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2008/01/31

斉藤さん  第4話

演出:久保田充
脚本:相内美生

状況としてだいぶムリがあった高校生絡みの話が一段落して
かなり見やすくなった。
しかも斉藤さん(観月ありさ)の言動にはやはりブレがなくて、
テーマがしっかり伝わったと思う。

ゲーム機がなくなった理由が判明する前から
斉藤さんの潤一(谷端泰人)に対する接し方は筋が通っていて、
潤一が本当のことを話すシーンはかなり泣けた。
観月ありさの優しい表情も良かったし、
“恐かったことを覚えておくんだよ”というセリフも良かったし。

悪いことをしたらきちんと謝ることを教える内容だったので、
いつも以上に斉藤さんが
潤一をギュッと抱きしめる場面が多かったのも印象的だった。

三上(高島礼子)側の意見もしっかり言っていたのは良かったと思う。
とくに潤一と真(加藤清史郎)がみんなの前で謝った後も
世の中には一度過ちを犯した人を許さない人もいると、
理想と現実のギャップを言っていたのは良かった。

それでも“そんな輩は放っておけばいい”と
きっぱり言う斉藤さんがまた格好良いんだけど。

時期的にはちょっとズレたクリスマスの話ではあったものの、
真野(ミムラ)の息子・尊(平野心暖)に関することは
透(佐々木蔵之介)の姿勢を出しながら
クリスマスと絡めてそれなりにまとめていたし、
ラストも斉藤さんの家族愛があふれる締め方になっていたし、
今回は雑なところもあまり気にならなかった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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あしたの、喜多善男  4日目 世界一臆病な誘拐犯

演出:麻生学
脚本:飯田譲治

ストーリーがどう転がるのかという引っ張りと
コミカルな味付けが絶妙で、
見ていてホントに飽きさせない。
音楽もジャズとそうでない曲をうまく使い分けていて、
メリハリが利いていると思う。

主人公の善男(小日向文世)だけでなく、
他の登場人物もキャラクターがしっかりしているので
いろいろと興味が湧く作りになっているところもいい。
今回なんかはリカ(栗山千明)の心理も
なかなか興味深く描けていたんじゃないだろうか。

しのぶ(吉高由里子)のキャラは相変わらず印象的でインパクトがある。
吉高由里子は「篤姫」にも於哲役で出てきたけど、
両方見てるとお人形のような姫様の姿とのギャップが
また面白かったりして。

誘拐事件自体は原案の小説にも出てくるエピソードだけど、
矢代(松田龍平)も善男を追って箱根にやって来たし、
抜群に面白い杉本(生瀬勝久)と与田(丸山智己)のコンビも
ずっと善男をマークしてるし、
ここに元外科医の殺し屋・片山(温水洋一)が絡んでくると
かなり面白くなりそう。

あと、みずほ(小西真奈美)の過去についても、
まだ森脇(要潤)というキャラをそんなに動かしてないので
そこにも期待したい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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貧乏男子  3rd. debt ボンビーメンVS結婚できない男

演出:猪股隆一
脚本:山浦雅大

引田(八嶋智人)のキャラクターはそれなりに描けていたと思うけど、
一美(小栗旬)から受ける印象はまた初回に戻ってしまった感じ。
引田が警官としての正義感をみせるところや
騙された引田と一美が励ますところは、
もっとシリアスなテイストにすれば全体のメリハリも付くのに。

内容の中途半端さも初回に戻ったような感じだった。
これまでオムオム(ユースケ)が一美に課していたことは
何だかんだ言っても仕事に関わることだったのに、
今回はいきなり卓球の相手として現れるし。

すみれ(仲里依紗)から一美への頼み事を
白石(三浦春馬)が協力するというのは前回と同じだけど、
そこにオムオムが絡む展開が強引だった。

そもそも教会まで予約するという明らかな結婚詐欺なのに
警官である引田が騙されっぱなしという設定自体にムリがあるし、
そのうえ“人を好きになることができたらそれだけで勝ち”という
一美のセリフですべてをまとめてしまうのは
いくら何でも強引すぎたと思う。

作品全体として伝えたいであろうことが
このままだと効果的に伝わらないまま終わってしまいそう。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ハチミツとクローバー  4(クローバーの数で表記)

演出:松山博昭
脚本:金子茂樹

クリスマスのプレゼントをモチーフにして
真山(向井理)にプレゼントを届けるあゆみ(原田夏希)、
理花(瀬戸朝香)にプレゼントを届ける真山、
そしてはぐみ(成海璃子)にプレゼントを渡せない竹本(生田斗真)、
という描き方はストレートにできていたと思う。

ただ、やっぱりはぐみと森田(成宮寛貴)のところが
いろんな意味でガサツで盛り上がらない。
だから最後に“落ち込んでくれた方がずっとよかった。
行かないで欲しいと泣かれた方がずっとよかった”
という竹本のナレーションが入っても
本当の意味での感情移入できなかった。

ああいうシーンは竹本のせつなさだけでなく、
絵を描くことに没頭しているはぐみの気持ちまで沁みてきて
初めていいシーンになるのになあ。

正直、最初の10分でかなりつまらないオーラが出てるので、
最後まで集中して見るのが大変だったりするけど。

ローマイヤ先輩(木村祐一)が竹本に時計を持ってくるところも
もっと短いシーンで仕上げればそれなりに面白くなるのに、
ダラダラとやってしまうあたり、
根本的に作り方のセンスが悪い気がする。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2008/01/29

薔薇のない花屋  第3話

演出:葉山浩樹
脚本:野島伸司

雫(八木優希)の母親(本仮屋ユイカ)が
安西(三浦友和)の娘であること、
その立場から安西が英治(香取慎吾)を貶めようとしていることは
ほぼ確実になった。

ただ、単に娘を亡くしたことによる悲しみから、
というわけでもなさそう。
それ以前に娘が英治のような男を
愛した理由が分からないという感じだった。

雫の母親がビデオでずっと“キミ”と話しかけていることから、
“キミ”が英治とは限らないのではないか、
雫の父親が英治であるとは断言できないのではないか、
という可能性は依然として残っている。

でも、今回の内容を見ると、
そこにフェイクはないような気がしてきた。

不良に絡まれた時に思わず攻撃的な一面が出てしまったり、
省吾(今井悠貴)に昔の自分を重ねてみたりするところから察すると、
過去の英治は今の英治とまったく違って
愛を知らない人間であったと思われる。
何か事件を起こしている可能性だってある。

となると、ビデオの中で雫の母親が言っていた、
“遠距離になってしまう”
“本当のキミは誰よりもひとりぼっち”
“家族を作ってあげたい”などのフレーズは、
すべて英治に対して言っていると受け取った方が自然に思える。

そんな過去の英治をなぜ娘は愛したのか、愛せたのか、
その疑問があるから安西は美桜(竹内結子)に
盲目のふりをして今の英治に近づくように指示したんじゃないだろうか。
今回の美女と野獣の話も印象的だったし。

本当の自分はやさしい愛のある人間ではないと
英治自身が思っているのはほぼ間違いなくて、
初回で店に薔薇を置かない理由として美桜に説明した内容、
トゲがあるのに単純に美しいと思われたくない、というのも、
実は英治の本音だったりすると思う。

雫の母親は英治を人から“お花屋さん”と呼んでもらえるくらいに
やさしい人間に変えた。
でも、雫を生んだところで命を失ってしまった。
だからそのお花屋さんに薔薇も置けるようにするのが
最終的には美桜のこの物語におけるポジション、
と素直に考えていいような気がする。

初回のラストシーン、
ひとつの赤い傘に入った英治と美桜が、
真上からの映像で赤い薔薇のようになっていたのは
その象徴とも取れるし。

とりあえず、次回は美桜の嘘がバレてしまいそう。
安西も医師を続けていくには健康上の問題を抱えてそうな感じ。
まだ、いろいろ捻りはあるか。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/01/28

佐々木夫妻の仁義なき戦い  2

演出:平川雄一朗
脚本:森下佳子

もっとコメディ色が強いのかと思ったら、
意外とセリフが鋭いというか、
夫婦の関係を深くえぐっていくような感じになった。

法倫(稲垣吾郎)と律子(小雪)が
幸造(泉谷しげる)と奈津子(朝加真由美)という
利益相反にあたる仕事を同時に受けてしまったトラブルは、
じゃんけんであっさり律子側が受けることになり、
速いテンポで和解まで進展。

その後はどういう風に広げるのかと思ったら、
依頼を断ってしまった件で法倫の母・ゆと子(江波杏子)の家へ
法倫と律子が謝りに行く展開になった。
ここでの律子とゆと子の会話がすごかったと思う。

その前に律子の過去が描かれ、
単にずぼらであっけらかんとしたキャラではないことが分かっていた上での
律子の境遇を持ち出した嫌味を言うゆと子、
一度は笑顔で耐えるものの母親(銀粉蝶)を馬鹿にされて言い返す律子、
それに対してまた妙に筋の通った反駁をするゆと子、
で、“じゃあ、離婚します”と宣言する律子。
このやり取りはコメディを超えたエッジの効き方だった。

嫁姑問題は夫婦のコメディに付きものだけど、
これは容赦ないやり取りだったなあ。

その後、法倫と律子はケンカをして
お互いに自分の人生を返してくれと怒鳴り合うわけだけど、
そこで描かれたのが初回の冒頭で流された
いくつかの回想シーンに説明を加えながらの、
法倫と律子が一緒に事務所を立ち上げた理由。
これがかなりグッと来る内容だった。
ここは一話の流れとしてもかなりメリハリが効いて、
いい構成だったと思う。

