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2008/02/26

薔薇のない花屋  第7話

演出:中江功
脚本:野島伸司

うーん、結局、そっちだったか。
英治(香取慎吾)が裁判になって
自分のことを調べられるのをイヤがっていたり、
わざわざ安西(三浦友和)が英治に
“私の娘を死なせたのは間違いなく貴様だな”と聞いて
やたら間を取って英治が“はい”と答えたり、
今回は最初からその種明かしに向けて進んでいたわけだけど、
ラストでビデオを撮っている人物が英治であると明かされた。
つまり、雫(八木優希)の母親(本仮屋ユイカ)が言う“キミ”が
英治ではないことがハッキリした。

なんかこう、本来は十分ひねった展開なのに、
見ている側がいろいろ想像を巡らせた末にこれを提示されると
全然ひねってない印象を受けてしまうのが不思議だな。

安西が最初は雫を引き取るつもりなどなかったというのも
ちょっと肩すかしをくらった感じがあった。
当初は娘を不幸にした男の子供など憎しみの対象でしかなかったけど、
実際に会ったら愛情が湧いたというのは分からなくもないものの、
意外と裏がない展開なのね、という印象だった。

ただ、一旦はやや距離がある状態で描かれていた
安西の英治に対する復讐と、
英治と美桜(竹内結子)の関係が、
これでうまく重なってきたとも言える。
嘘を突き通しても何かを手に入れたいと思っていたのは
美桜だけじゃなかったので。

そしてここで再び表に出てきたのが英治の内面。
今回、一番印象的だったのは、
英治が雫を叩いてしまった後の描き方だった。

英治が雫の幸せを考えて安西の元へ送ろうと思ったのは事実だろうけど、
そのためにあえて嫌われ者を演じて苦しんだわけではなく、
その過程で自分の本質を見てしまった感じだった。

本当に愛情があれば何度も話せばいいのに、
言うことをきかせようとして愛情よりも苛立ちが勝った。
大声を出して叩いた。
そして、いい子になるからとすがる雫に
おそらく英治は昔の自分を見てしまった。

やっぱり自分は愛を知らない。
本当に誰かを愛することはできない。
その“トゲ”の存在を改めて英治が自覚したような描き方だった。

で、そうして嘘をついてまで手に入れようとした愛のある生活も、
いつか神様から取り上げられてしまうのだと、すべて幻なんだと、
英治が思ってしまっているところは哀しかった。

これは美桜との関係に対しても思うはずなので、
そこを雫と美桜がどう救っていくのか、
結局はそこへ戻るような気がする。

まあ、その前に安西の間違った復讐に荷担してしまった美桜の葛藤と
安西の精神的な救済も描かれるだろうけど。

しかし、7話で“キミ”が英治でないことが明かされたとなると、
ストーリー的にはまだいろいろあるか。
とりあえずは雫の本当の父親は誰なのか。
生きているのか、死んでしまっているのか。
生きているとしたらその人物が改めて出てくるのか。
そのあたりに注目か。

あと、問題は直哉(松田翔太)だよなあ。
未だにその素性は曖昧なままだし。
もうあんまりいろいろ想像しないで見た方が面白そう。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/02/25

佐々木夫妻の仁義なき戦い  6

演出:平川雄一朗
脚本:森下佳子

今回の案件の描き方は良かった。
松子(田中好子)の遺品の中にあった赤いコートも
最後に出した方が盛り上がったかもしれないけど、
あえてそうせずに手紙だけが欲しいと
梅子(根岸季衣)が言った締め方も悪くなかった。

手紙が挟んであった本が「細雪」だったことも
ことさら説明はされていなかったけど、
なかなか気の利いた使い方だったと思う。

ただ、律子(小雪)が梅子宛の遺言を見つけたのに
一度は隠してしまう展開は、
律子が弁護士であることを考えるとややムリがあったかも。

でも今回の法倫(稲垣吾郎)と律子の関係は
最後の回し蹴りまで基本的に心理戦だったので、
紗枝(桜井幸子)からの案件を扱いながら
法倫がいろんなことを誤魔化そうとしたり、
律子があらゆる可能性を考えたりする流れは面白かった。

あと、小川(山本耕史)と猪木(古田新太)に新たな展開が。
小川はそういう扱いだったのか…。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ロス:タイム:ライフ  第4節

演出:永山耕三
脚本:鈴木智尋
原案:筧昌也

主人公の死は避けられないというのが
当初から筧昌也が考えていた企画の根っこだったはずだけど、
4話にして早くも死なないパターンが出てしまった。

今回の内容から考えればその方が見栄えがいいというか、
希望のある結末にはなったけど、
ありふれた話になってしまったとも言える。
企画としてはもう試合放棄かも。

やっぱりコミカル要素の強いファンタジックな設定と
死を扱うストーリーを同時に成立させるのは、
根本的に難しいんだろうなあ。

結果的にシリアスでもブラックでもなかったので、
審判団が後ろでコーヒーを飲んだり
質屋で商品を見て楽しんだりするシーンは
それなりに面白かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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フルスイング  全6回

制作統括:鈴木圭
演出:海辺潔(1・2・6)、大橋守(3・4・5)
脚本:森下直(1・4・6)、さわだみきお(2)、関えり香(3・5)
原案:門田隆将「甲子園への遺言」
テーマ音楽:おかもとだいすけ
主題歌:「あの花のように」夏川りみ
制作:NHK
出演:高橋克実、伊藤蘭、里見浩太朗、吹石一恵、塚本晋也、本田博太郎、
   小林克也、萩原聖人、斎藤工、川口翔平、大島蓉子、黒谷友香、
   久野雅弘、徳永えり、佐野和真、井筒太一、落合恭子、森聖矢、
   矢崎広、淺井孝行、他

30年間、プロ野球で打撃コーチを務め、
58歳で高校教師という新しい道に進むものの、
志半ばで逝去した高畠導宏氏の晩年を描いたドラマ。

とにかく高橋克実がハマっていた。
ちょっと不器用で、でも熱くて真っ直ぐな主人公を、
その発声から振る舞いまで見事に演じていたと思う。

個人的に高橋克実を最初に見たのは、
まだ劇団離風霊船にいた頃、
下北沢のザ・スズナリで上演された「ゴジラ」のモスラ役だったと思う。
その後、テレビでブレイクして
今やドラマには欠かせないバイプレイヤーになったけど、
役者としての実力を改めて感じた作品だった。

内容的にも単なる伝記モノにならず、
学校という教育現場を舞台にした人間ドラマになっていたと思う。
とくに第4話は傑作だったんじゃないだろうか。

実話をもとにしたドラマだけに、
テーマや設定自体は決して新しくなく、
シンプルなものだったけど、
全体的に非常に丁寧な作りだった。

            採点 8.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★★
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

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1ポンドの福音  Round7

演出:田中峰弥
脚本:根本ノンジ

全9話で、紅流星(桐谷健太)との日本タイトル戦が
最後の試合になる模様。
今回はアンジェラ(黒木メイサ)の借金問題で
耕作(亀梨和也)が紅流星と出会い、
試合が決まるまでの話だった。

上田(岡田義徳)の話も絡めてあったので、
ジム全体で紅流星との試合に集中していく発端が描けたのは
悪くなかったと思う。

前回から細かいエピソードの締め方が弱い感じもするけど、
上田の話にしても、三鷹(光石研)の思いにしても、
勝己(山田涼介)と会長(小林聡美)の関係にしても、
この紅流星戦を通していろいろまとめていくんだと思う。

あとはアンジェラの決意を
どこまで説得力を出して描けるか。
そこに注目したい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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未来講師めぐる  #007

演出:高橋伸之
脚本:宮藤官九郎

深夜枠であることを十分に利用した
モラル無視、F1層無視、エロネタ満載の内容だったけど、
やっぱり宮藤官九郎が脚本を書いて、
深田恭子、野波麻帆、黒川智花クラスの女優が
マジメに演じてると振り切れた面白さがあった。
演出も最初の頃から比べると格段にテンポが良くなってきたし。

もちろん、「木更津キャッツアイ」の猫田を彷彿とさせる
ネズミ顔まで披露した星野源の熱演があってこその出来だけど、
こういうテイストのコメディで、
しかもエロネタを軸にした内容のテレビドラマでは、
出色の出来だったかもしれない。

絵里子やジュンの人生を主体として考えると
結構せつないというか、哀しいというか、
母子愛あふれる内容だったところも良かったと思う。

このドラマ全体の切り口から見ても、
絵里子(野波麻帆)に部屋で誘惑されたと
江口(星野源)から聞いた時点で
めぐる(深田恭子)が2人の未来を見ていれば、
彼女がいることにして断ればいいというアドバイスを
江口にしてなかったかもしれないし、
でも、アドバイスしてなかったらジュン(木村茜)は
20年後に看護師になれてないかもしれないし、
でもでも、アドバイスしちゃったから
みちる(黒川智花)と高尾山(正名僕蔵)の未来が
変わっちゃうかもしれないし…、と
いろいろ連鎖してるところは面白かった。

まあ、最終的には愛子(榊原郁恵)が言っていたように、
“自分の人生は自分で”という落とし所になるんだろうけど。

ラストでいつも深田恭子が“ふぃっくしょん!”と
くしゃみでフィクションであることを告げるところも
「今回はちょっとエッチでしたね」というテロップと一緒に
“すいやせんした〜”と深田恭子がふてくされて謝るシーンを入れたりして、
バカバカしさてんこ盛りだったにも関わらず、
いろいろ細かいところまで丁寧に作ってあった。

“死んじゃえ”の連発はどうかと思ったけど、
かなり面白い回だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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エジソンの母  第7話

演出:平野俊一
脚本:大森美香

やっぱり山口雅俊と大森美香は
「カバチタレ!」への思いは強いようで、
今回も同じタイプの露出狂変質者が登場した。
あの時は中丸新将が演じてたけど。

で、今回はその変質者騒動から派生した賢人(清水優哉)の防犯ブザー作りと
文部フェスティバルでの劇「赤ずきんちゃん」を軸にした話。
何だか序盤から泣けるストーリーだった。

