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2009/09/29

オトメン(乙男) 夏8 其の八〜乙男の祈り〜

演出:佐々木詳太
脚本:野口照夫

遊びの部分をもっとテンポを上げて短くして、
飛鳥(岡田将生)とりょう(夏帆)の話をきちんとやってくれたら、
全体のバランスも良くなってそれなりに面白くなるのになあ。
焦点がズレるような構成と編集がすごく残念。

で、10月からは火曜9時に放送枠が移動。
内容もゴールデン仕様に期待したいところだけど、
さっそく予告では「オトメン♂パラダイス」とか出ちゃった。
仕方ないか。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  LAST MISSION

演出:大谷太郎
脚本:君塚良一、金沢達也

最後までこのドラマらしいと言えばらしい内容だった。
京介(長瀬智也)の過去と二重スパイを絡めて
人を許すという切り口にしたのはいいとしても、
諜報部員たちが裏切った理由が
バカバカしいくらい子供っぽかったし。

で、最後は打ち水だって。
もう何でもアリだった。

それにしても、ここまでくだらなさに徹底したものを
よく最後までやったなあ。
何をやってもそんなに視聴率は取れなくなったので、
思い切って振り切れちゃったんだろうな。

君塚良一の脚本で長瀬智也と深田恭子が出るスパイもの、ということで、
まったく別のエンターテイメントを期待していただけに、
ガッカリ度は今期一番だった。

            採点 4.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.10(10点満点平均6)

B002PMB4DS華麗なるスパイ DVD-BOX
VAP,INC(VAP)(D) 2009-12-23

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こちら葛飾区亀有公園前派出所  最終話

演出:英勉
脚本:マギー
ゲスト:中村獅童、優香、平泉成、デビット伊東、木村拓哉、
    みのもんた、キャイーン、他

両津(香取慎吾)と村瀬(中村獅童)の子供時代を
今井悠貴と吉川史樹がやっていたのは妙にハマっていた。
泉先生役の優香も雰囲気があったし、
回想シーンにヴォリュームがあったのは良かったと思う。

全体的には冒頭の生放送とか
この最終回のエンディングみたいなものをやめて、
もう少しドラマとしての体裁を守れば
それなりに見られたのになあ。
もちろん、原作とはまったく別物として。

ギャグっぽいシーンはどのみちツラかったけど、
それは好みの問題なので別にいい。
それよりも、バラエティにありがちな
いろいろと保険をかけるような企画の盛り込み方が
ちょっと見苦しかった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 5.56(10点満点平均6)

B002G9T5HMこちら葛飾区亀有公園前派出所 DVD-BOX
TCエンタテインメント 2010-02-10

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オルトロスの犬  最終話 望み

演出:加藤新、今井夏木
脚本:ワーナー・ブラザーズ映画
   ライターズワークショップ
   青木万央、伊藤崇、小林雄次、加藤公平

設定上、臣司(滝沢秀明)と涼介(錦戸亮)が
2人とも死ぬ確率は高いんじゃないかと思っていたけど、
それではさすがに重たくなるので、
臣司も涼介も力を無くしたような見せ方で
静かに暮らす様子で終わった。

一応、兄弟の絆で盛り上げたりはしていた。
でも、広げた風呂敷の畳み方としては
かなりムチャクチャだった思う。

前半は説明ゼリフのオンパレードで、
大事なところは古くからの“言い伝え”で処理。
中盤、子供は力を譲り合ってるみたいな安っぽい展開になって、
榊大臣(高畑淳子)が急にいい人に。
最後はとくに説明すらなく、
熊切親子(柴俊夫・八乙女光)、千春(原田夏希)、
正人(忍成修吾)もみんないい人に。

そもそも、千春とか正人って
このドラマに必要だったのかなあ。

とにかくこのドラマは、
ショーランナー方式という作り方が
日本でもできるかどうかが見どころだったわけだけど、
もっと単純な設定の時に活きるような気がする。
もしくは一話完結ものとか。

病や傷を治す神の手を持つ悪魔のような男と
人を殺せる悪魔の手を持つ心優しき男という設定と、
そこから広がるテーマは面白かったと思う。

ただ、それをショーランナー方式でやると、
個別のシーンはいくつか面白く作れても、
全体としては収集がつかなくなってしまう感じ。
実際、辻褄の合わなさはビックリするくらいだった。

どこかから脱出すればOKとか、
悪を倒せばめでたしめでたしとか、
そういう単純な結論に向かっていれば、
途中で話が横道にそれても面白ければ問題ないし、
面白く広がらなければ途中で終わらせてもいいし、
どうにでもできるんだけど…。

ヘンに凝った設定にしたばっかりに、
最後は安易に、かつ強引にまとめるしかなかった感じだった。

でも、キレイどころを並べて見せるというのは
ある意味、日本的で、
このドラマはそれだけでいいのかもしれない。

            採点 4.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.94(10点満点平均6)


B002NXSV9Yオルトロスの犬 DVD-BOX (6枚組)
ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-01-27

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救命病棟24時  Episode:final

演出:河毛俊作
脚本:一色伸幸

この救命病棟のシリーズでは、
新藤(江口洋介)のスーパードクター的なところを
基本的にはベースにしていたので、
澤井(ユースケ)が新藤を辞めさせたいと思った理由が
“新藤が優秀すぎるから”だったのは、
意外とうまい落とし所だった。

もちろん、新藤の救える命は全力で救う、
最後まであきらめないという姿勢は、
第1シリーズの妻とのエピソードからずっと描いているので、
その時間をかけて作ってきたキャラクターの方を
障害のひとつにしたのは良かったと思う。

だから、そこから工藤(石田卓也)が
パンクしてしまう話に展開したところは、
かなり見応えがあった。

とくに工藤が助けられなかった男性の家へ小島(松嶋菜々子)が行って、
その息子と話すシーンは印象的だった。
あそこで病院からの請求書が届いているところまで
同じシーンに入れたのはインパクトも出たと思う。

