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2009/07/31

任侠ヘルパー  第4話

演出:葉山浩樹
脚本:古家和尚

夏川結衣が主演した「春さらば」と同じように、
お年寄りからお金をだまし取っていても
精一杯お世話はしている介護詐欺の話。

「春さらば」はお年寄りがもっと強者だったけど、
だまされたことを悲しむよりも
また来て欲しいと思ってしまうような落とし所は同じだった。

このドラマは任侠の世界に生きる彦一(草なぎ剛)が主人公なので、
とことん憎まれるのか、許してもらうのか、スジを通せと
綾(山田優)に迫るところがポイント。

でも、彦一が鷹山(松平健)に頼んで
鷲津組と話をつけてもらうようなまとめ方にしても、
涼太(加藤清史郎)が友達と仲直りするシーンにしても、
最後の方はちょっと雑な描き方だった。
もう少し丁寧にまとめて欲しかったなあ。

ラストで晶(夏川結衣)が彦一の刺青を見る展開になったけど、
そっちに話が広がっていくのはまだ早いと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ダンディ・ダディ?  第三章

演出:本橋圭太
脚本:永田優子

悠樹(石黒英雄)の父親が龍之介(舘ひろし)の天敵、
佐々木泰造(鹿賀丈史)であることが明かされて、
それに沿ってあかり(南沢奈央)が学校の演劇祭で
悠樹と一緒にロミオとジュリエットをやる内容に。

といっても、まだ龍之介やあかりは
悠樹の父親が泰造であることは知らない段階で、
今回は龍之介と亡くなった妻・みのり(笛木優子)の恋を描きつつ、
まわりから祝福される恋愛を、というストーリーだった。

相手が誰であっても娘の恋愛に反対してしまう龍之介と
最終的には父親の愛情を感じるあかりの描き方は、
とにかくベタなんだけどやっぱり良かった。

あかりと悠樹がロミオとジュリエットのラストを
ともに生きていく結末に変えても、
キスシーンは残したところが
ドラマとしてもスパイスになっていて良かったと思う。

悠樹と泰造という親子関係だけでなく、
編集者の美羽(平山あや)と堂島(八嶋智人)にも
それぞれに父と娘の関係が出てきて、
このあたりも王道だけどいろんな親子関係を描いてくれそう。

すごくテレビドラマらしくて
妙に安心して見ていられるようになった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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赤鼻のセンセイ  4

演出:佐久間紀佳
脚本:佐藤久美子
脚本協力:根本ノンジ、山岡真介

自分の仕事がかかっているとはいえ、
参太朗(大泉洋)がとにかく本気で香(高良光莉)と戦うところは、
そんなに無理なく参太朗のキャラクターが出たと思う。

悪く言えばバカっぽいんだけど、
香の力になりたいという意味では純粋なので。

友達の応援で膨らますのではなく、
久しぶりにボールを打った手のしびれで
香が生きる意欲を思い出すという見せ方は悪くなかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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恋して悪魔  第4話

演出:村上正典
脚本:半澤律子

前回、ルカ(中山優馬)の牙がなくなって
真琴(加藤ローサ)の血を吸えなかったのは、
心を奪われたから、好きになったから、という説明が
カイト(近藤真彦)からあった。

実際、人を好きになるということがよく分からないルカも、
藤井(姜暢雄)からプロポーズを受けながら
歩(中山優馬)のことが忘れられないでいる真琴が
気になってきた様子は描かれた。

ただ、真琴と歩は10年後も一緒にいるという約束をしていて、
その10年後にルカが現れたことからも、
ルカが歩である可能性はまだありそう。

あと、今までカイトが適当に遊んでいたのでハッキリしなかったけど、
やっぱりヴァンパイアが血を吸った相手は
同じように永遠の命と若さを手に入れられる設定らしい。

そうなると仮にルカが歩でなくても、
真琴がルカに血を吸われれば
歩と同じように止まった時間の中で生きられるわけで、
状況としては面白くなった。

でもまあ、真琴がルカの秘密を知っても知らなくても、
最終的には人間らしい生き方を選択するだろうけど。
そういう方向なら藤井の人間性も重要なので、
基本的にはこのまま誠実なキャラで真琴に接していって欲しい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/07/28

ブザー・ビート  第3話

演出:西浦正記
脚本:大森美香

菜月(相武紗季)の気持ちが
直輝(山下智久)と廉(金子ノブアキ)の間で揺れるのはいいとしても、
今回は自分から直輝に結婚しようと言ったり、
なぜ菜月が直輝にこだわっているのかハッキリしないところがツライ。

2人が付き合うことになったキッカケに
何かエピソードがあるとか、
菜月の理想としている恋愛や結婚に
直輝の何かが必要とか、
そのあたりが描かれないまま話が進んでしまってる気がする。

たとえば、直輝が完全なスター選手で
そのスター選手の彼女であることが
菜月の優越感を満たしているとかなら、
それはそれで分かりやすい。
でも、直輝はそういうポジションでもないしなあ。

菜月のキャラクターが中途半端だと
直輝と莉子(北川景子)の関係がうまく描けても面白さは半減なので、
早いところ説得力を出して欲しい。

あと、いつも直輝と莉子が会う公園で不法投棄があったシーンでも、
また見せ方がいい加減だった。
初回の花火のシーンみたいに、
あとからこれとセットになるような場面が出てくるかもしれないけど、
それにしても公園の真ん中に唐突に不法投棄していくというのは
いくら何でも強引だった。

直輝の練習ができなくなると莉子がムキにならないと
意味がないのは分かるけど、
もう少し自然な見せ方をして欲しかったと思う。

そういえば今回は麻衣(貫地谷しほり)と守口(青木崇高)が
かなり接近する場面があって、
その時に麻衣がアークスのメンバーを
頭の中で勝手にキャスティングするシーンもあったっけ。

そこで守口に与えられた役は、
新巻鮭を差し入れてくれる近所の親切なお兄さん。
そこは新巻鮭じゃなくて焼き鯖だろ。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/07/27

官僚たちの夏  第4話

演出:大岡進
脚本:橋本裕志
ゲスト:桂ざこば、他

新たな政治家として須藤恵作(長塚京三)が登場。
ちなみにモデルは佐藤栄作。

通産省内の貿易自由化に関する会議は、
また議論の内容というより
どっちに転がるかのエンタメ寄りの見せ方で、
分かりやすい感じだった。

最後に政治家の思惑との絡み合いなんかが出てきて
あのあたりは面白いところだと思うけど、
そういう部分は時間をかけずにあっさり描いちゃったりするんだよな。

牧(杉本哲太)が帰国して
いよいよ特振法作りが中心になるかと思いきや、
次回はコンピュータ産業を舞台にした
電算機プロジェクトの話になるらしい。
もうこのパターンはずっと変わらないのかも。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  MISSION:2

演出:大谷太郎
脚本:君塚良一

通常の1時間だったので、
初回よりも編集のテンポは良かった。

でも、内容はたいして変わらなくて、
偽札が入ったアタッシュケースをすり替えようとして
何度も失敗するあたりは、
隠し芸大会の寸劇のようだった。

杏が思いのほかきちんとやれてるので、
三九(杏)絡みのシーンを増やした方がよさそう。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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オルトロスの犬  第1話 神の手を持つ悪魔 悪魔の手を持つ天使

プロデューサー:三城真一、那須田淳、松原浩
企画協力:小岩井宏悦、ワーナー・ブラザーズ映画
演出:加藤新
脚本:小林雄次、青木万央
音楽:井筒昭雄
主題歌:「ヒカリひとつ」滝沢秀明
制作:TBS
出演:滝沢秀明、錦戸亮、水川あさみ、佐々木蔵之介、原田夏希、八乙女光、
   高畑淳子、柴俊夫、忍成修吾、山本龍二、六角精児、波瑠、朝加真由美、
   中原丈雄、中丸新将、他

もう少し斬新なテイストになるのかと思ったら
意外とフツーだった。
音楽のつけ方や演出には新しさがなかったので仕方ないか。

脚本も初回ということもあって説明的で、
リアルな言葉遣いは少なかった。
“保釈”という言葉の使い方もちょっとヘンだったし。

ただ、拘置所のセットなどを見ても、
ワザとらしいくらいフィクションに徹しているのは確か。
あまり細かいことは気にしない方がいいのかもしれない。

とりあえず、神の手を持つ臣司(滝沢秀明)の悪魔的な部分を描いて、
悪魔の手を持つ天使の涼介(錦戸亮)との違いは出せたと思う。
この設定をどこまで飽きさせずに膨らませていけるかどうか。

