単独回で20%を超えたのは「花ざかりの君たちへ」の最終回のみ。
平均で15%を超えたのは2作品に留まった。
その中で「ライフ」は深夜枠でありながらも
ラスト3回は月9の「ファースト・キス」を上回る視聴率で、
平均では前期の「ライアーゲーム」も超えた。

一方、平均でのひと桁は4作品。
(ちなみに「菊次郎とさき」もひと桁)
「肩ごしの恋人」は全9話中、
4話で6%台という散々な結果だった。

次に、個人的な評価点の平均はこんな感じ。

  ホタルノヒカリ      7.55
  パパとムスメの7日間   7.14
  山田太郎ものがたり    6.65
  花ざかりの君たちへ    6.58
  ファースト・キス     6.45
  女帝           6.15
  探偵物語Q        6.14
  スシ王子!        5.94
  受験の神様        5.90
  牛に願いを        5.86
  山おんな壁おんな     5.83
  肩ごしの恋人       5.72
  ライフ          5.69
  地獄の沙汰もヨメ次第   5.15

連ドラ向きではなかった「ライフ」は
中盤の回でどうしても高い点を付ける気になれず、
平均ではかなり低くなった。

結局、全体を通して面白かったと思えたのは
「ホタルノヒカリ」と「パパとムスメの7日間」、
そしてB級に徹した「女帝」くらいか。
「ホタルノヒカリ」は好き嫌いが出るテイストだったとは思うけど、
作品全体の質は高かったと思う。

大人向けのドラマがないと言われ続ける中、
一応、大人向けを目指したと思われる「肩ごしの恋人」が
ドラマ全体として大人向けに仕上がっていなかったのは残念だった。

逆に思いっきり低年齢層をターゲットにした作品が
比較的高い視聴率を記録したのは最近の傾向を象徴していた。
そんなに細かい心理描写をしなくてもある程度数字が取れるなら
そっちにターゲットを絞った方が効率的かも、
という傾向が強まりそう。

印象に残った役者は「ホタルノヒカリ」の藤木直人、
「花ざかりの君たちへ」の生田斗真、
「ライフ」の北乃きいなど。
脇役では板谷由夏、森田彩華、大塚ちひろ、末永遥あたりが
いい仕事をしたと思う。


レビューを書いてなかった作品に関しては、
テレ東の「週間赤川次郎」がちょっと面白かった。
30分で3つの短編ミステリーを連ドラ放送するというスタイルで、
最終的に6つのドラマが描かれた。

今さら赤川次郎という感じで
個々のドラマ自体はとくにどうということもなかったんだけど、
スネオヘアーをストーリーテラーにした全体の構成が良かった。

最後にスネオヘアーがひと言つぶやいてから
自然にエンディングテーマに入るタイトルバックは、
もしかしたら今期の連ドラの中で一番良かったかもしれない。

夏の終戦記念モノでは
やっぱり「はだしのゲン」が見応えがあった。
ゲン役の小林廉も良かったけど、
弟役の今井悠貴が印象的だった。

「火垂るの墓」で節子役をやった佐々木麻緒も
すごくインパクトがあったけど、
昭和顔の子役、恐るべしだな。

期待していたNHKの「先生の秘密」は
ドラマとしての工夫が足りず、
逆に「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争」は懲り過ぎた演出で、
一介の二等兵が見た最前線の現実を
かえってストレートに伝えられなかったと思う。

「はだしのゲン」はフジ系の
「千の風になってドラマスペシャル」のひとつでもあったわけだけど、
第一弾の「家族へのラブレター」も
この手のドキュメンタリードラマとしては過剰な演出が少なく、
かなり沁みる作り方だったと思う。

実話モノでは夏目雅子の生涯を描いた「ひまわり」もあった。
夏目雅子が出演した作品の名場面を
仲間由紀恵がかなりリアルに演じ直していたのは凝っていた。
時々、ドキッとするくらい夏目雅子に似てる表情もあって、
仲間由紀恵はかなり頑張ったと思う。

二宮和也が主演した「マラソン」は、
やはり前半部分はどうしても説明っぽくなってしまっていた。
そういう意味では自閉症を扱った過去のドラマと比べて
際立っていた部分があったわけでもないけど、
実話だけあってストーリーに説得力はあったと思う。

昔から夏クールは豊作にならないものだけど、
今期も全体としては満足度が低かった。


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2007/09/25

受験の神様  最終話 旅人算の答

演出:岩本仁志
脚本:福間正浩

広(長島弘宜)だけが早田中に合格できなかったものの、
実は補欠で繰り上げ合格になり、
全員が希望校に入学できるという最終回。

まず、合否が分かるまでがやたら長くてだらけた。
でもとりあえず広が不合格になるという流れだったので
この構成はやむを得なかった部分もあると思う。

で、そのストーリー自体は別に悪くなかった。
このドラマはずっと受験ではなく勉強を描いていたので、
“受験はゴールではありません”という道子(成海璃子)のセリフに
説得力を持たすためにも、
主人公の広が不合格になってしまうことには意味があったと思う。

“きちんと忘れられることが明日につながる”という
勇(山口達也)の広に向けたセリフは、
道子に対して、
そして側で聞いていた信子(八千草薫)に対してもかかっていたようだし、
そういう意味でも必要な流れだったと思う。

もちろん、そのまま終わってしまっては
さすがにドラマとして後味が悪いので、
やっぱり合格しましたというのもアリだったと思うし。

ただ、エコの授業までしておいて
クリップ付けたままプリントを焼く演出ってどうなんだろう。
いや、そういうことよりも道子の描き方か。

結局、道子のことはほとんど描かれないままだった。
高校へ行くことにしたという結末はいいと思う。
でも、両親のことやどういう暮らしをしていたのか、
なぜ紙袋にこだわっていたのかなど、
あまりにも説明がなさ過ぎた。

そういうことが描けないストーリーではなかったと思う。
というか、これでは道子というキャラクターを
作った意味さえないんじゃないだろうか。

ひとことで言うと、いろいろと裏があるように見えて、
実は何にも裏がなかったというのがこのドラマだったと思う。
序盤の道子の勉強法にしても、
結局は見たままの効果しかなかったし、
受験の神様の物語でもなかった。

受験勉強を通して子供たちが成長していく姿、
勉強そのものが楽しいと思えてくる姿、
それは描けていたと思う。
でも、本当にそれだけの企画だったんだろうか。

2話目以降、しばらく視聴率がひと桁だったので
いろいろ変更はあったのかもしれないけど、
ドラマとしてはあまりにも不完全な仕上がりだった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.90(10点満点平均6)


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山おんな壁おんな  最終話

演出:林徹
脚本:前川洋一
脚本協力:立見千香、五十嵐暁美、鈴木おさむ

結局、仕事の話も、恋愛の話も、山壁ネタも中途半端なままで、
まいねまいねの最終回だった。
そのゆるーいテイストがこのドラマの本質だったのかもしれないけど、
それならなおさらもっとベタで、
分かりやすい結末にした方がよかったと思う。

オーラスのオチはどうにでもなるんだから、
東京でも青森でもフランスでもドバイでもどこでもいいから、
とりあえず一端、恵美(伊東美咲)と井口(西島秀俊)を落ち着かせれば
それなりの形にはなったような気がする。

でもまあいっか、
そういうストーリー的なことを
今さらこのドラマで言っても仕方がないし。

いつもよりかなりくだけた感じの今作の伊東美咲は
かなり頑張ったと思う。
井口と青森弁で話すところなんかは可愛くもあった。
だからこそ、もっと井口とのシーンを最初から増やして、
恋愛に関しては井口中心で描けばよかったのにな。

全体的にはコメディとして笑えるシーンが少なかった。
笑いのタイプに関しては好き嫌いがあって当然だけど、
このドラマに関してはさすがに質が低かったと思う。
脚本的にも演出的にも。

