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2008/12/31

戦士の資格

プロデュース:関卓也
演出:小原一隆
脚本:高橋幹子
音楽:ABSC
制作:フジテレビ
出演:西島秀俊、紺野まひる、もたいまさこ、志賀廣太郎、
   真鍋かをり、白井晃、平賀雅臣、他

第20回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作。
久しぶりに硬派な内容で、
ストーリーの組み立ても良かった。
郁子(紺野まひる)、青山(真鍋かをり)、田端(もたいまさこ)という
3人の女性の立て方も効果的だったと思う。

最初と最後に出てきた
“変えようぜ、そんな古い体質。俺たちの時代で”という同じセリフで
高木(西島秀俊)の変化と成長をハッキリさせたところも良かった。

ただ、ちょっと時間が足りなかったというか、
端折りすぎたというか、
もう少し細かい部分でセリフを入れて
スムーズに転がしてもよかったような気はする。

高木が左遷された直後の郁子との関係や、
田端が今の会社で働いている経緯などは、
ひとこと説明を入れた方がよかった。

あと、最後に田端のリストラを回避するシーンも、
高木と郁子の目線で何だかの打ち合わせがあったのは想像できたけど、
ちょっと分かりにくかった。
その直前の高木と田端のシーンは良かっただけに、
もっとうまく繋げて欲しかった。

でも、もしかしたらこのあたりは演出家の責任かも。
田端をリストラすると会社に連絡したあと、
高木が携帯電話をかけるカットで郁子の連絡先を映すだけでも
ずいぶん分かりやすくなったと思うけど。

物語の作り方はうまい新人脚本家だったので、
もう少し経験のある演出家で見たかった。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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10〜12月期を振り返る

初回は「流星の絆」と「風のガーデン」が20%を超えたものの、
視聴率では「篤姫」の終盤に歯が立たなかった10〜12月期。
まず、平均視聴率(関東)はこんな順位だった。

  流星の絆          16+%
  風のガーデン        15++%
  イノセント・ラヴ      13++%
  チーム・バチスタの栄光   13+%
  SCANDAL         13+%
  セレブと貧乏太郎      13+%
 (サラリーマン金太郎)    11++%
  スクラップ・ティーチャー  11+%
  ブラッディ・マンデイ    11+%
  ギラギラ          10+%
  OLにっぽん        8+%
  オー!・マイ・ガール!!    7+%
  R00M OF KING       7+%
  小児救命          6++%
  夢をかなえるゾウ      4++%

結局、平均で15%を超えたのは
「流星の絆」「風のガーデン」の2本だけ。
日テレのドラマは「スクラップ・ティーチャー」が11%台で、
あとは「OLにっぽん」「オー!・マイ・ガール!!」、
深夜の「夢をかなえるゾウ」まで入れれば3本がひと桁に沈んだ。

「イノセント・ラヴ」や「セレブと貧乏太郎」でも13%は取れるんだから
マジメにドラマを作ってくれとリクエストする方がムリな話なのかも。
「SCANDAL」は事前の注目度を考えれば
もっと視聴率が取れてもよさそうだったけど、
やっぱり出だしの雰囲気が微妙だった気がする。
内容はどんどん面白くなっていっただけに、
ちょっともったいなかった。

個人的な評価点の平均順位はこんな感じ。

  流星の絆          7.55
  風のガーデン        7.09
  SCANDAL         6.75
  小児救命          6.56
  ブラッディ・マンデイ    6.36
  チーム・バチスタの栄光   6.32
  夢をかなえるゾウ      6.27
  OLにっぽん        5.95
  オー!・マイ・ガール!!    5.94
  ギラギラ          5.94
  スクラップ・ティーチャー  5.56
  ROOM OF KING      5.56
  セレブと貧乏太郎      5.45
  イノセント・ラヴ      5.30

久しぶりに1・2位は視聴率と同じ順位だった。
最後まで見た印象では、5〜7位は
「夢をかなえるゾウ」「チーム・バチスタの栄光」
「ブラッディ・マンディ」の順か。

「流星の絆」と「風のガーデン」は、
両方とも死が大きく関わっていた内容だったにもかかわらず、
暗く重たいだけのドラマにはならずに
人間の喜怒哀楽を同時に描いていたという共通点があった。
そういう意味では他の作品とは脚本の質に差があったと思う。

レビューはしていなかったけど、
テレ朝に移動した「サラリーマン金太郎」も
予想に反して意外と面白かった。
やっぱり黒川専務(→社長)が古谷一行だったのが大きい。
あれで初回からかなり引き込まれた。

TBS版に比べれば脇役などは地味だったかもしれない。
でも、キャラクターにブレがなくて、
みんなきちんと歯車になっていたと思う。

鷹司(細川茂樹)と大島(柴俊夫)は
ちょっとキャラの作り方が大袈裟で浮いてた感じもするけど、
他はそんなに不自然じゃなかった。
これならもし続編を作るとなっても見たい気がする。


それにしても、今期はダブルブッキングが多かったな。
上地雄輔「セレブと貧乏太郎」「スクラップ・ティーチャー」
成宮寛貴「イノセント・ラヴ」「ブラッディ・マンデイ」
国仲涼子「風のガーデン」「セレブと貧乏太郎」
古田新太「夢をかなえるゾウ」「オー!・マイ・ガール!!」
などなど。

単発モノを含めれば「イノセント・ラヴ」に出ていた香椎由宇が
「我はゴッホになる!」でも棟方志功の妻を演じていたっけ。
「イノセント〜」ではムダ遣いされた感じだったけど、
「我は〜」は存在感のある役だった。

棟方志功を演じた劇団ひとりは
NHKの「母恋ひの記」でも主演していた。
極端に違う役だったにも関わらず、
どちらもハマっていたと思う。

時代劇がまた増えてきている印象だけど、
「母恋ひの記」みたいな平安時代を舞台にしたものはもっと作って欲しい。

「陽炎の辻」は30分になって少し物足りなかった。
磐音(山本耕史)、おこん(中越典子)、奈緒(笛木優子)の関係などは
時代劇ならではのせつなさがあって良かったと思う。
でも、磐音の活躍と3人の関係を同時に描くには
1話の時間が短かったような気がする。
テレ朝のスペシャルで放送していた「忠臣蔵 音無しの剣」は、
そういう意味ではバランスが取れていた。

役者で印象に残ったのは水川あさみ。
「33分探偵」から「夢をかなえるゾウ」でみせたコメディセンスは
演技の幅を広げたと思う。
あと、「流星の絆」の要潤。
この作品での要潤の貢献度は高かった。

まあ、脇役では「ケータイ捜査官7」の01(ゼロワン)が
一番好きなキャラクターだったんだけど、
これはまだ来年も続くので。

とりあえず、全体的にはひどい作品も多々あったものの、
「篤姫」がやや失速したこの時期に
「流星の絆」や「風のガーデン」が見られたので良かった。


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2008/12/26

夢をかなえるゾウ  最終話

演出;岡本浩一
脚本:山岡真介

「今日が地球最後の日と思う」という最後の課題があったものの、
あすか(水川あさみ)がガネーシャ(古田新太)に出した
「私に幸せだと言わせる」という課題も引っ張って、
最終回は2人の別れに時間を割いた描き方だった。

でも、スペシャルの耕平(小栗旬)の時より
物理的に時間も長くて2人の関係も深くなっていたので、
意外と泣ける内容だった。

忘年会であすかが挨拶するシーンは
ちょっとストレートすぎてそんなに感動しなかったんだけど、
ガネーシャが消えたあとに
“世界を楽しんでや。心ゆくまで”という最後のメッセージが
沁みる感じの見せ方は良かった。

最終的にはやっぱり単純に恋人ができるかどうかではなく、
あすかが本当に幸せに、充実した日々を生きていくという描き方。
それでも網田(丸山智己)とも
いつかはうまくいくのではないかと思わせた落とし所も良かった。

全体としてはこの最終回でも感じられたように、
あすかとガネーシャのやり取りがずっと面白かった。
水川あさみのコメディエンヌぶりは、
「33分探偵」に続いて良かったと思う。

それだけに、ゲストを入れた回はドタバタに走りすぎて、
本来の面白さが消えてしまった感じがする。
とくに続きものにした2〜3話の合コンネタは、
出だしのリズムを悪くしたと思う。
あれがなかったらなあ。

とにかくスペシャルと同じく内容はそれなりに役に立つものだったし、
コメディとしてのテンポも良かったし、
終盤は意外と泣ける展開もあったし、
かなり楽しめた。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 6.27(10点満点平均6)

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チーム・バチスタの栄光  最終話 わずか3秒の完全犯罪!! 今、最も危険なオペが始まる

演出:植田尚
脚本:後藤法子

出だしで少し黒崎教授(榎木孝明)へのミスリードがあったものの、
前回からの大きなひねりはなく、
垣谷(鶴見辰吾)が真犯人だったという結末。

桐生(伊原剛志)の病気と絡めて、
自分の娘の手術をした時から桐生は視野狭窄だったのではないか、
それで娘は助からなかったのではないか、
と垣谷が考えてしまったところまではまあいいと思う。

でも、垣谷も医師なら手術の失敗か
移植の拒絶反応かくらいは分かるんじゃないだろうか。

それに、いくらたくさんの手術例があったとはいえ、
アメリカまで移植手術に来た日本人で、
しかも同じ医師で、一度挨拶もしてるのに、
桐生が垣谷をまったく覚えてなかったというのも
ちょっとムリがあった。