それにしても、涼介が悪魔の手を使った時の
目玉ぐるぐるはずっとやるんだろうか。
監察医の千春(原田夏希)は、
死んだことも気がつかないくらい穏やかな顔とか言ってるのに、
ああいう演出はしちゃうノリなんだな、きっと。

あと、最近、忍成修吾が出てくると
絶対どこか歪んでるキャラクターのような気がしてしまう。
まあ、いろいろネタは仕込んでるような初回だったので、
次回からどれくらいのスピード感が出るかに注目か。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/07/24

猿ロック  Episode1-1

チーフプロデューサー:堀口良則、安藤親広
プロデューサー:尼子大介、東海林英文
監督:前田哲
脚本:福田雄一
原作:芹沢直樹「猿ロック」
音楽:吉岡聖治
主題歌:「アン・ロック」mihimaru GT
制作プロダクション:ROBOT
制作:読売テレビ
出演:市原隼人、芦名星、渡部豪太、高岡蒼甫、他

全体のテンポも良くて、
メインキャストの4人のバランスも良くて、
やっぱり仕上がりの質は高かったと思う。
さすがROBOTの制作だけのことはある。

ゴールデンタイムでも十分にいけるけど、
エッチなノリもあるので深夜の方が気兼ねなくできる感じか。

1話が実質30分程度で
ひとつのエピソードが複数回にわたってで描かれるので、
そこがちょっと物足りなく感じるのが残念。
でも、つなげて見れば十分に楽しめそう。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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任侠ヘルパー  第3話

演出:石川淳一
脚本:古家和尚

冒頭でりこ(黒木メイサ)の組での事情を説明して、
りこがヘルパーの仕事に積極的になる理由を描いたところは良かった。
最後にはそれが幹部になりたいだけではないことも示されるわけだけど、
そのあたりのバランスはいいと思う。

それにしても、りこのシマで起きた出来事を絡めていたとはいえ、
介護の大変さやお年寄りへの虐待、
そしてヘルパーがどんなに親身になっても家族にはなれないことを、
こういう形で描かれるとさすがに見ていてつらい。

「ダンディ・ダディ?」とセットなら
何となく中和される気もするんだけど、
今週はテレ朝がシンクロ中継でお休みだったからなあ。

ただ、りこがしたことがほとんど報われない結果や、
初回で晶(夏川結衣)が言っていた
場合によっては拘束することもやむを得ないという状況を
ここまでハッキリ描くとなると、
かなり覚悟を決めて作ってる感じはする。

ドラマが始まる前に流れていた“コミカルに”とか
“明るく楽しく”とかいう情報は何だったんだろう。

でも、これはこれで悪くないので、
受け取られ方は賛否両論だろうけど徹底的にやって欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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赤鼻のセンセイ  3

演出:吉野洋
脚本:根本シンジ
脚本協力:土田英生、佐藤久美子

「薔薇のない花屋」の雫、八木優希の参加で
終盤は少し盛り上がった。
やっぱり八木優希の泣き顔は大きな武器か。

でも、その終盤も内容はちっとも新しくなかったと思う。
ていうか、あんだけ手の込んだ歓迎会をやったのに、
美術教師の権田(光石研)や音楽教師の西森(平岩紙)が
まったく目立たないってどういうことだろう。

桜山(上川隆也)も七瀬(香椎由宇)も活かせてるとは思えないし、
根本的に脚本の作り方が雑だと思う。

とにかく基本的なパターンに
何かひとつ乗せるだけの内容なので、
次回は香(高良光莉)に頑張ってもらうしかない。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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恋して悪魔  第3話

なかなかよくできてる話だと思うけど、
低視聴率ですでに見てる人が少ないというのが可哀想。

敦子(堀内敬子)にプロポーズしていたらしい男(永倉大輔)を、
将太(森本慎太郎)が母親を困らせる借金取りだと勘違いして
立ち向かっていくエピソードは、
ルカ(中山優馬)が人間のことを知っていく部分と
真琴(加藤ローサ)が歩(中山優馬)のことを改めて思い出す部分の
両方にかかった内容だったので、
ストーリーの進展としてはスムーズだった。

将太の攻撃が噛みつきだったのも
状況としては面白かったし。

で、最後にルカが眠っている真琴の血を吸おうとしたところで、
歩の夢を見ていた真琴が“歩…”と寝言を言って、
ルカの牙が消えてしまうという展開。

歩という名前に反応したということは、
やっぱり素直にルカは歩が蘇った存在なのかも。
あるいはルカに本当の恋心が芽生えてしまったか。

コメディとしてもほんわかしてるというか、
可愛らしく思える部分もあっていいと思うなあ。
“ホメるところが見つからない”とか、
“時間をムダにした”とか、
ルカのセリフも意外と間が良くて面白い。

あと、ルカがいちいち香織(桜庭みなみ)で練習したりするもんだから
香織がどんどんルカのことが気になってしまう流れもいい。
ルカは香織の名前すらまだ覚えてないんだけど。

今回は宏人(中島健人)がルカの相談に乗って
いろいろとアドバイスをしていくパーツがあって、
そのアドバイスにルカが真顔で従ってみるところも面白かったんだけど、
結局、“香織LOVE”と書かれた宏人の「恋愛秘伝之書」が
そのまま真琴の元へ行ってしまって
真琴はルカが香織を好きなんだと勘違いしてしまう展開になった。

この真琴の鈍感ぶりも意外と面白くて、
もう何度もルカに押し倒されそうになっていのに
素直に“なるほど、そういうこと”と納得してしまうところが、
妙にバカバカしくていい。

とにかく、今のところ誰もルカがヴァンパイアだとは思ってないから
いろいろと話がすれ違っていくところが面白いと思う。
ルカは真面目に一人前のヴァンパイアになろうとしてるだけなので、
そのギャップも楽しめるし。

そういう軽く楽しめる部分と、
ルカの成長や真琴の純愛が絡み合ったりしてるから、
内容は意外と凝ってるんだけどなあ。
まあ、ゴールデンタイムのドラマをひっそりと楽しむのもいいか。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/07/21

ブザー・ビート  第2話

演出:永山耕三
脚本:大森美香

恋愛の描写ではこっぱずかしいシーンもあったけど、
川崎(伊藤英明)の誘いで練習試合を見に来た莉子(北川景子)が
プレッシャーに弱い直輝(山下智久)を怒鳴る展開は、
前回の出会いのシーンも踏まえていて
そんなに強引じゃなかったと思う。

怒鳴ってしまったことで居づらくなった莉子が途中で帰って、
直輝のブザービートを見られなかったというのも、
ストーリーとしては正しい段取りだった。
やっぱり最後に直輝が莉子の前でブザービートを決めるのが
ドラマとしてのカタルシスだと思うので。

前回、莉子と麻衣(貫地谷しほり)が川崎に会った場面で
いきなり花火が上がったシーンはかなり浮いていたけど、
それも今回の直輝と莉子が子供たちの花火を見るシーンとセットだったので、
それならアリかという気もした。

名前の呼び方でも川崎と直輝の違いを出していたので、
そういう形としての恋愛と本質的に惹かれていく部分の違いで
カップルの組み直しが進んでいくのかも。

次回では莉子が直輝に
菜月(相武紗季)という恋人がいることを知りそうだけど、
それでも惹かれていってしまうところとか、
菜月と結婚したいと思っていたのに
直輝も莉子に惹かれていってしまうところとか。

宇都宮(永井大)が気に入ったのに、
麻衣も写真を送ってもらうために連絡先を交換した
秀治(溝端淳平)に惹かれていきそう。
そうなると菜月が最終的に廉(金子ノブアキ)と、
という可能性もありそうだし。

まあ、大きなストーリーとしては
たいして興味もないんだけど、
ここ何作かの月9に比べれば
細かいところに気を使って組み立てているとは思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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ハンチョウ 神南署安積班  全15話

プロデューサー:橋本孝、遠藤正人
演出:酒井聖博、和田旭、竹村謙太郎、竹之下寛次、村田忍
脚本:石原武龍、奥村俊雄、小澤俊介、末安正子、難波江由紀子、立見千春
原作:「神南署安積班」シリーズ/今野敏
音楽:遠藤浩二
制作:ドリマックス・テレビジョン、TBS
出演:佐々木蔵之介、中村俊介、黒谷友香、塚地武雅、賀集利樹、山口翔悟、
   細川茂樹、奥貫薫、安めぐみ、田山涼成、近野成美、渋谷飛鳥、
   近童弐吉、鈴木拓、他

