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2007/11/27

ガリレオ  第七章 予知る

演出:西坂瑞城
脚本:古家和尚

強欲な静子(深田恭子)が多額の慰謝料だけでは飽きたらず、
1ヶ月我慢すれば全財産を相続できるという
菅原(塚地武雅)の話に引っかかってしまったのは、
分かりやすくて悪くなかったと思う。
でも、それ以外はずいぶんと雑なアレンジだったんじゃないだろうか。

登場人物を減らすためかもしれないけど、
予知をしたのが菅原本人になっていたのが
まずかなり無理のある設定だった。

大人が起きている時に自殺シーンを見たなら
もっと騒いでもおかしくない。
しかも自殺してるのが誰だか分からなかったと言っていたので、
その最初の段階を単なる見間違いで済ましてしまうのが強引だった。

画面には登場しない坪川くんという友達がいて、
その坪川くんが菅原の上の階に住んでいたというのも、
かなり無理のある設定だし、分かりにくかった。
友達が住んでいることを静子も知らなかったみたいだし。

で、何より一番おかしかったのは、
静子が冬美(桜井千寿)にお金を渡して
わざわざ菅原に浮気させていたということ。

つまり、夫に浮気させて、浮気相手を自殺に見せかけて殺して、
離婚して多額の慰謝料を取っているということになる。
人を殺してまで楽な暮らしをしたいと思っていたなら、
最初から夫を殺して全財産を自分のものにする方が簡単じゃないだろうか。

峰村を仲間にしたのは分かるにしても、
なぜわざわざ第3者の冬美を仲間に入れて、
その冬美を殺すという回りくどいことをする必要があるのか。

夫のことを殺すほど嫌いにはなれなかったのなら分かるけど、
この静子は峰村まで殺してしまうほど冷徹で、
夫が病気だと聞いてもお金に執着したくらいだから
静子が菅原を好きだったとは考えにくい。

そもそも2人は新婚で菅原はモテないキャラになっていたわけだから、
最初から計画性のある事件だったと考えた方がいい。

あと、多額の離婚慰謝料が目的なら
浮気相手を隠れて斡旋するだけでも十分だったはず。
それをネタに慰謝料を多くもらえばいいわけだから…。
この場合もその浮気相手を自殺に見せかけて殺す理由が弱いと言える。

えーと、つまり、この設定では、
静子が人の命を何とも思わない人物なら
最初から菅原殺害を計画していた方が自然。
人を殺すつもりまではなく、なるべくたくさんお金が欲しいのなら
浮気相手を菅原に見つけるだけでその相手を殺そうという発想にはならないはず。

結局、いろいろと設定をいじっているうちに
辻褄が合わなくなっちゃったんだろうな。

原作では菅原の浮気相手の女性にも狂言自殺をするだけの理由はあったし、
峰村がその女性を殺すだけの動機もあったんだけど…。

もっとうまくアレンジすれば最終回にもできる内容の話だっただけに
かなりもったいなかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2007/11/26

ハタチの恋人  第七話「もしかして娘?」

演出:清弘誠
脚本:吉田紀子

結局、由起夫(塚本高史)は何も聞いてなかったのか。
まあそれはいいとして、
初回から圭祐(明石家さんま)が過去の恋愛に関して話す
“三部作”の使い方がおかしいとは思ってたんだけど、
話してない最後のパーツがあったことが判明。

それが小百合(森下愛子)との結婚前夜、
昔の恋人、おそらく絵里(小泉今日子)と一夜を過ごしたというもの。
これで初回ではネックになっていた年代的なズレはなくなり、
ユリ(長澤まさみ)が圭祐の娘という可能性も出てきた。
まあ、そんなことはないだろうけどね。

とりあえず次回からは小泉今日子が本格的に出て来るので、
少しは締まった内容になるかも。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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SP 警視庁警備部警護課第四係  Episode 2-3(ローマ数字)

総監督:本広克行
演出:波多野貴文、藤本周
原案・脚本:金城一紀

井上(岡田准一)が本気で動き出したら意外とあっさり解決。
相変わらずテロリストの背景などは描かれずに、
次のテロリストとして登場するであろう
清掃業者のグループが最後に現れただけだった。

でも、状況的には緊迫していても
井上や笹本(真木よう子)が淡々としゃべりながら
テロリストたちを掃討していくあたりは、
このドラマの色が出ていたと思う。
看護師長の富永(深浦加奈子)もオーバーに興奮したりせず、
同じトーンで付き合っていたのも良かった。

あとは警備部と公安部など、
上層部の力関係や指揮系統の綱引き等が
今後も引っ張って描かれるだろうこのドラマの見どころか。

今回は元総理の加藤(露木茂)が手術中だったから当然とはいえ、
警護対象者が知らないところで井上たちが身体を張っているというのも
SPを主人公にした特色は出ていたと思う。

でも、45分番組だから仕方ないけど、
Episode 2は1時間でまとめたらもっと面白かっただろうな。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ドリーム☆アゲイン  Vol.7

演出:石尾純
脚本:渡邉睦月

もう朝日奈(反町隆史)の中に小木がいることは
颯乙(加藤あい)にバレバレで、
真実を言ってしまいそうになったところで
雛(志田未来)が倒れるという展開。

しかも心臓の病気であとは移植しかないんだと。
これはもう朝日奈が颯乙に真実を話した上で雛を頼み、
自分は天国へ行っても雛に心臓を与える、
というようなフラグが立ったようなものじゃないだろうか。

そもそもこの話は颯乙の存在がある以上、
小木はずっと朝日奈として生きました、めでたしめでたし、
てなことになる可能性は低いので。

ただ、そうなると雛の病状は1ヶ月しか猶予がないので、
もう一度プロ野球選手になるという夢をどうするのか。
シーズンは開幕しないと思うので、
入団テストやトライアウトみたいなイベントで何とかするのか。
まあ、どうでもいいか。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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モップガール  EP:7

演出:片山修
脚本:荒井修子

脚本の質はもう低いままだけど、
今回はどちらかというとコメディオチだったので
その安っぽさもまあいいかという感じだった。

ただ、桃子(北川景子)が救った被害者・亜衣(尾高杏奈)が
まったく同情できないタイプだったので、
なんでその無念さを桃子が感じてしまったのかという疑問は残る。

いや、最初からそういう設定なら
すべての遺品に触った瞬間、時間が戻ってるということになるけど、
これまではそういう描き方でもなかったような…。

まあ、どうでもいいか。
もう「トュルー・コーリング」のコメディ版としてさえ成り立たないほど
ぐだぐだになってきちゃってるし。

とりあえず、やっと今回の最後で
大友(谷原章介)と初回で死んだ女性・葉月涼子(堀まゆみ)が
かつて恋人同士だったことが描かれた。
次回以降はそのあたりを軸に少しは芯の通った話にして欲しい。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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歌姫  第七話

演出・脚本:サタケミキオ

美和子(小池栄子)が太郎(長瀬智也)の妻だったと
クロワッサン(佐藤隆太)から真実を聞いてしまった後の
鈴(相武紗季)と太郎のシーンは良かった。

太郎に顔の汚れを拭いてもらいながら
鈴が泣き出しそうになる演出も良かったし、
“ウチが作ったライスカレーの味、ずっとずっと忘れんでや”
としか言えない鈴もいじらしかった。

あと、今回はやっぱり鯖子(斉藤由貴)が効いていた。
なぜ町に来る人みんなに声をかけていたのかなどが明かされながら
美和子の気持ちも理解する鯖子は、
これまでの奇抜なキャラクターも逆に活きて効果的だった。

美和子が再び土佐清水に戻ってきて、
旅館「さば塩」に着いた時の鯖子と美和子のシーンも良かったと思う。

そしてラストではついに美和子が
真実を太郎に告げる展開に。
このシーンでも小池栄子は頑張っていたと思う。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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オトコの子育て  第5話 夢を持たなくてもいいですか?