初回が予想以上に面白かっただけに、
残念な結果だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.83(10点満点平均6)


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花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス  12

演出:松田秀知
脚本:武藤将吾

さすがに2時間は長すぎたか。
学園モノの最終回は普通でも間延びするものだけど、
後半は同じことの繰り返しになって多少だらけた。

でも、そんなに無意味なドタバタが多かったわけでもないし、
瑞稀(堀北真希)の秘密を知ったまわりの反応に焦点を絞った
それなりにまとまりのある最終回だったと思う。

とくに難波(水嶋ヒロ)、天王寺(石垣佑磨)、姫島(姜暢雄)、
三寮長の格好いい対応が見られたのは良かった。
普段からもう少しこういうシーンがあってもよかったのにな。

萱島(山本裕典)や中央(木村了)のキャラも立っていたし、
そういう意味では最終回らしい最終回だった。

このドラマは「イケメン♂パラダイス」と副題をつけて
大量のイケメンを桜咲学園の生徒に揃えたわけだけど、
多くの生徒にセリフを振り分けて
常に大量の生徒を画面の中に入れていた関係で、
本来、もっと丁寧に描かれてもいいはずの生徒が
単調なキャラになってしまった弊害もあった。

ドタバタのコメディシーンに関しては好き嫌いもあると思うので
毎回面白いと感じた人もいるんだろうけど、
女子である瑞稀が男子校に編入するという設定だけでも
十分に面白いわけだから、
もう少しその軸に絡めたところでコメディシーンも作って欲しかった。
ドタバタだけ妙に分離してしまっていたのは残念だった。

中津(生田斗真)のキャラは良かったと思う。
佐野(小栗旬)との違いもハッキリ出ていたし、
中津が絡むことで瑞稀と佐野の関係も面白く描けたと思う。

基本的には企画色の強い作品で
ドラマとしてのクオリティーは決して高かったとは思わない。
でも、その企画を徹底させて
ターゲットを絞った番組作りをしたところは
ビジネスとして成功だった。

何となく、今後はしばらく
こういう作品が増えそうな気がする。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.58(10点満点平均6)


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2007/09/18

ファースト・キス  最終話

演出:武内英樹
脚本:井上由美子

初回は兄妹の再会から恋の話への繋ぎ方がスムーズだと思ったんだけど、
結局はそのバランスが中途半端なまま終わってしまった感じ。
とくに空港での美緒(井上真央)と和樹(伊藤英明)の別れのシーンに
結城(平岡祐太)が駆け込んできたところは、
どっちを描きたいんだよ、という感じだった。

あれなら普通に美緒のお別れパーティーに結城も来て、
そこでウエディングドレス姿の美緒と別れのシーンを作り、
出発当日は手術が入って結城は来られなくなるものの
和樹との別れで盛り上がる、という方が自然でよかった。
まあ、逆でもいいんだけど。

ラストも中途半端だったと思う。
美緒からもし死んだら読んでと渡される手紙は
確かに強力なアイテムではあるけど、
その封を1ヶ月後も和樹は開けてないという形をとくに活かすわけでもなく、
普通にナレーションで美緒が読んじゃうし。

いや、読まなかったらそれはそれで
何が書いてあったのか気になるわけだけど、
美緒が死なない結末である以上、
あのアイテムはどのみち中途半端になってしまうと思う。

もし、美緒の生死が本当に分からないようなテイストなら
先に手紙の文面がナレーションで流れる構成は
それなりに効果が出たと思う。

でも、初回の冒頭から
そういう重いテイストは出さないように作ってあったわけだし、
手術の成功が分かり切ってるストーリーで
あのアイテムの使い方はやっぱりおかしかったと思う。

実際、その手紙もウエディングドレスの写真も
そんなに効果的だったとは思えないし。

うーん、いろいろツッコミどころはあるんだけど、
全体的にはやっぱり美緒が“恋ってすげえ”と思うほど
美緒の恋が描けていたのかが疑問。

これは兄妹関係を描いた部分とのバランスにも関係してるけど、
単体としてもそんなにドラマチックに描けているとは思えなかった。

個人的には、患者と医師の恋にしない方がよかったような気がする。
これは高木(松雪泰子)の過去にも絡めてあったことだし、
高木と和樹の関係を描く要素になっていたのは事実だけど、
美緒の結城に対する恋愛感情の深さはあまり伝わらなかった。

もしかしたら手近感があったからかもしれない。
病院は舞台として当然出てくるわけだから、
和樹の仕事関係の誰かが相手の方が、
シチュエーションとしても広がりは出たように思う。
一見、派手な世界と美緒が抱える病気というギャップも
ドラマティックに作用したかもしれないし。

美緒のワガママなキャラクターが成功していたかどうかは別にしても、
いろいろと問題点はあった今期の月9だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.45(10点満点平均6)


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2007/09/17

ライフ  最終回

演出:谷村政樹
脚本:根津理香

歩(北乃きい)がイジメ側にまわるわけはないし、
西高からイジメがすべてなくなったら
それはそれで現実味がないし、
落とし所としては無難だった。

とくにこの最終回、次のイジメの標的になっても
愛海(福田沙紀)が最後までツッパっていたのは良かったと思う。
愛海の完全な改心を期待した向きもあったかもしれないけど、
そこまで自分を見つめ直すには時間が必要。

そういう人間関係におけるどうしようもなく必要な時間に関しては
歩と夕子(大沢あかね)のメールでも表現されていたと思うので、
この愛海の処理の仕方は良かったんじゃないだろうか。

女子トイレでの歩と愛海の1対1の対決、
その後の涙などで愛海の内面もそれなりに描けていたと思うし、
愛海のキャラクターは最後まで守ったと思う。

ただ、ラスト2回はやっぱり多少時間が足りなかった感じ。
戸田(瀬戸朝香)のその後、
愛海の父親(小野武彦)と学校の関係など、
中途半端だった部分もあるし、
連ドラの構成としては
中盤の過激なイジメに時間をかけ過ぎたような気がする。

ヘンな悪影響を避けるためか、
原作にある歩のリストカットは削除されていたわけだけど、
それが連ドラ全体にはかなり影響していたと思う。
とくに前半は歩の心理描写が極端に弱くなった。

だからこの最終回で愛海が声をかけてくれて嬉しかった、
愛海と友達になれて救われたと歩が告白しても、
それほど大きな効果は得られなかったと思う。

誤解をされたり、いろいろとイヤな目にあっても、
自分が傷つけてしまった夕子よりはマシ、と考えて
自傷に向かってしまう歩の心理はかなり重要で、
だからこそエスカレートしていくイジメにも
それなりの説得力は出たし、
羽鳥(関めぐみ)の存在にも大きな意味があった。

ドラマではそのあたりの心理描写が弱く、
事象としての過激なイジメとその対処ばかりに
スポットが当たってしまったのはかなり残念だった。

分かりやすいと言えば分かりやすいし、
ドラマは所詮エンタメですからと言われればそれまでだけど、
この原作ならもう少しチャレンジしてもよかったような気がする。

でもまあ、視聴者のターゲットを絞って
深夜枠なのに終盤は月9より視聴率を取るなど、
それなりの結果を出したのはすごかったと思う。

基本的に連ドラ向きの作品ではなかったと思うけど、
若手女優陣の頑張りは評価していい作品だったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★★☆

          平均採点 5.69(10点満点平均6)


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受験の神様  第9話 対義語

演出:本間美由紀
脚本:福間正浩

病院に入院しているのは道子(成海璃子)の兄で、
自殺を試みた後、ずっと目を覚まさないという状態だった。
その原因が受験に絡んでいたわけだけど、
道子の両親については詳しく語られないまま。

沙織(石田杏奈)が連絡できないと言っていたので
生きてはいるようだけど、
現在、その両親がどこでどうしていて、
道子がどこに住んでいるかなどはまだ描かれなかった。

