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2008/05/30

ラスト・フレンズ  第8話

演出:加藤裕将
脚本:浅野妙子

タケル(瑛太)が瑠可(上野樹里)を抱きしめる前に言った
“人間としてか、女としてか、どっちかなんて聞くなよ。
オレにだってよく分かんないんだから”というセリフ自体は
悪くなかったと思う。

ただ、タケルはエリ(水川あさみ)から瑠可のパソコンのことを聞いた時も、
林田(田中哲司)に話を聞きに行った時も、
やっぱり瑠可の悩みについてはまったく想像してなかった感じなんだよなあ。
それなのに、ビラを見つける、手紙を読む、速攻ダッシュであのセリフ、
というあたりはまたこのドラマの軽さを見せつけられた感じだった。

いや、軽いドラマがダメというわけじゃなくて、
そういう表面的なストーリーで盛り上げるなら、
DVや性別違和症候群みたいな問題を
アイテムとして使わない方がいいのにという意味で。

美知留(長澤まさみ)の美容室時代の先輩(西原亜希)が
DVで悩んでいるらしいことも今回は出てきたけど、
そこも扱いは同じなような気がする。

でもまあ、次回はまた宗佑(錦戸亮)が暴れそうだし、
結局のところ誰が死ぬのかという無責任な予想も楽しいし、
エンタメとしては終盤に向けて盛り上がってきたか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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本当と嘘とテキーラ

チーフプロデューサー:佐々木彰
プロデューサー:橋本かおり、小川治、高倉三郎
監督:松原信吾
作:山田太一
音楽:横田年昭
制作:テレビ東京
出演:佐藤浩市、夏未エレナ、樋口可南子、柄本明、山崎努、塩見三省、
   戸田菜穂、益岡徹、寉岡萌希、小野真弓、内田淳子、きたろう、
   立石涼子、大島容子、梅垣義明、多岐川華子、六平直政、鶴田忍、他

「せつない春」「奈良へ行くまで」
「小さな駅で降りる」「香港明星迷」に続く、
テレビ東京の山田太一スペシャル第5弾。

タイトルの“本当”は正しいこと、“嘘”は正しくないこと。
“テキーラ”は危機管理コンサルタントの主人公、
章次(佐藤浩市)が接客業の社員研修で教える言葉で、
本心を隠しても口角を上げて笑顔を作れるおまじない。
要するに本当と嘘の中間、
正しくもあり正しくもない、曖昧な現実を差す。

ストーリーの骨格自体はそんなに斬新でもなかったけど、
さすがに山田太一と思わせるセリフが随所にある作品だった。
とくに里花(寉岡萌希)の自殺に関する
担任教師・大沢(戸田菜穂)の考え方、
里花の母・佳代(樋口可南子)が
朝美(夏未エレナ)に対して感情的になるところなどは、
かなりインパクトがあったと思う。

正しいことの方がいいのは当然。
大人が正しくあるべきなのも当然。
でも、現実は必ずしもそうではない。

このドラマは人はみな正しくあるべきという理想を謳ったものではなく、
その曖昧な正しくはない現実をどう受け止めるかを描いたものだった。
その中で最後に“本当のこと”を言った朝美が、
父・章次が使っていた“テキーラ”も認めていたこと、
章次との生活でそれに救われていた面もあったことを
事前に描いていたところが、
作品として深みが出たと思う。

朝美が14歳という年齢であること、
母を亡くし、父と2人暮らしであることなどの設定は、
そういう意味でも絶妙だったと思う。

良くも悪くも簡単にやってしまう14歳と、
ゆるやかに変化していくしかない大人たちの対比も見事だった。

章次につきまとう高野(柄本明)だけでなく、
自社の謝罪会見では嘘をつきながら
本当のこと言った朝美を褒めに来る国松(山崎努)も
ユーモラスな描き方ではあったけど、
現実はどうであれ、本当のことを言った人間は褒められるべきという
大前提はしっかり押さえる役として国松も重要だった。
実際、朝美は国松の言葉で救われたわけだし。

物語としては教師たちのその後の反応も見たかった気はする。
でも、作品のテーマとしては無くても問題なかった。
自殺した里花のシーンはごくわずかだったけど、
里花のさびしさは十分に伝わったし、
そのあたりの描き方はやっぱりうまかったと思う。

音楽のトーンや全体のテンポ、セリフまわしなどで
古くさい印象も持たれがちだとは思うけど、
間違いなく現代の一部を切り取って描いたドラマだった。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★★
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★★
                音楽  ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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週刊 真木よう子  第9話「蝶々のままで(ハートマーク)」

演出・脚本:タナダユキ
出演:真木よう子、星野源、野嵜好美、伊達暁、他

ストーリー自体は別に新しくもなかったけど、
整形前のよう子と沙織を演じた野嵜好美が
やたらと味があって良かった。

あと、ラストシーンもすごく良かったと思う。
あれでかなり締まった感じになった。

ナレーションが多すぎたのと、
真木よう子のナレーションが聞き取りにくいのが残念だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ホカベン  7