そして事務所を立ち上げた頃のことを思い出して
法倫も律子も冷静になるものの、
2人は別々の決意をしてしまうことに。

とりあえず再燃した幸造と奈津子の問題は、
依頼主である幸造の利益を優先させつつ、
律子が幸造・奈津子夫婦の本当の幸せを願うような形で終結。

この案件の収め方はまた強引なところもあったと思うけど、
元はぐれ(?)刑事だった馬場(藤田まこと)を始め、
事務所のメンバー全員が黙って協力するシーンや、
そのメンバーに律子が心から“ゴメンね”と言うシーンなどは、
なかなか印象的だった。

で、律子に私の人生を返してと言われた法倫が出した答えが、
やっぱり離婚。
今回も依頼主の夫婦関係を絡めながら
法倫と律子の関係をしっかり描いていたし、
次回への引っ張りもあるし、
これくらい内容が詰まっていれば今後も面白く見られそうな気がする。

ただ、だからこそ余計にプロレスとの絡みはいらないと思う。
登場人物全員にプロレスラーの名前が付いていたり、
プロレスラーのゲストがチラッと出てきたり、
法倫と小川(山本耕史)がレスリングをやったり、
そういうことがかえって浮いてしまっている感じ。

最初は毎回血を見るような大ゲンカでもするから
プロレス要素を入れてるのかと思ったけど、
どうやらそうでもなさそうなので
ムリに入れていく必要はないと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/01/27

SP 警視庁警備部警護課第四係  Episode 4-3(ローマ数字)

総監督:本広克行
演出:波多野貴文、藤本周
原案・脚本:金城一紀

4月に放送されるスペシャルは
連ドラ版を時系列に並べ直した総集編+αで
+α部分もすでに収録済みらしいので、
スペシャルでもその後がそんなに詳しく描かれるとは思えない。
となると、この最終回はどうなのか。
とりあえず高島(近江谷太朗)に関することは
もう少し詳しく描いて欲しかった。

20年前の事件は麻田(山本圭)側が選挙に勝つために
麻田が暴漢から子供を守るというシナリオを作っていたのは間違いない。
高島が“こんなはずじゃなかった”とも言っていたし、
さすがに聴衆の誰かを殺せとまでは指示していないと思う。

ただ、山西(平田満)は
20年経ってもこの国は変わってないと言っていたので、
それがどこまでを差しているのかはやや疑問が残る。

9話で高島が山西にお金を渡すシーンがあったけど、
あれは人を介して昔のことは忘れたいと山西が言っているので、
高島の新たな依頼などではないはず。

つまり、高島は20年前の工作が明るみに出るのが困るので
山西にお金を渡そうとしたし、
最後は殺そうとしたということだと思う。
結局、高島の安否も分からないままだったし、
そのあたりはもう少し丁寧に描いて欲しかった。

で、最後に明かされたのが尾形(堤真一)の正体。
以前から考え方としては西島(飯田基祐)と尾形は一致していたわけだけど、
かなり大きなグループの一員として動いていて、
麻田にペイント弾を打ち込んだ狙撃手(古山憲太郎)も
西島の後任として理事官になった男も、
すべて同じ考え方で動いている仲間だった。

ナイフで攻撃する大男(三代目魚武濱田成夫)や
リバプール・クリーニングなどはそのグループから依頼された
テロリストということだろうけど、
公安にその行動を感づかれてしまった西島は
リバプール・クリーニングによって
自殺に見せかけて殺されてしまった感じ。
大儀のためには仲間まで殺してしまうのか。

そこで気になるのが山西の真意。
単に麻田への恨みで単独で行動していたとも取れるし、
そのグループから依頼されていたから
20年経っても変わってないと言ったとも取れる。

尾形が収監中の山西に会いに行っていたシーンもあったけど、
アトリウムに山西が現れた時の尾形の表情や、
最後の音楽ホールに尾形が来た時の山西のリアクションなどを見ると、
尾形が依頼しているとは考えにくい。

実際、笹本(真木よう子)は山西の腕を撃っているのに、
尾形は山西の胸を撃ち抜いてしまっているし…。
やっぱり山西のパーツは井上(岡田准一)や尾形の過去とも絡めた
独立した話だったと思う。

もうひとつ気になるのが尾形たちの黒幕。
演説内容から考えても麻田かなりタカ派というか、
テロに対して強硬派なので、
尾形たちのグループはそもそも麻田の指示で
危機感のない国家体制(SPの行動範囲も含む)を
強引に変えようとしているのかもしれない。

それくらい上からの指示がないと
警備部の人事を自由に動かせないだろうし、
尾形は学生の頃から麻田の演説を聞きに行ってたくらいだし。

いずれにしても、これだけ壮大に膨らんだ内容を
総集編+αのスペシャルだけでは面白く描けないと思う。

尾形の悪意も感じ取った井上がひとりで戦っていくだけでなく、
そのやり方の是非は別にして
テロリストの攻撃に対して徹底した準備をするのが尾形たちの目的で、
そのために優秀な井上をスカウトしたなら、
両親を山西に殺された井上が尾形たちに飲み込まれる可能性もある。

終盤で大きくキャラクターが膨らんだ公安の田中(野間口徹)が
本当に公安としての仕事を全うするなら、
井上と田中が組んで尾形たちのグループを掃討していくことも考えられる。

結局のところこのドラマは、
映画、映画、スペシャル、映画、最後はパチンコ、
などと突き進む大きなビジネスの単なる前振りだったんじゃないだろうか。

凝った作りで映画のような映像は楽しめたものの、
連ドラという形式にまできちんと消化できていなかったのが残念だった。
スペシャルを予定するのも、映画を念頭に置くのもいいとは思うけど、
新しいテイストの“連ドラ”を作りたかったのなら、
連ドラとしてのまとめ方はきっちりして欲しかった。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★★☆
                話題性 ★★★★☆

          平均採点 6.68(10点満点平均6)

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1ポンドの福音  Round3

演出:田中峰弥
脚本:福田雄一

かなりアレンジされた内容だったものの、
善彦(知念侑李)の成長とボクサーの裏側だけでなく、
シスターアンジェラ(黒木メイサ)が
耕作(亀梨和也)のことが気になっていく過程が描けていて
なかなか良かったんじゃないだろうか。

ただ、試合前に不良に絡まれた喜彦、
シスターアンジェラ、勝己(山田涼介)のところへ
耕作が来るのはいいとして、
耕作が一度相手を殴ろうとしたシーンはいらなかった。

単に不良を無視してシスターアンジェラに
一度裏切ってしまったことを謝り続けるだけでも
耕作らしさが出て面白かったとは思うけど、
あそこは殴られても手を出さない格好良さを出したかったんだろうから、
シスターアンジェラに止められたりせず、
耕作は一度も手を出さない方がハッキリしていてよかった。

そこだけが中途半端な描き方になって
ちょっと残念だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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未来講師めぐる  #003

演出:高橋伸之
脚本:宮藤官九郎

前作の「モップガール」では
「トゥルー・コーリング」の終盤で描かれていた
人の運命を変えることの功罪に関してはほとんど触れていなかったけど、
これはめぐる(深田恭子)が人の未来を変える可能性があることを
悩んでしまう話なのか?
まあ、基本的にはコメディだからどうでもいいんだけど。

20年後にメールするシーンがなかったから
ホロッとさせるところはなかったものの、
一話完結っぽい内容ばかりよりも
多少はベースとなるストーリーがあった方が引きはある。
そういう意味ではこういう内容もアリなんじゃないだろうか。

めぐるがベーグルを両手にハメたまま
みちる(黒川智花)の授業を見ていたところと、
“父です、母です、父です、母です”と4人現れたところは
バカバカしくってちょっと面白かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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エジソンの母  第3話

演出:平野俊一
脚本:大森美香

美浦(谷原章介)は大きく絡んできたこともあって
話の構成自体は今までで一番分かりやすかったと思う。

賢人(清水優哉)が自然の摂理に興味を持ち、
鮎川(伊東美咲)が授業参観で張り切って道徳の授業をしようとし、
その授業が賢人の発言から自然の摂理の話になって、
他の生徒たちも賢人の話に興味津々になる展開はムリがなかった。

美浦は父兄でもないのであの場所に登場させるのは
段取りとしてかなり強引だけど、
あの場に美浦がいてその光景を面白がったのは
ドラマとしてすごく分かりやすくなったと思う。

“子供たちに優しいと言わせれば優しい大人になるのか、
親切と言わせれば親切な大人になるのか、
思いやりや優しさはきちんと生きていれば自然に学ぶものだ”
という美浦のセリフがあった後に、
あおい(坂井真紀)に育てられている賢人が
すでに思いやりも優しさも芽生えていることが示されるラストは
なかなか感動的だったと思う。

ただ、あおいが鮎川に対して、
いつも賢人をイヤな顔をせず正面から受け止めて相手をしてくれると
感謝をするシーンはちょっと説得力がなかった。

前の学校でイヤな思いをしてるから
あおいが鈍感というわけではないだろうし、
本来は伊東美咲が賢人に振り回されている感じを
もっとコミカルに演じなきゃいけなかったんだと思う。
そこがヒステリックな雰囲気になってしまったのが残念だった。

あおいが離婚した理由も描かれ、
いつも淡々としている賢人が
授業参観に父親が来てくれたと勘違いしてしまうシーンは
賢人の子供らしさが出ていて良かったと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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4姉妹探偵団  第2話「高級エステ殺人!消えた令嬢」

演出:新城毅彦
脚本:高山直也

本気で犯人が誰かなんて推理して楽しめるドラマではないけど、
前回は升毅、森三中の大島などをまわりに配置していたし、
今回も川島なお美以外にデビット伊東、相本久美子、
令嬢役に前田亜季まで迎えてゲストはそれなりに揃えていると思う。