ヤギさんはドジじゃない、アホじゃないと言い続ける賢人の内面が、
あおい(坂井真紀)による雪道の絵の説明あたりから描かれ始め、
変質者が出た後、ひとりで下校する賢人が
美浦(谷原章介)に“ボク、ちょっとさびしいのだ”と本音を漏らし、
黒ヤギさんと白ヤギさんの永遠の往復書簡を羨ましがる展開は
ちょっとせつなくて泣けてしまった。

その永遠への羨望、
大好きな人とずっと一緒にいられることへの強い欲求、
そのあたりを絡めながら残酷ではない「赤ずきんちゃん」の話を思いつき、
永遠に鳴り続ける防犯ブザーの発明に繋がっていく流れは
なかなか見事だった。

賢人がそういう行動へ向かう方向付けとしてあおいが言った
“賢人もみんなのこともっと大事にしなくちゃ。
みんなの役に立つの。みんなが何を考えていて、何を喜ぶか、
ちゃんといっぱい考えるの。
みんなとずっと一緒にいられるように、
みんなとずっと笑っていられるように、
考えて、想像して…”
というセリフもすごく印象的だったと思う。

鮎川(伊東美咲)のポジションも分かりやすくなってきて良かった。
公立学校の一教師として、
賢人が天才かどうかなんてどうでもいい、
でもひとりの児童として大事だし、好きだし、追い出したくない、
と思っている鮎川が、
ラストで賢人が作った防犯ブザーをもらう展開は
シンプルだけど良かった。

そこでまた賢人が
“ボク、役に立った? ずっとずっと一緒?
先生やクラスのみんなとずっと一緒にいられる?”
とか言うもんだからまた泣けたりして。

次回は教育委員会の織田(森口瑤子)や
青柳(杉田かおる)を中心に話が進みそうだけど、
あおいから美浦への返信に何が書いてあったのかも気になるところ。
単にヤギさんの手紙とかけたとも取れるけど、
今回は父親がいない賢人の寂しさもちょっと描かれたので
鮎川も含めた大人たちの関係にも注目したい。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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4姉妹探偵団  第6話「温泉で復讐!? 混浴露天風呂の秘密…」

演出:池添博
脚本:福田卓郎

綾子(加藤夏希)だけが旅行に参加しないのも、
途中で三崎(近藤芳正)と山田(日野陽仁)が入れ替わるのも、
ストーリー的には必然性がなかったので、
単に加藤夏希と近藤芳正の地方ロケのスケジュールが
しっかり取れなかっただけなんじゃないだろうか。

せっかく姉妹が一緒に行動をする話だったのに
ひとり欠けてしまうなんて、
相変わらず4姉妹にした意味は出てない感じ。

でもまあ、3姉妹でも温泉に入ってるシーンさえ撮れれば
今回はOKなのか。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2008/02/22

鹿男あをによし  第6話

演出:村上正典
脚本:相沢友子

マドンナ(柴本幸)に嫌われたくない小川(玉木宏)が、
明らかにあやしいマドンナに狐の使い番なのかどうか
確かめるのを躊躇する流れは面白かった。

小川がマドンナは自分に惚れていると思い込む展開も、
初回で恋人だと思ってた女性(山口紗弥加)にフラれた話があったので
キャラクター的にムリのない流れだったと思う。

で、そうやってマドンナを意識する小川に対して、
藤原(綾瀬はるか)が単純な嫉妬ではなく、
真剣に地震を止めようとしない小川の態度に怒るところがまた良かった。

藤原は小川を信じると決めたので、
たとえ自分が鹿と話せなくても小川の話は信じてる。
だから鹿の指令から逃げている小川が許せない、
という感情で描いたのはすごくうまかったと思う。

内容としてはマドンナへの追求に大半を使ったので
これまでに比べると話の進み方が遅かったとも言えるけど、
実は今後のヒントになるシーンが多くて、
かなり見応えのある回だった。

ということで、狐の使い番がマドンナかどうか確定できない状況で、
ラストは堀田(多部未華子)が学校を辞めたいと言い出すシーンに。
予告ではずいぶんと話が進んでしまう感じだったけど、
果たしてどうなるのか。
どんどん面白くなってきた。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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だいすき!!  第6話

演出:竹村謙太郎
脚本:渡辺千穂

卒園式の後、柚子(香里奈)が保育園に戻って
笹岡(田中幸太朗)にありがとうと言うところはさすがに泣けた。
笹岡の気持ちになるととくに。

ひまわり(佐々木麻緒)が自分に父親がいないことを理解できず、
柚子が草介(中村俊介)のお墓参りに連れて行く部分は
とくに柚子に障害があるかないかは関係なかったので、
草介を兄に持つ琴音(福田沙紀)の気持ちを
もっと深く描いてもよかったと思う。

山梨の雪景色はキレイだっただけに
そこはちょっと残念だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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交渉人〜THE NEGOTIATOR〜  7

演出:佐藤源太
脚本:寺田敏雄

甘利(高岡蒼甫)は単に高林課長(大杉漣)の犬だった。
殺された飯塚(大東俊介)や
一命を取り留めた田口(斉藤祥太)に
メールを送っていたのは北岡(田中圭)。

北岡の恋人が真里谷(城田優)たちのグループから抜けようとして
リンチに遭ったことに対する復讐が動機で、
なぜ立てこもり事件から5年経った今だったのかは、
ずっと意識が戻らなかったその恋人が死んでしまったからだった。

北岡が澪(林丹丹)と付き合ったのは
宇佐木(米倉涼子)に近づくのが目的だったようで、
恋人のリンチに加わっていた残り3人と、
宇佐木、澪、そして真里谷まで呼ぶ要求を出して、
5年前と同じように立てこもった。

ただ、5年前の立てこもり事件の時は
北岡はその場にいなかったはず。
いれば一緒に逮捕されていたはずだし、
宇佐木も澪に紹介された時に気づいているはずなので。

そうなると、宇佐木の父親が誰に撃たれたのかというのは
また別の話になる。
今回の長谷部(鈴木浩介)の行動や、
桐沢(陣内孝則)の宇佐木に対する接し方を見ると、
やはり交渉班は関係なさそう。

宇佐木が5年前に殉職した機動隊員の娘であることを
桐沢たちがホントに知らなかったのは意外だったけど、
そうなると事実の隠蔽を主導しているのは高林課長か。

高林は宇佐木の素性を知っていたので
なぜわざわざ交渉班への配属を認めたのかという疑問は残るものの、
甘利を身辺調査に付けていたくらいなので可能性は高そう。

とりあえずそれなりに盛り上がって
最終回を迎えられたとは思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第18回

演出:加藤新
脚本:清水有生

りな(萩谷うてな)の告白に関する部分は
ありきたりな流れで見どころはなかったんだけど、
そこから発展した短歌の授業は
良くも悪くも金八らしかった。

金八って意外と生徒を傷つけるようなことも平気で言うよな、とか、
作品が読まれた時の教室内のリアクションって
初期の頃から変わらないな、とか、
そういう妙な感慨深さはあった。

美香(草刈麻有)の心の動きに関しては
それなりに繊細に描けていたと思う。

一応、受験の山場を超えて、
やっと美香の問題を取っかかりに
裏サイトの問題などにも話は進んでいきそう。

これまでに投げっぱなしにしている問題は他にもあるので、
そのあたりを拾いながら
ラストへ向けて盛り上げてくれるといいんだけど。
あまり期待しない方がいいか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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斉藤さん  第7話

演出:岩本仁志
脚本:福間正浩

斉藤さん(観月ありさ)がケガで入院したのを期に、
真野(ミムラ)が自分も斉藤さんになろうと頑張る話。
真野のドジっぷりや斉藤の芯の強さも出しつつ、
正義を通す上での迷いや勇気などは描けていたと思う。

前回の三上(高島礼子)の変化があった上で
今回、真野の意見を三上が支持するシーンがあったので、
お絵かき大会の最優秀作品を決め直す話し合いも自然だった。

それにしても観月ありさがナースの味方をすると
さすがに説得力があるなあ。

違うんです望月(古田新太)と
そうなんです望月(古田新太)の双子も面白かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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あしたの、喜多善男  7日目 完全犯罪か、友情か

演出:下山天
脚本:飯田譲治

三波(今井雅之)の言葉に従って
みずほ(小西真奈美)は善男(小日向文世)と結婚した、
というのは前回までにほぼ流れができていたので、
そんなに驚きはなかったというか、
ある意味フツーの展開だった。
でも、ネガティブ善男に意味づけをしたのは
ちょっと意外だった。

杉本(生瀬勝久)がまだ保険金殺人の方向で調べているので
最終的な落とし所がどうなるかは分からないけど、
みずほがネガティブ善男を見たシーンは
やっぱりインパクトがあったと思う。

仮にこれが素直に実験だったと考えた場合、
その対象者が善男だったのか、みずほだったのか、
あるいは両方だったのか、というのは気になる。
善男の場合を考えたら実験の途中で三波がいなくなったと取れるけど、
みずほはすでにネガティブの人格が外れているとも取れるし。

でも本当はもっと普遍的な、
誰もが持ってるネガティブな部分に関して描くと思うんだけどな。

次回は久々のドラマ出演となる山崎まさよしが
三波に関する重要な人物として登場するようなので、
もう少し方向性が見えてきそう。

あと、今回からエンディングの映像が変わっていた。
自殺の方法が分かる仕組みになってたりして…。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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貧乏男子  6th. debt ボンビーメン借金返済!?