演出:池田健司
脚本:秦建日子

オリジナルのストーリーになると
やっぱりドラマ色が強くなる。
いや、もともとドラマはドラマなんだけど…。

杉崎(北村一輝)が灯(上戸彩)に対して
本心をぶちまけたシーンは良かったと思う。
その前に加害者弁護のやり方を説明していただけに、
“死刑になりゃいんだよ”とまで言ったところは
さすがにインパクトがあった。

でも、依頼人の不利になる証人を
被害者側の担当へ行くように誘導したり、
法廷でキレた被告(遠藤雄弥)に
“それがあなたの本音ですか。残念です”と言ったりするところは、
普通の弁護士ドラマを見ているようだった。
この作品にそういう落とし所はいらないと思うんだけどなあ。

ラストで杉崎が妙にスッキリした顔で灯を飲みに誘うところも
かなり違和感があったし…。

杉崎の過去の話は最後にやるはずだから、
そこでもう一度このテーマはしっかりやって欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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無理な恋愛  第8話 人間ドックで再検査

演出:塚本連平
脚本:岡田惠和

作りとしてはオーソドックスだったけど、
病院のシーンはシットコムの基本のような段取りで
安心して見ていられる面白さだった。

朝子(小嶋陽菜)が立木(堺正章)の娘だと
文平(田中圭)が知るところも、
すべての騒動が終わってから同じ病院に入院する
本当に残念な一郎(福田充徳)も、
全体のリズムを壊さない感じで挿入されていたので、
最初から最後まで楽しめた。

一郎が律子(鈴木砂羽)にプロポーズするシーンや
立木が病室でかえで(夏川結衣)に謝るシーンも、
マジメになり過ぎない程度に抑えているところが良かったと思う。

基本的には立木の老人っぽさを出すのは得策じゃないと思うけど、
今回の見せ方は3話以降の流れもあったので
悪い印象にはならなかった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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おせん  第六話 憧れのハンバーグデート!

演出:久保田充
脚本:高橋麻紀

連ドラとしての統一感の無さは今さらどうしようもないんけど、
単独の話としてはドラマ版おせん(蒼井優)の魅力が描けていたと思う。

可愛らしさや一升庵の女将としての能力、
その境遇のせつなさも出ていて、
そういう意味ではまとまりのある回だった。

江崎(内博貴)のポジションも
今回が一番スッキリしていたんじゃないだろうか。
いずれにしても回によってトーンがまちまちなのは確か。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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絶対彼氏  007

演出:佐藤源太
脚本:二瓶遵平

そんなに話が進んでないと言えば進んでないんだけど、
ナイト(速水もこみち)が人間に近づいていく過程を
じっくり描くことはいいと思う。
今回もがむしゃらに応援するだけじゃダメだと気づくところなんか
なかなか良かったんじゃないいだろうか。

梨衣子(相武紗季)が創志(水嶋ヒロ)に渡せなかった
新作のスイーツを創志にではなく、
ケーキが好きだと言っていた子供たちに持って行ったところも
いい展開だった。

もちろん、あれは梨衣子が言っていた
“たくさんの人が美味しいって食べてくれないと
本当のパティシエじゃないの”という言葉が
ナイトにとってのパティシエの定義になっているから、
とも取れるわけだけど、
そういうプログラムと感情が入り交じっている様子が
すごく出ていたストーリーだった。

並切(佐々木蔵之介)の虚偽報告が
白鷺(篠井英介)にバレたという段取りか、
次回はいよいよ新型ロボットが登場。

多少心配な流れではあるけど、
創志の元カノ・夏美(酒井彩名)も
あまりあざとくない使い方で処理できていたので、
何とか乗り切れそうな気もする。
その中でふじ子(真矢みき)がナイトの正体を知る過程も
うまく描いて欲しい。

とにかく今回はラストが盛り上がったので、
見終わった印象はかなり良かった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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2008/05/27

CHANGE  3

演出:平野眞
脚本:福田靖

最後の演説で視聴者も惹きつけるという構成だったと思うけど、
それならその前の見せ方はもっと違うものにしないと
ダメだったんじゃないだろうか。

少なくとも美山(深津絵里)が言った
“朝倉先生は私たちが思ってる以上に能力があるのかも”
というセリフには説得力がなかった。
演説の内容もとくに目新しいことを言ってたわけじゃないし…。

すごく贔屓目に考えれば、
ここまでがプロローグなのかもしれない。

ラストには神林(寺尾聰)の裏の顔も出てきたし、
朝倉(木村拓哉)がとりあえず総理大臣になって
神林VS朝倉という構図がハッキリしてくれば、
美山も絡めて多少は面白くなる可能性もあると思う。
でも、すでに3回が終わってこのノリだと厳しいなあ。

もはや中2の時代は終わって、日本全国総小5の時代なのかも。
そこを押さえて視聴率を稼いでいるという点では
「ごくせん」とアプローチは同じような気がする。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/05/26

猟奇的な彼女  6回戦

演出:山室大輔
脚本:坂元裕二

凛子(田中麗奈)が三郎(草なぎ剛)の携帯電話を
思い出の釣り堀で拾って
そのまま行方をくらましていた段取りと、
最後のドロップキックは悪くなかったと思う。
冒頭の20分はまたやれやれって感じだったけど。

