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2009/03/16

ラブ・シャッフル  Vol.9

演出:山室大輔
脚本:野島伸司

菊田(谷原章介)の真意は、
あくまでも医者として海里(吉高由里子)を救うことだった。
その方法が海里に自分が死んだあとの世界を見せること。

しかも、憔悴する旺次郎(松田翔太)の姿だけではなく、
そこから立ち直る姿も見せて、
タナトスからエロスへ向かわせようというものだった。

なるほど。確かにそれなら
アーティストとして怪物になる旺次郎も描けるし、
菊田自身が過去を消化するためのひとつの方法にもなる。

さらに、その考え方から宇佐美(玉木宏)が
自分が死んだあとをイメージしてパートナーを見つめ直すようになって、
宇佐美と愛瑠(香里奈)のカップル成立が色濃くなった。

そう思うと亀井(袴田吉彦)の使われ方は可哀想。
ただ、唐突に亀井の姉が登場したので、
その姉がかつて菊田が死んだ恋人に紹介してしまった女性なんじゃないだろうか。
菊田が完全に過去を乗り越えられたわけじゃないので、
そのあたりは最終回の見どころか。

それにしても、宇佐美が言っていた
死んだあとに残された人への影響も含めて
その人の人生かもしれないという言葉。
そこも考えて60年近く前に死んだジョー・ジャクソンの
“嘘だと言ってよジョー”を連発させていたんだろうか。
だとしたら込み入ってるなあ。

全体的には「薔薇のない花屋」のように
終盤に向けてだんだんとあっさりしてきて、
まさに「男女7人」化してきた感じだけど、
最終回は何とか玲子(小島聖)で見応えを出して欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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