初回を見た時はこれまでの月8枠とは違う印象が強かったけど、
全体的に見るとそんなに違うわけでもなかった。

やっぱり本庁の刑事(近童弐吉、鈴木拓)や
普段の課長(田山涼成)の描き方がありふれていたのと、
署内で安積班とも絡む速水(細川茂樹)や友紀子(安めぐみ)まで
単なる脇役で終わってしまったのが大きかったと思う。
基本的には人間ドラマなので、
もう少しレギュラー陣の人物像も深く描いて欲しかった。

回によってムラもあったと思う。
安積(佐々木蔵之介)の取り調べシーンがある回なんかは
それなりに見応えもあったんだけど。

それでも安積と村雨(中村俊介)の関係と
チーム全体の雰囲気は全編を通して良かった。
月8は続編を作ることも多いけど、
連ドラよりも月曜ゴールデンの2時間で
事件もしっかり描きながら濃い人間ドラマをやった方が
スタイルとしては合ってると思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

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佐々木蔵之介, 中村俊介, 塚地武雅(ドランクドラゴン), 黒谷友香


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官僚たちの夏  第3話

演出:平野俊一
脚本:橋本裕志
ゲスト:桂ざこば、他

繊維業界でまた同じようなパターン。
輸出自主規制を進めた玉木(船越栄一郎)も池内(北大路欣也)も
苦渋の決断という感じで、
やっぱりみんないい人という印象だった。

風越(佐藤浩市)の天下りに関する意見も単純で、
あらゆることがあっさりと描かれている感じ。
もう少し全体的にアクの強いテイストを想像してたんだけどな。

きっとテイストはもうこのまま変わらずに、
終盤、大袈裟に泣かせたりするだけのような気がする。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  MISSION:1

チーフプロデューサー:櫨山裕子
プロデューサー:佐藤敦、下山潤
演出:大谷太郎
脚本:君塚良一
音楽:ザ・サーフコースターズ
主題歌:「太陽と砂漠のバラ」TOKIO
制作協力:TMC
制作:日本テレビ
出演:長瀬智也、深田恭子、渡哲也、寺島進、柄本明、杏、KIKI、
   世界のナベアツ、藤原一裕、友近、高田純次、伊藤かずえ、
   平手舞、金児憲史、峯村リエ、明樂哲典、杉崎真宏、他

1時間ならまだ何とかなったかもしれないけど、
この内容で2時間は長すぎた。
とにかくテンポの悪さが目立った初回だった。

秘密諜報部のバカバカしい仕掛けなんかは別にいいと思う。
ただ、バカバカしいことをマジメにやるのが面白いんだから
脇には演技のできる役者を揃えて欲しかった。
それなのにここまで芸人比率が多いとは…。

テロ組織と戦いながら
京介(長瀬智也)が心を取り戻していくのがメインなんだろうけど、
その部分も今回みたいにイジメっ子に説教する程度だと
メリハリがなくてキツイ。

どうしたんだろうなあ、君塚良一。
演出がまったく合っていなかったのも大きいけど、
裏で「踊る大捜査線」をやっていただけに、
君塚良一の脚本もひどいと思ってしまった。

天才詐欺師で人を騙す時に人格が変わったようにみえるという設定の京介も
実際はまったく人格が変わっているようにはみえないし、
深田恭子の使い方も間違ってる気がするし、
どうしたもんだろうなあ。

まあ、コスプレが得意のドロシー(深田恭子)は
本当は男という可能性もありそうなので、
リバウンド状態は気にせずもう少し様子を見たい気もするけど。

唯一、京介が暮らす家の娘・三九(杏)が三流紙の新聞記者で、
彼女が最初の事件で京介に命を救われ、
しかも秘密諜報部の存在を知ってしまうというのが、
これまた王道ではあるけど面白く広がりそうな感じはした。

編成の都合で2時間に伸ばされた可能性もあるし、
次回、通常の1時間でテンポよく見せられるかどうかがカギか。
ちょっと期待していただけに、
この初回はガッカリだった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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コールセンターの恋人  3rd call

演出:田村直己
脚本:大口幸子

これまで南極アイス(名取裕子)はテレビ局で
絶大な地位と権力を持ってるような感じだったんだけど、
今回は局長(柴俊夫)の私的な女性問題で
あっさりと降ろされるようなポジションに。
このあたりは相変わらず安っぽいな。

認知症で居場所が分からない妙子(倍賞美津子)にも
コールセンターからは連絡が取れるけど
家族からは取れないとか、
懐中電灯の光が夜の雲にまでハッキリ映るとか、
もうほとんどファンタジーだった。

でも、最終的に描きたい人間ドラマのトーンや
響子(ミムラ)の考え方などはハッキリしてきた。
クオリティーは決して高くないけど、
これはこれでいいか。

途中のトヨタのCMで
子ども店長(加藤清史郎)とコラボしてたのにも驚いたけど、
「ゴーヤ汁大好き 90g」の商品価格が1260円で
送料が630円だったのにも驚いた。
アイスさん、送料を取るならもっと大量に売ろうよ。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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LOVE GAME  全13話

チーフプロデューサー:田中壽一
プロデューサー:竹網裕博、森川真行
演出:岡本浩一、伊藤寿浩、石川北二、三島有紀子
脚本:岩村匡子、村上直美、若生恵美子
原作:安達元一「LOVE GAME」
音楽:野崎良太(Jazztronik)
主題歌:「Love player」鍵山由佳
制作協力:ファインエンターテイメント
制作:読売テレビ
出演:釈由美子、森一馬、ゆき、他

設定は新鮮味がなかったんだけど、
思ったよりは飽きずに見られた。
一応、恋愛に関する心理的なことを
毎回いろんな方向から描けていたからだと思う。

あるあるネタと言えばそれまでだけど、
ストーリーにもそれなりに起伏があって、
13話という長さのわりにはそんなに飽きなかった。

ただ、予算と時間がないせいもあってか、
全体的なチープさは全開だった。
冴(釈由美子)が最後に“ラブゲーム・オーバー”と言って
投げキスをするシーンも常にぎこちなくて、
コントっぽさはずっと抜けなかった。

結局、最終回でも冴の記憶が少し戻るだけで
主催者の黒宮(森一馬)が何者かも描かれなかったので、
連ドラとしては結末を描かなかったのも同じ。

まあ、最初から設定に工夫があったわけじゃないから
毎回の恋愛心理が描ければいいってことなんだろうけど、
そういうゆるいところも含めて低予算の深夜ドラマらしかった。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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任侠ヘルパー  第2話

演出:石川淳一
脚本:古家和尚

初回の池内淳子に続き、2話も津川雅彦とゲストは豪華。
彦一(草なぎ剛)が本村(津川雅彦)を投げ飛ばすところは
刺激的な見せ方だったけど、
ドラマとしては悪くなかったと思う。

最終的に本村が自発的にオムツをつけていることが
彦一に送られてきたハガキから分かるところも、
今回のテーマだったお年寄りのプライドを描く意味でも、
晶(夏川結衣)と園崎(大杉漣)たちの考え方の違いの落とし所としても
悪くなかったと思う。

晶の考え方自体も今回はストーリーに沿って描けていた。
低料金の介護施設なら、ヘルパーがボランティア精神で働くか、
利用者がその施設にあったレベルの介護を受け入れるしかない、
というあたりのセリフは、
晶なりの現実の受け入れ方が出ていて良かった。

昔の侠客もボランティア精神だけで
弱い人を守っていたわけではないと思うので、
そのあたりの理想と現実のすりあわせは
ドラマの切り口として面白いと思う。

ただ、やっぱりこのドラマは
本気でテーマに切り込めば切り込むほど重たくはなるな。
個人的には嫌いじゃないけど。

涼太(加藤清史郎)が学校でイジメられていて
彦一との関係が深くなっていくというのは
そんなに新鮮味のある広げ方ではないけど、
涼太絡みで柔らかさも多めに出して欲しい。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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ダンディ・ダディ?  第二章

演出:池添博
脚本:永田優子

ベタだけど意外と楽しめるかも。
やっぱりあかり(南沢奈央)と悠樹(石黒英雄)が
徹底的にマジメなところがいい。
あと、基本的には龍之介(舘ひろし)とあかりの
親子関係が軸になってるところも。

今回もあかりが幼い頃の回想シーンが出てきたけど、
母親が亡くなったあと、
父と娘が2人でどうやって生きてきたかを振り返りながら
龍之介があかりの恋愛にヤキモキする姿を描いていけば、
ネタもそんなに尽きないと思う。

今回の“嘘”みたいなキーワードは、
子供の頃の親子関係でも、思春期の娘と父親の間でも
十分にドラマになる要素なので、
こういうストーリーの作り方なら結構面白くなるんじゃないだろうか。