もう南(松下奈緒)とか研修室のメンバーとかは
どうでもいい扱いだなあ。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ハチワンダイバー  4

演出:松山博昭
脚本:古家和尚

今回のオーラスカットはなるぞうくんだった。
本編でのなるぞうくんの声も可愛かったし、
動くなるぞうくんが一番の見どころだったかも。

劇団ひとりも文字山のキャラはうまく出していたと思う。
ただ、やっぱり全体的には煽りすぎというか、
やかましさが前面に出てるので、
制限時間が迫った勝負の面白さは
ちょっと薄れてしまったような感じだった。
まあ、それがこのドラマの作り方だからいいんだけど。

そよ(仲里依紗)の見せ場が少なかったので、
そういう意味ではちょっと物足りなかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ごくせん  第六話

演出:大谷太郎
脚本:横田理恵

前半は夏目(小泉孝太郎)に浮かれる
ヤンクミ(仲間由紀恵)のシーンが多かったので、
いつもよりは見やすかった。

終盤の乱闘シーンもそのキッカケは別として
意味はいつもよりあったし、
ヤンクミの本気度も出ていたと思う。

大江戸一家の絡みが少ないのは残念だったけど、
内容的にはもうこれくらいが無難なような気がする。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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キミ犯人じゃないよね? 7

演出:岩田和行
脚本:小川みづき

最初からこれくらいのテンポとハチャメチャな感じがあれば
ずいぶんと印象も違っていただろうに。

細かいことを言えば
刑事が狂言誘拐までしちゃダメだろうというツッコミもあるけど、
そういうことは関係ないくらいバカバカしくって面白かった。

いつもコテコテにマヌケな
太宰(渡辺いっけい)と前田(池田努)のやり取りも
これくらい勢いがあると面白かったし、
さくら(貫地谷しほり)が捜査本部に入り込む時に
来々軒という寿司屋がピザを持ってくるくだりも
テンポがあったのでかなり笑えた。

犯人に同情の余地があるというのは児童ミステリーの定番だけど、
今回は宇田川(要潤)もそれをパクって誘拐を企てていたので、
全体的にもパロディっぽく仕上がっていて良かったと思う。

このドラマに関しては
始まる前からこういうノリを期待してたんだよなあ。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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Around 40〜注文の多いオンナたち〜  #7 4人目のアラフォー

演出:坪井敏雄
脚本:橋部敦子

聡子(天海祐希)が入会していた結婚相談所のスタッフ(片桐はいり)が
恵太朗(藤木直人)の姉だった。
そのあたりの段取りもあって、
前半はかなりコメディ色の強い展開に。

でも、終盤の貞夫(筒井道隆)の店での
聡子、奈央(大塚寧々)、瑞恵(松下由樹)の会話は、
また初回のようなトーンは出ていたと思う。

奈央の夫・高文(丸山智己)や編集部の人間は
紋切り型のキャラでつまらないんだけど、
奈央と聡子の対比はやっぱりそれなりの面白さはある思う。

誰とも結婚はしたくないという恵太朗の過去は
意外とシリアスな内容になりそう。
さすがにそこは終盤のメインになりそうだけど、
全体的にはやっぱりパッチワーク的な作りになるのかな。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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パズル  Piece 6

演出:片山修
脚本:蒔田光治

関係者を集めてのお披露目パーティーということだったけど、
その関係者の意味が曖昧すぎた。

でも、犯人に辿り着いた時の
“俺たちの目は欺けなかったってことか”
“お前たちの目じゃないだろ、この私の目だ”や、
“今からでも遅くはない。おとなしく自首しなさい。
そして奪った宝石を私に返しなさい”のタイミングなどは
悪くなかったと思う。

あと、今村(山本裕典)たち3人が
剣道部らしく犯人たちを懲らしめるところは
最初からもっと使ってもいいパターンだったんじゃないだろうか。
犯人が分かってからはいつも締まりがないけど、
これを使えば多少は盛り上がると思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2008/05/23

ラスト・フレンズ  第7話

演出:遠藤光貴
脚本:浅野妙子

結局、タケル(瑛太)は瑠可(上野樹里)のことを
具体的には何も想像できないまま好きだと言ってしまったらしい。
結果的に告白したあとの“何でも安心して打ち明けて欲しい”は、
ずいぶんと間の抜けた申し出になってしまった。

というか、そういう流れなら、
タケルのトラウマと現在の状態を考えると
瑠可に好きだと告白するまでのタケルの心理が
かなり端折られたんじゃないだろうか。

それぞれが大きな悩みを抱えていても、
簡単には分かり合えないという部分は表現できていると思う。
でも、前回のラストのタケルの告白や
今回の美知留(長澤まさみ)からタケルへの
“好きになってもいいかな”発言などを見ると、
ドラマとしての盛り上げ重視で
登場人物の心理描写はかなり雑な気がする。

美知留のセリフを瑠可に聞かせるための
寝る、行く、戻るの素早い行動に至っては、
もう細かい段取りはどうでもいいんじゃないかという気さえした。
まあ、そういうノリのドラマであることはもうハッキリしてるので、
今さらガッカリしてるわけじゃないんだけど。