あと、心臓を大きく釣り上げる瞬間に
スタッフの視線をそらすことができたとしても、
すぐに誰かしらが気がつくような感じもする。

そもそも、記録用のビデオに
桐生が心臓にメスを入れる瞬間からしか映像が残ってないというのも
ちょっと都合がよすぎる。
少なくともケース27に関しては桐生が配置に付いてから
垣谷が心臓をまわしているわけで、
そこはビデオに映ってないというのはムリヤリな気がする。

やっぱりこの作品はビデオに映る術野以外の部分で
専門的な仕掛けをするところに個性があるので、
それを曖昧にしてしまったのは残念だった。

ただ、前回、時間をかけて描いたように、
それでも多くの命を救ってきた栄光のチームだったという部分は、
最後に田口(伊藤淳史)が
氷室(城田優)や酒井(鈴木裕樹)の幻を見るシーンに出ていて、
そこは良かったと思う。

最後まで見るとオリジナルで付けたオチ自体は
やや弱かった気がするものの、
そこまでは何とかうまく引っ張ってたし、
チーム全員が犯人であり、
チーム全員が多くの命を救ってきたというコントラストは
それなりに出ていたと思う。

オープニングの音楽とサブタイトルだけは
どうにも安っぽくて最後まで馴染めなかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.32(10点満点平均6)


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セレブと貧乏太郎  11

演出:松田秀和
脚本:田中一彦

こういうコメディで人が死ぬわけないんだから
もう少しテンポよくやればいいのに…。
行方不明なのにそんなにすぐお通夜をするのかとか、
偽オークションにかかるお金はどうやって用意したのかとか、
ツッコミどころもいっぱいあった。

そういう細かいことは気にならなくなるのが
面白いコメディなんだろうけど、
このドラマはとにかくテキトーなところばかりが目に付いた。

でも、普通にやればそれなりに面白くできる王道の設定だったのに
ここまでいい加減に作るなんて、逆にすごいのかも。
とくに終盤、描かなくていけないことをみんな放棄して
キャラクターがメチャクチャになっていたようなところは
目がテンになるほどだった。

「イノセント・ラヴ」はまだ「ラスト・フレンズ」のスタッフだったので
確信犯的な大映テイストだったけど、
こちらの方は行き当たりばったりの展開で
誰かがコントロールしてる感じさえしなかった。

もし、こういうドラマの作り方が
フジテレビが出したひとつの答えなら仕方ない。
でもそうなると、5年後、10年後のテレビ視聴者は
もっと減ってしまうような気がする。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.45(10点満点平均6)

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イノセント・ラヴ  最終話

演出:加藤裕将
脚本:浅野妙子

殉也(北川悠仁)がいきなり猛ダッシュしたところはまた笑えた。
とにかくこのドラマは
病人の超人的な回復力だけは一貫してたな。
中身はびっくりするくらい薄っぺたくてテキトーだったけど。

こういうネタドラマ自体は別にあってもいいと思う。
だた、それを月9でやる必要はなかった。

            採点 4.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.30(10点満点平均6)


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2008/12/22

SCANDAL  Vol.10

演出:生野慈朗
脚本:井上由美子

真相がすべて明かされるまでが30分。
残りの時間でその後の4人の様子が描かれた。
後半も当然必要だったんだけど、
前半でもう少し時間があったら…。
ちょっと説明っぽくなってしまったのが残念だった。

とくに理佐子(戸田菜穂)が
久木田(加藤虎ノ介)だけは自分を認めてくれたという部分。
結局、理佐子の純愛がキッカケになっていたので、
理佐子がどれくらい久木田を好きだったかは
もう少し具体的に描いて欲しかった。

久木田も自分の気持ちを伝えたいから
理佐子が警察に捕まる前に会いたかったという感じだったけど、
もっと時間をかけて欲しかった気がする。

でもまあ、警察の廊下で理佐子と久木田が会うシーンがあったからいいか。
すれ違う瞬間の理佐子の表情も良かったし。

その後の4人に関しては、
離婚を選択するのは真由子(吹石一恵)だけかと思ってたけど、
たまき(桃井かおり)のところも離婚だった。
やっぱり俊介の部屋が開いたのは大きかったか。

それにしても哲夫(石原良純)はいいキャラだったなあ。
石原良純は長谷川京子の次に心配な配役だったけど、
こんなにハマるとは思わなかった。
哲夫とたまきのところは4組の中でも一番深く描けたと思う。


初回はたまき以外のキャラクターが何となくワザとらしく見えて
今ひとつドラマの中に入り込めなかった。
そのおかげで長谷川京子があまり浮いて見えなかったんだけど。

でも、徐々にそれぞれのキャラに慣れてきて
ストーリーが転がりはじめてからは面白かった。
理佐子の事件で引っ張る部分と4人の家庭を描く部分のバランスは、
トータルではすごく良かったと思う。

貴子の娘の咲希(荒井萌)や川島(植田博望)に関しては
簡単にまとめてしまった感じだけど、
4人の心理としてはいろいろなパターンを示しながら描けた。
内容としてはかなり楽しめた作品だったと思う。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.75(10点満点平均6)


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ブラッディ・マンデイ  11

演出:平野俊一
脚本:渡辺雄介

結局、完結させない終わらせ方だった。
別に続編を予定した終わり方でもいいんだけど、
3ヶ月の連ドラとしてはもう少し何とかして欲しかったなあ。

続きを見たいと思わせるのか、
続くのかよ!と思われてしまうのかでは、
作品の印象が全然違うと思うんだけど。

まあ、K(徳永えり)の描き方はそんなに悪くなかったか。
ただ、そういうKとJ(成宮寛貴)の考え方の違いや2人の関係は
想像させる程度で丁寧には描いてくれなかった。
大事な部分も続編へみたいになったから中途半端な印象になった気がする。

全体的にはTHIRD-iが格好悪かったのが痛かった。
出だしはスタイリッシュに作ってくれそうだったのに、
そのあたりからシラけてきて、
終盤はテンポが悪いところも多々あった。

藤丸(三浦春馬)がハッキングする時の見せ方くらいか、
最初から最後まで格好いいと思えたのは。

スタイルばかりに神経を使って、
大事な中身が雑になってしまった印象は強かった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.36(10点満点平均6)


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流星の絆  最終回

演出:金子文紀
脚本:宮藤官九郎

柏原(三浦友和)は死ななかった。
でも、犯人を見つけてぶっ殺すと言っていた功一(二宮和也)が
柏原に拳銃の銃口を向けながら、
“あんたには生きてもらう。
生きて、遺族が泣いたり笑ったりするのを見てもらう。
死ぬよりつらくても、ただ生きてもらう”と言い放つ結末は、
むしろ原作より良かったかもしれない。

柏原から真実を聞いた功一が
“料理の味を盗むために殺された方が全然マシだよ!
誰でもよかったのかよ、誰でもよくねえんだよ!
オレのオヤジはひとりしかいねえんだよ”
と叫ぶところも良かった。
このドラマでずっとスポットを当ててきた遺族側の描写は
最後まで徹底されていたと思う。

ただ、泰輔(錦戸亮)が柏原に聞いた
“息子が死んだあと俺らに近づいて、
あんた何がしたかったんだよ”という質問に
柏原が“ただ君たちと一緒にいたかったんだ”と答える部分は、
もう少し膨らませてもよかったような気はする。

第一話が柏原の息子が死んだ翌日で、
柏原が現場に復帰して久しぶりに功一の前に現れた日なので、
ずっとその行動を追ってきた日々ではあったんだけど、
その日に自ら命を絶つことができずに
功一たちのところへ現れてしまった心理は、
もう少し説明してもよかった。

それでも、15分の延長があったおかげで
ここまでに45分くらいの時間をかけられたので、
かなりの説得力は出たと思う。

柏原が施設に送り届けた日以来、
初めて3人と会った屋上が自供の舞台になったのも、
その3人が最後にまた柏原の前に揃ったのも、
ドラマとしての盛り上げ方としては効果的だった。

柏原の肩ごしに功一を正面から撮るカットが多かったのも
効果が大きかったと思う。
あれで、単に犯人探しの結末よりも
功一たちの気持ちの方に感情移入ができた。

だから自然と犯人はあの人だったのかという残念な思いより
功一たちの絶望や怒りが強く伝わった。
これは最終回の質を大きく上げたと思う。

で、エピローグは
「妄想係長 高山久伸 年末スペシャル」
「ダイヤと嘘とやさしいレストラン」
「幸せの黄色いポストイット」の3連発。
最後にまたこのドラマの色に戻して
幸せに生きていく3兄妹の姿を描いたのは後味が良かった。

サギ(中島美嘉)は相変わらず功一のことが好きで
泰輔や静奈(戸田恵梨香)にコキ使われながらも
ずっと一緒に功一を待っていたのも嬉しかった。

政行(柄本明)が兄妹たちのために
アリアケの店を買い戻してくれたのも筋が通っていたし、
まとまりのある最終回だった思う。


始まる前はクドカンのコメディを基調にした脚本が
原作の雰囲気と合うのかどうか心配な面もあった。
でも、むしろそのコメディテイストでキャラクターが立って、
心理描写にはメリハリが付いたんじゃないだろうか。
もちろん、クドカンの笑いが好きが嫌いかの問題はあるけど。

それよりも、大筋では原作をそんなに崩していないのに、
わずかな脚色で分かりやすく、説得力を上げていたところが
評価されるべきポイントだと思う。
とくに功一がカレーハウスで働いていて、
行成(要潤)がそこの常連になるという設定はすごく効果的だった。

ジョージさん(尾美としのり)は
思ったほど膨らまなかったし、
サギも設定が曖昧な部分があったけど、
2人ともドラマの雰囲気造りには貢献してたと思う。

原作モノであるにも関わらず、
飽きない見せ方ができたという意味では、
やっぱりクドカンの力は大きかったと思う。

            採点 8.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★★
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 7.55(10点満点平均6)


