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2009/01/29

キイナ〜不可能犯罪捜査官〜  第2話 憑依された少女

演出:猪股隆一
脚本:吉田智子

今回もよく知られている現象ではあったけど、
ひとつのネタに絞らず、いろいろな現象を混ぜて
オカルト事件にしていたところは良かったと思う。

キイナ(菅野美穂)が何十冊もの本を速読するシーンは今回もあって、
工藤(塚地武雅)から得られるヒントと資料の速読は
パターンとして毎回入る感じ。
見やすいと言えば見やすいけど、
ヘタをすると飽きられてしまいそうなので、
そこはうまくアレンジしていって欲しい。

で、事件を科学的に証明したあとは、
雪乃(川島海荷)の気持ちを救うために
キイナの記憶力を活かしたエピローグがついていた。

「VOICE」よりはマシだったと思うけど、
ちょっと強引だったかなあ。
パラパラ漫画もやけに大作だったし。

でもまあ、妙にマジメな演技でやたら違和感のある
沢村一樹が演じる係長が、
内面に何か抱えているようなところが見えたのは良かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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トライアングル  4 衝撃の告白

演出:木内健人
脚本:水橋文美江

いろんな人が怪しいというのは相変わらず。
でも、そのことで舜(稲垣吾郎)の存在に
多少は意味が出てきたのはいいことかも。

で、ラストは清子(風吹ジュン)が
佐智絵を殺したのは私だと叫ぶ展開に。
これは清子が作文を読んでいたということなのかなあ。

一応、トライアングルの意味が
少し出てきたのは良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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神の雫  le troisieme verre 3

演出:石尾純
脚本:渡辺雄介

雫(亀梨和也)と豊多香(古谷一行)の関係、
高杉(松田悟志)のキャラクター、
第二の使徒の正解などの重なり具合は悪くなかったと思う。

コメディチックなみやび(仲里衣紗)はあまり見られなかったけど、
みやびもストーリーに絡んでいたところは良かった。
雫がワインを見つけるところはやけにあっさりしていたものの、
一話の内容としてはこれくらいのバランスだと見やすい感じ。

一青(田辺誠一)が第二の使徒を見つける過程の描き方は、
ある意味、田辺誠一らしくて面白かった。
でも、ドラマ全体のトーンとしては、
どのあたりを落とし所にしたいのか
まだバラバラな感じがしなくもない。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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メイちゃんの執事  3

演出:木下高男
脚本:古家和尚

演出家が替わったせいもあるかもしれないけど、
ちょっと面白くなってきた。
対立に意味があると不快な感じもしないし、
お嬢様と執事の関係も見応えが出てきた。

ただ、そうなると改めて
理人(水嶋ヒロ)と剣人(佐藤健)のおじいさんは
初回にちょこっと出しておいた方がよかったような感じ。
執事の家に生まれた者の信念やプライドも描けてくると
より話も面白くなると思う。

話が次回へ持ち越されたので
ここで終わっちゃうの? という残念な感じはあったけど、
続きを見たいと思えたので良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/01/27

VOICE[ヴォイス]  第3話

演出:成田岳
脚本:金子茂樹

佳奈子(石原さとみ)の母親(片平なぎさ)の話は
少しずつ描かれるのかと思ったら、
今回で一気に結論までいってしまった。

しかも、発端となったタクシーの中で死亡した女性が
なぜクラッシュ症候群になったのかというあたりは一切描かれず。
どうにもこのドラマは厚みのある脚本にはならないらしい。

基本的にはこれまでも「きらきらひかる」からネタを拝借してるわけだけど、
ここも阪神大震災絡みでやっぱり新しさは感じられなかった。

それにしても15年前の物証がきれいに残りすぎ。
納品されたパイプ椅子の検品シールはまあいいとしても、
当時の納品時間まであっさり分かったり、
放置された機械の横にアルバムまで残っていたりするのは
さすがにシラけた。

あと、数字の書き方も検品シールに2種類あったことと、
注意されて書き直したことを一緒にしちゃダメだと思うんだけど…。
佳奈子の母親がきっちりした性格なら
7の数字に点をいれるくらいその場ですべて直しただろうに。

無理やり感動させようとして適当にひねり出した展開も多くて、
今回も資料だけを参考に小手先で作ったようなストーリーだった。

もう3話目で限界は見えた感じなので、
あとは亮介(生田斗真)の話が
何とかうまく育ってくれることを願うのみ。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/01/26

本日も晴れ。異状なし  第2話

演出:武藤淳
脚本:藤本有紀

貧しさや高齢化などの現実を前にして
あきらめかけている人々に対して、
白瀬(坂口憲二)がたとえ青臭い理想であっても口に出して動き、
少しずつ現状を変えていこうとする姿は、
確かに離島に限らず現在を生きる人へのメッセージにはなってると思う。

ただ、もう少し何とかならないかなあ。
登場人物の魅力とか、映像の美しさとか、
何でもいいんだけど。

せめて美波(夏未エレナ)は
もうちょっとうまく使って欲しい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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銭ゲバ  第2話

演出:大谷太郎
脚本:岡田惠和

話が動き出して俄然見応えが出てきた。
しかも切り口が一辺倒じゃないところがいい。
今回は風太郎(松山ケンイチ)が父親の健蔵(椎名桔平)と再会し、
心がかき乱されるシーンがあったのは良かった。

風太郎がご飯を一粒も残さずに食べるカットや、
三國家に行った時の風太郎を見る譲次(山本圭)の視線など、
細かいところも丁寧に撮っていると思う。

伊豆屋の祥子(りょう)たちだけでなく、
緑(ミムラ)や茜(木南晴夏)など、
キャラクターにメリハリがあるところも見やすい。

健蔵がちょっときれいすぎる気はするけど、
ドラマの中身は容赦なくていい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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RESCUE〜特別高度救助隊〜  Mission1 訓練編

プロデューサー:加藤章一、佐藤敦司
演出:倉貫健二郎
脚本:山浦雅大
音楽:羽岡佳、和田貴史、石坂慶彦
主題歌:「RESCUE」KAT-TUN
制作:ドリマックス・テレビジョン、TBS
出演:中丸雄一、増田貴久、山本裕典、石黒英雄、大東俊介、浅利陽介、
   加治将樹、山田親太朗、石黒賢、要潤、石橋凌、夏八木勲、山下真司、
   市川由衣、笛木優子、西原亜希、橋本真実、田中要次、照英、高橋洋、
   佐藤二朗、矢島健一、山本耕一、他