演出:塚本連平
脚本:尾崎将也

夢をテーマにしたシンプルなストーリーだったものの、
弥生(国仲涼子)がタイムカプセルを開けて
子供の頃の夢が自分の店を持つことだったと気づいた後、
弥生の気持ちをヘンにセリフにしなかったところが良かった。

あそこでダラダラとセリフで説明されると安っぽくなるけど、
ただ弥生は涙を流すだけで、
篤(高橋克典)もサラッと凛子(夏居瑠奈)に声をかけるだけ、
というようなところがこのドラマを安定させてると思う。

丸山(小泉孝太郎)を中心とした
弥生、正樹(尾美としのり)、冴子(鈴木砂羽)とのやり取りも
そういうシンプルなストーリーの中で
コメディとしてのバランスをうまく取っていると思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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医龍2  KARTE:07

演出:葉山浩樹
脚本:林宏司

松平(佐藤二朗)が迷って悩んで
やっと手術室に現れるまでの流れは、
実にこのドラマらしい、
これでもかってくらいの煽り方だった。
手術中に新たなトラブルが見つかるのもいつものパターンだし。

そういう意味ではオーソドックスな内容だったけど、
松平がスバ抜けた天才ではなく、
並みの医者であることを認めるのが恐くて
過去に過ちも犯していたというキャラだったのは
そんなに悪くなかったと思う。

それなりに変化は出たし、
松平は消化器外科なのでチームに加わるというより
最後に手伝う感じだろうから、
この程度でよかったんじゃないだろうか。

で、その手術にかなり強引な感じで荒瀬(阿部サダヲ)も現れて、
やっと小高(大塚寧々)の話に繋がる模様。
ここまで引っ張ってきただけの内容になるといいんだけど。

それよりラストで北洋の院長、
善田(志賀廣太郎)が覚醒したことの方が
次回以降への面白さは増したかも。

メンバーがひとりずつ加わっていく展開は
一定のパターンからなかなか脱却できなくて
思ったほどの盛り上がりは出せなかったので、
片岡(内田有紀)を巻き込んだ善田VS野口(岸部一徳)で
今後は少し楽しませて欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ジョシデカ!ー女子刑事ー  6

演出:韓哲
脚本:秦建日子

まず、ジウォン(リュ・シウォン)は
名賀投資信託の社長・時田(名高達男)のせいで死んだらしい父親、
パク・チョンスの無念を晴らすために単独で動いていたことが判明。
手のひらに書かれた113の数字は父親の命日を表していただけだった。

で、序盤はジウォンが黒いコートの人物の顔が写った写真を
本当に持っていたのか、
持っていたとしらすぐに出さなかった理由は何か、
という部分が謎だったけど、
ラストで黒いコートの人物は
華子(泉ピン子)であったことが明かされた。

少なくとも写真の黒いコートの人物は華子でいいんだと思う。
今回、ホテルで来実(仲間由紀恵)に目撃されたのは
その体型から言っても違う人物だと思うけど。

仮にホテルから去った人物が今回の実行犯だったとして、
なぜわざわざ黒いコートを着ていたのか、と考えると
やっぱり警察内部から情報が漏れているということか?

いくら何でも華子が連続殺人事件の犯人である可能性は低いと思うので、
華子も単独で自分のかつての恋人、
パク・チョンスの死の真相を追っていたということだと思う。

今のところ、時田絡みのパク・チョンスの死の真相と
連続殺人事件の接点は、
時田の娘・梨恵子(入江法子)が
連続殺人事件の被害者の中にいるということくらいで、
完全に繋がってはいない。
でも、連ドラとしてはそこが繋がるんだろうなあ。

とりあえずこれまでは日暮署の刑事たちが
単なるおちゃらけキャラで、
青山(益山徹)が華子に
“ウチの署の刑事たちはお前の敵じゃない”と言っても
説得力がなかったんだけど、
吉井(大倉孝二)の妻(麻生祐未)が殺されたことで
今後は本当にやる気になってくれそう。

来実の木崎(大浦龍宇一)に対する
鉄拳制裁も見逃してくれたし…。

それにしても来実は限度のない殴り方だったな。
まあ、撃ち殺さなかっただけでもマシか。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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おいしいごはん 鎌倉・春日井米店  第5話「勝手にカレーライスにしやがれ」

監督:吉田啓一郎
脚本:古沢良太

結果的に新平(徳重聡)はまた春日井家に戻ったものの、
会社に戻ることも男の生き方のひとつだと
竜平(渡哲也)が認めたところは、
このドラマらしい展開だった。

あと、翔太(土井洋輝)が
竜平にも新平にも似ていたのは良かったと思う。
白いベストが汚れたらそれを編んだお母さんが可哀想だと、
殴られっぱなしで帰ってきた翔太はいじらしかった。

でも、3・4話あたりの面白さからすると
今回は少し内容が淡泊だった感じ。
全体的に説明シーンが多かったし、
新平が勤めていた出版社側の描き方が
おまりにもおざなりだったせいもあるかもしれない。

裕次郎の曲をモチーフにした
次回の千恵子(余貴美子)の話に期待。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第7回

演出:大岡進
脚本:清水有生

このシリーズは親子関係が大きな軸になっているので、
大衆演劇一座の座長という父親(渡辺正行)の仕事に
嫌悪感を抱く駿(坂井太陽)が、
金八(武田鉄矢)の授業を経て
父親の仕事も認めていくという話はあっていいと思う。

ただ、3Bの生徒の前で駿が自分から女形を踊ると言った展開は
ちょっと強引だったと思う。

その前に父親の嘘の芝居にハマって久しぶりに女形を踊った時から
本人に充実感があったのは分かる。
でも、そういう心理と父親の代わりに自分が踊るという心理には
かなり隔たりがあるんじゃないだろうか。

もし、父親の仕事も立派だと駿が感じる文脈なら
生徒からどんな反応があろうと父親の芝居を見てもらった方が
ストレートな流れだし、
もし、女形だって立派な芸だとあの時点で駿が感じていたという文脈なら
間にもう少しその気持ちを説明するセリフが必要だった。

最終的に駿がまだ音楽の夢は諦めないという締め方は悪くないと思う。
だからこそ、あの時点で駿が自分から踊ると言った気持ちは
もう少し説明して欲しかった。

でも、今回は坂井太陽の女形が本当に綺麗で、
見た目の説得力があったので細かいことはまあいっか、という感じ。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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働きマン  第7話

演出:南雲聖一
脚本:吉田智子

今回は「働きマン音頭」をやめればよかったのに…。
それくらいフレキシブルに対応してもいいと思うけどな。

アニメ版ではこのエピソードが最終回になっていたはずだけど、
さすがにドラマではキツイので早めに持ってきた感じ。
その選択自体はいいと思う。
この後をどういう風にまとめるかによるけど。

こういう内容の演技になると
さすがに菅野美穂は魅せるな、という感じはした。
新二(吉沢悠)から別れを告げられるシーンや
泣きながらパソコンを打つシーンなどは良かった。

ただ、それだけにパソコンを打ちながら
“こんなちぎれそうになって、何であたし働いてんのかな”
というセリフはいらなかった。
100歩譲ってナレーション処理まで。

あのシーンでセリフを書くというのは
いくら何でも菅野美穂に失礼だと思う。
そりゃ本当にヘタな役者なら書いてもいいけど、
ああいう感情が入った泣きの演技なら
菅野美穂はセリフにしなくても表現できるので、
あそこは役者を信じて何も書かずにいて欲しかった。

コミックをドラマにするなら
そのへんも考えて欲しいなあ。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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有閑倶楽部  第6話

演出:大谷太郎
脚本:山浦雅大

香椎由宇はそれなりに頑張って野梨子を可愛く演じていたと思うし、
脇にまわった時の清四郎(横山裕)や可憐(鈴木えみ)は
意外とハマって見えるようにもなってきたんだけど、
ゲストがまったく戦力にならず。

アクションシーンはいつも以上にぐだぐだで、
それがこのドラマのノリと割り切っていても
見ていて寒い感じだった。

野梨子がメインの話だっただけに
ちょっともったいなかったな。

ちなみに校長先生(長谷川初範)は
翌日の「相棒」で画家になり、
自分で描いた絵を盗んでました。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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スワンの馬鹿!〜こづかい3万円の恋〜  6

演出:河野圭太
脚本:天羽ミユキ

“こづかい3万円会”が中心の作品ということで、
加茂(劇団ひとり)にもスポットが当たった内容。
それ自体はいいと思うけど、
加茂に関する部分はもう少し完結にまとめてもよかったと思う。
とくに彩子(小野香織)にもう一度プロポーズするシーンは…。

劇団ひとりの役作りのせいか、編集のせいか、
何となくダラダラしてしまった印象があった。

ただ、そのエピソードに絡めて
真澄(田中美佐子)が会社に来るキッカケができて、
大輔(上川隆也)の前で真澄と志摩子(森口瑤子)が会い、
そこに絢菜(芦名星)も近づいてくるというシーンは、
ベタだけど盛り上がったと思う。