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2008/12/19

夢をかなえるゾウ  第12話

演出;国本雅広
脚本:山岡真介

網田(丸山智己)にはホントに彼女がいたか。
これは泣ける展開だったなあ。

ガネーシャ(古田新太)のセリフがなくても
網田のために誕生日の準備をしているあすか(水川あさみ)が
本当に幸せそう見えて、
恋をしている女性の可愛らしさや美しさが十分に出ていたので
余計に泣ける状況だった。

これで単に恋人ができるかどうかではなく、
本当の意味で幸せを自分の手でつかめるくらいに
あすかが成長するというのが最終形になりそう。
その方がむしろ質は高くなるか。

で、ガネーシャがいよいよ消える段階に入って、
今度はあすかからガネーシャに課題を出すという話に。
そこは盛り上げるための仕掛けだとしても、
最終回まで密度の濃い内容にして欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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風のガーデン  最終話 ナツユキカズラ

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

結婚式のシーンは映像で見せるだけで、
貞美(中井貴一)から妙子(伊藤蘭)への手紙で
その時の状況を伝えるというやり方は、
やっぱり倉本聰らしいうまさだった。

あくまでも結婚式は“ごっこ”であって、
貞三(緒形拳)やエリカ(石田エリ)も
貞美が分かって付き合っていることに気が付いていて、
それでもやりきったところに深みが出た。

もちろん、ドラマとしてそこに時間をかけることは
むしろ蛇足になるわけで、
状況だけを淡々と伝えるという見せ方は本当に素晴らしかったと思う。

その手紙を受け取って富良野にやってきた妙子と貞三の
喫茶店での会話も良かった。
結局、妙子と貞美の親友である夫との関係などは一切省かれたけど、
妙子の何か手伝いたいという申し出を貞三がキッパリと断り、
最後は家族だけで戦うと言い切るあたりは
妙子の哀しみも出たと思う。

で、臨終のシーンはなかったものの、
貞美が最後に貞三とルイ(黒木メイサ)と話すシーンは圧巻。
人間の力つき果てた様子と貞美が最後に何を思ったか、
それが貞美の人間性を維持しながら見事に表現されていたと思う。

その後は貞美がいなくなったあとの富良野の冬の景色を挟みながら、
貞三とエリカが貞美の思い出話をするシーン、
ルイが茜(平原綾香)に貞美の死を伝え、
カンパニュラの押し花を届けに行くシーン。
そして茜が「カンパニュラの恋」を教会で歌うシーンと続いた。

ラストで貞美が植えたエゾエンゴサクが咲くのは
事前に想像できたことだけど、
キャンピングカーがあったところだけが空いていて、
森に来たルイたちだけが貞美の存在を感じられるというカットは
やっぱり良かったと思う。


貞美が富良野に戻ってきてからはさすがに見応えがあった。
ただ、全体的に見ると、
2〜4の富良野の描き方はやっぱり物足りなかった気がする。

ルイが父親に対して複雑な感情を抱きながらも
同じように不倫をしているというのは、
人間くささが出ていてそれはそれでいいんだけど、
貞美の過去やキャラクターを同級生たちの会話なども使って
もう少し入れてもよかったと思う。

不必要なシーンがあったとは思わないけど、
序盤は内容のボリュームにやや欠けた印象があったのが
ちょっと残念だった。

悲しさだけではない、滑稽さなども含めて
人間の最後を丁寧に描くという作品の個性は十分に出ていたと思う。
それだけに序盤でもっとドラマの世界に引きずり込んでくれたら、
と思うとちょっと残念だった。

オンエア直前に緒形拳が亡くなり、
最初はどうしてもその部分に気持ちが引きずられたのは確か。
でも、終盤はそういうこととは関係なく、
人生の最後を迎える貞美のドラマに入り込めた。
そういう意味では緒形拳だけでなく、
中井貴一もすごい役者だった。

少なくとも、5話以降は
倉本聰らしい深いドラマを堪能できた。

            採点 8.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                主題歌 ★★★★★
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 7.09(10点満点平均6)

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小児救命  最終話

演出:片山修
脚本:龍居由佳里

青空クリニックはそのままでの維持が不可能になるものの、
他の病院との連携、地域社会の協力などを得て、
宇宙(小西真奈美)と俊介(塚本高史)で続けていくラストだった。

おそらく常勤のスタッフは
綾(田実陽子)と賢人(勝地涼)だけ。
あとのスタッフは他の病院に移った上で
宇宙たちをフォローしているようだった。

ヘンに夢物語になるわけでもなく、
なおかつ理想の形は示した
いい落とし所だったんじゃないだろうか。

宇宙が経営状況をすべて話して
給料の支払いが厳しくなるかもしれないと言った時の
スタッフのリアクションが、
これまで宇宙のいいところもダメなところも
すべて描いてきた上での反応だったので、
あそこは意外と説得力があったと思う。

啓翠会総合病院の森崎院長(名高達郎)が
急にいい人になったように見えた部分はちょっと強引だったか。
流衣(山口紗弥加)には甘いみたいな補足もあったけど、
あそこで柾(陣内孝則)の提案を受けるなら
もっと早い段階で協力していてもよかったような気はする。

もしかしたら、記者の結城(高橋由美子)が書いた記事が
実際はいろんなところに影響を及ぼしたのかもしれない。
でも、そのあたりや森崎の変化などは描かれなかったので、
最後はトントンとうまい具合に話が転がった印象はあった。

全体的には粗い部分も多かった。
宇宙があれだけ情熱を注げる背景として、
親に捨てられたという過去は必要だったと思う。
でも、養母の加奈子(大塚良重)が認知症であるようなパーツは
それほどストーリーに不可欠であるとも思えなかった。

そのあたりで話が散漫になったというか、
芯からズレた部分で時間を取られた感じはあった。

企画の趣旨、描きたい狙いなどは良かったと思う。
小児医療を取り巻く現状の厳しさなどは十分に伝わった。
「Tomorrow」なんかに比べればずっとそういうことに対して
マジメに取り組んだドラマだった。
ただ、いろいろ詰め込みすぎたところもあって、
雑になった部分も多かったのは残念だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 6.56(10点満点平均6)

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2008/12/17

チーム・バチスタの栄光  第10話 最後の謎解き…医療トリックはコレだ!!

演出:今井和久
脚本:後藤法子

桐生(伊原剛志)の視野狭窄がやっと明らかに。
病名は違っていたものの、これは原作にもある話で、
それをカバーするための術式を生み出したにも関わらず
続けて術死がおきるので何かおかしい、と
桐生が疑問を持つところから調査がスタートしていた。

もちろん、原作でも桐生の病気がまわりに分かるのは後半なんだけど、
このドラマでは氷室(城田優)による殺人が判明したあとに
明かされる展開だった。
そういう意味では今さら目の病気って…、
と思う部分もあった。

ただ、そのことをチーム全員が知っていて、
それでも事実を明かさずにオペを続けてきたことが
氷室の殺人の動機にもつながっているところは
それなりに筋が通っていた。

実際、多くの命を救ってきたことも確かなので、
桐生や鳴海(宮川大輔)たちの意見にも一理ある。
そこはかなり時間をかけて
白鳥(仲村トオル)や田口(伊藤淳史)と言い合いにしたのは
なかなか良かったと思う。

ひとつ前のドラマの無意味な時間の使い方とは違って、
かなり意味のあるシーンだった。

結局、氷室から大友(釈由美子)への留守電メッセージも
そのことを伝えていただけで、
酒井(鈴木裕樹)が大友を連れ出して話したことも
桐生先生の病気のことはしゃべるなという内容のみ。

ということで、このままでは氷室が犯した殺人以外の術死は
チーム全員が犯人というゆるいオチになりそうだったけど、
さすがにそんなことはなくて続きがあった。

やっぱり垣谷(鶴見辰吾)か。
垣谷が亡くしている子供というのは、
どうやら桐生と鳴海が以前勤めていた
サザンクロス病院にいたらしい。
そこを原因とした恨みか何かがあるのかも。

いずれにしても桐生のミスに乗じて殺人を犯しているようなので、
専門的な方法を使った殺人方法ではある感じ。
そこの面白さと真犯人の心理をどう描くかが最終回の見どころか。

もちろん、垣谷じゃない可能性もあるけど、
ここまで来たんだから
何とか説得力のある終わり方にしてもらいたい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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セレブと貧乏太郎  10

演出:佐藤源太
脚本:樫田正剛

みんなで後藤田(柏原崇)をやっつけるために集まるという
前回の終わりから考えれば15分くらいで済む話を、
また1時間かけてドタバタやっていた。

しかも、商店街の住民がみんな店をたたんだ理由とか
説明しなくちゃいけないようなことはすべて省略。
パパラッチの公文(宅間孝行)のキャラも変わってしまって、
もうテキトーに時間を延ばしてるだけだった。

さらに、次回は7時から特番で、
最終回本編は15分拡大だと。
もう完全に理解の範疇を超えた。

            採点 4.5(10点満点平均6)


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2008/12/16

イノセント・ラヴ  第9話

演出:松山博昭
脚本:浅野妙子

結局、両親を刺したのは耀司(福士誠治)だった。
母親も死んでいるので
佳音(堀北真希)が全部っていうのは考えにくかったんだけど、
予想以上にシンプルな話だった。

それより、耀司が“佳音はオレのすべてだった”とスゴイ告白してるのに
そこは佳音も殉也(北川悠仁)も気がつかないふりなのか?
そのままあっという間に結婚式までいってしまったので、
おにーちゃんがちょっとかわいそうだった。

