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2009/03/31

だんだん  全25週(150回)

制作統括:青木信也
演出:長沖渉、櫻井賢、田中正、大原拓、
   末永創、藤並英樹、橋爪伸一朗、桑野智宏
作:森脇京子
音楽:村松崇継
主題歌:「縁の糸」竹内まりや
挿入歌:「いのちの歌」
語り:竹内まりや
制作:NHK大阪
出演:三倉茉奈、三倉佳奈、山口翔悟、久保山知洋、東島悠起、吉田栄作、
   石田ひかり、鈴木砂羽、三林京子、藤村志保、夏八木勲、伊武雅刀、
   京野ことみ、木咲直人、岸部一徳、石倉三郎、宮田圭子、阿南健治、
   河合美智子、佐川満男、曾我廼家八十吉、辻沢響江、平岳大、円広志、
   Mr.オクレ、久保田晃代、伊藤麻衣、チェン・チュー、寺田有希、
   多賀勝一、木村文乃、茂山逸平、正司花江、西岡慶子、他

島根と京都を舞台にした79作目の朝ドラ。
96〜97年の「ふたりっ子」でヒロインの子供時代を演じた
三倉茉奈と三倉佳奈が、
史上初めて2度目のヒロインを演じた。

ひとことで言うと、いろんな要素を入れすぎて
収集がつかなくなったような作品だった。

縁結びの神として知られる島根の出雲が物語の発端で、
人の縁(えにし)が全体を通したテーマ。
そこに登場するのが生まれてすぐに
離れ離れになってしまった双子の姉妹で、
演じるのはマナカナ。
ここまではNHKの朝ドラとして
何も間違ってなかったと思う。

あとは物語の色合いを決める背骨が
何かひとつあればよかったんだけど、
歌の力とか、命の大切さとか、
大小いろんな要素を入れてしまって、
それをひとつにまとめられなかった感じだった。

もうひとつの舞台が京都の祇園だったので、
芸の道という意味ではめぐみ(茉奈)とのぞみ(佳奈)が
歌手を目指すパーツもアリだったのかもしれない。
でも、それが歌謡史を振り返るがごとく
長い時間をかけて引っ張ったので、
SJがキャンディーズのように派手に解散引退して、
話が序盤に少し振っていた医療関係に移行した時は、
どこに向かっていくんだよという感じだった。

若い主人公が迷いながら自分の道を探していくという物語自体は、
ある意味、リアルでもあるので悪くはないと思う。
でも、主人公の歌手活動に時間をかけすぎて
ドラマとしては筋が曖昧になってしまった。

サブタイトルがすべて歌の題名になっていたくらいだから、
どちらかひとりが歌の世界に残れば
まだ何とかなったかもしれないけど、
めぐみは最初から介護関係の仕事が希望で、
のぞみを祇園生まれにしてしまったのでそれもムリだった。

じゃあ、俊(東島悠起)がそれを担っていたのかというと、
別にそんなこともないし。そもそも歌ってないし。
イーリン(チェン・チュー)なんか
途中からどっかいっちゃってたのに、
最後の節分で一緒に踊ってた時はちょっとビックリしたもんなあ。

節分って言えば、
序盤であんなに重要だった「赤いスイートピー」で
涼乃(木村文乃)が花を配ってるのにもビックリした。
どんだけ重要度が下がったんだって感じ。

振り返ってみれば、
3週目にめぐみとのぞみと入れ替わっても
忠(吉田栄作)と真喜子(石田ひかり)は一目で気づくあたりが、
ベタだけどピークだったような気がする。

普通にやれば十分平均以上の作品はできそうな枠組みだっただけに、
ゴチャゴチャの内容にしてしまったのが残念だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆


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