比奈子(前田敦子)もまだ1人で会社に来たりしてるし、
基本的にはマジメな大輔が女性問題でオタオタするところはやっぱり面白い。

だから余計に加茂や時田(梶原善)は脇に徹してもいいと思うんだけど、
次回は時田の方にスポットが当たりそう。
まあ、バランス良く挿入してくれればいいんだけど…。

関係ないけど、今回は大輔の家のダイニングのシーンで
マイクの影か何かをあとから消したような箇所があった。
チェックの時に気が付かなかったのかな。

そのあたりも含め、河野圭太の回だったわりには
仕上げに雑なところが多々あった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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暴れん坊ママ  第6話

演出:石川淳一
脚本:大石静

大石静らしいテクニックを感じさせる脚本だった。
佑樹(澁谷武尊)は最初から主役になりたかったわけではなく、
大好きな莉子(小出幸果)の相手役をやったり、
あゆ(上戸彩)と哲(大泉洋)が仲良かったりすることの方が重要、
という部分がハッキリしていたのが良かった。

そのことで子供の主役にこだわったり、
お遊戯会を見に来る有名私立小学校の校長のことを気にする
親の愚かさがアイロニカルに描けていたと思う。

園長(岡江久美子)があえて蓮(谷端泰人)を王子に、
佑樹を白馬の役にしたところは
もう少し丁寧に説明しても良かったと思うけど、
佑樹が莉子を好きなことに哲たちが気がついて
やっと佑樹をやる気にさせた後、
お遊戯が始まる直前にまたやる気を無くし、
蓮のミスをカバーする形で佑樹が莉子を救った流れは
ドラマの構成としても効果的だった。

倒れてきた木のセットに潰されながら
佑樹が哲やあゆの言葉を思い出すところは意外に泣けたし、
ヘンにシリアスな方向へ偏らず、
コメディとしての体裁を守っていたところも良かったと思う。

莉子ママ(中山恵)の“ありがと〜!”は妙におかしかったなあ。
常にゴーイングマイウェイな莉子ママのキャラクターが
ここへ来てすごく活きていると思う。

で、その佑樹の素直すぎる莉子への思いから
佑樹もお受験をしたいと言い出す展開に。
ラストも無理なく次へつなげる感じで良かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2007/11/20

ガリレオ  第六章 夢想る

演出:西谷弘
脚本:松本欧太郎

脚本の松本欧太郎って誰だろう。
「あなたの隣に誰かいる」でのユースケ・サンタマリアの役名が
松本欧太郎だったんだけど…。
いずれにしても誰かのペンネームっぽいなあ。

とにかく今回は脚本に無理がありすぎた。
薫(柴咲コウ)を森崎家に忍び込んだ
坂木(新井浩文)の幼なじみにする必要なんてなかったのに…。

結局、そのことで話を分かりにくくしていたし、
矛盾点も多くなってしまったと思う。

坂木が深層心理的に薫が好きだったという設定になってしまったので、
薫が小学生の時に北野宗平(沼崎悠)の絵のモデルになり、
北野宗平は薫のことを礼美と呼び、
坂木も好きだった薫のことを礼美と呼び、
それが記憶として残っていたというのがまず回りくどかった。

しかも、北野宗平が失った子供の代わりに
薫のことを森崎礼美と同一視していたのは分かるとしても、
坂木が薫のことを森崎礼美とフルネームで記憶していたというのは
さすがに強引だった。

さらに、坂木は当時耳にした礼美という名前が記憶にあって
今回の事件にまで発展したのに、
冒頭から森崎礼美の名前を口にしている薫が
まったく思い出さないというのはちょっと都合が良すぎた。

さらにさらに、薫が小学校の時に転校して以来会ってないはずの
坂木の母親(大島蓉子)と会った時は妙に懐かしがっていたのに、
当時、北野宗平のやさしい奥さんだったと認識していた
森崎由美子(手塚理美)と会っても
何も思い出さないというのもやっぱり都合が良すぎた。

数え歌をアイテムにして北野宗平と森崎家の接点を作り、
森崎由美子は北野宗平を殺しているのではないか、
というような結末にしていたけど、
そこも由美子は子供に礼美という名前を付けているので
やっぱり強引さは残ったし…。

大学の研究室で湯川(福山雅治)と薫が言い合った内容や
閉じこめられた船の中でのやり取りなどは、
2人のキャラクターの違いと共通点を描いていたので
それ自体は悪くなかったと思う。

でも、結果的にそういうシーンで時間を取られて、
肝心のストーリーが雑になった印象は歪めなかった。

森崎礼美(堀北真希)の名を語った
由美子から坂木へのメッセージの仕掛けは、
まあ、このドラマらしくて良かったと思うけど、
由美子がどうやってあの占いの館に忍び込んだのか、
という部分まで考えるとやっぱり無理やりな展開だったし…。

とにかく今回のアレンジは全体的に強引で、
今までで一番良くなかった。

薫の子供時代を演じた新志穂は
今後ブレイクしそうな予感がするので、
彼女のことだけは記憶に留めておこう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2007/11/19

ハタチの恋人  第六話「嵐を呼ぶ男」

演出:山室大輔
脚本:吉田紀子

嵐の夜に圭祐(明石家さんま)が
ユリ(長澤まさみ)の部屋へ行ってドキドキするくだりは
単なるお約束のコントなのでたいして面白くなかったけど、
さんまがつぶやいた“嵐の隙間やから関ジャニみたいなもんやな”は
不覚にも笑ってしまった。

で、圭祐からの贈り物にユリが感動するという
ほとんど説得力のないシーンが終わった後、
突発的に圭祐の嘘がバレる展開になった。

中島(キムラ緑子)キッカケという
かなり意外なものだったけど、
風太(市村正親)、由起夫(塚本高史)、
それに編集の美樹(蒲生麻由)と、
2人を知る人物が一堂に会していたのは
悪くない展開だったと思う。

そして次回からはいよいよ
ユリが圭祐の子供ではないかという話に移りそう。
長かったなあ、ここまでが。

小泉今日子が出てくれば
また違った雰囲気になるかもしれないので、
そこにわずかな期待をかけてみよう。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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SP 警視庁警備部警護課第四係  Episode 2-2(ローマ数字)

総監督:本広克行
演出:波多野貴文、藤本周
原案・脚本:金城一紀

Episode 2が何話で構成されるのか分からないので、
そういう意味では連ドラっぽくなってきたけど、
もう少し話の進み具合が早くてもいいのになあ。

CMも頻繁に入るし、
全体のテンポにはまだ不満がある感じ。

でも、指揮系統の綱引きなども描きつつ、
テロリストとの攻防を描くなど、
このドラマのらしさは出てきたと思う。

SPを主人公にした必然性を出すのが
このドラマのポイントでもあると思うので、
今回のようにテロリストに拘束されてしまった時のテンポなどは
とくに気を遣って欲しい。

今回、笹本(真木よう子)が拘束されたシーンには
ちょっと萌え要素もあったと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ドリーム☆アゲイン  Vol.6

演出:中島悟
脚本:渡邉睦月

結局、朝日奈(反町隆史)は昔もいい人だったということで、
容疑のかかった脱税はしておらず、
会社も社会に貢献できるものにしようとしていたという内容に。

裏切った熊田(三宅弘城)も彼なりの正義があったということで、
朝日奈ファンドの首脳陣は一気にまとまる展開になった。

それならそれで、なぜ朝日奈が
川野染料を買収しようとしていたかの説明も必要だったと思うけど、
そのあたりは一切ナシ。

とにかく突然出てきた昔の日記の一文だけで
朝日奈はいい人だったとゴリ押しするようで、
それを背景にして、主人公は朝日奈と小木、
両方の夢を追うことになった。

しかも、どうやら雛(志田未来)は病気らしい。
朝日奈は雛のためにも夢を叶えるということか。
もう何でもアリだなあ。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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モップガール  EP:6

演出:常廣丈太
脚本:荒井修子

忘れられた女優をメインにして話を作るにしても、
これはもうストーリーがグチャグチャ。

桃子(北川景子)が片岡(池津祥子)と
ドラマのオーディションに行くという冒頭からして無理があったし、
やり直す1日の始まりを中途半端なところで妥協してしまうし、
事件の真相を説明するのにカメラマンの客観的な視点を使っても
うまく説明はできてないし、
あらゆる面でグダグダだった。
この脚本をよくプロデューサーがOKにしたなあ。

大友(谷原章介)が桃子の手助けをしてるのは
おそらく初回の冒頭で死んだ女性と何だかの接点があるんだろし、
その女性の能力が桃子に引き継がれているんだろうし、
もうそろそろそういう話も入れていって欲しい。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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歌姫  第六話

演出:木村政和
脚本:サタケミキオ

美和子(小池栄子)が
太郎(長瀬智也)が記憶を無くす前の妻であることを明かすまでに
1時間をかけた内容だったけど、
太郎が酔っぱらって鈴(相武紗季)に抱きついたまま
眠ってしまうシーンがあったりして、
次回へ向けての布石にはなっていたと思う。

あと、山之内の親分(古谷一行)の使い方も悪くなかった。
美和子が土佐清水に来ただけで引っ張るのは無理があっただろうけど、
親分を絡めることでそれなりに盛り上げは維持できた。

いずれにしても小池栄子のキャスティングは成功だったと思う。
コミカルなシーンもシリアスなシーンも、
どちらもハマっていた。
次回はさすがに泣けそう。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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オトコの子育て  第4話 小学生がデートしてもいいですか?