性同一性障害に関しても、
これを取り上げる後発のドラマとしては
もう少しその先に時間を割いて描いて欲しい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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週刊 真木よう子  vol.8「恋泥棒ヨーコ」

演出:大根仁
脚本:せきしろ×からしま+おおね
出演:真木よう子、森下能幸、掟ポルシェ、宮崎吐夢、浜野謙太、遠藤憲一、他

「去年ルノアールで」のセルフパロディというか何というか。
ウォーターと、平成と、こぼちゃんはちょっとだけ笑えたけど、
いろんな意味で痛々しかった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ホカベン  6

演出:佐久間紀佳
脚本:浜田秀哉
脚本監修:秦建日子

怜子(りょう)に関しては、
片瀬(加藤成亮)から殺人の事実があったと聞かされた時も
すぐに学園を守るためにどうすればいいかを考えたシーンが良かった。

ただ、殺人を犯した2人の生徒(落合扶樹、田辺季正)の前で
“犯行を認めさえしなければ〜”と言った部分は、
ドラマとしてはちょっとストレートすぎた表現だったかも。

あと、怜子は昔の杉崎(北村一輝)を知っている人物なので、
灯(上戸彩)の影響で変わりつつある杉崎を見て、
最終的には灯の解雇に反対する側にまわった。
所長(大杉漣)も渋々エースの怜子の意見に従った感じ。

ドラマでは少なくとも途中で
灯がエムザを辞めることはないと思ってたけど、
怜子にあまり変化が出すぎると全体的には構図が緩くなってしまいそう。
そのあたりは所長がいるから何とかなるかもしれないけど。

とりあえず今回に関しては、
殺人の罪を償う機会さえ失いそうな少年たちの心を
灯が最優先に考えて行動し、
その結果、いったい誰を救うことができたのかと悩むラストは
かなり見応えがあった。

で、次回は杉崎の過去も絡めた
オリジナルのストーリーになるらしい。
未成年の加害者による強姦致傷事件。
しかも被害者の女性ではなく、被告の弁護。

さらに重たい話になると思うけど、
ここまでの流れを踏まえて弁護士としての灯の仕事が
もっと深く描かれる気がする。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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無理な恋愛  第7話 彼女の誕生日

演出:小松隆志
脚本:岡田惠和

スパイダースから井上順もゲスト出演。
ラジオ局の担当者という役だったけど、
堺正章とのそんなに面白いやり取りもなく、
本当に残念な感じだった(笑)。

今回は立木(堺正章)の告白を最初に持ってきたのが
ドラマの構成として良かったと思う。
あまり重たくならなかったし、
ついにモテ期が来たとかえで(夏川結衣)がはしゃぐ展開で
コメディとしての体裁も維持できた。

そこからかえでの誕生日に向けて
立木と龍彦(徳井義実)の違いもまた描けたし、
立木のキャラクターもさらに際立ったと思う。

龍彦を単にダメ男にしてないところもいいんじゃないだろうか。
楓のイヤリングを1個だけ買ってくるあたりは
なかなか憎めない感じを出していた。

脇は相変わらずみんな良くて、
今回は律子(鈴木砂羽)のリアクションがあらゆる部分で最高。
ケンちゃん(ムッシュかまやつ)も無理な恋愛してるんだなあ。
たぶん、本当に無理そうだけど。

ZUKANのメジャーデビューが実際に6月4日で、
Aiや米米CLUBとリリースが重なるのもリアルな話、
というのはちょっと面白かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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おせん  第伍話 衝撃の手抜きデザート

演出:南雲聖一
脚本:白金カナ

手抜きが悪いのは誰でも分かるんだから、
おせん(蒼井優)には本物がいかに素晴らしいかで
啖呵を切って欲しかった。

だいたい帝都ホームズが悪徳業者だってことと、
カンナ(佐田真由美)が新築を考え直すことは別の話なんじゃないの?
カンナも帝都ホームズがひどい会社なら別の会社に頼むと言えばいいのに…。
いきなり建て替えそのものを“考え直すわ”と言った時はさすがに笑った。

冒頭のドタバタはまたムードを壊してたんだけど、
結果的には金継ぎの話が何とか今回の芯になった感じ。
どうせならそっちで話を膨らまして欲しかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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絶対彼氏  006

演出:北川学
脚本:根津理香

上京してきた梨衣子(相武紗季)の両親、
芳春(岩松了)と牧子(高橋ひとみ)とのやり取りをベースに、
ナイト(速水もこみち)がさらに人間の感情を獲得していく過程と、
梨衣子が創志(水嶋ヒロ)とともに
パティシエとしての道を進み始めることを描いたストーリー。

それぞれのエピソード自体はありふれてるんだけど、
ロボットのナイトが梨衣子を愛するように
梨衣子の両親のことを考え始めたり、
“お父さんと同じくらい梨衣子を愛してます”と
照れもせずに言ったりするところは、
やっぱり素直に伝わるものがあった。

“愛してるよ、梨衣子”の連発も、
こうなってくるとだんだん効いてくる。
バスターミナルで梨衣子が父親と仲直りできたあとの
“デートしよう”と“愛してるよ”は
さすがに梨衣子も怒れないくらいのタイミングだった。