ここまでハッキリと新しいことは何もしない、
これまでの作品のおいしいところを繋げただけ、
というものを見せられると、
逆に潔い感じすらする。

「252」がすでに既視感たっぷりだったのに
まだやろうとするところがスゴイ。
でもまあ、仰々しいアイドルドラマとしてはアリなのかな。

それにしても今期のTBSは
後ろ向きの企画が多いなあ。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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歌のおにいさん  Act・2

演出:長江俊和
脚本:永田優子

単に健太(大野智)が
氷室(戸次重幸)のかわりに出演するだけじゃなく、
歌った曲が父親・光雄(小野武彦)との想い出の曲だったので、
意外とグッとくる締まり方だった。

全体の内容は前回に引き続いてかなりメッセージ性があって、
時代に関係なく、伝わるものはあると思う。

ドラマなので氷室は分かりやすく描いているものの、
適度にコメディテイストを入れてあるので、
そんなにイヤなキャラにはなっていないと思う。
そういう意味でも戸次重幸と片瀬那奈のキャスティングは
すごく成功なんじゃないだろうか。

次回はテレ朝の50時間テレビ週間なのでお休み。
ちょっと残念。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ラブ・シャッフル  Vol.2

演出:土井裕泰
脚本:野島伸司

シャッフルした相手とのデートの中で
それぞれの過去や想い出が語られ、
その人の本質が描かれていくという仕掛けは面白いと思う。

旺次郎(松田翔太)による写真のモデルや
菊田(谷原章介)の催眠療法、玲子(小島聖)のベッドインなど、
今後も相手を変えてやりそうで、
そういう同じ条件も作りながら8人が描かれていくのは
なかなか興味深い。

基本的には、エロス、タナトス、超自我、自我、エスといった
精神構造が軸になるのかもしれないけど、
とりあえず、本当はすごかった宇佐美(玉木宏)の実力とか、
子供の頃に亡くなった愛瑠(香里奈)の双子の兄の存在とか、
単なる欲求不満ではない玲子の本質とか、
ドラマの取っかかりとなる要素が出てきたのは良かった。

ただ、笑わそうとしているらしい言葉の使い方はやっぱりキツイ。
今回も引っ張った“嘘だと言ってよジョー”だけでなく、
いちいち声を揃える“ラブ・シャッフル”とか、
宇佐美と諭吉(DAIGO)の“タラチャンズ”とか…。

宇佐美と玲子のシーンの“あっち向いてホイ”や
宇佐美と旺次郎の“反省ザル”“ウッキー”なんかに至っては、
こっぱずかしいを超えて寒すぎた。
シリアスな台本での詩的な表現はいいんだけど、
コメディテイストの作品でのこういうセリフはさすがにキツイと思う。

そこらへんで引っかかってしまうと
中身を楽しむ余裕もなくなるので、
ほどほどにしてもらいたい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/01/23

リセット  #2

演出:山田勇人
脚本:林誠人
脚本協力:福田雄一

どちらも残酷な人生の選択という意味では
リセットの見応えはあったと思う。
不愉快な内容ではあったけど。

それにしてもアンリ(田中直樹)のキャラクターが
面白いとは思えないなあ。
これならまだ津川雅彦の方がよかったかも。

「世にも奇妙な物語」の
劣化版みたいになってるのがツライところ。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ありふれた奇跡  第三回

演出:田島大輔
脚本:山田太一

加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)の関係と
心の傷の描き方のバランスが絶妙。
翔太が自殺をしようとした原因を2度話そびれた時は
あまり引っ張らない方がいいのではと思ったけど、
結果的にそのタイミングも絶妙だった。

藤本(陣内孝則)の過去と今の生活を描きながら、
藤本の“若いヤツは…”という言葉に
翔太が食ってかかるシーンはインパクトがあった。

それが翔太のトラウマだったわけだけど、
あの藤本の部屋のシーンを挟んでの翔太の告白は、
全体の流れから言っても効果的だった。

藤本の部屋へ加奈も昼過ぎにやって来て、
翔太と一緒に建物から出るところで重雄(風間杜夫)に会うシーンも
ストーリーの転がし方としてうまかった。

そのあとで、翔太の自殺未遂を
祖父の四郎(井川比佐志)が見つけていたことが明かされるわけだけど、
それなら翔太が居場所も告げて連絡していたのもムリはない。
翔太の様子はここのところおかしかったので
四郎が重雄に様子を見に行かせるのも当然。
そこで加奈と田崎家の人間が会う展開は面白かった。

“人も仕事も減らしていた”四郎が、
翔太の左官の仕事をやりたいという希望を受け入れた上で
セメントの左官をとことんやり通せと言ったあたりも、
四郎のキャラクターが出ていて良かった。
加奈と翔太だけでなく、
他の登場人物もジワジワと描かれていると思う。

細かいところだけど、
翔太が仕事を休んだ翌日の神戸(松重豊)のリアクションなんかも
個人的にはすごく好きだった。
神戸の人間性も3回でしっかり描けてるよなあ。

翔太が死のうとしたことがあることを家族が知っていたのは
ちょっと予想外だったんだけど、
だからこそ翔太と加奈の違いがハッキリしてきたとも言える。

加奈の心の傷に関しては今回のフラッシュバックで
またいろいろと想像が膨らんでしまったけど、
加奈の家族は加奈が死のうとしたことを誰も知らないんじゃないだろうか。
それが今の加奈の不安定さにも繋がっているような気がする。

もしそうだとしたら、
次回、加奈が田崎家を訪れるのは想像以上に大きな展開になると思う。
非常に楽しみ。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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2009/01/22

キイナ〜不可能犯罪捜査官〜  第1話 記憶する心臓

プロデュース:加藤正俊、小泉守
演出:猪股隆一
脚本:吉田智子
音楽:菅野祐悟
主題歌:「ChaNge the WoRLd」MiChi
制作協力:TMC
制作:日本テレビ
出演:菅野美穂、平岡祐太、沢村一樹、塚地武雅、小池栄子、草刈正雄、
   金田明夫、東根作寿英、さくら、高橋良輔、薗田杏奈、他