でも、ただでさえ3姉妹を4姉妹に増やした上に、
叔母の加津代(室井滋)、そのヒモの城之内(生瀬勝久)までいるので、
とにかく人が多すぎ。

一応今回、長女の真理(中越典子)は
落ち込む夕里子(夏帆)をなぐさめていたりしたけど、
今のところ4姉妹に増やしたメリットはほとんど出ていない。

それでも中身が見応えあれば何とかなるけど、
今時ガラスに書かれた反転文字で真犯人が分かるなんて
小学生のなぞなぞでもやらないだろうしなあ。

次回は前田亜季のお姉ちゃん、前田愛もゲスト出演するらしい。
4姉妹探偵団に2姉妹でゲストってどうなの。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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鹿男あをによし  第2話

演出:鈴木雅之
脚本:相沢友子

もう少しドラマとしてアレンジするのかと思ったけど、
結構そのままやっていく感じ。
確かにほとんどが後につながるエピソードなので
カットするのも難しいとは思う。
でも、さすがに詰め込みすぎ、急ぎすぎじゃないだろうか。

やっぱり1話の終わりで小川(玉木宏)が鹿に話しかけられ、
2話の終わりで鹿顔になるというのは、
連ドラとしてどうしても進めたいアクションだったんだろうか。
それはまあ分かるとしても、
ここまでドラマの中の時間の流れ方として
悠久の奈良という雰囲気があまり出てないのが残念な気がする。

次回からはもう大和杯の話に移るようだけど、
エキストラ募集のスケジュールから考えると、
剣道の試合は中盤の5・6話くらいになりそう。
せめてそのあたりはじっくり見せてもらえるといいんだけど…。

みんなが憧れるマドンナ(柴本幸)に対して
あらゆる悪口を言う藤原(綾瀬はるか)は
女性っぽさも出ていてちょっと面白かった。
ドラマとして遊ぶとしたらやはりこの藤原絡みか。

ただ、男女の感情を盛り込むのなら
説得力がでるようにうまく整理して欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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だいすき!!  第2話

演出:竹村謙太郎
脚本:渡辺千穂

ひまわり(松本春姫)が保育園に通うようになる話の中で
琴音(福田沙紀)の内面もよく描かれたと思う。

施設で育った琴音が子供は順応するから放り込んだ方がいいと
ひまわりをかなり強引に保育園に連れて行った後、
小さなことでもひとつずつ乗り越えていくのが私たちの喜びなんだと
美代子(岸本加世子)が琴音に話したシーンは、
柚子(香里奈)の母親としての美代子の気持ちも
琴音の複雑な気持ちも表れた良いシーンだった。

結果的にひまわりは保育園に通えるようになり、
琴音も柚子たちと暮らすことに。
美代子が嘘をつかないことと柚子をサポートすることを条件に
琴音を家族として迎えるところはさすがに良かった。

ひまわりが保育園に通うことが決まり、
柚子が“よろしくお願いしまーす”と園長(音無美紀子)に挨拶した時に
ひまわりも裏返って一緒に挨拶してるみたいになったところは妙に可愛かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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交渉人〜THE NEGOTIATOR〜  3

演出:佐藤源太
脚本:寺田敏雄

一話で完結するような事件ではなく、
複数回にわたる事件を扱うのはいいと思う。
一話で描こうとすると
前回みたいに犯人の描き方が安っぽくなるので。

ただ、依然として
宇佐木(米倉涼子)のまわりにいる人物の多くが魅力的じゃない。
何か意味があってそういう言動をしてる人もいるんだろうけど、
不快な印象が強いので見続けていく上ではツライ。

今回出てきた爆弾処理班の班長・川相(平賀雅臣)は
ちょっと無骨な感じがして良かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第14回

演出:大岡進
脚本:清水有生

終盤は悪くなかったと思う。
今シリーズの金八(武田鉄矢)は授業に工夫がないので、
直接、大将(亀井拓)の父親・聡(山本龍二)を
怒鳴りつけるシーンはそれなりに響くものがあったし、
外にいた大将に謝りながら帰る金八もらしさは出ていた。

チャーハンを作ることだけが唯一残された父親らしさであることは
ずっと引っ張って描いていたので、
最後に大将が包丁で野菜を切って父親がチャーハンを作り、
父親がいなくなった部屋で
金八と2人そのチャーハンを食べるラストシーンは
余韻があって良かったと思う。

ただ、序盤の15分は見続けるのが大変なくらいつまらない。
校長(浅野和之)や北(金田明夫)が
話を転がすためだけのキャラになってしまって、
職員室自体が面白くなくなっているのが大きいと思う。

金八と対立する人がいるのはいいけど、
それなりに芯が通ってないと
バカバカしさばかりが目立ってしまいそう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/01/24

斉藤さん  第3話

演出:岩本仁志
脚本:土田英生

ここまでしつこいくらいに引っ張っていた市会議員の息子、
柳川(山田親太朗)が先導していた嫌がらせは、
実は担任の五右衛門がいい先生だったということでとりあえず終了。

本当にいい先生なら自分の生徒が
昔のショッカーみたいに幼稚園児を襲っているのを
あんなに放置してないと思うけど…。

柳川がひねくれてしまったのも
まわりの大人のせいではないかという切り口だったし、
阿久津高校の女子生徒からも
筋の通ってる大人とそうでない大人の区別くらいついている
というセリフがあったので、
斉藤さん(観月ありさ)が高校生と関わる話があるのはいい。
でも、もう少し丁寧に描いて欲しいなあ。

企画自体は悪くないだけに、
バタバタと段取りだけを消化していくような展開になっているのは
非常にもったいない感じがする。

とりあえず真野(ミムラ)のキャラクターを出しながら
真野が少しずつ変化していく様子は描けていると思う。
ミムラのぎこちなさはちょっと気になるけど。

スポーツジムのインストラクター(弓削智久)のおネエキャラは
アクセントになって面白いと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/01/23

あしたの、喜多善男  3日目 元妻と密会…暴走

演出:麻生学
脚本:飯田譲治

善男(小日向文世)が元妻・みずほ(小西真奈美)と再会。
まだみずほの心理がすべて明かされたわけではないけど、
今後の展開を示唆するカットはあった。
みずほが昔を回想するシーンの目線などで。

それにしても善男とみずほのシーンはかなり見応えがあった。
その内容もそうだけど、
善男がみずほに“会ってくれてありがとう”と言い、
みずほに“そういうところがダメなのよ”を返された時の
善男の表情なんかはさすが小日向文世という感じだった。

この善男とみずほのシーンにインパクトがあったので、
その後の善男とネガティブ善男のシーンも
追い打ちをかける強烈さが出たと思う。

ネガティブ善男の出し方に見慣れてきたこともあるけど、
こういう使い方をされると効果は高いと思う。

今回は善男と矢代(松田龍平)の絡みが少なかったので
そこはやや物足りなさがあったものの、
善男とみずほの心理を描いた部分では見応えがあった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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貧乏男子  2nd. debt ボンビーメンVS買い過ぎ女

演出:吉野洋
脚本:山浦雅大

演出家も脚本家も初回とは替わって、
かなりバランスが良くなった。
今回も結局、未海(山田優)はコートを買ってしまったので、
あの時点で一美(小栗旬)の思いは実を結ばなかったわけだけど、
初回よりも流れは自然だったと思う。

始まって20分くらいで一美が未海に
“本当に放っておいていいの?”と言うセリフがあり、
その後、白石(三浦春馬)とのシーンを挟んで
一美が自分のことを後回しにして未海を止めに行く場面になるなど、
構成自体もシンプルで分かりやすかった。

一美がお客のグチを聞いてもやしを売るところなど、
細かいところは説得力がないし、
コメディとしての質も高くはないと思うけど、
これくらいの内容でまとめてくれると多少は見やすい。

少なくとも主人公・一美のキャラクターは
初回よりハッキリしたと思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ハチミツとクローバー  3(クローバーの数で表記)

演出:松山博昭
脚本:金子茂樹

演出家が替わって、
コミカルなシーンも多少はテンポが良くなった。
ローマイヤ先輩(木村祐一)は毎回出てくるようだけど、
ちゃんと関西弁の設定にすればいいのにな。
ヘンに共通語を話そうとしてるところが
キャラを中途半端にしてるような気がする。

ストーリーを最終的にどうアレンジするつもりなのかは分からないけど、
森田(成宮寛貴)にキスされた後のはぐみ(成海璃子)の気持ちや
はぐみに思いを寄せる竹本(生田斗真)の気持ち、
真山(向井理)を諦めきれないあゆみ(原田夏希)の気持ちなどは
それなりに描けていたと思う。

ただ、竹本はいいとしても、
はぐみや森田やあゆみまでヒマそうで作品づくりをしていないと、
美大が舞台の作品としては物足りない感じ。
夏休み時期を描いていたといえ、まだ序盤だし、
そのあたりはしっかりと雰囲気を出して欲しい。

理花(瀬戸朝香)の過去に関しては、
この枠もHONDAがスポンサーに付いているので車の事故は却下。
原田(海東健)だけが単独で飛行機事故に遭っていたという設定で、
そこに理花のヤケドが関わっていることに変更されていた。
まあ、それならドラマ版の理花のキャラもそんなに違和感ないか。

メインの5人の中では真山が一番ハマっていることもあるので、
美和子(滝沢沙織)、野宮(柏原崇)、理花あたりの
大人チームに期待したい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/01/22

薔薇のない花屋  第2話

演出:中江功
脚本:野島伸司

工藤(松田翔太)が探偵事務所にもいた人間で
安西(三浦友和)からの指示で動いていたこと、
美桜(竹内結子)が安西の指示に嫌々ながらも従っているのは
入院している父親(尾藤イサオ)が関係していること、
雫(八木優希)の母親(本仮屋ユイカ)は安西の娘らしいことなどが
この2話では明かされた。

今回は美桜の内面描写が多かったけど、
美桜は本当は英治(香取慎吾)を騙すなんてイヤなのに
それでもそれを続ける理由付けとして、
真逆の人間を演じることの開放感も描く必要はあったと思う。