演出:吉野洋
脚本:山浦雄大

次回以降を見てみないと何とも言えないけど、
少なくともこの回に関して言うと
また説得力の無さばかりが目立ってしまったと思う。

作品全体のメッセージとか切り口とかは
実はそんなに悪くないんだけど、
その表現方法にムリがある感じ。

前回の出来を見るとやっぱりこのドラマは
シンプルに作った方が良かったんだろうな。

初回で一番違和感のあった
一美(小栗旬)の“嫌われたくないから”借金をしたという理由に
白石(三浦春馬)が声を荒げて怒って、
その後、一美が白石の借金を肩代わりするという行動に出て、
引田(八嶋智人)と未海(山田優)が愛想を尽かす、
という流れ自体は悪くないと思う。

でも、そういう主人公の動かし方と
ドラマのテイストが合ってないんだと思う。
やっぱりいろんな意味で厳しいな、これは。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ハチミツとクローバー  7(クローバーの数で表記)

演出:谷村政樹
脚本:金子茂樹

真山(向井理)が藤原デザイン事務所を辞めて
理花(瀬戸朝香)の元へ押し掛ける話と
竹本(生田斗真)が卒業制作を壊して旅に出る話に、
ある程度は説得力が出るような構成になっていたと思う。

はぐみ(成海璃子)の使い方も今回はそんなに悪くなかった。
森田(成宮寛貴)は相変わらずだったけど。

体育館ではぐみと竹本が並んで座っている時のはぐみは
珍しくはぐみっぽかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2008/02/19

薔薇のない花屋  第6話

演出:葉山浩樹
脚本:野島伸司

予告の作り方がうまいというか、ズルイというか、
前回から今回にかけては
さすがに制作者側の狙い通りに遊ばれた感じだった。

とりあえず前回の予告にあった
英治(香取慎吾)の“見えますか、オレの顔”と言うシーンは、
映像が違うものだった。
予告では病室の窓がバックにあるような昼間の映像だったのに、
実際は夜の海辺で2人きりだったし。

雫(八木優希)の“おじいちゃん”の呼びかけも
予告では別録りっぽかったなあ。
あそこまで入念に仕掛けられたら
こっちもいろいろ別の展開を想像してしまうって。
まあ、このドラマはそうやって騙されるのも
実はイヤじゃないんだけど。

とにかく安西(三浦友和)が美桜(竹内結子)に言った
“網膜の手術を受ければ”は、
そのこと自体に意味があるものではなかった。
強いて言えば誘導か。

嘘を重ねることになっても美桜は英治との関係を絶てない。
嘘に気がついても、離れていかない美桜を前にして、
英治はすべてを聞くことはない。

厳密に言えば、英治が美桜の嘘に気がついたタイミングは
安西が把握できるものではなかったし、
そもそも英治と美桜が恋に落ちていなければ
このミッション自体が成り立たないわけだけど、
そこはサスペンスじゃないのであまり気にならない。

英治から仕事とお金を完全に奪うことが、
安西の本当の目的を達成するための
第一段階だったことが今回でほぼ確定したので、
少なくとも現時点では筋が通っていると思う。

で、雫の問題。
雫が安西の車にあっさり乗ってしまったのは最初は不自然だったんだけど、
そこに雫の意志があったという部分が
今回の最大の種明かしだった。

もし父ちゃんとおじいちゃんの仲が悪くても
“天使の笑顔”で何とかして欲しいという
ビデオに収められた母親(本仮屋ユイカ)のメッセージを
雫は守ろうとしているだけだった。
ここはちょっとやられたなあ。

雫の考えとしては、美桜の手術費用でお金もなくなっちゃったし、
お店も続けていくことができなくなっちゃったから、
自分が何とか間に入っておじいちゃんからお金を借りよう、
ということなんだけど、
そのお金を奪ったのはおじいちゃん、
というのは後々効いてくると思う。

結局、安西の最終的な目的は、
英治から「愛して育てた最愛の娘」を奪うこと、なんだと思う。
だから生まれたばかりの雫を引き取ることはしなかった。
そんなことは簡単なことだったけど、
それでは自分が受けたものと同じ悲しみを
英治に味わわせることができないので。

今回の描き方からすると直哉(松田翔太)の口からかもしれないけど、
次回で英治はすべての真実を知りそう。
そして英治は雫を手放すことを選択するのかも。

安西の気持ちを理解してということもあるだろうけど、
雫にすべてを知られてしまうのが一番イヤなんじゃないだろうか。
それこそお金を奪ったのがおじいちゃんであるというようなことを。
母ちゃんのパパがそこまでして自分たちを苦しめていることを。

それならたとえ自分が雫に嫌われても、
雫が傷つかずに、幸せに暮らせる道を選択する可能性はある。

でも、子供を育てることを途中で放棄することは、
英治が最もしたくないことでもある。
英治自身がネグレクトの被害経験者なので。

安西が最初からそこまで計算していたのかどうかは分からないけど、
この段階で雫の養育を放棄することは、
英治にとって大きなダメージになることは確か。

やっぱり安西の目線で考えれば、
この方法、このタイミングは、
英治に対する最大の復讐になっていると思う。

ただ、もっと先のことを想像すれば、安西の命は短い。
おそらく、美桜の父親(尾藤イサオ)と同じ病気なんじゃないだろうか。
今回は手のしびれも出ていたようだし。
でも、自分で自分の手術はできないので、
もう覚悟はしていると。

そのタイムリミットを前に繰り広げている英治への復讐が、
安西なりの娘への愛の形なわけだけど、
その歪んだ愛の形を最終的には雫が浄化するんだろうなあ。
結局、今回の野島作品のマリア様は雫のようだし。

でもまた次回の予告が意味深だったりして?
美桜は何を見て驚いたんだろう。
本当にビデオを見て驚いたのか?
また視聴者は面白いように遊ばれているのかも。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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2008/02/18

佐々木夫妻の仁義なき戦い  5

演出:平川雄一朗
脚本:森下佳子

聡子(松田美由紀)が猪木(古田新太)との関係を絶って
ひとりで頑張ってきた大きな理由のひとつが
世間の同性愛者に対する偏見で、
そのことで鉄博(小清水一揮)もイジメられていたという話だったので、
その部分のフォローがひと言もなく和解してしまったのは
ちょっと残念だった。

猪木が泣きながら聡子や鉄博に対する思いを
ぶつけるシーン自体は良かったし、
それを側で見ていた律子(小雪)が
家族としての法倫(稲垣吾郎)との関係を見つめ直して
法倫と紗枝(桜井幸子)のパーツにつながる構成も良かったので、
ほんのひと言だけでも何か聡子にセリフを言わせておけば、
と思うと余計に残念だった。

前回に引き続き法倫と小川(山本耕史)の
レスリングシーンがなかったのはよかったけど、
小川自体も出てこなかった。
それでもストーリーにまったく支障がないのは
いかに小川の存在にこれまで意味を持たせられなかったか、
ということでもあると思う。
かわいそうに、山本耕史。

せめて今回の猪木程度には
スポットが当たる回があるといいんだけど。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ロス:タイム:ライフ  第3節

演出:鈴井貴之
脚本:矢沢幸治

専業主婦がロスタイムを家族のために使う、
という切り口自体はいいと思うけど、
今回も脚本が効果的に整理されてなかった。

フリーキックの壁の位置争いとか、
ジダンのマルセイユ・ルーレットとか、
ドイツW杯ブラジル戦終了後の中田とか、
そういうサッカー絡みのシーンを入れるのはいいとしても、
前半の牛肉を買うまではもっと整理できたと思う。

家に帰ってきてからも、
自分が死んだ後の家族のことを考えたり、
残された時間の中でいろいろ悩んだり、
最後のスキヤキを楽しんだりするところは悪くなかったけど、
もっともっと効果的な見せ方はあったと思う。
どうも45分の使い方がもったいないんだよなあ。

一応、映像的には
この枠らしい凝り方はしていたと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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1ポンドの福音  Round6

演出:狩山俊輔
脚本:福田雄一

シスターアンジェラ(黒木メイサ)が
泊まり込みでジムに修行に来るというかなり強引な話だった。
一応、勝己(山田涼介)のイジメ問題と絡めてあったけど、
耕作(亀梨和也)とアンジェラの関係も、
勝己のイジメに関することも、
どちらも描き方がやや浅くなってしまった感じ。

ジムのメンバーが上田(岡田義徳)に
“本当は助けてもらいたかったんじゃないか”と言ったシーンとか、
会長(小林聡美)と三鷹(光石研)の過去を踏まえた上で
会長が勝己の糊付けされた教科書に“力ずくで開け”と書いたりとか、
ポイントでは締めていたと思うけど、
これまでも分かりやすさは魅力のひとつだったので
もう少しハッキリとしたストーリーでもよかった気がする。

でも、黒木メイサがシングルボールを
やたらうまく叩いていたのはインパクトがあった。
ドラマのオリジナリティーは出た回だったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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GOTAISETSUーゴタイセツー

制作統括:吉本知裕
演出:西村武五郎
脚本:江口美喜男
原作:水橋文美江(NHKラジオFMシアター「GOTAISETSU」)
制作:NHK山口
出演:柏原崇、松田美由紀、平泉成、江見祐貴、森紀子、
   彰田新平、幸雅也、植木冨美子、松元つや子、他

NHK山口放送局が始めて制作した30分ドラマ。
山口のザビエル教会を舞台に、
かつて母に捨てられ神父となった赤木(柏原崇)と
その母・涼子(松田美由紀)が教会の告解で再会し、
本当の許しと愛=御大切を得るストーリー。

30分ということもあって
ストーリー自体はシンプルなものだったけど、
とにかく丁寧な作りだった。

ザビエル教会の美しさもうまく映像に捉えていたし、
告解のシーンの柏原崇と松田美由紀は
静かな口調の中で感情の起伏が見事に出ていて、
非常に見応えがあった。

地元色を出しつつ、でも出し過ぎず、
ワンシーンずつ丁寧に撮った感じがして
かなり好感の持てる地方局制作の作品だった。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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未来講師めぐる  #006

演出:唐木希浩
脚本:宮藤官九郎

地井武男での遊びが保険のCMにまで発展したり、
元3B生徒の黒川智花を絡めて「金八」ネタをやったり、
塾の名前が「マサルのおいしいアカデミー」に変わって
テロップに表示された塾歌のタイトルも
「マサルのおいしいアカデミー塾歌」に変わっていたり、
小ネタも相変わらずあったけど、
めぐる(深田恭子)の母・愛子(榊原郁恵)の存在が
予想外に大きくて内容的にも面白くなってきた。

「新宿に母」の“に”が、
居場所を教えるための“に”だったというのも
個人的にはツボだったんだけど。

基本的にはコメディであるものの、
人の未来が見える、人の運命を変えられるという設定の話に、
おそらく中吉(地井武男)以上に未来が見えている愛子が登場し、
めぐるは自分の未来も見えるようになってしまった様子。

回を追う事にクドカンらしさが出てきて、
かなり見応えが出てきてた。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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エジソンの母  第6話

演出:武藤淳
脚本:大森美香

前回、やや違和感があったように思われた
あおい(坂井真紀)が鮎川(伊東美咲)に言ったセリフが前振りで、
今回はそれを受ける形で
このドラマにおける鮎川のポジションが示された感じ。