思っていたよりドラマの体裁は取れていた。
魚が降ってくる話も、記憶する心臓の話も有名だと思うけど、
その事実をそんなに大袈裟に扱わずに、
ストーリーの中で消化してたのが良かった。

塚地武雅はリアルにケガしたままの状態で登場。
でも、その工藤(塚地武雅)がキイナ(菅野美穂)の元カレで、
キイナの方がまだ工藤のことを引きずっている、
仕事ではこれからも協力し合っていく、
という関係はちょっと面白かった。
塚地のキャラクターも活かした設定で、
これはいいアクセントになりそう。

それに比べると小池栄子の使い方はもったいない感じ。
新任の山崎(平岡祐太)のポジションもありふれてて、
工夫がないのが残念だった。

まあ、初回だからキイナの個性を目立たせるために
分かりやすくリアクションする役目をやらされた感じだけど、
桜(小池栄子)と山崎は次回からもう少しうまく使って欲しい。

全体的には見やすいパッケージになっていたので、
意外と楽しめるかも。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/01/21

トライアングル  3 容疑者

演出:三宅喜重
脚本:水橋文美江

身代わりの人生を歩むために、
サチ(広末涼子)が25年前の事件を受け止め、
何があったかを自らも調べ始めるという展開に。

亮ニ(江口洋介)の引っかけ質問に対する答え方からすると、
作文に仕掛けをしたのはサチではなく、
別の人物で間違いなさそう。
そうなると信造(北大路欣也)しか考えられないけど…。

25年前の捜査メモを郵送してきた宮部という人物は出てくるんだろうか。
それによって信造の役割も変わってくるかもしれない。

冒頭で志摩野(堺雅人)が作文を焼いてしまったシーンに関しては、
封筒の中に本当に作文が入っていたかどうかは不明。
サチがまだオリジナルを持っているか、
信造が当時のオリジナルのコピーを持っていたりする可能性もあると思う。

いずれにしても、
佐智絵(志田友美)が書いた作文の全文は
まだ示されてはいない。

ただ、顔にアザがある男について書かれていたことは確かで、
その新藤(宅麻伸)という男が
清子(風吹ジュン)の元へやってくるところで今回は終わった。

依然として謎を深める描き方は変わらない感じ。
こういうスタイルは興味が持てればどんどん引き込まれるだろうけど、
熱を失うとどうでもよくなってしまいそうな危険もあると思う。

一応、なぜ新藤は25年前の作文を手に入れたいと思ったのか、
作文の存在を誰からどうやって知ったのか、
というあたりのヒントはパラパラと描かれてはいるんだけど…。

とりあえず“黒スケ”“郷ちゃん”みたいなやり取りは
全体のテイストからズレるのでやめた方がいいと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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神の雫  le deuxieme verre 2

演出:中島悟
脚本:渡辺雄介

今回も加藤あいとゲストは豪華。
もう少し時間があったら
カオリ(加藤あい)の話もしっかり描けるんだろうけど…。

みやび(仲里衣紗)の絡み方はいいと思う。
可愛らしさも出てると思うし。

ただ、ワインの話なのに
じっくり味わえないのがもったいない。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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メイちゃんの執事  2

演出:石川淳一
脚本:古家和尚

お嬢様らしいお嬢様と執事らしい執事が何組かいれば、
リカ(大政絢)と青山(真山明大)みたいな関係も
もっと面白く見られるのになあ。

設定が大きなフィクションであることに加えて、
登場人物も極端なキャラばかりなので、
今ひとつ世界観に浸れない感じ。

谷村美月はこのドラマでも「必殺」でも
今のところ目立った活躍は手裏剣的なものを投げるだけ。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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VOICE[ヴォイス]  第2話

演出:成田岳
脚本:金子茂樹

初回よりもスムーズなストーリーではあったと思う。
最後に忍(鶴田真由)の家に行くところで
5人全員が部屋に上がらず、
2人は外で待っていたのも初回よりは自然だった。

ただ、作りかけのフレンチトーストがビールの奥に隠れていて
それまで誰も気がつかないというのは
さすがに都合よすぎだよなあ。
ていうか、フツーに30分で編集できそうな内容だった。

次回は佳奈子(石原さとみ)の過去も少し描かれそうなので、
多少は厚みが出るかも。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/01/19

本日も晴れ。異状なし  第1話

プロデュース:植田博樹、正木敦
演出:加藤新
脚本:藤本有紀
音楽:池頼広、松下奈緒
主題歌:「ねがい」秋川雅史
制作:TBS、TBSテレビ
出演:坂口憲二、松下奈緒、前田美波里、青木崇高、夏未エレナ、近藤芳正、
   岡本麗、半海一晃、大森暁美、青山倫子、宇梶剛士、遠藤憲一、藤木勇人、
   中村靖日、中塚みの、平栗あつみ、新垣正弘、本間剛、金城いづみ、太賀、
   丸山歩夢、福地柚、長嶺賢神、山城侑里佳、松田佳祐、畠山紫音、他

やっぱりテイストに新鮮味はなかった。
一応、ハッキリとは描かれなかったものの
白瀬(坂口憲二)は過去に何かあって、
それを乗り越えるために
自分にできることは何かを求めて島に来た感じ。

そのとにかく困っている人がいたら助けるという素朴な理想を
キヌ(前田美波里)から島の現実を知らない観光客と同じと一蹴され、
それでも現実を乗り越えてやると
美波(夏未エレナ)と星太(丸山歩夢)を引き取るまでが初回の内容だった。

そんなに奇抜なストーリーを求めているわけじゃないから
内容はその程度でもいいんだけど、
もう少し他に魅力がないとつらいと思う。

脚本が藤本有紀とはいえ、
「ちりとてちん」のような技巧的な話の展開も期待できなさそう。
NHKの「Q.E.D.証明終了」も藤本有紀だけど、
原作モノで内容が面白いわけじゃないしなあ。
高橋愛と中村蒼のコンビは微笑ましいけど…。

キャスティングも含め、
いろいろ残念なところが目立った初回だった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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銭ゲバ  第1話