今回はもう少し道子の背景について描くと思ったんだけどな。
最終回も意外とこのままあっさりと終わっちゃったりして。

ただ、道子が應林中を退学になりそうになった問題で
勇(山口達也)が土下座をしたシーンは、
初回からの流れも含めて勇と道子の関係を描けていたので
悪くなかったと思う。

まあ、ここのパーツも
もっと突っ込むんじゃないかと思ったので、
意外とあっさりだったことには変わりないんだけど…。

その後、道子が残りの授業をすべて出席することになって、
“私って何組?”と沙織に真顔で聞いたところはちょっと面白かった。

道子の最後の授業は良かったと思う。
勉強は裏切らない、
勉強して学んだことだけがあなたたちを守ってくれる、
というメッセージは道子自身の心情でもあってなかなか沁みた。

残すは最終回。
過剰な期待はしない方がいいかもしれないけど、
ここ数回の流れからすると
そんなに悪い最終回にはならないような気がする。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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スシ王子!  最終回 指南の八 東京編 熾烈!兄弟対決

演出:堤幸彦
原案・脚本:堤幸彦
脚本:佃典彦

1327店より1店多い、
“目標、1328店”という一柳銀次郎(若林豪)のスローガンは、
もちろん、薬ヒグチのCMのパロディーなんだけど、
もう25年くらい前のCMなので
若い人は何を言ってるのかよく分からなかったかも。

相変わらずそんな小ネタも入れつつ、
最終回は司(堂本光一)と洋(成宮寛貴)の兄弟対決に。
やっぱり最後はシリアスな雰囲気も出して、
母・サヨリ(柏木由紀子)との関係を描いていた。

その中で司はウオノメ症候群を克服したように見えたものの、
映画版が控えているのでやっぱり完全には克服しておらず、
しかもリリー(平良とみ)からシャリを極めてないと指摘されて
司はニューヨークへと旅立つという展開に。
あくまでも映画ありきの連ドラ版最終回だった。

寿司職人と空手の使い手の融合という
ある種のダサさはワザとやっているわけだけど、
全体的に見ると映像はもう少し
スタイリッシュに仕上げた方がよかったと思う。
B級テイストというより、
力を抜きすぎているという印象の方が強かった。

そのあたりが映画版ではどうなるのか。
アクションシーンは増えるようだけど、
それでエンターテイメント性を上げることができるのか。
いずれにしてもあまり興味はそそられないかな。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.94(10点満点平均6)


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山田太郎ものがたり  最終回

演出:山室大輔
脚本:マギー

最初から一話の中に盛り込む内容が少ないドラマだったけど、
この最終回の前半はほとんど企画モノの様相を呈していた。
タイトルバックにも使われていたエアギターで
盛り上げるのはまだ許せるとしても、
完全に浮いているみのもんたの登場や
校長(宇津井健)のレッドベジタブルはさすがにちょっと…。

一応、ラストは弟や妹たちで感動シーンを盛り込んだものの、
やっぱりかなり間延びした印象はあった。

結局、このドラマはテンポの悪さが最後までネックだった。
二宮和也と櫻井翔を太郎と御村に起用したとしても、
もっとテンポを上げたコメディにはできたと思う。
そうすればホロッとさせるシーンとのメリハリは
もっと明確になったと思う。

隆子(多部未華子)を3番目の登場人物にして
太郎と隆子の関係を軸にしたのは
そんなに悪くない選択だったと思う。
連ドラの場合はそういう軸も必要なので。

ただ、それ以外の要素があまりにも無さ過ぎた。
テンポを上げればもっといろんなネタも入れられただろうし、
そこで原作に近い笑いも広がったと思う。

そういう意味でもやっぱり脚本は
マギーじゃなかったんだろうな。
ジョビジョバの笑いって
もともとそういうタイプではないし。

もっと面白くできる要素はあった作品だけに、
ちょっともったいない出来だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.65(10点満点平均6)


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女帝  最終回 銀座の頂点へ…最期の戦い

演出:小松隆志
脚本:旺季志ずか

後から振り返ると安倍元総理の辞任会見は
このドラマの壮大な番宣だったんじゃないかという気もするけど、
とにかく尾上総理(伊原剛志)の会見が前半のピークだった最終回。

会見場の後ろに陣取る議員の群れも面白かったし、
辞任を免れた尾上の会見が終わった後の尾上コールには
思わず声を出して笑ってしまった。
“おーのうえ、おーのうえ”って街中に響いてたよ。
ホントに美しい国だなあ。

その後、完全に敗北した梨奈(酒井彩名)が
謙一(斉藤祥太)と別れるとか言い出したもんだから
また彩香(加藤ローサ)が“ふざくんな!”と叫んで平手打ち。
最後まで“ふざくんな”押しだったのはドラマとして正しかった。

で、終盤は彩香と直人(松田翔太)の関係を
かなり美しいロケーションで描いて終了。
お店が終わってから静岡まで
どうやって帰るのかよく分からないけど、
ずっと手に入れたいと思ってたものを
すでに私は持っていたと悟った彩香が、
直人と最後の時間を過ごした部分はなかなか良かった。

正直、放送前はどうなることかと思っていた。
でも、B級エンタメに徹したこのドラマの作りは立派だった。
これぞテレ朝という感じで。

加藤ローサも頑張ったと思う。
キスシーンだけはやたら生々しかったけど、
“のしあがっちゃるけん”と言いながら
本当にのしあがったのは加藤ローサだった気がする。

1クールの中にひとつこういう作品があると
ドラマを見ていても楽しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.15(10点満点平均6)


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山おんな壁おんな  第11話

演出:林徹
脚本:前川洋一
脚本協力:立見千香、五十嵐暁美、鈴木おさむ

大山(小池栄子)と鬼瓦(佐藤二朗)の結婚話から
恵美(伊東美咲)が複数の男性からプロポーズされる展開へ。

“仕事が一番だったけど今はかーくん”と言う大山の気持ちが
そんなに詳しく描かれてないので
ストーリーとしてはかなり強引だった。

スキルアップを考えて海外研修を狙うと言いながら
これまでまったく勉強していない恵美もどうかと思うし。

でも、そんなにマジメなドラマじゃないから
そのあたりはどうでもいいか。
アメリカにホームステイしていたという
まりえ(深田恭子)の英語も笑っていいところだろうし。

泣いた後という設定の大山のメイクなんかは
さすが小池栄子と思わせる腹の括り方だった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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地獄の沙汰もヨメ次第  最終話

演出:吉田秋生
脚本:西荻弓絵

単に真琴(江角マキコ)が千代子(野際陽子)に言われて
仕事を辞めるだけだったらずいぶんと無茶苦茶な話だったけど、
真琴が自分にはムリだと自ら認めて仕事を辞めたのは
なかなか筋が通っていた。

真琴が日本の心を分かってないのに
日本のおむすびを世界に広めようとしているのは
最初からおかしな設定だったので、
自分にはその力もその器もないと
泣いて千代子に訴えるシーンはさすがに良かったと思う。

でも、そこくらいかな。
あとはいつものように雑な内容だった。

こういう大雑把なドラマの方が
気楽で見やすいという意見もあるだろうけど、
やっぱり個人的にはダメだった。
しかもこれがホームドラマの王道みたいな言われ方をすると
それは違うだろうと。

シンプルなものを作る方がセンスは必要とされる。
そのセンスにあまりにも欠けていて、
焼き直しが伝統だと思ってしまったのが
このドラマの失敗かも。
とにかく全体的にクオリティーが低すぎた。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                新鮮さ ☆☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.15(10点満点平均6)


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ホタルノヒカリ  最終夜 家で寝てても恋愛できる!? 干物女の恋の結末