その鮎川というキャラクターを
伊東美咲がうまく演じているかどうかは別にして、
あおいと美浦(谷原章介)の会話の中で
それが示されたところは面白かった。

しかも、美浦が“あいつが面白いなんてあり得ない”と
笑い飛ばしてしまったものだから、
“結婚するかもしれなかったのに気が付かなかったのか”と
あおいに突っ込まれて、
まさに“予想外の展開”になったシーンはすごく良くできていた。

最後も賢人(清水優哉)たちなりの地球を守る作戦と
鮎川の吹っ切れた気持ちをうまく重ねてまとめたし、
前回と今回でひとつの話と考えると
意外とハイブローな内容だったと思う。

ただ、やっぱり今のこの鮎川というキャラクターで
このドラマのストーリー全体に説得力を出していくのは
ちょっと難しいんじゃないだろうか。
テーマに沿った個別のシークエンスはいいと思うけど。

とりあえず鮎川をどう使うのかかなりハッキリしてきたので
今後はだいぶ見やすくなると思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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4姉妹探偵団  第5話「催眠術殺人!? 殺しあう姉妹」

演出:新城毅彦
脚本:高山直也

催眠術で目撃者に嘘の証言をさせたり、
催眠術で人を殺すように指示したり、
今回も決してハラハラはしないミステリー。

でも、催眠術にかかったおかげで
いつもより姉妹にスポットが当たったのは良かったかも。
綾子(加藤夏希)を殺そうとした珠美(市川由衣)は
今までで一番存在感があった。

散々催眠術でドタバタやっておきながら、
最後になって周平(竹中直人)が
互いに信じ合っていれば暗示にはかからない、とか
身も蓋もないことを言ったりするのがバカバカしくていい。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2008/02/15

鹿男あをによし  第5話

演出:鈴木雅之
脚本:相沢友子

壮大な間違い、ていうか目違いだった
大和杯奪還の話は終了。
でも、前回よりも剣道の試合は盛り上がったし、
絶対に大和杯を取りたいという堀田(多部未華子)の気持ちや、
鹿からの指令とは関係なく、
みんなに大和杯を取らせてやりたい、自分も勝ちたいという
小川(玉木宏)の成長は描けていたんじゃないだろうか。

自分の鹿顔を直したいという個人的な欲ではなく、
みんなでひとつのことを成し遂げたい、
自分もみんなの力になりたいと小川が思ったところは意外と重要。
これは最終的なメッセージとも繋がっていくので。

試合の途中に入る鹿の映像とか、
延長に入ってからのスローモーションとか、
一話としてのメリハリも付いていたと思う。

小川が大和杯を手にした後に絶妙のタイミングで
大阪女学館の南波(宅間孝行)が謝りに来たり、
試合後にマドンナ(柴本幸)が小川の下宿先まで来て
富士山は噴火しないと言い切ったり、
その他、いろいろと布石になるシーン、
フェイクとして思わせぶりに描いているシーンなどがあって、
全体の構成も良かった。

これからが本当にサンカク奪還へ向けての話で、
なぜ鼠の使い番がそこまで邪魔をするのかが分かってくる。
さらに面白く見られそう。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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だいすき!!  第5話

演出:塚原あゆ子
脚本:荒井修子

ひまわり(佐々木麻緒)が5歳になって、
母親の障害を理解するには幼すぎ、
ごまかすには大人すぎるという微妙な時期の話。

琴音(福田沙紀)を最終的にどう扱うのか
よく分からなくなってきた部分もあったものの、
ひまわりに接する柚子(香里奈)と琴音、
琴音と蓮(平岡祐太)の対比などは
分かりやすく描けていたと思う。

それにしてもこういうテイストのドラマで
佐々木麻緒を使うのってやっぱり反則だよなあ。
病院で柚子からプレゼントをもらった時の
“ありがと”だけでももらい泣きする。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第17回

演出:今井夏木
脚本:清水有生

サブタイトルが「横綱の品格」だったので
朝青龍を意識した切り口だったのかもしれないけど、
玉ちゃん(米光隆翔)を魅力的に描けたまとまりのある回だった。

五十嵐(田辺修斗)が本当に反省するキッカケになった
金八(武田鉄矢)の話も
内容に沿った双葉山の言葉からだったし、
流れは自然だったと思う。

親との問題を抱える美香(草刈麻有)の絡め方も
玉ちゃんのキャラクターをより引き立たせたし。

金八が家でひとりきりになるシーンは
さすがに金八の歴史を考えると感慨深いものがあった。
ただ、乙女(星野真里)が家を出る過程は
ここまでにもう少し丁寧に描いて欲しかった。

複数の話を並行して描いているというより、
別の話をたまに映像として盛り込んでいるだけ、
という印象が強い今シリーズなので、
乙女が家を出ることを決めて金八が言葉をかけるシーンも
思ったよりは感動しなかった。

でもまあ、単独した回としては
見やすい内容だったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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交渉人〜THE NEGOTIATOR〜  6

演出:田村直己
脚本:寺田敏雄

殉職した宇佐木(米倉涼子)の父親は
後ろから撃たれていたことが宇佐木の口から語られた。
その時の真実を知っている5年前の立てこもり犯、
真里谷(城田優)と行動を共にしていた飯塚(大東俊介)が
真里谷からの手紙を受け取った後、まず何者かによって殺され、
同じグループの田口(斉藤祥太)も手紙を受け取った後に
自殺をしようとビルの屋上に向かった。

宇佐木の助けが間に合わず落下した田口が
死んだのか助かったのかはまだハッキリしていないけど、
5年前の真実を知っている人間の口を
封じようとしている誰かがいるのは確実。

なぜ5年経った今なのかを考えると
宇佐木が交渉班に入って本格的に真実を調べようと動いたからだろうし、
そうなると自ら実行しているかどうかは別にして
今のところ怪しいのは甘利(高岡蒼甫)か。

新聞記者の工藤(伊武雅刀)の調べが迫ってきたからとも言えるので、
捜査一課の高林課長(大杉漣)もいろいろ絡んできそう。

いずれにしても、立てこもり現場にいたことは確実らしい
桐沢(陣内孝則)、木崎(筧利夫)、
墨田(笹野高史)、長谷部(鈴木浩介)の中の誰かが
誤射で宇佐木の父親を殺してしまっていて、
それを隠しているだけだとちょっとつまらない。
もっと裏はあるような気がする。

で、宇佐木の妹・澪(林丹丹)の恋人・北岡(田中圭)も
かつては真里谷たちと同じグループで、
すでに次の標的にされている感じ。
この澪も宇佐木とはまったく血が繋がっていないようなので、
なぜ姉妹になったの理由も後々絡んでくるんだろうと思う。

別に斬新な内容ってわけでもないし、
相変わらず設定が雑なところも多いんだけど、
宇佐木が片山(高橋克実)や工藤と連携しながら
真実を追っていきそうな軸が見えてきたのは良かった。
これはこれで楽しめるようになってきたんじゃないだろうか。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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斉藤さん  第6話

演出:久保田充
脚本:相内美生

もうこの手のセリフは入れないと落ち着かないのか、
却下する勇気を誰も持たないのか、
“ふぞろいだけど…”というお約束のセリフと一緒に
高橋ひとみが演じる柳川夫人が登場。

その柳川夫人の自己中心的なところや横暴なところなどを
もっとストーリーとして丁寧に描けば、
このドラマはさらにクオリティーが上がるのにな。

でも、今回は三上(高島礼子)の気持ちの揺れや、
三上らしい、ある意味“大人な”柳川夫人に対する対応は
かなり効果的に描けていた。

斉藤さん(観月ありさ)たちがパトロールしているところを
三上が見かけるあたりから
柳川夫人の元へみんなで乗り込むシーンまでは
なかなか良かったと思う。

やっと園長(古田新太)のアップが
意味のあるカットになっていたのも良かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/02/13

あしたの、喜多善男  6日目 暴かれた真実

演出:三宅喜重
脚本:飯田譲治

杉本(生瀬勝久)がモノマネしていた平泉成が
保険福祉局の人間として本当に出てきて、
しかもその館道(平泉成)が小指噛めおじさんだった。
まさに暴かれた真実。

でも、本当に暴いて欲しい三波(今井雅之)の真実に関しては
まだ伏せたまま次回以降に持ち越された。
おそらくカウンセラーの江端(岩松了)が言っていることが正しくて、
善男(小日向文世)とみずほ(小西真奈美)の結婚に
三波がどう絡んでいたか、
というところがキモだと思うんだけど。

殺し屋の片山(温水洋一)は、
結局、しのぶ(吉高由里子)と撮った写真が徒となって
誘拐犯にされてしまったので、
もう出てこないかもしれない。

そうなると最後まで善男に付き合うのは
やっぱり矢代(松田龍平)か。
松田優作ネタかと思われた嘘の父親話も実は前フリで、
父親との関係が今の矢代を形作っているようだったし。

まだ誘拐のトラブルが片づかなかった時に、
自分が殺されたように死ねばと口走った善男と
それにキレた矢代が言い争ったシーンで、
“死ぬことだけは誰にも干渉されたくない”と
善男にポロッと言わせたのはちょっと印象的だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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貧乏男子  5th. debt ボンビーメンVS最強母の告白

演出:猪股隆一
脚本:山岡真介

一美(小栗旬)の母親(市毛良枝)の登場で
なぜ一美が今のような性格になったかが語られた。
オムオム(ユースケ)の一美に対する思いもハッキリしてきたし、
かなり見やすくなったんじゃないだろうか。
今までの流れからすると分かりやすくなりすぎた感じもするけど。

一美がオムオムに対して
母親の前でちゃんと笑えてないから借金のことは自分で話す、
と言ったところも、
より一美らしさが出ていたと思う。

その後の結局は自分の口からハッキリ言えないものの、
母親が察するという流れもよくできていたし。

未海(山田優)の立ち位置もハッキリして、
これも分かりやすくなった。
この微妙な作品で山田優はかなり頑張ってると思う。

ラストで一美がお金しか見てないから
損ばかりしている自分のことを見てイライラするんじゃないかと
オムオムに対して言っていたけど、
少なくともドラマ的には損ばかりしてるから
視聴者がイライラしていたわけじゃないと思うぞ。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ハチミツとクローバー  6(クローバーの数で表記)