演出:小松隆志
脚本:尾崎将也

演出や編集にゆるい部分はややあるものの、
今回もストーリーの組み立ては良かった。

基本的には凛子(夏居瑠奈)の初恋を中心とした恋話を
コラージュしたようなものだったけど、
やっとデートを決意した凛子が待ち合わせ場所に
健太郎(吉川史樹)と真美(遠藤由実)も連れて行って、
さらっと“好きになる人の条件”を言った展開は
このドラマのテーマをしっかり踏まえていて良かった。

結果的にフラれてしまった凛子に
篤(高橋克典)がかけた言葉も良かったし。

篤が必要以上にひねくれてなかったり、
意外と素直だったりするところは、
このドラマを底から支えていると思う。

こうなってくると篤が家を出た理由も余計に気になるけど、
ちょっと前振りが頻繁で気を持たせすぎてる感じもする。
それなりにインパクトがある話になればいいんだけど…。

正樹(尾美としのり)のクレームが
ストーリーを転がす上でのネタになってるのはいいとして、
冴子(鈴木砂羽)が丸山(小泉孝太郎)に好意を持ちだしたのは
ちょっと意外な展開。
でも、これがやがて中西家が健全になっていく上での布石か。

コメディだからハッキリ変化を描く必要はないとはいえ、
多少は中西家も矢野家に影響されていくんだろうし。

とりあえず矢野家の4人と弥生を含めた5人の距離感は
依然としていいと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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医龍2  KARTE:06

演出:水田成英
脚本:林宏司

最終的に外山(高橋一生)が自分に欠けていたものに気づき、
患者の五代夫婦(草村礼子・山田吾一)に
土下座するところまで描いていたから形になっていたものの、
前半の外山の自信過剰な様子、
一回目の手術後の天狗っぷり、
まわりからさすがだと囁かれる噂話、
急変後に開腹した時のうろたえ加減など、
さすがに大袈裟で白々しかった。

そのためか急変後の再手術で起きるトラブルも
盛り上げるためのワザとらしいトラブルという印象が強くなって、
単純にエンターテイメントという楽しみ方もできなかった。

その前の外山が患者の五代と話をするあたりから
メッセージがストレートすぎてクサかったのも
のめり込めなかった原因だと思う。

もともとこのドラマにはそういう側面もあるけど、
今回はちょっとやりすぎだったんじゃないだろうか。

とりあえずこれで外山がチームに加わって、
次回は小高(大塚寧々)の話を引っ張りつつ、
先に松平(佐藤二朗)のエピソードをやりそう。

同じクールでダブルブッキングする役者は多いけど、
「医龍」と「モップガール」で
医者と葬儀屋をやってる佐藤二朗もスゴイなあ。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ジョシデカ!ー女子刑事ー  5

演出:武藤淳
脚本:秦建日子

美帆(鈴木理子)が連続殺人事件の犯人に誘拐されてないことは
流れからして当然だったので、
これが今回の独立した事件として
来実(仲間由紀恵)と華子(泉ピン子)が解決した。

その捜査に岩代(片平なぎさ)が協力したことで
多少は変化が出たものの、
警察学校の生徒を動員したと言いながらその規模は表現できず、
たいして盛り上がった感じもしなかった。

とにかく今はジウォン(リュ・シウォン)が怪しい
という方向で押しているけど、
こうなるとドラマ的にはむしろ犯人説は可能性が低そう。

最初から名賀投資信託という単語には反応しているので、
せいぜい別のところで繋がっているという程度か。

いずれにしても、
連続殺人事件の方がもう少し大きく動かないと
この作品に対する興味は広がっていかないような気がする。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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おいしいごはん 鎌倉・春日井米店  第4話「めだかの兄弟の手巻き寿司」

監督:田村孝蔵
脚本:古沢良太

監督が替わっていたので、
若干、テンポと笑いの質は変わっていた気もするけど、
意外と深い内容をまたこのドラマらしくまとめていたと思う。

竜平(渡哲也)はまだ雫(星井七瀬)のぬいぐるみを切り裂いたのが
楓(水川あさみ)だと思っているので、
そういう意味では康庵和尚(小野武彦)の言うところの
固定観念にとらわれたままなんだけど、
その竜平が持つ楓のイメージが
普通のお嫁さんになりたいと言っていたことではなく、
ちょっと変わった子だったというのが
今回の大きなポイント。

実は記憶喪失で自分を捜す旅をしていたという
ゴロー(塚地武雅)のエピソードなどを絡めながら、
楓はありのままの自分を受け容れようとするわけだけど、
その本来の自分というのがゲジゲジの絵を描いていた頃の自分で、
その個性を誰よりも先に認めてくれていたのが
竜平だったと気づく流れはなかなか良かった。

そこを効果的に活かすための回想シーンの入れ方も
前半からよく練られていたし、
「めだかの兄弟」の選曲やその絡ませ方も良かった。

昔の恋人のDVにまで話を広げたのは
ちょっと複雑になりすぎていたような気もする。
でも、昔はたくさんの従業員もいたという大家族の末っ子の心理を
意外と深く描いていたんじゃないだろうか。

前回の円(羽田美智子)にしても、今回の楓にしても、
子供の頃に接した竜平の言葉に支えられて生きていることが
きちんと描かれているので、
作品としての芯はしっかり通っていると思う。

軽く見られるホームコメディではあるけど、
さすがに古沢良太の脚本だけあって、
繰り返しの視聴にも耐えられる内容になっていると思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第6回

演出:生野慈朗
脚本:清水有生

美恵子(藤井真世)とみなみ(菅澤美月)の関係に
私服で登校していた美香(草刈麻有)も絡めて
自己主張がテーマになるかと思いきや、
後半は自殺騒動を中心に簡単に死にたいという中学生、
掲示板に死ねなどと安易に書き込む中学生にスポットを当てた内容になった。

その自殺抑止ロールプレイングを取り入れた授業での
美恵子とみなみのやり取りや、
なぜこのゲームに点数を付けるのかと文句を言った美香に
金八(武田鉄矢)が自分は先生だからと言ったシーンなどは
それなりに見応えがあったと思う。

ただ、自殺騒動が明るみに出るキッカケとなった
浩一(真田佑馬)と剛史(岩方時郎)が試験問題を盗んだ件を、
誰にも言うなと口止めして再試験だけに収めたのは
さすがに違和感があった。

でも、これは後になって別エピソードにつながるのかも。
かなりムリヤリな展開だったので
ワザと問題になるネタを振っておいた可能性も高い。

それにしても浩一と剛史が自殺しようとしていた生徒を止めたことを
金八がクラス全員の前で発表したり、
A組ではその生徒の名前を明かしたりしていたのはどうなんだろう。

これは自殺抑止ロールプレインに持っていくための流れだったので、
今後に向けたネタ振りという感じもしなかったし、
桜中学はどうしちゃったんだ? という印象は強かった。

今シリーズは教師の資質みたいなものもテーマかもしれないので、
そのあたりも踏まえて気長に見ていくしかないか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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働きマン  第6話

演出:佐久間紀佳
脚本:松田裕子
脚本協力:吉田智子

ストーリーにそれほど厚みがあったわけではないけど、
松方(菅野美穂)と新二(吉沢悠)の関係と、
編集部における松方の働き方を絡めて、
まとまりのある内容だった。

1時間のドラマとしては他の編集部員を使って
もっと膨らませてもよかったと思うけど。

すでにスポットが当たった
田中(速水もこみち)や菅原(津田寛治)などは
違和感なく使えるので、
もう少し有効に動かして欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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有閑倶楽部  第5話