で、予告を見たら爆笑してしまった。
なんでもアリだなあ。

あと、細かいことだけど、
八木優希と澁谷武尊がもうエキストラ扱いで
ワンカットのアップもないってどういうこと?
これなら別に2人を使う必要もなかったのに…。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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SCANDAL  Vol.9

演出:高成麻畝子
脚本:井上由美子

めちゃくちゃ面白いなあ。
ていうか、すごく質の高い脚本だった。
ひと言もムダなセリフがなかったんじゃないだろうか。

とにかく、貴子(鈴木京香)、たまき(桃井かおり)、
ひとみ(長谷川京子)、真由子(吹石一恵)の4人の家庭を通して、
さまざまな夫婦の形や考え方を描き分けたところは見事だった。
しかも、違いを出すためにワザと極端なことをするわけでもなく、
ストーリーに沿ってその多様性を出してるところはスゴかった。

哲夫(石原良純)が勝沼(小日向文世)に
俊介の部屋を開けてくれて
ありがとうございましたと言うシーンが一番震えたけど、
貴子(鈴木京香)と秀典(沢村一樹)の会話も興味深かった。

あと、これまでそんなに効果的とも思えなかった
水谷(細田よしひこ)と川島(植田博望)も、
かなり決定的な仕事をしてくれた。
とくに真由子の結婚生活はシビアな条件のもとに成り立ってるので、
水谷のひと言は大きかったと思う。

で、事件に大きく絡んでいる雄一(光石研)を夫に持つひとみは、
夫の悩みをすべて共有する行動を取って、
最後は理佐子(戸田菜穂)との待ち合わせ場所に間に合わない展開。
ここで他の3人と違いを出したところも効果的だった。

ただ、スキャンダルの真相は
またちょっと別の可能性も出てきた感じ。
理佐子のケータイ電話の行方は序盤に明かされて、
2話のラストまでは理佐子の元にあり、
その後、久木田(加藤虎ノ介)に郵送されたということだった。

理佐子から来たメールが久木田の自作自演であることは
視聴者にはほぼ分かっていたことだけど、
久木田の真意はどのへんにあるんだろう。
ラストで教会に来た理佐子も妙に堂々としてたしなあ。

しかも予告を見ると
そんなにシリアスな方向でまとめるわけでもなさそうだった。
とにかく最終回はかなり期待。

            採点 8.0(10点満点平均6)


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篤姫  全50回

制作統括:佐野元彦
演出:佐藤峰世、岡田健、渡邊良雄、堀切園健太郎、上杉忠嗣、松川博敬
脚本:田渕久美子
原作:宮尾登美子「天璋院篤姫」
音楽:吉俣良
語り:奈良岡朋子
制作:NHK
出演:宮崎あおい、瑛太、堺雅人、松田翔太、堀北真希、松坂慶子、小澤征悦、
   原田泰造、北大路欣也、玉木宏、稲森いずみ、市川実日子、長塚京三、
   樋口可南子、岡田義徳、高橋英樹、山口祐一郎、ともさかりえ、高畑淳子、
   勝地涼、中村梅雀、東儀秀樹、中嶋朋子、高橋由美子、鶴田真由、
   若村麻由美、中村メイコ、岩井友見、原田夏希、片岡鶴太郎、平幹二朗、
   平岳大、春風亭小朝、星由里子、草刈正雄、佐々木すみ江、沢村一樹、
   長門裕之、江守徹、余貴美子、涼風真世、真野響子、辰巳琢郎、白井晃、
   大和田伸也、榎本孝明、的場浩司、三宅弘城、平山広行、矢島健一、
   佐藤藍子、安倍麻美、板谷由夏、吉高由里子、小林麻子、他

徳川家定の正室・天璋院篤姫を主人公にした47作目の大河ドラマ。
視聴率は全話で20%を超え(関東)、
平均視聴率は過去10年で最高の24.5%を記録した。

歴史モノとしてはともかく、
幕末を天命に従って生き抜いた女性の一代記としては
かなり面白くて良くできた作品だった。

本来は複雑な幕末の話を、
篤姫(宮崎あおい)を軸に登場人物もシンプルにして、
分かりやすくしたのが何より成功した要因だったと思う。

とくに、篤姫と誰か、という見るべきポイントがハッキリしていて、
調所広郷(平幹二朗)、菊本(佐々木すみ江)、幾島(松坂慶子)、
家定(堺雅人)、井伊直弼(中村梅雀)と、
個性のあるキャラクターが入れ替わり立ち替わり出てくる構成は、
見やすいだけでなく、飽きさせない作りだったと思う。

そういう意味では、幾島が去ったあとは、
それまでの勢いがちょっとなくなった感じがした。
キャラクターがいなかったわけじゃないけど、
大奥に入ってしまうと篤姫と絡める相手が限られるので、
見せ場をみんなに振ってしまったのが原因だと思う。

大奥を閉めるあたりの滝山(稲森いずみ)はカッコ良かったので、
後半の大奥はもう少し滝山メインでやってもよかった気がする。
もしくは勝(北大路欣也)をもっと目立たせるとか。
47話で幾島が再登場した時は本当に興奮したので、
やっぱり足りなかったのはコレなんだよな、と改めて思った。

あと、本寿院(高畑淳子)もちょっともったいなかった。
家定が生きている頃はコント担当でも全然良かったんだけど、
終盤はもう少し多くシリアスなシーンで使って欲しかった。
テレ朝の「告知せず」の時の高畑淳子は
いろんな表情を見せて底力を発揮していたので、
使い方としてはもったいなかったと思う。

維新直前の時期になると、
世の中の出来事を羅列するような流れになったので、
ドラマの雰囲気そのものが変わったということもあったと思う。

基本的には篤姫と尚五郎=帯刀(瑛太)を軸にしてたわけだけど、
篤姫と家定(堺雅人)のパーツがあまりにも魅力的だったので、
終盤はそこもムリにドラマチックにしていた感じだった。
でもまあ、最後に2人で囲碁をやるシーンは良かったし、
これがこのドラマの一番の特徴でもあったわけだからまあいいか。

宮崎あおいは2000年の「20歳の結婚」に出てた頃から
いつか来る、いつか来ると思ってたけど、
ついにここまで来たかという堂々とした主演だった。

正直、出だしはちょっとキャピキャピしすぎではないかと思った。
でも、結果的にそこで変化のバランスを取って
晩年までを見事に演じたと思う。
ラストは時間をさかのぼる形で映像が流されて、
そのプランの正しさは証明されていた。

エンターテイメント性を出しながら
人間ドラマとしての面白さも出し、
視聴率まで取るという、
本来、民放が目指さなきゃいけないようなことを
NHKがあっさりやってしまったところが何よりスゴかった。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★★
                配役  ★★★★★
                音楽  ★★★★★
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★★★★


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スクラップ・ティーチャー  09 FINAL さよならスーパー中学生

演出:南雲聖一
脚本:江頭美智留

3人が雪を降らせるところは
曇り空の上は晴れているということを表したかったんだろうけど、
これからサッカーをやるというシチュエーションだったので
ちょっとムリがあった。

あと、いくら教育は長いスパンで考えなくてはといっても
ホントに30年後まで出すとは思わなかった。

結局、スーパー中学生がどういう素性なのかは
明かさないまま終了。
最終的に形としては杉(上地雄輔)を中心にした
普通の学園ドラマのようになっていた。

いろんなことが中途半端だったけど、
これはこれでいいのかな、土9枠だし。
個人的にはもう少しどちらかに振れた
スッキリとしたものを見たかった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.56(10点満点平均6)


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ブラッディ・マンデイ  10

演出:宮下健作
脚本:渡辺雄介

Kは安斎真子(徳永えり)だった。
ANZAIにKを足してKANZAKI(神崎)なのか?
でも、さすがに前振りが少なくて唐突な感じはした。

学校に立てこもった時は途中でTHIRD-iの検査も受けたから
本当に感染してたはずで、
そうなると抗ウイルス剤を飲んだタイミングは
藤丸(三浦春馬)たちと同じだったんじゃないだろうか。
けっこう危ない橋を渡ってるなあ。

マヤ(吉瀬美智子)の動きと、
竜之介(田中哲司)が藤丸をKに近づけないように
叫んだシーンはちょっと良かった。

あと、J(成宮寛貴)の内面が垣間見られたところも
全体の作りとしては興味をそそられた。
最終回はJとKの内面がしっかり描かれるといいんだけど…。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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流星の絆  第9話

演出:金子文紀
脚本:宮藤官九郎

今回は政行(柄本明)が
自分は殺してないと言うところまでだった。
ギリギリのところまでは進めたので、
次が15分拡大の最終回なら
結末にも説得力のある説明が加えられるかも。

とりあえず今回は冒頭の
静奈(戸田恵梨香)と行成(要潤)の話し合いでまず引き込まれた。
愛している相手が自分のことを他の名前で呼ぶことに耐えられなくなって、
静奈が“そんな名前で呼ばないで!”と叫ぶところは
かなりせつなかった。

静奈の本名を有明にしていたのも、
むしろ被害者の娘であることが行成にもストレートに伝わって、
インパクトが出たと思う。

その後、功一(二宮和也)と泰輔(錦戸亮)が
静奈の兄であることも知って、
父親の無実を信じつつ、真実を明らかにしようと
功一たちと一緒に作戦を立てる行成は良かった。
この作品はとにかく行成に魅力がないと成立しないので、
そこを要潤がメリハリを利かせてうまく演じたと思う。