演出:吉野洋
脚本:水橋文美江

螢(綾瀬はるか)と手嶋(加藤和樹)の
本格的な同棲生活スタートから破局、
1ヶ月後の秋、クリスマス、そして1年後の夏へと、
時間的にも内容的も盛りだくさんの最終回だった。

このドラマは最初から蛍と高野(藤木直人)がメインだったので
最終的に蛍が高野の元へ帰るのはいいんだけど、
ここまでハッキリと描いたのはちょっと予想外だった。

でも、どうして会いたかったんだろうと考える螢に高野が
“それは君が私のことを好きだからだ。私も君が好きだ”と言った後、
2人して“どうしてかなあ”と首を傾げたり、
“私が恋に落ちたら今度は君が私を応援する番だ”と
部長が冗談っぽく言ったりするシーンもあったからまあいいか。

ベストのラストシーンではなかったかもしれないけど、
これまでのドラマの雰囲気は出したラストだった。

いずれにしても螢が恋をして変われた、
恋をして良かったという部分はしっかり描けていたと思う。
しかも、干物女というキャラクターを否定することなく、
そのままの螢が少しだけ成長した姿はきちんと描けていた。

高野がいなかったら手嶋との恋も始められなかった螢が、
ひとりで生きていけるようにならないとダメだと頑張って、
最後にやっぱり高野に会いたいと自分で決断するまでの流れは
限られた時間の中でそれほど無理なく描けたんじゃないだろうか。

手嶋との恋に破れた後、ひとりで頑張らなくてはいけない過程で、
ただ“部長!ぶちょお!”と螢が叫ぶシーンは意外と泣けた。
あそこは最終回のハイライトだったと思う。

全体的には、やっぱり螢と高野の会話、醸し出す雰囲気が
このドラマの最大の魅力だった。
綾瀬はるかの螢も可愛かったけど、
藤木直人が演じた高野のキャラクターは最高だった。
やり過ぎず、消え過ぎず、絶妙なバランスだったと思う。

山田姉さん(板谷由夏)も魅力的なキャラだった。
板谷由夏はこれまでの役の中で一番自然で良かったと思う。

単なるエピソードの起伏だけでなく、
登場人物の微妙な心理もしっかり描いていて、
今期の連ドラの中では一番大人向けの作品だったと思う。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★★
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 7.55(10点満点平均6)


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牛に願いを Love&Farm  Final

演出:三宅喜重
脚本:金子ありさ

これまでの内容からすると
最初のグラスウィンドの復帰で盛り上げて終わり、
という構成でも不思議はなかったけど、
意外と工夫した終わらせ方だった。

酪農家は家を空けることができないので
統平(小出恵介)たち実習メンバーが牧場に残り、
町の人たち(といっても高清水牧場と吉田綿羊牧場だけだけど)に
グラスウィンドの応援に行ってもらう、
それが実習のゴールというのは悪くなかった。

ずっと続けてきた実習制度を通して
社会に送り出してきた実習生たちもこの町の希望、
と寺西教授(小日向文世)が言っていたけど、
問題が山積みで簡単には解決するとは思えない酪農の現実に対して
まずは人を育てることの重要さをこのドラマでは謳っていたので、
そこは筋が通っていたと思う。

まあ、肝心のドラマ内では
その人間をほとんど描けてなかったという
皮肉な結果になってしまったんだけど…。

とにかく全体的には脚本が悪かった。
終盤の地方自治体の現実と酪農家の問題を描いたところは
それなりにまとまっていたとは思うけど、
それをドラマ全体では消化し切れていなかったと思う。

前半は主要メンバーのキャラ説明と
そこでの人間関係ばかりに時間を使ってしまって、
ドラマの個性はほとんど失われていた。
じゃあ、青春群像劇として面白かったかというと
そんなこともなかったし。

キャストはそれなりに豪華だったのに
彼らを魅力的に見せられなかったのは脚本の責任が大きいと思う。

キャストって言えば、
後半は中田篤彦がいないシーンが多かったなあ。
最初からバラエティーをやりながら
北海道ロケのスケジュールはムリだったんじゃないだろうか。

この最終回もひとりだけ別撮りとか、
明らかに別人と思われる後ろ姿だけの映り込みとか、
かなり無理矢理な出演だった。
内容が面白くて視聴率も取れてたら
無理してでも参加してたのかもしれないけど…。

トヨタ・ラクティスとのコラボで
放送開始前から“僕たちの新しいドラマが始まる”と煽っていたけど、
たいして盛り上がらないまま終わった作品だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.86(10点満点平均6)


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探偵学園Q  11

演出:大塚恭司、石尾純
脚本:大石哲也

黒幕のキング・ハデス(若松武史)も
いざ姿を現すと単なる小悪党だった。
まあいっか。

トリックの解説が始まってしまうと
やっぱり面白くなかったけど、
邑野みあが一切関係なしだったのは
このドラマにしてはちょっと意外だった。
キュウ(神木隆之介)とリュウ(山田涼介)の関係は
それなりに緊張感を持って描けていたと思う。

でも、この最終回におけるハイライトはやっぱり、
七海(山本太郎)がケルベロス(鈴木一真)と対決する時に
“お前、音痴だろ”と言ったシーンじゃないだろうか。

気持ち悪いと言われても怒らないのに、
音痴と言われて怒るケルベロス。
やっぱり触れちゃいけないことだったんだなあ。

最後まで見るとこのケルベロスとユリエ(奥貫薫)は
なかなか面白いキャラクターだったと思う。
終盤は猫田刑事(星野源)の面白さが消えてしまったので
余計にそう思った。

内容的にどうこう言うドラマでもないけど、
放送中にHey! Say! 7がデビューしたりして、
山田涼介にとっては記念すべき作品になったんじゃないだろうか。

神木隆之介が中途半端に大人になりかけで
昔のような輝きがなかった分、
山田涼介の方が魅力的だった。

志田未来のコスプレはそんなに見どころがなかったけど、
この年齢独特の色っぽさとお茶目さは出ていたと思う。

あと、このドラマで良かったのは主題歌。
オープニングとエンディングで2曲使うドラマも結構あるけど、
両方ともしっかりタイトルバックをつけて流して
どちらも作風に合っていたのは珍しかった。

要するにストーリー以外は
そこそこ楽しめるドラマだった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.14(10点満点平均6)


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花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス  11

演出:都築淳一
脚本:武藤将吾

佐野(小栗旬)と父親(杉本哲太)の話は
最初からそんなに深く描いてないので
仲直りもあっさりと。

で、三寮の対決の中で密かに繰り広げられた
佐野と中津(生田斗真)の勝負は
もうお互いにすべてを分かった上で勝負しているので
それなりに面白さはあったんだけど、
中盤以降は開会式のパフォーマンス、
佐野のジャンプと展開が移ってしまったので
やや内容が散漫になった感じだった。

というか、個人的に興味があるのは
瑞稀(堀北真希)と佐野と中津の関係だけなんだな、やっぱり。
しかも中津派だし。

佐野が飛べたことを涙を流して喜ぶ瑞稀の横顔を見る中津、
というカットはあったものの、
中津のせつない気持ちが描かれるシーンが少ないと
ちょっと物足りない感じもする。

最終回は2時間か。
できればあまりおバカなシーンで膨らまして欲しくない。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ファースト・キス  10

演出:武内英樹、川村泰祐
脚本:井上由美子

結城(平岡祐太)に恋をしたから、
和樹(伊藤英明)と過ごしたこの夏が幸せだったから、
だから手術が恐くなってしまった、
死ぬのが恐くなってしまった、
という美緒(井上真央)の気持ちはよく描けていたと思う。

こんな気持ちになるなら日本へ来なかった方がよかったと
美緒が不安定な状態になってしまうところも
流れの中で自然に描けていたんじゃないだろうか。

成功確立50%の手術を受けるヒロインが恋をする、
という設定である以上、
この切り口はあって然るべきだし、
こういう感情は突然湧いてくるものなので、
ストーリー的にも納得のいく展開だった。