高橋ひとみもコメディエンヌぶりを発揮して、
イケメン好きの母親を演じていたと思う。
梨衣子と父親のケンカはちょっと強引なところもあったけど、
母親のキャラがうまくバランスを取っていた。

で、ナイトの異常な進化が白鷺(篠井英介)にバレて、
直らなければ廃棄処分という方向へ。
美加(上野なつひ)はナイトのパワーに疑問を持たなかったようだけど、
次回はふじ子(真矢みき)が先にナイトの真実に気がついてしまいそう。

原作は終盤がかなりぐだぐだだったので、
ドラマはここからどう盛り上げていくのか、
ちょっと注目したい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/05/20

CHANGE  2

演出:澤田鎌作
脚本:福田靖

小学校教師が代議士になるところからスタートしたんだから
総理大臣になるには何らかの仕掛けが必要だったわけだけど、
ビックリするくらいフツーの発想だった。

このドラマは主人公の朝倉(木村拓哉)が
庶民感覚を失わない代議士という設定だけど、
総務会長の神林(寺尾聰)まで庶民の感覚なのか?

しかも、今回までに限って言うと、
朝倉が総裁選に出ても国民の支持が得られれば勝つ、
というところにかなりムリがある感じ。
3ヶ月くらい誰が総理大臣になっても同じというのは
感覚として理解できても、
新人議員を推薦する代議士を国民が支持するかどうかは別ものだし。

完全なコメディとして新人議員が総理大臣になっちゃうなら
それはそれでドラマとしてアリだと思うけど、
マジメに戦略を練ってなろうとすると
すごくシラけそうな気がする。
これはよほど総裁選をうまく描かないと厳しいかも。

でも、今回の朝倉が神林たちとの会食に遅れる描き方なんか見ると、
そこもあまり期待できないような気もする。
せめて陳情の内容をもう少し変えれば
朝倉の良さも出ていたかもしれないけど…。

とりあえず2回目の今回は、
国会の仕組みや国会議員の基礎知識的なことを説明するセリフが多かった。
そのわりに通常の陳情にはどう対処しているのかの描写はなく、
いきなりネコ屋敷の持ち主(泉谷しげる)の相談に
朝倉がマジメに対応している姿を延々と流されたので、
庶民感覚というより無能さの方が際立ってしまった感じがする。

朝倉の家に韮沢(阿部寛)とひかる(加藤ローサ)も住むことになって、
美山(深津絵里)も含めた4人のチームが動き出すところは
エンタメとして成立してると思うけど、
総裁を目指すという基本的な設定をどこまで納得させられるかどうか。

視聴率は1、2回ともに23%台か…。
次回はかなり正念場だと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/05/19

猟奇的な彼女  5回戦

演出:土井裕泰
脚本:坂元裕二

一度は三郎(草なぎ剛)も野々村(市川染五郎)のことを
凛子(田中麗奈)には話さないと決めるものの、
捨てたと言っていたバラの鉢植えを凛子がまだ持っていたり、
野々村が病室に飾っていた写真が凛子と一緒に行くはずだった
アルゼンチンの滝のものだったりしたことで、
結局、凛子にすべてを話すことに。

ただ、時すでに遅く、
凛子が病院に行った時は野々村はすでに死んでいたという展開になった。
一応、それでも話した方がよかったのかどうかという部分で
それなりのドラマにはなりそう。

コメディシーンがなければ
まだ何とか耐えられるんだけどなあ。
どの登場人物も甲高く叫ぶ声が不快でたまらない。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ハチワンダイバー  3

演出:松山博昭
脚本:古家和尚

音楽で煽りすぎるのか、演出の問題なのか、
ちょっとメリハリがないのが残念な感じ。

あれよあれよという間におっぱい勝負が始まってしまうところ、
菅田(溝端淳平)がダイブして二こ神(大杉漣)を追いつめていくところ、
菅田がそよ(仲里依紗)に“おっぱいを揉ませてください”と頼むところ、
それぞれでもう少しトーンを変えて欲しかった。

でも、話そのものはテンポよく進んでいると思う。
みさき(木下優樹菜)や里花(安田美沙子)も
徐々に興味を引く絡み方をしてきた。

オーラスでいつもみるくがやっている微笑みを
大杉漣がやっていたところも、
スタッフが楽しんで作ってる感じは伝わった。

それだけにコメディで押すところと
そうじゃないところの違いはもう少しうまく出して欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ごくせん  第五話

演出:佐藤東弥
脚本:江頭美智留

今回みたいにてつ(金子賢)やミノル(内山信二)と
教師陣との接点がもっとあると、
ヤンクミ(仲間由紀恵)の正体がバレそうなところでも
話が膨らむと思う。

てつとさくら(星野亜希)のコンビはなかなかいいんじゃないだろうか。
このままだとあまりにも変化がないので
てつの出番はもっと増やして欲しい。

フリーターとブリーダーのムリがあるダジャレなど、
出だしの脚本はかなり厳しかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ROOKIES  第5回