当然とはいえ、工藤がお葬式に出席した後どうしたかを
小島がひとことも口にせず、
ただ息子からのメッセージを伝えると約束した締め方も良かった。

そのあたりまでの描き方で
新藤と小島の違いがハッキリ出て、
小島が医局長になるという部分に説得力が出たのも良かったと思う。

最初は指導医と研修医という関係から始まっているので
小島の成長は感慨深かったし、
ドラマの2枚看板としても
ブランクをやっと埋めたという印象があった。

ただ、終盤の花火工場の爆発事故は
さすがにやりすぎだったかも。

目的は同じでも、立場と考え方の違う新藤と澤井が、
お互いを認め合うシーンは確かに必要だったけど、
この手のドラマにありがちなトラブルてんこ盛りの展開は、
さすがに興ざめだった。
とくに澤井のケガはいくら何でも蛇足だった気がする。

ラストは小島が新藤に休暇を取らせるという終わり方でも
ひとつのメッセージにはなったと思う。
でも、それでは暗い印象にもなるので
最後まで新藤はやり方を変えないというエンディングだった。

ここは澤井の改革が簡単には進まないことが明らかで、
今はまだ現場がムリをしないとダメなので、
ストーリーとしても整合性はとれていたと思う。
まあ、新藤は現場で、澤井は上で、という
「踊る大捜査線」的な終わり方にはなってしまったけど。

冬にスペシャルをやることが発表されたので、
そのあたりはまた今度ということか。

この最終回、前半は思ったよりも良かった。
ただ、救命センターの人間関係の構築などを考えると、
1ヶ月遅れのスタートはやっぱり痛かった気がする。

新藤、小島、澤井の3人はいいとして、
それ以外のスタッフにももっとスポットを当てる時間があったら…、
と思うとちょっと残念だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★★☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★★☆☆

          平均採点 6.57(10点満点平均6)

B002G9T5IQ救命病棟24時 第4シリーズ DVD-BOX
ポニーキャニオン 2010-01-20

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2009/09/22

ブザー・ビート  最終話

演出:永山耕三
脚本:大森美香

アークスの決勝戦が
莉子(北川景子)のデビューコンサートの1週間前だったので
なにか変化のあるラストにするのかと思ったら、
普通に直輝(山下智久)がブザービートを決めて
莉子とチューして終わりだった。

これじゃ莉子がギリギリで試合会場に着くためだけの
段取りになってしまった感じ。
一応、莉子が練習を抜ける許可を得るところで、
公園の看板に書いてあった
“Love makes me strong”に引っかけていたけど、
電話で声を聞くことも禁じて夢に向かっていた莉子の行動としては、
すごく中途半端になってしまった気がする。

直輝がブザービートを決めるのが
ラストシーンであること自体はいいと思う。
最初からそういうドラマなので。

でも、最後まで夢をあきらめないことが
このドラマの大きな軸だったわけだから、
莉子の夢もラストまで丁寧に扱って欲しかった。

シュートが決まるシーンを過剰に盛り上げなかったのは
むしろ好感が持てたけど、
ブザービートと言っているならそのシュートも
直輝の手からボールが離れた瞬間にブザーが鳴って欲しかった。

とにかくこの最終回、川崎(伊藤英明)は
もう一度、莉子と話すシーンがあって、
大人の対応をして終了。

菜月(相武紗季)は直輝とやり直すことを望むものの、
スッパリと断られてやっぱり終了。
でも、最後まで強がる菜月はそんなに悪くなかった。
あのシーンを見ると、
菜月にはもう少し可能性があるような状態で
最終回を迎えさせてあげてもよかったような気がしたな。

結局、ずっと宇都宮(永井大)が片思いしてたのは
菜月というオチがあったわけだけど、
菜月をああいうキャラクターにしてしまったので、
宇都宮の男っぷりも上がらなかった。

“つきあってくれよ…、一緒にケーキでも”って、
もしかしたら宇都宮はオトメンだったのかも。

この最終回で一番印象に残ったのは、
莉子が試合会場に来て直輝に向かって叫んだあとの
“テレビ中継してなくてホントによかった”という
麻衣(貫地谷しほり)のセリフだったかもしれない。

ああいうシーンはいくら王道のラブストーリーでも
ツッコミたくなるもんだし、
それをずっと振っていたバスケはテレビ中継がないということに引っかけて
麻衣に言わせるところなんかは気が利いていたと思う。

この最終回のラストへ向けての段取りも含め、
細かいところは不満も多かったけど、
全体的には王道のラブストーリーで意外と楽しめた。
やっぱり月9は
こういうベタなくらいのラブストーリーの方がいいと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.32(10点満点平均6)

B002G9T5EKブザー・ビート ~崖っぷちのヒーロー~ DVD-BOX
ポニーキャニオン 2010-01-06

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官僚たちの夏  最終話

演出:平野俊一
脚本:橋本裕志
ゲスト:藤田朋子、桂ざこば、他

とくに最終回っぽくなく、淡々と終わった感じ。
でも、ヘンに盛り上げず、
風越(佐藤浩市)と庭野(堺雅人)が
再び斜陽になった繊維業界のデモに巻き込まれて、
精一杯やったものの、
本当に自分たちがやってきたことに意味があったのかと
自問するような終わり方は悪くなかったと思う。

それぞれがそれぞれの立場でものを言えば
収集がつかなくなるわけで、
その調整役としての難しさは出たような気がする。

結局、全体としては、原作の内容は10分1くらい。
ここまで手を入れて分かりやすい昭和史にするなら、
新聞記者の西丸(佐野史郎)を主人公にして
時代を振り返るような構成にする手もあったかもしれない。