龍之介が語る恋愛論がみんな裏目に出て、
あかりと悠樹の関係が進展していくのもコメディとしてはいい。
心療内科のカウンセリングやテレビ局の討論番組など、
パターンになってるシーンは飽きさせないようにして欲しいけど、
それ以外はこのままでも大丈夫なような気がしてきた。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/07/16

赤鼻のセンセイ  2

演出:佐久間紀佳
脚本:土田英生

基本的なパターンは初回と変わらず、
教師なのにデリカシーのない参太朗(大泉洋)が
無神経に院内学級をかき回すものの、
結果的にいい方向に転がってまるく収まるという作り方。

せめて“たとえ明日世界が滅びても、私は今日、リンゴの木を植える”
という有名なフレーズの部分を
具体的に説得力のある描き方ができればいいんだけど、
そこが曖昧で、
都合よく参太朗の行動が支持されてしまうところがつらい。

結局、考え方の違う参太朗と絹(小林聡美)のぶつかり合いを
面白く見せたいというところにウエイトが掛かりすぎてるんだろうな。
本来はそこから先がテーマなのに。

ある程度2人が認め合うようになるまでは
見ていてもかなりイライラしそう。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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恋して悪魔  第2話

演出:都築淳一
脚本:小川智子

今回もルカ(中山優馬)を通して、
世の中を冷めた目で見てしまう10代の心理などは描けていたと思う。
ルカが人間のことを知ろうとするのは
とりあえず血を吸うためだけど、
それが今後はどう変化していくのか。

そのキッカケとして、
今回はルカが人間は命に限りがあるからこそ
人生を楽しもうとすることを知ったりする。
そして、そのルカも次の満月までに血を吸わないと
永遠の命は得られないことが判明。

こうなると、どういうラストにするのかちょっと興味が出てきた。
単純にルカが人間の良さを知って
血を吸わないという選択をすることも考えられるけど、
ルカの秘密を真琴(加藤ローサ)が知った場合、
血を吸われることを望むかもしれない。

一般的に吸血鬼は死者が蘇ったものなので、
このドラマでもルカが真琴の忘れられない初恋の相手なら
真琴はルカに永遠であって欲しいと望むかもしれないので。

まあ、血を吸って証を得られなければ
人間界から戻れないという説明もあったので、
血を吸わずに真琴とルカが一緒に年を重ねていくのも美しいけど、
そうなると単に死者が生き返る話になってしまうからなあ。

あるいは、このドラマで吸血鬼の設定は
死者が蘇ったものではないのかも。

いずれにしても、細かいところに目をつぶれば
描こうとしている内容は意外と面白かったりするかも。
ルカが気になっている香織(桜庭みなみ)が
夢でルカに血を吸われることを受け入れてしまうあたりも、
思春期の女子高生らしくてちょっと良かった。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/07/14

ブザー・ビート  第1話

プロデュース:中野利幸
演出:永山耕三
脚本:大森美香
音楽:B.B.O.S.T
主題歌:「イチブトゼンブ」B'z
制作:フジテレビ
出演:山下智久、北川景子、相武紗季、貫地谷しほり、伊藤英明、永井大、
   溝端淳平、金子ノブアキ、青木崇高、真矢みき、金田哲、川島章良、
   大政絢、小木茂光、小松彩夏、大平奈津美、綾那、加藤慶祐、
   川端竜太、KUROKI、杉本有美、他

もはや懐かしい香りすらするテイストだった。
でも、月9はこういう方がいいような気がする。

直輝(山下智久)と莉子(北川景子)の2人が
ニアミスしながらそれぞれのキャラが描かれて、
似たもの同士であることが視聴者に分かったラストで
2人が言葉を交わすという構成は、
初回として正しかったと思う。

今は直輝と付き合っている裏の顔を持つ菜月(相武紗季)、
マイペースでほのぼのした麻衣(貫地谷しほり)、
堅苦しくない程度に大人の魅力がある川崎(伊藤英明)と、
まわりのキャラクター設定もいいと思う。

少し前なら素直に北川景子と相武紗季は逆だったんだろうけど、
相武紗季にちょっとイヤな役をやらせてるところがいい。

タイトルバックから想像すると
麻衣は秀治(溝端淳平)と近づいていくのかもしれないけど、
アークスのメンバーには青木崇高もいるので、
「ちりとてちん」の草々(青木崇高)と喜代美(貫地谷しほり)の絡みも
期待せずにはいられない。

全体的にはバスケットボールをモチーフにしているわりに
ややスピード感がなかったか。
冒頭ですぐにCMを入れたのはよくなかったなあ。

あと、延長してたのに雑な見せ方もあった。
直輝がバスの中に忘れたケータイを川崎が取りに行くシーンは、
その前に何かしらの説明を入れるべきだったと思う。
ああいうところを省略してしまうと
登場人物をただ会わせるためだけの強引さが目立ってしまう。

ただでさえドラマの世界は狭いんだから
丁寧に嘘の理由づけをして欲しい。

テイストは月9の王道だけど、
莉子と麻衣の会話などでは大森美香らしさも多少は出ていたと思う。
ここのところ脇を豪華にしても活かせてない作品が多かったので、
脇役も活かすようなキャラ設定になっていたのも良かった。

直輝と莉子のラブストーリーだけでなく、
まわりも含めた群像劇になれば面白くなるかも。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/07/13

官僚たちの夏  第2話

演出:平野俊一
脚本:橋本裕志
ゲスト:岡本信人、みのもんた、岩松了、他

また思いっきりドラマチックな描き方。
でも、今回のテレビの話は
過当競争を抑えて国内の企業を強化するという趣旨なので、
特振法立案への前振りにはなっていたと思う。
そこに自由貿易を理想とする国際通商派を
分かりやすく絡めてくる感じか。

前回、池田勇人をモデルとしている池内(北大路欣也)が
風越(佐藤浩市)に“俺はお前の味方だぞ”とか言っていたので
どうなることかと思っていたけど、
池内と風越も対立するようになった。

風越のキャラクターは、
セリフで雑な人間だと説明があったわりに
やたらとスマートな印象なので、
国際通商派とのやり合いではもっと人間味を出して欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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魔女裁判  最終回

演出:加藤裕将
脚本:前川洋一

検察が控訴を断念した理由はさっぱり分からないけど、
鏡子(石田ゆり子)も娘の遙(忽那汐里)も
魔女だったというオチは悪くなかったと思う。

何だかんだ言ってもテレビドラマでは犯罪者が逃げ切って
天罰的なことも起きない結末はそんなに多くないので、
主人公の徹(生田斗真)がやっちまったという顔して終わるラストは
ある意味、斬新だった。

あと、そういうオチの説明にセリフを入れず、
鏡子と遙の笑う口元を中心とした映像で見せたのも、
ミステリー系の作品としてはシラけるのを防いでいたと思う。

夫が自分たちを脅迫していた黒川(鈴木亮平)だったと知った
いずみ(加藤あい)のその後がまったく描かれなかったのは
さすがに物足りなさを感じたけど、
結局は全員が真実を見抜けなかった部分がメインになっていたので
それはそれでいいかという感じもした。

裁判員制度に関しては企画の発端に使った程度で
むしろ誤解を招くような不謹慎さが目立っていたと思う。
登場人物の描き方も表面的なものばかりで、
ドラマのストーリーとしてはぐだぐだだった。
さらに、すでに新しくもないので
煽りすぎの音楽や編集もイラつくことの方が多かった。

ただ、最後の最後はミステリーとして
ちょっと頑張ったかな、とは思う。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★☆☆☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.85(10点満点平均6)


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MR.BRAIN  LAST EPISODE

演出:福澤克雄
脚本:蒔田光治、森下佳子
ゲスト:市川海老蔵、上川隆也、光石研、鈴木一真、浜田晃、
    清水紘治、大林丈史、山田明郷、杉本哲太、香取慎吾

北里(上川隆也)の話は設定が足利事件そのままだったけど、
4〜6月期はもともと冤罪を扱ったものが多かったので
残念ながらまたかという印象。
でも、科警研の佐々(大地真央)も謝罪するシーンがあったから
それなりに意味は出たか。

結局、武井(市川海老蔵)の話は決着をつけず、
SPか映画に引っ張ったような感じだった。
まあ、このドラマは最初からビジネス寄りなので
そうなったとしても不思議ではないけど、
続編を作るならもっと脚本を練らないと厳しいと思う。