演出:平川雄一朗
脚本:いずみ吉紘

今回はちょっと時間配分を間違えた感じ。
試合中にニコガク野球がひとつになっていくところも、
川藤(佐藤隆太)と用賀第一の副顧問、
国松(田口浩正)との違いを描くところも、
しつこくならない程度のテンポがあったと思うけど、
新庄(城田優)が戻ってくるところで引っ張り過ぎた。

安仁屋(市原隼人)が
“分かってたよ、結局こうなるのは”と言うところや、
新庄が川藤に向かって拳を開くところなど、
キメのシーンはちゃんとあっただけに、
もう少しテンポ良くまとめてくれたらもっと泣けたと思う。

ニコガクが同点に追いつくあたりで
各メンバーの活躍をもう少し時間をかけて描いてもよかったと思うし。

他の生徒がグランドに集まってくるシーンを
足下のカットだけで撮るなど、
映像としての見せ方は相変わらず良かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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キミ犯人じゃないよね? 6

演出:田村直己
脚本:加藤淳也

もう少しひねりがあると思ったら
おそろしくクラシックなトリックを解くだけの話だった。
さくら(貫地谷しほり)と宇田川(要潤)が
同じ部屋に泊まることになったところと、
家政婦の池谷のぶえはちょっと面白かったけど。

舞台が習志野家の屋敷だけだったのも
このドラマとしては変化が出なかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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Around 40〜注文の多いオンナたち〜  #6 格差恋愛の建前と本音

演出:川嶋龍太郎
脚本:橋部敦子

金杉(加藤雅也)を絡めた過去の恋愛に関する話は
跡形もなく終了して、
今度は恵太朗(藤木直人)を使った
収入も社会的立場も違う格差恋愛の話。

結局、この作品はアラフォー世代に関する
あるあるネタを集めて共感させることが
一番の目的なんだろうなあ。
だからひとつのドラマとしての完成度は自ずと下がる。

今回も聡子(天海祐希)と恵太朗が
本当に大事なものが見えているかどうかを示すために、
大企業の大物と息子のエピソードを入れていたけど、
それ自体は息子のひと言で
あっさり物分かりのいい父親になってしまうという
単なるアイテムでしかなかった。

そういう意味では
奈央(大塚寧々)と貞夫(筒井道隆)のところが
ドラマとしては一番面白いかも。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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パズル  Piece 5

演出:片山修
脚本:遠藤彩見

前半はゲストが山本陽子で
かなりどっしりとした雰囲気が出たし、
謎解きのヒントもそれなりに興味を引いた。

ただ、後半はやっぱりぐだぐだだった。
フェイクで出した登場人物も放りっぱなしだったし、
取って付けたような純愛ものでまとめちゃったし。

映像は悪くないんだから
脚本と石原さとみのしゃべり方を何とかして欲しい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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2008/05/16

ラスト・フレンズ  第6話

演出:遠藤光貴
脚本:浅野妙子

瑠可(上野樹里)とタケル(瑛太)に関しては
いくつかのパターンが考えられたと思う。
瑠可が性同一性障害であることをタケルだけに打ち明けるとか、
タケルが先に自分の過去を瑠可に告白することで
お互いに秘密を共有するとか。

結果的には何よりも先に
タケルが瑠可に好きだと告白する展開だったけど、
美知留(長澤まさみ)と3人で行った公園で
宗佑(錦戸亮)が言っていた瑠可に対する悪口、
“あんなヤツ、女じゃない”という言葉を聞いた時に
ワザと笑って雰囲気を和ませたような感じだったから、
告白もタケルなりの優しさだったんだと思う。

ただ、タケルが瑠可のことをどこまで察しているかは
まだハッキリとは分からないし、
その“好きだ”という言葉が瑠可の救いになるかどうかも分からない。
とりあえずラストシーンは今後の動きが期待できる展開だった。

それぞれの問題の描き方は決して深くないんだけど、
人間関係の絡ませ方は妙にうまいんだよな。
そこには求心力があると思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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週刊 真木よう子  第7話「立川ドライブ」

演出:大根仁
脚本:赤堀雅秋
出演:真木よう子、正名僕蔵、米村亮太郎、黒田大輔、他

昨年、立川署の巡査長がおこしたストーカー殺人事件を
モチーフにした話。
真木よう子はいつものようにようこ(今回は洋子)という役名だったけど、
実際の被害者の名前もようこ(字は違う)さんだったんだよなあ。

そういう意味ではリアリティがあった。
ただ、脚本の質としては…。

30分でも可能な内容だったとは思うけど、
逆に斬新さは感じられなかったし、
このままやるならもう少し途中でタメが欲しかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ホカベン  5

演出:佐久間紀佳
脚本:阿相クミコ、丸茂周
脚本監修:秦建日子

弱者救済を目指す灯(上戸彩)を通して
弱者とはいったい何なのかを描く話。
さすがにこの話は2話に分けられていた。

今回のラストの時点では、
海で死んでしまった武史(桜田通)とその家族を
灯は弱者と考えているわけだけど、
第3話のラストシーンも印象深かったように、
誰が弱者なのかは見る立場や知り得る情報によって
変わってしまうこともある。

だからこそ弁護士の正義は
常にクライアントの利益を最優先に考えることにあるわけで…。
次回はとにかく怜子(りょう)をしっかり描いて欲しい。

最後に出てきた折本を演じた染谷将太は
「バッテリー」にも出ていたけど、
なかなかいい味を出してると思う。
次回も期待したい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/05/14

無理な恋愛  第6話 彼女の母が来た!!