プロデューサー:河野英裕、難波利昭
演出:大谷太郎
脚本:岡田惠和
原作:ジョージ秋山「銭ゲバ」
音楽:金子隆博
主題歌:「さよなら」かりゆし58
制作協力:AX-ON
制作:日本テレビ
出演:松山ケンイチ、ミムラ、椎名桔平、奥貫薫、斎藤隆成、宮川大輔、
   木南晴夏、りょう、光石研、石橋杏奈、山本圭、鈴木裕樹、志保、
   たくませいこ、森迫永依、他

出だしはさすがに重た過ぎて
テレビドラマには向かない感じだったけど、
後半、伊豆屋が出てきたあたりからは持ち直した。
途中でチャンネルを変えられずに最後まで見てもらえれば
何とか次回へは繋げたんじゃないだろうか。

それにしても森迫永依は急激に大きくなったなあ。
「うそうそ」に出ていた日向ななみ(旧・山内菜々)は
同い年だけどまだ幼い感じが残ってたのに…。

土9枠にしてはハードな内容だけど、
覚悟を決めて作ってる感じはした。
次回に期待。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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歌のおにいさん  Act・1

企画:大川武宏
チーフプロデューサー:桑田潔
プロデューサー:川西琢、壁谷梯之
演出:長江俊和
脚本:永田優子
音楽:辻陽
主題歌:「曇りのち、快晴」矢野健太
制作:テレビ朝日、泉放送制作
出演:大野智、木村佳乃、千紗、戸次重幸、片瀬那奈、丸山隆平、
   滝沢沙織、吹越満、小野武彦、須藤理彩、金児憲史、前田健、
   永池南津子、高良光莉、SAI、KYO、他

いろいろと発表が遅れていたのは、
ウワサ通り、単にキャスト変更などの問題があったからだけなのかも。
内容はきちんと準備して作られたような
意外とメッセージ性のあるまともなものだった。

コメディとシリアスのバランスも
そんなに悪くないんじゃないだろうか。
コメディ担当の片瀬那奈も笑えた。
やっぱりこの人はコメディの方が向いてると思うなあ。

子供たちの代表みたいだった子が、
ホリプロスカウトキャラバンのグランプリを
小学生で取った高良光莉か。
さすがに顔がしっかりしてた。

ていうか、大勢の子供の中に与六(加藤清史郎)がいたぞ。
そして真っ先に氷室(戸次重幸)の前に出てピースサインしてたぞ。
どんだけ出たがりっ子なんだか。

GIRL NEXT DOOR の千紗も、
ミュージカルなどの経験はあるのでちゃんと演技はできてたと思う。
後半、人のいないライブハウスで健太(大野智)と話すシーンはとくに。

もう少しバタバタしちゃうかと思ったら
そんなこともなさそうなので、
とりあえず見続けてみたい気にはなった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ラブ・シャッフル  Vol.1

プロデューサー:伊藤一尋
演出:土井裕泰
脚本:野島伸司
音楽:神坂享輔、MAYUKO、井筒昭雄
主題歌:「FANTASY」アース・ウインド&ファイアー
挿入歌:「ETERNAL FLAME」バングルス
制作:TBS、TBSテレビ
出演:玉木宏、香里奈、谷原章介、貫地谷しほり、松田翔太、
   吉高由里子、小島聖、DAIGO、野村祐人、他

もう少しコメディ色が強いのかと思ったら、
そんなにドタバタしてなくて見やすかった。
時々、キメのセリフがこっぱずかしいという
野島伸司らしさは相変わらずあったものの、
内容が伴ったラブコメディになりそう。

とにかく初回は、恋人交換というエグい設定に
それなりの説得力を持たせたところがやっぱりうまかった。
8人のキャラクターに変化があって、
そのうちのひとりに心療内科医を入れたのが効果的だった。

この菊田(谷原章介)だけでなく、
それぞれに思惑や考えがありそうなところがいい。
設定は恋人交換という軽いノリでも、
意外と深みのある話になるかもしれない。

4組のカップルが、
婚約中、恋人同士、不倫中、医者と患者という
関係に違いがあるところも今後に向けて面白みが増しそう。

普通、こういう話は、
最終的に元のパートナーがいいというところに落ち着きがちだけど、
不倫中や医者と患者のカップルがいると、
単純にそういう結末へは向かわないはず。
パートナーが変わったり、変わらなかったり、別れたり、
いろいろ考えられそうでそこも楽しみ。

正直、玲子(小島聖)は
もう少し派手でもいいんじゃないかという気はした。
でも、これくらいの方がむしろリアルなのかな。

思っていたより楽しめそうなので
次回も期待したい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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リセット  #1

チーフプロデューサー:堀口良則
プロデューサー:尼子大介、片岡秀介
プロダクションプロデューサー:梅田玲子
演出:白川士
脚本監修:林誠人
脚本協力:福田雄一
脚本:古賀直樹
原案:山本まゆり「リセット」
音楽:中村竜哉
主題歌:「リバーズエッジ」二千花
制作協力:吉本興業、ザ・ワークス
制作:読売テレビ
出演:田中直樹、他

まず、9時からのスペシャルがちょっとひどかった。
最初の「涙の選択」は良かったと思うけど、
そのあとはかなりぐだぐだで、
最後の「恋のゆくえ」はリセットの選択に必然性も説得力もなかった。
単にアンリを津川雅彦から田中直樹につなぐための段取りという感じ。

ていうか、スペシャルから田中直樹でやればよかったのになあ。
スケジュールの問題だったんだろうか。

で、連ドラは深夜らしいテイストも入れてたけど、
ホラーっぽくするなら食事のシーンまででよかったと思う。
最後にマコト(桐山蓮)が家まで来るシーンをつけたので
かえって安っぽくなってしまった。

まあ、企画はいいんだけど、
そんなに変化も出なさそうだし、
連ドラとして見る必要はなさそう。

日テレ系の深夜なら、
今期は土曜日の「妄想姉妹」の方が面白いと思う。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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ありふれた奇跡  第二回

演出:田島大輔
脚本:山田太一

最初に見た時は、
冒頭で雨の日に加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)が会うシーン、
ラストに同じ店で2人が会うシーン、
この2カ所での加奈の怒り方に違和感を感じた。
ちょっと強引な流れだったのではないかと。