そうすれば風越のガサツなところを描いても
そんなに違和感がなかったと思う。

最終回の片山(高橋克典)は
ちょっと人間くささが出て良かったけど、
風越を単純なキャラクターにしてしまったのが
ドラマとしての魅力を半減させてしまった気がする。

でも、たぶんこのドラマは
そういう問題だけでもなかったんだろうなあ。
役者は豪華で、映像もしっかりしていたのに、
見応えをほとんど感じなかったのは…。

やっぱり今やる企画ではなかったのかもしれない。
佐橋俊彦の音楽も基本的には悪くなかったけど、
冒頭でかかるテーマ曲は狙いすぎで軽い感じだった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★★☆
                音楽  ★★★☆☆
                主題歌 ★★★★☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 6.15(10点満点平均6)

B002G9T5IG官僚たちの夏 [DVD]
TCエンタテインメント 2010-01-20

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オトメン(乙男) 夏7 其の七〜ガラスの乙面〜

演出:佐々木詳太
脚本:吹原幸太

実写ではキツイ内容だった。
佐野和真はひと頃よりやせたので、
もう少しうまく化けられそうだったんだけど。

粗いシーンが多いので、
編集でもっとテンポ良くつまんで欲しい。

“ああ、さっき夢見たし”と
“賊、11人もいるのかなあ”は、
ちょっと笑った。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  MISSION:9

演出:石尾純
脚本:君塚良一

二重スパイが次から次へと出てきて、
最後はドロシー(深田恭子)まで
吉澤総理(渡哲也)を撃つ展開に。

さすがにここまでいくと裏がありそうなので、
少なくともドロシーには明確な理由がありそう。

最後に二重スパイの問題を膨らませてきたのは
京介(長瀬智也)の誰も信じられなかったという過去とつながっているので
趣旨は分かるけど、
それにしても描き方が極端だなあ。
まあ、このドラマのクオリティーには合ってるか。

秘密諜報部の施設に普通のエレベーターもあったというのは、
コメディとして正しいオチだったと思う。
あと、深田恭子が乗ったロッカー型のエレベーターが
ひとり乗りなのにデカかったのがちょっとツボだった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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こちら葛飾区亀有公園前派出所  第7話

演出:坪井敏雄
脚本:マギー、松田裕子
ゲスト:内村光良、本上まなみ、温水洋一、他

孫へのプレゼントを壊した
部長(伊武雅刀)へのフォローはないのか…。

今回もゲストは派手で、内村光良に本上まなみ。
最終回は2時間で、中村獅童に優香、
木村拓哉まで出すらしい。

需要があろうとなかろうと、
もう作る方も意地だなあ。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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オルトロスの犬  第8話 兄弟

演出:吉田健、今井夏木
脚本:ワーナー・ブラザーズ映画
   ライターズワークショップ
   青木万央、小林雄次、林荘太郎

臣司(滝沢秀明)と涼介(錦戸亮)が兄弟なのは
これまでの回想シーンなどで想像できたことだけど、
2人が揃ってないと神の手にはならないという説明は
意外と納得できた。

それにしても、このドラマでアニメを使う場所の基準って、
どこにあるんだろう。
オルトロスの犬がアニメになるのは分かるにしても、
龍谷村の村人が騒ぐところとか、
臣司のおじいさんが出てくるところとか、
唐突にアニメになると急に冷める。

で、ここへきて臣司は自分で自分を治せることが判明。
もはや、たいして意味のない秘話だった気もするけど、
ちょっとインパクトはあった。

あと、臣司は気を失ってる状態は治せないというところも、
別の意味でインパクトがあった。
加奈(波瑠)のお母さん(朝加真由美)は目覚めさせたのに?
なんか都合いいなあ。

もう細かいことはどうでもいいけど、
最後をどうやってまとめるのかは気になる。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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任侠ヘルパー  最終話

演出:西谷弘
脚本:古家和尚

とにかく目の前の弱い人を助けなくて何が任侠か、
という部分でまとめた内容は良かったと思う。

彦一(草なぎ剛)たちが「タイヨウ」に立てこもって
機動隊に突入されるシーンも、
エンターテイメントとしての見せ方と
弱きを助けて強気を挫く象徴としてはあって良かった。

ただ、最後は時間がなくなってかなりバタバタした感じ。
隼會の組長メンバーにインテリの六車(夕輝壽太)を配置していたのは
前回から意味が出てきて効果的だったけど、
六車が新しく立ち上げた介護の会社の詳細や、
その会社に晶(夏川結衣)の秘書だった弥生(中別府葵)がいる経緯など、
説明不足なところが多かったと思う。

彦一たちの立てこもりから
新聞が行政への批判記事を書くまでの過程も、
さすがに端折りすぎだった。

鷹山(松平健)の真意は想像できる描き方だったものの、
幹部になったりこ(黒木メイサ)と杯を交わすシーンに工夫がなかったり、
和泉(山本裕典)の身の振り方に明確なものがなかったりしたので、
ちょっと中途半端になったような印象もあった。

まあ、鷹山はヤクザな世界に身を置く頭なので、
幹部になるなら本物の任侠道を悟れ、
というのが研修の目的だったんだと思う。

だから、あそこまでいけば誰が幹部になっても
鷹山としてはよかったはず。
結果的に足を洗う選択をする人間が出たとしても、
任侠道を極めるなら鷹山も見逃すと思うし。

そういう意味では、
最後にまたチャラチャラしていた三樹矢(藪宏太)のワンカットも、
お前はまだダメだけど、と言っているようで悪くなかった。

全体的には介護を扱ったテーマと
そこに任侠の世界を重ねた視点、
エンタメも意識した作りと、
企画は意欲的で志も高かったと思う。

連ドラとしての縦軸だけでなく、
各回で扱った介護に関するテーマに対しても
予想以上に深く切り込んでいたし、
その点でもマジメに取り組んでいた作品だった。

彦一のタバコの吸い方や、
任侠ヘルパーたちの口調などは最後まで違和感があったけど、
内容的にはすごく見応えのあるドラマだった。

            採点 7.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★★★☆
                演出  ★★★★☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★★★☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★★☆☆
                話題性 ★★☆☆☆