美桜が英治の前だけでは屈託なく笑ったり、
大声を出したり、ワガママを言ったりできるある種の喜びを、
この段階で描いておく意味はあった。

英治側の描写としては、
“お花屋さんと呼ばれることの幸せ”が冒頭でセリフとして出て、
そこをかなり引っ張ったりもしていたけど、
そのセリフ自体は英治の心理をかなり繊細に表現していたと思う。
そういうところが共感できないと
野島伸司のドラマはなかなかハマれないんだろうけど。

ストーリーとしては菱田(池内淳子)が
英治たちと一緒に暮らすことに。

あと、工藤が雫の母親のメッセージビデオをダビングして
安西の元へ届けていたけど、
一度に全部は届けていないところがミソか。

少しずつ届けられるビデオを安西が見ることで
毎回、メッセージが流れても不自然ではなくなったし、
その内容によって安西の心理にも変化が出てくるかもしれない。

美桜が雫にマウストゥマウスした時のことを
工藤がファーストキスを自分がもらったと
からかったシーンの雫は可愛かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/01/21

佐々木夫妻の仁義なき戦い  1

企画:石丸彰彦
プロデュース:高橋正尚
演出:平川雄一朗
脚本:森下佳子
音楽:福島祐子、高見優
主題歌:「そのまま」SMAP
制作:TBS、TBSテレビ
出演:稲垣吾郎、小雪、小出恵介、酒井若菜、藤田まこと、西村雅彦、
   山本耕史、古田新太、桜井幸子、江波杏子、他

連ドラの初回はどちらかというと設定や登場人物の紹介がメインになって
内容が薄くなるケースが多いけど、
それなりに中身もあった初回だったと思う。

その分、かなり豪華な脇役のポジションなどが
曖昧なまま物語が始まってしまった部分もあって、
多少分かりにくいところもあった。

一応、公式HPによると、
蝶野(西村雅彦)はパラリーガルで律子(小雪)の担当。
桜庭(小出恵介)は弁護士を目指していることが会話の中でも出てきたけど、
今はパラリーガルとして法倫(稲垣吾郎)の担当。
馬場(藤田まこと)は調査部門担当。
新しく入った恵(酒井若菜)は経理事務の派遣スタッフということらしい。

でも、法倫と律子のキャラクターや2人の現状を示すだけでなく、
そのゴミだらけとなった部屋と絡めて
最初の案件を2人で収めた内容は悪くなかったと思う。

単に夫婦ゲンカに法律用語が絡むというだけでなく、
そのケンカに弁護士として扱う案件が絡んでいるところは良かった。

もちろん、ドラマなので案件の収まり方が都合良すぎるというか、
簡単に解決しすぎるところはあって、
そういう安易さは今後も出てくると思う。
でも、佐々木夫婦の話との絡みがあればそれはそれでいいんじゃないだろうか。

映像も凝って作るのは分かったので、
次回以降は脚本で豪華な脇役もうまく使って欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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SP 警視庁警備部警護課第四係  Episode 4-2(ローマ数字)

総監督:本広克行
演出:波多野貴文、藤本周
原案・脚本:金城一紀

ここへきて話がほとんど進まないのにはガッカリ。
やっぱり作ってる側が自分たちの作品に酔っちゃってるんだなあ。

一応、首席秘書官の高島(近江谷太朗)が
20年前にも山西(平田満)にお金を渡してたみたいだし、
そのあたりはまだ捻りがあるかも。

ていうか、井上(岡田准一)の心理も絡めて
最終回にいろいろ謎が解決しても、
もうどうでもよくなっちゃった感じ。
ラスト3話は期待してたんだけどな。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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1ポンドの福音  Round2

演出:佐藤東弥
脚本:福田雄一

すごく分かりやすい内容だし、
一話の中でちゃんとメリハリがあるし、
ドラマとしてはかなり見やすい。

今回の対戦相手、来栖を演じた福井博章は、
強面なのにやさしくて気の弱い役にピッタリなので、
そういう意味でも素直にドラマの世界を楽しめた。

あと、シスターアンジェラ(黒木メイサ)の
コミカルな面も出てきたのはプラスだと思う。
今回くらいやってくれれば黒木メイサでもOKじゃないだろうか。

試合のシーンだけはどうしても安っぽくなるけど、
それ以外はかなり面白く作れていると思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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未来講師めぐる  #002

演出:唐木希浩
脚本:宮藤官九郎

塾の名前が毎回変わるとか、
最後は必ずスポットが当たった人物の20年後とメールをするとか、
基本的にはパターンに沿って話が展開していくのは見えてきたけど、
やっぱり演出や編集のテンポがクドカンの脚本と合ってない感じ。

バカバカしく笑いを取りにいってる箇所や
それなりに締めている箇所があっても、
みんな中途半端に流れてしまっている気がする。

黒川智花は最後に出てきただけで
本格的には次回から参戦みたいだけど、
このままの完成度だとキャストが揃っても素直には楽しめないかも。

演出家が替わったら少しはノリも変わるかもしれないので
そこに期待してみたい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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エジソンの母  第2話

演出:武藤淳
脚本:大森美香

テレビドラマとしてチャレンジしてる部分もあるし、
やりたい方向性は分かるものの、
今ひとつシャープさに欠ける感じ。

賢人(清水優哉)の疑問にズバッと答える
スーパーなキャラクターでもいれば
ドラマとしては分かりやすいんだけど
そういう切り口の作品ではないし、
賢人の母親・あおい(坂井真紀)目線の話かと言うと
そうではなくて担任教師・規子(伊東美咲)の成長を中心とした
まわりの大人たちの変化がメインの物語だったりするし…。

そういう意味ではやっぱり序盤はとくに
落とし所が難しいタイプの作品だと思う。

今回、加賀美(松下由樹)は
校長(田中要次)の朝礼で少し考え込む表情のカットがあり、
その後、賢人の気持ちも理解しつつ
まともなアドバイスをするシーンがあったけど、
完全に賢人を煙たがる青柳(杉田かおる)のような登場人物もいるので
加賀美は早めに冷静なキャラにした方がいいと思う。
じゃないと加賀美がポジションが曖昧になってしまうので。

伊東美咲の不器用さを隠しきれない演出の問題もあり、
何となく雑に見えてしまうのが残念な気がする。

ただ、あおいのキャラにブレがないところはいい。
あと、賢人役の清水優哉は決してうまい子役ではないかもしれないけど、
ものすごく味のあるしゃべり方をするところがいい。
美浦(谷原章介)とあおい・賢人親子の絡みがもっと多くなると
かなり見やすくなるかも。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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4姉妹探偵団  第1話「放火殺人…完全犯罪VS4姉妹」

チーフプロデューサー:桑田潔
プロデューサー:横地郁英、奈良井正巳、太田雅晴
演出:新城毅彦
脚本:福田卓郎
原作:赤川次郎「三姉妹探偵団」シリーズ
音楽:辻陽
主題歌:「Namidairo」YUI
制作協力:5年D組
制作:ABC、テレビ朝日
出演:夏帆、中越典子、加藤夏希、市川由衣、吉沢悠、室井滋、生瀬勝久、
   竹中直人、近藤芳正、日野陽仁、原史奈、桜井知里、他

パターンとしてはさすがに古いというか、
やたらと軽いミステリーだけど、
それなりの展開はあったので気楽に見られるドラマとしては
まあいいんじゃないだろうか。

ただ、わざわざ殺された被害者を妊娠してることにしなくても
話はどうにでも作れたと思うので
あそこは設定を変えた方がよかったと思う。

全体的にはテンポがあったというより
出来上がりが長すぎて編集で思いっきりカットしたような感じ。
そこが仕上がりとしては雑な印象も受けた。

各キャラクターが類型的なパターンになるのは
こういうタイプのドラマでは仕方ないかもしれないけど、
ドラマ化で3姉妹を4姉妹に変えたんだから
4人のキャラクターの違いは次回からもっとハッキリさせて欲しい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2008/01/18

鹿男あをによし  第1話

企画:中島寛朗
アソシエイトプロデュース:石原隆
プロデュース:土屋健
演出:鈴木雅之
脚本:相沢友子
原作:「鹿男あをによし」万城目学
音楽:佐橋俊彦
オープニングナレーション:中井貴一
制作:フジテレビ、共同テレビ
出演:玉木宏、綾瀬はるか、多部未華子、柴本幸、佐々木蔵之介、児玉清、
   篠井英介、キムラ緑子、酒井敏也、鷲尾真知子、田山涼成、宅間孝行、
   藤井美菜、川辺菜月、東亜優、江頭由良、宮田早苗、山寺宏一、他

1〜3月クールなので時期的な問題はどうするんだろうと思っていたら、
普通に10月(神無月)という設定だった。
本当は10〜12月クールにやりたかったんだろうなあ。

で、第一印象はやっぱり、
石原隆・鈴木雅之コンビ色の強い作品だなということ。
ここ最近は服部隆之が音楽担当ではないけど
音楽の使い方や映像もお馴染みの感じで、
そういう意味では安心して見ていられた。

セットも含めてシンメトリーになっている絵も多かったけど、
最後にしゃべる鹿が小川(玉木宏)の前に近づくシーンは原作通りで、
そこも綺麗にシンメトリーで収まっていたのはちょっと見事だった。

全体的には鈴木雅之作品らしくテンポのある作りだったと思う。
ただ、そのテンポがやや単調だった気もする。

本当は藤原(綾瀬はるか)が小川を奈良観光に連れだして
若草山から奈良の街を一望するシーンで
もっとテンポを落とせたらよかったんだけど、
藤原のキャラをハッキリさせるために
あそこでも藤原がテンポよくしゃべっていたので、
あまりゆったりしたシーンにはなかなかった。

やっぱり連ドラとしては全体の世界観を示す上でも
小川が鹿から話しかけられるところまでを初回で描く必要があったので、
多少詰め込みすぎたところもあったと思う。

結果的にいろいろ説明不足の部分も出てきて、
原作を知らないとどういう話なのか分からない人も多かったかもしれない。
でも、逆にそこが興味を引くポイントにもなっていただろうし、
次回への引きはそれなりにあったんじゃないだろうか。