演出:国本雅広
脚本:篠崎絵里子

強引なところもあったけど、
それなりにまとめていたと思う。
野梨子(香椎由宇)の微妙な感情も
何とか描けていたんじゃないだろうか。

ドラマの設定上、
魅録(赤西仁)に見せ場を作らないといけないので
そこにやや無理が出るものの、
ゆるーいドラマなりに筋は通していたと思う。

理事長(白川由美)の宝石の話は
分かりにくかったのでいらなかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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スワンの馬鹿!〜こづかい3万円の恋〜  5

演出:小林義則
脚本:旺季志ずか

比奈子(前田敦子)が大輔(上川隆也)の子供でないことは
このドラマのテイストから考えても最初から分かっていたことだけど、
初回からずっと引っ張ってきたネタのわりには
何の工夫もない、オーソドックスな描き方だった。

ただ、ラストで比奈子が大輔に抱きついて
父親じゃないなら恋愛対象になると言ったオチは、
側で絢菜(芦名星)が微笑んで見ていたこともあり、
悪くない締め方だったと思う。

絢奈が大輔のどういうところに惹かれるのかは、
川瀬(成宮寛貴)との過去は別にして、
おこづかい3万円で頑張るお父さんを主人公にしたこのドラマの
重要な部分でもあるので。

結局、比奈子の父親がどんな人物なのかは描かれなかったけど、
志摩子(森口瑤子)も比奈子もキャラクターは面白いので
今後もうまく絡ませて欲しい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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暴れん坊ママ  第5話

演出:佐藤祐市
脚本:大石静

本当のママ・景子(紺野まひる)の気持ちも効果的に描けていたし、
王道の内容ながらも一話としての質は悪くなかったと思う。
ただ、やっぱり本当のママの登場が早すぎた。

前回、やっと佑樹(澁谷武尊)が
あゆ(上戸彩)と普通にしゃべれるようになったところだったので、
仲良くなったあゆと佑樹の関係で
もう少し別のエピソードを描いておくべきだった。

そうすれば佑樹があゆの手をふりほどいて
景子の元へ走って行ってしまうシーンだけでも
あゆと一緒に泣けただろうし、
捨てられたのは自分の方だったと景子が告白するシーンでも
もっと感情移入できたと思う。

作品全体として今回の話を
さほど重要項目として考えてなかったのかもしれないけど、
やっぱりこの手の設定のドラマでは鉄板の内容でもあるし、
もう少し終盤になってからやっても良かったんじゃないだろうか。

まあ、この先の内容を見てからでないと
正確には判断はできないけど…。
とりあえず現時点ではもったいない印象が強かった。

そういえば澁谷武尊は、
「風林火山」では寅王丸の幼少期を演じていたんだよなあ。
複雑な運命ばかりで大変そう。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2007/11/13

ガリレオ  第五章 絞殺る

演出:成田岳
脚本:古家和尚

今回もテレビドラマらしいアレンジだった。
冒頭で死亡する矢島(岡本光太郎)は、
原作では機械部品工場を経営しているんだけど、
これは絵的に初回と似てしまうのでペンションに変更。

最終的に保険金が支払われそう、
というエンディングはテレビ的に無理なので
物的証拠も見つかるラストにしていたけど、
自殺に使った道具を回収する役を従業員ではなく、
妻・貴子(水野美紀)にしたことで、
ある意味、夫婦の関係を
原作以上にドラマティックに描いていた。

残念だったのは、
矢島の仕事を機械部品工場からペンションに変更したことで、
経済的に苦しいという様子が冒頭であまり分からなかったこと。
そのために命を投げ出してまで家族を救うという矢島の動機に
今ひとつ説得力が出なかった。

湯川(福山雅治)がペンションを訪れた時に
ベッドメイクもされていない部屋が多かったり、
予約ボートに何も書かれていなかったり、
ペンションによくある“思い出ノート”が
2004年からのものをまだ使っていたりしたシーンが
その生活の苦しさを表していたんだけど、
ドラマとしてはちょっと分かりにくかった。

湯川に持ち込まれた恋愛相談の学生を
アーチェリーの選手にしたのはいいとしても、
矢島の職場を工場ではなくペンション
(に併設したステンドガラスの工房)にしたことで、
“一射入魂”の張り紙があることも強引になってしまっていた。

でも、“早とちり”をキーワードにして
事件の真相や火の玉、恋愛感情を繋げていった脚本は
悪くなかったと思う。
秋穂(大後寿々花)の親に対する複雑な感情も
ストーリーに深みを与えていたし、
ラストの湯川と秋穂の会話も
湯川のキャラクターを活かしてまとめていた。

湯川が事件の謎を解き明かした時に書く計算式は
相変わらず意味がなくて失笑ものだけど、
今回もドラマ性は維持していたと思う。

次回は堀北真希、手塚理美がゲストで
「夢想る(ゆめみる)」

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ジャッジ 島の裁判官 奮闘記  全5回

制作統括:古川法一郎
演出:本木一博、櫻井賢、大原拓
作:中園健司
音楽:羽毛田丈史
主題歌:「路の途中」中孝介
制作:NHK大阪
出演:西島秀俊、戸田菜穂、桝岡明、浅野温子、寺田農、小野武彦、
   的場浩司、市川実和子、国生さゆり、松尾敏伸、橋爪遼、
   安めぐみ、菅井きん、梅津栄、土井洋輝、坂口あずさ、
   北村有起哉、大山のぶ代、他

鹿児島の南に浮かぶ大美島(ロケ地は奄美大島)、
その地方裁判所支部に赴任してきたたったひとりの裁判官を主人公に、
裁判官の仕事と主人公の成長を描いた人間ドラマ。

正直、出だしはあまりハマれなかった。
主人公の恭介(西島秀俊)がもともとは知財部のエースで
専門的な分野を扱っていたという設定、
その恭介が刑事、民事、家裁事件、少年事件など、
すべての事件を担当しなくてはいけなくなったという大変さが
ややコミカルに味付けされていたこともあり、
ひとつひとつの案件の描き方がちょっと浅いのでは、
という印象があったので。

でも、3話くらいから徐々に良くなって、
最後まで見るとかなり見応えのあるものになっていた。

こういう司法モノはどうしても一話完結っぽいイメージがあって、
最初はそういう先入観があったんだけど、
結果的には連ドラとしてきちんと構成されていたと思う。

とくに恭介とその妻・麗子(戸田菜穂)が
離婚の危機を迎えていたという最初の設定、
担当を刑事から民事へ換えて欲しい訴えていた
書記官・久美子(市川実和子)の思いなどが、
裁判官の視点や覚悟とリンクしていくような構成は見事だったと思う。

裁判官を主人公にしたドラマといえば
コミック原作で片岡鶴太郎や時任三郎が主演した
「家栽の人」が思い出されるけど、
家事審判、家事調停、少年審判中心の家庭裁判所ではなく、
すべての事件をひとりの裁判官が扱う
島の地方裁判所を舞台にしていたということで、
より裁判官全体の仕事と裁判官の生き様は描けたと思う。

09年までにはスタートする裁判員制度を意識しての企画でもあると思うけど、
その責任、重さ、痛み、大切さの一端を感じることもできる作品だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★★
                新鮮さ ★★★★☆
                話題性 ★★☆☆☆


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2007/11/12

ハタチの恋人  第五話「涙の抱擁」

演出:竹園元
脚本:吉田紀子

ユリ(長澤まさみ)の就職に関して
風太(市村正親)が裏で手を回していたことが
圭祐(明石家さんま)とユリの関係に変化を与えたことと、
由起夫(塚本高史)が圭祐の嘘に気づいたっぽいことが
今回の大きな出来事。

こういう出来事が起きた後の展開は
いろいろパターンがあると思うけど、
とりあえず由起夫が
いきなり何か言い出さなかったのは良かったと思う。

実はまだ真実を知らないという可能性もあるけど、
ユリが圭祐の嘘を知るキッカケはこのドラマにおいては重要なので、
そこは今後も丁寧に処理して欲しい。

で、試験には落ちたものの
圭祐のアドバイスによって面接では自分らしさを出せたユリの姿や、
風太の策略を知って20歳の若者のような純粋さで怒る圭祐など、
終盤の展開自体はそれなりに見どころはあったと思うけど、
やっぱり明石家さんまがやっているとムードはぶちこわし。