で、決行された作戦のタイトルが「刑事遺族」。
ここは笑ったなあ。
もちろん、16〜18年前に日テレで放送されていた
「刑事貴族」のパロディで、
パート2以降は水谷豊と寺脇康文が共演して、
現在の「相棒」コンビの原型になった作品。

遺族だって笑ってもいい、というのは、
このドラマの大きな切り口ではあるものの、
ここまでして使うとは思わなかったのでかなり笑えた。

その前に功一たちが柏原(三浦友和)にすべてを話し、
協力を頼んだあたりも印象的なシーンが多かった。
ケータイの待ち受けを死んだ息子から功一と泰輔に変えて、
“兄妹3人、助け合って生きていて欲しかった”と
柏原が言うところなんかはとくに。

放送終了後に生放送で最終回の番宣もしてたけど、
はたしてすべてを見終わったあとに
どういう印象が残るか。
たぶん、エピローグが重要になると思う。

            採点 8.0(10点満点平均6)


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夢をかなえるゾウ  第11話

演出;千葉行利
脚本:山岡真介

結局、あすか(水川あさみ)が
網田(丸山智己)と近藤(柏原収史)の間で迷うことはなく、
近藤の申し出をハッキリ断る展開だった。

でも、それがむしろもう流されないあすかの成長を示していたし、
網田への気持ちも強く描いたと思う。

その上で最後に、網田には彼女がいることが分かる展開。
ここは効果的な流れだったなあ。
あすかの気持ちで見てたので、
ホントにうわぁーという感じだった。

言葉通りに網田に彼女がいるのかどうかは
まだハッキリしない段階だけど、
あすかが自分で自分の幸せをつかもうと頑張る
自然な流れにはなったと思う。
次回もすごくに楽しみ。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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風のガーデン  第十話 ユーフォルビア

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

エリカ(石田エリ)が企画した
ルイ(黒木メイサ)と修(平野勇樹)の結婚式の真似事は、
当然、ムリのある作戦で、
貞三(緒形拳)が貞美(中井貴一)に話をした段階で
貞美にもそれが嘘であることは分かっていた。
それを分かった上で続けられる会話が味わい深かった。

自分が病気であることをルイは知っているのかという貞美の質問も、
ルイは知っていて知らないふりをするという確認になっていたし、
岳(神木隆之介)が結婚式には出ないという貞三の報告も、
最後まで岳にはガブさんが父親だとは言わないということを
貞美が覚悟する言葉になっていた。

もちろん、エリカも結婚話に乗っていると聞いただけで
エリカが自分の病気のことを知ったと貞美には分かるわけで、
知らずに生前葬をしてしまったエリカを気遣って
自分から会いに行く展開も良かった。

そこで茜(平原綾香)の歌をラジオから聴くわけだけど、
だからエリカの家は理髪店だったんだな。

そして貞美と岳の別れのシーン。
パニックになった岳を貞美が抱きしめるところは
宮本理江子のアイディアだったらしいけど、
あそこがあったからこそ抑揚のついた感動的な別れのシーンになった。
最後に岳がガーデンに向かって“ガブさん”と呼びかけるところも
貞美が明るく手を振るところも良かった。

貞美のことを詠んだ花言葉はなかったものの、
貞美の好きだった花の花言葉が
死んだ妻の好きだった曲のタイトル「乙女の祈り」だったのも、
いろんなことがかみ合ったいい流れだったと思う。

ウソの結婚式をして死んでいく父親に喜んでもらうというのは
本当にありふれた陳腐なストーリーなんだけど、
それをあえてやって人間の悲哀を出していくところは
さすがに倉本聰だった。

それにしても、やっと厚みが出てきたところで
次回はもう最終回か。
やっぱり2〜4話あたりの見せ方がもったいなかった。

            採点 8.0(10点満点平均6)


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七瀬ふたたび  全10回

制作統括:谷口卓敬、遠藤理史
演出:笠浦友愛、吉川邦夫、松浦善之助、陸田元一
原作:筒井康隆「七瀬ふたたび」
脚本:伴一彦、真柴あずき
音楽:川井憲次
主題歌:「君想い」GReeeeN
制作:NHK、NHKエンタープライズ
出演:蓮佛美沙子、塩谷瞬、水野美紀、宮坂健太、郭智博、市川亀治郎、
   小日向文世、柳原可奈子、北村総一朗、今井朋彦、光石研、
   載寧龍二、長谷川博己、脇智弘、東山麻美、堀内正美、中村久美、他

NHK「ドラマ8」枠の第4弾。
筒井康隆の「七瀬ふたたび」をNHKがドラマ化したのは、
多岐川裕美が主演した少年ドラマシリーズ以来、29年ぶり。

ちなみに29年前は、
今回、ジャーナリストの大野を演じた堀内正美が、
恒介(原作と29年前のドラマの役名は恒夫)の役だった。

設定を現代にして未知能力者の生活をリアルにしていただけでなく、
七瀬(蓮佛美沙子)の父親(小日向文世)が未知能力の研究をしていたり、
敵対する組織をパクス・シエンティアとして
その思想を明確にしていたりして、
かなり分かりやすい構造になっていたと思う。

特殊な人間として孤独を感じてきた七瀬たちを描きつつ、
もし未知能力者の方が増えたら今度は誰を迫害するのか、という
人間の愚かさもそれなりに描けていたんじゃないだろうか。

ドラマとしては人間の可能性の方にウエイトをおいていて、
朗(宮坂健太)は生き残る結末だった。
七瀬がアクティブ・テレパスで、
パクス・シエンティアの佐倉(光石研)だけでなく、
山荘を取り囲んだ警官隊の心にまで訴えて最悪の事態を回避したのは
希望のある終わり方だったと思う。

全体的なアレンジも良かった。
藤子(水野美紀)が科学者で未知能力の説明も担っていたのは
ストーリーを分かりやすくしていたし、
西尾(今井朋彦)がすぐに死んだりせず、
パクス・シエンティア側になったりするのも筋が通っていた。
黒人から日本人に変更されていたヘンリー(郭智博)も
なかなか愛すべきキャラだったと思う。

ただ、最後はちょっと時間が足りなかったというか、
丁寧さに欠けたような気もする。
七瀬も原作通りに撃たれたっぽい流れだったけど、
山荘のまわりの状況から考えるとちょっとムリのある見せ方だった。
ジャーナリストの大野(堀内正美)に託したメッセージも、
ドラマとしてはもう少しうまく処理してもよかったと思う。

あくまでも原作ありきのドラマだったので、
原作を読んでないと全体的なアレンジの狙いなども
伝わりにくいようなところもあった。

七瀬の生死が曖昧に見えたのは、
このあとにホントは「エディプスの恋人」という話があるので
仕方ない部分もあるんだけど、
普通にエンタメのSFとして見ていた人は
バタバタ死んでいく最終回に違和感を感じたんじゃないんだろうか。
そういう意味では中途半端だったかもしれない。

それでも、ドラマ8枠としてはいい企画だったと思う。
前回の「キャットストリート」もマジメに作っていたし、
この枠は今後も期待したい。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆


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小児救命  第8話

演出:片山修
脚本:龍居由佳里

最後はずいぶんとストレートに
たらい回しの現実やそのマスコミの取り上げ方に関して
訴えるような見せ方になった。

前半は失明した亜美(大森絢音)に対して
宇宙(小西真奈美)の理想とする対応を描いてたし、
中盤はまだ理想と現実に折り合いをつけられない
中途半端な宇宙が出てきたし、
終盤はとりあえず親にお金を借りに行くという
おそろしく甘ちゃんな宇宙の行動もあったし、
今回はやたらと振り幅が広かった。

まあ、そのあたりを全部見せていってるのが
このドラマらしいところなんだけど。

とりあえず最終的に青空クリニックをどう描くのか、
そこには依然として興味ある。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2008/12/11

OLにっぽん  最終話

演出:岩本仁志
脚本:中園ミホ

墜落寸前だったドラマを
何とか力業で不時着させたような最終回だった。
とりあえず、タン・ジャースーは初回から頑張ってたので、
琳の解散式での挨拶は意外と泣けた。

で、島子(観月ありさ)が起業するというのは、
このドラマでは一番無難というか、
それしか収まりがつかない展開だったんだけど、
島子が小旗(阿部サダヲ)を誘って、小旗は中国でやらないかと言い、
島子は日本でやりたいとこだわって別れたところがまず良かった。

中国人スタッフの琳と洋(ローラ・チャン)の考え方に違いを出して、
それがそのまま島子の会社のスタッフとして
洋が働くことにつながる流れもそんなにムリはなかった。
生田(小野武彦)がその会社に最初から参加していたのも、
島子の考えと以前のエピソードをきちんと拾っていて良かったと思う。

中国に帰った琳が中国人スタッフに
島子のことを深い川のような人だったと話すところも、
このドラマの一番のポイントだった部分を押さえていて良かった。

だから、小旗が島子の会社に面接に来たときは
ちょっとガッカリした。
最初に島子が小旗を誘った時は99%ビジネスの匂いだったし、
それでお互いの考えを通して別々の道を歩き出したんだから、
このまま終わってもいいんじゃないかと。

でも、そのあとに小旗が、
“もう一度日本の会社を信用してみようと思った”と言ったので、
これをハッキリ言わせるためのキャラだったのかと納得した。

別に島子の行動だけでも伝わったけど、
一応、小旗の過去もあったわけだし、
より説得力の出るセリフだった。
最後のダブルミーニングの終身雇用は
いらなかったような気もするけど。

終盤の8・9話あたりはもうぐだぐだだったし、
都留(井上芳雄)の島子に対する思いや
ミュージカルという設定も夢以外の使い方ができなかったし、
ダメなところはいっぱいあったけど、
最後は何とか大筋だけ死守したという感じか。