演出:塚本連平
脚本:岡田惠和

どんどん面白くなっていくなあ。
ていうか、やっぱり作り方がうまい。

まず、かえで(夏川結衣)の母親、
秀子(高畑淳子)のキャラは完全にコメディだったんだけど、
高畑淳子が最高に面白かった。
こういう役をやらせると絶対にハズさないな。

で、立木(堺正章)の気持ちを知ってしまったかえでと
かえでに自分の気持ちを知られてしまった立木が
会わなくてはいけない状況になって、
立木がかえでへの思いを断ち切る覚悟で
昔のレインドロップスの歌を歌い、
立木が思わず涙を流してしまうのが前半の山場。

そのことでかえでだけでなく、
同席していた龍彦(徳井義実)も
立木の思いを知るキッカケになったところは、
次回以降の展開を考えるといい布石になりそう。

その後、龍彦が立木のことを心配して部屋へ戻り、
立木が龍彦のことをいい奴だなと言ったところは
ちょっと違和感があったんだけど、
最終的には立木が龍彦を追い出したので
あのシーンも成立していたと思う。

龍彦の行動は立木のことを本気でライバルだと思っていない現れでもあって、
その部分も含めて次回以降に繋がりそうだし。

後半は朝子(小嶋陽菜)のオーディションの話で、
立木の前でレインドロップスの歌を歌いながら
朝子が泣いてしまうというシーンで
前半の立木と重ねてくる構成だった。

結局、朝子は本気で歌手になりたかったわけではなく、
自分を愛してくれる今の父親(尾美としのり)と
小さい頃に別れたきりの実の父親・立木への思いを
きちんと整理したいというような行動だった。

「コインロッカー物語」の時も最後までパッとしなかったので
小嶋陽菜の演技力はとりあえずおいといて、
オーディションが終わったあとのスッキリとした表情は
セリフにはしていない様々な部分を語っていたと思う。

この朝子のパーツで立木に突きつけられたのが、
どうしようもなく孤独であるという現実。
それは光代(夏木マリ)が言うように立木自身が選択してきたことなんだけど、
そのことをハッキリと自覚するエピソードとしては
なかなか効果的だった。

で、会社を出たところで立木の目の前に現れたのがかえで。
分かり切ってはいるんだけど、
作品のテーマをハッキリと示したラストシーンだった。

祥子(青木さやか)の使い方は今回も丁寧だったし、
すごくよくできた回だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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おせん  第四話 ヒミツのすき焼き大作戦

演出:茂山佳則
脚本:高橋麻紀

一升庵で鍋料理を出さない理由、
2号店を出せない理由の話自体は良かったと思う。
最後のすき焼きも本当に美味しそうだった。
でも、全体のバランスはまた崩れた感じ。

江崎(内博貴)が単細胞キャラなのはいいとしても、
他の従業員まで同じようにドタバタ動いたり
キャンキャンしゃべられたりすると、
一升庵のこだわりや守り通しているものを描いても説得力がなくなる。
というか、一升庵が本当に名店だとは思えなくなる。

もともとおせん(蒼井優)にも天然っぽいところがあるわけで、
それを踏まえた上で前からいる従業員たちはおせんを信頼して
プロとしての仕事をするからバランスが取れると思うんだけど…。

やっぱり準備不足の影響はあきらかで、
全体のテイストもスタッフによって捉え方が違うような気がする。
タイトルバックのカッコ良さと
サブタイトルのダサさのギャップもどうかと思うし。
今後も回によって印象はかなり違いそう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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絶対彼氏  005

演出:土方政人
脚本:根津理香

ナイト(速水もこみち)の嫉妬プログラムが
異常に作動しはじめるところと、
美加(上野なつひ)が東京スイーツ展の掲示板に
梨衣子(相武紗季)の悪口を書き込むところの見せ方は
ちょっと雑だった。

全体的にもシーンによっては
なめらかさが足りないところは多かったと思う。

でも、ストーリーの組み立ては良かった。
美加の行動も最初の頃のような単なるいじわるではなく、
前回の内容を踏まえた本気の嫉妬からだし、
異常な嫉妬が続いて梨衣子が怒るところから
ナイトがもっと梨衣子を喜ばせたいと思い、
ふじ子(真矢みき)のアドバイスを理解して
梨衣子の気持ちを考えようとする流れは良かったと思う。

少なくともこの段階からナイトが意志を持ちはじめ、
梨衣子の幸せを考えようとする部分を描いたことは、
終盤の展開に説得力を持たせるような気がする。

あとは、ナイトが美加を助けた今回のシーンをキッカケに
美加もナイトの正体を知ることになるのかどうか。
ナイト量産型の登場はあるのかどうか。
そのあたりにも興味は湧いてきた。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/05/13