でも、もう一度見返すと、
本当は加奈がまだ乗り切っていない、
切り抜けていないことの描写だったのか、と思い至った。
と同時に、加奈と翔太では心の傷の種類が違うので、
今回のような2人の描き方になったのか、という風にも思った。

加奈の心の傷に関しては、
初回の桂とのシーンでも少し匂わせていたけど、
やはり子供に関することっぽい。

そう考えるといろいろと辻褄が合って、
最初に感じた違和感も
むしろ繊細な作り方だったのではないかという気がした。

翔太が加奈の家の前で
静江(八千草薫)からボランティアを頼まれるところも、
山田太一らしい話の転がし方だったと思う。

知らない男にカギを渡して家に入れるという
かなり引っかかる展開ではあったけど、
静江のキャラクターは出たシーンだった。
性格的なことというよりも、
あのシーンからすでに
嫁である桂(戸田恵子)との関係も醸し出していたという意味で。

それにしても八千草薫はやっぱりうまいな。
山田太一の脚本でも八千草薫がしゃべると自然。
そしてチャーミング。

藤本(陣内孝則)の“そんなヤツもいないとね”とか、
翔太の“世の中、何にもないと息苦しいけど、
あればあったで面倒なもんですね”とか、
今回も印象に残るセリフは多かった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2009/01/15

トライアングル  2 過去からの手紙

演出:三宅喜重
脚本:水橋文美江

多くの謎をいつまでも引っ張らないで、
謎のいくつかは早めに明かしていく展開。
堀米(マギー)の狂言強盗だけでなく、
サチ(広末涼子)が葛城家に来た経緯も明かされた。

初回は謎を散りばめるだけ散りばめていたので、
このテンポは悪くないと思う。

サチが亮ニ(江口洋介)に言った
“葛城佐智絵さんを殺してくれてありがとう”の意味は
もう少し引っ張ってもよかったと思うけど、
25年前の事件について書かれた原稿は存在せずに
富岡(谷原章介)に疑惑が傾いたり、
志摩野(堺雅人)が怪しい行動を取ったりなど、
新たな謎も出てきたからいっか。

個人的に気になったのは、
事件前に佐智絵(志田友美)が書いた作文を
今回、サチが初めて読んだらしいところ。
20歳の時には読ませてもらえなかったのかなあ。

あと、作文を書いた時点で、
10歳だった亮二も佐智絵の悩みに気づいていたらしいところも気になった。
はたしてどこまで知っていたのか。

とりあえず、亮二とサチの過去を中心に、
誰かの身代わりになって生きる人生、
本当の自分を生きていない人生が
テーマを描く上でのベースになっていることが
早めに示されたのは良かった。

10歳の亮二が大人になった自分に
葛城佐智恵さんを助けてあげてくださいと書いていて、
ラストで亮二がサチを守るシーンをかぶせたところも
構成としてなかなか面白かったと思う。

信蔵(北大路欣也)から
佐智恵の殺害は子供にはムリという発言もあったし、
犯人探しをうまくかき混ぜながら
テーマを描くことにシフトしていってくれるとうれしい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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神の雫  le premier verre 1

プロデューサー:桑原丈弥、秋元孝之
演出:中島悟
脚本:渡辺雄介
原作:「神の雫」亜樹直/オキモト・シュウ
音楽:福島祐子、中島靖雄
主題歌:「ONE DROP」KAT-TUN
制作協力:アベクカンパニー
制作:日本テレビ
出演:亀梨和也、田辺誠一、仲里衣紗、竹中直人、内田有紀、戸田菜穂、
   竹中直人、古谷一行、辰巳琢郎、升毅、田口浩正、佐々木希、
   平方元基、荻美香、他

探し出すワインは6本になっていた。
そりゃそうか。
でも、神の雫はどうするつもりなんだろう。

とにかく話は駆け足で、
カットを繋げているだけという感じ。
「マ・ファミーユ」のエピソードも無理やりねじ込んだだけで、
店主の綿貫(益岡徹)や鈴香(本仮屋ユイカ)の話としては
あまりにも雑だった。

連ドラとしては一話の中で何か進展がないと物足りないし、
とくに初回は雫(亀梨和也)が一青(田辺誠一)との勝負を
やると決めないと始まらないので、
こういう作り方になってしまったんだと思う。

でも、冒頭のシーンと雫が初めてワインを飲むシーンで
リシュブールの特徴と豊多香(古谷一行)の妻への思いが表現されるところや、
ラストで雫の才能と家族に対する思いが描かれるところなんかは悪くなかった。

というか、いろんなエピソードを丁寧に描くのはムリだから、
もうそのあたりに特化して作った感じなんだろうな。
「マ・ファミーユ」のところも雫のデキャンタージュを目立たせてたし。

今後も基本的にはこういう作り方になりそう。
みやび(仲里衣紗)のノリはドラマとして悪くないので、
どうせなら原作のエピソードにこだわらずにオリジナリティを出して欲しい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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メイちゃんの執事  1

企画:後藤博幸、太田大
プロデュース:橋本芙美
演出:石川淳一
脚本:古家和尚
原作:宮城理子「メイちゃんの執事」
音楽:河野伸、高見優
主題歌:「My SunShine」ROCK'A'TRENCH
制作:フジテレビ、共同テレビ
出演:水嶋ヒロ、榮倉奈々、佐藤健、津川雅彦、山田優、向井理、谷村美月、
   大政絢、岩佐真悠子、姜暢雄、忽那汐里、堀内敬子、鈴木浩介、
   石野真子、杉本哲太、真山明大、夕輝尋太、中別府葵、丸山智己、
   鈴木亮平、阿部進之介、臼田あさ美、星井七瀬、北川弘美、他

もう少しハジけたコメディにするのかと思ったら、
初回から意外にマジメなシーンも多かった。
バランスは「イケパラ」くらいで
笑いを取るところは痛々しくならない程度に、
というのが希望だったんだけど、
なかなかそうは都合よくならないもんだな。

結局、ヒロインがイジメられて頑張るみたいな
お決まりの印象が強く出て、
舞台設定の特徴もあまり出てなかった感じ。
メイ(榮倉奈々)のうどん屋が爆破されるシーンなんかもあるんだから、
もっとバカバカしさを前面に出して作ってもよかったと思う。