ただ、しっくりこなかったのは高木(松雪泰子)の処遇。
誰かが責任を取らなくてはいけないという流れも
分からなくはないけど、
青木教授(柴俊夫)のキャラが打算的だからこそ、
むしろ美緒と同じような病気の手術ができる高木を
手放さないという方が自然なんじゃないだろうか。

もちろん、高木と和樹を描くストーリーの展開上、
高木を強制的に和樹から離す必要があったんだろうけど、
今ひとつ説得力がなかった。

こういうのは結局、青木教授を
単なる障害物としてしか設定していないのが原因なんだと思う。
そういう細かいところがちょっともったいないな。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2007/09/10

ライフ  第10話

演出:加藤裕将
脚本:根津理香

戸田(瀬戸朝香)に関しては
まだ最終回まで引っ張りそうだけど、
平岡(酒井美紀)の話は意外とあっさり終了。

そのせいもあって教室でみんなが騒ぎ出すところから
愛海(福田沙紀)の逃走、クラスの追跡、
学校中に響き渡る土下座コールまでがかなり強引だっだ。

これも原作より先にドラマが最終回を迎えるわけだけど、
どういう形で終わらせるのか。
いずれにしてもさじ加減は難しいと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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受験の神様  第8話 物語と心情変化

演出:岩本仁志
脚本:福間正浩

広(長島弘宜)が人の気持ちの理解を試される
国語の読解が苦手という話から、
祖父・幸之助(長門裕之)が死んでしまう話へ。

幸之助のお通夜、お葬式で広は人の様々な気持ちを感じ取り、
大切な最終模試よりも今は幸之助を見送りたいと
自分で決断するようになる。
で、そのお通夜に道子(成海璃子)もお焼香に来ることで、
道子の背景もさらに描かれることに。

病院に道子にとって大切な人が入院していることは明らかで、
道子は中学卒業後、アメリカの大学へ飛び級で行く予定らしい。
幸之助のお通夜を“幸せなお通夜”とも言っていたから
道子が今のようになった原因は一家心中っぽいなあ。

いずれにしても今回はお通夜とお葬式を丁寧に描いたことに
かなり意味があったと思う。
広の祖母役に八千草薫クラスを起用していた意味も
今回のことを考えれば納得できたし。

最終全国模試を受けなかった広に対して、
合格率の代わりに“あなたは早田に合格します”と
ハッキリ言った道子は
今回もちょっと格好良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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スシ王子!  指南の七 東京編 超えろ!瞬間抜刀

演出:堤幸彦
原案・脚本:堤幸彦
脚本:佃典彦

宮古島編のメンバーも東京へ集まって、
いよいよ一柳との対決に。
みんなが集まってくるというのは悪くないんだけど、
今回に関して言うと
単に新鮮味のない展開になったという印象の方が強かった。

あと、ギャグのシーンもほとんど笑えなかった。
バカバカしいというより古くさい感じで…。
銀次郎(若林豪)が読み方を間違えるのは
しつこく繰り返してきたからちょっと面白くなってきたけど。

ストーリーとしては
河太郎(中丸雄一)が裏切っていたのが
少し意外性のある展開だったか。

映画化は決まっているので、
司(堂本光一)のウオノメ症候群が
治ってしまうのかどうかが最終回の見どころかも。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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山田太郎ものがたり  第九話

演出:川嶋龍太郎
脚本:マギー

豪邸の生活になじめない太郎(二宮和也)が
元の家に戻ることを決意する話。

それを家族の前で宣言した時に
弟や妹たちが何のためらいもなく賛成するところは
それなりに感動的になったとは思うけど、
少しセリフが足りなかった感じ。

このドラマ化の流れからすると、
笑顔が消えた太郎自身も家族の一員であることを
もう少し分かりやすくセリフにするべきだったと思う。

隆子(多部未華子)の使い方は悪くなかった。
御村(櫻井翔)を含めた3人が中心の話だから当然とはいえ、
隆子が太郎をスーパーに連れだした後、
御村に引き継いだところは控えめな面も見せて
なかなか良かった。

次回の最終回、またテレビドラマらしく
ゴテゴテとゲストを出しそうで心配だけど、
最後まで今回のドラマ化らしさは守って欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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女帝  第9話 最終章…妖怪と別れのベッド

演出:二宮浩行
脚本:高山直也

これまでがおもしろシーンの連発だったせいか、
最終回に近づくにつれてどんどん普通になってくる感じ。

梨奈(酒井彩名)は相変わらず飛ばしてるけど、
今回は佐和(かたせ梨乃)が梨奈に向かって言った
“銀座の女なめたらヤケドしますよ”の方が恐くて面白かった。

で、その後、
梨奈が薫(金子さやか)を使ってクラブ佐和に火をつけて
彩香(加藤ローサ)が本当にヤケドしそうになるところが
また面白いんだけど。

最終回はぜひ記念に残るような
おもしろ名言、おもしろシーンに期待したい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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山おんな壁おんな  第10話

演出:葉山浩樹
脚本:前川洋一
脚本協力:立見千香、五十嵐暁美、鈴木おさむ

クーデターの話は何とも中途半端だったけど、
そこに付随した専務(及川光博)のパーツは
キャラクターがよく出ていて良かった。
シリアスになり過ぎなかったところも良かったと思う。

葛沼(温水洋一)の描き方も
最終的にはバカバカしく仕上げてあったので
あれはあれでいいんじゃないだろうか。

今回は恋愛要素も多かったけど、
伊東美咲の青森弁の完成度は別にして
井口(西島秀俊)と一緒にいる時の恵美(伊東美咲)は
可愛らしさも出ていたと思う。

優子(鈴木砂羽)の店でビールを飲むところや
恵美の家に井口が来るシーンなんかは面白かった。

仕事の話がしっかり描かれてたわけではないものの、
軽く見るドラマとしては悪くない回だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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肩ごしの恋人  vol.9

演出:酒井聖博
脚本:後藤法子

時系列で言うと、前半のるり子(高岡早紀)は
とにかくやかましかった。
この期に及んでまだ騒ぎまくるのかと、
見ていてもかなりイライラした。

ただ、結果的にそれがラストのるり子の決断を
分かりやすく盛り上げたと思う。
やっぱりテレビドラマというのはそういうもので、
原作のようなライトでクールなトーンでは
許されないんだと思う。

そういうものだと割り切れば、
信之(永井大)のなぜるり子と結婚しようと思ったかの告白から
るり子の気持ちの揺れ、
“恐くてたまんない、どうしていいか分からない。
でも、私はひとりなんだから。
るり子みたいになれって言われたってなれない女もいるんだよ”
という萌(米倉涼子)の叫び、
そしてるり子が静かに結婚指輪を外すまでの流れは相当良かった。
とくに指輪を外すシーンは秀逸だったと言ってもいい。

そういう意味では今回のドラマ化らしい最終回だった、
と言えるのかもしれない。

でも、全体的に見ればやっぱりこのドラマの萌とるり子は
魅力的ではなかったと思う。
大人に見えなかったということもあるけど、
2人の対比もあまり明確ではなかった。

萌にクールさがなく、
るり子と同じトーンで騒いでしまうので、
対照的な親友同士という感じがほとんど出ていなかった。

るり子は誰がやっても難しい役だったと思うけど、
良かったのは出だしくらいで、
あとはメリハリのなさが目立つだけだった。

それからやっぱり太りすぎていた崇(佐野和真)。
結末を変えずにやっただけに、
もう少し繊細さが欲しかった。

リョウ(要潤)は一番ハマっていたと思う。
それだけにあまりフューチャーされなかったのは残念だった。
萌がいろんなところでバイトする展開がムダだったとは思わないけど、
もう少し早くリョウの店でバイトを始めれば
萌との会話などでリョウはもっと深く描けたと思う。