          平均採点 6.86(10点満点平均6)


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2009/09/17

救命病棟24時  Episode:6

演出:佐藤祐市
脚本:二木洋樹

2時間サスペンスかと思った。
内容的にも患者に総理大臣も犯人もないという
新藤(江口洋介)がこれまでも言ってきたことが改めて描かれた程度で、
前回からの進展はほとんどなかったし。

まあ、エンターテイメント性はあったからいいか。
せめて澤井(ユースケ)が新藤を辞めさせたい理由くらい
示して欲しかったけど…。

スタッフを増員するならムリな受け入れはなくなるし、
新藤自身が海南医大の救命救急に
どうしてもいなくてはいけない意味もなくなるんだから、
澤井と新藤がここで衝突する理由は薄くなると思う。

もちろん、救命救急の現場を根本的に改善したいという澤井と
目の前の患者を救うことが第一と考える新藤との間には、
考え方や方法論の違いはある。

ただ、これは大学病院における研究と臨床のように、
医療ドラマでは昔からある切り口。
そこをどこまで深く描けるかが見どころだと思うんだけどな。

とりあえず最終回は2時間超のスペシャルなので、
そのあたりを丁寧に描いてくれることに期待したい。

それよりも、目を覚ますまで
最初に運ばれてきた女性が野村佑香だって気がつかなかったよ。
久しぶりだったなあ。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/09/15

ブザー・ビート  第10話

演出:西浦正記
脚本:大森美香

別れるぞ、別れるぞ、と振っていたけど、
想像したような別れではなかった。
でも、あと1回ということを考えると、
結果的にベターな落としどころだったかも。
ここで本当に気持ちが離れるような別れ方をして
最終回でまた2人がくっつくのでは、
分かりきっているだけに盛り上がらないので。

ということで、冒頭で川崎(伊藤英明)は早々に撤退。
菜月(相武紗季)もイヤな面を見せて
ドラマ的な可能性はなくしていた。

直輝(山下智久)が入院した病院のシーンで
菜月が莉子(北川景子)を確認していなければ、
まだ菜月の未練に可能性が残ったかもしれないけど、
あのシチュエーションではムリ。

もう第3者が入る余地はなくて、
最終回は直輝と莉子の会えない時間と最後のブザービートを
どこまで盛り上げて描けるかに絞られた感じになった。

その前段階としても、
病院のシーンをキッカケに別れるという単純なものではなくて、
莉子が今は直輝と離れるのが恐い、
離れたら直輝を引き留めておく自信がない、と思って
一度は夢への最大のチャンスをあきらめかけ、
直輝に背中を押されるという終わり方は悪くなかったと思う。

この相手をことを思って背中を押すという
シチュエーション自体はありがちだけど、
直輝と莉子のこれまでの関係を考えれば
それなりの説得力はあったんじゃないだろうか。
ここまで来たら徹底的に王道で締めくくって欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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官僚たちの夏  第9話

演出:平野俊一
脚本:橋本裕志
ゲスト:鶴見辰吾、藤田朋子、他

とにかく風越(佐藤浩市)たちの正義がメインなので、
今回も政治家の描き方などはハッキリしていた。
とくに特別委員会で鮎川(高橋克実)を悪く言うところは
ここで泣いてくださいという感じで、
このドラマを象徴したような作りだった。

天下りした官僚が
自分たちのエゴを通したりするところも入れてるんだけど、
全体的に状況説明っぽい流れになって、
やっぱり人間臭さが出ないのが残念。

ただ、鮎川はブレないところがドラマとしてはいいと思う。
高橋克実の良さが出ているキャラなので。

それにしても「フルスイング」「刑事一代」に続いて
今回も同じように雰囲気のある役だったのに
いつも最後に死んでしまうのが可哀想。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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オトメン(乙男) 夏6 其の六〜やまとなでしコン!〜

演出:阿部雅和
脚本:半澤律子

いつもよりお笑い担当シーンが少なかったので
多少、ドラマっぽさは出たかも。
多武峰(木村了)と雅(桐谷美鈴)のシーンも
それなりにコメディにはなってたし。

次回はミラ=主水乃介(鶴見辰吾)も出てくるみたいだし、
少しは話が進むのかなあ。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  MISSION:8

演出:狩山俊輔
脚本:君塚良一、金沢達也

コントのパーツは少なかったけど、
妙にマジメにやられると
それはそれで余計にバカバカしくてツライ。

で、どうやら二重スパイはオサム(藤原一裕)らしい。
つながりもへったくれもないけど、
話が転がるならいいか。

土9枠らしく、家族とか仲間とかの話でまとめるっぽいので、
ドロシー(深田恭子)と三九(杏)には
さらに頑張ってもらいたい。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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こちら葛飾区亀有公園前派出所  第6話

演出:武藤淳
脚本:マギー
ゲスト:島袋寛子、田中幸太朗、小柳友、AKB48、他

両さん(香取慎吾)が中川(速水もこみち)と
入れ替わったふりをしているあたりは、
さすがに見ていてしんどかった。
とくに中川が両さんのマネをするところは…。

でも、終盤は何とか盛り返したか。
もう少しテレビ向きの終わらせ方もあったと思うけど。

島袋寛子が最初からマジメに演じてるのが
妙に違和感あった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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メイド刑事  全11話

チーフプロデューサー:井土隆
プロデューサー:島川博篤、榎本美華、小柳憲子
監督:藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
脚本:真部千晶、波多野都、末安正子、ハセベバクシンオー、岩下悠子、松田知子
原作:早見裕司「メイド刑事」
音楽:栗山和樹
主題歌:「無敵な愛」JYONGRI
挿入歌:「明日への光」福田沙紀
制作:テレビ朝日、東映
出演:福田沙紀、原田龍二、的場浩司、品川徹、
   大島蓉子、中山恵、かでなれおん、他