注目の鹿の声は山寺宏一だった。
映像的には鹿のアップはいいんだけど、
歩く姿はCGだとちょっと厳しい感じ。
鹿の動きはシラけないようにうまく使って欲しい。

とにかく内容的な個性はあるので、
次回からはもう少しテンポにもメリハリをつけてもらいたい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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だいすき!!  第1話

プロデューサー:山本和夫、川西琢
演出:竹村謙太郎
脚本:篠崎絵里子
原作:愛本みずほ「だいすき!! ゆずの子育て日記」
音楽:近藤由紀夫、小西香葉
主題歌:「遥花〜はるか〜」melody.
企画協力:ドラマデザイン社
制作:ドリマックス・テレビジョン、TBS
出演:香里奈、岸本加世子、平岡祐太、福田沙紀、紺野まひる、余貴美子、
   臼田あさみ、相島一之、中村俊介、蓮ハルク、近野成美、佐々木麻緒、
   松本春姫、星野莉音、他

さすがに泣けるシーンは多々あった。
一番泣けたのはやっぱり柚子(香里奈)が
“お母さんみたいなお母さんになりたいのに…”と言ったところか。

いろいろツッコミどころもあったけど、
柚子が赤ちゃんのひまわり(星野莉音)を可愛いと思っているのに
かなり乱暴にあやしてしまうあたりはリアルに描いていたと思う。
見ていて本当にヒヤヒヤしてしまうくらいに。

母親役の岸本加世子はやっぱり全体を引き締めていた。
あと、弟役の平岡祐太が予想以上にナチュラルでいい感じ。
これなら弟の心理もうまく表現してくれそう。

最後に出てきた2歳になったひまわりの松本春姫も可愛いかったけど、
5歳になると佐々木麻緒が演じるらしい。
ドラマとしては設定を受け容れた次回以降の方が
もっと見応えは出てくると思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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交渉人〜THE NEGOTIATOR〜  2

演出:松田秀知
脚本:寺田敏雄

宇佐木(米倉涼子)が犯人と交渉しながら
現場の状況を対策本部に伝えていくような展開は
交渉人を主人公にしたこのドラマらしさが出ていたと思う。

事前にニュースでも報道し、
番宣としての効果を狙った米倉涼子の下着姿も、
一応、下着姿のまま動き回るシーンもあったりして
それなりの効果はあったんじゃないだろうか。

ただ、作品全体をどのあたりのトーンで落ち着かせたいのかは
まだハッキリしない感じ。
服を脱ぎ始めた宇佐木がモニターに映し出されて
まわりにいた警官がみんなで見ようとするくだりは
バカバカしくて面白かったけど、
全体としては作品の統一感を無くさせていた。
片山(高橋克実)や蓮見(高知東生)のキャラも
今のところ浮いたままだし。

たとえどんなにシリアスなドラマでも
コミカルなシーンはあっていいと思う。
でも、バランス感覚を欠いた入れ方をすると台無しになる。
「ジョシデカ」なんかはその典型だったけど、
このドラマも注意しないと同じようなことになってしまうと思う。

あと、今回の下着姿もそうだけど、
また宇佐木が男に胸ぐらを捕まれて怒鳴られるシーンがあったりして、
ちょっとドラマとしての狙いがあざとい気がする。
まあ、それで視聴率が取れればOKなのが今のテレビなんだけど。

とりあえず、人質の命も犯人の命も守るという信条を
宇佐木が実践してみせた回ではあった。
早く宇佐木の過去とかも絡めて
芯の通った内容にしてもらいたい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第13回

演出:今井夏木
脚本:清水有生

起きている事件自体は何の新しさもないけど、
大将(亀井拓)のキャラクターはよく出た回だった。

不良グループに殴られている大将を
金八(武田鉄矢)と智春(菅野隼人)が助けるあたりから
智春がすべてを金八に話すところまで、
ずっと千尋(森部万友佳)がそばで見ているというのは
さすがに流れとしてムリがあったものの、
第10話ではハッキリと解決しなかった千尋の問題と繋げて、
最後は千尋が自分の判断で
智春や大将に処分が下らないようにした展開は悪くなかった。

ドラマの後半戦は今回みたいに
以前の話と繋げて生徒の成長を描いていくようなスタイルにできれば
多少は変化が出てくると思う。

智春が大将に差し入れした“赤いきつね”は
いくら何でもワザとらしくてシラけた。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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斉藤さん  第2話

演出:岩本仁志
脚本:土田英生

斉藤さん(観月ありさ)と対立する三上(高島礼子)側の意見にも
ある種の正当性はあるわけで、
そこも描いたのは悪くなかった。

単に斉藤さんをヒーロー的に扱うのではなく、
本当に斉藤さんのやり方が正しいのかを
考えさせるような作りになっているのはいいと思う。

ただ、それがドラマとしてスッキリするかどうかはまた別問題。
普段、言いたくても言えないことを
ズバッと言ってくれる斉藤さんを見て、
単純にスッキリしたいという気持ちも視聴者側にはあるはずで、
そういう意味では2話目からこの展開はやや重たかったかもしれない。

社会派のドラマとして視聴者に考えさせる作りにするのはいいとしても、
こういう展開はもう少し後になってからでもよかったような気がする。

あと、脇役のキャラクターが今イチ固まっていない印象も。
園長の望月(古田新太)にしても、
若葉(ミムラ)の夫・透(佐々木蔵之介)にしても、
幼稚園の先生・加奈子(須藤理彩)にしても、
芸達者な役者を使ってるわりには中途半端な感じがする。

まあ、園長の望月なんかは典型的な事なかれ主義のキャラだから
どっちつかずの言動を取るのはいいんだけど、
ドラマとして園長がいなくても成立してしまうような作りは
やっぱり正しくないと思う。

作品としての芯は通っていると思うけど、
その肉付けが雑な感じがしてちょっと残念。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/01/16

あしたの、喜多善男  2日目 さよなら、母さん

演出:下山天
脚本:飯田譲治

コミカルなシーンとシリアスなシーンに幅があって、
しかも両方をバランス良く成立させてるところがいい。
ネガティブ善男が出てくるパーツだけは
ちょっと他の部分とトーンが違う感じがして若干違和感もあるけど、
基本的には脚本も演出も飽きさせない作りになっていると思う。

矢代(松田龍平)の思惑や気持ちの揺れ、
善男(小日向文世)とみずほ(小西真奈美)の過去なども
ストレスがたまらない程度に明かしつつ、
謎めいたストーリーが進んでいる感じもいい。

映像としても凝ったカットを入れたりしてメリハリがあると思う。
矢代が善男に生命保険の話をするシーンの
電車が交差するカットなんかはすごく印象的だった。

あと、やっぱり小日向文世は細かい動きまでうまい。
しのぶ(吉高由里子)が部屋まで来た時に段差で足を踏み外すところとか、
看板が落ちてきた後に腰が抜けるところとか…。
とにかくいろいろ見どころがあって面白いと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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貧乏男子  1st. debt NOと言えない男…貧乏男子誕生!!

プロデューサー:櫨山裕子、桑原丈弥、中沢晋
協力プロデューサー:吉野洋
演出:猪股隆一
脚本:山岡真介
音楽:澤野弘之
主題歌:「モノクローム」BENNIE K
挿入歌:「上の向いて歩こう」鈴木雅之
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作:日本テレビ
出演:小栗旬、ユースケ・サンタマリア、八嶋智人、山田優、三浦春馬、
   上地雄輔、音尾琢真、仲里依紗、渋江譲二、鹿内孝、木ノ本嶺浩、
   鈴之助、伊藤ゆみ、岡田亮輔、石田勇大、甲斐誠、矢崎広、富川一人、
   森田陽祐、小鹿啓司、増田修一郎、滝口幸広、吉岡佑、山口龍人、他

一美(小栗旬)がオムオム(ユースケ)の家で
お金を借りる時に言ったセリフが
“みんなに嫌われたくないから”じゃなかったら
まだ辻褄が合ったかもしれないけど、
あのセリフでかなり冷めてしまった。

最後まで見ればやりたい方向は何となく分かった。
でも、この脚本はさすがに雑すぎると思う。
もともと一美のような“やさしくってちょっとバカ”なキャラクターは
描くバランスが難しい。
少なくともこの初回はバカな部分が強く出すぎてしまって、
愛せる主人公にはなっていなかったような気がする。
全体的なストーリーにも説得力がなくて、
感情移入できるキャラクターがほとんどいなかったし。

とりあえず印象が良かったのは主題歌とタイトルバックくらいか。
あと、ネット配信されているTEAM NACSのスピンオフ。
もしかしたらスピンオフの続きの方が期待できるかもしれない。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ハチミツとクローバー  2(クローバーの数で表記)

演出:谷村政樹
脚本:金子茂樹

初回は違和感を感じつつも
ドラマ版としてオリジナルなものを作れそうな気配はあったけど、
今回はさすがに見ていてしんどい部分が多かった。

個人的にはまったく笑えないコミカルなシーンに関しては
人それぞれ笑いのツボも違うだろうから、
この際、繰り返し文句を言うつもりはない。
ただ、オリジナルと割り切っても展開が早すぎて
登場人物の微妙な心理が描けていないと思う。

あゆみ(原田夏希)が真山(向井理)におんぶされながら好きと言う
原作では有名なシーン自体はそんなに悪くなかった。
でも、あのシーンを本当に活かす段取りは踏めていなかったと思う。

ハチクロの魅力はいろいろあるだろうけど、
個人的にはせめてあゆみの気持ちだけは丁寧に描いて欲しいなあ。

とりあえず成海璃子が本当にキスしたシーンは
ちょっとインパクトがあった。
あと、エンドロールの映像が毎回違うようなので、
あそこはリアルな5人の仲の良さを楽しみたい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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薔薇のない花屋  第1話