そうすればるり子とリョウの関係もさらに細かく描けただろうし、
るり子のキャラクターにももっと変化は出せたような気がする。

ドラマ化としての脚色は悪くなかったと思うけど、
仕上がりとしてのクオリティーは
そのまま視聴率に反映されてしまった感じ。
全体的には9話で終わってしまったのもやむなしという出来だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★☆☆☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.72(10点満点平均6)


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地獄の沙汰もヨメ次第  #9

演出:森一弘
脚本:西荻弓絵

時間はまたさらに進んで2月の節分。
そこで真琴(江角マキコ)の妊娠が
家族にも知られることになり、出産へ。

こういう分かりやすい家族の話になれば
この手のドラマではメッセージが伝わりやすいし、
これまでの強引な嫁姑の食い違いよりは見やすかった。

真琴が妊娠中ということもあって
いつもの三味線とダンスのバトルもなく、
途中で2度、流れの中でお互いがストレスを発散させるシーンがあった。
皮肉にも今回の方がずっと自然な見せ方だったと思う。

無理矢理な展開は依然としてあるものの、
子供が生まれて何となくハッピーな感じで終わってくれればそれでいい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ホタルノヒカリ  第九夜 干物女と2人の男

演出:南雲誠一
脚本:水橋文美江

せめて10分、延長して見たかった、
というのが率直な感想。
倉庫に閉じこめられた螢(綾瀬はるか)を
高野(藤木直人)が抱きしめるまでが
とくにバタバタとした印象だった。

実際、時間的な都合で
かなり細かく編集で切られていたんじゃないだろうか。
内容とはそぐわないテンポの速さがあった。

でも、その後の展開はすごく良かったと思う。
山田姉さん(板谷由夏)から
部長は螢のことが好きなんだと聞かされて
螢も一応、疑ってみるものの、
やっぱりありえないと思うまでの流れ。

“ちょっと頑張る螢さんといつものアホ宮のどっちがいいですか?”
とメールで螢が高野に聞いた時の高野の返信の仕方。

螢が出ていくことが決まった後に
レンタルビデオ店の延滞料金の話にすり替えながら
高野が螢に告げた“忘れないでくれ”という言葉。

ある意味、最後まで大人の対応をしながら心の揺れも見せる高野と、
泣きながら自分の気持ちに嘘はないと手嶋(加藤和樹)に謝る螢、
そして至極当然な疑いから螢を避けていたものの
螢を信じて今すぐ一緒に暮らそうと告げる手嶋、
この3人の絡ませ方は見応えがあった。

まだ連載中の原作をどう終わらせるのか、
最終回もかなり楽しみ。

            採点 8.0(10点満点平均6)


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牛に願いを Love&Farm  10

演出:本橋圭太
脚本:金子ありさ

相変わらず前回からの繋げ方は今イチだったけど、
高志(玉山鉄二)の揺れる気持ちと
統平(小出恵介)の迷いをひとつに収束させた
ラストの描き方は悪くなかったと思う。

“俺の将来の夢は酪農家を守ることで、お前は酪農家だから。
どんなに認めたくなくて、どれだけ反発しても、
お前はやっぱり酪農家なんだよ。だから助けに来た。俺の夢だから”
という最後の統平のセリフは良かった。

合併が避けられない状態になって
酪農を辞める決意をした弘志(大杉漣)の
高志への思いもそれなりに描けていたと思う。

そのあたりを絡めた高志と弘志の関係が
最終回の軸になるといいんだけど、
これまでの流れからすると
もっと散漫とした内容になっちゃうんだろうなあ。

奈津子(中嶋朋子)に関しても
今回はかなり面白い展開だったのに、
前半であまりにも奈津子の扱いがぞんざいだったので
サラッと流されたような感じだった。

つくづくドラマ前半の的を絞れていない描き方が
残念で仕方がない。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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探偵学園Q  10

演出:大塚恭司、石尾純
脚本:大石哲也

やっぱりこのドラマは前後半ものの方が面白い。
しかも最終エピソードということで、
これまでのリュウ(山田涼介)と冥王星の関係、
Qクラスのメンバー間の信頼感などが
うまく絡み合った内容だし。

ただ、すでに殺された4人以外に
棲龍観ホテルにいる登場人物が
邑野みあ1人というのはどうなんだろう。
まあ、犯人探しとかトリックの内容は
最初からこの作品の見どころではないのでいいんだけど。

それにしても団(陣内孝則)とハデスが
同じ学校の友達だったということは、
団はリュウのおじいさんと同じくらいの年齢だったということか。
今回はそこが一番ショッキングだった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス  10

演出:佐藤源太
脚本:武藤将吾
脚本協力:山浦雅大

中津(生田斗真)が瑞稀(堀北真希)の秘密に気づいたあとの
瑞稀の女装、舞踏会のダンスだったので、
中津の心理描写は面白かった。

佐野(小栗旬)と父親(杉本哲太)の話は
比較的ありふれているのでそんなに面白くないものの、
佐野のことを気にする瑞稀、
そんな瑞稀であることを承知の上で中津が告白、
という流れは良かった。

おちゃらけるところも、シリアスになるところも
生田斗真はどちらもうまく演じてると思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ファースト・キス  9

演出:川村泰祐
脚本:井上由美子

時間的には美緒(井上真央)がアメリカに出発する前日から
飛行機に乗る直前までで、
とくに大きな動きも意外な展開もなかった。

本当に帰るわけないんだから
美緒が飛行機に乗るのをやめるような出来事が起きるのは当然だし、
それに直接結城(平岡祐太)が絡むと流れがおかしくなるので
和樹(伊藤英明)が倒れるというのも分からなくはないし。

でも、もう少し別の方法があったのではないかと。
美緒と結城の気持ちを静かに描きつつ、
不器用に奮闘する和樹も描きたかったんだろうけど、
とにかく全体的に予定調和だった。

この段階で一度帰国を決意したことで、
美緒が一流(劇団ひとり)と勝(阿部サダヲ)に丁寧に頭を下げたり、
はるな(酒井若菜)が美緒を抱きしめたりするシーンができたのは、
終盤に向けては良かったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2007/09/03

ライフ  第9話

演出:加藤裕将
脚本:根津理香

歩(北乃きい)がひまわり畑を見て泣くシーンは良かったし、
母親(真矢みき)にすべてを話そうと思う展開も
メッセージ性があっていいんだけど、
細かい部分はかなりエンタメ性が強くなってきた。

一応、ドラマ全体として希望が見えてきたこともあって、
振り向けば愛海(福田沙紀)、みたいなカットでも
それなりに楽しめると言えば楽しめる。

あと、佐古(細田よしひこ)の大袈裟な壊れ方とか。
学校でひまわりの花を切るシーンは
ちょっと面白かった。

ここから先はもう
前半の鬱積した雰囲気を解放して欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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受験の神様  第7話 マーケティング

演出:大谷太郎
脚本:福間正浩

最初の頃から比べると
ずいぶん作りが変わってきたような気もするけど、
いずれにしても道子(成海璃子)に人間味が出てきて
少し面白くなってきた。

というか、今回はかなり良かったと思う。
最後に恵美(小薗江愛理)が
應林中学を受験したいと宣言したシーンは意外と泣けたし、
それに対して道子が“私が合格させます”と言い切ったところは
ちょっと格好良かった。

広(長島弘宜)たちが應林の文化祭で
マーケティングの勉強をしていく過程などは
とくに新しさもないベタな作りだったんだけど、
今回スポットが当たった恵美の気持ちが
これまでに比べて繊細に描かれていたのが良かったんだと思う。
小薗江愛理もこの作品に出ている子役の中では
頭ひとつ抜けて演技力があるし。

とにかく道子の背景が少しずつ描かれてきて
やっとドラマ全体に興味が持てるようになってきた。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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スシ王子!  指南の六 勝浦編 立ち上がれ!勝浦の心