コントっぽい見せ方になると古さを感じるし、
ドラマとして多少はまともに転がり出しても
明石家さんまでは雰囲気が出ないし、
どっちみちハマれないというのは致命的だと思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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SP 警視庁警備部警護課第四係  Episode 2-1(ローマ数字)

総監督:本広克行
演出:波多野貴文、藤本周
原案・脚本:金城一紀

初回にメールで暗殺を支援した“1匹の山羊さん”を黒幕として
個別のテロリストが襲ってくる話になるかと思ったら、
前回、暗殺に失敗して
再度計画を実行しようとしてしていた男(三代目魚武濱田成夫)は
結局、そのまま出てこず、違う事件に移ってしまった。

もちろん、今回のテログループへの携帯での指示も
“1匹の山羊さん”からの可能性はあるわけだけど、
事件としての連続性はとくに匂わせていなかった。

しかも今回の事件は次回へとつながる内容だったこともあって、
ドラマとしてのスピード感はまったく出ず。

途中、井上(岡田准一)の特殊能力を
医学的に説明しようとする部分もあって、
多少はリアリティを出す工夫をしてるのかと思ったら、
最後の方の演出は思いっきりSFっぽい処理になってしまっていたし、
どのあたりを落とし所にするのかも
まだ不安定なままという印象だった。

井上や笹本(真木よう子)のキャラ自体は悪くなくて
今回の2人の会話も面白かったとは思う。
でも、映像を映画っぽく見せるのはいいとしても、
脚本が連ドラ仕様になっていないのが何とも痛い。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ドリーム☆アゲイン  Vol.5

演出:長沼誠
脚本:渡邉睦月

予告でも流れていた
朝日奈(反町隆史)が逮捕される話がメインになるかと思いきや、
最後の最後に逮捕シーンが来ただけで、
基本的にはその前に朝日奈が颯乙(加藤あい)や健造(渡辺哲)に
信頼されていく内容に時間が費やされた。

確かに必要な内容ではあったと思うけど、
もう雛(志田未来)や中田(瀬川瑛子)を効果的に使うこともできず、
単調なストーリーになってしまってる感じ。

やっぱり雛の話を慌てて処理しすぎたんじゃないかな。
もう少し菱沼(須賀貴匡)も深く関わってくるかと思ったのに、
この人もなかなか前に出てこないし。

とにかくファンタジックな設定自体には新しさがないので、
もっとストーリーで盛り上げて欲しい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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モップガール  EP:5

演出:片山修
脚本:荒井修子

桃子(北川景子)が他人の運命を変えてしまうことに対して
疑問を持ち始めたけど、
このあたりをヘンな形で広げると
それこそ失速した「トゥルー・コーリング」の二の舞になってしまいそう。

とりあえず今回はリトルエンジェルスの社長、
東(佐藤二朗)に殺人の容疑がかかるという話で、
スタッフ全体のつながり、
東の人柄などにスポットを当てた内容だった。
ここは原作に近い雰囲気だったけど、
基本的にはそういうテイストでまとめた方がいいと思う。

ただ、事件の真相に関する部分はやはり深みがないので、
第2話のような思い切ったコメディにするか、
第4話のようなシリアスなオチにしないと安っぽい感じは出てしまう。
桃子の無理やりな感じのドタバタも
そろそろ鼻についてきたし。

回によってずいぶんと印象に差が出てしまうのが
ちょっと残念だな。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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歌姫  第五話

演出:坪井敏雄
脚本:サタケミキオ

太郎(長瀬智也)が勝男(高田純次)たちに
どこまで思いを打ち明けたのかという謎を引っ張っておいて、
実は鈴(相武紗季)の20歳の誕生日パーティーを
密かに企画していたというストーリーが終盤まで続いた。

その部分においては物語に大きな進展がなかったようだけど、
鈴が子供の頃に欲しがった真珠のネックレスのことを太郎が覚えていて、
それをプレゼントしたところがやはりポイント。
そういう記憶ももしかしたら無くなってしまう可能性もあるわけで…。

で、ラスト近くでついに美和子(小池栄子)が登場。
記憶が無くなってしまったらどうなるのか。
次回は大きく物語が動きそう。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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オトコの子育て  第3話 テストの点数悪くてもいいですか?

演出:植田尚
脚本:尾崎将也

テストの点数が悪かった健太郎(吉川史樹)の話から
今回は始まったわけだけど、
パターンとして確立してきた正樹(尾美としのり)クレームによって
工場見学が中止になった凛子(夏居瑠奈)の気持ち、
店の売上を伸ばすために商品を雑誌で紹介してくれるスタイリストに
リベートを渡してしまった弥生(国仲涼子)の気持ちなどを絡めながら、
ひとつのテーマの中でうまくまとめていたと思う。

単に健太郎メインでまわりを動かすだけでなくて、
テーマを幅広く使って各登場人物の話につなげていたところが良かった。

「結婚できない男」以前の尾崎将也だったら
こういう脚本は書けてなかっただろうなあ。
力を抜いた軽いタッチの作品でも、
この辺の落とし所でいいだろうという書き方をせず、
自分が面白いと思ったことをストレートに書くようになって、
すごく良くなったと思う。

今回は真美(遠藤由実)の出番が少なかったけど、
凛子のテストの点数が悪かったことが発覚して
健太郎が思わずそのことを大声で確認した時に発した
“大きな声で言うんじゃないの!”というひと言だけで十分だった。

真美の可愛さで引っ張らなくても
十分に見る価値はあることが分かってよかった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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医龍2  KARTE:05

演出:葉山浩樹
脚本:林宏司

そんなに高いスキルは発揮しなかったものの、
野村(中村靖日)はとりあえずこれで
チームの一員として認められた感じ。

一応、手術に参加している
外山(高橋一生)と小高(大塚寧々)が
本格的にチームに加わるエピソードは
次回以降に繰り広げられそう。

今回は手術メインだったのでそれなりに盛り上がったけど、
美羽(黒川智花)と同じ血液の人が見つからなかったり
輸血分の血液がなかなか届かなかったりする段取りは
ちょっとやり過ぎだった。

とりあえず全体的な引っ張り要素になっている
片岡(内田有紀)の真意がどこにあるのかという部分も、
あまりこねくり回すと結論はどうあれシラけると思う。
ある程度のところで方向性は確定させて欲しい。

それにしても専門用語の羅列になると
大塚寧々のセリフは極端に質が落ちるなあ。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ジョシデカ!ー女子刑事ー  4

演出:清弘誠
脚本:秦建日子

来実(仲間由紀恵)と華子(泉ピン子)が捜査から外されたので、
この回だけの事件解決はナシ。
毎回、来実が街中で拳銃をぶっ放しても新鮮味がなくなるので
こういう回はあっていいと思うけど、
連続殺人事件の方もラストで予告状が届くまでとくに進展がなく、
全体的に次回以降へのネタ撒きが主だった。

その中で気になるのはやっぱりジウォン(リュ・シウォン)。
なぜ2階の事件現場へ華子をエレベーターで誘導したのか。
父親が死んだ前後の“いろいろなこと”とは何なのか。
とにかく今は怪しすぎる描き方なので、
どういう形で関わってくるのかは気になる。

犯人側というより、調べている側のような気もするけど、
もしそうだとしても個人としてなのか、
どこかに所属があるのか。

警察内部に犯人に関係する人間がいるとしたら
今のところ怪しいのは岩代(片平なぎさ)だけど、
柳田(田中哲司)も怪しくなってきた。

まあ、いずれにしてもこうやって考えてる時が
この手のドラマでは一番楽しいんだけどね。

ただ、かなりポイントとなっているジウォンのセリフが多くなると
さすがに聞き取りにくくてドラマの流れは停滞する感じ。
今回、ジウォンが“しゃべりすぎちゃいました”と言った時は
思わずうなずいてしまった。

もう収録が終わっている作品なのでどうしようもないけど、
ジウォンのセリフはなるべく短くして欲しい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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おいしいごはん 鎌倉・春日井米店  第3話「青い珊瑚礁とまつたけごはん」

監督:吉田啓一郎
脚本:古沢良太

雫(星井七瀬)の復讐問題を耳にしたたえ(藤原紀香)は、
結局、分かりやすい形で悩んだあげく、
すべてを聞かなかったことに決定!
それでこそたえだな。

ということで、今回は円(羽田美智子)の話。
華道家元の妻として、
跡取りを生むことだけを要求されていた円を、
竜平(渡哲也)らしいやり方で連れ戻した。

すべてを察してお膳立てをした千恵子(余貴美子)も、
円を連れ戻す際に迷わず竜平に付いていった新平(徳重聡)も、
みんな格好良かった。
最初からいい家族なんだよな、ドラマだから当たり前だけど。

