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2008/03/03

フキデモノと妹

プロデュース:奥住尚弘、淺井千端
監督:木内麻由美
脚本:春名功武
制作協力:MMJ
制作:テレビ朝日
出演:岡田将生、恒松祐里、秋本奈緒美、浅野和之、酒井若菜、溝端淳平、
   小松未可子、藤岡静香、神谷涼太、橋本くるみ、他

第7回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞ドラマ。
フキデモノに悩む兄と難病の妹の関係を軸に
主人公の心の葛藤を描いた青春ファンタジックストーリー。

難病で入院する妹・真美(恒松祐里)の元へ
毎日お見舞いに行く兄・和輝(岡田将生)。
そんなある日、和輝のフキデモノから芽が出て花が咲く。

異常事態に和輝は混乱するが、小学生の妹は大喜び。
仕方なく花を切らずにマスクを付けて生活するが、
和輝はそんな状況がイヤでイヤでたまらない。

やがて花は3つに増え、
花の成長に合わせて妹の病状も回復していく。
家族全員が喜ぶものの、
その顔では彼女もできず、就職もできず、
和輝は悩み続ける。

そのうち花は枯れ始め、最後の一輪もしおれてくる。
すると妹の病状も悪化し、
その花が妹にとっての「最後の一葉」に。

花を大切にしなかった和輝は
妹の命よりも自分の外見を気にしていたことに落ち込む。
同じように外見にコンプレックスを持つ
バイト先の先輩・純子(酒井若菜)は和輝の気持ちを理解し、
自分の手で花を切ってあげると提案するが、
和輝はギリギリのところでそれを拒否。

病院に駆けつけ、花に水をやり、
花が元気を取り戻すと同時に妹も奇跡的に回復していく…。
というストーリー。

セットも衣装もポップでファンタジックなものにしていて、
全体を絵本の中のような世界観にしていたのは良かった。
顔から花が咲くというコミカルな設定と
ちょっとせつないテーマのギャップを
演出がうまくバランスを取って埋めていたと思う。
ただ、ラストは少し分かりにくかった。

顔から花が咲いてる男として和輝は人気者になり、
彼女もできるものの、
最後に彼女も純子も咳をしだして、
和輝に新たなフキデモノができるという終わり方だった。

彼女たちのためにこれからも和輝は
顔から花を咲かせ続けるだろうことは想像できたけど、
あの咳だけでは中途半端だった。

妹との関係だけでスッキリと収めるか、
彼女か純子か片方に絞って、
もう少しハッキリと和輝のこれからを示唆するか、
どちらかにした方がよかったと思う。

全体の雰囲気もテーマも良かっただけに、
ラストがちょっともったいなかった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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