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2009/01/08

トライアングル  1 誰が少女を殺したか

プロデューサー:重松圭一、小寺健太
演出:三宅喜重
脚本:水橋文美江
原作:新津きよみ「トライアングル」
音楽:澤野弘之、林ゆうき
主題歌:「さよならは言わない」小田和正
テーマイメージ曲:上原ひろみ
制作:関西テレビ
出演:江口洋介、広末涼子、稲垣吾郎、小日向文世、北大路欣也、堺雅人、
   相武紗季、風吹ジュン、大杉漣、谷原章介、佐々木蔵之介、マギー、
   市川実和子、片岡サチ、中村倫也、江上真悟、志田友美、広田亮平、他

テレビドラマらしく、
かなりサスペンス色が増していた。
それは確かにひとつの方法だと思うけど、
本来のテーマがボケてしまうのではないか、
という心配の方が初回は強かった。

何より、25年後の現在に
担任の先生が出てこなかったのがショックだった。
公式HPの相関図にも載ってないところをみると、
このまま出てこない可能性も高い。

結果的に、亮ニ(江口洋介)は
最初から何かの意志を持って動いているようになって、
その亮二の行動を2つに分けるために
舜(稲垣吾郎)というオリジナルキャラを作った感じだった。

舜は視聴者目線で事件の真相を探っていく役割が主なんだろうけど、
そうなるとますますテーマが伝わりにくくなりそうな気がする。
みんな怪しいみたいな描き方だったし…。

あと、亮二の両親もすでに亡くなっているという設定だった。
これが余計に亮二の経歴を分かりにくくしていた。
そのあたりは徐々に説明されていくだろうけど、
ドラマに興味を持たせるという意味では
中途半端になってしまったような気もする。

うーん、とにかく佐智絵(志田友美)の死に方も違うし、
登場人物の設定も違うし、
かなりエンタメ寄りに脚色しているのは確か。
そのわりに序盤のテンポはあまり良くなくて、
パリのロケが必要だったのかどうかも疑問だった。

もちろん、サチ(広末涼子)の亮二に対する感情を
印象的に描きたかったためにパリでの出会いを作ったのは分かる。
でも、亮二の設定をかなり変えているので、
そこがうまく処理できるかどうかも心配になった。

とりあえず、こういうテイストで作るなら、
サスペンスとして引っ張りつつ、
最後にきちんとテーマを描けるかどうかに注目か。

謎が謎を呼ぶ展開という意味では求心力があると思うので、
その中で登場人物の心理も丁寧に描いてほしい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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