とにかく、いくらでもシリアスになる話を
ここまでコメディでコーティングして、
直球のハートフルテイストも入れてくるあたりは
かなり立派だと思う。

今回の歌が山口百恵の方がよかったのか、
松田聖子のままでよかったのかは微妙。
でもきっと円の年齢設定だと
山口百恵では合う曲がなかったんだろうな。

とりあえず今回の話で円がなぜ春日井家によく顔を出していたのか、
なぜいつも歌を歌っていたのかというあたりも
きちんと説明されたのはよかった。

こんな感じで賑やかな家に一緒に暮らしているうちに
雫も復讐する気がなくなっちゃうんじゃないだろうか。
そういうほのぼのとした雰囲気を最後まで貫いて欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第5回

演出:今井夏木
脚本:清水有生

成績の悪い光也(高橋伯明)が
人のためになる教師になりたいという希望を口にして
金八(武田鉄矢)以外の教師も補習授業を行う過程は、
ずいぶんとベタな展開だった。

一応、光也が教師になりたいと思ったキッカケに
理想の教師像があるんだろうけど、
それにしてもクラシックな描き方だったと思う。

サトケン(廣瀬真平)の話も内容自体はベタで、
これまでの話と同じように解決の糸口を示すという程度で終了。
このあたりの話は全部あとからまた引っ張り出すんだろうか?

裏サイトの問題はずっと継続させているものの、
とくに大きな事件は起きずに淡々とストーリーが進んでいるので、
ここ何作かの金八と比べるとさすがに物足りない感じはする。

それが金八の老いとつながって見えてしまうようになると
だんだんと厳しくなるかも。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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働きマン  第5話

演出:南雲聖一
脚本:吉田智子

“張り込みマン”菅原(津田寛治)の仕事ぶりや
松方(菅野美穂)との関係だけでなく、
週刊誌の仕事を通して
働くことの様々な面も描けていたと思う。

もうスタイルが安定してきたし、
見る方も慣れてきたので、
内容に集中できるようになってきたのも好印象。

本当のスクープ写真を撮りに
松方と菅原が編集部を飛び出していくところからラストまでは
何だかんだ言っても盛り上がる作り方だったと思う。

そのあたりの一話としての起伏も含めて
今回はかなりまとまった回だった。

で、最後の働きマン音頭は
歌っているのが沢村一樹であるとやっと発表されて、
沢村一樹本人が出てきた。
どうせなら歌手名は働木満ではなく、
セクスィーデスクにすればよかったのに…。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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スワンの馬鹿!〜こづかい3万円の恋〜  4

演出:河野圭太
脚本:岩村匡子

大輔(上川隆也)と絢菜(芦名星)のデートは
結局、実現しないものの、
川瀬(成宮寛貴)との過去もあり、
元カノの志摩子(森口瑤子)を放っておけなかったり
良きパパでもある大輔に
絢菜が人間として惹かれていくような展開。

そのバランスはいいとしても、
今回はさすがに脚本が悪かった。
サラリーマンの現実を際立たせるためと
志摩子をストーリーに食い込ませるために
洋菓子店の話を絡めたんだろうけど、
内容的に浅すぎた。

大輔が店主の父親(竜雷太)を追いかけて
車の助手席越しに訴えたセリフも
まったく工夫がなくて良くなかったし。

最低の元カレと最高の元カレの使い方や
大輔の妻・真澄(田中美佐子)がちゃっかりしてるところなどは
悪くなかったものの、
全体的にはとくに特徴のないドラマになってきた感じ。

やっと比奈子(前田敦子)が本格的に絡み出して
大輔の隠れパパ疑惑に話が進展したので、
次回は何とか盛り返して欲しい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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有閑倶楽部  第4話

演出:池田健司
脚本:山浦雅大

オカルトものもやるのか。
悠理(美波)は霊感があると唐突に言われても
原作を知らない人はピンと来ないんじゃないだろうか。

もうどうせならストーリーもオリジナルで
ドタバタコメディだけにしちゃった方が
かえってスッキリするかも。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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暴れん坊ママ  第4話

演出:石川淳一
脚本:大石静

八重(山口紗弥加)の話自体はありふれていて
あまり面白くはなかったけど、
最後にやっぱり園長(岡江久美子)と
翠子(ともさかりえ)のシーンを入れて
このドラマの園ママ社会に関する描き方のスタンスは守っていたし、
あゆ(上戸彩)と哲(大泉洋)の前では
ほとんどしゃべらなかった佑樹(澁谷武尊)が
あゆの名前を呼んで抱きつくという
ストレートな見せ場もあったからまあ良かったと思う。

個人的には幼稚園でさくら(小西結子)に
“明日、私とお手てつないで。リコちゃんとつながないで”
と言われた時の佑樹の泳いだ目が最高だった。

で、やっと佑樹が普通にしゃべれるようになったところで
本当のママ(紺野まひる)が登場。
まあ、分かり切った展開なんだけど、
あゆと佑樹だったらまた術中にハマって泣きそう。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2007/11/06

ガリレオ  第四章 壊死る

演出:澤田鎌作
脚本:福田靖

原作からかなり設定を変えていたけど、
そのアレンジの仕方は良かったと思う。

田上(香取慎吾)を物理学を専攻する大学院生にして、
湯川(福山雅治)と対決させるという構図がまず分かりやすかった。
しかも、田上がその才能と情熱を
殺人兵器を作ることに傾けているという壊れ方が
ダークヒーローとしては魅力的で、
香取慎吾をキャスティングしたこともプラスになっていたと思う。

実験の対象にされた被害者(蒼井そら、他)と田上の接点など、
物語の説明として不親切な部分は多々あった。
薫(柴咲コウ)の殺害を別の人間に依頼するところも、
田上にかかるリスクを考えればちょっと強引な展開だったと思う。

でも、田上が5年かけて作った不完全な殺人ツールを
湯川があっさりと完全なものへと設計し直してしまうシーンは、
そのリアリティは別にして、
ドラマとしてなかなか痛快だった。

ここは事前に電話で田上が湯川に対して
“先生も意外と普通の人なんですね”と言うシーンが効いていて、
自信過剰な田上の鼻っ柱を折る面白さと
風変わりな天才科学者である湯川のキャラクターを同時に描く、
これまでで一番良くできたシーンだった。

もともと刑事モノではなく、
湯川を主人公にした探偵モノであることを考えれば、
ホテルのバーでの田上と湯川のシーンで事件の解決を描いたのは
正しいアレンジだったんじゃないだろうか。

原作を読んでいるかどうかで
印象はだいぶ違う回だったと思うけど、
個人的には今までで一番面白かった。

次回は「絞殺る(しめる)」かな?
「セクシーボイスアンドロボ」のニコ・大後寿々花だけでなく、
水野美紀も出るらしい。

まだしばらくは民放のドラマに
出られないんじゃないかと思っていたので、
水野美紀を見られるだけでも楽しみ。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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2007/11/05

ハタチの恋人  第四話「パパの秘密を知る夜」

演出:清弘誠
脚本:吉田紀子、山元清多

小百合(森下愛子)や由起夫(塚本高史)も
本格的に絡んできたものの、
見せ方はコントに拍車がかかっただけで、
ドラマとして面白く広がることはなかった。

しかも、盲腸オチとか、粉グスリを飲んで吹くとか、
昭和40年代のコントという感じ。

初回にユリ(長澤まさみ)の
母親(小泉今日子)のことも振ってあるんだから、
もう少し話を広げてもいいのにな。

なんだか同じようなシチュエーションで
ドタバタやってるだけになってきた。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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SP 警視庁警備部警護課第四係  Episode 1(ローマ数字)

プロデュース:高井一郎
総監督:本広克行
演出:波多野貴文、藤本周
原案・脚本:金城一紀
音楽:菅野祐悟
主題歌:「way of life」V6
制作:フジテレビ
出演:岡田准一、堤真一、真木よう子、松尾諭、神尾佑、山本圭、
   江上真悟、飯田基祐、野間口徹、平田敦子、近江谷太朗、他

井上(岡田准一)の特殊能力や過去に関してはとくに詳しく説明せず、
実際の警護シーンの中でその背景を想像させるという
初回の構成は悪くなかったと思う。

ただ、井上の特異性を際立たせるために、
同僚の山本(松尾諭)や
都知事(大場久美子)の秘書(杉山文雄)が
大袈裟に井上に突っ掛かっていくところは
ちょっと作り方が稚拙だった。