土8枠だからといっても
映像的にはかなりエグいシーンもあったわけで、
狙って子供向けにしたのでもないと思うし。

でも、最後に香取慎吾が出てきたりするところを見ると
すでにそういう問題でもないんだろうな。
TBSとしてはもうこの枠でお金を稼ぐしかないというか…。

そうなるとドラマとしてああだこうだ言うよりも、
なりふり構わず頑張ってくださいと言う方が正しいのかも。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★★★★☆

          平均採点 5.94(10点満点平均6)


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コールセンターの恋人  2nd call

演出:片山修
脚本:中園ミホ

前回、都倉(小泉孝太郎)が相談窓口スタッフの仕事ぶりを見たり、
どんな仕事でも仕事があるだけ幸せだと思ったり、
決して逃げないと誓ったりしても、
この回の冒頭ではすべて忘れてしまっているパターン。
こういう作りの連ドラは見る度に萎えるんだよなあ。

最後のまとめ方も前回に続いて強引なところがあって、
各回の完成度はもうこれ以上あがらない感じ。
ていうか、消費者のアホさ加減を突っ込んだり、
南極アイス(名取裕子)が極端にまともな行動に出たり、
ちょっと落とし所がハッキリしないところもあると思う。

ただ、すぐに他のスタッフにスポットは当たらず、
実は響子(ミムラ)が主役みたいな雰囲気になったのは悪くなかった。
“〜ということです”とか言うキャラクターも立ってきたし、
ワケありの部分がドラマ全体の縦軸になりそうな気配もあるし、
響子が主役だと思って見ればイライラも多少は減るかもしれない。

都倉が自分で相談者に会いに行って、
“貴重なご意見ありがとうございました”と頭を下げるシーンは、
都倉の成長も出ていて良かったと思う。
まあ、次回になればそれもまたリセットされちゃうんだろうけど。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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任侠ヘルパー  第1話

企画:後藤博幸
プロデューサー:牧野正
演出:西谷弘
脚本:古家和尚
音楽:河野伸、高見優
主題歌:「そっと きゅっと」SMAP
制作:フジテレビ
出演:草なぎ剛、夏川結衣、黒木メイサ、松平健、大杉漣、加藤清史郎、
   仲里依紗、山本裕典、宇梶剛士、五十嵐隼士、藪宏太、夕輝壽太、
   向井理、安田美沙子、中別府葵、山田親太朗、橘ユキコ、三浦まゆ、
   高木万平、高木心平、甲斐まり恵、他

コミカルな雰囲気はほとんどなかった。
最後に与六、じゃなくて涼太(加藤清史郎)が
彦一(草なぎ剛)にほっぺたをギュッとつままれたまま
バブバブしゃべったところは可愛くて笑えたけど。

でも、それくらいのテイストで良かったと思う。
テーマ自体はそれなりに重いし、
あまりふざけすぎても見ていて気分は良くないので。

隼会の若頭・鷹山(松平健)の説明によると、
彦一たちをヘルパーの研修に向かわせた理由は、
高齢化社会に向け、これからは
老人相手にビジネスを成功させた者が天下を取るので
その道のエキスパートを育てるというものだった。

それが本心かどうかは別にして、
老人をカモにして金を巻き上げていた彦一が
今度はお年寄りの介護をすることになるという振り幅は、
ドラマの設定として面白かった。

しかも、彦一にはかつて
弱きを助け強気を挫く本物の極道になりたかったという“理想”があって、
それが“現実”には弱い者から金を巻き上げないと生きていけなかった、
という状況だったのが意外と効いていると思う。

今後は理想の介護施設を運営しようとする「タイヨウ」と、
理想だけで介護はできないと考える晶(夏川結衣)との対立が中心になって
話が進んでいくんだろうけど、
その“理想”と“現実”の描き方には興味が出た。

晶の考え方も決して間違っているとは言えないわけで、
その中で介護の現実や簡単には答えが出ない問題を描いていければ
かなり見応えがある内容になると思う。

あと、彦一から自分は親がどういうものか知らないという
生い立ちを想像させる発言があったけど、
晶も自分の親に関する経験が今の考え方を育てた可能性もありそう。
単にビジネスのためではなく、
それがあって介護業界に参入してきたのかも。

「春さらば」を見ていると
夏川結衣は介護現場で詐欺を働く側の役だったので、
その経験が活きているのかっ!というツッコミもなくはないし。

いずれにしても、設定や伏線の張り方は
いろいろと工夫していそうだし、
メッセージのあるテーマでも
エンターテイメント性は確保しているので
飽きずに見られそう。

ただ、この初回に関して言うと、
彦一がチヨ(池内淳子)に桜の刺青を見せるシーンはいらなかったと思う。
これまでみんなが怖がっていた彦一の刺青が
チヨを笑顔にするアイテムになったのは分かるけど、
妙にマジメにやっていたので何だかマヌケなシーンになってしまった。

あそこで黒木メイサが草なぎ剛に
外で脱ぐのはヤバイって!とか言えば、
いろんな意味に取れてちょっと面白かったんだけど。

あと、タバコを吸うシーン。
吸いなれているように見えないなら
最初からタバコを吸う設定はなくした方がよかったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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ダンディ・ダディ?  第一章

チーフプロデューサー:桑田潔
プロデューサー:中込卓也、大川武宏、平部隆明、梶野祐司
演出:池添博
脚本:永田優子
音楽:辻陽
主題歌:「Sunrise 〜LOVE is ALL」浜崎あゆみ
制作:テレビ朝日、ホリプロ
出演:舘ひろし、南沢奈央、石黒英雄、余貴美子、鹿賀丈史、野際陽子、
   平山あや、八嶋智人、佐藤二朗、林丹丹、池田努、他

テレ朝は時々すごいドラマを作ることもあるけど、
今期はいわゆるテレ朝テイストに終始してる感じ。
「コールセンターの恋人」に続き、
これも出だしは古くさい音楽の使い方と段取りだった。

八嶋智人や佐藤二朗だけでなく、
鹿賀丈史もいつものキャラクターで、
とにかく新しいことはしないという姿勢。
内容も王道なので、新鮮味はまったくなかった。

ただ、あかり(南沢奈央)が龍之介(舘ひろし)をウザイと思っていながらも
マジメな高校生という設定はいいと思う。
彼氏ができたらきちんと報告すると約束していて、
龍之介も認めていた好青年の悠樹(石黒英雄)と付き合うことになったと
本当に2人揃って報告しにきた終わり方は悪くなかった。

南沢奈央は「赤い糸」の時と比べるとずいぶん地味な印象だし、
まわりの肉付けの部分にも広がりを感じないので、
ワンクール持つかどうかはかなり心配。

とにかくマジメな高校生のカップルと
やたらと器の小さい父親の行動を面白く見せつつ、
飽きさせずに親子関係をハートフルに描いてくれるといいんだけど。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/07/09

赤鼻のセンセイ  1

チーフプロデューサー:櫨山裕子
プロデューサー:大倉寛子、秋元孝之
演出:佐久間紀佳
脚本:土田英生
音楽:中塚武
主題歌:「夢をアリガトウ」原由子
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作:日本テレビ
出演:大泉洋、小林聡美、上川隆也、香椎由宇、神木隆之介、須賀健太、
   高良光莉、まえだまえだ、尾美としのり、光石研、平岩紙、神山繁、
   入山法子、高橋努、工藤里紗、能瀬あんな、田島ゆみか、住谷念美、他

桜山(上川隆也)のカメラ目線やまえだまえだの漫才など、
冒頭から想像した雰囲気と違ったけど、
全体としてもテーマにたどり着く前に
見ていてイライラするような作りだった。

参太朗(大泉洋)がウザイ感じに映るのは仕方ない。
そういうキャラクター設定なので。
でも、ドラマの初回として院内学級の説明をする上で、
教師役の参太朗が一から知っていく段取りにしたのは
よくなかったと思う。

こういう何も知らない登場人物が出てきて、
その人物がいろんなことを知っていく過程で
視聴者にも状況や設定を説明するというやり方は、
テレビドラマのセオリーというか、
保守的なドラマの典型なわけだけど、
院内学級を舞台にした作品で教師にその役をやらせるのは
いくら何でも乱暴だった。

考え方の違う参太朗と絹(小林聡美)や教師と医師の対立を軸に
院内学級の現状やそこに関わる人々を描くなら、
いくらでも別の導入はあっただろうに…。

最終的にハートフルな内容になるのは分かるけど、
さすがにこの出だしはきつかった。
小林聡美がもったいないなあ。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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恋して悪魔  第1話