演出:木村ひさし
原案・脚本:堤幸彦
脚本:関えり香

勝浦編では2人目の中ボスも登場し、
司(堂本光一)は巻きずしの技術だけでなく、
貝の目利きも取得して相手を打ち破る展開に。

寿司対決が終わったあとのウオノメ症候群発症、
※※組とのケンカは取って付けたような流れだったけど、
対決自体は前回よりも内容があった。

この勝浦編でのマドンナ・貫地谷しほりも
気仙沼編の市川由衣に続き個性を出していて良かったと思う。
やっぱり上り調子だなあ、この人は。

赤星昇一郎の子泣きジジィは
80年代の「ウソップランド」のキャラなので
若い人にはピンと来なかったかもしれないけど、
それを司に突っ込まれた時に
“そんなことはどうでもいい!”と
パターン化した岬のシーンで返したのはちょっと可笑しかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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女帝  第8話 新宿No.1ホストの秘密

演出:小松隆志
脚本:吉田玲子

歌舞伎町のNo.1ホスト役で速水もこみちが登場。
このドラマは何でもアリなのでとくに違和感もなく、
薫(金子さやか)追放に一役買うことに。

その過程で彩香(加藤ローサ)が言った
“なめさせてください、あなたの靴を”は
さすがにインパクトあった。

ただ、もう“ふざくんな!”くらいでは
あまり盛り上がった感じもしないので、
これまでに比べるとややパワーダウンした印象も。

薫が彩華を刺しに来て、
それを直人(松田翔太)がかばうという展開も
またかという感じだった。

最後のタクヤ(速水もこみち)と直人が
並んでタバコを吸うカットはちょっと格好良かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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山おんな壁おんな  第9話

演出:佐々木詳太
脚本:五十嵐暁美
脚本協力:前川洋一、立見千香、鈴木おさむ

部長代理に昇進した葛沼(温水洋一)が
お客を万引きしたと間違えてしまうパーツは、
葛沼の言動をワザとらしくしすぎて
仕事寄りの話もそんなに見応えはなかったけど、
大山(小池栄子)のパーツは良かったと思う。

ヘッドハンティングの動機が胸目当てということで
一応、ドラマの切り口にも沿っていたし、
大山のキャラクターもしっかり出ていた。

小池栄子もやる時はやるので、
恵美(伊東美咲)と2人で飲みに行くシーン、
その後、ひとりで夜の街を歩くシーンなど、
きちんと締めていたと思う。

仕事に関する話なら今回の大山の話くらい
メリハリある内容にしてもらいたい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ホタルノヒカリ  第八夜 干物女のカミングアウト

演出:久保田充
脚本:水橋文美江

内容的にはかなりの転換期だったものの、
いろんなシーンで強引なところがあった。

螢(綾瀬はるか)の嫉妬、
螢と手嶋(加藤和樹)のちょっとしたケンカ、
カギの無くし方、探し方、
螢がジャージで会社まで来てから身の隠し方、などなど、
これまでのスムーズな流れから比べると
ずいぶんと強引でワザとらしい、雑な演出だった。

コメディテイストであっても
比較的ナチュラルに日常を描いているところが
このドラマの魅力なのに、
こういう繊細さを欠いた演出をされるとガッカリする。

でも、高野(藤木直人)の心理はよく出ていた回だったと思う。
花火を見るには一番の特等席じゃないかとツッコミたくなる
夜の会社での二ツ木(安田顕)との会話や、
縁側での螢との会話は印象的だった。

縁側ではかなり際どいことを言っていたけど、
それに対して螢が
“部長、成長したんですね。いつの間にか、ひとつ大人の階段を”
と答えてしまうところがまた干物女らしくて良かった。

この場面だけでなく、
螢と高野が縁側で話すシーンは相変わらずみんな良かったし、
ヘリコプターから花火が見られるチケットを
高野がワザと螢にプレゼントした後の家での会話、
“免許持ってないんですけど”から“エヘッ”までも面白かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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牛に願いを Love&Farm  9

演出:三宅喜重
脚本:金子ありさ

結局、亮太(中田敦彦)が見たUFOの光や宇宙人は
吉田(相島一之)とすみよ(藤本静)の仕業で、
そんな町おこし対策から話は町の合併問題へ。

かなり青臭かったものの、
統平(小出恵介)が「ヨークシャー」で
人を、酪農家を守らないとダメだと言ったシーンや、
住民投票の当日に和美(戸田恵梨香)が市長(白井晃)に
土地は自分が買うと言ったタイミングは良かった。

その前の和美の統平に対する告白や、
告白の失敗を美帆子(香里奈)や彩華(相武紗季)も聞いていたこと、
彩華が確かめた高志(玉山鉄二)への想いなど、
そのあたりがみんな繋がった流れだったので、
今回に限って言えばかなり納得のいく構成だったと思う。

ラストで高志がそれでも合併には賛成したと言った流れも、
子供の頃から酪農家の現状を見てきた側からすれば分からなくもないし、
高志から“所詮、人ごとだから”と言われたことに
今の彩華たちが怒ったのも自然な流れだった。

これまでの内容は別にして、
今回はこのドラマらしくまとまった話だったと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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探偵学園Q  9

演出:猪股隆一
脚本:大石哲也

キュウ(神木隆之介)が探偵になりたいと思うキッカケを作り、
かつてキュウを救った探偵のおじさんが
冥王星との戦いで命を落とした団(陣内孝則)の助手、
連城(細川茂樹)で、しかもキュウの父親。
つまり冥王星の血を引くリュウ(山田涼介)とキュウの関係は
さらに複雑、という設定はなかなか面白かった。

それだけにキュウとリュウの心理を
もう少し掘り下げて欲しかった気もするけど、
そこは前回と同じような内容になってしまうので省略。

その代わり、キュウの冥王星に対する負の感情を
ユリエ(奥貫薫)がわざと増幅させるというのが
今回の大きなストーリーだった。
そこも結局はお約束の“仲間が大切”で一件落着なんだけど。
でも、いつものゆるゆるのトリックを使った事件よりは
ずっと面白かった。

ひとつも厳重な警備システムではない特別拘置所と
ケルベロス(鈴木一真)の脱獄は
ツッコミどころが満載だったのでどうでもいいんだけど、
ただひとつ言っておきたいのはケルベロスの口笛が下手すぎたこと。
音程がムチャクチャ悪かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス  9

演出:松田秀知
脚本:武藤将吾

ここまでの流れからするとかなり異質というか、
稲垣吾郎をゲストに迎えたスペシャルな回だったし、
その稲垣吾郎が演じた北浜の描き方も浅かったけど、
内容としてはそんなに悪くなかった。

やっぱり学園モノはみんながひとつになる、
というシチュエーションは見ていて気持ちがいい。
セリフでも出てきたように“何でもアリ”な状態ではあるけど、
こういうノリならたいして気にならないし。

中津(生田斗真)が瑞稀(堀北真希)の秘密に気がついたので、
今後の瑞稀、中津、佐野(小栗旬)のやり取りも楽しみ。

今回は佐野がベンチで瑞稀の肩を
抱き寄せた時のカットが印象的だった。
瑞希の肩から上が女の子で肩から下が男の子みたいな感じ。
何だかんだ言って堀北真希は頑張ってると思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2007/09/01

ファースト・キス  8

演出:武内英樹
脚本:井上由美子

高木(松雪泰子)の過去があるにしても、
患者である美緒(井上真央)と付き合うなら
結城(平岡祐太)が大学病院を辞めなくてはいけない、
という設定にはやや強引さがあるような気がする。

高木の過去がほとんどセリフだけの説明だったり、
青木教授(柴俊夫)のキャラが紋切り型であることも
影響していたと思う。

ただ、そこから先の描き方はかなり良かった。
とくに和樹(伊藤英明)が神社の境内で
美緒に“結城先生とはもう会うな”と切り出したあとの
2人のやり取りは見応えがあった。