演出:佐々木詳太
脚本:金子茂樹

もう基本的には見た印象がほとんど変わらない。
真山(向井理)やあゆみ(原田夏希)に関する部分は
美和子(滝沢沙織)や野宮(柏原匠)も絡めて
多少はドラマっぽくなってはいるものの、
はぐみ(成海璃子)と森田(成宮寛貴)のところが
どうにも薄っぺらく感じてハマれない。

出だしの笑えないコントは
見続ける気力を失わせるし。

ローマイヤ先輩(木村祐一)もムリして出してる感じがするな。
これなら森田の兄をうまくアレンジして使った方がよかったような気がする。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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薔薇のない花屋  第5話

演出:西坂瑠城
脚本:野島伸司

またまた前回のイメージとはだいぶ違って、
美桜(竹内結子)の嘘の手術費用を
英治(香取慎吾)が出す展開に。

もちろん、そこには本当のことを言おうと
父親(尾藤イサオ)の転院まで決意したのに
それが叶わない状況になってしまった美桜の葛藤や、
英治と雫(八木優希)の純粋な愛情など、
作品のテーマに沿った描写もあったわけだけど、
意外とオーソドックスな流れだった。

ただ、直哉(松田翔太)も美桜に
“あなたはまだ詳しいことを聞かされてない”と
美桜が真実を告げることを止めていたし、
まだまだ裏があるのは確か。

その手始めとして安西(三浦友和)は美桜に
網膜の手術を受ければこれからも英治に会うことができると言った。
確かに手術をして嘘を本当にしてしまえばまた会うことはできるけど、
その安西の真意は何なのか。

本当に美桜の目が見えなくなってしまう展開も
野島作品としては可能性があるものの、
そうなると完全に事件になってしまうので
それはないんじゃないだろうか。

ただ少なくとも、自分の病状を知った美桜の父親が
これ以上娘に迷惑をかけたくないと言った時の安西のセリフ、
嘘をつくな、生きたいと本心から叫べ、見苦しいほどにそう叫べ、
人の命はそれほどまでに価値のあるものだ、
命を粗末に語る人間がその同じ口で娘への愛を語るな、
という言葉には安西の本気度が出ていた。

このシーンが今回は一番印象的だったけど、
安西が健康に問題を抱えているのは第3話でも描写されていたし、
死ぬのが恐いのは安西自身のことでもあると思う。
そうなるとやっぱり医者の倫理も関係なく、
とことんやってしまう可能性もあるか…。

前回のネグレクトの話にしても今回の鏡の話にしても、
親子関係がひとつの軸になっているのは間違いない。
子供と一緒に暮らせない菱田(池内淳子)にしても、
実は裕福な家庭の子供らしい直哉にしても、
その点については絡めてあるし。

でもそうなると、安西、英治、雫の関係がまだ確定したとは言えないので、
ビデオの中の“キミ”が英治ではない説がまた浮上してくるよなあ。
あるいは“キミ”は英治でも、あの時生まれた子供が雫ではないとか。

英治は安西の娘(本仮屋ユイカ)のお墓の場所は知ってるのに、
安西の顔は知らなかった。
墓地ですれ違った時に普通に会釈してたので、
気づかなかったという描写ではなかったと思う。

安西はもちろん気づいた。
墓地で急にすれ違ったんだからハッとするのは当然だけど、
もしかして雫を連れていたことにハッとしたのか?
でも、探偵事務所まで使って調べて
雫の存在を知らないわけないしな。

とにかく安西がなぜ今まで雫に執着してなかったのか、
そのあたりが次回に描かれそうなので、
そこは楽しみに待ちたい。

そんなこんなでドラマの全体像には依然として興味は湧くけど、
今回は序盤の英治の長い告白が個人的にはかなりマイナス点だった。
セリフの流れ自体がつまらなかったというわけではなくて、
あの言い回しが英治のキャラクターと合ってなかったと思う。

確かにこれまでやり取りで英治と美桜の関係は
お互いが思いを確信するまでいっていたかもしれないけど、
美桜が自分のことを好きだと決めつけて話す英治に
やたら違和感を感じた。
勝手な想像という照れくささを秘めた表現方法であっても
これまでの英治はそういう言い回しをするタイプの人間ではなかったと思う。

“名も無き戦士”みたいな言葉の使い方よりも
こういう感覚のズレの方が個人的には野島作品で気になる。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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かるた小町

プロデュース:関谷正征
演出:川村泰祐
脚本:栗原鞠記
音楽:白石めぐみ
主題歌:「トゥータン」HY
制作:フジテレビ
出演:夏帆、南沢奈央、戸次重幸、渡部豪太、奈津子、亜希子、
   矢柴俊博、春海四方、他

パンテーンドラマスペシャル第6弾。
5年前にもNHKで「かるたクイーン」という
競技かるたを題材にしたドラマがあったけど、
これは静岡県田子の浦の高校を舞台に、
まわりから茶室ニートと呼ばれている
引きこもり体質のたった1人の茶道部員・小倉こまち(夏帆)と、
まわりの人間を信用できずに浮いてしまっている
気性の激しいバトミントン部のエース・潮崎アリサ(南沢奈央)が、
ひょんなことから競技かるた「かるた小町杯」に出場する話。

言葉の使い方や編集のテンポは悪くなかったものの、
脚本自体はほとんど練れていなかった。
両極端の性格でお互いにひとりぼっちだった2人が
かるた小町杯への出場を通して成長していくところが
メインだったのは分かるけど、
もう少し内容を詰められただろうに…。

平安文学が好きとか異常に耳がいいなどの
こまちのキャラクターもストーリーには活かせてなかったし、
競技かるたの面白さもほとんど伝わらなかったし、
もう終わり? という印象だった。
夏帆のリハウスネタを入れたりする時間があったら
もっと盛り込むべき話はあったと思う。

とりあえず南沢奈央は
「1ポンドの福音」の紀子役とはまったく違うキャラクターを
違和感なく演じていて、
さすがに女優センスがあるところは見せていた。

一方、夏帆は…、
せっかくの平安文学少女っぽいセリフも
聞き取りにくいしゃべり方だった。
まあ、こういう決して器用とはいえない子が
どんどん主役級に抜擢されちゃう現状は同情すべき部分もあるけど。

かなり期待していただけに
ちょっと残念な内容だった。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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長男の結婚

プロデュース:今木清志、関拓也、松島俊輔、小林由紀子
演出:猪原達三
脚本:東多江子
原作:「人生いろいろ 長男の結婚」森あるか
制作:テレビ朝日、電通
出演:富司純子、石橋蓮司、石垣佑磨、中島知子、赤座美代子、
   久保山知洋、新川優愛、斉藤晶、他

第7回文芸社ドラマスペシャル。
びっくりするくらいタイトルに工夫がなくて
ほとんど見る気がなかったんだけど、
気まぐれに見たら意外と面白かった。

すでに年金生活をしている夫・学(石橋蓮司)と2人暮らしをしている
専業主婦・苗子(富司純子)の目線で描かれた物語で、
苗子は毎日夫が家にいるのでやや辟易してる状態。

そんな時に徳島に赴任している長男(石垣佑磨)から連絡があり、
結婚することにしたと。
相手は8歳年上のバツイチ女性(中島知子)だと。
しかも中学生と小学生の2人の娘がいると。
さらに彼女のお腹には新しい命も宿っていると。

そりゃ騙されてるのよ!と徳島まですっ飛んでいったり、
話し合いが決裂したり、作戦を変更したり、
怒られたり、落ち込んだり、誤解が解けたりする話。

よくある話と言えばよくある話だし、
普遍的と言えば普遍的な内容なんだけど、
苗子と夫のやり取りを中心に、
全体のユーモラスな雰囲気が妙に良かった。

かなり本音をぶっちゃけるようなシーンが来ても、
シリアスになりすぎないサラッとした空気感があったので
最初から最後まで見やすかった。

もちろん、世代間の考え方のギャップや家族のあり方など、
いろいろ見どころもあったし、
終盤は結構泣けたりもするんだけど、
富司純子と石橋蓮司という2人のベテラン俳優のコミカルな演技は
味があってかなり堪能できた。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

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2008/02/11

佐々木夫妻の仁義なき戦い  4

演出:那須田淳
脚本:森下佳子

法倫(稲垣吾郎)と律子(小雪)の
良いところも悪いところも見せながら
ケンカしたり仲直りしたりする姿を描いていく様子は、
夫婦をテーマにしたドラマとしていいと思う。

今回は法倫が痴漢をしたとして訴えられる話だったけど、
法倫がどれだけクライアントから信頼されているかを
律子が身を以て知ったり、
法倫が自分のために頑張ってくれているスタッフに対して
思いやることができないことに律子がキレたり、
律子がどれだけ自分のために動いてくれたかを
法倫が後から知ったりしながら、
2人が弁護士として、夫婦として、
人間として成長していく姿はかなりうまく描けていた。

最後に何かトラブルになる種が提示されて、
とにかくこれは離婚戦争なのだということを言い続けることも
パターンとして確立されてきたと思う。

ただ、やっぱり脇役の使い方がもったいない。
今回は留置されている法倫に替わって
小川(山本耕史)が弁護士として手伝いに来たので、
もう少しスポットが当たるかと思ったら、
結局はただ画面に入っている程度だった。

三谷幸喜や宮藤官九郎だったら
登場場面が少ない脇役まで
そこで生きているように描けるんだけどなあ。

毎回登場するプロレスラーが今回はジャガー横田で
弁護士役だったのはちょっと工夫があって面白かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/02/10

ロス:タイム:ライフ  第2節

演出:筧昌也
脚本:橋本博行

都並(小山慶一郎)が犯人に撃たれた時、
横にいた五味(平泉成)も動きが止まったので、
やっぱり見える範囲の人は止まるんだと思ったら、
最後に五味も撃たれていてロスタイムに入ることが語られた。

“入っている”とは言ってなかったから
あの後から動き出したのかもしれないけど、
いずれにしても五味にもロスタイムが与えられるなら
五味が生き残るのは反則なんじゃないだろうか。
なんか設定がいろいろ曖昧だなあ。

途中までは16年前の事件自体は時効になってしまったものの
都並が撃たれることで新たな殺人を犯すことになるから、
都並の死も五味の無念を晴らす役に立つ、という流れかと思ったら、
海外逃亡していたから時効が伸びていたという
刑事モノではよく使われるありふれた展開だった。