「スケバン刑事」の南野陽子もゲスト出演するなど、
ハッキリと亜流であることを意識して、
バカバカしいことを最後までちゃんとやってるところが良かった。

何も考えずに気楽に見る金曜ナイトドラマとしては、
ある意味、成功していたと思う。
個人的には5話が一番バランスが取れていて良かったかな。

葵(福田沙紀)が元レディースの設定や
後輩の曜子(かでなれおん)の使い方などは
ちょっと中途半端だった気がするし、
雑なところもいっぱいあったけど、
くだらないところがいいと思えるような
テレビドラマらしい作品だった。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                主題歌 ★☆☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★★☆☆☆


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オルトロスの犬  第7話 非常事態

演出:加藤新
脚本:ワーナー・ブラザーズ映画
   ライターズワークショップ
   青木万央、小林雄次、加藤公平、伊藤崇

錦戸亮のインフルエンザで収録ができず、
総集編の生放送で一回を費やしての今回。
サブタイトルが「非常事態」だったのにまず笑った。

で、前回、臣司(滝沢秀明)が力を公表した理由としては、
みんなが自分の力を知れば
もう誰も力ずくで自分を独占しようとは思わないという説明が
臣司自身の口からあった。
どこまで真意かはともかく、
とりあえず、筋は通っていたと思う。

メインとなった病院のシーンは、
臣司が治す順番を患者自身に決めさせるところは
それなりに面白かったものの、
設定がいくらなんでもゆるかった。
患者たちの言葉もドラマのセリフになってなかったし。

とにかく、このドラマはパーツごとに発想する人が違うので、
まとめる人がいても全体的に見るとツッコミどころが多い。
細かいシーンとしては、
涼介(錦戸亮)が勝(八乙女光)に
死を覚悟した時に何を思ったかを問いただしたり、
臣司と涼介がお互いの力について話したりところなんか、
それなりに面白いんだけど…。

終盤に出てきた“神の手は誰も救えない”というあたりが
最後まで引っ張る軸のような気もする。
まあ、臣司の父親という巽(平田満)も出てきたし、
盛り上げるための要素はまだいろいろ出てくるか。

エンターテイメント性を上げるためにも
せめて各シーンの説得力は上げて欲しい。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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コールセンターの恋人  Last call

演出:片山修
脚本:中園ミホ

みのもんたや黒柳徹子は出てくるわ、
都倉(小泉孝太郎)は本を出版してベストセラーになるわで、
最後までB級テイストは変わらなかった。

響子(ミムラ)と南極アイス(名取裕子)も
当初は何か因縁があるような雰囲気だったけど、
結局、一度も会ったことがなかった設定で、
お互いにプロとして認め合っていたという関係だった。
それなら南極アイスのキャラは
もっとブレないように描いて欲しかったな。

とにかく、響子以外は登場人物のキャラがあまり魅力的じゃなかった。
都倉の情けない感じは小泉孝太郎が出していたけど、
コールセンターでの成長は脚本として段階的に描けてなかったと思う。

響子の過去も、最後はやたらと重かった。
みんないろんな人生を背負ってコールセンターに電話をかけてくる、
というのは、ひとつの軸になっていたので、
都倉と響子がお互いにかけあった深夜の電話は悪くなかったと思う。
でも、ドラマのテイストを考えたら
響子の話はもう少し明るくしてもよかった。

山口雅俊の(株)ヒントが企画から関わっているということで
もう少し期待していたんだけど、
仕上がりはかなり雑で残念だった。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★☆☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★☆☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.55(10点満点平均6)

B002G9T5GIコールセンターの恋人 DVD-BOX
TCエンタテインメント 2010-01-06

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任侠ヘルパー  第10話

演出:石川淳一
脚本:古家和尚

彦一(草なぎ剛)たちの正体がバレたあと、
和泉(山本裕典)も自らヤクザだと名乗って
すぐに「タイヨウ」を辞めてしまったのは意外だった。

というか「タイヨウ」に彦一たちの写真を送ったのが、
鷲頭組を波紋になった者たちの仕業というのも意外といえば意外。
確かにあの場にいたのは隼會か鷲津組の人間だけど、
そのあとにマスコミにも写真を送ったりして、
報復としてはショッカーが幼稚園のバスを襲うくらいに
やることが小さかった。

とにかく、これまでのことがなかったかのように
晴菜(仲里衣紗)まで怖がるわ差別するわで、
ちょっと予想した終盤とは違う展開に。
近隣住民の追い出し運動だけでなく、
晶(夏川結衣)の元夫が厚労省の役人(陣内孝則)だったり、
バタバタと話が広がった感じだった。

鷹山(松平健)の思惑もそんなにひねりがなさそうなので、
普通に彦一たちが弱きを助けるようになるだけのラストなのかも。
りこ(黒木メイサ)が彦一に“いつまで待てばいいんだ”とまで言ったので、
涼太(加藤清史郎)の絡みでそこらへんに見どころは出るかもしれないけど。

一話としての内容も濃かったこれまでと比べて、
今回は最終回に向けてちょっと無理やり状況を作ったような印象だった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/09/10

赤鼻のセンセイ  10 最終話

演出:佐久間紀佳
脚本:山岡真介、根本ノンジ
脚本協力:高梨一起

最後まで冒頭の漫才は入れて、
和田(須賀健太)はドナーが見つかり、
院内学級も継続されるという明るい最終回だった。

終わり方としてはこれで良かったと思う。
ただ、学園ドラマっぽく卒業式に時間をかけたので、
じっくり描いて欲しかったようなところは、ほぼスルーだった。

結局、絹(小林聡美)や桜山(上川隆也)は
ほとんど活かされないままだったなあ。

参太朗(大泉洋)のキャラクター自体は、
好き嫌いは別にして大泉洋の個性を活かしてハッキリしていたと思う。
でも、やっぱり院内学級のことは何も知らず、
ただ教員免許を持っているだけという設定が、
ドラマの内容としては適してなかった。