観月ありさと阿部サダヲのバランスと
タン・ジャースーの真っ直ぐなところは良かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.95(10点満点平均6)


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チーム・バチスタの栄光  第9話 偽アリバイと致命的ミス

演出:植田尚
脚本:後藤法子

酒井(鈴木裕樹)はバチスタチームを汚された腹いせに
氷室(城田優)を屋上から突き落としただけ、
ということらしい。

氷室の研究室があったビルだから、
共同研究していた酒井が
逃走後の氷室の居場所を察したとしても不思議じゃないか。

でも、そうなると、
前回、酒井は大友(釈由美子)に何を話したんだろう。
酒井は何をしてもチームに居続けたいと思っていたわけだから、
大友にこれ以上チームが崩壊しそうなことをしゃべるなと言っただけかも。

とにかく、ケース27で何があったかはまだ不明のまま。
それにしても桐生(伊原剛志)の話は引っ張るなあ。
そこは事件に関係させないと思うんだけど…。

今回、ちょっと気になったのは、
垣谷(鶴見辰吾)が自分の子供を亡くしていることが明かされた部分。
子供の患者は死んでないし、
そうなると垣谷の可能性もあるか。

とりあえず、バチスタでの殺人者と
氷室を殺したのが別人だったのはちょっと意外な展開だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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オー!マイ・ガール!!  9 最終回

演出:吉野洋
脚本:武田有起

ひなこ(YOU)と杏(吉田里琴)の記者会見とか、
耕太郎(速水もこみち)と杏が最後に行く水族館とか、
ムリヤリ泣かそうとするシーンを並べただけだった。

杏はこれまでひなこと暮らしていて楽しかったわけだから、
ひなこの勝手な性格も分かっていたはず。
それでもショックを受けたということは、
耕太郎が杏を変えたんじゃないだろうか。
単にひなこが耕太郎の記事を読むだけじゃなく、
もっとそこをしっかり描かないと辻褄が合わないと思う。

あと、耕太郎がひなこに大声を出して怒って、
峰子(加藤ローサ)があんなに怒ってるところを
初めて見たと言ったシーンもかなり違和感があった。
もともと耕太郎はキレキャラで、
最初から峰子にも杏にも怒鳴っていたはず。
最終回のこのシーンを活かすなら、
やっぱり耕太郎の序盤のキャラは間違っていたと思う。

結局、全体をつらぬく設定が曖昧なままだった気がする。
最終的に杏がひなこと一緒にハリウッドへ行くことは
杏の夢から考えても決まっていたことなんだろうし、
それなら耕太郎と峰子の関係も
途中からもっと膨らませるべきだった。

中盤以降はハートフルな場面も多々あったので
それなりに見応えもあったけど、
ドラマの前半はコメディとしても質が低かった。
ネットで配信してたスピンオフはずっと面白かったんだけどな。

始まる前はけっこう期待してただけに、
トータルとしてはちょっと残念だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.94(10点満点平均6)


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セレブと貧乏太郎  9

演出:北川学
脚本:樫田正剛

もうかなりひどいことになってきた。
真紀子(若村麻由美)もアリス(上戸彩)の幸せを考えて
一度は後藤田(柏原崇)を引き離した感じだったのに、
そのあたりは詳しく描かずにドタバタコントに終始していた。
すごい時間の無駄遣いって感じ。

後藤田に関してはニューヨークで何があったのか
次回以降の描き方で挽回できるかもしれないけど、
辻褄を合わせられるのかなあ。

後藤田は5年前にも週刊誌に実名で載ったくらいだから
一文無しというところにも理由をつけないといけないと思うけど。
もう連ドラとしては破綻してるような気がする。

            採点 4.5(10点満点平均6)


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イノセント・ラヴ  第8話

演出:加藤裕将
脚本:浅野妙子

あれだけ引っ張ってたのに、
聖花(内田有紀)が出ていってから
殉也(北川悠仁)がおだやかになるまでが早かったなあ。
そのわりに話が先に進んだ感じがしないけど。

前回、昴(成宮寛貴)が聖花を受け入れたのは、
殉也の幸せのため、というのはまあアリか。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2008/12/08

SCANDAL  Vol.8

演出:山本剛義
脚本:井上由美子

たまき(桃井かおり)が俊介の部屋へ入っていくシーンは
さすがに泣けた。
俊介が死んだ年齢も明かされないままの部屋のセットだったので、
一気にあのワンカットでたまきの心情が押し寄せてくる感じで、
こみ上げるものがあった。

今回は4人に芽生えた友情をメインにした内容だったけど、
出産経験のない、というか、
子供を産むことを許されてない真由子(吹石一恵)や、
4人の年齢の違いなどを活かした見せ方だったと思う。

で、最後に貴子(鈴木京香)のナレーションで入った
“私たちには、もうひとり友達がいます”。
このひと言で、理佐子(戸田菜穂)が何か仕組んでる可能性は
非常に少なくなったと思う。

理佐子がホテルで金沢(春日純一)を刺したのは
間違いないような気がするけど、
基本的に理佐子は被害者なんだと思う。

友達にはなれそうもない相手だけど、
求めているもの、与えたいと思っているものがあるという意味では、
4人と完全に並列なのかもしれない。

そう考えると、2話で俊介の部屋の中から
たまきにノックを返した理佐子の気持ちも泣けてくる。
あそこは多少、ドラマとして引っかけたシーンではあったけど、
内側からのノックにも意味が出てきた。

ラストで哲夫(石原良純)が持ってきた理佐子からの手紙には
どこまで書かれているのか、
次回も楽しみになった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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スクラップ・ティーチャー  08 教師救出!白馬に乗った中学生

演出:佐久間紀佳
脚本:佐藤久美子

試験の点数を校長(升毅)が水増しして目標をクリアし、
統廃合がなくなるかもしれないと喜ぶ生徒たちに
真実を伝えるかどうかという切り口は悪くなかった。
そのことでスーパー中学生3人で意見が分かれたのも
展開としては面白かったと思う。

最終的にはやっぱりダメ校長だったという分かりやすい展開だったけど、
本当に校長が生徒たちのことを考えてやっていたら
もっとシビアな選択になったかもしれない。

ただ、このドラマのトーンとしては
重すぎる選択になっても収集がつかなくなるので
この程度のストーリーでいいと思う。

前半のお見合いに行ったゆう子(加藤あい)を
高杉(山田涼介)たちが馬に乗って迎えに行くところは
必然性も説得力もないのでまったく必要がなかった。

でも、ゆう子のセリフでも自らそういう見せ方にツッコミをいれていたし、
ワザとやってることは明らかなのでまあいっか。
モテかけてやっぱりモテないという高杉の見せ方は
相変わらず面白かった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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ブラッディ・マンデイ  09

演出:波多野貴文
脚本:渡辺雄介

藤丸(三浦春馬)がTHIRD-iと協力して
テロリストの実行部隊を片づけていくところから
マヤ(吉瀬美智子)が神島(嶋田久作)を撃つラストまでは
テンポもあって良かったと思う。

ただ、前半の心理描写とかは
同じことの繰り返しであまり新鮮味はなかった。
あと、オウムを意識した見せ方も
やりすぎるとワザとらしくて古くさい感じ。

一応、終盤に向けて
ストーリーは盛り上がってきた、のかな。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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流星の絆  第8話

演出:石井康晴
脚本:宮藤官九郎

ラストで高山(桐谷健太)が出てくる前に
「妄想係長 高山久伸 アイルビーバック」を入れておくあたりは
やっぱり構成がうまかった。

今回は一番最後に行成(要潤)がレシピノートを出すところが
ストーリーとしてのインパクトだったわけだけど、
より効果を出すために高山絡みで前振りしていたところが良かった。

なぜ行成がそういう行動に至ったかの理由は
次回に明かされるはずだけど、
静奈(戸田恵梨香)と行成の関係も今回はしっかり描いていたので、
高山だけでなく、行成も“あなたは何者なんですか”と聞いたラストは
かなり盛り上がった。

それにしても高山の去り方は最高だったなあ。
徹底してキャラを崩さずに演じた桐谷健太は見事だったと思う。

静奈は行成とのことで精一杯だから少し離れているとはいえ、
功一(二宮和也)と泰輔(錦戸亮)の心理に関しては、
犯人が捕まりそうなのにテンションが上がらないという会話のシーンが
何だか妙に良かった。

親離れをする機会もなかった兄弟が
もし親が生きていたらという想像をするシーンは
やたらとせつなかった。

あと、やっぱり印象的だったのは、
柏原(三浦友和)に犯人を突き止めたらどうするのかと聞かれた功一が
“殺しますね”と即答したシーンか。

ここは予告で流してしまっていたんだけど、
そのあとに柏原も同じ質問に対して
“殺すね。そのくらいの覚悟でやってるよ”と答えるシーンは隠していたので
やっぱりインパクトはあった。

そういえば、ジョージさん(尾美としのり)絡みのシーンは
どこかでカットされちゃってるんじゃないだろうか。
前回は功一と柏原たちの話に全然ついていけてなかったのに、
今回は功一と行成が話すシーンで息が止まるほどドキドキしていた。

“ホントにあいつのオヤジが犯人なの?”とか
普通に功一たちに聞いてたから
誰かから説明は受けたんだろうけど、
ちょっと変化がありすぎて違和感があった。

とにかく話は佳境に入ってきたので、
次回でどこまで描くのか非常に興味深くなった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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ギラギラ  最終回

演出:高橋伸之
脚本:荒井修子

大成(石橋陵)とカズマ(和田正人)の親子関係と
公平(佐々木蔵之介)の家族の問題を絡めたこの最終回は
まとまりもあって良かったんじゃないだろうか。
結局、公平がギラギラしたのは全8話で5秒くらいだったけど。