時効のロスタイムとかけた内容だったのは分かるけど、
だったらもっとシンプルに作ってもよかったのに。

都並と五味が犯人を見つけるまでの冒頭の15分も
ダラダラとした流れだったし、
この程度のクオリティーだと今後も厳しいと思う。
まあ、脚本も演出もいろいろ替わるようだから
回によって出来はだいぶ違うんだろうけど。

主人公の名前は全部サッカー選手から取るようで、
中山、都並と来て、次回は井原になるらしい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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1ポンドの福音  Round5

演出:佐藤東弥
脚本:福田雄一

シスターアンジェラ(黒木メイサ)は
修道院の前で拾われた生い立ちを持っているという
意外とよくある設定に。

でも、院長(もたいまさこ)が初めてジムを訪れ、
ボクシングの話に絡めながら
アンジェラの夢を引き受ける覚悟があるのかと
耕作(亀梨和也)にやさしく尋ねたシーンは良かった。

その前のアンジェラがヤキモチをやく部分は
可愛くコミカルに描けていたし、
最後にアンジェラが思いを告白するシーンはかなり盛り上がったし、
耕作の試合自体がない話だったけど
全体的にメリハリもあって見応えはあったと思う。

ここでこんなに盛り上げちゃって大丈夫か?
という心配はあるものの、
今回の作り方を見ると
オリジナルで繋げても何とかなるような気がする。

勝己(山田涼介)の話は何となく先が見えて
あまり興味が湧かないけど、
そこに絡む上田(岡田義徳)や
今回ややスポットが当たった石坂(高橋一生)など、
やっぱりジムのメンバーのキャラがいいので
それなりの内容にはなるんじゃないだろうか。

あと、耕作に片思いしている三品食堂の娘・紀子(南沢奈央)が
なにげにいい味を出してると思う。
こういう脇役に使えないアイドルとか起用されると
全体のクオリティーが下がったりするもんだけど、
さすがに南沢奈央は丁寧な演技をしていた。
こういう子は大成すると思う。
ていうか大成して欲しい。
月曜日に放送される「かるた小町」にも期待。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/02/09

未来講師めぐる  #005

演出:唐木希浩
脚本:宮藤官九郎

“ちい散歩”の地井武男がついに徘徊ジジイと呼ばれるハメに。
そんなことはまあいいとして、
ドラマとしてはだんだん面白くなってきた。

テンポが良くなってきたこともあるけど、
小ネタが少しずつ効いてきて、
笑いのジャブが頻繁に入るようになってきたところがいい。

一抹の不安→いちもつの不安→石松の不安で石松牛とか、
前進ゼミナールの登場で突如変化した
「ぉ前達ァヵデミナール」とか、
バカバカしいけど笑えるところは多かった。

宮藤官九郎の作詞、同じ大人計画のエロビデオ(星野源)が作曲した
「ぉ前達ァヵデミナール」の塾歌も良かったなあ。
あと、めぐる(深田恭子)の父・はまる(船越英一郎)が出てこなかったのも
流れがスムーズになった要因だと思う。

満腹になると他人の20年後の姿が見えるというめぐるの“自慢”は
グルメな易者だった吉田家の家系に受け継がれたものなので、
今回から登場した母親(榊原郁恵)との関係で
父親のはまるも必要なのは分かるけど、
ここまであまりしっくりしたキャラにはなってないので、
通常の話では今回みたいな使い方のほうがいいような気がする。

めぐるのキャラクターは深田恭子がしっかり掴んできて、
好き嫌いは別にしてかなり合ってきたと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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エジソンの母  第5話

演出:波多野貴文
脚本:大森美香

加賀美(松下由樹)の夫・博(大杉漣)は、
ポアンカレ予想に取り憑かれた天才数学者だった。
山口雅俊と大森美香の作品に
大杉漣がちょこっと顔を出すのはよくあることだけど、
今回の役は「カバチタレ!」に出てきた知的なホームレスを彷彿とさせた。

この博も賢人(清水優哉)も芸術には興味がないようだけど、
今後、この2人が会うシーンはあるのかないのか。
でも賢人の側には美浦(谷原章介)がいるし、
加賀美の現在のキャラクターが確立された理由と今後の変化という意味で
博の存在があるんだろうから、
まあムリに会わなくてもいいか。

子供の可能性を摘み取るなとか自由な発想を大事にしろとか言っても、
教師には教師の事情があるわけで、
今回はその教師側の本音や悩み、難しさが描かれている感じだった。

ただ、ストーリーとしては流れがかなり粗くて、
描いた絵が悪い絵と評されてしまった玲実(村中暖奈)や
玲実の母親・青柳(杉田かおる)の描写などは
もう少し丁寧に描いてもよかったと思う。

あおい(坂井真紀)の鮎川(伊東美咲)に対する接し方も
正直といえば正直だけど天然っぽい雰囲気も出てしまって、
ちょっと違和感もあった。

賢人の“どうして?”には面倒くさがらず何でも答えるのに
“元カレ”の意味は教えないようなところは
姿勢がハッキリしていて良かったけど。

あと、やっぱり伊東美咲のセリフが多くなると
低い声でボソボソとしゃべるのが聞き取りにくいし不快な感じ。
どうしても伊東美咲を起用しなきゃいけないなら
なるべくしゃべらせないようにすればいいのに、と思っていたら、
美浦が鮎川に向かって
“もうしゃべるな。しゃべらないで食べてろよ、そして笑ってろよ。
そしてらキミは美人だからオレもそれなりに楽しい”
と気持ちを代弁してくれたので、
あのシーンは見ていてもスッキリした。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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4姉妹探偵団  第4話「死神に愛された女」

演出:常廣丈太
脚本:福田卓郎

小沢真珠、松澤一之、野波麻帆、中村繁之、橘実里、中島ひろ子など、
今回もこの手のドラマにしてはゲストが豊富だった。
しかし、3話の反転文字もやれやれだったけど、
漢字の覚え間違いで犯人を突き止めるっていうのもすごいオチだな。

それにしても、子供向けのミステリーなのに
なぜこのドラマはスタントマンが
無駄に身体を張らなくちゃいけないんだろう。
そんなに迫力あるアクションシーンは求めてないのに。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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鹿男あをによし  第4話

演出:土方政人
脚本:相沢友子

小川(玉木宏)が話した諸々のことを
藤原(綾瀬はるか)はすべて信じると決めて、
なんと鹿に挨拶までしにいく展開に。

でも、小川が大阪女学館の南波(宅間孝行)の抗議で
すぐにルール変更を諦めてしまいそうになったところから、
剣道部の主将・佐倉(藤井美菜)のケガと
佐倉の大和杯に対する決意が語られるシーン、
そして飛鳥の旅館での小川と藤原の会話へとつながって、
藤原が小川の話を信じようと決めた流れは悪くなかった。

本当に小川の話を信じた藤原に向かって鹿がつぶやいた
“あの女ひょっとすると……馬鹿じゃないのか”
というシーンも面白かったし。

今後ドラマとしてどこまでアレンジしていくのかは分からないけど、
最後までストーリーに綾瀬はるかを絡めるには
きっとこれが一番自然なんだと思う。
藤原のヤキモチもうまく活かせるような気がする。

ただ今回、期待していた剣道の試合は
思ったほど迫力のある映像にはなってなかった。
やっぱりドラマでスポーツを扱うのは難しい。
次回の奈良ー京都戦は
もう少し迫力のあるところを見られるといいんだけど。

それにしても佐々木蔵之介は前日の「斉藤さん」に続いて
言いたいことはハッキリ言う人が近くにいて大変だなあ。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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だいすき!!  第4話

演出:堀秀樹
脚本:渡辺千穂

ぶっきらぼうな態度ながらも
柚子(香里奈)のサポートを続けていた琴音(福田沙紀)が、
コンビニを辞めさせられた柚子を目の当たりにして、
自分は亡くなった兄の草介(中村俊介)に
何もしてあげられなかったと泣くシーンは良かった。
やっぱり家族側の気持ちを描かれるとせつないな。

逆にピュアな柚子を見ると元気が出る感じ。
結局は失敗しちゃったけど
初めておしっこがしたいと言えたひまわり(松本春姫)を
大喜びして褒める柚子の姿は美しかった。

で、ラストは3年が経過してひまわりは5歳に。
ひまわり役は松本春姫から佐々木麻緒にバトンタッチされた。
また「火垂るの墓」並みに泣かされるかも。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第16回

演出:生野慈朗
脚本:清水有生

乙女(星野真里)の結婚問題で悩んでいる金八(武田鉄矢)も絡めて
アマゾネス(倍賞美津子)の霊を最初から出していたりしていたから
ストーリーとしてはまとまっていたと言えなくもないけど、
これはいくら何でも小学生向けの内容じゃないだろうか。

教育テレビの「みんななかよし」とか「さわやか3組」とか、
そんな番組を見ている気分だった。
流行としてのスピリチュアルネタを入れたかったのかもしれないけど
モンスターペアレンツともとくに関係なかったし、
これまでの流れからするとかなり違和感のある回だった。

詩織(牛山みすず)が嘘をついていたと分かったあとも
父親が生きて帰ってくるという言葉は信じると言った
紋土(カミュー・ケイド)や
お金に執着していた千尋(森部万友佳)など、
以前のエピソードと絡めているところなどはまあ良かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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交渉人〜THE NEGOTIATOR〜  5

演出:松田秀知
脚本:寺田敏雄

連続殺人犯で死刑囚の真里谷(城田優)は
逮捕される時に立てこもり事件を起こしていて、
その際に殉職した機動隊員が宇佐木(米倉涼子)の父親。
そして、その立てこもり事件には
現在、宇佐木が一緒に働いている交渉班も出動していて、
真里谷が言うには彼らは2枚の舌を持っているということらしい。

まあ、交渉班のメンバーの宇佐木に対する接し方は
単に女性であるからというわけではなさそうなので、
そのあたりがこのドラマの縦軸か。

新人の甘利(高岡蒼甫)は
5年前の立てこもり事件には出動してないはずだけど、
彼も何か裏があって動いてる感じ。

真理谷が事件を起こしたのは未成年時代で
基本的には宇佐木が少年課にいた頃に検挙した相手なので、
そのあたりも踏まえて今回は少年犯罪を扱ったんだと思う。

そういう基本路線は分かるんだけど、
どうも全体的にはマジメに作っているのか、
ふざけて作ってるのかが分かりにくい。
今回も身代金の受け渡しシーンでの刑事の張り込み方や
お金の奪われ方なんかひどかったなあ。

でも、コメディっぽい演出というわけではなくて、
みんなシリアスな顔して演技してるし。

一応、大きな流れは見えてきて興味深くなってきたものの、
B級の度合いがハッキリしなくてちょっと楽しみにくい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/02/07

斉藤さん  第5話

演出:本間美由紀
脚本:福間正浩

斉藤さん(観月ありさ)が真野(ミムラ)を引っぱたくところや
最後に斉藤さんと真野が漫才をやるところなど、
かなり流れが強引な部分もあったけど、
テーマは分かりやすかったと思う。

透(佐々木蔵之介)のキャラクターもハッキリしてきたし、
斉藤さんと漫才をしたあとの
真野の尊(平野心暖)への話し方も悪くなかった。
途中でムリに高校生を絡めなくてもいいような気はするけど。

あと、今回はスタッフロールが次回の予告の後に出て、
そこにエンディングムービーが付いていた。
その映像自体はいいんだけど、
予告のところから主題歌を流していたので
一番きれいなサビの部分が終わってしまっているのが残念だった。
前回みたいな終わり方が美しいんだけどな。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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あしたの、喜多善男  5日目 誘拐犯が人助け!?