プロデューサー:豊福陽子、貸川聡子
演出:村上正典
脚本:小川智子
脚本協力:永田優子
音楽:菅野祐悟
主題歌:「悪魔な恋」中山優馬w/B.I.Shadow
制作:関西テレビ、共同テレビ
出演:中山優馬、加藤ローサ、近藤真彦、姜暢雄、桜庭ななみ、伊東四朗、
   堀内敬子、森本慎太郎、高橋ひとみ、中島健人、岡本玲、入江甚儀、
   太賀、峯岸みなみ、西村優奈、森山沙月、永井杏、他

やっぱりいろいろ問題ありか。
せめて近藤真彦じゃなくて東山紀之ならとも思ったけど、
仕事人が血を吸うのはルール違反だしなあ。

ただ、想像したほど悪くない部分もあった。
ちょっと可能性を感じたのは、恋愛としての切り口だけじゃなく、
他者との接し方や感情の表し方など、10代の若者がぶつかりそうな悩みを
ヴァンパイアであるルカ(中山優馬)を通して描こうとしているところ。
これがうまくいけば設定は特殊でも普遍性のある内容になるかも。

それにしても、ついこの前まで加藤ローサは
榮倉奈々と女子高生役をやってたと思ったのに、
回想シーンで急激にセーラー服が似合わなくなっていたのには驚いた。
でもその分、中山優馬との年齢差は多少感じられたからいいか。

ルカが居候している状況はまだ詳しく説明されてないけど、
中華料理店「しんじょう」の雰囲気が明るくのほほんとしているのはいい感じ。
ルカが真琴(加藤ローサ)に“若い方がいいのかな”と言ったシーンなどをみても
他では笑いが取れそうにないので、
敦子(堀内敬子)には頑張ってもらいたい。

正直、真琴と出会ってルカに牙が生えたんだし、
2時間ドラマでも収まるんじゃないかという気もする。
でも、高校生の時に死んでしまった真琴の初恋の相手と
死ぬことのないヴァンパイアであるルカとのつながりや、
ルカが成長する部分を飽きさせないように作れれば、
それなりに見られるようになるかも。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/07/06

官僚たちの夏  第1話

制作統括:貴島誠一郎
プロデューサー:伊佐野英樹、真木明
演出:平野俊一
脚本:橋本裕志
原作:城山三郎「官僚たちの夏」
音楽:佐橋俊彦
主題歌:「STAY」コブクロ
制作:TBS
出演:佐藤浩市、北大路欣也、堺雅人、高橋克実、佐野史郎、西村雅彦、
   高橋克典、船越栄一郎、杉本哲太、吹石一恵、床嶋佳子、田中圭、
   村川絵梨、国広富之、他
ゲスト:蟹江敬三、市毛良枝、加藤虎ノ介、他

時代背景の説明と登場人物の紹介をしつつ、
自動車産業の話をメインにした初回。
次回は家電業界にスポットが当たるみたいだし、
しばらくはそういう分かりやすい見せ方で
ドラマの世界観を提示していくのかも。

登場人物のキャラクターもあまりクセがなく、
みんな格好良くみえるような感じだった。
せめて国内産業派と国際通商派の議論くらいは
面白く見せてくれるといいんだけど。

とにかく原作とはほとんど関係なく、
ドラマとしての見やすさを重視したような作りだった。
感動させようという部分があまり出すぎると
だんだんシラけてしまう可能性もあるかも。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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魔女裁判  第9話

演出:加藤裕将
脚本:八津弘幸

結局、黒川(鈴木亮平)は有罪用に
裁判官も買収しているという設定だった。
そこが説明だけでOKなら最初から何でもアリだと思うけど。

で、4つ目の鍵が使われたことを知った鏡子(石田ゆり子)が
犯人は娘の遙(忽那汐里)ではないかと察して、
自分が罪をかぶる方向に。

裁判の結果はもうひと捻りあるかもしれないけど、
その裁判の結果と黒川の問題を
あと1回でうまく収められるんだろうか。

まあ、もはやこのドラマは
何となく格好良さげに終わらせればいいのかも。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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風に舞いあがるビニールシート  全5回

制作統括:遠藤理史
プロデューサー:岡本幸江
演出:岡田健、渡邊良雄
脚本:宮村優子、加藤綾子
原作:森絵都「風に舞いあがるビニールシート」
音楽:菅野よう子
主題歌:「i say,"yes"」布施明
制作:NHK
出演:吹石一恵、クリス・ペプラー、片平なぎさ、佐野史郎、吉沢悠、
   平岩紙、篠原ともえ、塩見三省、宮崎美子、長谷川朝晴、大島優子、
   趙珉和、オレンヂ、ダンテ・カーヴァー、カプール・シャクンタラ、
   サヘル・ローズ、ソイラ・レア、浅利陽介、他

森絵都の直木賞受賞作「風に舞いあがるビニールシート」から
表題作をドラマ化したもの。
結論から言うと、第1話の構成がもったいなかった。

里佳(吹石一恵)がキャリアアップを目指して
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に面接に来るところから始まって、
里佳がエド(クリス・ペプラー)と結婚するまでを
第1話の中で順番に描いたことで、
どこに焦点を当てたいのかが曖昧な出だしになってしまったと思う。

オーソドックスではあるけど、
里佳がUNHCRでバリバリ働くところから始めて、
あとから里佳が転職を考えた動機や
面接シーンなどのエドとの出会いを描き、
2人の価値観の違いや距離が近づく様子を描けばよかったんじゃないだろうか。

男女の物語ではあるけど、
やっぱりUNHCRの活動を通して
見て見ぬ振りをしてはいけない景色に気づき、
ひとりの女性が新たな一歩を踏み出す話でもあると思うので、
そのあたりの世界観を初回でしっかり出すべきだったと思う。

NHKのドラマで体の相性などは描写できないので、
2人関係の進展が多少強引になってしまうのは仕方ない。
でも、2人の結婚を2話目の前半に持ってくるだけでも
ずいぶんと印象は違ったんじゃないだろうか。

離婚に至るまでの描き方や、
離婚後もエドが緊急連絡先のトップを里佳にしていたエピソードなど、
里佳が改めてエドのことを知る部分はむしろ丁寧に描いていただけに、
出だしの構成は本当に残念だった。

捨て犬に関するボランティアをする主婦とか、
みんなで野球をするシーンとか、
原作に含まれる別の作品のエッセンスも取り入れていたけど、
とりあえず登場人物の配置はなかなか良かったと思う。

里佳の日本人の上司として出てきた神谷(片平なぎさ)や、
通信社の記者として最初から登場した寺島(吉沢悠)だけでなく、
里佳の両親(塩見三省・宮崎美子)や
同級生の恵利子(篠原ともえ)と尚美(平岩紙)も、
うまくストーリーに絡めていた。

とくに、正式な国際職員になることをためらう里佳に
父親が“言い訳に親を使うな”と突き放すところや、
エドが死んだあとも仕事をする里佳をなじった恵利子が
ビルを出たあとに“そんなつもりじゃなかったの”と震えるところなどは
すごく印象的だった。

ドラマとしての肉付けは悪くなかったし、
日本語と英語が混ざる内容ながらもそんなにゴツゴツした感じなかったし、
今まであまりスポットが当たらなかった舞台を描いた作品としては
意欲的なドラマだった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆


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MR.BRAIN  EPISODE 7

演出:山室大輔
脚本:蒔田光治、森下佳子
ゲスト:市川海老蔵、上川隆也、光石研、鈴木一真、
    浜田晃、清水紘治、大林丈史

ものすごく大袈裟にやってるけど、
そんなに複雑でもなさそうな最終エピソード。
あとは初回から出ていた武井(市川海老蔵)が
そのまま悪なのか、実は善なのか、というあたりが興味の的か。

九十九(木村拓哉)がこれは犯人からの挑戦だとか言って
科警研も警視庁もみんなが同意するところはさすがに笑った。
あと、慌ててるのに九十九がいつものように
言い方が回りくどいところとか。

犯人に誘導されているとはいえ、
科警研のスタッフが自分の専門分野で情報を集めていくところは
それなりにこのドラマらしかったと思う。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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コールセンターの恋人  1st call

チーフプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:奈良井正巳、樽井勝弘、壁谷梯之
演出:片山修
脚本:中園ミホ
原案:山口雅俊
音楽:中西匡
主題歌:「アリガトウ」ソナーポケット
ナレーション:森本レオ
企画・脚本・プロデュース協力:(株)ヒント
制作協力:泉放送制作
制作:ABC、テレビ朝日
出演:小泉孝太郎、ミムラ、名取裕子、若林豪、松重豊、柴俊夫、安田顕、
   中島ひろ子、山崎野々華、滝沢沙織、中林大樹、石井康太、樋場早紀、
   真下玲奈、福井仁美、愛未、えれな、はねゆり、他