プロデュース:関卓也、稲田秀樹
演出:中江功
脚本:野島伸司
音楽:吉俣良
主題歌:「ずっと一緒さ」山下達郎
制作:フジテレビ
出演:香取慎吾、竹内結子、八木優希、三浦友和、釈由美子、松田翔太、
   池内淳子、寺島進、本仮屋ユイカ、今井悠貴、他

野島伸司のわりにはセリフが詩的に流れ過ぎることもなく、
想像していたよりかなり見やすかった。
とくに桂子(池内淳子)のキャラなどは予想外にお茶目で、
全体的に堅苦しくならないような味付けはされていたと思う。

事前の番宣などではかなり内容が伏せられていたわけだけど、
美桜(竹内結子)が実は盲目の女性ではなかったことが
この初回では一番のサプライズ。
ここは野島作品だからこそ効くフェイクになっていたと思う。

英治(香取慎吾)の娘・雫の情報もあまりなかったけど、
演じていたのは八木優希。
中盤までは頭巾をかぶった状態での演技だったものの、
声も仕草も可愛く、
頭巾をかぶったままで涙を流すシーンも印象的だった。

その雫の同級生・省吾役には今井悠貴を起用。
今のところすべての登場人物に関して伏せられた部分がありそうだけど、
省吾もしっかり絡んで来そうな気がする。

病院の院長・安西(三浦友和)の英治に対する憎悪や、
美桜が安西の指示に従わなくてはならない理由など、
まだまだストーリーを転がしていく謎は多い。

でも、初回から美桜の状況をある程度は明かしたり、
雫の素顔を見せたり、チロルを登場させたり、
あまりストレスを感じさせない作りにはなっていた。
少なくとも導入はそんなに悪くなかったと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/01/14

SP 警視庁警備部警護課第四係  Episode 4-1(ローマ数字)

総監督:本広克行
演出:波多野貴文、藤本周
原案・脚本:金城一紀

時系列的には前回のエピソード0の終盤を詳しく描いた感じだったので
それほど話が進んだわけではないけど、
年末年始の休みを挟んだ新たなスタートと
エンディングへ向けての盛り上げを考えれば
なかなか見応えのある回だった。

今回はとくに公安の田中(野間口徹)が格好良かった。
公安というとどうしても戦前の特高とのつながりから
あまりイメージが良くないけど、
このドラマにおける田中のポジションは格好良い。

田中自身も危機管理の弱い上司との間に挟まれて
思ったような仕事ができない状況なので、
終盤に向けてどういう動きをするのかは気になる。

そういう意味では井上(岡田准一)がSPに配属される時点で感じていた
理事官の西島(飯田基祐)の裏の顔が、
単なる悪意なのか、
危機感のない国家体制に対する警告なのかどうかも気になるところ。

もし単なる悪意でなければ
尾形(堤真一)の考えとも一致する部分はあるわけで、
そのあたりの関連があるのかどうかも注目したい。

いずれにしても西島が連絡を取っているのは
今のところ2人のテロリストで、
山西(平田満)は20年前の事件から単独で動いてる感じ。

麻田首相(山本圭)の首席秘書官・高島(近江谷太朗)は
山西を警戒しているのにそこまでの危機管理はないというのも面白いところ。
ラスト2回はかなり盛り上がりそう。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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1ポンドの福音  Round1

プロデュース:河野英裕、小泉守、下山潤
演出:佐藤東弥
脚本:福田雄一
原作:高橋留美子「1ポンドの福音」
音楽:井筒昭雄、川嶋可能
主題歌:「LIP」KAT-TUN
制作協力:TMC
制作:日本テレビ
出演:亀梨和也、黒木メイサ、小林聡美、もたいまさこ、光石研、
   岡田義徳、山田涼介、高橋一生、石黒英雄、波岡一喜、
   江口のりこ、南沢奈央、中村果生莉、菅原大吉、松坂早苗、他

これも「ハチクロ」と同じようにイメージとはかなり違った。
とくにシスター・アンジェラ(黒木メイサ)のキャラクターは…。
やっぱり黒木メイサだとちょっとキツイ感じがする。

でも、ドラマとしてのテンポは悪くなかったと思う。
試合のシーンはさすがに限界があるけど、
耕作(亀梨和也)の練習風景はそれなりに様になっていたんじゃないだろうか。

耕作の減量が苦手な部分をうまく描けていなかったので、
ラストの“試合が終わった後ってメシがうまいんですよね”というセリフが
効果的にオチなかったり、
アンジェラと耕作が“根性なし”“根性あり”で言い合うシーンが
ムリヤリ盛り上げてるような感じもしたけど、
アンジェラと耕作や会長(小林聡美)の出会い方や
鬼丸(田中要次)との試合に一応の流れがあったので、
一話として見るとそんなに違和感は強くなかった。

鬼丸の息子役の子は意外と貢献度が高かったかもしれない。
リングサイドで試合を見ている時も
試合後に鬼丸に抱きつくシーンもやたらと表情が自然で、
ベタな展開なのに素直に見られた。

とりあえず今回くらいのスピード感は維持して
テンポ良く見せて欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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未来講師めぐる  #001

チーフプロデューサー:桑田潔
プロデューサー:中込卓也、平部隆明
演出:唐木希浩
脚本:宮藤官九郎
音楽:野崎良太
主題歌:「サクラ」やなわらばー
制作:テレビ朝日、The Farm
出演:深田恭子、地井武男、勝地涼、船越英一郎、武田真治、黒川智花、
   田口浩正、星野源、正名僕蔵、他

宮藤官九郎の脚本は、
演出や役者のノリがピッタリ合わないと
なかなか効果的な笑いに繋がらない。
出だしから中盤にかけてはとくにそのあたりのズレを感じた。

最後まで見るとさすがにクドカンらしい脚本で
単なるドタバタでもないんだけど、
前半はもう少し全体のノリを統一させた方がいいんじゃないだろうか。

“ちい散歩”ネタも中途半端だったし、
船越英一郎の存在もギャグとしてハッキリしてなかったし、
全体的にバラバラな印象だった。

黒川智花が次回から参加するので
早く全員が揃った落ち着いた状態で楽しみたい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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エジソンの母  第1話

プロデューサー:加藤章一
原案:山口雅俊
演出:武藤淳
脚本:大森美香
音楽:遠藤浩二
主題歌:「愛をこめて花束を」Superfly
制作:TBS、ドリマックス
出演:伊東美咲、松下由樹、坂井真紀、谷原章介、杉田かおる、清水優哉、
   田中要次、細田よしひこ、上村香子、伊藤正之、堀部圭亮、山中聡、他

企画は面白いと思うけど、
これも「斉藤さん」と同じように
賢人(清水優哉)を変わった子だと思う側の描き方が極端に、
分かりやすくなり過ぎると薄っぺらくなってしまいそう。

この初回では人体模型を生き返らせようとした賢人に対して
加賀美(松下由樹)が怒ったシーンはやっぱりワザとらしくて、
その後に母親のあおい(坂井真紀)が賢人をかばったシーンも
そんなに感動的な展開にはならなかった。

ただ、婚約者の美浦(谷原章介)に面白くないとフラれて、
とにかく面白いか面白くないかに異常に反応してしまう
規子(伊東美咲)のキャラクターはそんなに悪くなかったと思う。

だから最後に賢人が1+1は2であることを納得して
何だか楽しくなってきたと言った途端に
規子が泣いてしまったシーンはちょっと良かった。

美浦のキャラクターも面白そうだし、
ヘンに分かりやすくしようとせず、
思いっきりエジソンの世界に入り込んでしまった方が
かえって面白くなるような気がする。

ちょっと落とし所は難しそうだけど、
もう少し全体的なトーンが落ち着いたら面白くなりそう。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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交渉人〜THE NEGOTIATOR〜  1

チーフプロデューサー:五十嵐文郎
プロデューサー:内山聖子、柳川由起子
演出:松田秀知
脚本:寺田敏雄
音楽:佐藤準
主題歌:「黄金魂」湘南乃風
制作協力:共同テレビ
制作:テレビ朝日
出演:米倉涼子、陣内孝則、筧利夫、高橋克実、大杉漣、伊武雅刀、
   高岡蒼甫、笹野高史、鈴木浩介、高知東生、城田優、安めぐみ、
   林丹丹、中山恵、河本麻希、他

想像していたよりは安っぽい作りじゃなかったし、
米倉涼子の品のない声もそんなに邪魔になってなかったし、
意外と見続けられそう。

男社会の中の宇佐木(米倉涼子)というポジションは
たいして面白い設定だと思わないけど、
死刑囚・真里谷(城田優)と宇佐木の関係は
ドラマの中のアクセントとしてかなり興味深かった。
この初回は城田優が一番良かった感じ。

全体的にはもう少しテンポにメリハリがあってもいいと思う。
何となく全体的に流れが単調だった。
あと、音楽。やたら古くさい劇伴は何とかして欲しい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  新春スペシャル

演出:生野慈朗
脚本:清水有生

付き合っている宏樹(松川尚瑠輝)と同じ高校へ行くと言っていた
彩華(高畑充希)の問題は、
予想とは少し違う方向へ話が流れたけど、
高畑充希の演技力もあってそれなりの質は維持していたと思う。

ただ、金八(武田鉄矢)の授業は
やっぱりまた茨木のり子の詩の解釈だったので、
まとめ方としての変化はなかった。
しかも、あの詩から“一所懸命”の由来の話になって、
逃げ出して欲しくない、
戦う侍であって欲しいという結論に持っていくのはちょっと強引だった。

大将(亀井拓)の話は平行して描かれるというほどのものではなかったし、
乙女(星野真里)と湯山(蟹江一平)の話は全然進まなかったし、
2時間でやるほどの内容だったのかな、という気もする。

とりあえず高畑充希は歌だけでなく、
女優としてのセンスも高いことは分かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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斉藤さん  第1話