博(山崎一)は別にしても、
他のキャラクターは何とか辻褄を合わせたと思う。
翔児(三浦翔平)と秀吉(佐藤智仁)や
有希(真矢みき)とかにしても。
堂島(平泉成)も最後までハッキリとした悪でよかった。

麗奈ママ(古手川祐子)の使い方がもったいなかったとか、
中盤のその他大勢のホストの動かし方はひどかったとか、
いろいろ残念なことは多いけど、
最後は何とかまとめたと思う。

B級にするならもっと徹してやるか、
人間ドラマにするならホストをもう少し自然に描くか、
どちらかにした方がもっと良かったとは思う。
でもまあ、この枠のお水系はこんなもんか。

サクサクと話が進んだドラマの序盤と終盤は
それなりに楽しめた。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.94(10点満点平均6)


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夢をかなえるゾウ  第10話

演出;爲川裕之
脚本:水沢カヲル、加藤公平

近藤(柏原収史)の再登場は
ドラマのストーリーとしてかなり面白くなった。

確かにあすか(水川あさみ)との出会い方や
近藤があすかに興味を持った過程は
ガネーシャ(古田新太)絡みでイレギュラーだったけど、
近藤のキャラクター自体はこのまま排除してしまうのは惜しかった。

あすかが本当の幸せをつかむ上で
まったく正反対の近藤と網田(丸山智己)の間で揺れるのは
ちょっと面白いと思う。

今回の「男になる」という課題も、
単に一般的な男心を知るだけでなく、
人それぞれに違う心の中まであすかが感じて、
また少し成長する過程を描いていたので、
近藤と網田を見る目に変化が出る部分にも説得力が出た。

課題の内容とストーリーの進展がきちんとリンクしていて
筋も通っていたと思う。
やっぱりヘンにゲストを入れない方が
スッキリして見やすいな。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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風のガーデン  第九話 ラムズイヤー

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

貞美(中井貴一)がキャンピングカーのまわりに
ルイ(黒木メイサ)が好きな
エゾエンゴサクの球根を植えるエピソードは良かった。

それを誰にも言わない方がもっと良かったような気もするけど、
今回のラストのルイと一緒に球根を植えるシーンも
なかなかグッと来るものがあったのでいいか。

あと、貞美がキャンピングカーの中に
ルイを象徴するカンパニュラ(ウエディングベル)と
岳(神木隆之介)を象徴するラムズイヤーが置かれていたのも、
やっと花言葉が活きてきた感じで良かった。

貞三(緒形拳)がすべてを知って、
それをルイに告げるシーンや貞美に会いに行くシーンに関しては、
貞三が父親との時間を奪ったことを
子供たちに申し訳なく思っているところ、
その判断は医師としても恥ずべきことだったと思っているところなどが
深みを与えていたと思う。

貞三と話している時の貞美の泣き方も
子供に戻ったような感じで良かった。

ただ、エリカ(石田エリ)たちが貞美の病気のことを知る段取りは
ちょっと強引だったかも。
まあ、同級生たちもどこかで知らないと
話としてはまとまっていかないんだけど、
ムリに今回の中でそれをやらなくてもよかったような気がする。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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小児救命  第7話

演出:唐木希浩
脚本:龍居由佳里

俊介(塚本高史)が冬悟(大杉漣)に挨拶に行った時に
宇宙(小西真奈美)が初めて自分の過去について話す展開は、
またいろんなことを同時に描く練られた構成だったと思う。
三人三様の考えがそれぞれに出て、
ちょっと面白い見せ方だった。

ただ、やっぱり前回に続いてその後の処理については
雑になったというか、描き方が足りなかった部分も多かったと重う。
とくに冬悟が2人の結婚を認め、
加奈子(大塚良重)のもとへ2人を呼ぶ気持ちの変化は
ほとんど描かれなかった。

いろいろと描かなくちゃいけないことが多すぎて、
もうそれぞれに時間が取れなくなってきちゃった感じだなあ。
このドラマも少し風呂敷を広げすぎたかも。

一応、ヒロインの宇宙をはじめとして、
登場人物の不完全なところもそのまま描いているのは、
医療モノとしてはちょっと新しいと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2008/12/04

OLにっぽん  第9話

演出:岩本仁志
脚本:中園ミホ

最後に小旗(阿部サダヲ)が役員会議で
本当に総務をなくしていいのかと訴えるのはいいとしても、
そこまでの展開がなんとも陳腐だった。

そもそも、総務が利益を生まないからつぶされるという切り口なんて、
これまでそんなに強く出してこなかったんじゃないだろうか。
仮にそういう前提で総務部が最後の悪あがきとして
日中友好セミナーを成功させたとしても、
それが恒久的なビジネスになりそうな説得力はなかった。

だから、総務部のメンバーが遊びで会社設立の話をするのはまだしも、
営業本部長(小木茂光)がスパイを放ってまで
総務部のやっていることをとがめて、
会社の利益をむしり取ろうとしていると言う意味が分からなかった。
だいたい、営業本部長って
アウトソーシングに反対の立場だったんじゃなかったっけ?

もちろん、島子(観月ありさ)が言いがかりをつけられて
会社を追われるという状況が
小旗の過去とリンクしているのは分かる。
でも、あまりにもその段取りが強引じゃないだろうか。

小旗の過去も説明っぽく描かれただけで、
どうせなら中国人の素朴な心に救われたという部分を
もっと早い段階で詳しく取り上げてもよかったのに…。
都留(井上芳雄)の扱いも苦し紛れって感じだしなあ。

テーマとしてはもともと収めどころが難しい作品だけど、
ここまで風呂敷を広げすぎて
ムリヤリまとめようとしてる感じだった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2008/12/03

チーム・バチスタの栄光  第8話 義兄弟の亀裂…オペで異常事態!

演出:星野和成
脚本:後藤法子

ケース27では、大友(釈由美子)の不慣れ、
酒井(鈴木裕樹)の動脈ライン確保ミスだけでなく、
大友が貧血で倒れていたこと、
スワンガンツは羽場(戸田昌宏)が用意していたこと、
鳴海(宮川大輔)が遅れて来たことなども明かされた。

あと、患者がモンスター・ペイシェントだったことや、
羽場がお金に困っていたことなども。

そして、氷室(城田優)が大友にかけた電話には
やっぱりメッセージが残されていて、
すべてを話していたらしい。

一応、今回は鳴海がいない状況でのバチスタ手術が成功し、
氷室が死んだ夜の鳴海のアリバイも本当はないことが最後に描かれて、
鳴海が思いっきりあやしい雰囲気で終わった。

でも、氷室からすべてを聞いたらしい大友が
桐生(伊原剛志)に何か話をしに向かった時に現れたのは、
鳴海ではなく、酒井だった。

で、酒井と話したあとの大友は
もう田口(伊藤淳史)に氷室からの電話の内容を
話すつもりもなくなった感じ。

うーん、そうなると真犯人の可能性が高いのは酒井かも。
番組のHPに城田優と鈴木裕樹の
「しろたん&ズッキーの撮影日記」というコーナーがあって、
最初はこの2人が犯人じゃないからやってるんだろうと思ってたんだけど、
原作通りに氷室が人を殺していて、もうひとり犯人がいるとなると…。

また届いた怪文書は誰が書いたんだろう。
以前のものはやっぱり氷室で、
今度は別の人間が書いた可能性も高そう。
内容からすると大友っぽいか。

とりあえず今回は、鳴海抜きでバチスタ手術をして
それが成功するという展開がなかなか面白かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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オー!マイ・ガール!!  8

演出:久保田充
脚本:高橋麻紀

今回に関して言えば、
社長(鹿賀丈史)の描き方は悪くなかったと思う。
どんなことをしても映画をヒットさせようとする気持ちとか、
とにかくひなこ(YOU)との約束を守ろうとしたところとか、
最後に峰子(加藤ローサ)にかけた言葉とか。

でも、前回の言動がそれを踏まえたものだとは思えなかった。
一応、スポンサーが降りたのは計算外だったというセリフもあったけど、
たとえ映画を成功させて
女優としての杏(吉田里琴)の将来を考えていたとしても、
それと子供をスキャンダルに巻き込むことは一致しないと思うし。

もし、本当は父親と名乗りたかったという切り口があれば
多少は筋が通ったかもしれない。
それがなくて前回と今回と別物のようになってしまったのが
ちょっと残念だった。

ラストではついにひなこが帰ってくるという展開。
といっても次回が最終回だった。
早いなあ。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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セレブと貧乏太郎  8

演出:松田秀和
脚本:田中一彦

後藤田(柏原崇)と幸子(国仲涼子)が
ワザとらしく接近したのが終盤への布石という感じ。

リムジンバスの行き先が、
(ジンバブエ)アフリカ行きだったのが
ちょっと面白かった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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イノセント・ラヴ  第7話

演出:松山博昭
脚本:浅野妙子

歩いて行ったのかよ!とか、
抱いたのかよ!とか、
もうツッコミどころが多すぎて
逆に目が離せなくなった。

そして、プールに飛び込んで、パンツ脱いで、
取ってくれた人と結婚してあげる、
とかいうシーンをマジメに演じてる役者たちを見て
本当に可哀想になった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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2008/12/01

