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2009/06/26

白い春  最終話

演出:三宅喜重
脚本:尾崎将也

確かに「白い春」というタイトルには
そんなにハッピーなイメージはなかったけど、
こういうラストになるとは…。

今思えば、栞(吉高由里子)が拉致された時の
チンピラの兄貴分(津田寛治)は、
春男(阿部寛)が9年前に殺した山倉側の人間で、
そこから春男の居場所が息子にも伝わっていたということか。

春男が殺した男にも家族がいて、
その息子が春男を恨んで、という繋がりは分かるけど、
そこまで広げなくてもよかった気がする。

栞がさち(大橋のぞみ)に
春男が本当のお父さんであると言ってしまって、
その場で栞はごまかしたものの
さちが何となく気にする、という展開は分からなくもない。
いつかさちも本当のことを知る時が来るはずで、
そのフォローが少ないとも言えるので。

だから、さちが春男の働く定食屋まで行くシーンは良かった。
あまり深刻ではない子供らしい聞き方だったけど、
さちが春男に本当のお父さんなのではないかと聞いて、
それに対して康史(遠藤憲一)がどれだけさちを愛しているかを
春男がさちに話すところは意味があったと思う。

いつかさちがすべてを知っても、
この時のことを思い出せばある程度は納得できるはずなので。

もちろん、その時点でもドラマはあるだろうけど、
春男を死なせなくてもよかった気がするなあ。
あそこで春男が康史をかばったこと自体には意味があるけど、
これまでの春男と康史の描き方に比べれば
むしろ安っぽく感じてしまったし。

しかも、こうなるとドラマ全体の構成にも疑問は残る。
前半はかなりスローな展開であまり話が進まなかったわりに、
ラスト2回は思いっきり詰め込んだ印象だった。

中盤以降の春男と康史の関係はかなり面白く描けていただけに、
何となく後味が悪いラストになって
ちょっともったいなかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.55(10点満点平均6)

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阿部寛, 大橋のぞみ, 吉高由里子, 遠藤雄弥


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