テレビドラマっぽいと言えばそれまでだけど、
作品全体が映画風のテイストだったので
もう少しうまく作って欲しかった。

最後に井上が身を挺して都知事を守ったシーンも、
犯人(夏目慎也)が拳銃を構えたカットでは
奥のSPが都知事に駆け寄ったのに、
次のカットでは元に戻ってしまっていたし…。

なんかすごく期待していた分、
脚本や演出の細かい粗がやけに気になってしまった。

主要人物の3人、井上、尾形(堤真一)、
笹本(真木よう子)のキャラクターや、
3人の普段の会話、
作品の世界観などは面白いと思う。
それだけに細かいところにはもっと気を遣って欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ドリーム☆アゲイン  Vol.4

演出:中島悟
脚本:渡邉睦月

生まれ変わる朝日奈(反町隆史)の職業を
ファンドマネージャーにしたのは
野球選手との対比として差が分かりやすいからだけだと思うので、
株や企業買収の描き方がいい加減になるのは仕方ないとしても、
川野染料に関する部分はあらゆることが安っぽかった。

2人分を生きているんだから野球も仕事も両方頑張るという
方向性は悪くないと思う。
でも、面白く膨らませそうなポイントを外して
わざわざおざなりのエピソードを選択してるような感じ。

少なくとも今回は雛(志田未来)の絡ませ方が弱かったし、
1話としての内容も薄かった。
ちょっと先行きが不安になってきた。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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モップガール  EP:4

演出:常廣丈太
脚本:真柴あずき

死者・塚田(坂本真)の願いは叶えられるものの
命を救うことには失敗するという
「トゥルー・コーリング」では消防士だったパターン。
これはこれで1回ならやってもいいと思う。

結局、真理(小出早織)は塚田のことを思い出さず、
江本(泉政行)の元へ戻ってしまうラストも悪くなかった。

ただ、今回は1回目の1日を完全に眠って過ごしてしまったので、
細かい部分でのやり直しネタは無し。
最初に犯人を間違う流れも安易で、
容易に先が想像できる展開になってしまったのは残念だった。

ラストがコメディオチでもシリアスオチでもいいけど、
前半部分はもう少しうまく転がして欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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歌姫  第四話

演出:金子文紀
脚本:サタケミキオ

これくらいのスピード感とストレートさが
このドラマにとっての適正なような気がする。
とくにタイトルバックまでの編集の仕方は
テンポがあって良かった。

内容的には、過去の記憶が無く、
もしかしたらいつかオリオン座での記憶も
無くなってしまうかもしれないと思っている太郎(長瀬智也)が、
鈴(相武紗季)との距離を取りつつ、
内緒でクロワッサン(佐藤隆太)を蹴散らし、
最後は“ワシの鈴に手を出すなや”とクロワッサンに啖呵を切るという
シンプルなものなんだけど、
鈴のせつない気持ちや太郎の不器用な男気も出ていて、
すごくこのドラマらしかったと思う。

クロワッサンが来る日に
鈴が太郎に一緒にいて欲しいと言ったシーンは
かなりせつなかったし、
だからこそ分かり切っていてもラストが盛り上がった。

あと、太郎がクロワッサンに啖呵を切った後の
鈴のアップが良かった。
あれはすごくいい絵だった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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オトコの子育て  第2話 運動会ビリでもいいですか?

演出:塚本連平
脚本:尾崎将也

テーマとしてはオーソドックスだけど、
ありがちな極端なラストに持っていかず、
ほのぼのとした終わり方になっているところは
作品の個性が出ていると思う。

吉川史樹が大きくなって
「アットホーム・ダッド」の頃の愛くるしさは
やや消えているものの、
最後の笑顔のVサインは可愛かった。

やっぱりこのドラマは子役だな。
遠藤由実のナチュラルっぷりは年齢的なものなのか、
天性のものなのかは分からないけど、
普通にしゃべってるだけで癒されるし。

中西家(尾美としのり・鈴木砂羽)のクレームは
今回くらいのトーンで抑えて、
矢野家と弥生(国仲涼子)のやり取りに
たっぷり時間を取って欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2007/11/02

ジョシデカ!ー女子刑事ー  3

演出:平野俊一
脚本:秦建日子

ジウォン(リュ・シウォン)の写真情報と引き替えに
華子(泉ピン子)が1人で連続殺人事件の捜査本部に戻ることに。
結果、来実(仲間由紀恵)と華子が別々の行動を取るという
これまでとは違う変化も出た。

それが単独行動にもつながり、
ラストで来実の身に危険が迫るという展開に。

それにしてもジウォンはこの序盤から怪しい。
今回のバイクでの登場の仕方も唐突だったし。
でも、序盤すぎて逆にフェイクの可能性も高いか。

彼氏に逃げられたことに気づいてない来実のキャラとか、
おとり捜査で来実と華子がボケるところとか、
あのあたりのテイストは相変わらず面白いと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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医龍2  KARTE:04

演出:葉山浩樹
脚本:林宏司

毎回、手術シーンを入れるわけにもいかないので
こういう回があってもいいんだけど、
そうなるとやっぱり一話の中のカタルシスはなく、
見せ方のワザとらしさが目立ってしまう感じ。

前の病院でMEの野村(中村靖日)とトラブルがあった外科医役が
大鶴義丹じゃなかったらもう少しマシだったかもしれない。
あんなコテコテの演技であるあるネタをやられても
感情移入はできないよなあ。

外山(高橋一生)の壊れ方も大袈裟すぎた。
こういうのはカウンターがあってはじめて許容できる描き方なので、
今回のようなタイミングで次回へ持ち越されてしまうと
ワザとらしい印象だけが残ってしまう。

まあ、連ドラの場合は
こういう繋ぎの回が挟まってしまうのは仕方がないか。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第4回

演出:加藤新
脚本:清水有生

ノートの提出者は無し。
でも今回の内容で裕美(山田麗)や大将(亀井拓)がノートを提出したら
ちょっと弱いような気もするし、
毎回ひとりずつではパターン化し過ぎるので、
こういう回があってもいいと思う。

サトケン(廣瀬真平)の話を引っ張るとは思わなかったけど、
今シリーズは親を描くことにも時間をかけているので、
今回のような回も含めつつ、
いろんな親を見せていくのかもしれない。

授業の使い方は原点に返っているようで、
ドラマとしては悪くないと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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おいしいごはん 鎌倉・春日井米店  第2話「けんちん汁と渚のシンドバッド」

監督:吉田啓一郎
脚本:古沢良太

いろんな意味でバランスが取れていて、
やっぱりかなり面白いかも。

家族の描き方がシリアスになり過ぎないように
基本的にはコミカルなテイストでまとめているし、
孫の翔太(土井洋輝)だけでなく、
のほほんとした性格のたえ(藤原紀香)も
全体のバランスをうまく保っていると思う。

初回は出だしがちょっともたついたけど、
今回は翔太が自分から
“2階で遊んでましょうか?”と言い出したあたりから
「春日井米店の乱」の説明までで
すっかりテンポを安定させていた。

楓(水川あさみ)が雫(星井七瀬)のぬいぐるみを
切り裂いたと告白した時は
ちょっとビックリの展開だったけど、
その後はきちんと楓の性格を描くストーリーになっていたし。

で、妙に雫が春日井家に受け入れられるのが早いなと思っていたら、
ラストで雫が「ライフ」モードに。
確かに“側室”の子にしては素直すぎたので
何かあるとは思ってたけど復讐が目的か。

普通なら極端すぎる展開と苦言を呈したいところだけど、
かなりコメディタッチの仕上がりなので、
こういう展開でもカラっと描いていきそう。
ちょっと見続けるのが楽しみになってきた。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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働きマン  第4話

演出:佐久間紀佳
脚本:吉田智子

今回はそんなに悪くなかった。
たぶん、無理にコミカルにしない方がいいんだと思う。
もともと内容自体は見どころが多いんだし。

これは主人公の松方(菅野美穂)が新人ではなく、
7年目くらいの中堅というところが活きている話。
お仕事系のドラマでは新人が主人公の成長物語が多いので、
そういう点で多少新鮮味は出たと思う。

冒頭のカメラ目線なども
タイトルバックが付いたことである程度は区分けが付いたので、
その後を今回くらいのテイストで作ってくれれば何とかなりそう。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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