SCANDAL  Vol.7

演出:高成麻畝子
脚本:井上由美子

理佐子(戸田菜穂)が失踪した日から
ずっと哲夫(石原良純)がかくまっていて、
最初の3日間はたまき(桃井かおり)の家にいたことが判明。

これでたまきの息子・俊介が実在しない、
少なくとも今はいない可能性が高くなったんじゃないだろうか。
そうなると、ずっと息子の食事を作り続けているたまきの心も
察してあまりあるけど、
2話でドアの奥からノックされた時の
たまきのリアクションはなんだったんだという疑問も残る。
とにかく俊介の部屋の秘密は次回に明かされそう。

旦那たちの秘密が徐々に明らかになっていく中で、
4人の主婦がそれぞれに本当の自分を見つめ直していく過程も
作品の切り口として面白いと思う。
優等生の貴子(鈴木京香)と久木田(加藤虎ノ介)のシーンも
ちょっと面白くなってきたし。

とにかく、理佐子が失踪した日に
ホテルで金沢(春日純一)が足をケガした。
もしくは理佐子が金沢にケガを負わせた。
その直後に哲夫に連絡をして
哲夫は理佐子をかくまった、という部分は間違いなさそう。

いや、哲夫が最初から噛んでいる可能性もあるか。
8年前の事件が発端なんだから、
今は弁護士の仕事もしていない哲夫が
何かのこだわりを持っていることも考えられる。

金沢が雄一(光石研)に
“8年前の一件はキミが画策したんだ”と言うシーンもあって、
雄一は組織の中で立ち回らなくてはいけなかったとしても、
8年前の事件が単に傷害事件と
示談金の受け渡しという問題ではないことは確かだと思う。

ラストは理佐子を乗せた哲夫の車を
久木田がつけていくところで終わったので、
理佐子と久木田が共謀して何かをしているという可能性は
これでなくなったと考えていいのか。

そうなると久木田と貴子のシーンの雰囲気も
久木田には裏がないということになるけど、
それもちょっと不自然なような気がする。

うーん、まだ真相はハッキリしないものの、
今回はいろいろと隠された事実が判明していくテンポと、
4人の主婦の内面を描くバランスが良くてかなり面白かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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Room Of King  9

演出:大木彩子
脚本:大宮エリー

KINGを決めるという大きな縛りを
どう処理するのかには興味があったけど、
大自然(大倉孝二)が外国の王妃と結婚してKINGになる結末だった。

誰が選ばれるかにはたいして意味がないので
それはいいとしても、
ドラマの落とし所は実にオーソドックスで
ありふれた内容だった。

いや、テーマは別にシンプルでもいいんだけど、
本当にやりたかったことはできてなかったような気がする。

マンションでのみんなとの生活が楽しかったとか、
いろんな人と深く関わったとか、
最後にセリフで説明されても、
それが伝わった見せ方ではなかったと思う。

じゃあ、ドラマのタイプとしてすごく実験的な
新しいものだったかというと、
決してそんなこともなかった。

面白さを感じるポイントは広いので
これでも笑いながら見られた人はいるんだろうけど、
全体のクオリティーは高くなかったと思う。
井川遙がいろんな面を見せたのが
ちょっと新鮮だったくらいか。

もっと新しいものを見せてくれそうな気がしてたので
すごく残念な出来だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.56(10点満点平均6)


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ブラッディ・マンデイ  08

演出:平野俊一
脚本:渡辺雄介

全体のテンポが遅くなってきた。
抗ウイルス剤を届けようとして一度は失敗してしまう段取りとか、
テンポが良ければもっと面白く見せられたのに。

そうすれば英(久野雅弘)が死んでしまうところも
メリハリがついたかもしれないけど、
前半にテンポがなかったので、
あのシーンも妙に長く感じてしまった。

霧島(吉沢悠)たちが独自に動き出したところが
全体的にはちょっと期待できた。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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流星の絆  第7話

演出:石井康晴
脚本:宮藤官九郎

警察の目を政行(柄本明)に向けるために
功一(二宮和也)たちが証拠を仕掛けたり、
それを柏原(三浦友和)たちが拾っていくところは、
粗かったり、ワザとらしかったりしたけど、
それはまあ、ストーリー上の仕様ということで。

それよりも、泰輔(錦戸亮)が静奈(戸田恵梨香)に
心配したり気にしたりするのは“兄貴だからじゃねえそ”と言ったのは
ちょっと意外だった。

でも、それだけに今回は功一、泰輔、静奈の
キャラクターの違いが色濃く出たと思う。
泰輔の考えが浅はかだったり、
感情に正直だったりする面が描かれたからこそ、
静奈の行成(要潤)への想いや
功一の複雑な気持ちが際立ったと思う。

静奈が行成と流星を見たシーンのあと、
家へ帰って来てからの“めんどくさい”というセリフもすごく良かったし、
何よりラストの功一の“いいわけねえだろ!”が
抜群にインパクトがあった。
クドカンって実はこういうところがうまいよな。

もちろん、功一の最後のセリフは
二宮和也の実力と魅力を十分に出したものだったけど。

冒頭ではまたサギ(中島美嘉)が
盗難車を持ってくるという手伝いを1000円でしてたけど、
功一のことは渡さないとハッキリ言ったのは何だか嬉しかった。
これで功一も救われそう。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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ギラギラ  第7話

演出:池添博
脚本:荒井修子

妹の桃子(原沙知絵)の幸せを願って
公平(佐々木蔵之介)に普通の仕事を世話しようとした博(山崎一)が
あっさり公平がホストをしていることを桃子に言ってしまったり、
公平の家の事情も知って気を遣っていたはずの
翔児(三浦翔平)と秀吉(佐藤智仁)が
ホストの格好のまま公平の家まで来たり、
相変わらず細かいところはテキトーな動かし方だった。

でも、カズマ(和田正人)が登場して
大成(石橋陵)との対立に新しい変化が出たり、
堂島(平泉成)と大成の関係がハッキリしたり、
公平が覚悟を決めてギラギラしたりと、
最終回前の盛り上げ方としては型にハマっていたと思う。
まあ、このドラマはこんな感じでいいんじゃないだろうか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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夢をかなえるゾウ  第9話

演出;岡本浩一
脚本:山岡真介

信長(生瀬勝久)をまだ引っ張るとは思わなかった。
でも、“人をサポートする”というかなりストレートな課題から
あすか(水川あさみ)と網田(丸山智己)の関係が
変わっていく過程を描いた展開は悪くなかったと思う。
最後の方のあすかは可愛らしかったし。

で、Barサイレントのしゃべらないバーテンダー(西田奈津美)は
Barサイレンのやかましいバーテンダーに変身。
結局、たいして意味のないキャラだったけど、
サイレントがサイレンになっていたのはちょっと面白かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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風のガーデン  第八話 フロックス

演出:宮本理江子
脚本:倉本聰

貞美(中井貴一)の同級生たちが開いた歓迎会が
生前葬だった展開は、
脚本の発想としてもシーンの仕上がりとしても秀逸だった。

ただ、貞美が学生時代からスケベだったところとか、
30年近く経っても故郷の同級生が貞美のことを思っているところとかが、
3話くらいまでにもっと描けていればな、という気がしなくもない。

前回のルイ(黒木メイサ)の気持ちもそうだけど、
やっぱり序盤の富良野のパーツは
もっと別の描き方のほうが良かったような気がする。

でもまあ、今回に限って言えば、
生前葬のシーン以外もみんな良かった。
冒頭の貞美と岳(神木隆之介)のやり取りも微笑ましかったし、
修(平野勇樹)がガブリエル=ルイの父親と知ってしまうところも、
シーンとして面白かっただけでなく、
岳が真実を知ってしまう布石として効果的だった。

もちろん、貞三(緒形拳)が貞美の病状を知ってしまうラストも。
貞三の口から勘当したことを後悔しているという告白があって、
自ら貞美に会いに行って、
そこで点滴をしながら眠っている息子を見ながら
すべてを察していくシーンは重かった。

あそこは、カギが付いたままの扉や、脱ぎ散らかした靴、
外に落ちている弔辞の束などで、
貞美が苦しみながら帰ってきたことも表現していて、
セリフなしで多くのことを伝えたいいシーンだった。

次回はもう確実に泣きそう。
ていうか、予告を見て泣きそうになった。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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小児救命  第6話

演出:阿部雄一
脚本:龍居由佳里

俊介(塚本高史)はクリニックで働きたいと言うだけでなく、
宇宙(小西真奈美)に結婚して欲しいとまで言った。
で、その答えを宇宙がやんわりとごまかしたのは、
宇宙のトラウマが原因で、
自分が母親になることを怖がっているという内容。

今回はそこがメインのようなストーリーで、
DV被害を受けている妊婦がクリニックに駆け込んできて、
宇宙たちが何とか出産をさせ、
ラストでは宇宙も俊介の申し出を受けるという展開だった。

宇宙の成長を示すためには必要な話だったかもしれないけど、
いつもに比べると表面的な描き方で深みはなかった。
宇宙の過去をまたこういう形で使わなくてもよかったような気もするし。

ただ、大地(藤原一裕)が戻ってくるところは
短い見せ方だったけど良かったと思う。
喫茶店で宇宙と大地が会っている時に
小夜子(渡辺えり)から電話があって、
大地が小夜子に話しながら宇宙にも気持ちを伝えるシーンは、
3人の思いを同時に表現する効果的な見せ方だった。

それにしても、啓翠会総合病院に入院した
亜美を演じる大森絢音は妙に大人っぽいなあ。
でも、この亜美と拓実(田中碧海)を
悩んだり夢を見たりするひとりの人間としてきちんと描いている部分は
作品のテーマを考えれば筋が通っていると思う。

毎回バタバタと登場する患者やその親は、
数あるパターンとしての見せ方になってることも多いけど、
子供側の心理も巧実や亜美を使って描いているのは
なかなか丁寧な構成だと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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