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2009/06/26

刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史  第一夜・第二夜

チーフプロデューサー:五十嵐文郎
プロデューサー:藤本一彦、中山秀一、大野秀樹
監督:石橋冠
脚本:長坂秀佳、吉本昌弘
原作:佐々木嘉信「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」
音楽:吉川清之
制作協力:5年D組
制作:テレビ朝日
出演:渡辺謙、高橋克実、原田美枝子、柴田恭兵、萩原聖人、山本耕史、
   大杉漣、小泉孝太郎、相武紗季、杉本哲太、余貴美子、榎本孝明、
   木村多江、永島敏行、平泉成、小野武彦、宅間伸、佐々木すみ江、
   大和田伸也、梨本謙次郎、浅野和之、渡辺哲、六平直政、長門裕之、
   鳥越俊太郎、宍戸開、池内博之、升毅、矢島健一、中原丈雄、深水三省、
   中西良太、菅原大吉、六角精児、岩崎加根子、大森暁美、中島ひろ子、
   野村宏伸、根岸季衣、デビット伊東、長谷川朝晴、半海一晃、竹内晶子、
   山田明郷、相島一之、朝加真由美、松澤一之、大高洋夫、浜田学、
   山本龍二、星井七瀬、芦川誠、森次晃嗣、伊武雅刀、他

一昨年の「点と線」も良かったんだけど、
これはドキュメンタリー要素もあったせいか訴えてくるものも多くて、
すごく見応えがあった。

こういう一代記はひとつひとつのエピソードが流れがちだけど、
そんなことはまったく感じさせない構成も素晴らしかったと思う。
最初と最後の八兵衛(渡辺謙)に関する証言シーンも効いてたし、
事件と事件のつなぎ方も見事。

そして、吉展ちゃん誘拐事件の取り調べはやっぱり圧巻だった。
あの狭い空間でのシーンも飽きさせない作りは、
実に繊細な作業だったと思う。

キャストは渡辺謙の見事な演技はもちろんのこと、
わずかなシーンしか出てこない役者までほとんどスキがなくて、
単に豪華なキャストという言葉では収まらないくらいの密度の濃さだった。
なかでも印象的だったは、やっぱり高橋克実と余貴美子。

「フルスイング」の時の高橋克実も良かったけど、
こういう豪快さと繊細さを併せ持つ役をやらせたら最強だなあ。
もちろん、それもケンカ八兵衛とも呼ばれた八兵衛を
渡辺謙がきっちりと演じていたからこそ光ったんだけど。

八兵衛に偽証を見抜かれる八重子を演じた余貴美子も、
指先まで成りきった演技をしていて引き込まれた。
基本的には男ばかりの作品だっただけに、
第一夜の余貴美子はとくに印象的だった。

平塚八兵衛という実在した刑事の物語というだけでなく、
戦後犯罪史のドキュメンタリー要素も加え、
昭和という時代、その時代に本気で生きた人間を描いた
非常に完成度の高いドラマだった。

            採点 8.5(10点満点平均6)

                脚本    ★★★★★
                演出    ★★★★★
                配役    ★★★★★
                音楽    ★★★★☆
                新鮮さ   ★★★☆☆
                話題性   ★★★★☆


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