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2008/09/30

7〜9月期を振り返る

8月にオリンピック放送があり、
ただでさえ視聴率が取れなくなってきたドラマにも
かなりの影響があった7〜9月期。
平均視聴率(関東)の順位はこんな感じだった。

  コード・ブルー        15++%
  太陽と海の教室        14+%
  ヤスコとケンジ        13%
  Tomorrow          12++%
  シバトラ           12+%
  モンスターペアレント     12+%
  魔王             11+%
 (ゴンゾウ)          10++%
  正義の味方          10+%
  四つの嘘           9+%
  33分探偵           9+%
  あんどーなつ         9+%
  打撃天使ルリ         7+%
  ロト6で3億2千万当てた男  6+%
  学校じゃ教えられない!    6+%
 (恋空)            6+%

初回は21%を超えた「コード・ブルー」は、
10.8%まで落とした回があったものの首位を獲得。
同じく初回は20%を超えた「太陽と海の教室」も
あっという間に10.7%まで落としたものの、
そのダメっぷりがかえって興味を引いたのか、
終盤の死ぬ死ぬ詐欺が功を奏したのか、
なんとか2位を確保した。

やはり全体的には低視聴率で、
平均ひと桁は「恋空」も含めると7作品。
ケータイ小説の主な読者層が
地方の女子中高生であることはすでに分析されているので、
「恋空」が首都圏で視聴率を伸ばせないのは
当然といえば当然の結果だった。

次に個人的な評価点の平均順位はこんな感じ。

  ヤスコとケンジ        7.05
  四つの嘘           6.78
  コード・ブルー        6.59
  打撃天使ルリ         6.50
  魔王             6.45
  33分探偵           6.44
  あんどーなつ         6.21
  Tomorrow          6.15
  シバトラ           5.91
  モンスターペアレント     5.86
  学校じゃ教えられない!    5.85
  正義の味方          5.65
  太陽と海の教室        5.55
  ロト6で3億2千万当てた男  5.00

何だかんだ言っても「ヤスコとケンジ」は
テレビドラマらしい作りで面白かった。
中途半端に策を練ってくる作品が多い中、
分かりやすい笑って泣けるコメディに
仕上げていたところが良かったと思う。

今期は見る人によって評価が分かれそうな作品も多かった。
「学校じゃ教えられない!」や「正義の味方」も
基本的には肯定派なんだけど、
出来の悪い回も多くて平均の評価点は低くなってしまった。

印象的だったのはテレ朝の躍進か。
「ゴンゾウ」「四つの嘘」「打撃天使ルリ」と、
どれも視聴率的にはパッとしなかったけど内容的には見応えがあった。
タイプのまったく違う作品で
これだけ面白いものを作るんだからテレ朝は侮れない。

「ゴンゾウ」と同じく毎回のレビューはしてなかった
日テレ系の「ザ・クイズショウ」も面白かった。
「ヤスコとケンジ」みたいな作品もゴールデンでやりつつ、
深夜で「ザ・クイズショウ」をやってるあたりは
日テレもいろいろ考えてるなという感じはした。

その日テレから移籍した村瀬健が
フジで最初にプロデュースした作品が「太陽と海の教室」というのは
何とも皮肉な結果だった。
フジは「33分探偵」で目新しさを出したので、
土曜深夜で頑張って欲しい。

「恋空」はヒロ役の瀬戸康史が意外と良かった。
岸谷五朗とのシーンなんかはとくに。
あと、主題歌は良かった。

NHKの「オトコマエ!」はちょっとポップにしすぎた感じ。
福士誠治と斎藤工は悪くなかったんだけど、
遠山金四郎(柴田恭兵)や鳥居耀蔵(片岡鶴太郎)がどっしりしてなくて
時代劇としては軽すぎたと思う。
「篤姫」の岩倉具視まで鳥居耀蔵に見えるのは激しい弊害。
30分枠になって「陽炎の辻2」も
ちょっと面白さが欠けてしまったような気がする。

「阿久悠物語」は「スター誕生物語」として見ると面白かった。
昔の映像を多く使っていたのは成功だったと思う。
ピンクレディーを高橋愛と新垣里沙が演じたのがキッカケで
モーニング娘。が「ペッパー警部」をカバーするおまけまで付いた。

終戦記念番組は「なでしこ隊」と「霧の火」を見たけど、
成海璃子は太ったなあ、という印象。
双子の亜希子と奈津子が別々に出ていたのが
間違い探しクイズみたいでちょっと面白かった。

田中裕子が出ていた「帽子」と「歓喜の歌」は
どちらも地方局の制作だったけど質は高かったと思う。
やっぱり田中裕子は雰囲気があるな。

クール全体としては視聴率も内容も低めだったけど、
意欲的な作品もいくつかあった。
実質的な今期のナンバー1とナンバー2位は
「ゴンゾウ」と「ザ・クイズショウ」だったかもしれない。


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