演出:下山天
脚本:飯田譲治

善男(小日向文世)と片山(温水洋一)が神社で助けた老人が
善男の中学時代の恩師(梅野泰靖)だった展開と、
その恩師が息子の起こした殺人事件が原因で
夫婦で旅をしているという設定はかなり効果的だった。

ただ、これで善男としのぶ(吉高由里子)の逃避行も終わりのようなので、
そういう意味では若干盛り上がりに欠けた気も。
せっかく矢代(松田龍平)やしのぶの事務所の人間も
箱根まで来ていたのだから、
もう少し追いかけっこをしながら誘拐事件を続けて欲しかった。

一方、みずほ(小西真奈美)の過去は大きく動きそうな気配。
そちらと善男が本格的に絡んでくると
ドラマオリジナルの面白さが出てくるかもしれない。

危うく片山に殺されそうになった善男が
まったくそのことに気づいてなくて、
今日は死にそうな目に遭わなかったと
タクシーの中で喜んでいたところはちょっと面白かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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貧乏男子  4th. debt ボンビーメンひと目惚れ!

演出:茂山佳則
脚本:山浦雅大

一美(小栗旬)が競馬で稼いだお金で
気軽に簡単に借金を返せてしまうことに疑問を感じたり、
オムオム(ユースケ)からの投資でお金を増やせという指示に
再び競馬に手を出すはめになるものの
一美らしいやり方でまわりを幸せにしたり、
このドラマで描きたいであろうことは
今までで一番色濃く出た内容だった。

オムオムのポジションも
今回はかなり分かりやすく描けていたんじゃないだろうか。

ただ、話の作り方としてはやっぱり細かいところがすごく雑だし、
コメディとして笑えるかというと質は低いし、
なかなかこのドラマのメッセージが素直に入って来ない。
やっぱり一美のキャラクターも問題なんだろうなあ。

一美が簡単にお金を借りられたりする社会が悪いわけではなく、
全部自分の責任だとハッキリ言えるようなところはいいと思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ハチミツとクローバー  5(クローバーの数で表記)

演出:谷村政樹
脚本:金子茂樹

竹本(生田斗真)の内面を描くだけでなく、
真山(向井理)との会話もあったので、
後半は竹本の父親・稼頭男(橋本じゅん)の使い方は悪くなかったと思う。
でも、前半はまた面白みがなかった。

ギャグセンスのない稼頭男を面白く見せられれば
テンポも上がってリズムが出るのに、
稼頭男以外の部分も同じようなセンスで作っているので
結局はメリハリがなくダラダラと流れてしまう感じ。
こういうところはもう改善されることはなさそう。

それにしてもはぐみ(成海璃子)は森田(成宮寛貴)に
ストレートにラブラブだなあ。
そういう方が分かりやすいのかもしれないけど、
逆に全体が浅くなってしまっている気もする。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2008/02/05

薔薇のない花屋  第4話

演出:中江功
脚本:野島伸司

英治(香取慎吾)が省吾(今井悠貴)に昔の自分を重ねていた理由は、
同じネグレクトの被害経験があるということだった。
つまり、この作品でいう“トゲ”というのは
単に暴力的とか攻撃的とかいう意味ではなく、
親から愛を教わらなかった子供が大人になった時に芽生えてしまう
理不尽な思いや怒りに起因した感情のことらしい。

英治は雫(八木優希)の母親(本仮屋ユイカ)と恋に落ちることで
そのトゲを抜く作業ができたかに見えたものの、
もし今回、安西(三浦友和)が語った部分が真実だとすれば、
英治は雫の母親の妊娠を知った時点で
離れて行ってしまったということになる。

ネグレクトを受けていた英治は
親がどういう風に子供を愛するのかを知らないわけだけから、
その時点で自分が親になることに怯え、
逃げてしまったことは想像できる。
というか、話の辻褄は合う。

だから英治は恋をすることはできても愛することは難しい、
と言っているわけだし。

でも現在、英治は雫を愛して育てている。
それを決意したキッカケは何だったのか。
安西が言うように雫の母親が死んでしまったことに対する罪悪感なのか、
生まれたばかりの雫を抱いた時に芽生えた感情なのか。

野島伸司のことだから、
雫の母親のメッセージビデオを続きに
何か印象的なセリフを用意してるような気もするけど。

いずれにしても、現在の英治の雫に対する愛情に偽りはないと思う。
雫が頭巾を取った初回の描き方から考えても。

ただ、妊娠が分かった時点で
自分は親になれないと逃げてしまった冷酷さ、
そのトゲの存在は今でも忘れていないということらしい。

そう思うと、英治のトゲはすでに抜けているのに
そのことを英治に伝える人がいなかったという風にも考えられる。
それを伝えるのが美桜(竹内結子)なのか。

今回、福引きの白玉、赤玉にかけながら、
美桜が英治のことを信じると言ったのは
ちょっと象徴的だった。

安西が美桜に盲目のふりをさせた理由はまだハッキリしないけど、
そう考えると物語の仕掛けとしてはここも辻褄が合うんだけどなあ。
つまり、美桜は盲目のふりをしながら
常に英治を心の目で見ていたという意味で。

とりあえず美桜の目に関しては
菱田(池内淳子)が真実を知るキッカケになったものの、
そこから簡単に話は展開せず、
安西の策略にはまだ先があるらしい。

安西の真意という意味では、
安西が孫である雫に執着していないというのも気になる。
英治のことは恨んでいても、
孫である雫は手元に置いて愛情を注ぎたいと考えるのが
普通じゃないだろうか。

そうなっていないのは過去に裁判をして負けているのか、
あるいはまったく違う理由があるのか。
ドラマ全体のテーマは別にして、
このあたりにはまだまだ捻りがありそう。

前回の時に感じた印象とだいぶ違う内容だったけど、
もともと謎が明かされていく部分はドラマとしての引っ張りで、
本当に描きたいのはもっと本質的なものだろうから
これはこれでいいと思う。
良くも悪くも野島伸司らしくなってきた。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/02/04

佐々木夫妻の仁義なき戦い  3

演出:那須田淳
脚本:森下佳子

今回はまた初回と同じようにストレートな内容だった。
そうなると扱う案件とのリンクのさせ方はいいとして、
どうしてもその収め方の安易さが気になってしまう。

とくに今回は子供の取り違えというシビアな問題だったので、
あの程度の描き方でそれぞれの家族がめでたく元の鞘に、
というのはいくら何でもムリがあった。

法倫(稲垣吾郎)にも相談相手がいるのは分かるけど、
依然として小川(山本耕史)の使い方はもったいないし。
ていうか、こんなに脇役を豪華にする必要があったんだろうか、
という気にもなってくる。

前回からの続きで
律子(小雪)の女性としての可愛らしさは出ていたと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ロス:タイム:ライフ  第1節

プロデュース:中島久美子
演出:筧昌也
脚本:筧昌也、森ハヤシ
音楽:屋敷豪太
主題歌:「君station」ORANGE RANGE
制作:フジテレビ
出演:瑛太、小山慶一郎、友近、上野樹里、伊藤淳史、田中直樹、
   常盤葉子、真木よう子、大泉洋、温水洋一、他

ロスタイムに入った時の実況や
主人公に付いてまわる審判団もそんなに煽ってるわけではなくて、
コメディテイストという感じでもなかった。
でも、全体の雰囲気は悪くなかったと思う。

今回の主人公・中山(瑛太)が経験したロスタイムは
ドラマとしてそんなに目新しいものではなかったけど、
設定そのものには面白みがあるし、
全体的なテンポもこの枠には合っていると思う。
相変わらずCMが入るタイミングはイラつくけど。

中山を殺すために拳銃を撃った人間の時間は止まっているのに
他の人の時間は動いているという部分は、
殺される以外の状況だったらどうなるんだろうという疑問もある。

でも、そういう細かいことは抜きにした部分で
人間ドラマを見せてくれそうな感じはするので、
そのあたりに期待したい。

最後のキャストロールで
瑛太のところにイエローカード1枚が示されていたのは
こだわりがあって面白かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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1ポンドの福音  Round4

演出:佐久間紀佳
脚本:福田雄一

4話でこの話をやってしまうということは、
終盤は完全なオリジナルの展開になるということか。
でも、基本的には結末を変えたりしないだろうし、
ここまでの作り方を見るとそんなに心配しなくてよさそう。

これで2話続けて耕作(亀梨和也)の試合シーンがなかったけど、
どうしても迫力ある映像にならない試合は
ない方が全体のクオリティーは上がる。
ただ、なければないで物足りない気がするのも確か。

最終回は後楽園ホールでの撮影を予定してるようなので、
それまでにカット割りや画角を工夫して
迫力ある試合が撮れるようにしてもらいたい。

それにしてもこのドラマのジムのメンバーは
みんないい味出してるな。
キャストが贅沢と言えばそれまでだけど、
岡田義徳も高橋一生も波岡一喜も石黒英雄も、
ドラマの雰囲気を壊さない程度に
バランス良くキャラクターを出していると思う。

