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2009/07/13

任侠ヘルパー  第1話

企画:後藤博幸
プロデューサー:牧野正
演出:西谷弘
脚本:古家和尚
音楽:河野伸、高見優
主題歌:「そっと きゅっと」SMAP
制作:フジテレビ
出演:草なぎ剛、夏川結衣、黒木メイサ、松平健、大杉漣、加藤清史郎、
   仲里依紗、山本裕典、宇梶剛士、五十嵐隼士、藪宏太、夕輝壽太、
   向井理、安田美沙子、中別府葵、山田親太朗、橘ユキコ、三浦まゆ、
   高木万平、高木心平、甲斐まり恵、他

コミカルな雰囲気はほとんどなかった。
最後に与六、じゃなくて涼太(加藤清史郎)が
彦一(草なぎ剛)にほっぺたをギュッとつままれたまま
バブバブしゃべったところは可愛くて笑えたけど。

でも、それくらいのテイストで良かったと思う。
テーマ自体はそれなりに重いし、
あまりふざけすぎても見ていて気分は良くないので。

隼会の若頭・鷹山(松平健)の説明によると、
彦一たちをヘルパーの研修に向かわせた理由は、
高齢化社会に向け、これからは
老人相手にビジネスを成功させた者が天下を取るので
その道のエキスパートを育てるというものだった。

それが本心かどうかは別にして、
老人をカモにして金を巻き上げていた彦一が
今度はお年寄りの介護をすることになるという振り幅は、
ドラマの設定として面白かった。

しかも、彦一にはかつて
弱きを助け強気を挫く本物の極道になりたかったという“理想”があって、
それが“現実”には弱い者から金を巻き上げないと生きていけなかった、
という状況だったのが意外と効いていると思う。

今後は理想の介護施設を運営しようとする「タイヨウ」と、
理想だけで介護はできないと考える晶(夏川結衣)との対立が中心になって
話が進んでいくんだろうけど、
その“理想”と“現実”の描き方には興味が出た。

晶の考え方も決して間違っているとは言えないわけで、
その中で介護の現実や簡単には答えが出ない問題を描いていければ
かなり見応えがある内容になると思う。

あと、彦一から自分は親がどういうものか知らないという
生い立ちを想像させる発言があったけど、
晶も自分の親に関する経験が今の考え方を育てた可能性もありそう。
単にビジネスのためではなく、
それがあって介護業界に参入してきたのかも。

「春さらば」を見ていると
夏川結衣は介護現場で詐欺を働く側の役だったので、
その経験が活きているのかっ!というツッコミもなくはないし。

いずれにしても、設定や伏線の張り方は
いろいろと工夫していそうだし、
メッセージのあるテーマでも
エンターテイメント性は確保しているので
飽きずに見られそう。

ただ、この初回に関して言うと、
彦一がチヨ(池内淳子)に桜の刺青を見せるシーンはいらなかったと思う。
これまでみんなが怖がっていた彦一の刺青が
チヨを笑顔にするアイテムになったのは分かるけど、
妙にマジメにやっていたので何だかマヌケなシーンになってしまった。

あそこで黒木メイサが草なぎ剛に
外で脱ぐのはヤバイって!とか言えば、
いろんな意味に取れてちょっと面白かったんだけど。

あと、タバコを吸うシーン。
吸いなれているように見えないなら
最初からタバコを吸う設定はなくした方がよかったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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