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2009/04/13

駅路

プロデュース:喜多麗子
演出・脚色:杉田成道
脚本:向田邦子
脚色:矢島正雄
原作:松本清張「駅路」
制作:フジテレビ
出演:役所広司、深津絵里、十朱幸代、石坂浩二、木村多江、高岡蒼甫、
   北川弘美、根岸季衣、大口兼悟、佐戸井けん太、田山涼成、
   ふせえり、中島ひろ子、唐十郎、田根楽子、大林丈史、佐々木勝彦、
   石井愃一、菅原孝、他

松本清張の生誕100周年、向田邦子の生誕80周年を記念して、
かつて向田邦子が松本清張の同名小説をシナリオにしたものをドラマ化。
おそらく原本となっている脚本は、
NHKが昭和52年に放送した「最後の自画像」だと思われる。
ちなみにその時の演出は和田勉。

杉田成道と矢島正雄の脚色もだいぶあったようだけど、
全体的にはやっぱり見応えがあった。

とくに慶子(深津絵里)の描き方。
呼野(役所広司)にすべてを話すシーンの
“5年前には不安でなかったことが、今は違うんです”
というあたりはすごく印象的だった。

この慶子に見応えがあったので、
百合子(十朱幸代)やよし子(木村多江)との対比も際立ったと思う。
百合子は心情を吐露する場面があまりなかったけど、
ゴーギャンの絵を焼くシーンや
貞一(石坂浩二)の遺体を見た時の
慶子とのリアクションの違いなんかは、
百合子の気持ちを想像させるものがあった。

ただ、リメイクとしては
昭和の終わりを強く出し過ぎたような気もする。
「アルハンブラの思い出」は合っていただけに、
あんな風に流行歌を使う必要もなかったんじゃないかなあ。
居酒屋の店主までビリーバンバンの菅原孝だったのは
ちょっと面白かったけど…。

とにかく深津絵里が良かった。
あと、向田邦子が生きていたら
晩年はどんなドラマを書いていたんだろうと想像して
ちょっと感傷的にもなった作品だった。

            採点 7.5(10点満点平均6)

                脚本    ★★★★★
                脚色・演出 ★★★★☆
                配役    ★★★★★
                新鮮さ   ★★★☆☆
                話題性   ★★★☆☆


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