これが知識と経験を踏まえた上で
子供たちには笑っていて欲しいと考える教師だったら、
考え方の違う教師や病院側の方針などとぶつかる過程を描いて
もっと前半から見応えも出たのにな。

それがあって、この最終回に“和田が笑ってる”というシーンだったら
その意味ももっと深く伝わったような気がする。
小林聡美や上川隆也がいたから
当初はそのあたりに期待してたんだけど、
参太朗のおちゃらけキャラだけが目立つような前半がすごく残念だった。

まあ、最初から終盤はそれなりに盛り上がるような設定だったし、
実際、その通りにはなったから、それだけでいいか。

            採点 6.0(10点満点平均6)

                脚本  ★☆☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★★☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.90(10点満点平均6)

B002OI3A1M赤鼻のセンセイ DVD-BOX
VAP,INC(VAP)(D) 2009-12-02

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恋して悪魔  最終話

演出:村上正典
脚本:小川智子

基本的には8話のようなノリで
ヴァンパイアの実体が前面に出てしまって、
「しんじょう」のまわりの住人や学院の生徒が
ルカ(中山優馬)を迫害するというやれやれの展開に。

それを仕掛けたのがカイト(近藤真彦)だったので、
人間の愚かさを改めてルカに教えたかったのは分かる。
でも、あんなにコテコテにする必要はなかった。
そもそも、あの時点ではルカが何者かも分からないのに、
ただ「バケモノ!バケモノ!」と騒いでも説得力がまったくなかった。

ルカの正体が知れるにしても、
藤井(姜暢雄)、香織(桜庭みなみ)、宏人(中島健人)、
直樹(入江甚儀)の4人で十分だったと思う。
それでもこの最終回でやりたかったことはすべて描けたと思う。

真琴(加藤ローサ)とルカの別れのシーン自体は
そんなに悪くなかっただけに、
そこまでの段取りがすごくもったいなかった。

ラストはみんなの記憶からルカが消えているような描き方で、
将太(森本慎太郎)だけは覚えているような感じだったけど、
こういうタイプのドラマはそういうのも中途半端に見えちゃうんだよなあ。

ヴァンパイアという設定が象徴的に使われていた頃は
それなりに面白さもあったんだけど、
必要以上に実体を見せるようになると
安っぽさだけが目立ってしまった。

あと、カイトは単にお目付役くらいの設定の方がよかったと思う。
それ以上に意味を持たせたのは失敗だった。
そのことで、このドラマにおけるヴァンパイアの規定やルールも
分かりにくくなっていたし。

序盤は意外と楽しめる要素もあっただけに、
8話以降で大くずれしたのが残念だった。

            採点 5.0(10点満点平均6)

                脚本  ★★☆☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★☆☆☆
                新鮮さ ★★☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 5.85(10点満点平均6)


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救命病棟24時  Episode:5

演出:大木綾子
脚本:小川真

子供を育てながら救命の仕事をしている山城(木村多江)と、
このままひとりで生きていくかもしれない小島(松嶋菜々子)、
実際にひとりで亡くなっていった柏木(りりィ)の話を、
同時に進めていったところが良かった。

仮に家族を持たないまま死んでいったとしても、
それが必ずしも孤独な人生ではないことを最後に描いていたし、
まとまりのある内容だったと思う。
医師と教師という設定もシンプルだけど分かりやすかった。

山城を中心とした救命の労働環境に関しては
そんなにインパクトのある描き方ではなかったけど、
ラストで澤井(ユースケ)がスタッフの増員と
新藤(江口洋介)の処遇に関して動きを見せるシーンがあった。

澤井のキャラクターは今回もかなり描けていたので、
それを踏まえた上での展開ならそれなりに面白くなるかも。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/09/08

ブザー・ビート  第9話

演出:永山耕三
脚本:大森美香

菜月(相武紗季)が本音をぶっちゃけ始めて
かなり面白くなってきた。

とくに菜月が本屋まで来て莉子(北川景子)と話すシーン、
そこに麻衣(貫地谷しほり)が参戦してきたシーンは秀逸。
恋愛関係の状況はありがちでも、
これくらい感情がセリフになると面白い。

“後悔して欲しかった、別れたこと”とか、
“何とも思われないで記憶から消えるくらいなら
嫌われた方がよっぽどマシ”とか、
“夢、夢、言ってる人間みると、ときどきイラッときちゃうの。
現実みろよって。妄想に逃げてるヒマあったら働けよって”とか、
ここまでハッキリ言うと、ブラック菜月派も増えそう。

その後、莉子が直輝(山下智久)の前で
菜月のことを思わず悪く言ってしまう展開も、
菜月の指摘がするどかっただけに悪くなかった。

まあ、バイト先で莉子の演奏を叱った八尾(升毅)がキッカケで
莉子の夢は叶うんだろうけど。

でまた川崎(伊藤英明)が絶妙のタイミングで帰ってきた。
莉子がハッキリと直輝のことが好きだと話したあとで
川崎が莉子に言った“じゃあ、今、幸せなんだね?”は、
効果抜群だったなあ。

セリフも、構成も、
改めて大森美香らしさを感じた回だった。

            採点 7.0(10点満点平均6)


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官僚たちの夏  第8話

演出:大岡進
脚本:橋本裕志
ゲスト:鶴見辰吾、岡本信人、金田明夫、他

特許庁に出された風越(佐藤浩市)が
次官として通産省に戻ってくるまで。

悲願だった東京オリンピックの開催時期と絡めつつ、
国産航空機と国産コンピュータの問題、
国際通商派と国内産業派のその後を描いた構成は、
かなり分かりやすかったと思う。
相変わらずきれい事だったけど。