ここも、美緒が言った
“恋はスゲえもんだと思えたから”というセリフには
やや説得力を欠いていたけど、
美緒のこの夏に賭けていた想いや和樹の混乱は
よく表現されていたと思う。

最後に美緒が泣いている自分の写真を和樹に撮らせたところも、
もともと和樹が写真を撮ると言って美緒を連れ出していたから
そんなに違和感は無かったし、
その写真が和樹のパッションを最も表すものになるわけだから
このシーンの流れはよく組み立てられていたと思う。

そういうことも踏まえた上で、
“まだ何もしてやってない”と言う和樹に
“してもらったよ、十分”と言う美緒がいじらしかった。

このあたりはずっと美緒の気の強さを保ちつつ、
不安や悲しさに押しつぶされそうな心理を
井上真央はうまく演じていたと思う。

一流(劇団ひとり)と勝(阿部サダヲ)が
美緒の病状を知るタイミングも悪くなかったし、
和樹が高木に“いつだって間違ってない”と言う
電話のシーンもなかなか良かった。

話の流れ上、コメディパーツはほとんど無かったけど、
かえってまとまりはあって見やすかったと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ライフ  第8話

演出:谷村政樹
脚本:根津理香

歩(北乃きい)がハッキリとイジメに立ち向かう姿勢を見せてきて、
ドラマとしてはやっと見やすくなってきた。

それにしても末永遥の乱暴な口の利き方は凄みがあるなあ。
昔、「みにくいアヒルの子」で末永遥を見た時、
この子は将来、絶対に売れると思ったものだけど、
「氷点2001」などを経て、こういう役までこなすようになるとは。

ちなみに、当時のイチ押しは浜丘麻矢だった。
今は浜丘麻矢が「中学生日記」の教師役で
末永遥が「ライフ」で生徒役か。
将来性を見抜く目があるような、ないような。

星井七瀬もかなり頑張ってたと思う。
トイレの中で歩に乱暴な口を利くところから
愛海(福田沙紀)に怯えるところまで、
幅広い表情を見せていた。

この世代(と言っても福田沙紀と末永遥では4歳くらい差があるけど)の
女優たちの演技を見る、という意味では、
一貫して見応えはあるかも。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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受験の神様  第6話 消化のしくみ

演出:本間美由紀
脚本:福間正浩

今回は道子(成海璃子)の主導というより、
勇(山口達也)を中心に広(長島弘宜)たちが
ダンスを使った暗記法を考えるという切り口。

友達と協力したり、運動会に参加したりと、
道子自身もムダと言っていたような方法で
広たちが課題をクリアしていったのが一応の見どころか。

新たな情報としては、
道子が友達と沙織(石田杏奈)と話していたのが病院だったこと。
道子の家庭に何か事情があるのは明らかだったけど、
そっち方向の事情なんだろうか。

今回はいつも以上に子供たち中心に話が進んだので
全体的にダラダラとした印象はあった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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スシ王子!  指南の五 勝浦編 倒せ!真空千手握り

演出:木村ひさし
原案・脚本:堤幸彦
脚本:関えり香

勝浦編は前半で中ボスとの対戦が終了。
その鱗林(板尾創路)の対決は
たいして見どころがなかったけど、
河太郎(中丸雄一)とその父・龍之介(大友康平)の話は
それなりのドラマになっていた。

あと、今回は河太郎のママ(峯村リエ)が最高。
“お風呂入りなさい”の連発が妙におかしかった。

堤幸彦の作品にはよく双子が登場するけど、
勝浦の学童保育施設にも双子がいっぱいいて、
司(堂本光一)の最後の相手も
双子の弟(成宮寛貴)であることが判明。
今後はそこへ向けての話になりそう。

依然として新しさはないものの、
峯村リエとかが出てくるとやっぱり面白い。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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山田太郎ものがたり  第八話

演出:山室大輔
脚本:マギー

今回はこのドラマのキモになるような内容で面白かった。
これまで完全にマイペースだった太郎(二宮和也)が
引越に関して悩むところも
全体の流れからすると変化が出たし。

それにしても大塚ちひろは地味にこのドラマを支えてるなあ。
太郎が貧乏であることを他の生徒が知ったらどうなるか、
というのも切り口だったわけだけど、
そのキッカケになった杉浦(忍成修吾)の行動に
正美(大塚ちひろ)が絡んでいると落ち着く。

あそこでハメを外しすぎてドタバタになると
作品全体の雰囲気も変わってしまうので、
そのあたりの抑え方は丁度いいと思う。

最後に隆子(多部未華子)が
太郎の引越先を見た時のリアクションは、
もう少し工夫があってもいいような気がした。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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女帝  第7話 父と、復讐のベッドイン

演出:田村直己
脚本:旺季志ずか

あれだけ父親問題で引っ張っていたのに、
4分くらい話しただけで
“私のお父さんはすばらしい人でした”と
彩香(加藤ローサ)が泣き崩れたところは最高に笑った。
たまらないなあ、このあっさり感。

今回は演出でも笑いを取っていて、
彩華と薫(金子さやか)が言い合うシーンでの加湿器の蒸気とか、
エリ(滝沢沙織)が彩華に対してメラメラくるシーンでの
焼き肉が燃える炎とか、
「心はロンリー気持ちは…」並みの演出だった。

あと、梨奈(酒井彩名)が握りつぶしたモノね。
リンゴがテーブルから落ちたっぽいんだけど、
どう考えも握りつぶしたのはトマトだろうと。

そんなこんなでいろいろ笑えて、
最後の彩華のピンチは
直人(松田翔太)がきっちり助けに来るというお約束。
もう見ていて気持ちいい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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山おんな壁おんな  第8話

演出:葉山浩樹
脚本:前川洋一
脚本協力:立見千香、五十嵐暁美、鈴木おさむ

どちらかと言えば仕事寄りの話だったけど、
たいして笑えるシーンもなく、
振り幅の小さい回だった。
もっと前半で笑えれば恵美(伊東美咲)の上海行き中止も
それなりに締まったんだろうけど。

とにかく松原(川田広樹)ネタが多すぎる。
恵美とまりえ(深田恭子)でもっと笑わせて欲しい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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肩ごしの恋人  vol.8

演出:酒井聖博
脚本:後藤法子

萌(米倉涼子)と崇(佐野和真)の二人きりの夜、
そしてラストの萌が妊娠したかも、というあたりの描き方は、
いかにもテレビドラマ的な処理だった。

でも、中盤はそれなりに良かったと思う。
リョウ(要潤)の背景を広げただけでなく、
それを他の登場人物にもうまく絡めていたし、
るり子(高岡早紀)のキャラも立ったんじゃないだろうか。

ただ、萌や崇の気持ちの変化はかなり強引だったし、
それをセリフにしたりするもんだから余計に情緒に欠けた。
このあたりは全10話の予定が9話になった影響もあるかもしれない。

とにかくあとは結末をどうするのかだけ。
原作通りにするならかなり頑張らないと。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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地獄の沙汰もヨメ次第  #8

演出:吉田秋生
脚本:西荻弓絵

千代子(野際陽子)が真琴(江角マキコ)に
日本の仕来りを教えるという設定上、
分かりやすい年末年始の話へ。
真夏なのでさすがに違和感ありまくりだった。

それはいいとしても、
久しぶりに出てきた真琴の母・深雪(野際陽子)が
あっさり千代子側にまわってしまうとは…。
しかもその理由が“トシを取ると成長するんだ”だって。

野際陽子が二役をやってもたいして効果的には使えなかったし、
いらなかったんじゃないかな、深雪の役は。

今回もダンスと三味線のバトルへ行く前の盛り上げが足りなくて
千代子の怒り方が強引だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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