CHANGE  1

アソシエイトプロデュース:石原隆
プロデュース:後藤博幸、清水一幸
演出:澤田鎌作
脚本:福田靖
音楽:延近輝之
主題歌:「マイルズ・アウェイ」マドンナ
制作:フジテレビ
出演:木村拓哉、深津絵里、阿部寛、寺尾聰、加藤ローサ、風間杜夫、
   富司純子、伊東四朗、堀内敬子、中村敦夫、神山繁、大林丈史、他

想像していたより見やすかった。
朝倉(木村拓哉)のキャラクターがどちらかというと木訥としていて、
本当は田舎で好きな星を眺めて暮らしていたいという
前へ出るタイプではなかったので、
見ていても木村拓哉アレルギーがあまり出なかった。

そういうキャラクターの朝倉が
補欠選挙に立候補する経緯にもムリはなかったし、
当選の決め手になった演説の中で
なぜ政治に興味がなくなったかを盛り込んでいたところも良かったと思う。

政治に興味がないのに政治家の息子ということで担ぎ出された朝倉を、
本当は政治家になりたい美山(深津絵里)や韮沢(阿部寛)が
バックアップしていくという構図も今後の展開を考えると面白い。

基本的にはオーソドックスなエンターテイメントに徹しつつも、
いろいろと布石は打ってあるうまく作られた初回だったと思う。

ちょっと残念だったのは、
最後に朝倉が当選するところの見せ方か。
当選しないと話は進まないので逆転勝ちするのはいいんだけど、
開票が始まって大きく離されている状況で、だんだんと票が縮まり、
相手に当確が出て、集計が終わったらわずかの差で勝っていたというのは、
かえって盛り上がらなかった。

演説にはそれなりのインパクトがあったので、
そこを活かして開票は普通に競り合って勝つという程度でもよかったと思う。

放送開始がGW明けという異例の月9になったわけだけど、
その間にガソリン税や後期高齢者医療制度の問題があって
本当に福田内閣の支持率がさらに下落するという状況になったので、
かなりタイムリーな内容にはなっていると思う。

オンエア中に解散総選挙、与野党逆転みたいな
ドラマ以上に面白いドラマが現実に起こったら痛いだろうけど、
そうならない限りフィクションとリアルの狭間で
意外と楽しめそうな気がする。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2008/05/12

猟奇的な彼女  4回戦

演出:川嶋龍太郎
脚本:坂元裕二

凛子(田中麗奈)の元カレ・野々村(市川染五郎)は
まだ死んではいなくて、入院中という展開。
野々村の妹役で貫地谷しほり、親友役で佐々木蔵之介も登場した。

シリアスな部分はこれで広がりができたので、
草なぎ剛や田中麗奈の良さも今後は出てくるかもしれない。

ただ、やっぱり最初の15分くらいは我慢大会で、
あのドタバタコメディを見続けるのは
三郎(草なぎ剛)並みのMっ気が必要な気がする。

南(松下奈緒)はもう夏目(上川隆也)にコクるという展開で、
結局は序盤で三郎と凛子がドタバタするための登場人物という程度の扱いだった。
凛子と野々村の関係もあるわけだし、
もう少し大事に描くと思ったんだけどな。

等身大抱きマクラの出演でも、
キャストロールに星野亜希の名前が出ていたのはちょっと面白かった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ハチワンダイバー  2

演出:水田成英
脚本:古家和尚

菅田(溝端淳平)が初めてワザと負けるところは、
あまりタメがなくてあっさりとした描き方だった。

でも、その後に退会駒や回想シーンを使ってまた盛り上げて、
マムシ(姜暢雄)戦で本当に落ちるところまで落ちたことを自覚、
再び将棋盤の奥までダイブできるものの、
警察に踏み込まれて拘留される、
という後半は悪くなかったと思う。

そよ(仲里依紗)が退会駒をすべて返さずに、
手付けという形で菅田にひとつだけ渡すのも
今後の引っ張りとして良かった。

で、注目の二こ神(大杉漣)が登場。
今回は菅野とそよのやり取りがやや少なかったけど、
次回はそのあたりも楽しめそう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ごくせん  第四話

演出:山下学美
脚本:松田裕子

前半はもう飽きてきたお約束の連続だったし、
風間(三浦春馬)が3人組とケンカする流れは
あまりにも都合良すぎる展開だったけど、
「ボンビーメン」の白石と未海、
三浦春馬と山田優の姉弟役で何とか後半は締まった感じ。

山田優はいろんな意味で
「ボンビーメン」と離れられないんだな。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ROOKIES  第4回

演出:山本剛義
脚本:いずみ吉紘

若菜(高岡蒼甫)がキャッチャーになる段取り自体は
そんなに意外性のある展開じゃないんだけど、
キャプテンになった御子柴(小出恵介)の空回り具合と
中学時代の後輩(浅利陽介)との関係も絡めつつ、
今回も丁寧に描いていたと思う。

新庄(城田優)復帰への静かな盛り上がりもいい感じ。
熱いんだけどセリフがくどすぎることもなく、
演出で見せるところはしっかり見せてるところがいい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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鯨とメダカ

企画:現王園佳正、保原賢一郎
統括プロデュース:中村敏夫
プロデューサー:浅野澄美、三田真奈美
演出:西浦正記
脚本:樫田正剛
原案:松山善三「鯨とメダカ」
音楽:鈴木和郎
挿入歌:「花