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2009/01/15

トライアングル  2 過去からの手紙

演出:三宅喜重
脚本:水橋文美江

多くの謎をいつまでも引っ張らないで、
謎のいくつかは早めに明かしていく展開。
堀米(マギー)の狂言強盗だけでなく、
サチ(広末涼子)が葛城家に来た経緯も明かされた。

初回は謎を散りばめるだけ散りばめていたので、
このテンポは悪くないと思う。

サチが亮ニ(江口洋介)に言った
“葛城佐智絵さんを殺してくれてありがとう”の意味は
もう少し引っ張ってもよかったと思うけど、
25年前の事件について書かれた原稿は存在せずに
富岡(谷原章介)に疑惑が傾いたり、
志摩野(堺雅人)が怪しい行動を取ったりなど、
新たな謎も出てきたからいっか。

個人的に気になったのは、
事件前に佐智絵(志田友美)が書いた作文を
今回、サチが初めて読んだらしいところ。
20歳の時には読ませてもらえなかったのかなあ。

あと、作文を書いた時点で、
10歳だった亮二も佐智絵の悩みに気づいていたらしいところも気になった。
はたしてどこまで知っていたのか。

とりあえず、亮二とサチの過去を中心に、
誰かの身代わりになって生きる人生、
本当の自分を生きていない人生が
テーマを描く上でのベースになっていることが
早めに示されたのは良かった。

10歳の亮二が大人になった自分に
葛城佐智恵さんを助けてあげてくださいと書いていて、
ラストで亮二がサチを守るシーンをかぶせたところも
構成としてなかなか面白かったと思う。

信蔵(北大路欣也)から
佐智恵の殺害は子供にはムリという発言もあったし、
犯人探しをうまくかき混ぜながら
テーマを描くことにシフトしていってくれるとうれしい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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