ストーリーのリアリティというよりも、
通販業界のクレーム対応を通して起こる人間ドラマを
エンターテイメントたっぷりに見せるという感じ。

お客様相談窓口のスタッフが
それぞれに得意分野を持ったプロフェッショナルなので、
今後の作りもだいたい想像できるような内容だった。

それにしても前半の組み立ては
音楽も含めてかなり古くさかったと思う。
商品企画部から異動させられた主人公の都倉(小泉孝太郎)を
エリートなのに最初はワザとらしいくらいにダメ男で描くあたりも、
見ていてうんざりするような構成だった。

ただ、響子(ミムラ)たちが問題を解決したあとに、
テレビで大写しになった高枝切りバサミを
南極アイス(名取裕子)たちがさらに売ろうとするあたりは、
商魂たくましい販売側と地味でもきめ細かいクレーム対応係との違いが
分かりやすく描けて良かったと思う。

響子と南極アイスには過去に因縁がありそうだし、
本社とコールセンターの関係も
うまく全体に活かしていってくれるといいんだけど。

そういえば通販業界を扱ったドラマでは、
同じテレ朝で「ツーハンマン」という秀作があったなあ。
ああいうセンスのあるコメディがまた見たい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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2009/07/03

救命病棟24時

『救命病棟24時』  8月〜
フジ系 火曜9時  期待度 ★★★★☆

救命救急センターを舞台にした
人気ヒューマンドラマの第4シリーズ。

今回は救命救急の崩壊がテーマで、
第1、第3シリーズに出ていた松嶋菜々子も
第2子出産後の復帰作として出演する。

ただ、6月中旬に主役の江口洋介がバイク事故で重傷を負ったため、
7月7日スタートの予定が8月からに変更。
放送回数も縮小されるらしい。

しかも、今シリーズの脚本は、
これまでの中心だった福田靖でも橋部敦子でもない。
かなり安定感のある作品ではあるけど、
さすがに今回は不安要素が多そう。

共演は、第2シリーズに出ていた木村多江のほか、
ユースケ・サンタマリア、北乃きい、板尾創路、
石田卓也、市川実和子など。


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江口洋介, 松雪泰子, 伊藤英明, 須藤理彩
フジテレビ 2005-07-06

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江口洋介, 松嶋菜々子, 大泉洋, 香川照之
ポニーキャニオン 2005-07-20

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こちら葛飾区亀有公園前派出所

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』  8月〜
TBS系 土曜7時58分  期待度 ★★☆☆☆

もはや説明する必要もない「こち亀」を、
「MR.BRAIN」のあとに香取慎吾主演でドラマ化。
ラサール石井は両津の父親・銀次役で出演する。

秋本・カトリーヌ・麗子は香里奈、
中川圭一は速水もこみち、
大原大次郎は伊武雅刀。

いろいろ心配な面はあるけど、
脚本がマギーというのもかなり心配。
とにかく笑わせて欲しい。


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秋本 治
集英社 1977-07

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オトメン(乙男)

『オトメン(乙男)』  8/1〜
フジ系 土曜11時10分  期待度 ★★☆☆☆

乙女思考の大和撫子な日本男児が、
男らしく育てられた日本男児な大和撫子に恋をするラブコメディー。
同名の人気コミックをドラマ化。

主演は、岡田将生と夏帆。
木村了、瀬戸康史、市川知宏、佐野和真、桐谷美玲、武井咲、
高田延彦、鶴見辰吾、山本未来、柳原可奈子などが共演する。

フジの土曜深夜枠なので、
どういうテイストで映像にするかにかかってきそう。
少女コミックらしさをうまく出してくれるといいんだけど。

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菅野 文
白泉社 2007-01-19

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オルトロスの犬

『オルトロスの犬』  7/24〜
TBS系 金曜10時  期待度 ★★★☆☆

触れただけで病や傷を治す神の手を持つ悪魔のような男と
触れただけで人を殺せる悪魔の手を持つ心優しき男の宿命の対決を描く。
オルトロスとはギリシャ神話に出てくる2つの頭を持つ犬のこと。

滝沢秀明と錦戸亮が共演。
他に、水川あさみ、佐々木蔵之介、八乙女光、高畑淳子、
柴俊夫、原田夏希、忍成修吾、六角精児、波瑠などが出演する。

アメリカのドラマのように、
複数の脚本家がシーンを持ち寄って
ひとつにまとめるという作り方をするらしい。
このドラマはワーナーブラザーズ映画の
ライターズワークショップが脚本を担当する。

うまくいけば日本でも定着していくかもしれないけど、
結局、ドラマは船頭が優秀かどうかにかかってると思う。
Pは三城真一、那須田淳、松原浩。

とにかくこういうドラマは
エンターテイメントに徹して欲しい。


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猿ロック

『猿ロック』  7/23〜
日テレ系 木曜11時58分  期待度 ★★★☆☆

どんな鍵でも開けてしまうサルと呼ばれる鍵師が、
様々な事件に巻き込まれながら人助けをしていく。
「ヤングマガジン」に連載中の同名コミックをドラマ化。
2010年の映画化もすでに決まっている。

主演は市原隼人。
高岡蒼甫、芦名星、渡部豪太なども出演する。

「ROOKIES」でも共演した市原隼人と高岡蒼甫のコンビに加え、
映画化も踏まえたドラマということで、
深夜でもそれなりのクオリティーは期待できそう。


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華麗なるスパイ

『華麗なるスパイ』  7/18〜
日テレ系 土曜9時  期待度 ★★★★☆

天才詐欺師が自由と引き換えに政府のスパイとなり、
テロリストを退治していくスパイコメディー。
脚本は「踊る大捜査線」の君塚良一。

内閣直属の秘密諜報部員となる前科13犯の詐欺師に長瀬智也。
バディを組む美人の秘密諜報部員に深田恭子。
総理大臣役で渡哲也も出演する。

振り切れた設定で
テレビドラマらしいコメディになりそう。
使えないスパイグッズなども出てくるようで、
バカバカしく楽しめるんじゃないだろうか。

長瀬智也のキャラが単調になるかも、
という心配はややあるものの、
君塚良一の脚本で共演が深田恭子なら安牌と言えそう。


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帝王

『帝王』  7/15〜
TBS系 水曜0時29分  期待度 ★☆☆☆☆

キャバクラ界の帝王と呼ばれた男のサクセスストーリー。
「女帝」「夜王」「嬢王」などの原作者、
倉科遼の同名コミックをドラマ化。

主演は塚本高史。袴田吉彦、木村一八、山田悠介、
與真司郎、長澤奈央、小谷嘉一などが共演する。

さすがにもう、こういうネオンモノは食傷気味。
見ればそれなりに面白かったりするんだろうけど…。

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ブザー・ビート 〜崖っぷちのヒーロー〜

『ブザー・ビート 〜崖っぷちのヒーロー〜』  7/13〜
フジ系 月曜9時  期待度 ★★★☆☆

気弱だけど真っ直ぐなプロバスケットボール選手と
明るく前向きだけど素直になれない女性の青春ラブストーリー。

山下智久、北川景子、貫地谷しほり、相武紗季、伊藤英明、
溝端淳平、真矢みき、永井大、金子ノブアキ、青木崇高などが出演。
はんにゃの金田哲、川島章良も出る。

バスケットボールがどこまで自然に撮れるかは分からないけど、
月9としては素直にラブストーリーにしてよかったと思う。
脚本が大森美香なのでそれなりの内容にはなりそう。
主題歌はB'zの書き下ろし。

「ブザー・ビート」はバスケット用語で、
試合終了などで鳴るブザーと同時に放ち
ゴールが決まるシュートのこと。


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任侠ヘルパー

『任侠ヘルパー』  7/9〜
フジ系 木曜10時  期待度 ★★★★☆

極道たちが大幹部の命令で
老人介護ヘルパーに転身することになり、
その悪戦苦闘する姿をコミカルに描くヒューマンドラマ。

主演は草なぎ剛。
黒木メイサ、夏川結衣、松平健、大杉漣、藪宏太、五十嵐隼士、
仲里依紗、向井理、山本裕典、宇梶剛士、夕輝壽太などが共演。
与六こと加藤清史郎も夏川結衣の息子役で出演する。