炭坑の話題も少し振っていて、
次回は鮎川(高橋克実)の話が中心になりそう。
鮎川と風越の関係をもう少し丁寧に描いていたら
この部分も面白くなったんだけどな。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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オトメン(乙男) 夏5 其の伍〜オトメンたちの大和〜

演出:谷村正樹
脚本:野口照夫

オトメンはただ乙女チックなだけではないので、
大和(瀬戸康史)をメインにその男らしさにスポットをあてた内容。
でも、前半のノリはほとんど「イケパラ」だった。

それにしても、9月になってもまだ海にいるって
ちょっと間が抜けたみたいになっちゃたな。
叔父さんのマサ(神保悟志)の設定なども
相変わらず雑な描き方だった。

            採点 5.5(10点満点平均6)


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華麗なるスパイ  MISSION:7

演出:岩本仁志
脚本:君塚良一

本当に君塚良一が脚本を書いているのか、
現場のノリでやってるのかよく分からないけど、
隠し芸大会みたいなコントが大半だった。

ラストでミスター匠(柄本明)が
京介(長瀬智也)を二重スパイにしようと、
本当の悪は吉澤総理(渡哲也)だと仕掛けるところは、
それならそれでも面白いなとは思ったけど。

すでに二重スパイがいるというところだけ、
ちょっとスパイドラマっぽくなった。
諜報部の中ならジョセフィーヌ(KIKI)かアンヌ(平手舞)、
それ以外なら吉澤の秘書(金児憲史)あたりかも。
まあ、どうでもいいか。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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こちら葛飾区亀有公園前派出所  第5話

演出:英勉
脚本:マギー、松田裕子
ゲスト:稲垣吾郎、大和田伸也、泉ピン子、他

いつも以上にドラマの部分が少なかった。
両さん(香取慎吾)が白鳥(稲垣吾郎)を
江戸っ子に仕立てようとするところは、
もっと短くてよかったのにな。

香里奈のスタイルは確かにいい。
というくらいの感想でいいのかも。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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コールセンターの恋人  9th call

演出:片山修
脚本:中園ミホ、福間正浩

響子(ミムラ)は悪質なクレーマーの娘で、
コールセンターに置き去りにされたという過去を持つ身だった。
ということで、今回は響子の父親がやったことと
同じような恐喝をしてきたヤクザの話。

その解決の仕方もすごかったけど、
過去をみんなに知られて響子がコールセンターを去る展開も
やたらと強引だった。

徹底的にコメディなら何でもアリなんだけど、
妙にマジメにやってたりするから困るんだよなあ。

それにしても前日の「ダンディ・ダディ?」の美羽の幼少期に続き、
響子の幼少期も畠山彩奈が登場。
最近、引っ張りだこだな。

コールセンターを去ることを決めた響子が
“どうもありがとう”と都倉(小泉孝太郎)に言って
頭を下げる仕草は可愛かった。

            採点 5.0(10点満点平均6)


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任侠ヘルパー  第9話

演出:葉山浩樹
脚本:古家和尚

看取り介護で戻ってきた山浦さん(峯のぼる)が
「タイヨウ」で亡くなるまでをじっくり描いていた。
ここは家族の描き方が絶妙だったと思う。

分かりやすくどちらかに振れてしまったら
安っぽくなってしまうところを、
看取り介護にすることが正しいのかどうか、
見舞いに来たかったけど来られなかった、
でも頑張れば来られたのではないかなど、
家族の迷いや後悔や現実を入り混ぜて描いていたのが良かった。

母親の介護から逃げてしまったらしい晶(夏川結衣)が、
まずは介護する側を助けたかったと
「ハートフルバード」を設立した思いを語った回でもあったので、
前回に続く形でここを丁寧に描いたのは良かったと思う。

尾国(鈴木一真)に捕まったりこ(黒木メイサ)らを救うために
彦一(草なぎ剛)たちと尾国の組員が乱闘になる展開もあったものの、
ここは鷹山(松平健)と鷲津(竜雷太)が手打ちをすることで落着。

でも、鷹山の最終的な目的が鷲津との手打ちとは思えないし、
零次(山本裕典)は5年前からヘルパーをしているらしいし、
鷹山の真意は最後まで引っ張りそう。

ていうか、彦一たちが暴れる写真を
「タイヨウ」に送ってきたのは誰なのか、
というのも気になるところだけど。

で、ラストでは晶が涼太(加藤清史郎)のことを
分からなくなってしまうシーンもあった。
本当に中身は盛りだくさんなんだよなあ。
今回の救出大作戦で、
りこはますます彦一が気になっちゃいそうな感じだし。

晴菜(仲里衣紗)が彦一の素性を知ったのは、
そういう切り口でも進展したと言えるのか。

            採点 7.5(10点満点平均6)


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ダンディ・ダディ?  最終章

演出:池添博
脚本:永田優子

10月下旬から始まる「交渉人」の特別編を
次週に放送するということは、
本当はもう一話分の確保はしていたのかも。

美羽(平山あや)と父親(布施博)の話は
全体の流れからしてあって当然の内容だったけど、
それが最終回に来るのはやっぱりおかしかった。
きっと二話分を一話にまとめたんだろうな。

ということで、美羽の話が終わったあとの内容は
ちょっと物足りなかった。
コメディとして龍之介(舘ひろし)が病気ではないことは
最初から分かり切っているので、
そこまでの見せ方が重要だったのに、
最後の手紙で強引にまとめたような感じだった。

あかり(南沢奈央)と悠樹(石黒英雄)のカップルは
それなりに面白かったので、
出番がほとんどなくなってしまって残念。
討論番組の出演者やセラピストの葉山(佐藤二朗)も
取って付けたようなワンシーンだけで可哀想だった。