こういう場合、極端に性格が悪いヤツや乱暴なヤツを作って
分かりやすくしてしまいがちだけど、
そうしてないところがいい。

次回は石坂(高橋一生)にもスポットが当たるようだし、
あくまでも耕作とアンジェラ(黒木メイサ)を中心とした話であるなら
このジムのメンバーを絡めた内容があってもいいかもしれない。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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拝啓トリュフォー様  全5話

プロデューサー:奥住尚弘、及川博則
演出:松本喜代美、加藤伸一
脚本:朝倉寛
イメージソング:「「サヨナラ」と春風」FUNGO
制作協力:アズバーズ
制作:テレビ朝日
出演:佐藤二朗、森下千里、中村靖日、伊達暁、三上市朗、辰巳奈都子、
   恩田隆一、木下政治、冨塚智、山崎将平、御舘田朋佳、今井千恵、
   松本華奈、冨田直美、石井春花、平野圭、石井雄也、野本光一郎、
   竹島正義、和田ひろこ、青木一、他

理想と現実のギャップに苦しむドラマ制作の現場を、
監督、女優、脚本家、スケジューラー、プロデューサーという
5人にスポットを当てながら、
1話10分、5夜連続で描いた業界ドラマ。

インフォマーシャル系の企画でもあって、
第1話にソフトバンク、第2話にNike、第3話に明治、
第4話に日産、第5話にサントリーの広告が盛り込まれた。

ちなみにトリュフォーというのは、
ヌーヴェルヴァーグを代表するフランスの映画監督、
フランソワ・トリュフォーのこと。

1話10分という短い作品でありながら、
ドラマ制作の現場をシニカルに、かつ愛情深く捉え、
そこに登場する人物のキャラクターもしっかり描いた、
かなり完成度の高い内容だったと思う。

脚本は「彼女との正しい遊び方」でテレビ朝日のシナリオ大賞を受賞し、
「未来遊園地」でもその才能を感じさせた朝倉寛。
この人がそれこそ2〜3年後に“フルスイング”したら
相当面白いドラマを書きそうだけどなあ。

2月8日までならHPで全話が視聴可能。
http://www.tv-asahi.co.jp/haikei/

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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未来講師めぐる  #004

演出:高橋伸之
脚本:宮藤官九郎

めぐる(深田恭子)がユーキ(勝地涼)に
他人の20年後が見えることを話してしまう展開に。
そのことで自分の運命を左右する決断にも迫られるわけだけど、
意外とハートフルなラブストーリーになっていた。

20年の時を超えてメールが送れるという設定を使って、
ユーキからのメールを最後のアイテムにしたところは良かったと思う。
まあ、この手の話は深く考えるとタイムパラドックスに陥って
わけが分からなくなるけど、ストーリーとしては悪くなかった。

押し続けている“ちい散歩”ネタで
地井武男が絵まで描いたのは面白かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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エジソンの母  第4話

演出:平野俊一
脚本:大森美香

コメディ度がやや増してさらに見やすくなった。
賢人(清水優哉)の“おじさんとおにいさんが混ざってしまった”とか、
玲実(村中暖奈)の“工事のおじさんになりたい!”とか、
妙に可笑しかったなあ。

賢人の言い間違いが終盤の“パパ”の布石になっていて、
そこから話がまた転がりそうなところも面白い。

賢人を追放して欲しいと騒ぐ青柳(杉田かおる)も、
これくらいのコメディテイストなら
極端な言動を取ってもあまり気にならなくなるんじゃないだろうか。

今回は賢人の家の事情、
公園を作る現場で出会った工事のおじさん、
鉛筆工場への社会科見学などを通して、
賢人が人間の平等について疑問を持った話だったけど、
最後の締め方がなかなか良かった。

幸せと感じることの重要さを別の方法で示されたら
むしろ普通というか、
場合によっては説教くさくなったかもしれないけど、
ああいう形で何気なく語られ、
その素晴らしさを賢人が真っ先に感じ取ったラストは
実に効果的だったと思う。

生徒の前で思わず偽善的な意見を言ってしまった鮎川(伊東美咲)や
学校は建前を教える場という考え方もある、
という加賀美(松下由樹)の意見と、
賢人と対等な立場で現実を教える美浦(谷原章介)の対比も良かった。

で、加賀美の家庭の事情が明かさ始めたことが、
また今後への興味をかき立てられた。
どうやら加賀美は天才…と思われる人と結婚しているらしい。
つまり、かつて加賀美は
賢人のような子供の可能性を信じていたということか。

これでやっと加賀美のポジションもハッキリしてきた。
やっぱり大森美香は侮れないな。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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4姉妹探偵団  第3話「お見合い相手は殺人犯!?人気女優がねらわれる」

演出:池添博
脚本:立見千香

ここまで毎回脚本家が違うけど、
4姉妹のキャラクターが定まらないどころか
その場その場で変わってきちゃった感じ。

夕里子(夏帆)が国友(吉沢悠)を誘って
西崎(長谷川初範)のところへ行くシーンとか、
真理(中越典子)、綾子(加藤夏希)、珠美(市川由衣)が
加津代(室井滋)と一緒にドラマの撮影現場ではしゃいでるところとか、
誰が誰なんだか分からない感じだった。

ミステリーの中身で引っ張れるドラマじゃないから、
レギュラー陣のキャラクターに魅力がないと
なかなかハマれないな。

どうせなら昨年の7〜9月期にテレ東でやっていた
「週刊赤川次郎」をこっちの1時間枠で見たかった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2008/02/01

鹿男あをによし  第3話

演出:村上正典
脚本:相沢友子

小川(玉木宏)が藤原(綾瀬はるか)に
全部しゃべっちゃったよ。
ていうか、話せちゃったよ。
じゃあ、“マイ鹿”のエピソードはどうするんだろう。
あそこは意外とうまくカット割りしてあったのになあ。

でも、天然っぽい藤原のリアクション自体は悪くなかった。
前回のマドンナ(柴本幸)に対する悪口は
同じ女性としてのやっかみとも取れたけど、
やっぱり藤原は小川のことがもう気に入っていて、
ささやかなジェラシーからマドンナを敵対視したり、
小川が京都へ行ったことに怒ったりしてるらしい。
小川の話を聞いていた時に泣いたのは
とんとん焼きを美味しく食べられなかったからだろうけど。

まあ、多少なりとも恋愛要素を入れるとしたら
ドラマではここのラインで入れた方が自然ではあるか。

ただ、藤原をそういうポジションで使うのはいいとして、
ナマズをオオサンショウウオと勘違いしたりするのは
さすがにキャラクターとして統一感がなくなると思う。
歴史オタクの藤原が鹿島神宮とナマズの関係を知らないわけがないので。

とりあえず、小川が藤原にいろいろしゃべったり、
小川が強引に大和杯の優勝盾を奪いに行ったり、
原作と違う部分もかなり出てきたので、
うまくドラマとしての色も出していって欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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だいすき!!  第3話

演出:堀秀樹
脚本:渡辺千穂

障害のある柚子(香里奈)を迷惑がる母親たちの言動などは、
ドラマの場合、分かりやすく描くため
なかなか質の高い描写にはならないけど、
野村(MEGUMI)が柚子の友達になる過程は
この作品らしく描けていたと思う。

“かまへん、かまへん”は出来すぎだと思うものの、
ストーリーとしては効果的に使ってあって
最後はきちんと締まっていた。

柚子を迷惑がる母親たちの描き方がベタだっただけに、
過度な説明ゼリフがなかった蓮(平岡祐太)のシーンは
余計にグッと来るシーンになったと思う。

蓮の葛藤や決意は、
これからも平行して丁寧に描いていって欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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3年B組 金八先生  第15回

演出:加藤新
脚本:清水有生

親子関係をメインに描いている今シリーズとしては
分かりやすい内容だった。
一話でストーリーが完結しているのも見やすかったと思う。

漢字の話は今ひとつ説得力がなかったけど、
その後の金八(武田鉄矢)の話は
肩に力の入っていない素直な内容で、
まとめ方としては自然だった。

人と人とのつながりについての金八の話を
美香(草刈麻有)が真剣に聞いている表情もあったし、
美香が大将(亀井拓)の家へ食事を届けたところを
裕美(山田麗)が見てしまったシーンもあったので、
終盤に向けて美香もやっとストーリーに絡んできそう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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交渉人〜THE NEGOTIATOR〜  4

演出:佐藤源太
脚本:寺田敏雄

犯人(水川あさみ)があっさり勤め先のクラブに現れた時は
あまりのバカっぽさにビックリしたけど、
もう一回捻りがあったのでまあいっか。

さすがにもうひとりの犯人・伊豆田(内倉憲二)が
あんなに側でしゃべってたら交渉人じゃなくても気が付くだろうとか、
いろいろツッコミ所もあったけど、
1〜2話に比べれば内容は出てきたと思う。

爆弾処理班だった夫を亡くした妻が、
夫の死に疑問を感じて
見舞金も遺族年金も退職金も受け取らなかったというのは
意外と丁寧な設定だった。

あと、伊豆田側の動機が
現場で上司が自分の能力を認めてくれなかったことに対する
歪んだプライドの裏返しというのも、
宇佐木(米倉涼子)の状況と絡めてあって細かかったと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ロス:タイム:ライフ

『ロス:タイム:ライフ』  2/2〜
フジ系 土曜11時10分  期待度 ★★★★☆

無駄に過ごしてしまった人生のロスタイムを、
9人の主人公が死の直前にどう過ごすかを描く
一話完結スタイルの連ドラ。

原案、チーフD、第一話の脚本は、
2005年春の「世にも奇妙な物語」で
「美女缶」を作った筧昌也。

9人の主人公は、
1話=瑛太、2話=小山慶一郎、3話=友近、4話=上野樹里、
5話=伊藤淳史、6話=田中直樹、7話=常盤葉子、8話=真木よう子、
9話=大泉洋で、温水洋一が全話通して出演する。

すでに3ヶ月のドラマを見続ける集中力を
視聴者には求め難い時代なので、
こういう主人公が替わる一話完結スタイルはかなり有効だと思う。

主人公が死ぬのは決定事項でも
コメディチックに描くようなので、
ちょっと期待できそう。


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