本来は“弱気を助け強気を挫く”任侠の世界に生きる面々が
厳しい介護の現実に立ち向かっていくことで、
大事なメッセージを明るく伝えていくらしい。

“コミカル”な部分がセンス良く描ければ
企画としては面白くなりそう。
ただ、脚本はそのあたりが苦手そうな古家和尚なので、
ちょっと心配。


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ダンディ・ダディ? 〜恋愛小説家・伊崎龍之介〜

『ダンディ・ダディ? 〜恋愛小説家・伊崎龍之介〜』  7/9〜
テレビ朝日系 木曜9時  期待度 ★★★☆☆

娘を溺愛する恋愛小説家と自立したがる娘の
愛と絆を描くホームコメディ。

自分の自由な恋愛経験をもとに小説を書くものの、
娘の恋愛には厳しい父親に舘ひろし。
その娘に「赤い糸」の南沢奈央。

他に、鹿賀丈史、余貴美子、野際陽子、石黒英雄、
平山あや、八嶋智人、佐藤二朗などが共演する。

要するに「パパとムスメの7日間」で開拓した
舘ひろしによる父と娘のホームコメディを
オーソドックスにした感じだと思う。
新鮮味はないけど切り口は王道なので安心して楽しめるかも。


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赤鼻のセンセイ

『赤鼻のセンセイ』  7/8〜
日テレ系 水曜10時  期待度 ★★★☆☆

病院に設置された院内学級を舞台に、
生徒たちのために奔走する教師と
彼に巻き込まれていく周囲の人々を描くハートフルドラマ。

子供たちを笑わせるために何でもするが、
笑いのセンスがない新米教師に大泉洋。
院内学級を存続させるため病院側とも折衝し、
愛想がないのに笑いの才能がある教師に小林聡美。

他に、上川隆也、香椎由宇、神木隆之介、須賀健太、
まえだまえだの兄弟などが共演する。

院内学級を舞台にしたものでは
テレ朝の「電池が切れるまで」が記憶に新しいけど、
こちらはオリジナルの脚本らしい。
大泉洋と小林聡美のコンビに期待か。


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恋して悪魔 〜ヴァンパイア☆ボーイ〜

『恋して悪魔 〜ヴァンパイア☆ボーイ〜』  7/7〜
フジ系 火曜10時  期待度 ★★☆☆☆

吸血鬼の美少年が人間の女性に恋をするラブファンタジー。
NHKの「バッテリー」でピッチャー役を演じた中山優馬が
まだ人間の血を吸ったことがない半人前のヴァンパイアを、
人間界に来た彼が通う高校の担任を加藤ローサが演じる。

近藤真彦、伊東四朗、桜庭みなみ、中島健人、森本慎太郎、
姜暢雄、高橋ひとみ、堀内敬子などが共演。

海外ほどではないかもしれないけど、
とにかく流行ってる吸血鬼と
美少年&年上の女性の恋を組み合わせた企画。
吸血鬼の部分が安っぽくならないかどうか心配。

あと、中山優馬が確定の企画なら
相手はもう少し大人っぽい人のほうがよかった気がする。
ヘタをすると大事故になるかも。


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官僚たちの夏

『官僚たちの夏』  7/5〜
TBS系 日曜9時  期待度 ★★★★☆

城山三郎の同名小説をドラマ化。
昭和30年代の通産省(現・経済産業省の前身機関)を舞台に、
日本を高度経済成長期へと導いた官僚たちの戦いを描く。

佐藤浩市、北大路欣也、堺雅人、高橋克実、佐野史郎、西村雅彦、
高橋克典、船越栄一郎、杉本哲太、吹石一恵、床嶋佳子などが出演。

NHK「トップセールス」の時も
官僚側から描いたドラマが見てみたいと思ったけど、
あれよりも少し前の時代の話。

現代から見れば官僚主導型の問題は多々あるものの、
戦後のまだ貧しかった時代、
日本を豊かにするために奮闘した男たちの姿は、
ドラマとしてかなり見応えのあるものになりそう。

官僚たちの夏 (新潮文庫)官僚たちの夏 (新潮文庫)
城山 三郎


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コールセンターの恋人

『コールセンターの恋人』  7/3〜
テレビ朝日系 金曜9時  期待度 ★★☆☆☆

テレビショッピングのお客様相談窓口を舞台にした
お仕事エンターテイメントドラマ。
「anego」「ハケンの品格」「OLにっぽん」などの
中園ミホが脚本を担当する。
企画や原案は元フジテレビの山口雅俊。

主演は小泉孝太郎。ミムラ、名取裕子、柴俊夫、若林豪、
安田顕、滝沢沙織、松重豊などが共演する。

おそらく取材はいろいろしているだろうから
ひとつひとつのエピソードにはリアリティがありそう。
ただ、作りが安っぽくならないかどうかが心配。


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2009/07/01

09年4〜6月期を振り返る

ゴールデンウィークを避けて
木村拓哉主演の「MR.BRAIN」が始まることが
当初から分かっていた4〜6月期。
まず興味はその視聴率だった。
ということで、関東の平均視聴率はこんな感じ。

  MR.BRAIN(6話まで)     20+%
  BOSS             17+%
  アイシテル〜海容〜      14++%
  臨場             14+%
  白い春            12++%
  ザ・クイズショウ       12+%
  アタシんちの男子       10++%
  夜光の階段          10++%
  婚カツ!           10+%
  ハンチョウ(11話まで)    10+%
  スマイル           10+%
  名探偵の掟          9+%
  ゴッドハンド輝        8++%
  帰ってこさせられた33分探偵  8++%
  ぼくの妹           7++%
  夫婦道            7++%
  魔女裁判(8話まで)      7+%

「MR.BRAIN」は初回で24.8%をたたき出したものの、
3話で16%台、5・6話は18%台で、
ここまでの平均は20%台前半。
でもあと2話なので最後まで平均20%はキープしそう。

「BOSS」は最終回で20%を越え、
通常のワンクールでは頭ひとつ抜けた存在だった。
やっぱりいつものことながらエンタメ寄りの作品の方が数字はいい。

そんな中、「アイシテル」が3番目に数字が良かったのは意外だった。
重たいテーマでも内容がテレビ視聴者層に合っていたということか。

「婚カツ!」は16%台のスタートだったものの、
第3話で月9史上初のひと桁を記録。
結局、11話中6話がひと桁で、
10%台の平均を残すのがやっとだった。
次に個人的な評価点の平均はこんな感じ。

  アイシテル〜海容〜      6.60
  白い春            6.55
  BOSS             6.55
  ぼくの妹           6.50
  ザ・クイズショウ       6.25
  ゴッドハンド輝        6.00
  スマイル           6.00
  アタシんちの男子       5.64
  夜光の階段          5.56
  婚カツ!           5.45
  名探偵の掟          5.35

最終回まで見終わった印象では
「ぼくの妹」が一番良かったかも。
「白い春」も「ぼくの妹」も
出だしはちょっとハマれなかったけど、
中盤以降はすごく良かった。

「アイシテル」と「ザ・クイズショウ」は
好き嫌いがハッキリ出そうな内容。
それでもやりきった感じはあったので評価したい。

といっても7点を超える作品はなくて、
最初から最後までずっと面白いと思えるドラマはなかった。
頼みのNHKも「遙かなる絆」や「ツレがうつになりまして」はあったけど、
「天地人」は与六がいなくなった4話以降は惰性で見てる感じだし、
「つばさ」は出だしからつまずいたし。

でも「つばさ」は“ラジオぽてと”が開局してから
ちょっと安定してきた感じはあるか。
隣の宇津木家がバリケードを組んだ第13週で
やっと形が整った気がする。

あまりゴチャゴチャといろんなことをせずに、
このままつばさ(多部未華子)がラジオを通して
人助けしながら成長していくだけでいいと思う。

「刑事一代」で久々に役者と監督がガッチリ組んだ仕事が見られて、
それがやたらと印象に残ったクールだった。


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婚カツ!  最終話

演出:鈴木雅之
脚本:龍居由佳里
脚本協力:森ハヤシ、馬場康夫

最後まで気持ちがいいくらい中身がなかった。
結局、周五郎(橋爪功)のキャリアとかは関係なく、
単に優子(釈由美子)が好きになったという説明だけだし、
伊藤(北村有起哉)は唐突にホモっぽくなるし、
区長(風吹ジュン)が商店街の再建を応援するのも
神宮司(小林稔侍)が商店街を認めることになるのも
たいして説得力がなかったし。

やっぱり婚活や草食系男子みたいな言葉が流行ってるから
それを使ってテキトーにまとめようくらいの企画だったんだろうな。
もっとキャストを活かすような企画にすればよかったのに。

商店街のオープンセットは良かったと思う。
でも、とにかく企画と脚本がひどかった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★☆☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.45(10点満点平均6)


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