プロデューサー:西憲彦、渡邉浩仁、佐藤毅
演出:久保田充
脚本:土田英生
原作:小田ゆうあ「斉藤さん」
音楽:池頼広
主題歌:「ENGAGED」観月ありさ
企画:東宝
制作協力:AXON
制作:日本テレビ
出演:観月ありさ、ミムラ、佐々木蔵之介、高島礼子、古田新太、須藤理彩、
   濱田マリ、北川弘美、矢沢心、石橋杏奈、山田親太朗、弓削智久、
   山口佳奈子、鈴木美恵、谷端泰人、平野心暖、阿南敦子、佐藤真弓、
   出口結美子、池澤あやか、池田純、高橋みなみ、他

主人公・斉藤さん(観月ありさ)のキャラクターは
ブレずに描けていたと思う。

正しいことをしても孤立してしまう斉藤さんが、
ラストで海外赴任中の夫に子供と一緒に電話をするシーンなどは
キャラクターに深みも出たと思う。

ただ、こういう設定のドラマは
どうしても非常識な人間や事なかれ主義の人間の描き方が
分かりやすく単純に、極端になってしまうので、
そのあたりでドラマとしての深みは出にくくなっているかもしれない。

今後は斉藤さん以外の人を
どこまで自然に描けるかが課題か。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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あしたの、喜多善男  第1日目 臆病な奴が死ねるのかよ

プロデューサー:豊福陽子、遠田孝一
演出:下山天
脚本:飯田譲治
原案:島田雅彦「自由死刑」
音楽:小曽根真
主題歌:「真夜中のBoon Boon」山崎まさよし
制作:関西テレビ、MMJ
出演:小日向文世、松田龍平、小西真奈美、生瀬勝久、栗山千明、
   要潤、吉高由里子、今井雅之、岩松了、他

やっぱり小日向文世を主役に配しただけあって、
通常のドラマとは違う狙い所は感じられた。

キャスティングは小日向文世だけでなく、
どの人物も期待大なんだけど、
蜷川幸雄が映画「蛇にピアス」の主役に抜擢した
吉高由里子のポテンシャルの高さが印象的だった。

とくに善男(小日向文世)としのぶ(吉高由里子)が
高級バーで会うシーンは、
何でもないやり取りだったにも関わらず、
すごく存在感があった。
今後もかなり期待できそう。

あまり観念的になり過ぎるとテレビドラマとしては引かれるだろうけど、
ひとつひとつのセリフは丁寧に書かれていると思う。
ちょっとじっくり見てみたい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ハチミツとクローバー  1(クローバーの数で表記)

プロデュース:瀧山麻土香、鹿内植
演出:谷村政樹
脚本:金子茂樹
原作:羽海野チカ「ハチミツとクローバー」
音楽:海田庄吾、都啓一、河野伸
主題歌:「キャンパス」平井堅
制作:フジテレビ
出演:成海璃子、生田斗真、成宮寛貴、原田夏希、向井理、瀬戸朝香、村上淳、
   柏原崇、泉谷しげる、滝沢沙織、木村祐一、松重豊、前川泰之、他

映像作品として丁寧に作ってあるかどうかといえば
それなりに丁寧に作ってあった方だと思う。
カメラワークとか、音の消し方とか。
でも、全体的なテイストがこれでいいのかはかなり疑問。

初回の構成としては登場人物の恋愛矢印や
芸術に対する思いなども描けていて
バランスはそんなに悪くなかったと思うけど、
その世界観はかなりイメージと違っていた。

はぐみ(成海璃子)や森田(成宮寛貴)を始めとした
キャラクターに対する違和感もあるけど、
個人的にはコミカルな部分がみんなスベってる感じがして、
そこが一番見ていてツラかった。

生田斗真のナレーション自体はそんなに悪いと思わなかったから、
中途半端なコミカルさは捨てて、
せつないモードで押した方がいいんじゃないだろうか。
とりあえずドラマ版のハチクロに早く慣れるしかなさそう。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2008/01/08

のだめカンタービレ  Special Lesson 1、2

プロデュース:若松央樹、清水一幸
演出:武内英樹
脚本:衛藤凛
原作:「のだめカンタービレ」二ノ宮知子
音楽:服部隆之
主題歌:ベートーヴェン「交響曲第7番」
エンディング曲:ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」
制作:フジテレビ
出演:上野樹里、玉木宏、竹中直人、福士誠治、ウエンツ瑛士、ベッキー、
   山口紗弥加、山田優、石井正則、吉瀬美智子、伊武雅刀、瑛太、
   水川あさみ、小出恵介、遠藤雄弥、木村了、橋爪遼、波岡一喜、
   桜井千尋、近藤公園、坂本真、山中崇、松岡瑠奈子、松岡恵望子、
   小林きな子、深田あき、小嶌天天、ジリ・ヴァンソン、ズデネク・マカル、
   温水洋一、片桐はいり、猫背椿、ロザンナ、ダニエルカール、
   パンツェッタ・ジローラモ、セイン・カミュ、他

二夜連続、計5時間のスペシャル。
千秋(玉木宏)の国際指揮コンクール優勝とプロデビュー、
のだめ(上野樹里)の初リサイタルまでが描かれた。

ヨーロッパ編の最大のネックだった言葉の問題は、
冒頭だけフランス語が使われ、
あとは字幕は大変だからという理由で日本語になった。
要するに役者の国籍やしゃべっている言語に関係なく、
すべて吹き替えが成されているような形。

これはことわりのテロップも入れて意識的にやっていたので、
ほとんど違和感はなかった。
ベッキーやウエンツの頑張りもあったけど、
一番ベストなやり方で処理したと思う。

千秋が指揮するオーケストラの曲やのだめのピアノ演奏など、
音楽的なシーンは今回もかなり見応えがあった。
5時間という長さに対して
ドラマ部分と曲のバランスが適切だったかどうかは分からないけど、
やっぱりこのドラマらしさは出ていたと思う。

その音楽的な切り口だけでなく、
千秋とのだめの関係も意外と深く描かれているので、
2人の精神的な距離が微妙に動くところなども
かなり見応えはあった。

ただ、もう少し構成としての工夫はできたと思うし、
CMに入る前の編集などはかなり雑だった気もする。
難しいと思われたヨーロッパでの千秋とのだめを
こういうスタイルでスペシャルに仕上げたのはたいしたものだったけど、
ものすごく期待度が高かったので、
そういう意味ではやや予想とは違う満足度だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★★☆☆


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佐々木夫妻の仁義なき戦い

『佐々木夫妻の仁義なき戦い』  1/20〜
TBS系 日曜9時  期待度 ★★★☆☆

性格が正反対の弁護士夫婦が
知略を尽くして離婚戦争を繰り広げるラブコメディー。
几帳面で融通の利かない夫に稲垣吾郎、
おおらかでがさつな妻に小雪、
他に藤田まこと、古田新太、桜井幸子、山本耕史、
西村雅彦、小出恵介、江波杏子、酒井若菜などが共演する。

美男美女の壮絶なバトルや法律用語を多用する口ゲンカなど、
見どころは多そう。
ヘンにやりすぎなければ面白くなりそうな気がする。


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4姉妹探偵団

『4姉妹探偵団』  1/18〜
テレ朝系 金曜9時  期待度 ★☆☆☆☆

赤川次郎の「三姉妹探偵団」シリーズを原作に、
長女を加えた4姉妹で難事件を解決するミステリー。

主人公となる四女の夕里子に夏帆、
三女の珠美に市川由衣、次女の綾子に加藤夏希、長女の真理に中越典子。
他に吉沢悠、室井滋、生瀬勝久などが共演する。
1話完結の軽いミステリーなので気楽に楽しめそう。


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鹿男あをによし

『鹿男あをによし』  1/17〜
フジ系 木曜10時  期待度 ★★★★★

直木賞候補にもなった万城目学の同名小説をドラマ化。
大学の研究室を追われ奈良の女子校に赴任した教師が、
奈良公園の鹿に命令され、
日本の滅亡を防ぐために鹿男となって奮闘するファンタジックコメディー。
“あをによし”は奈良の枕詞。

主演は玉木宏。
歴史オタクの藤原君は女性に変更され綾瀬はるかが演じる。
多部未華子、柴本幸、児玉清、佐々木蔵之介などが共演。

ドラマ化としての難しさはあるにしても、
こういう企画の方が純粋に楽しめると思う。
脚本は相沢友子、チーフDは鈴木雅之。
かなり期待できそう。


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だいすき!!

