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2008/09/29

THE QUIZ SHOW  全12話

プロデュース:池田健司、森谷雄
企画・原案:森谷雄
監督:及川拓郎、高橋秀明
脚本:及川拓郎、蓬莱竜太、戸次重幸
主題歌:「Paralyzed ocean」Pay money To my Pain
音楽:NARASAKI
制作協力:アットムービー・クリエイティヴ
制作:日本テレビ、D.N.ドリームパートナーズ、VAP
出演:片桐仁、戸次重幸、中村靖日、霧島れいか、堀内敬子、
   山本耕史、高橋真唯、佐藤二朗、佐藤江梨子、岡田義徳、
   伊藤麻実子、山田明郷、大島蓉子、渡辺哲、宮野真守、他

土曜深夜の「サタデーTVラボ」内で放送されたドラマ。
前クールは小林聡美ともたいまさこの「2クール」で
ドラマ仕立てのものは2回くらいしかなかったけど、
今回は本格的なドラマだった。
ていうか、かなりハードなドラマだった。

オープニングの映像がミケランジェロの
「アダムの創造」「大洪水」「最後の審判」の一部で、
内容としても宗教的なモチーフが多め。

新田瞳(高橋真唯)の“暴食”がちょっと強引だったので
7人の解答者を七つの大罪に当てはめていたのは
形式的なものだったのかもしれないけど、
最後は姉弟の関係までいったので神話的だったとは言えるかもしれない。

まあ、そういうことよりも、
クイズ形式の会話で解答者の触れられたくない部分を
MCがグイグイとえぐっていく過程は、
会話劇、心理劇として相当見応えがあった。

もう常軌を逸したクイズ番組になっているのに
視聴率が高いのでストップがかからないところや、
テレビ番組が公開処刑のようになっているところも、
ブラックな設定でエッジが効いていたと思う。

何より印象的だったのは片桐仁と戸次重幸の好演。
結局、田崎(片桐仁)は記憶を無くしたまま
山之辺(戸次重幸)によってMCを続けさせられていて、
最後は記憶を取り戻した上で美雪(霧島れいか)からの手紙を受け取り、
山之辺の過去をえぐる形になったわけだけど、
クイズ番組というスタイルを維持しつつ、
徹底的に人の深層を突いていく2人の芝居は圧巻だった。

作品としては深夜だからできた内容だけど、
ちょっともったいないくらいだった。

今期はこの「ザ・クイズショウ」と「33分探偵」、
両方の制作にアットムービーが関わっていて、
どちらも個性があって面白かった。
今後もアットムービーの作品は要チェックかも。

とにかく、かなりハイクオリティーの
見応えある作品だった。

            採点 8.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★★
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                音楽  ★★★★★
                主題歌 ★★★★★
                新鮮さ ★★★★☆
                話題性 ★☆☆☆☆

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