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2009/03/23

ゴーストタウンの花

プロデューサー:大江達樹、河角直樹
協力プロデューサー:酒井昌雄
監督:常廣丈太
脚本:福田健一
制作協力:国際放映
制作:テレビ朝日
出演:桜庭ななみ、永山絢斗、波瑠、勝村政信、渡辺典子、生稲晃子、
   木村遼希、森田想、鈴木福、江良陽彩、加藤将太、加藤諒、
   春日勇人、巻嶋一将、他

第8回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞受賞作。
前回の「フキデモノと妹」はかなりポップな味付けだったので
ちょっと異質な感じだったけど、
第6回の黒川智花と水嶋ヒロが共演した「彼女との正しい遊び方」や
第5回の新垣結衣が主演した「彼女の恋文」など、
このシナリオ大賞は新鮮な切り口の秀作が多いイメージ。
今回も想像以上に良かった。

寂れたニュータウンに住む高校生の日常を切り取ったストーリーで、
前半にいい意味で軽いテイストの会話が飛び交っていただけに、
終盤でさまざまな問題を抱えながら
精一杯に生きている高校生たちの姿が重なっていくところは、
かなり沁みる展開だった。

しおり(桜庭みなみ)と啓(永山絢斗)の
それぞれの家庭の事情を知った上で
リナ(波瑠)が2人を引き合わせていたわけだけど、
そこをあまり大袈裟に盛り上げず、
サラッと描いていたところがむしろ良かった。

リナ自身も複雑な問題を抱えていて、
従兄弟の啓と同級生のしおりが大きな支えになっているんだけど、
そのあたりもくどい描写はせずに、
しおりと啓が会ったその日からつきあい始めるといった展開で
2人とリナとの信頼関係を補足している見せ方も良かった。

オタクの3人組も
全体のバランスを考えると存在価値はあったと思う。
しおりが優等生キャラを維持しつつ、
うまくガス抜きしていたとも取れるし、
ドラマの雰囲気としても暗くならない要素になっていたし。

会話の文字数が多いせいもあって、
セリフが聞き取りにくい箇所は多かった。
それでも「赤い糸」や「恋空」にも出ていた
桜庭ななみ、永山絢斗、波瑠の3人は
なかなかいい雰囲気を出していたんじゃないだろうか。

深刻さと軽さの狭間をリアルに捉えた
印象に残る作品だった。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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