『だいすき!!』  1/17〜
TBS系 木曜10時  期待度 ★★☆☆☆

愛本みずほの同名コミックをドラマ化。
知的障害があるヒロインが
困難に立ち向かいながら子育てに奮闘する物語。

主演は香里奈。岸本加世子、平岡祐太、福田沙紀、
紺野まひる、余貴美子、臼田あさ美などが共演する。

ヒロインの家族、とくに弟の気持ちなど、
細かいところがどこまで丁寧に描けるかにかかってきそう。


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貧乏男子 ボンビーメン

『貧乏男子 ボンビーメン』  1/15〜
日テレ系 火曜10時  期待度 ★★☆☆☆

バカが付くほどお人好しで、
多額の借金を抱えてしまうダメ人間の大学生が、
同じような境遇の仲間と謝金返済のために
様々なことにチャレンジするコメディ。

主演は小栗旬、
ユースケ・サンタマリア、山田優、三浦春馬、
八嶋智人、上地雄輔などが共演。

内容的にドタバタになりそうなので、
どこまでコメディとしての質を上げられるか。
脚本と演出に相当センスが求められそう。


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薔薇のない花屋

『薔薇のない花屋』  1/14〜
フジ系 月曜9時  期待度 ★★★★☆

野島伸司脚本、香取慎吾主演のヒューマンラブストーリー。
幼い娘と暮らす花屋の男を中心に様々な愛の形が描かれる。
野島伸司の連ドラは「あいくるしい」(TBS)以来、2年半ぶり。
フジの連ドラは同じ月9の「プライド」以来、4年ぶり。
野島・香取のコンビは「未成年」(TBS)以来、12年ぶり。

もう「未成年」の頃のような名作が
野島伸司の手から生まれるとは思わないけど、
香取慎吾とのコンビなら多少は何かを期待してしまう。
ショッキングな展開で見せるというより、
テイストは「世紀末の詩」に近いのではないかと勝手に予想。

竹内結子、松田翔太、三浦友和、釈由美子、池内淳子、
寺島進、本仮屋ユイカなどが共演。


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1ポンドの福音

『1ポンドの福音』  1/12〜
日テレ系 土曜9時  期待度 ★★★☆☆

20年かけて完結した高橋留美子の同名コミックをドラマ化。
才能はありながら減量が苦手なボクサーが
一目惚れしたシスターの愛を勝ち取るために戦う姿を描く、
青春ラブコメディー。

亀梨和也と黒木メイサが共演。
もたいまさこ、小林聡美、岡田義徳、山田涼介なども出る。

ボクシングシーンがうまく撮れれば、
演出が佐藤東弥なのでそんなに失敗しない気がする。


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未来講師めぐる

『未来講師めぐる』  1/11〜
テレ朝系 金曜11時15分  期待度 ★★★☆☆

宮藤官九郎脚本、深田恭子主演のSFコメディ。
満腹になると他人の20年後が見えてしまうという
やたら使い勝手の悪い超能力に目覚めてしまった主人公が、
その能力に戸惑いながらも恋や仕事に奮闘する。

使い道がよく分からなかったり、
他人の未来なんか見たくないのにお腹一杯食べちゃったり、
そのバカバカしさだけでも楽しめそう。

地井武男、船越英一郎、武田真治、勝地涼、
田口浩正、黒川智花などが共演。


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エジソンの母

『エジソンの母』  1/11〜
TBS系 金曜10時  期待度 ★★★☆☆

トーマス・エジソンのように好奇心が旺盛で
小学校では問題児扱いされる賢人。
その賢人を受け持つことになった平凡な教師が、
やがてその無限の可能性に気づき、
育てようと奮闘する姿をコメディータッチで描く。

原案は元フジテレビの山口雅俊、
脚本は山口雅俊と一緒に「カバチタレ!」や
「不機嫌なジーン」を作った大森美香、
と、ここまでは今クール最大の期待度だったんだけど、
主役は残念ながら伊東美咲に。

でもその分、松下由樹、坂井真紀、杉田かおると、
脇を支える女優は強力。
とくに「ココリコミラクルタイプ」終了後、
初めて本格的に共演する松下由樹と坂井真紀の絡みは見応えがありそう。

内容と脇役でどこまで質を上げられるか、
ある意味、一番興味深い作品。


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交渉人 THE NEGOTIATOR

『交渉人 THE NEGOTIATOR』  1/10〜
テレ朝系 木曜9時  期待度 ★★☆☆☆

警視庁特殊犯捜査係(SIT)に配属された
女性犯罪交渉人の活躍を描く刑事ドラマ。
主演は米倉涼子。

とくに新鮮な切り口もなく、
また米倉涼子が空回りしてしまいそうな予感。
せめて映像的に迫力があるものになるといいんだけど…。
陣内孝則、高橋克実、筧利夫、高岡蒼甫などが共演する。


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斉藤さん

『斉藤さん』  1/9〜
日テレ系 水曜10時  期待度 ★★★☆☆

小田ゆうあの同名コミックをドラマ化。
悪いことは悪いとハッキリ言い、
社会の悪に敢然と立ち向かう孤高の主婦、
斉藤さんを主人公にした社会派エンターテイメント。

主演は観月ありさ、
ミムラ、高島礼子、古田新太、佐々木蔵之介などが共演。

内容的な興味だけでなく、
観月ありさの新境地が開拓されそうな感じがしないでもない。


斉藤さん 1 (1) (オフィスユーコミックス)斉藤さん 1 (1) (オフィスユーコミックス)
小田 ゆうあ


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あしたの、喜多善男 〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜

『あしたの、喜多善男 〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜』  1/8〜
フジ系 火曜10時  期待度 ★★★★☆

死を決意した男が大事件に巻き込まれながら
再生していくまでの11日間を描くヒューマンサスペンス。
主演は小日向文世、
松田龍平、小西真奈美、栗山千明、要潤、生瀬勝久などが共演する。

島田雅彦の「自由死刑」が原案で、
「NIGHT HEAD」や「沙粧妙子」などの飯田譲治が脚本、
ジャズピアニストの小曽根真が音楽を担当する。

視聴率が取れるかどうかは別にして、
クオリティーは高い作品になるような気がする。
少なくともそこを目指している感じがいい。


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島田 雅彦


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ハチミツとクローバー

『ハチミツとクローバー』  1/8〜
フジ系 火曜9時  期待度 ★★★☆☆

美術大学に通う5人の夢と恋と友情を描く
羽海野チカの大ヒットコミック「ハチクロ」を、
アニメ化、映画化に続き、連ドラ化。

花本はぐみを成海璃子、竹本祐太を生田斗真、
森田忍を成宮寛貴、山田あゆみを原田夏希、真山巧を向井理が演じる。
他には花本修司が村上淳、原田理花が瀬戸朝香、野宮匠が柏原崇。

タイミング的には少し時機を逸している感じもするけど、
スタッフやキャストを見るとかなり丁寧に作ってくれそう。
それなりに期待してもいいんじゃないだろうか。
主題歌はスピッツでもスガシカオでもなくて平井堅。


ハチミツとクローバー 10巻セットハチミツとクローバー 10巻セット
羽海野 チカ


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10〜12月期を振り返る

久々に初回から視聴率20%超えの作品が出るなど、
出だしは派手にスタートしたものの、
終わってみれば平均15%以上の作品は2本、
平均ひと桁の作品が6本と、
数字的にはいつも以上に低調のクールだった。

  ガリレオ      21++%
  医龍2       16++%
  SP(8話まで)  14++%
  有閑倶楽部     12++%
  暴れん坊ママ    12+%
  働きマン      12+%
  ドリーム☆アゲイン 10+%
  モップガール    10+%
  金八8(11話まで) 10+%
  ジョシデカ     9+%
  おいしいごはん   8++%
  オトコの子育て   8++%
  スワンの馬鹿!   8+%
  ハタチの恋人    8+%
  歌姫        7++%

その中で健闘したはやっぱり「ガリレオ」。
最終回で最低視聴率を出すという
とんだレッド・マーキュリー効果はあったものの、
全10話中、8話で20%を超えたのは
さすがにフジが力を入れて作っていただけのことはあった。

TBSの惨敗はニュースになるほどで、
かろうじて2桁に乗ったのは「ふくまる旅館」と「金八」だけ。
「金八」も5話以降はずっとひと桁が続いていて、
後半の巻き返しも厳しい状況かもしれない。

で、実際に作品を見た上での
個人的な評価点の平均はこんな感じ。

  歌姫        7.23
  医龍2       7.00
  ガリレオ      6.75
  おいしいごはん   6.75
  SP        6.69(8話まで)
  オトコの子育て   6.63
  働きマン      6.55
  暴れん坊ママ    6.50
  ジョシデカ     6.40
  3年B組金八先生  6.32(11話まで)
  スワンの馬鹿    6.15
  モップガール    6.00
  ドリーム☆アゲイン 5.60
  有閑倶楽部     5.35
  ハタチの恋人    5.25

「歌姫」が視聴率を取れなかった要因はいろいろあると思うけど、
最初から最後まで見れば内容的には「歌姫」が一番面白かった。
小池栄子は今クールの最優秀助演女優賞だったと思う。

「暴れん坊ママ」は実際はもう少し上の印象。
「ガリレオ」が中盤以降、失速したのに対して、
「暴れん坊ママ」は最後まで盛り上げたと思う。

全体的にはテレ朝の2本、
「おいしいごはん」と「オトコの子育て」を
きちんと見ていたかどうかで今クールの印象はずいぶん違うんじゃないだろうか。
両方とも軽く見られるコメディだったけど質は高かった。

この2本とNHKのドラマも見ていると
実はそんなにつまらないクールではなかったと思う。

レビューしていなかった作品では、
「死化粧師」が意外と面白かった。
コミカルなシーンはテレ東の深夜らしい安っぽさがあったものの、
設定やテーマには見応えがあったのでかなり楽しめた。
フジの土曜深夜枠で丁寧に作ってもよかったのにな。

「ふくまる旅館」は、
最初から長男・良夫(石垣佑磨)の出生の秘密が軸だったので、
全体的に雰囲気がちょっと重たかった。
その良夫の問題が一応の解決を見た9話と
美山加恋がゲストだった5話は良かったと思う。

ただ、このドラマはアドリブが多いから
シーンによっては締まりがなくなるのが難点。
もう少しきっちり作ってもいいんじゃないだろうか。

土曜ドラマの「ひとがた流し」は、
基本的には主人公(沢口靖子)を中心とした
40代の女性3人の友情物語だったけど、
小学生からの幼なじみ(松田美由紀)、
高校時代からの親友(高木美保)、
そして職場で出会った恋人(瀬川亮)、
この3人の描き分けが意外と丁寧だった。
高木美保はもっとドラマに出てもいいと思う。

SPもいろいろあったけど、
やっぱり「点と線」は見応えがあった。
橋爪功や小林稔侍など、
普段やりすぎてしまいそうな人も抑えて演技していたのが良かった。

あと、「しゃばけ」が意外と面白かった。
「西遊記」よりずっと面白かったので、
こっちをシリーズで押して欲しい。

クール全体としては
テレ朝が我が道を行くスタイルで
意外と秀作を作っていたのが印象的だった。


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