全体的にはベタな内容のわりに楽しく作っていたと思う。
時々、印象的なセリフも盛り込んでいたりしたし。

キャストの演技も徹底的にオーソドックスだったけど、
その中で平山あやの美羽はちょっと新鮮だった。
それだけに美羽の話はそれだけでじっくり見たかった気もする。

最後の最後でバタバタしてしまって、
こういう気楽に見られるタイプのドラマとしては残念だった。

            採点 5.5(10点満点平均6)

                脚本  ★★★☆☆
                演出  ★★☆☆☆
                配役  ★★☆☆☆
                音楽  ★★☆☆☆
                主題歌 ★★★☆☆
                新鮮さ ★☆☆☆☆
                話題性 ★☆☆☆☆

          平均採点 6.13(10点満点平均6)


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2009/09/07

赤鼻のセンセイ  9

演出:佐久間紀佳
脚本:高梨一起
脚本協力:根本ノンジ

和田(須賀健太)が参太朗(大泉洋)に対して
簡単に明日なんて言うなと怒ったところからそのまま進めるのではなく、
一度、八重樫(神木隆之介)の気持ちに振った展開が良かった。

自分もいつの間にか和田がもうすぐ死ぬかもしれないと受け入れているから
明日が来ないかもしれないと思っている和田をその場で怒れなかったと、
八重樫が自分を責めるシーンは、
院内学級の同級生という設定も活きて良かったと思う。

その後、和田が将来の夢を語りながら
参太朗との授業を“明日”と約束するあたりから、
ドラマ的にはその明日が来ないのではないかという雰囲気になって、
ラストは和田の状態が悪化する展開に。

どちらでもメッセージ性は出ると思うけど、
ドラマの冒頭でも院内学級の生徒がひとり亡くなってるし、
和田には回復してもらいたいなあ。

ベタでも“学ぶことが生きること”という
院内学級を舞台にした作品らしいセリフもあったので、
それを軸に和田の命も院内学級も続く明るい最終回になって欲しい。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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恋して悪魔  第9話

演出:都築淳一
脚本:半澤律子

カイト(近藤真彦)から事情を聞いたこともあって、
ラストは真琴(加藤ローサ)がルカ(中山優馬)に
自分の血を吸ってくれという展開に。

ルカからヴァンパイアであることを聞いても怖がらなかった真琴が、
突然、部屋に現れたルカに血を吸われそうになった時、
怖がって“やめて!”と叫んでしまった段取りがあったので、
一話の流れとしてはメリハリがついたと思う。

ただ、真琴はもっと早い時間でカイトから事情を聞いてもよかったのになあ。
ルカを助けられるのは自分しかいないという部分だけでなく、
真琴にはルカ=歩と永遠に生きられるという選択肢もあるわけで、
もっと悩むところをしっかり描いて欲しかった。

カイトはルカをヴァンパイアにした本人だったので、
父親のような気持ちがあるだけっぽい。
そのカイトや、真琴を軽蔑していた香織(桜庭みなみ)の気持ちなど、
もっと詳しく描くべき要素はあっただけに、
ちょっと内容が薄かったような感じだった。

ということで、次回は最終回。
一応、真琴は「ロミオとジュリエット」に関して
“ひとりになっても生きる道を選べたらよかったのに”と言っていた。
やっぱりそういう結末になるんだろうなあ。
それが真琴にとっては歩の死(?)を乗り越えることにもなるわけだし。

ただ、藤井(姜暢雄)がまだ諦めずに余計なことをしてきそう。
最後はうまくまとめて欲しいな。

            採点 6.0(10点満点平均6)


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救命病棟24時  Episode:4

演出:佐藤祐市
脚本:林誠人

救命が舞台である必要もない内容だったけど、
医療ドラマなんだからこういうのも入れておかないと、という感じ。

前回は新藤(江口洋介)が目立たない内容だったし、
新藤と研修医というお約束の関係を描く意味でも
途中に入れる話としてはあってもよかったんじゃないだろうか。

認知症患者に関する対応の答えはもちろん出ないんだけど、
工藤(石田卓也)が博明(澁谷武尊)に心臓マッサージをしてる時に
喜久代(佐々木すみ江)がそばにいたのは、
ドラマとしてかなり効果があった。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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2009/09/01

ブザー・ビート  第8話

最初から原点回帰っぽい月9ではあったものの、
本当に「東京ラブストーリー」みたいになってきた。
さすがに今から直輝(山下智久)が
菜月(相武紗季)に戻ることはないと思うけど…。

一応、サラッと菜月が直輝を好きになった頃の話は出てきた。
ただ、菜月がわざわざ莉子(北川景子)に会って、
どういう風に出会ってどんなところが好きだったかを話すという
ありがちな陰険モードで。

そんなに煽ってもいなかったし、
菜月が孤独になっていく様子も描いてたからいいけど、
さすがにお約束の展開だった。

莉子も待ち合わせの公園は窓から見えるんだし、
直輝が来てから外に出りゃいいのに…。
雨の中、家の前の公園でしょんぼりしてる莉子を見ても
ちょっと無理やりな状況で盛り上がりには欠けた。

あと、こういう展開になるなら、
視聴者が莉子派と菜月派に分かれるくらい
両方に別の魅力があると面白いんだけどなあ。

これは莉子を中心にした場合の直輝と川崎(伊藤英明)にも言えるわけで、
そういう意味では恋愛に絡む人間が多すぎて
各キャラクターの描写が弱くなってる気もする。

まあ、麻衣(貫地谷しほり)と秀治(溝端淳平)のところなんかは
微笑ましい雰囲気なのであんな感じでいいんだけど。

今回、川崎は帰って来なかったけど、
直輝がふらふらしちゃうような状況を作っておいて
そこに川崎が帰ってくるということか。

もう状況はどこまでも王道なので、
各シーンのクオリティーに期待したい。
今回も直輝と莉子がベッドで寝っ転がっている時の会話とか、
莉子と麻衣の会話なんかは良かったと思う。

            採点 6.5(10点満点平均6)


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