理人(水嶋ヒロ)と剣人(佐藤健)のおじいさんも出てこなかったので、
剣人がなぜメイの幼なじみになったのかも分かりにくかった。
好印象だったのは、メイのお父さん役が橋爪淳だったこと。
妙に品があって、本郷グループの跡取りだったという設定に説得力があった。

そういえば、忽那汐里が最初の紹介シーンで
CMどおりにポッキーを食べてたなあ。
榮倉奈々はロッテだけど大丈夫なんだろうか。

出だしのテンポは悪くなかっただけに、
全体的な落としどころがこれでいいのかは疑問だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/01/13

VOICE[ヴォイス]  第1話

プロデュース:瀧山麻土香、東康之
演出:成田岳
脚本:金子茂樹
音楽:吉川慶、Audio Highs
主題歌:「刹那」GReeeeN
制作:フジテレビ
出演:瑛太、生田斗真、石原さとみ、遠藤雄弥、佐藤智仁、
   時任三郎、矢田亜希子、泉谷しげる、名高達男、濱田マリ、
   山崎樹範、さとう里香、他

5人のバランスが想像していたより良かった。
哲平(遠藤雄弥)と彰(佐藤智仁)が
雰囲気を壊さない程度に幅を持たせていたし、
佳奈子(石原さとみ)も必要以上に暗かったり
高飛車だったりしないところが良かった。

「きらきらひかる」は、監察医、法医学助教授、刑事という
職種の違う登場人物をメインに配していたのに対して、
こちらは法医学ゼミの学生だけですべて動いてしまうので
フィクションっぽさは強く出てしまったと思う。

でも、仕上がりとしてはそんなに悪くなかったんじゃないだろうか。
一応最後に佐川教授(時任三郎)は
すべて判断できていたというくだりもあったし、
夏井川(矢田亜希子)から警察に報告したというセリフもあったので
自殺しようとした子供のフォローもできていると受け取れるし…。

ただ、終盤は無理やり感動させようとした脚本で
かえってシラけた雰囲気も漂った。
花束だけで十分なのに、
メッセージカードとか出しちゃうあたりはとくに…。
もう少し普通に作ればいいのにな。

あと、大己(瑛太)の一休さんみたいな
ひらめいたポーズは毎回やるんだろうか。
あのあたりもやりすぎると2時間サスペンスみたいになるので
もっと自然にやって欲しい。

まあ、ドラマ好きには、
NHKでは与六(加藤清史郎)が大きくなると直江兼続になるのに、
フジテレビでは小松帯刀になっちゃったよ!
というのが最大の見どころだった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ありふれた奇跡  第一回

統括プロデュース:中村敏夫
プロデュース:長部聡介、樋口徹
演出:田島大輔
脚本:山田太一
音楽:海田庄吾
主題歌:「ありふれた奇跡」エンヤ
制作協力:FCC
制作:フジテレビ
出演:仲間由紀恵、加瀬亮、陣内孝則、八千草薫、岸部一徳、
   風間杜夫、井川比佐志、戸田恵子、松重豊、キムラ緑子、
   塩見三省、宮田早苗、黒坂真美、他

山田太一らしいセリフの繋げ方は健在。
そこがダメな人はもう最初からダメなんだろうけど、
ファンタジックでもあり、リアルでもあり、
やっぱり味わい深かった。

少なくとも、藤本(陣内孝則)の自殺を止めた
加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)が出会うところから、
2人にも大きな心の傷があることが提示されるラストまでのプロットは
さすがに丁寧に練られていた。

カップルでもない2人が
同時に藤本の異変に気がつくというのはドラマ的ではあるけど、
今回のテーマから考えるとそんなに強引でもないと思う。

多かれ少なかれ誰もが抱えている心の傷を浮き彫りにしながら、
普通の男女、普通の家族がありふれた幸せに気づいていく過程を描くなら、
それは普遍的なものであるはずなので。

だから加奈と翔太の2人が気づいたのも、
藤本がもう一度2人と会って話さなくてはと思ったのも、
ドラマチックな展開というより、
テーマに沿った自然な流れだった。

中城家のピッツァとか、
静江(八千草薫)が聴きたくなってしまった落語とか、
翔太がレストランの庭で見つけたグリーンマンとか、
ディテールも相変わらず緻密だった思う。
そういう部分があるとないとでは深みが格段に違うので、
基本的には日常のひとコマではあるけど見応えはあった。

あと、加瀬亮が翔太のキャラクターに合っていて、
そこも今後に期待が持てた。
個人的にはかなり楽しめそう。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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2009/01/08

トライアングル  1 誰が少女を殺したか

プロデューサー:重松圭一、小寺健太
演出:三宅喜重
脚本:水橋文美江
原作:新津きよみ「トライアングル」
音楽:澤野弘之、林ゆうき
主題歌:「さよならは言わない」小田和正
テーマイメージ曲:上原ひろみ
制作:関西テレビ
出演:江口洋介、広末涼子、稲垣吾郎、小日向文世、北大路欣也、堺雅人、
   相武紗季、風吹ジュン、大杉漣、谷原章介、佐々木蔵之介、マギー、
   市川実和子、片岡サチ、中村倫也、江上真悟、志田友美、広田亮平、他

テレビドラマらしく、
かなりサスペンス色が増していた。
それは確かにひとつの方法だと思うけど、
本来のテーマがボケてしまうのではないか、
という心配の方が初回は強かった。

何より、25年後の現在に
担任の先生が出てこなかったのがショックだった。
公式HPの相関図にも載ってないところをみると、
このまま出てこない可能性も高い。

結果的に、亮ニ(江口洋介)は
最初から何かの意志を持って動いているようになって、
その亮二の行動を2つに分けるために
舜(稲垣吾郎)というオリジナルキャラを作った感じだった。

舜は視聴者目線で事件の真相を探っていく役割が主なんだろうけど、
そうなるとますますテーマが伝わりにくくなりそうな気がする。
みんな怪しいみたいな描き方だったし…。

あと、亮二の両親もすでに亡くなっているという設定だった。
これが余計に亮二の経歴を分かりにくくしていた。
そのあたりは徐々に説明されていくだろうけど、
ドラマに興味を持たせるという意味では
中途半端になってしまったような気もする。

うーん、とにかく佐智絵(志田友美)の死に方も違うし、
登場人物の設定も違うし、
かなりエンタメ寄りに脚色しているのは確か。
そのわりに序盤のテンポはあまり良くなくて、
パリのロケが必要だったのかどうかも疑問だった。

もちろん、サチ(広末涼子)の亮二に対する感情を
印象的に描きたかったためにパリでの出会いを作ったのは分かる。
でも、亮二の設定をかなり変えているので、
そこがうまく処理できるかどうかも心配になった。

とりあえず、こういうテイストで作るなら、
サスペンスとして引っ張りつつ、
最後にきちんとテーマを描けるかどうかに注目か。

謎が謎を呼ぶ展開という意味では求心力があると思うので、
その中で登場人物の心理も丁寧に描いてほしい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/01/06

福家警部補の挨拶 〜オッカムの剃刀〜

制作統括:田村文孝、神山明子
演出:本橋圭太
脚本:福原充則
原作:大倉崇裕「福家警備補の挨拶」
音楽:瀬川英史
制作:NHK、メディアプルポ
出演:永作博美、小泉孝太郎、草刈正雄、きたろう、池田成志、野間口徹、
   丸山麗、加藤夏希、大杉漣、小松政夫、伊藤裕子、笹野高史、
   蛭子能収、日村勇紀、他

バラエティーも含め、
最近のNHKの柔軟さには目をみはるものがあるけど、
これもそういう系統の関テレ系制作会社と組んだドラマだった。

本橋圭太はメディアプルポの所属ではないものの、
プロデューサーの神山明子が以前は同じ関テレ系のアドバーズにいたので、
そのアドバーズ所属の本橋圭太が演出に起用された感じ。
とにかく、主人公の福家(永作博美)のキャラクターを活かした味付けだった。

中身は大倉崇裕の原作なので、
当然「コロンボ」っぽいというか、
「古畑」系の犯人が分かった上で刑事が推理していくパターン。
これはもう主人公のキャラクターが命なので、
そういう意味では永作博美の福家はハマっていたと思う。

ああいうメガネはどうしてもズレて
フレームの影が映ってしまうから
テレビ的にはどうかと思うけど、
可愛らしさやだらしなさは出ていたんじゃないだろうか。

ただ、被害者の池内(池田成志)があんなに足を引きずっているのに
なんでダンスなんだよとか、
内容的にはいろいろゆるいところも多かった。
でもまあ、こういう作品はもともと粗があるものだし、
全体の雰囲気が楽しめるかどうかの問題なんだと思う。

シリーズ化するつもりがあるのかどうかは分からないけど、
とりあえず永作博美は良かった。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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RESCUE〜特別高度救助隊〜

『RESCUE〜特別高度救助隊〜』  1/24〜
TBS系 土曜7時56分  期待度 ★★☆☆☆

レスキュー隊のなかのエリート部隊、
特別高度救助隊を目指す若者の青春と命の尊さを描く。

出演は、中丸雄一、増田貴久、山本裕典、大東俊介、
石黒英雄、浅利陽介、山田親太郎、加治将樹、
市川由衣、要潤、石黒賢、石橋陵など。

さすがに二番煎じ、三番煎じの企画という感じ。
8時台の作品ということもあって、
若いイケメンを揃えて若年女性層をターゲットにしたっぽい。

脚本と映像のクオリティーをかなり上げないと
大人の視聴者には飽きられてしまいそう。


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キイナ〜不可能犯罪捜査官〜

『キイナ〜不可能犯罪捜査官〜』 1/21〜
日テレ系 水曜10時  期待度 ★★★☆☆

不可解な事件を担当する
警視庁捜査一課特別班の女性捜査官・キイナが、
さまざまな事件に挑むミステリードラマ。

主演は菅野美穂。共演は、平岡祐太、沢村一樹、
小池栄子、草刈正雄、塚地武雄など。

オリジナルドラマではあるものの、
「特命リサーチ200X」や「ザ!世界仰天ニュース」などで取り上げた
怪奇現象や猟奇事件を題材にするらしい。
バラエティっぽくならなければいいんだけど…。

プロデューサーも脚本家も同じなので
「働きマン」の刑事版みたいな作品になるかも。


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本日も晴れ。異状なし

『本日も晴れ。異状なし』  1/18〜
TBS系 日曜9時  期待度 ★★★☆☆

沖縄の離島に駐在として赴任してきた元マルボウの刑事と、
過疎化、高齢化などで希望をなくした島民たちとのふれあいを描く。
主演は坂口憲二。

内容があっさり想像できてしまうような
新鮮味のない企画ではあるものの、
脚本は「ちりとてちん」の藤本有紀で、
草々・青木崇高も出演する。

沖縄でのオールロケで景色は良さそうだし、
もしかしたらフツーに癒されるドラマになるかも。
他に、松下奈緒、前田美波里、遠藤憲一、夏未エレナなどが出る。


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銭ゲバ

『銭ゲバ』  1/17〜
日テレ系 土曜9時  期待度 ★★★★☆

1970年から71年にかけて少年サンデーに連載されていた
ジョージ秋山の同名コミックをドラマ化。
不幸な生い立ちからカネのためなら手段を選ばない人間になった主人公が、
本当の幸せを求めてもがく姿を描く。

ちなみに“ゲバ”はドイツ語の“ゲバルト”の略で、
暴力的な手段をもってする闘争のこと。
学生運動が盛んだった60〜70年代は普通に使われていた。

主演は松山ケンイチ。
脚本は岡田惠和。
テレビでやるにはかなり問題がありそうな作品を
どう描くのかはちょっと注目。

他に、椎名桔平、りょう、ミムラ、宮川大輔、
光石研、石橋杏奈、木南晴夏などが出演する。


銭ゲバ 上 (1) (幻冬舎文庫 し 20-4)銭ゲバ 上 (1) (幻冬舎文庫 し 20-4)
ジョージ秋山


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歌のおにいさん

『歌のおにいさん』  1/16〜
テレ朝系 金曜11時15分  期待度 ★☆☆☆☆

元ニートのダメ男が歌のおにいさんになって奮闘する
コミカルなサクセスストーリー。
主演は大野智。

いろいろバタバタしているようで、
共演者などの情報も未だにナシ。
本当に放送されるのかどうか心配。


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ラブ・シャッフル

『ラブ・シャッフル』  1/16〜
TBS系 金曜10時  期待度 ★★★★☆

野島伸司脚本のラブコメディー。
高級マンションに住む男女4人が
運命の人は本当に1人だけなのかという疑問をもとに
それぞれの恋人を交換する。

マンションの住人は、玉木宏、香里奈、谷原章介、松田翔太。
4人の恋人は、貫地谷しほり、DAIGO、吉高由里子、小島聖。

もともと野島伸司はフジ系で書いたラブコメディーで
一気にブレイクした人だけど、
今度は「高校教師」「人間・失格」「未成年」などを一緒に作った
伊藤一尋プロデューサーと組んで、
TBSで明るいタッチの恋愛ドラマを書く。

どうやら「男女7人夏物語」のような群像恋愛劇を目指すらしい。
そこにどう野島テイストが加わるかに注目か。


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リセット

『リセット』  1/15〜
日テレ系 木曜11時58分  期待度 ★★☆☆☆

同名ホラーコミックを原案とした一話完結連ドラ。
主人公が後悔する場面で時の案内人・アンリが現れ、
人生の分岐点まで戻るかどうかを提案するという話。
もう一方の人生を選んだ主人公の前には再びアンリが現れ、
どちらの人生を選ぶか決断を迫られる。

「夢をかなえるゾウ」と同じく、
スタート日の9時からスペシャルが放送され、
その日の深夜から連ドラが始まる。
スペシャルのアンリは津川雅彦、
連ドラのアンリは田中直樹。

発想自体に新しさはないので、
各回の内容をどこまで詰められるかがポイントか。

リセット 1 (1) (ホラーMコミック文庫)リセット 1 (1) (ホラーMコミック文庫)
山本 まゆり


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神の雫

『神の雫』  1/13〜
日テレ系 火曜10時  期待度 ★★★☆☆

海外でも人気の同名コミックをドラマ化。
ワインをめぐる人間模様を描く。
主演は亀梨和也。
共演は、田辺誠一、仲里依紗、戸田菜穂、内田有紀、
佐々木希、竹中直人、辰巳琢郎、古谷一行など。

世界的なワイン評論家が急逝。
その遺言は、彼が選んだ12本の偉大なワイン「十二使徒」と、
頂点を極める「神の雫」と呼ばれる幻の1本を探し当てた者に
遺産を譲るというものだった…。
というような内容。

問題は、原作がまだ終わっていないということ。
ドラマのテイストがどうかよりも、
終盤の内容がぐだぐだにならないかどうかが心配。

神の雫 (1) (モーニングKC (1422))神の雫 (1) (モーニングKC (1422))
亜樹 直


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メイちゃんの執事

『メイちゃんの執事』  1/13〜
フジ系 火曜9時  期待度 ★★★☆☆

執事萌えをモチーフにした同名コミックのドラマ化。
ひとりひとりにイケメン執事がつくスーパーお嬢様学校を舞台に
庶民的な女子高生が立派なお嬢様に成長していく。

出演は、水嶋ヒロ、榮倉奈々、佐藤健、山田優、向井理、岩佐真悠子、
大政絢、姜暢雄、忽那汐里、谷村美月、阿部進之介、星井七瀬、など。

ドラマとしては基本的に「イケメン♂パラダイス」の女子校・執事版。
ただ、演出家と脚本家は違う。
そのあたりがうまく作用して
笑わせるところはちゃんと笑えるといいんだけど…。
初回の雰囲気で見るテンションが決まりそう。

メイちゃんの執事 1 (1) (マーガレットコミックス)メイちゃんの執事 1 (1) (マーガレットコミックス)
宮城 理子


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ヴォイス ー命なき者の声ー

『ヴォイス ー命なき者の声ー』  1/12〜
フジ系 月曜9時  期待度 ★★★☆☆

医大の法医学ゼミで学ぶ5人の学生が
司法解剖や捜査を通して命と向き合い、
残された者たちへのメッセージを探る物語。

5人の学生は、瑛太、石原さとみ、生田斗真、遠藤雄弥、佐藤智仁。
他に、時任三郎、泉谷しげる、名高達男、
そして矢田亜希子も約3年ぶりに女優復帰する。

法医学モノはドラマでは定番なので、
前作、前々作の月9のような外し方はしないと思う。
ただ、「きらきらひかる」などの名作もあるので、
新鮮味を出せるかどうか。
月9っぽい青春群像劇としての質を
上げられるかどうかがカギになりそう。


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ありふれた奇跡

『ありふれた奇跡』  1/8〜
フジ系 木曜10時  期待度 ★★★★★

山田太一脚本の人間ドラマ。
若い男女の出会いをキッカケに
さまざまな心の傷を抱える人間たちが不器用に交流し、
心を開いていく姿を描く。

出演は、仲間由紀恵、加瀬亮、陣内孝則、八千草薫、岸部一徳、
風間杜夫、松重豊、戸田恵子、井川比佐志など。

山田太一の連ドラは98年にNHKの土曜ドラマで全3回で放送された
「風になれ鳥になれ」以来、
民放の連ドラは97年4月期の「ふぞろいの林檎たち4」以来。
フジの木曜10時枠は倉本聰から山田太一へのリレーとなって、
山田太一もこれが最後の連ドラだろうと発言している。

現代の連ドラのプロトタイプと言われる「岸辺のアルバム」から約32年。
その歴史の区切りとなるであろう作品に
八千草薫も出演するのが何だか感慨深い。
加瀬亮にも注目。


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トライアングル

『トライアングル』  1/6〜
フジ系 火曜10時  期待度 ★★★★★

新津きよみの同名小説をドラマ化。
25年前に殺されたはずの少女の殺人事件を軸に、
事件に関わる人々の姿と隠された謎を描く
ヒューマンサスペンスミステリー。

出演は、江口洋介、広末涼子、稲垣吾郎、相武紗季、北大路欣也、
堺雅人、小日向文世、大杉漣、風吹ジュン、谷原章介、佐々木蔵之介など、
ビックリするくらいに豪華。

脚本も「神はサイコロを振らない」や「ホタルノヒカリ」などで
原作モノも書いている水橋文美江なので期待できそう。
かなり見応えのある作品になると思う。

トライアングルトライアングル
新津 きよみ


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